JP7056348B2 - 摩擦攪拌接合方法 - Google Patents
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Description
また、前記基端側ピンの外周面の高さ方向の中央部あたりが前記第一金属部材及び前記第二金属部材の外周面と接触するように挿入することが好ましい。
次に、本発明の変形例について説明する。前記した図10に示す実施形態の本接合工程では、本接合用回転ツールFの回転中心軸Cと突合せ部J1とが重なるように設定して摩擦攪拌接合を行った。変形例の本接合工程では、図13A及び図13Bに示すように、本接合用回転ツールFの回転中心軸Cが、突合せ部J1に対して第一金属部材1a側に位置させた状態で摩擦攪拌接合を行う。
1a 第一金属部材
1b 第二金属部材
2 大径部
3 小径部
C 回転中心軸
F 本接合用回転ツール(回転ツール)
F2 基端側ピン
F3 先端側ピン
F4 平坦面
F5 突起部
G 仮接合用回転ツール
J1 突合せ部
J2 突合せ部
W 塑性化領域
Wa 始端
Wb 終端
Claims (11)
- 大径部の端部に小径部を備えた柱状の第一金属部材と、前記大径部と略同等の外径を有する筒状の第二金属部材とを端面同士で突き合わせて形成された被接合金属部材の突合せ部に対して基端側ピンと先端側ピンとを備える回転ツールを用いて摩擦攪拌を行う摩擦攪拌接合方法であって、
前記基端側ピンのテーパー角度は、135~160°であって前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きくなっており、
前記基端側ピンの外周面には階段状の段差部が形成されており、
前記先端側ピンの先端側には、前記回転ツールの回転軸に垂直な平坦面が形成されるとともに、前記平坦面に突出する突起部が形成されており、
回転した前記回転ツールの前記先端側ピンを前記突合せ部に挿入しつつ、前記基端側ピンの外周面を前記第一金属部材及び前記第二金属部材の外周面に接触させ、
前記基端側ピンと前記平坦面とを前記第一金属部材及び前記第二金属部材に接触させつつ、前記突起部の先端面を前記第一金属部材の前記小径部の外周面の位置よりも深く挿入した状態で、前記回転ツールを前記被接合金属部材の周囲で一周させることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。 - 前記突合せ部に形成される塑性化領域の始端と終端とがオーバーラップしており、前記塑性化領域の一部が重複していることを特徴とする請求項1に記載の摩擦攪拌接合方法。
- 前記回転ツールの回転中心軸を前記突合せ部よりも前記第一金属部材側に位置させた状態で前記被接合金属部材の周囲で一周させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の摩擦攪拌接合方法。
- 前記第一金属部材が前記回転ツールの進行方向左側に位置する場合、前記回転ツールを右回転させ、
前記第一金属部材が前記回転ツールの進行方向右側に位置する場合、前記回転ツールを左回転させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合方法。 - 前記突合せ部に形成される塑性化領域の終端から前記回転ツールを前記第一金属部材側に向けて移動させて、前記回転ツールの引抜位置を前記第一金属部材に設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合方法。
- 前記回転ツールで摩擦攪拌接合する工程に先だって、前記突合せ部の一部を前記回転ツールよりも小型の仮接合用回転ツールを用いて仮接合することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合方法。
- 円柱状の大径部の端部に円柱状の小径部を備えた第一金属部材と、前記大径部と略同等の外径を有する円筒状の第二金属部材とを端面同士で突き合わせて形成された被接合金属部材の突合せ部に対して基端側ピンと先端側ピンとを備える回転ツールを用いて摩擦攪拌を行う摩擦攪拌接合方法であって、
前記基端側ピンのテーパー角度は、135~160°であって前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きくなっており、
前記基端側ピンの外周面には階段状の段差部が形成されており、
前記先端側ピンの先端側には、前記回転ツールの回転軸に垂直な平坦面が形成されるとともに、前記平坦面に突出する突起部が形成されており、
回転した前記回転ツールの前記先端側ピンを前記突合せ部に挿入しつつ、前記基端側ピンの外周面を前記第一金属部材及び前記第二金属部材の外周面に接触させ、
前記基端側ピンと前記平坦面とを前記第一金属部材及び前記第二金属部材に接触させつつ、前記突起部の先端面を前記第一金属部材の前記小径部の外周面の位置よりも深く挿入した状態で、前記回転ツールを前記被接合金属部材の周囲で一周させることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。 - 前記段差部は、段差底面と、段差側面とで構成されており、前記段差部の段差底面と段差側面とでなす段差角度は85~120°になっており、
前記先端側ピンの外周面には螺旋溝が刻設されており、
前記螺旋溝は、螺旋底面と、螺旋側面とで構成されており、前記螺旋底面と前記螺旋側面とで構成される螺旋角度が45°~90°であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合方法。 - 前記基端側ピンの外周面の高さ方向の中央部あたりが前記第一金属部材及び前記第二金属部材の外周面と接触するように挿入することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合方法。
- 大径部の端部に小径部を備えた柱状の第一金属部材と、前記大径部と略同等の外径を有する筒状の第二金属部材とを端面同士で突き合わせて形成された被接合金属部材の突合せ部に対して基端側ピンと先端側ピンとを備える回転ツールを用いて摩擦攪拌を行う摩擦攪拌接合方法であって、
前記基端側ピンのテーパー角度は、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きくなっており、
前記基端側ピンの外周面には階段状の段差部が形成されており、
前記先端側ピンの先端側には、前記回転ツールの回転軸に垂直な平坦面が形成されるとともに、前記平坦面に突出する突起部が形成されており、
回転した前記回転ツールの前記先端側ピンを前記突合せ部に挿入しつつ、
前記基端側ピンと前記平坦面とを前記第一金属部材及び前記第二金属部材に接触させつつ、前記突起部の先端面を前記第一金属部材の前記小径部の外周面の位置よりも深く挿入し、
前記基端側ピンの外周面を前記第一金属部材及び前記第二金属部材の外周面に接触させた状態で、前記回転ツールを前記被接合金属部材の周囲で一周させることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。 - 円柱状の大径部の端部に円柱状の小径部を備えた第一金属部材と、前記大径部と略同等の外径を有する円筒状の第二金属部材とを端面同士で突き合わせて形成された被接合金属部材の突合せ部に対して基端側ピンと先端側ピンとを備える回転ツールを用いて摩擦攪拌を行う摩擦攪拌接合方法であって、
前記基端側ピンのテーパー角度は、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きくなっており、
前記基端側ピンの外周面には階段状の段差部が形成されており、
前記先端側ピンの先端側には、前記回転ツールの回転軸に垂直な平坦面が形成されるとともに、前記平坦面に突出する突起部が形成されており、
回転した前記回転ツールの前記先端側ピンを前記突合せ部に挿入しつつ、
前記基端側ピンと前記平坦面とを前記第一金属部材及び前記第二金属部材に接触させつつ、前記突起部の先端面を前記第一金属部材の前記小径部の外周面の位置よりも深く挿入し、
前記基端側ピンの外周面を前記第一金属部材及び前記第二金属部材の外周面に接触させた状態で、前記回転ツールを前記被接合金属部材の周囲で一周させることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
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JP2018081862A JP7056348B2 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 摩擦攪拌接合方法 |
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JP2019188420A JP2019188420A (ja) | 2019-10-31 |
JP7056348B2 true JP7056348B2 (ja) | 2022-04-19 |
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JP2013082007A (ja) | 2011-09-30 | 2013-05-09 | Furuya Kinzoku:Kk | 摩擦攪拌接合用工具の製造方法 |
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