[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP5546126B2 - 動物消費用組成物の嗜好性を高める方法 - Google Patents

動物消費用組成物の嗜好性を高める方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5546126B2
JP5546126B2 JP2008514828A JP2008514828A JP5546126B2 JP 5546126 B2 JP5546126 B2 JP 5546126B2 JP 2008514828 A JP2008514828 A JP 2008514828A JP 2008514828 A JP2008514828 A JP 2008514828A JP 5546126 B2 JP5546126 B2 JP 5546126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
poultry
palatability
consumption
hydrolyzate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008514828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008541765A (ja
Inventor
フリーセン,キム・ジーン
ヤムカ,ライアン・マイケル
Original Assignee
ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=37482307&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5546126(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド filed Critical ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド
Publication of JP2008541765A publication Critical patent/JP2008541765A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5546126B2 publication Critical patent/JP5546126B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K50/00Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
    • A23K50/40Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for carnivorous animals, e.g. cats or dogs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K10/00Animal feeding-stuffs
    • A23K10/20Animal feeding-stuffs from material of animal origin
    • A23K10/26Animal feeding-stuffs from material of animal origin from waste material, e.g. feathers, bones or skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/158Fatty acids; Fats; Products containing oils or fats

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、本明細書での言及によって援用される2005年6月1日出願の米国仮特許出願第60/686,512号に対する優先権を主張する。
本発明は、一般に、動物消費用の組成物の嗜好性を向上する方法、および嗜好性向上剤を含む動物消費用の組成物に関する。
動物、特に猫および犬などのコンパニオン動物のための食品を構成する際には、良好な栄養を介する最適な動物の健康状態または健康が、重要な目的である。しかしながら、動物がその食品を食べることを拒絶または拒否する場合、または動物がその食品を口に合わないと感じるために、その食品の動物の摂取量が限られている場合は、最も栄養のある動物用食品であっても、価値はほとんどない。
コンパニオン動物または他の動物を食べる気にさせることは、高価で時間のかかる仕事となり得る。様々な水分量を有する食品、栄養補助剤、およびトリートが、動物の食を促すために開発されてきた。しかしながら、問題に対するこれらの解決法が、常に効果的とは限らない。
可能性のある多くの嗜好性向上剤がペットのために入手可能であるが、唯一の制限は、選択者の想像力であると思われる。いくつかは、風味添加剤として市販されている。その他のものは、数世代にわたって受け継がれてきた家族に伝わる調理法によって調製される。その他のものは、継続的に、新たに合成されたり、天然産物から抽出されたり、様々な動物の臓器から消化して得られたりしている。これらの材料の動物消費用の組成物における成功は、予測不可能である。第1に、可能性のある嗜好性向上剤は、加工および包装の際に組成物と相性が良く、実用的な長い貯蔵寿命を有さなければならない。第2に、嗜好性向上剤は、組成物全体に現れる動物の味覚、嗅覚、有形的な魅力、および他の特質に訴えるものがなければならない。第3に、嗜好性向上剤は、動物に対していかなる重大な問題、特に胃腸の問題をも引き起こさないように、摂取の後に動物との相性が良いものでなければならない。したがって、動物による消費のための組成物の嗜好性を高める、新規な嗜好性向上剤の必要性がある。
したがって、本発明の目的は、向上された嗜好性を有する動物消費用の組成物を提供することである。
本発明の別の目的は、動物消費用の組成物の嗜好性を向上する方法を提供することである。
本発明の別の目的は、動物による消費のための組成物の摂取頻度を高める方法を提供することである。
本発明の別の目的は、動物による消費のための組成物の摂取率を高める方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、動物消費用の組成物の嗜好性を向上するのに有用な組成物の組合せを含むキットの形態の製造品を提供することである。
これらの目的および他の目的は、家禽の肝臓の加水分解物を、組成物の嗜好性を向上するのに十分な量で組成物に加えるステップを含む、動物消費用の組成物の嗜好性を向上する新規な方法を用いて達成される。組成物は、概ね、少なくとも約0.01%の家禽の肝臓の加水分解物と、最も好ましくは約0.01%から約6%の量のタンパク質、脂肪、炭水化物、繊維、およびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの成分とを含む。動物消費用の組成物および家禽の肝臓の加水分解物を含むキットも提供される。
家禽の肝臓の加水分解物を含む動物消費用の組成物は、動物に対して驚くほど高い嗜好性を示し、したがって、特に、この組成物がない場合には動物に対する嗜好性の低いものであるペットフード組成物において、動物による消費および摂取の頻度を増すために使用可能である。
本発明のその他の目的およびさらなる目的、特徴、ならびに利点は、当業者に容易に明らかになろう。
定義
「加水分解物」という用語は、ポリペプチドと遊離アミノ酸とを含む化学的に不均一の混合物を意味し、アミノ酸含有量の少なくとも85%がオリゴペプチド鎖、ポリペプチド鎖(18kD未満)、および遊離アミノ酸からなる。
「ポリペプチド」という用語は、オリゴペプチド、ジペプチド、トリペプチド、およびより大きいペプチドを含む任意の長さのアミノ酸鎖を意味する。
「向上された嗜好性」という用語は、家禽の肝臓の加水分解物、または家禽の肝臓と家禽の脂肪との組合せを含む組成物の、家禽の肝臓の加水分解物または上記組合せを含まない実質的に同じ組成物と比較したときの、向上された嗜好性を意味する。
「摂取率」という用語は、単位時間当たりに(たとえば1食に)摂取された組成物の量を意味する。
「摂取頻度」という用語は、単位時間当たりに動物が組成物を消費する回数(たとえば動物が1日に3回食事を取ること)を意味する。
「単一の包装」という用語は、キットの構成要素が、1つまたは複数の容器内に、あるいは1つまたは複数のまたは容器と物理的に関連づけられ、製造、流通、販売、または使用の単位と考えられることを意味する。容器は、袋、箱、びん、収縮包装パック、ホチキス留めされたまたは他の固定された構成要素、あるいはこれらの組合せを含むが、これに限定されない。単一の包装は、製造、流通、販売または使用の単位と考えられるように物理的に関連づけられた個々の食品成分の容器であってよい。
「仮想包装」という用語は、たとえば、1つの構成要素と、使用者にウェブサイトに行くように、録音されたメッセージに接するように、視覚メッセージを見るように、またはキットの使用方法についての指示を得るために世話をしている人または指導者に連絡するように、使用者に知らせる指示書とを含む袋の中にあるなど、使用者に他の構成要素の取得方法を知らせる、1つまたは複数の物理的なまたは仮想のキット構成要素上の指示書によって、キットの構成要素が関連づけられていることを意味する。
本明細書に述べられた特定の方法論、プロトコル、および試薬は異なり得るので、本発明はそれらに限定されない。さらに、本明細書に用いられる用語は、特定の実施形態を説明する目的のためのみのものであり、本発明の範囲を制限することを意図しない。本明細書および添付の特許請求の範囲で用いられる単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が明確に別の指示をしない限り、複数形への言及も含み、たとえば、「a poultry liver hydrolysate」への言及は、複数のこのような家禽の肝臓の加水分解物を含む。
別に規定されない限り、本明細書に用いられるすべての技術的および科学的な用語ならびに頭文字語は、本発明の分野における当業者によって普通に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に説明されるものと同様または同等の任意の方法および材料が、本発明の実施おいて使用可能であるが、好ましい方法、装置、および材料が本明細書に説明される。
本明細書に記載されるすべての特許、特許出願、および出版物は、本発明とともに用いられてよい本明細書に報告される複合物および方法論を説明および開示する目的のために法律によって許容される範囲まで、言及によって本明細書に援用される。しかしながら、本明細書中のいかなるものも、本発明が、従来の発明に基づくそのような開示に先行する権利がないと承認するものとして解釈されるべきではない。
一態様では、本発明は、向上された嗜好性を有する動物消費用の組成物を提供する。この組成物は、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物と、動物によって消費されるのに適する少なくとも1つの成分とを含む。好ましくは、組成物は、少なくとも約0.01重量%の家禽の肝臓の加水分解物と、タンパク質、脂肪、炭水化物、および繊維からなる群から選択される成分とを含む。好ましくは、家禽の肝臓の加水分解物は、鶏の肝臓の加水分解物である。本発明は、家禽の肝臓の加水分解物を、動物による消費用の組成物に加えることが、組成物の嗜好性を高め、動物がその組成物を消費する可能性を高めるという新規な発見に基づく。消費用の組成物に家禽の肝臓の加水分解物を加えることは、また、組成物の摂取頻度および摂取率を増す。
本発明に有用な家禽の肝臓の加水分解物は、鶏(雄鶏および雌鶏)、食用雄鶏、ホロホロチョウ、ハト、七面鳥、アヒル、ならびにガチョウの肝臓を含むがこれに限定されない家禽の肝臓に由来する。加水分解物は、当業界で知られている任意の既知の化学的または酵素的方法、たとえば、米国特許第5,589,357号、米国特許第4,879,131号、米国特許第5,039,532号、米国特許第6,403,142号、米国特許出願公開第2003/0035882号、または欧州特許第0 01236405号に開示された方法などによって生成されることができる。たとえば、遊離アミノ酸と、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドなどのカップリング試薬とを用いたランダムペプチドポリマーの合成を介する化学的合成による調製が、当技術分野で知られている。代替として、加水分解物は、たとえばトリプシンまたはキモトリプシンなどのタンパク質分解酵素のような1つまたは複数の酵素を有する生物源のタンパク質、たとえば酢酸などの酸のような1つまたは複数の非酵素的な試薬、または酵素と化学試薬との何らかの組合せを用いて調製可能である。加水分解物は、タンパク質栄養の源となり得る。本発明で使用される加水分解物は、液体、冷凍、乾燥粉末、または乾燥を含む任意の形態であることができる。
家禽の肝臓の加水分解物は、組成物の嗜好性を向上するのに効果的である量だけ組成物に加えられる。典型的に、そのような嗜好性が向上する量は、組成物の約0.01重量%と少量であってよいか、または組成物の約6重量%以上と多量であってよい。特定の実施形態では、嗜好性向上剤として使用される家禽の肝臓の加水分解物の量は、組成物の約0.01重量%から組成物の約5重量%であってよい。別の実施形態では、嗜好性向上剤として使用される家禽の肝臓の加水分解物の量は、組成物の約0.05重量%から組成物の約5重量%であってよい。特に指示のない限り、本発明の組成物のすべての重量は、すべての成分および成分が混合された後の組成物の乾燥重量に基づく。
家禽の肝臓の加水分解物は、有毒でない濃縮物として存在すべきであり、そうでない場合は、動物の健康に有害である。したがって、家禽の肝臓の加水分解物は、消化機能への望ましくない影響、特に、数日以上長く続く望ましくない影響などの、消化機能への長期の望ましくない影響を引き起こさない濃縮物として存在すべきである。消化機能への望ましくない影響は、便秘または下痢を含み得る。
本発明は、たとえば食品、栄養食、サプリメント、トリート、ならびに噛める玩具および消費できる玩具などの食品玩具といった、家禽の肝臓の加水分解物を含む様々な組成物を提供する。
いくつかの実施形態では、組成物は食品である。液体の食品および固体の食品の両方が提供される。食品が液体である場合、家禽の肝臓の加水分解物は、食品と混合されてよい。食品が固体である場合、家禽の肝臓の加水分解物は、食品の上に被覆されるか、食品の中に混合されるか、またはその両方であってよい。食品は、乾性の食品または湿性の食品の両方を含む。家禽の肝臓の加水分解物でない食品の成分およびその典型的な割合は、表1に挙げられたものを含む。
Figure 0005546126
一実施形態では、組成物は、
(a)少なくとも約0.01%の家禽の肝臓の加水分解物と、
(b)(i)約5%から70%(または約10%から約70%、または約10%から約60%)のタンパク質、および
(ii)約2%から約50%(または約5%から約50%、または約5%から約40%)の脂肪のうちの少なくとも1つと、
を含む食品である。
別の実施形態では、組成物は、
(a)約50%より多くない(または約5%から約45%の)炭水化物と、
(b)約40%より多くない(または約1%から約20%、または約1%から5.5%の)食物繊維と、
(c)約15%より多くない(または約10%より多くない、または約2%から約8%の)1つまたは複数の栄養バランス剤と、
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
さらなる実施形態では、組成物は、
(a)約0.01%から約6%の家禽の肝臓の加水分解物と、
(b)約5%から約70%(または約10%から約70%、または約10%から約60%)のタンパク質と、
(c)約2%から約50%(または約5%から約50%、または約5%から約40%)の脂肪と、
(d)約50%より多くない(または約5%から約45%の)炭水化物と、
(e)約40%より多くない(または約1%から約20%、または約1%から約5.5%の)食物繊維と、
(f)約15%より多くない(または約10%より多くない、または約2%から約8%の)1つまたは複数の栄養バランス剤と、
を含む食品である。
組成物中の各成分の特定の適切な量は、組成物を消費する動物の種、組成物に含まれる特定の成分、動物の年齢、体重、総合的な健康状態、性別、および食餌、ならびに動物の消費率などのような様々な要因に依存する。したがって、成分量は、広く異なってよく、本明細書に規定される割合から逸脱してもよい。
タンパク質食品成分は、植物、動物、またはその両方などの様々な源から得られる。動物性タンパク質は、肉副産物、乳製品、および卵を含む。肉は、家禽、魚、および牛、豚、羊、ヤギなどのような動物の肉を含む。肉副産物は、肺、腎臓、脳、肝臓、胃、および腸を含む。タンパク質食品成分は、また、遊離アミノ酸および/またはペプチドであってよい。好ましくは、タンパク質食品成分は、肉、肉副産物、乳製品、または卵を含む。
脂肪および炭水化物食品成分は、動物性脂肪、魚油、植物油、肉、肉副産物、穀物、他の動物または植物の源、およびこれらの混合物などの様々な源から得られる。穀物は、小麦、トウモロコシ、大麦、および米を含む。
繊維食品成分は、たとえばセルロース、ビートパルプ、ピーナッツ外皮、および大豆繊維といった植物性繊維源などの様々な源から得られる。
組成物が動物用食品である場合は特に、欠乏症を回避し、健康を維持するのに必要な量だけビタミンおよびミネラルが好ましくは含まれる。これらの量は、当技術分野において容易に入手可能である。米国学術研究会議(NRC)は、家畜用のこのような成分の推奨量を提供している。たとえば、「Nutrient Requirements of Dogs」(1985年、National Academy Press、Washington D.C.)、「Nutrient Requirements of Swine」(第10改訂版、Nat’l Academy Press、Wash.D.C.、1998年)、「Nutrient Requirements of Poultry」(第9改訂版、Nat’l Academy Press、Wash.D.C.、1994年)、「Nutrient Requirements of Horses」(第5改訂版、Nat’l Academy Press、Wash.D.C.、1989年)などを参照されたい。米国飼料検査官協会(AAFCO)は、犬および猫のためのそのような成分の推奨量を提供している。米国飼料検査官協会の公式刊行物(2003年)126〜140ページを参照されたい。食品添加物として概ね有用であるビタミンは、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンH(ビオチン)、ビタミンK、葉酸、イノシトール、ナイアシン、およびパントテン酸を含む。食品添加物として概ね有用であるミネラルおよび微量元素は、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅、亜鉛、コリン、および鉄を含む。
組成物は、当業者に既知のビタミン、ミネラル、増量剤、嗜好性向上剤、結合剤、着香料、安定剤、乳化剤、甘味料、着色料、緩衝剤、塩、被覆剤などの追加の成分を含んでよい。安定剤は、防腐剤、相乗剤および金属イオン封鎖剤、包装用ガス、安定剤、乳化剤、増粘剤、ゲル化剤、および湿潤剤など、組成物の貯蔵寿命を延ばす傾向にある物質を含む。乳化剤および/または増粘剤の例は、ゼラチン、セルロースエーテル、澱粉、澱粉エステル、澱粉エーテル、および加工澱粉を含む。各組成物の成分、食品成分、および他の成分の特定量は、組成物中に含まれる特定の成分および成分、患者の種、患者の年齢、体重、総合的な健康状態、性別、および食餌、患者の消費率、ならびに(あれば)治療中の疾患のタイプなどの様々な要因に依存する。したがって、成分の量は、広く異なってよく、本明細書に説明される好ましい割合から逸脱してもよい。組成物中のこのような添加物の量は、典型的に、最高約5重量%である。
組成物は、たとえば補助剤、薬剤、ハーブ、ホリスティック(holistic)な薬剤および組成物などの、動物の健康状態を維持または改善する追加成分であるか、またはこの追加成分を含んでよい。本発明の嗜好性向上剤は、組成物が、たとえば典型的な小分子医薬品、低分子タンパク質、高分子タンパク質および分子、ならびに経口投与される抗体などの、動物に望ましいよりも低い嗜好性を有する薬剤などの口に合わない薬剤であるか、またはこの薬剤を含むときに特に有用である。
本発明に有用な補助剤は、全体の栄養バランスまたは性能を改善するために、別の飼料とともに用いられる飼料を含む。補助剤は、補助剤として他の飼料に薄めずに供給されるか、別に利用可能な動物の割り当て量の他の部分とともに自由選択で与えられるか、または完全な飼料を作製するように薄められて動物の通常の飼料に混合される組成物を含む。AAFCOは、米国飼料検査官協会の公式刊行物(2003年)220ページに補助剤に関する議論を提供している。補助剤は、粉末、液体、シロップ、丸剤、カプセルに入れられた組成物などを含む様々な形態であってよい。
トリートは、食事時間以外のときに動物に食べるように促すために動物に与えられる組成物(たとえば犬用の骨)を含む。トリートは、組成物が1つまたは複数の栄養分を含む栄養のあるものであってよく、また、食品として上述の組成物を有してよい。栄養のあるトリートは、毒性のないすべての他のトリートを含む。家禽の肝臓の加水分解物は、トリートの上に被覆されるか、トリートに混合されるか、またはその両方である。
玩具(toys)は、人工骨などの噛むことのできる玩具を含む。家禽の肝臓の加水分解物は、玩具の表面上、もしくは玩具の構成要素の表面上に被覆を形成するか、玩具の一部または全体に混合されるか、またはその両方であることができる。一実施形態では、家禽の肝臓の加水分解物は、意図的な使用者によって経口的に利用可能である。たとえば米国特許第5,339,771号、米国特許第5,419,283号および本明細書に開示されている参考文献などの、幅広い適当な玩具が現在市販されている。本発明は、一部が消費可能な玩具(たとえばプラスチック構成要素を含む玩具)ならびに全体が消費可能な玩具(たとえば生皮および様々な人工骨)の両方を提供する。さらに、本発明は、人の使用ならびに人以外の使用の両方のため、特にコンパニオン動物、家畜、および動物園の動物の使用のため、ならびに特に犬、猫、または鳥の使用のための玩具を提供する。
本発明の組成物の調製において、成分は、家禽の肝臓の加水分解物が、組成物の少なくとも0.01重量%、好ましくは約0.01重量%から約6重量%、最も好ましくは約0.05重量%から約5重量%の濃度で組成物中に存在するように調整される。家禽の肝臓の加水分解物は、組成物の他の成分の混合時および/または混合の後など、調製物の加工の際に組成物の中に混合されてよい。これらの成分の組成物中への配分は、従来の手段によって達成される。
本発明の組成物(特に食品)は、従来の加工方法を用いて乾燥形態に調製されてよい。一実施形態では、動物性タンパク質源、植物性タンパク質源、穀物などを含む乾燥成分が、粉砕され、混合される。次に、脂肪、油、動物性タンパク質源、水などを含む湿性または液体の成分が、乾燥した混合物に加えられ、混合される。次に、混合物が、粗びき物(Kibbles)または同様の乾燥片に加工される。粗びき物は、押し出し加工を用いてしばしば形成され、その際には、乾燥成分と湿った成分との混合物が、高圧および高温で機械的加工にかけられ、小さい開口部を介して押し出され、回転式の刃物によって粗びき状に切断される。次に、湿った粗びき物が乾燥され、任意選択で、香料、脂肪、油、粉末などを含んでよい1つまたは複数の局所的な被覆剤で被覆される。粗びき物はまた、押し出しではなく、焼成加工を用いて軟塊物から作製されることもでき、その際、軟塊物は、乾燥/加熱加工の前に金型の中に入れられる。
嗜好性を向上する家禽の肝臓の加水分解物は、混合、押し出し、焼成などの通常の調製手順の際に食品組成物に加えられてよいか、あるいは好ましくは、押し出しの後の調製後に、食品の表面に噴霧または被覆することなどによって加えられる。これは、乾燥した食品に特に望ましく、この場合、押し出された縄状物が粗びき物に切断される前に、押し出された縄状物に噴霧または被覆することによって、押し出された縄状物が家禽の肝臓の加水分解物(または家禽の肝臓の加水分解物を含む溶液)に接触されるか、あるいは、粗びき物自体に噴霧、被覆、または浸漬することによって、粗びき物が家禽の肝臓の加水分解物(または家禽の肝臓の加水分解物を含む溶液)に接触される。
食品への局所的な塗布には、食品組成物の表面への塗布を容易にするために、家禽の肝臓の加水分解物が担体成分と混合される。たとえば、液体、スラリー、薄いゲル、または水様固体が、すべて、この組成物の複合物の担体として使用可能である。標準的な噴霧または浸漬装置が、複合物を食品組成物の表面に塗布するために用いられる。このような担体の例は、アミノ酸、還元糖、およびチアミンとともにタンパク質分解酵素で処理された、みじん切りにされた動物の副産品である。次に、担体は、家禽の肝臓の加水分解物と混合され、粗びき物の上に被覆されて、こうして、非常に嗜好性が高く、受け入れられる乾燥食品を調製する。ある好ましい実施形態では、家禽の肝臓の加水分解物が、市販の液状の嗜好性向上剤または他の香味組成物と単に混合されて、新規な香味嗜好剤を生成し、その香味嗜好剤が次に組成物に局所的に塗布されることができる。本発明において家禽の肝臓の加水分解物とともに使用されるのに適する市販の液状の嗜好性向上剤は、当業者に既知のペットフード用嗜好性向上剤または他の香味料の供給元から市販されている任意の既知のまたは市販されている液状の嗜好性向上剤を含む。
本発明の組成物(特に食品)は、従来のペットフードの加工法を用いて缶詰にされた形態または湿った形態で調製されることができる。一実施形態では、粉砕された動物(たとえば哺乳動物、家禽、魚および/または魚介類)のタンパク質組織が、魚油、穀物粒、他の栄養的にバランスのとれた成分、特殊目的の添加物(たとえばビタミンおよびミネラルの混合物、非有機塩、セルロースおよびビートパルプ、充填剤など)を含む、その他の成分と混合される。加工するのに十分な水も加えられてよい。湿った形態の成分は、典型的に、成分を混合しながら加熱するのに適する容器の中で混合される。混合物の加熱は、直接的な蒸気の噴射によるか、または熱交換器に取り付けられた容器を使用するなどして、任意の適切なやり方を用いて達成されてよい。最後の成分の添加後、混合物は、約10℃(50°F)から約100℃(212°F)の温度範囲まで加熱される。この範囲外の温度も許容可能であるが、他の加工補助剤を使用しない場合、商業的に非実用的であろう。材料は、適切な温度まで加熱されると、典型的に、濃い液体の形状になる。この濃い液体が缶の中に満たされる。蓋が施されて、容器が密封される。次に、封止された缶が、内容物を殺菌するように構成された従来式の装置の中に置かれる。これは、通常、約110℃(230°F)を超える温度まで適切な時間加熱することにより達成され、その時間は使用される温度および組成物に依存する。
湿った食品では、家禽の肝臓の加水分解物が、アルコール組成物(すなわちプロピレングリコールもしくはジプロピレングリコール)、シクロデクストリン、マルトデキストリン、または澱粉などの担体とともに湿った食品の組成物に混合されることができる。代替として、家禽の肝臓の加水分解物は、湿った食品の組成物を形成する前に、乾燥した材料の中へ混合されることができる。
本発明のトリートは、乾燥した食品について上述されたものと同様の押し出しまたは焼成加工によって調製可能である。他の加工法も、香味組成物を現存するトリートの形態の外側に被覆するため、または現存するトリートの形態の中に注入するためのどちらかに使用可能である。
本発明の動物用玩具は、典型的に、任意の現存する玩具を、家禽の肝臓の加水分解物が中に混合された香味組成物で被覆することによって調製される。
別の態様では、本発明は、向上された嗜好性を有する動物の消費用の組成物を提供する。組成物は、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物と、嗜好性が向上する量の家禽の脂肪と、動物による消費に適する少なくとも1つの成分とを含む。好ましくは、組成物は、少なくとも約0.01重量%の家禽の肝臓の加水分解物と、少なくとも約0.01重量%の家禽の脂肪と、タンパク質、脂肪、炭水化物、および繊維からなる群から選択される成分とを含む。任意の等級の家禽の肝臓、たとえば人の食用、ペットフード用、飼料用の等級の製品が、本発明に適する。好ましくは、家禽の脂肪は鶏の脂肪である。本発明は、家禽の肝臓の加水分解物と家禽の脂肪とを動物による消費用の組成物に加えることが、組成物の嗜好性を高め、動物が組成物を消費する可能性を増すという新規な発見に基づく。家禽の肝臓の加水分解物と家禽の脂肪とを、消費用の組成物に加えることは、また、組成物の摂取頻度および摂取率を増す。驚くべきことに、家禽の肝臓の加水分解物と家禽の脂肪との組合せが、家禽の肝臓の加水分解物だけよりも、組成物の嗜好性をより大幅に向上する。いくつかの場合においてこの組合せは相乗的である。
組成物は、経口投与に適切な任意の形状、たとえば、錠剤、丸剤、懸濁剤、溶液(おそらく飲料水と混合される)、乳剤、カプセル、粉末、シロップ、および口に合う飼料組成物(人間用の菓子、または動物用のトリートもしくは風味付きトリート)を用いて経口的に投与される。好ましい実施形態では、家禽の肝臓の加水分解物および他の要素は、患者によって消費される食品組成物の調製に用いられる製造工程の際に混合される。
さらなる態様では、本発明は、動物によって消費される組成物の嗜好性を向上する方法を提供する。本方法は、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物を組成物に加えるステップを含む。好ましい実施形態では、家禽の肝臓の加水分解物は、少なくとも約0.01重量%の量、好ましくは約0.01重量%から約6重量%の量、最も好ましくは約0.05重量%から約5重量%の量の家禽の肝臓の加水分解物が組成物に加えられる。本発明は、また、本方法に従って作製された製品を提供する。
さらなる態様では、本発明は、動物によって消費される組成物の嗜好性を向上する方法を提供する。本方法は、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物と、嗜好性が向上する量の家禽の脂肪とを組成物に加えるステップを含む。好ましい実施形態では、家禽の肝臓の加水分解物は、少なくとも約0.01重量%の量、好ましくは約0.01重量%から約6重量%の量、最も好ましくは約0.05重量%から約5重量%の量の家禽の肝臓の加水分解物が組成物に加えられ、家禽の脂肪は、少なくとも約0.01重量%の量、好ましくは約0.01重量%から約6重量%の量、最も好ましくは約0.05%から約5重量%の量の家禽の脂肪が組成物に加えられる。本発明は、また、本方法に従って製造された製品を提供する。本発明は、また、本方法に従って製造された製品を提供する。
本方法は、様々な形態で動物に組成物を与えることによって達成される。たとえば、1つまたは複数の組成物要素が別々の容器に入れられ、投与の直前に混合される。一実施形態では、組成物要素および家禽の肝臓の加水分解物が1つの容器の中で混合され、結果として生じる組成物が、投与の直前に、たとえば、家禽の肝臓の加水分解物を他の成分に中に混ぜること、または家禽の肝臓の加水分解物を他の成分の上に振りかけることによって、他の成分と混合される。別の実施形態では、1つまたは複数の成分が、製造の際、投与の直前に、家禽の肝臓の加水分解物と混合される。別の実施形態では、家禽の肝臓の加水分解物は、製造工程の際、または成分が製造された後、他の成分の上に被覆される。
別の態様では、本発明は、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物と、動物による消費に適する少なくとも1つの成分とを含む組成物を動物に与えるステップを含む、動物による消費用の組成物の摂取頻度または摂取率を増す方法を提供する。家禽の肝臓の加水分解物は、少なくとも約0.01重量%の量、好ましくは約0.01重量%から約6重量%の量、最も好ましくは約0.05重量%から約5重量%の量の家禽の肝臓の加水分解物が組成物に加えられる。
別の態様では、本発明は、向上された嗜好性を有する動物の消費用の組成物を製造する方法を提供する。本方法は、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物と、動物による消費に適する少なくとも1つの成分とを混合するステップを含む。家禽の肝臓の加水分解物は、少なくとも約0.01重量%の量、好ましくは約0.01重量%から約6重量%の量、最も好ましくは約0.05重量%から約5重量%の量の家禽の肝臓の加水分解物が組成物に加えられる。
さらなる態様では、本発明は、単一の包装内の別々の容器に、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物と、動物による消費に適する少なくとも1つの成分とを有する、動物に対する向上された嗜好性を有する動物の消費用の組成物を投与するためのキットを提供する。追加の実施形態では、キットは、キット構成要素として適切なように、単一の包装内の別々の容器、または仮想包装内の別々の容器に、(1)向上された嗜好性を有する動物の消費用の組成物を製造するための、家禽の肝臓の加水分解物および成分の組み合わせ方の指示書と、(2)本発明の組成物の使用方法の指示書、特に動物の利益のための指示書と、(3)プロバイオティクスおよびプレバイオティクスからなる群から選択される胃腸管改善剤と、のうちの1つまたは複数をさらに備える。キットが仮想包装を備える場合、このキットは、仮想環境での指示書と1つまたは複数の物理的なキット構成要素との組合せに限られる。キットは、成分の嗜好性を向上するのに十分な量の家禽の肝臓の加水分解物を含む。概ね、キットは、少なくとも約0.01%、最も好ましくは約0.01%から約6%の量の家禽の肝臓の加水分解物と、タンパク質、脂肪、炭水化物、繊維、およびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの成分とを有する組成物を生成するのに十分な量の家禽の肝臓の加水分解物を含む。典型的に、家禽の肝臓の加水分解物と成分とは、動物による消費の直前に混合される。一実施形態では、キットは、家禽の肝臓の加水分解物の包装物と、動物によって消費される食品の容器とを含む。キットは、家禽の肝臓の加水分解物と成分とを混合するための装置、または混合物を入れるための装置(たとえば食品用ボウル)などの追加の品を含んでよい。別の実施形態では、家禽の肝臓の加水分解物は、動物の良好な健康状態を促進するビタミンおよびミネラルなどの追加の栄養補助剤と混合される。
本発明の方法は、全年齢の動物にすべて起こり得るが、特に年を取った動物に起こる、動物が気難しい場合もしくは気難しくなった場合、食欲があまりない場合、または健康状態が悪い場合に特に有益になろう。本方法は、食品の組成物が動物にとって不慣れなものである場合、食品の組成物が、嗜好性に重点をあまり置かない、健康状態および健康を改善するように構成された成分または成分のバランスを含む場合に、特に有益である。
別の態様では、本発明は、家禽の肝臓の加水分解物と成分との混合および投与についての情報または指示を伝達する手段を提供する。伝達手段は、情報または指示を含む、文書、デジタル保存媒体、光学保存媒体、音声による提示、または視覚表示を含む。好ましくは、伝達は、このような情報または指示を含む、表示されたウェブサイトもしくはパンフレット、製品のラベル、包装挿入物、広告、または視覚表示である。有用な情報は、(1)家禽の肝臓の加水分解物と成分とを組み合わせ、投与する方法および技術と、(2)患者が本発明物およびその使用についての質問を有する場合に、患者が使用するための連絡先の情報とのうちの1つまたは複数を含む。有用な指示は、混合の量、ならびに投与の量および頻度を含む。伝達手段は、本発明を使用する利益について指示するため、および本発明物を動物に投与するために認められた方法を伝達するために有用である。
さらなる態様では、本発明は、向上された嗜好性、および胃腸管に有益な効果を有する動物の消費用の組成物を提供する。組成物は、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物と、動物による消費に適する少なくとも1つの成分と、プロバイオティクスおよびプレバイオティクスからなる群から選択される消化管改善剤とを含む。プロバイオティクスは、摂取されたときに特定の病状の防止および治療に有益な効果を有する生きた微生物である。プロバイオティクスは、定着抵抗性(colonization resistance)として知られる現象を介して生物学的な効果を発揮すると考えられている。プロバイオティクスは、固有の嫌気性叢が、胃腸管内の潜在的に有害(ほとんどの場合好気性)であるバクテリアの濃度を制限することによって、過程を容易にする。胃腸管内に酵素または影響を与える酵素活性を与えることなど、他の方式の作用も、プロバイオティクスに付与されている他の機能のいくつかを説明するであろう。プレバイオティクスは、大腸内のバクテリアの成長および/または活動を選択的に活性化することによって、宿主の健康状態に有益な影響を与える消化されない食品成分である。プレバイオティクス、フラクトオリゴ糖(FOS)は、小麦、タマネギ、バナナ、蜂蜜、ニンニク、およびニラネギなどの多くの食品内に自然に存在する。FOSは、チコリの根から分離されるか、またはショ糖から酵素的に合成されることもできる。大腸内のFOSの発酵が、大腸内のビフィドバクテリウムの数の増加、カルシウム吸収の増加、糞便量の増加、胃腸内移動時間の短縮、およびおそらくは血中脂質レベルの低下を含む、多数の生理学的な効果をもたらす。ビフィドバクテリウムの増加は、潜在的な病原体を抑制する複合物の生成、血中アンモニアレベルの減少、ならびにビタミンおよび消化酵素の精製によって、人の健康に利益をもたらすとされている。乳酸桿菌またはビフィドバクテリウムなどのプロバイオティク菌は、強化された抗体生成および白血球の食細胞(滅ぼすまたは殺す)活動につながる腸内細菌のバランスを改善することによって、免疫反応に良い影響を与えると考えられている。ビフィドバクテリウムラクティス菌は、高齢者の細胞免疫のいくつかの側面を強化するのに効果的なプロバイオティク栄養サプリメントとなり得る。プロバイオティクスは、全身的な細胞免疫反応を高め、それ以外は健康な成人の自然免疫を高める栄養サプリメントとして有用であり得る。プロバイオティクスは、多くのタイプのバクテリアを含むが、ラクトバシルスアシドフィルス、ビフィドバクテリウム、ラクトコッカス、およびペディオコッカスの概ね4属のバクテリアから選択される。動物に投与されるプロバイオティクスおよびプレバイオティクスの量は、プロバイオティクスおよびプレバイオティクスのタイプおよび性質、ならびに動物のタイプおよび性質、たとえば、動物の年齢、体重、総合的な健康状態、性別、微生物の減少の度合い、有害なバクテリアの存在、および食餌に基づいて、当業者によって判断される。概ね、プロバイオティクスは、腸内ミクロフローラの健康維持のために、1日に約10億から約200億のコロニー形成単位(CFU)の量で、好ましくは1日に約50億から約100億の生きたバクテリアの量で、動物に投与される。概ね、プレバイオティクスは、消化管内の健康なミクロフローラに良い刺激を与え、これらの「良性」バクテリアを繁殖させるのに十分な量だけ投与される。典型的な量は、1盛り約1から約10グラム、または動物に推奨される1日の食物繊維の約5パーセントから約40パーセントである。プロバイオティックスおよびプレバイオティクスは、任意の適切な手段によって組成物の一部とされることができる。概ね、薬品が組成物に混合されるか、または組成物の表面に、たとえば振りかけることによって、塗布される。薬品がキットの一部である場合、その薬品は、他の材料と混合されるか、またはそれ自体の包装の中で混合されることができる。
本発明の組成物および方法は、様々な人、および鳥、牛、犬、馬、猫、ヒクリン(hicrine)、ネズミ、羊、豚の動物を含む人以外の動物に有用である。好ましくは、動物は犬または猫である。
組成物、方法、およびキットは、食品摂取量を増すことが望まれる場合、動物によって消費される食品の量を増すために有用である。
[実施例]
本発明は、本発明の好ましい実施形態の以下の実施例によってさらに示されることができるが、これらの例は、例示の目的のためだけに含まれ、特に示されない限り、本発明の範囲を制限することを意図しないことを理解されたい。
本実施例は、乾燥した、市販の大型品種の成犬用食品組成物(対照標準)に添加されたときの、嗜好性向上剤としての家禽の脂肪および/または肝臓の加水分解物の効果を実証する。対照標準は、トウモロコシ、家禽副産物のミール、大豆のミール、上白脂、大豆油、嗜好性向上剤、亜麻仁、卵、ヨウ素添加塩、L−カルニチン、鶏軟骨、塩化コリン、ビタミンE、混合ビタミン、タウリン、塩化カリウム、および混合ミネラルを含む。
4つのテスト組成物が、嗜好性のテストにおいて、対照標準の組成物に対して比較された。嗜好性は、25匹の犬で2日間にわたって、標準的な2つのボウルでの嗜好テストで、各テスト組成物を対照標準組成物と比較することによって判定された。テストは、動物が等しい量(約500g)の試験組成物および対照標準組成物に同時に近づけるようにすることによって行われた。45分間の終わりには、組成物が収集および計量されて、各組成物がどのくらいの量消費されたか判定された。この説明は正確であるか。
テスト組成物1は、上白脂の代わりに家禽の脂肪を有する対照標準組成物を含む。テスト組成物2は、上白脂の代わりの家禽の脂肪と、嗜好性向上剤の代わりの肝臓の加水分解物とを有する対照標準組成物を含む。テスト組成物3は、肝臓の加水分解物を有する対象標準を含む。テスト組成物4は、上白脂の代わりの家禽の脂肪と、肝臓の加水分解物とを有する対照標準を含む。
各テスト組成物の嗜好性が、対照標準の組成物に対して比較され、統計学的分析によって判定されるように、「勝」、「同等」、または「負」の等級が付けられた。「勝」は、テスト組成物が、対照標準組成物よりもより好まれたことを示す。「同等」は、テスト組成物と対照標準組成物との嗜好性における違いが、統計的に重大でないとされたことを意味する。「負」は、動物がテスト組成物よりも対照標準組成物を好んだことを示す。テストされた動物の一部は、真の嗜好性を表していないために、すべての結果の合計が必ずしも100%に等しくならないことに注意することが重要である。
結果は以下に表2に示される。摂取の後、組成物に対する不耐性の形跡は、犬に全く観察されなかった。
Figure 0005546126
本実施例は、乾燥した、市販の大型品種の成犬用食品組成物(対照標準)に添加されたときの、家禽の脂肪および/または肝臓の加水分解物の嗜好性向上剤としての効果を実証する。対照標準は、トウモロコシ、大豆ミルラン(mill run)、家禽副産物のミール、ピーナッツ外皮、トウモロコシグルテンのミール、大豆ミール、大豆油、嗜好性向上剤、卵、嗜好性向上剤2、ジリン酸カルシウム、ヨウ素添加塩、L−カルニチン、混合ビタミン、塩化カリウム、鶏軟骨、亜麻仁、塩化コリン、ビタミンE、L−リジン、混合ミネラル、タウリン、およびL−トリプトファンを含む。
7つのテスト組成物が、実施例1に示されるような嗜好性テストにおいて、対照標準組成物に対して比較された。7つのテスト組成物は以下の通り。テスト組成物1は、いくらかの大豆油の代わりに(対照標準から約1%減)、家禽の脂肪が加えられた対照標準を含む。テスト組成物2は、家禽の脂肪が添加され、トウモロコシに代えて小麦およびミロを有する対照標準を含む。テスト組成物3は、家禽の脂肪が添加され、トウモロコシに代えて小麦およびミロを有し、嗜好性向上剤として肝臓の加水分解物を有する対照標準を含む。テスト組成物4は、家禽の脂肪が添加され、嗜好性向上剤の代わりに家禽の肝臓の加水分解物(3.5%)を有する対照標準を含む。テスト組成物5は、家禽の脂肪が添加され、嗜好性向上剤の代わりに家禽の肝臓の加水分解物(2.4%)を有する対照標準を含む。テスト組成物6は、家禽の脂肪が添加され、嗜好性向上剤の代わりに家禽の肝臓の加水分解物(1.5%)を有する対照標準を含む。テスト組成物7は、いくらかの大豆油の代わりに(対照標準から約1%減)、家禽の脂肪を有し、トウモロコシに代えて小麦およびミロが添加され、嗜好性向上剤として肝臓の加水分解物を有する対照標準を含む。
嗜好性が、実施例1で述べられた嗜好性テストにおいて、各テスト組成物と対象標準組成物とを比較することによって判定された。結果は、以下に表3に示される。摂取の後、組成物に対する不耐性の形跡は、犬に全く観察されなかった。
Figure 0005546126
本実施例は、乾燥した、市販の大型品種の成犬用食品組成物(対照標準)に添加されたときの、家禽の脂肪および/または肝臓の加水分解物の嗜好性向上剤としての効果を実証する。対照標準は、トウモロコシ、家禽副産物のミール、トウモロコシグルテンのミール、ビートパルプ、嗜好性向上剤、上白脂、大豆油、ヨウ素添加塩、塩化カリウム、L−リジン、L−カルニチン、塩化コリン、ビタミンE、混合ビタミン、L−トリプトファン、炭酸カルシウム、および混合ミネラルを含む。
4つのテスト組成物が、実施例1に示されるような嗜好性テストにおいて、対照標準組成物に対して比較された。4つのテスト組成物は以下の通り。テスト組成物1は、嗜好性向上剤として肝臓の加水分解物を有する対照標準を含む。テスト組成物2は、上白脂の代わりに家禽の脂肪を有する対照標準を含む。テスト組成物3は、嗜好性向上剤としての肝臓の加水分解物と、上白脂の代わりの家禽の脂肪とを有する対照標準を含む。テスト組成物4は、嗜好性向上剤としての肝臓の加水分解物および0.5%の醸造酵母と、上白脂の代わりの家禽の脂肪とを有する対照標準を含む。
嗜好性は、実施例1で述べられた嗜好性テストにおいて、各テスト組成物と対象標準組成物とを比較することによって判定された。結果は、以下に表4に示される。摂取の後、組成物に対する不耐性の形跡は、犬に全く観察されなかった。
Figure 0005546126
本実施例は、乾燥した、市販の大型品種の成犬用食品組成物(対照標準)に添加されたときの、家禽の脂肪および/または肝臓の加水分解物の嗜好性向上剤としての効果を実証する。対照標準は、トウモロコシ、家禽副産物のミール、上白脂、大豆粉砕物、亜麻仁、嗜好性向上剤、卵、塩化カリウム、L−カルニチン、塩化コリン、鶏軟骨、加工補助剤、ビタミンE、混合ビタミン、ヨウ素添加塩、タウリン、L−トリプトファン、L−リジン、混合ミネラル、燐酸二カルシウム、DL−メチオニン、およびL−アルギニンを含む。
3つのテスト組成物が、実施例1に示されるような嗜好性テストにおいて、対照標準組成物に対して比較された。3つのテスト組成物は以下の通り。テスト組成物1は、上白脂の代わりに家禽の脂肪を有する対照標準を含む。テスト組成物2は、上白脂の代わりの家禽の脂肪と、嗜好性向上剤としての家禽の肝臓の加水分解物とを有する対照標準を含む。テスト組成物3は、上白脂の代わりの家禽の脂肪と、嗜好性向上剤としての家禽の肝臓の加水分解物とを有する対照標準を含む。
Figure 0005546126
本実施例は、乾燥した、市販の成猫用食品組成物(対照標準)に添加されたときの、家禽の脂肪および/または肝臓の加水分解物の嗜好性向上剤としての効果を実証する。対照標準は、家禽副産物のミール、酒米、トウモロコシグルテンのミール、トウモロコシ、上白脂、大豆粉砕物、嗜好性向上剤、セルロース、塩化カリウム、塩化コリン、炭酸カルシウム、ヨウ素添加塩、硫酸カルシウム、イースト、DL−メチオニン、ビタミンE、混合ビタミン、クエン酸カリウム、タウリン、魚油、混合ミネラル、およびL−アルギニンを含む。
8つのテスト組成物が、実施例1に示されるような嗜好性テストにおいて、対照標準組成物に対して比較された。8つのテスト組成物は以下の通り。テスト組成物1は、上白脂の代わりに家禽の脂肪を有する対照標準を含む。テスト組成物2は、酒米は有さないが、上白脂の代わりに家禽の脂肪を有する対照標準を含む。テスト組成物3は、酒米は有さないが、上白脂の代わりの家禽の脂肪と、粗びき物の外側の低価格の醸造酵母およびメチオニンとを有する対照標準を含む。テスト組成物4は、酒米は有さないが、上白脂の代わりの家禽の脂肪と、0.5%の液体ブラウンオキシド(liquid brown oxide)とを有する対照標準を含む。テスト組成物5は、トウモロコシは有さないが、増量したトウモロコシグルテンのミール、45%の動物性タンパク質、上白脂の代わりの家禽の脂肪、および嗜好性向上剤としての家禽の肝臓の加水分解物を有する対照標準を含む。テスト組成物6は、トウモロコシは有さないが、増量したトウモロコシグルテンのミール、45%の動物性タンパク質、および嗜好性向上剤としての家禽の肝臓の加水分解物を有する対照標準を含む。テスト組成物7は、トウモロコシは有さないが、増量したトウモロコシグルテンのミール、45%の動物性タンパク質、上白脂の代わりの家禽の脂肪、および嗜好性向上剤としての家禽の肝臓の加水分解物(34%の粗タンパク質)を有する対照標準を含む。テスト組成物8は、嗜好性向上剤として豚の肝臓の加水分解物を有する対照標準を含む。
各テスト組成物が、嗜好性テストにおいて、対照標準組成物に対して比較された。嗜好性は、25匹の猫で2日間にわたって、標準的な2つのボウルでの嗜好テストで、各テスト組成物と対照標準組成物とを比較することによって判定された。テストは、動物が等しい量(約120g)の試験組成物および対照標準組成物に同時に近づけるようにすることによって行われた。20時間の終わりには、組成物が収集および計量されて、各組成物がどのくらいの量消費されたか判定された。結果は、以下に表6に示される。摂取の後、組成物に対する不耐性の形跡は、猫に全く観察されなかった。
Figure 0005546126
本明細書においては、本発明の典型的な好ましい実施形態が開示されており、特別な用語が用いられても、その用語は包括的および説明的な意味でのみ用いられており、限定の目的に用いられておらず、本発明の範囲は、特許請求の範囲に規定されている。明らかに、上記の教示に照らして、発明の多くの修正例および変形例が可能である。したがって、添付の特許請求の範囲の範囲内で、本発明は、特に説明されたもの以外のように実行されてもよいことを理解されたい。

Claims (17)

  1. による消費のための組成物であって、
    嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物、及び、による消費に適する少なくとも1つの成分、及び、家禽の脂肪を含み、そして、
    前記家禽の肝臓の加水分解物が、前記組成物の約2.4重量%から約6重量%を構成する、
    前記組成物。
  2. 前記成分が、タンパク質、脂肪、炭水化物、繊維、およびこれらの組合せからなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
  3. 前記組成物が、食品、栄養食、サプリメント、動物用トリート、または玩具である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記家禽の脂肪が、前記組成物の少なくとも約0.01重量%を構成する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 前記家禽の脂肪が、前記組成物の約0.01重量%から約6重量%を構成する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. プロバイオティクスおよびプレバイオティクスからなる群から選択される消化管改善剤をさらに含む、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. による消費のための組成物の嗜好性を向上させる方法であって、
    前記組成物の約2.4重量%から約6重量%の、嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物を前記組成物に加え、そして、
    嗜好性が向上する量の家禽の脂肪を前記組成物に加える
    ことを含む、前記方法。
  8. 前記家禽の脂肪が、前記組成物の少なくとも約0.01重量%を構成する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記家禽の脂肪が、前記組成物の約0.01重量%から約6重量%を構成する、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記組成物が、栄養食、食品、サプリメント、動物用トリート、または玩具である、請求項7ないし9のいずれか1項に記載の方法。
  11. による消費のための組成物の摂取頻度または摂取率を増す方法であって、
    嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物、及び、による消費に適する少なくとも1つの成分、及び、嗜好性が向上する量の家禽の脂肪を含む組成物であって、そして、前記家禽の肝臓の加水分解物が、前記組成物の約2.4重量%から約6重量%を構成する、前記組成物
    に与えることを含む、前記方法。
  12. 前記家禽の脂肪が、前記組成物の少なくとも約0.01重量%を構成する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記家禽の脂肪が、前記組成物の約0.01重量%から約6重量%を構成する、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 消費用の組成物を製造する方法であって、
    嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物と、による消費に適する少なくとも1つの成分とを混合し、そして、
    嗜好性が向上する量の家禽の脂肪と、前記家禽の肝臓の加水分解物および前記成分とを混合する、
    ここにおいて、前記家禽の肝臓の加水分解物が、前記組成物の約2.4重量%から約6重量%を構成する、
    前記製造方法。
  15. 嗜好性が向上する量の家禽の肝臓の加水分解物、及び、による消費に適する少なくとも1つの成分、及び、嗜好性が向上する量の家禽の脂肪を、単一の包装内の別々の容器に含むキットであって、
    前記家禽の肝臓の加水分解物が前記成分と混合されるときに、前記家禽の肝臓の加水分解物が、前記家禽の肝臓の加水分解物、前記成分、及び、前記家禽の脂肪を含む組成物の約2.4重量%から約6重量%を構成する、

    前記キット。
  16. 前記キットの構成要素として適切なように、単一の包装内の別々の容器、または仮想包装内の別々の容器に、
    (1)向上された嗜好性を有する消費用の組成物を生成するための、前記家禽の肝臓の加水分解物および前記成分の組み合わせ方の指示書、
    (2)向上された嗜好性を有する消費用の組成物を生成するための、前記家禽の肝臓の加水分解物、前記家禽の脂肪、および前記成分の組み合わせ方の指示書、
    (3)本発明の前記組成物の使用方法の指示書、
    (4)家禽の脂肪、および
    (5)プロバイオティクスおよびプレバイオティクスからなる群から選択される胃腸管改善剤
    のうちの1以上をさらに含む、請求項15に記載のキット。
  17. 前記家禽の脂肪が前記成分と混合されるときに、前記組成物の約0.01重量%から約6重量%を構成するのに十分な量で家禽の脂肪を含む、請求項15又は16に記載のキット。
JP2008514828A 2005-06-01 2006-06-01 動物消費用組成物の嗜好性を高める方法 Active JP5546126B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US68651205P 2005-06-01 2005-06-01
US60/686,512 2005-06-01
PCT/US2006/021200 WO2006130738A2 (en) 2005-06-01 2006-06-01 Methods for enhancing palatability of compositions for animal consumption

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008541765A JP2008541765A (ja) 2008-11-27
JP5546126B2 true JP5546126B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=37482307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008514828A Active JP5546126B2 (ja) 2005-06-01 2006-06-01 動物消費用組成物の嗜好性を高める方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20080280274A1 (ja)
EP (1) EP1887854B1 (ja)
JP (1) JP5546126B2 (ja)
CN (1) CN101232802A (ja)
AU (2) AU2006252478B2 (ja)
BR (1) BRPI0610965A2 (ja)
CA (1) CA2610423C (ja)
RU (2) RU2007149352A (ja)
WO (1) WO2006130738A2 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8877178B2 (en) 2003-12-19 2014-11-04 The Iams Company Methods of use of probiotic bifidobacteria for companion animals
US20050158294A1 (en) 2003-12-19 2005-07-21 The Procter & Gamble Company Canine probiotic Bifidobacteria pseudolongum
CA2607949C (en) 2005-05-31 2012-09-25 Thomas William-Maxwell Boileau Feline probiotic bifidobacteria
AU2006253006B8 (en) 2005-05-31 2011-09-15 Alimentary Health Ltd Feline probiotic Lactobacilli
JP5546126B2 (ja) 2005-06-01 2014-07-09 ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド 動物消費用組成物の嗜好性を高める方法
RU2436581C2 (ru) 2007-02-01 2011-12-20 Дзе Иамс Компани Способ уменьшения воспаления и снижения стресса у млекопитающего
ITPD20070274A1 (it) * 2007-08-08 2009-02-09 Sanypet S P A Crocchetta per animali e metodo per la sua produzione
CA2708892A1 (en) * 2008-01-02 2009-07-09 Nestec S.A. Edible compositions
EP2296481A4 (en) * 2008-06-03 2014-06-18 Nestec Sa SAPIDITY ADJUVANTS AND METHODS FOR INCREASING SAPIDITY
US9771199B2 (en) 2008-07-07 2017-09-26 Mars, Incorporated Probiotic supplement, process for making, and packaging
US9232813B2 (en) 2008-07-07 2016-01-12 The Iams Company Probiotic supplement, process for making, and packaging
MX2011002735A (es) * 2008-09-11 2011-04-12 Iams Company Alimento granulado para animales que tiene un nucleo basado en proteinas y metodos relacionados.
MX2011007190A (es) * 2009-01-02 2011-07-19 Nestec Sa Composiciones alimenticias que tienen una aparencia, sensacion y textura semejantes a carne real.
US20100233347A1 (en) 2009-03-13 2010-09-16 Uhrhan Richard B Food compositions having a realistic meat-like appearance, feel, and texture
US9743683B2 (en) * 2009-06-19 2017-08-29 Specialites Pet Food Method for producing highly palatable dry cat food
BR112012008120B1 (pt) * 2009-07-30 2021-03-02 Société Des Produits Nestlé S.A composições alimentícias úmidas, seu método de produção, composição alimentícia misturada, e kit
US20110027417A1 (en) * 2009-07-31 2011-02-03 Patrick Joseph Corrigan Process for Dusting Animal Food
US8691303B2 (en) * 2009-07-31 2014-04-08 The Iams Company Dusted animal food
US9173423B2 (en) * 2009-07-31 2015-11-03 The Iams Company Animal food kibble with electrostatically adhered dusting
US10104903B2 (en) 2009-07-31 2018-10-23 Mars, Incorporated Animal food and its appearance
US9210945B2 (en) * 2009-07-31 2015-12-15 The Iams Company Animal food having low water activity
US20130209614A1 (en) * 2010-07-13 2013-08-15 Nestec S.A. Food compositions having a realistic meat-like appearance and texture
JP5516395B2 (ja) * 2010-12-28 2014-06-11 南国興産株式会社 ペットフード用嗜好性向上剤及びその製造方法
US20140044836A1 (en) * 2011-04-29 2014-02-13 Nestec Sa Methods for increasing the palatability of food compositions
WO2013052101A1 (en) * 2011-10-03 2013-04-11 Kelly Foods Corporation Probiotic composition for pets and method of providing the same
EP2776570B1 (en) * 2011-11-07 2019-08-28 Mars, Incorporated Food protein ingredient and methods for producing
WO2014092158A1 (ja) * 2012-12-13 2014-06-19 ユニ・チャーム株式会社 ペットフード
CN104853615A (zh) 2012-12-19 2015-08-19 希尔氏宠物营养品公司 动物食品组合物及生产方法
EP3632214A1 (en) 2013-06-20 2020-04-08 Mars, Incorporated Performance pet food product
JP6451631B2 (ja) * 2013-08-12 2019-01-16 ゼリア新薬工業株式会社 Amp活性化プロテインキナーゼ活性化剤
BR112017017190B1 (pt) 2015-02-16 2022-08-30 Mars, Incorporated Método para produzir um alimento para animais de estimação
AU2016255437B2 (en) 2015-04-28 2020-10-08 Mars, Incorporated Process of preparing a sterilized wet pet food product
NO339988B1 (en) 2015-05-29 2017-02-27 Calanus As Novel marine protein hydrolysates and uses thereof
US20190021376A1 (en) * 2016-01-22 2019-01-24 International Dehydrated Foods, Inc. Meat snacks, jerky, jerky sausage and methods of their making and use
IT201700011157A1 (it) * 2017-02-02 2018-08-02 Faresin Ind S P A Metodo di controllo della risposta da parte di animali da reddito alla somministrazione di una razione alimentare
CN108497193A (zh) * 2018-03-14 2018-09-07 佛山市雷米高动物营养保健科技有限公司 猫粮适口性增强剂、制备方法及其应用
CN108576384A (zh) * 2018-03-14 2018-09-28 佛山市雷米高动物营养保健科技有限公司 犬粮适口性增强剂及其制备方法和应用
EP3893666A4 (en) * 2018-12-14 2022-09-14 DSM IP Assets B.V. FOOD INGREDIENT WITH IMPROVED TASTE WITH POLYUNSATURATED FATTY ACID AND METHOD OF MANUFACTURE THEREOF
CN113438941A (zh) 2019-02-20 2021-09-24 硕腾服务有限责任公司 可口制剂
KR102549330B1 (ko) * 2020-11-27 2023-06-30 주식회사 남전물산 반려동물 사료첨가제 제조 방법

Family Cites Families (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3615647A (en) * 1968-03-27 1971-10-26 Perk Foods Co Expanded fat-coated animal food having a coherent coating
GB1359901A (en) 1972-02-08 1974-07-17 Star Kist Foods Process for coating dry pet food and products resulting therefrom
GB1583644A (en) 1977-08-18 1981-01-28 Spillers Ltd Pet food
CA1103978A (en) 1977-10-11 1981-06-30 Norman S. Riggs Preparation of non-agglomerated semi-moist pet food
US4211797A (en) 1977-12-29 1980-07-08 General Foods Corporation Dry dog food of improved palatability
US4454804A (en) * 1981-06-18 1984-06-19 Carnation Company Apparatus for incorporating additives in extruded foods
US5004624A (en) * 1983-03-14 1991-04-02 Star-Kist Foods, Inc. Semi-moist pet food having free gravy and process for preparation thereof
CA1242349A (en) * 1983-03-14 1988-09-27 Francis L. Koschak Semi-moist pet food having free gravy, and process for preparation thereof
JPS60184360A (ja) * 1984-03-01 1985-09-19 Ajinomoto General Food Kk ペットフードの嗜好性改善方法
US4592917A (en) * 1984-04-16 1986-06-03 Nestec S.A. Chicken flavorants and processes for preparing them
WO1989002488A1 (en) * 1987-09-16 1989-03-23 Eltech Systems Corporation Refractory oxycompound/refractory hard metal composite
CH672230A5 (ja) 1987-10-15 1989-11-15 Nestle Sa
EP0321603A1 (fr) * 1987-12-23 1989-06-28 Societe Des Produits Nestle S.A. Procédé de préparation d'un hydrolysat de protéines de lactosérum et d'un aliment hypoallergéniques
JPH03206852A (ja) * 1990-01-10 1991-09-10 Nippon Nousan Kogyo Kk ペットフード用嗜好性物質およびそれを用いたペットフードの製造方法
US5419283A (en) 1992-04-08 1995-05-30 Ciuffo Gatto S.R.L. Animal chew toy of starch material and degradable ethylene copolymer
US5405637A (en) * 1993-06-30 1995-04-11 Bristol-Myers Squibb Company Milk protein partial hydrolysate and infant formula containing same
US5339771A (en) 1993-09-15 1994-08-23 Axelrod Herbert R Animal chew toy containing animal meal
AU1911995A (en) 1994-02-14 1995-08-29 Quaker Oats Company, The Animal food palatability improving composition and process
AUPN881396A0 (en) * 1996-03-20 1996-04-18 Arnott's Biscuits Limited Enhancement of microbial colonization of the gastrointestinal tract
US5952033A (en) * 1996-12-24 1999-09-14 Nestec S.A. Gelatinized cereal product containing oligosaccharide and processes of preparing and using same
ATE206873T1 (de) * 1997-01-09 2001-11-15 Nestle Sa Probiotik enthaltendes getreideprodukt
CA2244084C (en) * 1997-10-14 2006-07-25 Societe Des Produits Nestle S.A. Dental care pet food
JPH11127797A (ja) * 1997-10-30 1999-05-18 Nippon Meat Packers Inc 伴侶動物用飼料及びその製造方法
GB9723059D0 (en) * 1997-10-31 1998-01-07 Mars Uk Ltd Pet food
US6117477A (en) * 1998-03-18 2000-09-12 Kal Kan Foods, Inc. Multicomponent food product and methods of making and using the same
US6254920B1 (en) * 1998-11-24 2001-07-03 Ralston Purina Company Methods and compositions for enhancing palatability of pet food
US6403142B1 (en) * 1998-12-11 2002-06-11 Ralston Purina Company Hypoallergenic pet food
US6228418B1 (en) 1999-04-07 2001-05-08 Cyvex Nutrition Vegetarian pet treat
US6365211B1 (en) * 1999-06-18 2002-04-02 The Procter & Gamble Co. Cooking aid with reduced foaming
BR0007166A (pt) * 1999-09-22 2001-07-31 Nestle Sa Método para aumentar a atividade dos animais de estimação
US6379727B1 (en) * 1999-12-29 2002-04-30 John F. Addy Flavoring system for pet foods
US6338866B1 (en) * 2000-02-15 2002-01-15 Applied Food Biotechnology, Inc. Pet foods using algal or fungal waste containing fatty acids
US7067147B2 (en) 2000-05-08 2006-06-27 The Iams Company Hypoallergenic dietary companion animal composition containing hydrolyzed poultry protein
JP2003535121A (ja) * 2000-06-02 2003-11-25 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 軟骨保護組成物の有効性を最適化するためのキット及び方法
US6528084B2 (en) * 2000-12-21 2003-03-04 Hill's Pet Nutrition, Inc. Composition and method
JP2002238464A (ja) * 2001-02-15 2002-08-27 Uni Harts Kk ペットフード
EP1236405B1 (en) 2001-03-01 2006-06-21 Societe Des Produits Nestle S.A. Hypoallergenic formulae inducing oral tolerance to soy proteins
BR0211571A (pt) * 2001-07-31 2004-07-13 Nestec Sa Embalagem de ração de múltiplos componentes
FR2831769B1 (fr) * 2001-11-07 2004-07-30 Diana Ingredients Facteur d'appetence et exhausteur de gout
AU2002339112B2 (en) * 2001-11-12 2007-10-11 Mars, Incorporated Foodstuff
US7329426B2 (en) * 2001-11-13 2008-02-12 Applied Food Biotechnology, Inc. Treatment of vegetable oils or animal fats with sulfur or nitrogen donor compounds for animal food flavorings
US7879377B2 (en) * 2002-04-18 2011-02-01 Nestec, Ltd. Pet snack
US20040086616A1 (en) * 2002-10-30 2004-05-06 Mgp Ingredients, Inc. Extrusion processed starch-based, long lasting dog chew product
US20040101545A1 (en) 2002-11-26 2004-05-27 Schoenherr William D. Composition and method
US20040166205A1 (en) 2003-02-24 2004-08-26 Mars Incorporated Gelled foods
US20050042362A1 (en) * 2003-04-02 2005-02-24 Clark Harry M. Pet food composition and method
US20040197465A1 (en) 2003-04-02 2004-10-07 Clark Harry M. Composition and method
US20050008759A1 (en) * 2003-07-11 2005-01-13 Li Nie Grain protein-based formulations and methods of using same
US8715717B2 (en) * 2003-09-05 2014-05-06 Hill's Pet Nutrition, Inc. Composition for animal consumption
WO2005048714A1 (en) 2003-11-07 2005-06-02 Hill's Pet Nutrition, Inc. Fluid composition for increased total water intake
US20050170060A1 (en) 2004-01-30 2005-08-04 Sree Raghavan Process for producing a low fat, concentrated meat broth from meat by-products
JP5546126B2 (ja) 2005-06-01 2014-07-09 ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド 動物消費用組成物の嗜好性を高める方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2610423C (en) 2015-08-11
RU2010112587A (ru) 2011-10-10
AU2006252478B2 (en) 2010-10-07
RU2528717C2 (ru) 2014-09-20
WO2006130738A3 (en) 2007-03-29
CN101232802A (zh) 2008-07-30
WO2006130738A2 (en) 2006-12-07
RU2007149352A (ru) 2009-07-20
US20080280274A1 (en) 2008-11-13
AU2011100404B4 (en) 2011-07-28
BRPI0610965A2 (pt) 2011-02-22
JP2008541765A (ja) 2008-11-27
AU2006252478A1 (en) 2006-12-07
AU2011100404A4 (en) 2011-05-12
CA2610423A1 (en) 2006-12-07
EP1887854A2 (en) 2008-02-20
EP1887854A4 (en) 2009-06-17
EP1887854B1 (en) 2017-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5546126B2 (ja) 動物消費用組成物の嗜好性を高める方法
JP5173796B2 (ja) 動物飼料用組成物の食味増強法
RU2376866C2 (ru) Сухие пищевые композиции с улучшенным вкусом
RU2399294C2 (ru) Способы и композиции, улучшающие качество стула
ES2615745T3 (es) Procedimiento para preparar unos productos de digestión animales que presentan una palatabilidad mejorada para la utilización en un alimento para animales domésticos
JP6824984B2 (ja) 天然酸化防止剤の組合せ物
JP7126589B2 (ja) ペットフード組成物およびその方法
Bell Ferret nutrition
JP2022505262A (ja) ペットフード組成物
MX2012010577A (es) Metodos para mejorar la palpabilidad de las composiciones comestibles.
JP2012509669A (ja) 食物摂取量を変化させ、栄養素消化率を改変し、糞便の質および/または排便回数を変化させるための方法
CN102123609A (zh) 用于加入到饮用水中的组合物
JP5473909B2 (ja) 動物の糞便の質を変化させるための組成物および方法
JP2007504832A (ja) 飼料用オレアミド含有組成物
WO2006074088A2 (en) Methods for enhancing the palatability of compositions for consumption by animals

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100909

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101209

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101216

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110111

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110118

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110209

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110217

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130107

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130221

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20130426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5546126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250