JP7024460B2 - 接合方法 - Google Patents
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Description
また、前記先端側ピンの外周面には螺旋溝が刻設されており、前記螺旋溝は、螺旋底面と螺旋側面とを備えて構成されており、前記螺旋底面と前記螺旋側面とで構成される螺旋角度が45°~90°になっているものが好ましい。
次に、第一実施形態に係る接合方法について説明する。図6の(a),(b)に示すように、本実施形態では、金属部材1,1の端面1a,1a同士を突き合わせて形成された突合せ部Jを摩擦攪拌によって接合する。金属部材1は、金属製の部材であって、突き合わされる部分が同等の形状になっている。また、金属部材1,1は同等の材料で形成されている。金属部材1の材料は、摩擦攪拌可能な金属であれば特に制限されないが、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、チタン合金、 マグネシウム、マグネシウム合金等から適宜選択すればよい。
次に、本実施形態の変形例について説明する。図11の(a)は本実施形態に係る接合方法の第一変形例における突合せ部の縦断面図であり、(b)は第二変形例における突合せ部の縦断面図である。図11の(a)に示す第一変形例では、突合せ部J1の高さが変化するとともに金属部材1,1の表面が曲面になっている点で前記した実施形態と相違する。
図11の(b)に示す本実施形態の第二変形例では、突合せ部J2の高さが変化するとともに、上り傾斜(上り勾配)と下り傾斜(下り勾配)とが交互に連続する点で前記した実施形態と相違する。
次に、本発明の第二実施形態に係る接合方法について説明する。図12に示すように、本実施形態では、金属部材101,101同士を重ね合わせて形成された重合部J11を摩擦攪拌によって接合する。金属部材101,101は、金属製の板状部材であって、同等の形状になっている。
次に、本実施形態の変形例について説明する。図14の(a)は第二実施形態の第一変形例に係る接合方法を示す縦断面図であり、(b)は第二実施形態の第二変形例に係る接合方法を示す縦断面図である。図14の(a)に示す第一変形例では、重合部J11が上り傾斜(上り勾配)と下り傾斜(下り勾配)とが交互に連続する点で前記した実施形態と相違する。
図14の(b)に示す本実施形態の第二変形例では、重合部J11の高さが変化するとともに金属部材101,101が上下方向に湾曲している点で前記した実施形態と相違する。
図15は、本実施形態の第三変形例における接合方法を示す断面図である。図15に示すように、本実施形態の第三変形例では、回転ツールFの基端側ピンF2および先端側ピンF3を上側の金属部材101のみに接触させる点で前記した第二実施形態と相違する。第三変形例の接合工程では、基端側ピンF2および先端側ピンF3を上側の金属部材101のみに接触させつつ、摩擦攪拌によって形成された塑性化領域Wが下側の金属部材101に達する程度に回転ツールFの挿入深さを設定する。
図16は、本実施形態の第四変形例に係る接合方法を示す断面図である。図16に示すように、本実施形態の第四変形例では、下側に配置される金属部材111の厚さが変動している点で、第二実施形態と相違している。具体的には、下側の金属部材111は、異なる厚さで形成された板状部材である。下側の金属部材111は、薄肉部112と、薄肉部112よりも厚く形成された厚肉部114と、薄肉部112と厚肉部114との間に形成された傾斜部113とで構成されている。傾斜部113は、断面台形状を呈する。傾斜部113の表面は、薄肉部112の表面及び厚肉部114の表面に連続しており、薄肉部112から厚肉部114に向けて上り傾斜になっている。これにより、下側の金属部材111の表面111aは、高さが変化するように形成されている。下側の金属部材111の裏面111bは、高さ変化がなく平坦になっている。下側の金属部材111の表面111aと、上側に配置される金属部材101の裏面101bが面接触するようになっている。
2a 表面
2b 表面
3a 表面
3b 第一表面
3c 第二表面
101 金属部材
101a 表面
101b 裏面
111 金属部材
111a 表面
111b 裏面
A テーパー角度
B テーパー角度
F 回転ツール
F2 基端側ピン
F21 段差部
F3 先端側ピン
F33 平坦面
F4 突起部
FA 回転ツール
FB 回転ツール
FC 回転ツール
FD 回転ツール
J 突合せ部
J11 重合部
W 塑性化領域
Claims (10)
- 表面の高さが変化する金属部材同士を突き合わせて高さが変化する突合せ部を形成する突合せ工程と、
高さが変化する前記突合せ部に対して、基端側ピンと先端側ピンとを備える摩擦攪拌用の回転ツールを挿入して摩擦攪拌を行う接合工程と、を含み、
前記基端側ピンのテーパー角度は、135~160°であり、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きくなっており、
前記基端側ピンの外周面には、平面視して螺旋状であり側面視すると階段状の段差部が形成されており、前記段差部は、段差底面と段差側面とで構成され、前記段差底面と前記段差側面とでなす段差角度は85~120°になっており、
前記接合工程では、前記基端側ピンと前記先端側ピンとを前記金属部材に接触させた状態で、前記基端側ピンの外周面で前記金属部材の表面を押さえながら、前記突合せ部を摩擦攪拌する
ことを特徴とする接合方法。 - 前記接合工程では、高さが変化する前記突合せ部に対する前記先端側ピンの挿入深さをほぼ一定に保ちつつ摩擦攪拌を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の接合方法。 - 前記接合工程では、摩擦攪拌によって形成される塑性化領域の深さがほぼ一定になるように、高さが変化する前記突合せ部に対する前記先端側ピンの挿入深さを調節する
ことを特徴とする請求項1に記載の接合方法。 - 前記接合工程では、前記基端側ピンの前記外周面の高さ方向の中央部が前記金属部材の表面と接触するように挿入する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の接合方法。 - 少なくとも表面の高さが変化する一方の金属部材の表面に、高さが変化する他方の金属部材の裏面を重ね合わせて高さが変化する重合部を形成する重ね合せ工程と、
他方の前記金属部材の表面から基端側ピンと先端側ピンとを備える摩擦攪拌用の回転ツールを挿入して摩擦攪拌を行う接合工程と、を含み、
前記基端側ピンのテーパー角度は、135~160°であり、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きくなっており、
前記基端側ピンの外周面には、平面視して螺旋状であり側面視すると階段状の段差部が形成されており、前記段差部は、段差底面と段差側面とで構成され、前記段差底面と前記段差側面とでなす段差角度は85~120°になっており、
前記接合工程では、前記回転ツールの前記基端側ピンを他方の前記金属部材のみに接触させつつ、前記回転ツールの前記先端側ピンを一方の前記金属部材と他方の前記金属部材の両方または他方の前記金属部材のみに接触させた状態で、前記基端側ピンの外周面で他方の前記金属部材の表面を押さえながら、前記重合部を摩擦攪拌する
ことを特徴とする接合方法。 - 前記接合工程では、高さが変化する前記重合部に対する前記先端側ピンの挿入深さをほぼ一定に保ちつつ摩擦攪拌を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の接合方法。 - 前記接合工程では、摩擦攪拌によって形成される塑性化領域の深さがほぼ一定になるように、高さが変化する前記重合部に対する前記先端側ピンの挿入深さを調節する
ことを特徴とする請求項5に記載の接合方法。 - 前記回転ツールは、前記先端側ピンの先端部に前記回転ツールの回転軸に垂直な平坦面と、当該平坦面から突出する突起部とを備え、
前記接合工程では、前記回転ツールの前記基端側ピンを他方の前記金属部材のみに接触させつつ、前記先端側ピンの前記突起部を前記重合部に達するようにして摩擦攪拌を行う ことを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の接合方法。 - 前記接合工程では、前記基端側ピンの前記外周面の高さ方向の中央部が他方の前記金属部材の表面と接触するように挿入する
ことを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記載の接合方法。 - 前記先端側ピンの外周面には螺旋溝が刻設されており、
前記螺旋溝は、螺旋底面と螺旋側面とを備えて構成されており、前記螺旋底面と前記螺旋側面とで構成される螺旋角度が45°~90°になっている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の接合方法。
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