JP3223413B2 - 接着性に優れた塗装鋼板 - Google Patents
接着性に優れた塗装鋼板Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家電機器や事務機器の
筐体,建材,家具等を鋼板で組み立てる際に使用され、
接着剤による組立てが可能な塗装鋼板に関する。
筐体,建材,家具等を鋼板で組み立てる際に使用され、
接着剤による組立てが可能な塗装鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装鋼板(プレコート鋼板)は、燐酸塩
処理,クロメート処理等の化成処理が施された鋼板の上
に熱硬化性皮膜用樹脂組成物である下塗り塗料及び上塗
り塗料を形成しており、需要側で塗装工程を必要とする
ことなく、きれいな表面状態を活用して家電機器,事務
機器,建材,家具等の構造材として使用されている。し
かし、溶接やカシメ等で組み立てると、溶接部やカシメ
部で塗膜が損傷され、表面状態が著しく損なわれるばか
りでなく、接続部近傍の塗膜が剥離し易くなる。また、
塗膜に生じた欠陥部を起点として腐食が発生進行し、塗
膜表面に錆流れが生じ、見栄えを極端に劣化させること
もある。塗膜の劣化を避けるため、溶接やカシメに替え
接着剤を使用して塗装鋼板を接着する方法が採用されて
いる。たとえば、特開平3−134083号公報では、
十分に濡れ性を有する液膜を介在させた状態で塗装鋼板
をホットメルト接着剤で接着している。また、接着によ
る組立てに適した材料として、特開昭62−22534
1号公報,特開昭64−85753号公報等で各種の塗
装鋼板が提案されている。
処理,クロメート処理等の化成処理が施された鋼板の上
に熱硬化性皮膜用樹脂組成物である下塗り塗料及び上塗
り塗料を形成しており、需要側で塗装工程を必要とする
ことなく、きれいな表面状態を活用して家電機器,事務
機器,建材,家具等の構造材として使用されている。し
かし、溶接やカシメ等で組み立てると、溶接部やカシメ
部で塗膜が損傷され、表面状態が著しく損なわれるばか
りでなく、接続部近傍の塗膜が剥離し易くなる。また、
塗膜に生じた欠陥部を起点として腐食が発生進行し、塗
膜表面に錆流れが生じ、見栄えを極端に劣化させること
もある。塗膜の劣化を避けるため、溶接やカシメに替え
接着剤を使用して塗装鋼板を接着する方法が採用されて
いる。たとえば、特開平3−134083号公報では、
十分に濡れ性を有する液膜を介在させた状態で塗装鋼板
をホットメルト接着剤で接着している。また、接着によ
る組立てに適した材料として、特開昭62−22534
1号公報,特開昭64−85753号公報等で各種の塗
装鋼板が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】塗装鋼板に施される下
塗り塗料や上塗り塗料としては、高度な加工が施される
塗装鋼板に対する需要が高まっているおり、ポリエステ
ル樹脂とメラミン樹脂とを組み合わせた組成物が広く使
用されている。しかし、ポリエステル樹脂とメラミン樹
脂との組合せでは、二液混合型アクリル系接着剤等の構
造用接着剤で接着しても、初期の接着性に劣り、また使
用が長期になるに従って接着耐久性が劣化し易い。特
に、接着された塗装鋼板が湿潤雰囲気に曝されると、接
着耐久性が早期に劣化する。そのため、接着で組み立て
られた構造体は、耐久性に乏しく、長期の用途に適さな
いものであった。本発明は、このような問題を解消すべ
く案出されたものであり、接着耐久性の劣化が不十分な
耐湿性にあることを前提として、特定の下塗り塗料及び
上塗り塗料を組み合わせることにより、湿潤雰囲気にお
いても長期間にわたって強固な接着強度を発現し、初期
接着性及び接着耐久性に優れた接着可能な塗装鋼板を提
供することを目的とする。
塗り塗料や上塗り塗料としては、高度な加工が施される
塗装鋼板に対する需要が高まっているおり、ポリエステ
ル樹脂とメラミン樹脂とを組み合わせた組成物が広く使
用されている。しかし、ポリエステル樹脂とメラミン樹
脂との組合せでは、二液混合型アクリル系接着剤等の構
造用接着剤で接着しても、初期の接着性に劣り、また使
用が長期になるに従って接着耐久性が劣化し易い。特
に、接着された塗装鋼板が湿潤雰囲気に曝されると、接
着耐久性が早期に劣化する。そのため、接着で組み立て
られた構造体は、耐久性に乏しく、長期の用途に適さな
いものであった。本発明は、このような問題を解消すべ
く案出されたものであり、接着耐久性の劣化が不十分な
耐湿性にあることを前提として、特定の下塗り塗料及び
上塗り塗料を組み合わせることにより、湿潤雰囲気にお
いても長期間にわたって強固な接着強度を発現し、初期
接着性及び接着耐久性に優れた接着可能な塗装鋼板を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の塗装鋼板は、そ
の目的を達成するため、燐酸塩処理,クロメート処理等
の化成処理が施された鋼板,ステンレス鋼板,めっき鋼
板又はアルミニウム板の表面に、ポリエステル系塗料で
形成した下塗り塗膜と、イソシアネートを硬化剤として
ポリエステル系塗料で形成した上塗り塗膜とを備えたも
のであって、前記下塗り塗膜のガラス転移温度が20℃
以上であることを特徴とする。下塗り塗膜は、水酸基含
有高分子ポリエステル樹脂に硬化剤としてメチル化又は
ブチル化メラミン樹脂を含ませたポリエステル系塗料で
形成される。上塗り塗料は、水酸基含有高分子ポリエス
テル樹脂に硬化剤として10〜20重量%のイソシアネ
ートを含ませたポリエステル系塗料で形成されることが
好ましい。また、イソシアネートとしては、次の構造式
を持つイソホロン型イソシアネートが好ましい。
の目的を達成するため、燐酸塩処理,クロメート処理等
の化成処理が施された鋼板,ステンレス鋼板,めっき鋼
板又はアルミニウム板の表面に、ポリエステル系塗料で
形成した下塗り塗膜と、イソシアネートを硬化剤として
ポリエステル系塗料で形成した上塗り塗膜とを備えたも
のであって、前記下塗り塗膜のガラス転移温度が20℃
以上であることを特徴とする。下塗り塗膜は、水酸基含
有高分子ポリエステル樹脂に硬化剤としてメチル化又は
ブチル化メラミン樹脂を含ませたポリエステル系塗料で
形成される。上塗り塗料は、水酸基含有高分子ポリエス
テル樹脂に硬化剤として10〜20重量%のイソシアネ
ートを含ませたポリエステル系塗料で形成されることが
好ましい。また、イソシアネートとしては、次の構造式
を持つイソホロン型イソシアネートが好ましい。
【0005】
【化1】
【0006】
【作用】塗装鋼板の接着には、二液型アクリル系接着剤
が多用されている。二液型アクリル系接着剤は、第二世
代アクリル系接着剤であり、なかでも二液主剤型が主流
である。二液主剤型接着剤は、アクリル系モノマー,エ
ラストマー,重合開始剤からなる主剤Aと、アクリル系
モノマー,エラストマー,還元剤からなる主剤Bにより
構成され、配合比の許容範囲が広く、強度のバラツキが
小さい等の特徴をもっている。しかし、従来の塗装鋼板
は、初期接着力において接着剤との界面破壊が生じた
り、湿潤条件下において塗膜の凝集力が急激に低下する
欠点をもっている。この塗装鋼板の接着性を改善するた
めには、使用する接着剤との関連で下塗り塗料及び上塗
り塗料の材質を検討する必要がある。本発明者等の調査
・研究によると、10℃を下回るガラス転移温度では塗
膜の透水性が高くなり、凝集力が不足する傾向がみられ
る。耐湿性は、ガラス転移温度が10℃を超えて高くな
るほど向上し、20℃以上になると下塗り塗膜の凝集破
壊が確実に防止されることが判った。ただし、30℃を
超えるガラス転移温度は、塗装鋼板の加工性を低下させ
ることから好ましくない。耐湿性は塗装時の焼付け温度
によっても影響され、焼付け温度が上昇するほど耐湿性
が改善される。しかし、接着促進剤やメラミン硬化剤等
による影響は小さい。
が多用されている。二液型アクリル系接着剤は、第二世
代アクリル系接着剤であり、なかでも二液主剤型が主流
である。二液主剤型接着剤は、アクリル系モノマー,エ
ラストマー,重合開始剤からなる主剤Aと、アクリル系
モノマー,エラストマー,還元剤からなる主剤Bにより
構成され、配合比の許容範囲が広く、強度のバラツキが
小さい等の特徴をもっている。しかし、従来の塗装鋼板
は、初期接着力において接着剤との界面破壊が生じた
り、湿潤条件下において塗膜の凝集力が急激に低下する
欠点をもっている。この塗装鋼板の接着性を改善するた
めには、使用する接着剤との関連で下塗り塗料及び上塗
り塗料の材質を検討する必要がある。本発明者等の調査
・研究によると、10℃を下回るガラス転移温度では塗
膜の透水性が高くなり、凝集力が不足する傾向がみられ
る。耐湿性は、ガラス転移温度が10℃を超えて高くな
るほど向上し、20℃以上になると下塗り塗膜の凝集破
壊が確実に防止されることが判った。ただし、30℃を
超えるガラス転移温度は、塗装鋼板の加工性を低下させ
ることから好ましくない。耐湿性は塗装時の焼付け温度
によっても影響され、焼付け温度が上昇するほど耐湿性
が改善される。しかし、接着促進剤やメラミン硬化剤等
による影響は小さい。
【0007】また、上塗り塗料の硬化剤成分としてメラ
ミン樹脂に加え、イソシアネートを配合していくと、二
液型アクリル系接着剤に対する反応性が強くなり、接着
強度が向上する。これは、アクリル系接着剤が分子内に
水酸基を有しているため、イソシアネートとの間で強固
なウレタン結合を形成するためと考えられる。使用する
イソシアネートは、特に限定されるものではないが、接
着性が特に優れている点からイソホロンジイソシアネー
ト(IPDI)型のものが好ましい。また、ポリエステ
ル樹脂に対するイソシアネートの配合割合は、10重量
%以上が好ましく、なかでも12〜20重量%となる割
合が特に好ましい。イソシアネートの配合割合が20重
量%を超えると、塗装鋼板の耐食性及び加工性が低下す
る傾向がみられる。このようにして、接着剤との関連で
下塗り塗料及び上塗り塗料を特定することにより、接着
性及び耐湿性が改善され、剪断強度が150kgf/c
m2 以上で、しかも長期間にわたって接着性が低下しな
い塗装鋼板が得られる。このようにして得られた塗装鋼
板は、加工性,耐食性等の従来のプレコート特性を併せ
持つため、目標形状に成形された後、接着によって製品
形状に組み立てられる。
ミン樹脂に加え、イソシアネートを配合していくと、二
液型アクリル系接着剤に対する反応性が強くなり、接着
強度が向上する。これは、アクリル系接着剤が分子内に
水酸基を有しているため、イソシアネートとの間で強固
なウレタン結合を形成するためと考えられる。使用する
イソシアネートは、特に限定されるものではないが、接
着性が特に優れている点からイソホロンジイソシアネー
ト(IPDI)型のものが好ましい。また、ポリエステ
ル樹脂に対するイソシアネートの配合割合は、10重量
%以上が好ましく、なかでも12〜20重量%となる割
合が特に好ましい。イソシアネートの配合割合が20重
量%を超えると、塗装鋼板の耐食性及び加工性が低下す
る傾向がみられる。このようにして、接着剤との関連で
下塗り塗料及び上塗り塗料を特定することにより、接着
性及び耐湿性が改善され、剪断強度が150kgf/c
m2 以上で、しかも長期間にわたって接着性が低下しな
い塗装鋼板が得られる。このようにして得られた塗装鋼
板は、加工性,耐食性等の従来のプレコート特性を併せ
持つため、目標形状に成形された後、接着によって製品
形状に組み立てられる。
【0008】
実施例1:板厚1.6mmで、Zn付着量が90g/m
2 の溶融Znめっき鋼板の両面に、下地処理の化成皮
膜,下塗り塗膜及び上塗り塗膜を形成し、塗装鋼板を得
た。化成処理では、溶融Znめっき鋼板をジクロロエチ
レン蒸気で脱脂した後、表面調整し、更にCr付着量が
40mg/m2 となるように塗布型Cr処理を施した。
下塗り及び上塗り塗装には、何れもバーコータを使用し
た。下塗り塗膜は、塗膜厚さ4〜8μmとし、330℃
で70秒焼き付けることにより塗膜を硬化させた。この
とき、最高到達温度が180〜220℃となるように設
定した。上塗り塗膜は、塗膜厚さ17〜23μmとし
た。そして、塗膜硬化は、330℃で90秒焼き付け、
最高到達温度が220〜250℃となるように設定し
た。使用した各塗料の調製方法は、次のとおりである。
2 の溶融Znめっき鋼板の両面に、下地処理の化成皮
膜,下塗り塗膜及び上塗り塗膜を形成し、塗装鋼板を得
た。化成処理では、溶融Znめっき鋼板をジクロロエチ
レン蒸気で脱脂した後、表面調整し、更にCr付着量が
40mg/m2 となるように塗布型Cr処理を施した。
下塗り及び上塗り塗装には、何れもバーコータを使用し
た。下塗り塗膜は、塗膜厚さ4〜8μmとし、330℃
で70秒焼き付けることにより塗膜を硬化させた。この
とき、最高到達温度が180〜220℃となるように設
定した。上塗り塗膜は、塗膜厚さ17〜23μmとし
た。そして、塗膜硬化は、330℃で90秒焼き付け、
最高到達温度が220〜250℃となるように設定し
た。使用した各塗料の調製方法は、次のとおりである。
【0009】下塗り塗料 硬化した塗膜のガラス転移温度が10〜35℃の範囲に
なるように調製した4種類のポリエステル系下塗り塗料
を用意した。調製された塗料は、2種類のポリエステル
樹脂溶液(東洋紡績株式会社製バイロンGK78CS及
び大日本インキ化学工業株式会社製 スーパーベッコラ
イトM6801)をブレンドし、目的のガラス転移温度
温度になるように配合した。この樹脂溶液40部に対し
て、硬化剤としてメチル化メラミン樹脂(大日本インキ
化学工業株式会社製 スーパーベッカミンL−105)
5部とクロム酸ストロンチウム顔料(キクチカラー株式
会社製)20部及び粘度調整剤としてシクロヘキサノン
/ソルベッソ100の混合溶媒を35部加え、ガラスビ
ーズにより分散させた。
なるように調製した4種類のポリエステル系下塗り塗料
を用意した。調製された塗料は、2種類のポリエステル
樹脂溶液(東洋紡績株式会社製バイロンGK78CS及
び大日本インキ化学工業株式会社製 スーパーベッコラ
イトM6801)をブレンドし、目的のガラス転移温度
温度になるように配合した。この樹脂溶液40部に対し
て、硬化剤としてメチル化メラミン樹脂(大日本インキ
化学工業株式会社製 スーパーベッカミンL−105)
5部とクロム酸ストロンチウム顔料(キクチカラー株式
会社製)20部及び粘度調整剤としてシクロヘキサノン
/ソルベッソ100の混合溶媒を35部加え、ガラスビ
ーズにより分散させた。
【0010】上塗り塗料 硬化剤が異なる5種類の塗料を調整した。塗料の調整
は、水酸基含有直鎖ポリエステル樹脂(大日本インキ化
学工業株式会社製 ベッコライト57−206)50部
に対し、硬化剤としてメチル化メラミン樹脂(大日本イ
ンキ化学工業株式会社製 スパーベッカミンL−10
5)とイソシアネート樹脂を所定の割合で併用し、合計
10部とした。使用したイソシアネート樹脂は、ヘキサ
メチレンジイソシアネート(HDI)のイソシアヌレー
ト3量体(大日本インキ化学工業株式会社製 バーノッ
クDB980K),イソホロンジイソシアネート(IP
DI)のイソシアヌレート3量体(ダイセルヒュルス株
式会社製 B−1370)である。そして、二酸化チタ
ンを20部,粘度調整剤としてイソホロンを10部加
え、ガラスビーズで顔料を分散させて調製した。
は、水酸基含有直鎖ポリエステル樹脂(大日本インキ化
学工業株式会社製 ベッコライト57−206)50部
に対し、硬化剤としてメチル化メラミン樹脂(大日本イ
ンキ化学工業株式会社製 スパーベッカミンL−10
5)とイソシアネート樹脂を所定の割合で併用し、合計
10部とした。使用したイソシアネート樹脂は、ヘキサ
メチレンジイソシアネート(HDI)のイソシアヌレー
ト3量体(大日本インキ化学工業株式会社製 バーノッ
クDB980K),イソホロンジイソシアネート(IP
DI)のイソシアヌレート3量体(ダイセルヒュルス株
式会社製 B−1370)である。そして、二酸化チタ
ンを20部,粘度調整剤としてイソホロンを10部加
え、ガラスビーズで顔料を分散させて調製した。
【0011】得られた塗装鋼板から25mm×100m
mの試験片を切り出し、二液型アクリル系接着剤を使用
して接着面積3.125cm2 で試験片を接着した。接
着後の試験片を剪断強度試験に供し、初期及び湿潤試験
後の剪断接着力を測定した。なお、湿潤試験では、相対
湿度90%及び温度60℃に維持された試験槽内に試験
片を60日間保持する条件を採用した。測定された剪断
強度及び凝集破壊率を下塗り塗膜のガラス転移温度Tg
で整理したところ、図1に示す関係が得られた。図1
(a)から明らかなように、ガラス転移温度Tgは剪断
接着強度に影響を及ぼし、特に湿潤試験後の凝集破壊率
は、ガラス転移温度Tgを20℃以上とするとき大幅に
抑制されることが判った。
mの試験片を切り出し、二液型アクリル系接着剤を使用
して接着面積3.125cm2 で試験片を接着した。接
着後の試験片を剪断強度試験に供し、初期及び湿潤試験
後の剪断接着力を測定した。なお、湿潤試験では、相対
湿度90%及び温度60℃に維持された試験槽内に試験
片を60日間保持する条件を採用した。測定された剪断
強度及び凝集破壊率を下塗り塗膜のガラス転移温度Tg
で整理したところ、図1に示す関係が得られた。図1
(a)から明らかなように、ガラス転移温度Tgは剪断
接着強度に影響を及ぼし、特に湿潤試験後の凝集破壊率
は、ガラス転移温度Tgを20℃以上とするとき大幅に
抑制されることが判った。
【0012】接着強度に対する信頼性は、図1(b)に
みられるように、ガラス転移温度Tgを20℃以上とす
ることにより、長期間経過した後でも低下することがな
かった。なお、図1の例は、HDI系イソシアネートを
10重量%の割合で配合した上塗り塗料を使用した場合
であるが、この傾向はイソシアネートの配合割合を替え
た場合でも同様であった。また、上塗り塗膜の硬化剤と
してイソシアネートとメラミンを併用した場合におい
て、イソシアネート/メラミン配合比で初期接着性を整
理したところ、図2に示す関係が得られた。図2から、
イソシアネートとメラミンとの配合比が50/50では
剪断強度の値にバラツキが大きいが、配合比60/40
から全てイソシアネートとした範囲では安定した剪断強
度が得られた。使用するイソシアネートを替えても同様
な傾向が示された。この点、イソシアネートの種類が限
定されるものではないが、なかでもIPDIを使用する
とき、200kgf/cm2 を超える特に優れた剪断強
度が得られた。
みられるように、ガラス転移温度Tgを20℃以上とす
ることにより、長期間経過した後でも低下することがな
かった。なお、図1の例は、HDI系イソシアネートを
10重量%の割合で配合した上塗り塗料を使用した場合
であるが、この傾向はイソシアネートの配合割合を替え
た場合でも同様であった。また、上塗り塗膜の硬化剤と
してイソシアネートとメラミンを併用した場合におい
て、イソシアネート/メラミン配合比で初期接着性を整
理したところ、図2に示す関係が得られた。図2から、
イソシアネートとメラミンとの配合比が50/50では
剪断強度の値にバラツキが大きいが、配合比60/40
から全てイソシアネートとした範囲では安定した剪断強
度が得られた。使用するイソシアネートを替えても同様
な傾向が示された。この点、イソシアネートの種類が限
定されるものではないが、なかでもIPDIを使用する
とき、200kgf/cm2 を超える特に優れた剪断強
度が得られた。
【0013】実施例2: 実施例1と同様な方法で作製した塗装鋼板について、加
工性及び耐久性に関しプレコート特性を調査した。加工
性は、折り曲げ試験で判定した。塗装鋼板の塗装面を外
側にして、試験片を180度折り曲げた。この際、試験
片の曲げ部内側に試験片と同じ厚みの板を所定枚数挟み
込んだ状態で折り曲げ、塗膜に亀裂が入らなくなる枚数
によって加工性を評価した。調査結果を、下塗り塗膜の
ガラス転移温度で整理して図3(a)に、上塗り塗料の
イソシアネート/メラミン配合比で整理して図3(b)
にそれぞれ示す。図3から、本発明に従った塗装鋼板で
は、全ての試験片に亀裂が検出されず、非常に優れた加
工性をもっていることが確認された。
工性及び耐久性に関しプレコート特性を調査した。加工
性は、折り曲げ試験で判定した。塗装鋼板の塗装面を外
側にして、試験片を180度折り曲げた。この際、試験
片の曲げ部内側に試験片と同じ厚みの板を所定枚数挟み
込んだ状態で折り曲げ、塗膜に亀裂が入らなくなる枚数
によって加工性を評価した。調査結果を、下塗り塗膜の
ガラス転移温度で整理して図3(a)に、上塗り塗料の
イソシアネート/メラミン配合比で整理して図3(b)
にそれぞれ示す。図3から、本発明に従った塗装鋼板で
は、全ての試験片に亀裂が検出されず、非常に優れた加
工性をもっていることが確認された。
【0014】塗膜の耐久性は、JIS Z2371に規
定されている塩水噴霧試験で調査した。試験条件として
は、塩水噴霧室内温度を35±2℃,塩水噴霧量を試験
片80cm2当り約1〜2ml/時となるように設定し
た。6cm×15cmの大きさをもつ試験片を使用し、
一方の端面を切り上げて上バリエッジクリープ、他方の
端面を切り下げて下バリエッジクリープとなるように試
験片をカットした。また。塗膜面1/3部にNTカッタ
ーでクロスカットし、平面部の試験に供した。耐久性の
判定には、カットした端面及びクロスカット部の最大膨
れ幅や平面部における膨れをASTM D714−56
に準じて評価した。下バリエッジクリープは、図4に示
すように試験時間に応じて変化したが、変化率が下塗り
塗膜のガラス転移温度Tgによって異なっていた。上バ
リエッジクリープは、図5に示すように試験時間に応じ
て変化したが、イソシアネート/メラミン配合比によっ
て異なる変化率を示した。このように、下塗り塗膜のガ
ラス転移温度Tgが上昇すると、また上塗り塗料のイソ
シアネート/メラミン配合比が上昇すると、耐食性が若
干低下する傾向がみられる。しかし、本発明で規定した
範囲では、何れも支障のない範囲に耐食性が維持されて
いた。
定されている塩水噴霧試験で調査した。試験条件として
は、塩水噴霧室内温度を35±2℃,塩水噴霧量を試験
片80cm2当り約1〜2ml/時となるように設定し
た。6cm×15cmの大きさをもつ試験片を使用し、
一方の端面を切り上げて上バリエッジクリープ、他方の
端面を切り下げて下バリエッジクリープとなるように試
験片をカットした。また。塗膜面1/3部にNTカッタ
ーでクロスカットし、平面部の試験に供した。耐久性の
判定には、カットした端面及びクロスカット部の最大膨
れ幅や平面部における膨れをASTM D714−56
に準じて評価した。下バリエッジクリープは、図4に示
すように試験時間に応じて変化したが、変化率が下塗り
塗膜のガラス転移温度Tgによって異なっていた。上バ
リエッジクリープは、図5に示すように試験時間に応じ
て変化したが、イソシアネート/メラミン配合比によっ
て異なる変化率を示した。このように、下塗り塗膜のガ
ラス転移温度Tgが上昇すると、また上塗り塗料のイソ
シアネート/メラミン配合比が上昇すると、耐食性が若
干低下する傾向がみられる。しかし、本発明で規定した
範囲では、何れも支障のない範囲に耐食性が維持されて
いた。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の塗装鋼
板は、化成処理を施した鋼板等の表面に、ポリエステル
系塗料を用いてガラス転移温度が20℃以上の下塗り塗
膜を形成し、更にイソシアネート樹脂を含むポリエステ
ル系塗料を用いて上塗り塗膜を形成したものである。こ
の塗装鋼板は、初期接着性及び接着耐久性に優れている
ため、家電機器や事務機器の筐体,建材,家具等を初
め、長期にわたって使用される用途に使用される。
板は、化成処理を施した鋼板等の表面に、ポリエステル
系塗料を用いてガラス転移温度が20℃以上の下塗り塗
膜を形成し、更にイソシアネート樹脂を含むポリエステ
ル系塗料を用いて上塗り塗膜を形成したものである。こ
の塗装鋼板は、初期接着性及び接着耐久性に優れている
ため、家電機器や事務機器の筐体,建材,家具等を初
め、長期にわたって使用される用途に使用される。
【図1】 下塗り塗膜のガラス転移温度Tgが剪断強度
に与える影響(a)及び必要な接着耐久性が保持される
期間(b)を表したグラフ
に与える影響(a)及び必要な接着耐久性が保持される
期間(b)を表したグラフ
【図2】 上塗り塗料のイソシアヌレート/メラミン配
合比が剪断強度に与える影響を表したグラフ
合比が剪断強度に与える影響を表したグラフ
【図3】 下塗り塗膜のガラス転移温度Tg(a)及び
上塗り塗料のイソシアヌレート/メラミン配合比(b)
が加工性に与える影響を表したグラフ
上塗り塗料のイソシアヌレート/メラミン配合比(b)
が加工性に与える影響を表したグラフ
【図4】 下塗り塗膜のガラス転移温度Tgが下バリエ
ッジクリープに及ぼす影響を表したグラフ
ッジクリープに及ぼす影響を表したグラフ
【図5】 上塗り塗料のイソシアネート/メラミン配合
比が上バリエッジクリープに与える影響を表したグラフ
比が上バリエッジクリープに与える影響を表したグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山辺 秀敏 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製 鋼株式会社鉄鋼研究所内 (72)発明者 坂井 哲男 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製 鋼株式会社鉄鋼研究所内 (72)発明者 長友 敏雄 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製 鋼株式会社鉄鋼研究所内 (72)発明者 上川 英泰 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製 鋼株式会社鉄鋼研究所内 (72)発明者 澤口 彰廣 東京都板橋区坂下3−35−58 大日本イ ンキ化学工業株式会社内 (72)発明者 松尾 弘司 東京都板橋区坂下3−35−58 大日本イ ンキ化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−85753(JP,A) 特開 平5−98210(JP,A) 特開 平4−11677(JP,A) 特開 平4−110070(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 15/08
Claims (3)
- 【請求項1】 化成処理が施された鋼板,ステンレス鋼
板,めっき鋼板又はアルミニウム板の表面に、ポリエス
テル系塗料で形成した下塗り塗膜と、イソシアネートを
硬化剤としてポリエステル系塗料で形成した上塗り塗膜
とを備えている塗装鋼板において、前記下塗り塗膜のガ
ラス転移温度が20℃以上であることを特徴とする接着
性に優れた塗装鋼板。 - 【請求項2】 下塗り塗膜を形成するための前記ポリエ
ステル系塗料が、水酸基含有高分子ポリエステル樹脂に
硬化剤としてメチル化又はブチル化メラミン樹脂を含ま
せたものである請求項1に記載の接着性に優れた塗装鋼
板。 - 【請求項3】 上塗り塗膜を形成するポリエステル系塗
料が、水酸基含有高分子ポリエステル樹脂に硬化剤とし
て10〜20重量%のイソシアネートを含ませたもので
ある請求項1または2に記載の接着性に優れた塗装鋼
板。
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US08/953,915 US5968662A (en) | 1995-03-08 | 1997-10-20 | Coated metal sheet bondable with adhesive |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07717895A JP3223413B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 接着性に優れた塗装鋼板 |
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US6875318B1 (en) | 2000-04-11 | 2005-04-05 | Metalbond Technologies, Llc | Method for leveling and coating a substrate and an article formed thereby |
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US20070218301A1 (en) * | 2006-03-15 | 2007-09-20 | Pachuta Justin A | Tinted anti-fingerprint coating on 430 stainless steel for appliances |
CN2907504Y (zh) * | 2006-05-15 | 2007-06-06 | 毛昱峰 | 慢炖锅覆膜外壳 |
JP5677158B2 (ja) * | 2011-03-25 | 2015-02-25 | 日新製鋼株式会社 | 塗装ステンレス鋼板およびその製造方法 |
JP6844928B2 (ja) * | 2017-06-16 | 2021-03-17 | 関西ペイント株式会社 | フィルムラミネート金属缶用の接着剤 |
JP6915699B2 (ja) * | 2017-12-20 | 2021-08-04 | 日本製鉄株式会社 | プレコート鋼板 |
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US4533704A (en) * | 1983-10-13 | 1985-08-06 | Ford Motor Company | Flexible basecoat/clearcoat coating compositions |
JPH0635561B2 (ja) * | 1985-04-12 | 1994-05-11 | 日本ペイント株式会社 | コイルコ−テイング用塗料組成物 |
JPS62225341A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-03 | 住友金属工業株式会社 | 接着用塗装鋼板 |
US4844944A (en) * | 1987-12-18 | 1989-07-04 | American Standard, Inc. | Lightweight, durable plumbing fixture fabricated from a delamination-resistant multilayer polymeric composite |
US5229214A (en) * | 1989-07-31 | 1993-07-20 | Akzo N.V. | Preprimed metal substrates for formed metal applications |
JPH03134083A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-07 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 塗装鋼板の接合方法 |
US5100735A (en) * | 1990-07-25 | 1992-03-31 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Waterborne basecoat/high solids clear finish for automotive substrates having an improved appearance |
JP2989643B2 (ja) * | 1990-08-09 | 1999-12-13 | 関西ペイント株式会社 | 塗膜形成法 |
JPH04103678A (ja) * | 1990-08-22 | 1992-04-06 | Nippon Paint Co Ltd | 粉体塗料組成物 |
US5283126A (en) * | 1991-08-29 | 1994-02-01 | Bee Chemical | Utilization of flexible coating on steel to impart superior scratch and chip resistance |
US5238999A (en) * | 1991-08-29 | 1993-08-24 | Basf Corporation | Environmental etch resistant, one-component, coating composition, method of coating therewith, and coating obtained therefrom |
DE69333329T2 (de) * | 1992-01-07 | 2004-09-09 | Mitsubishi Polyester Film Corp. | Polyesterfilm |
JP2849296B2 (ja) * | 1992-11-24 | 1999-01-20 | 日本ペイント株式会社 | 雲母質顔料組成物、雲母質顔料含有水性塗料組成物ならびにその製法 |
DE59405549D1 (de) * | 1993-01-13 | 1998-05-07 | Herberts Gmbh | Emulgatorfreies, hitzehärtbares Überzugsmittel, dessen Herstellung und Verwendung |
DE4410609A1 (de) * | 1994-03-26 | 1995-09-28 | Herberts Gmbh | Überzugsmittel für transparente Decklackschichten und deren Verwendung bei Verfahren zur Herstellung von Mehrschichtüberzügen |
-
1995
- 1995-03-08 JP JP07717895A patent/JP3223413B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-10-20 US US08/953,915 patent/US5968662A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08244164A (ja) | 1996-09-24 |
US5968662A (en) | 1999-10-19 |
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