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JP5259254B2 - ランプユニット - Google Patents

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Description

本発明は、光源と、前記光源を後側から囲んでその光源の光を前方に反射させる反射板と、前記光源及び反射板を収納するランプハウジングと、前記ランプハウジングの開口を塞ぐランプレンズとから構成されるランプユニットに関する。
これに関連するランプユニットが特許文献1に記載されている。
前記ランプユニット100は、図9に示すように、光源102と、光源102を後側から囲んでその光源の光を前方に反射させる反射板103と、光源102及び反射板103を収納するランプハウジング104と、ランプハウジング104の開口を塞ぐランプレンズ105とから構成されている。また、反射板103の裏側には、光源102の発熱によりランプユニット100内に生じた上昇気流をガイドして空気を熱対流させるリブ107が形成されている。このため、ランプユニット100内の曇りが発生し難くなる。
特開2007−12368号公報
しかし、上記したランプユニット100では、光源102の熱により反射板103の裏側の空気を暖め、その反射板103の裏側で上昇気流を発生させる構成のため、光源102の熱量が大きいことが要件になる。このため、例えば、熱量が小さい方向指示用のランプ等で上記方式を採用することは難しい。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、光源の熱量が小さい場合でも、その光源の熱を有効利用することで、ランプユニット内部の曇りの発生を抑えることである。
上記した課題は各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、光源と、前記光源を後側から囲んでその光源の光を前方に反射させる反射板と、前記光源及び反射板を収納するランプハウジングと、前記ランプハウジングの開口を塞ぐランプレンズとから構成されるランプユニットであって、前記反射板には、熱源となる第1光源の上側に位置する部分に貫通穴が形成されて、前記第1光源の熱で暖められた空気をその貫通穴を通して前記反射板の裏側に導けるように構成されており、前記貫通穴により前記反射板の裏側に導かれて上昇しようとする空気が第1ガイド手段により前記ランプハウジングと前記ランプレンズとにより形成された密閉空間の端縁の空気溜まり部まで導かれるように構成されており、前記反射板の裏側には、前記貫通穴の上方に別の光源を支持する支持部材が屏風上に立設するように設けられており、前記支持部材及びその支持部材の上端に形成された第2ガイド手段により、前記密閉空間内を上昇しようとする空気が左右に振り分けられるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、第1光源の熱で暖められて反射板の前方に溜まった空気は貫通穴を通過して反射板の裏側に導かれる。このため、第1光源の熱量が小さい場合でも、反射板の裏側に暖かな空気を導くことができる。
さらに、反射板の裏側に導かれた暖かい空気は、上昇する過程で第1ガイド手段によりランプハウジングとランプレンズとにより形成される密閉空間の端縁の空気溜まり部まで導かれる。このため、空気が最も流れ難い空気溜まり部において空気の流れが生じ、その空気溜まり部で曇りが発生し難くなる。
即ち、光源の熱量が小さい場合でも、その光源の熱を有効利用してランプユニット内部の空気溜まり部における曇りの発生を抑えることができる。
また、ランプユニット内の左側と右側とでそれぞれ空気の対流が形成され、密閉空間の端縁まで効率的に空気を流すことができる。
求項の発明によると、密閉空間の端縁の空気溜まり部まで導かれる過程で冷え、その密閉空間の端縁に沿って下降する空気が第3ガイド手段により前記第1光源まで導かれるように構成されていることを特徴とする。
このため、第3ガイド手段の働きで第1光源と空気溜まり部との間で空気が対流し易くなる。
本発明によると、光源の熱量が小さい場合でも、その光源の熱を有効利用してランプユニット内部の空気溜まり部における曇りの発生を抑えることができる。
[実施形態1]
以下、図1から図8に基づいて本発明の実施形態1に係るランプユニットについて説明する。本実施形態は、乗用車のリヤコンビネーションランプに本発明を適用したものである。ここで、図1、図2は右側のリヤコンビネーションランプの模式正面図、側面図である。図3は図1のIII-III矢視断面図、図4から図7は図1、図2の各部平断面図である。また、図8は前記リヤコンビネーションランプ内の空気の対流を表す模式図である。
なお、図中の前後左右及び上下は、乗用車の前後左右及び上下に対応している。
<リヤコンビネーションランプ10の概要について>
リヤコンビネーションランプ10は、ブレーキランプ(尾灯と兼用)、ウインカーランプ、及びバックランプが一体となったランプユニットであり、左右のリヤコンビネーションランプ10が一組で使用される。ここで、左右のリヤコンビネーションランプ10(以下、ランプユニット10という)は左右対称な形状で、等しい構造のため、代表して右側のランプユニット10について説明する。
ランプユニット10は、後方から見た正面形状が、図1に示すように、縦に長い略扁平扇形に成形されており、右側から見た側面形状が、図2に示すように、略矢尻形に成形されている。また、ランプユニット10の平断面図形状は、図4から図7に示すように、略L字形に形成されている。そして、右側のランプユニット10がボディ2の後右角部2kを覆った状態で、そのボディ2に取付けられている。また、左側のランプユニット(図示省略)がボディ2の後左角部(図示省略)を覆った状態で、前記ボディ2に取付けられている。
ここで、図4は図1、図2のIV-IV矢視断面図、図5は図1、図2のV-V矢視断面図、図6は図1、図2のVI-VI矢視断面図、図7は図1、図2のVII-VII矢視断面図を表している。
ランプユニット10は、図5等に示すように、後記する光源12c、及び反射板60等を収納するランプハウジング30(以下、ハウジング30という)と、そのハウジング30の表面側の開口30hを塞ぐ透明なランプレンズ40とにより密閉容器状に形成されている。ハウジング30は、ボディ2の後右角部2kの右側面を覆う右板部31と、前記後右角部2kの後側面を覆う後板部32と、その後板部32の左端位置から後方に延びる左板部34とにより、平面略横向きZ字状に形成されている。そして、ハウジング30の開口30hを塞ぐランプレンズ40が後面板部41と側面板部44とにより平面略扁平L字形(平面略へ字形)に形成されている。
即ち、ランプユニット10内には、ハウジング30の左板部34、後板部32とランプレンズ40の後面板部41によって主要空間部Smが形成され、ハウジング30の右板部31とランプレンズ40の側面板部44とによって右側空間部Seが形成されている。
即ち、主要空間部Sm、右側空間部Seが本発明の密閉空間に相当する。
ランプユニット10には、図1、図3に示すように、中央よりも上側にブレーキランプ部12、中央部分にウインカーランプ部14、中央よりも下側にバックランプ部16が設けられている。ここで、図3は図1のIII-III矢視断面図を表している。
ブレーキランプ部12は、ブレーキランプと尾灯とを兼用する部分であり、LEDからなる例えば12個の光源12cを備えている。前記光源12cは、例えば、図1に示すように、ブレーキランプ部12の左側に5個、中央に4個、右側に3個設けられており、それぞれの位置の光源12cが等間隔で縦一列に配列されている。
ウインカーランプ部14は、方向指示用の電球14cを備える部分であり、前記電球14cがウインカーランプ部14の幅方向中央に配置されている。前記方向指示用の電球14cは、後記するように、ランプユニット10内の空気を暖める熱源として使用される。
バックランプ部16は、乗用車がバックする際に点灯する電球16cを備える部分であり、前記電球16cがバックランプ部16の中央よりも若干左寄りの位置に配置されている。
<ブレーキランプ部12の構成について>
ランプユニット10のブレーキランプ部12内には、図3〜図6に示すように、光源12cを支持する支持部材50と、それらの光源12cの光を乗用車の後方に反射させる反射板60とが収納されている。
支持部材50は、図4から図6に示すように、略一定幅で互い違いに90°づつ折り返し状に形成された平断面略波形の板であり、右後方を指向する3ケ所の右向き板部51と左後方を指向する3ケ所の左向き板部52とから構成されている。支持部材50は、ランプユニット10の主要空間部Sm内におけるハウジング30寄りの位置に屏風状に立設されている。そして、支持部材50の各々の右向き板部51に、前記光源12cが縦方向に等間隔で取付けられている。また、図5に示すように、支持部材50の中央に位置する右向き板部51の上端には、第2ガイド板82(後記する)が上方に延びるように取付けられている。
ブレーキランプ部12内には、支持部材50をランプレンズ40側から覆う位置に反射板60が配置されている。反射板60は、図5等に示すように、ランプユニット10の主要空間部Sm内に配置される反射本体部62と、ランプユニット10の右側空間部Se内に配置される意匠部64とから構成されている。反射板60の反射本体部62は、平断面が略三角波形の屏風状に成形されており、その三角波形の頂近傍に相当する位置に前記光源12cの光を通す開孔63が各々の光源12cに対応して形成されている(図3等参照)。
反射板60の意匠部64は、平板状に形成されて、図5等に示すように、ランプユニット10の右側空間部Se内をハウジング30側の裏側空間Serとランプレンズ40側の表側空間Sefとに仕切ることができるように構成されている。また、前記意匠部64の先端部分(図2において右端部分)は、ランプユニット10の右側空間部Se内の先端部分(図2において右端部分)に設けられたハウジング30の露出部37を後側から囲むように配置されている。そして、前記意匠部64の先端部分とハウジング30の露出部37の後端縁との間に、図2に示すように、隙間Xが形成されている。
<ウインカーランプ部14の構成について>
ランプユニット10のウインカーランプ部14では、図7に示すように、ハウジング30の後板部32の幅方向中央位置に電球取付け孔32eが形成されており、その電球取付け孔32eに方向指示用の電球14cが取付けられている。また、ウインカーランプ部14の主要空間部Sm内には、前記電球14cを車両前側から覆うように反射板60の反射本体部62が設けられており、右側空間部Se内にその反射板60の意匠部64が配置されている。
ここで、ウインカーランプ部14における反射板60の反射本体部62は、図3、図7に示すように、前記電球14cの後方(車両後方)を開放させた状態でその電球14cを車両前側、及び上下左右から囲むように構成されている。図3に示すように、ウインカーランプ部14における反射本体部62の天井部分62uの上方には、ブレーキランプ部12の反射本体部62の底板部分62bが前記天井部分62uとほぼ平行に位置決めされている。そして、ウインカーランプ部14の反射本体部62の天井部分62uとブレーキランプ部12の反射本体部62の底板部分62bとがランプレンズ40の近傍位置で湾曲部62wを介して接続されている。
また、ウインカーランプ部14における反射本体部62の天井部分62uには、湾曲部62wの近傍に貫通穴62hが形成されている。これにより、電球14cの熱で暖められた空気は天井部分62uの貫通穴62hを通過して上昇し、反射板60の裏側に導かれるようになる。
即ち、電球14cが本発明の第1光源に相当する。
<空気の第1〜第3ガイド板について>
ブレーキランプ部12内には、図3等に示すように、反射板60の反射本体部62の裏側で、前記底板部分62bの近傍位置に第1ガイド板81が設けられている。第1ガイド板81は、ウインカーランプ部14側の貫通穴62hからブレーキランプ部12側の底板部分62bの下面を伝って上昇する空気を、図5、図6に示すように、ランプユニット10の右側空間部Seまで導くための板である。第1ガイド板81は、予め決められた角度で右側空間部Se側に傾斜した状態で、ハウジング30の内壁面に取付けられている。
また、ブレーキランプ部12内には、前述のように、支持部材50の中央に位置する右向き板部51の上端に第2ガイド板82が上方に延びるように垂直に取付けられている(図5等参照)。これにより、支持部材50に沿って上昇する空気が第2ガイド板82によって左右に振り分けられるようになる。
即ち、支持部材50に取付けられる光源12cが本発明の別の光源に相当する。
また、ウインカーランプ部14内には、図1、図7等に示すように、反射板60の反射本体部62の裏側で、方向指示用の電球14cとほぼ等しい高さ位置に第3ガイド板83が水平に設けられている。これにより、ランプユニット10の右側空間部Seの端縁に沿って下降する空気を前記電球14cの位置まで導けるようになる。
<空気の対流について>
次に、ランプユニット10内の空気の対流について説明する。
ウインカーランプ部14の電球14cに暖められて反射本体部62の天井部分62uの貫通穴62hを通過した空気は、図3に示すように、ブレーキランプ部12における反射本体部62の底板部分62bの下側に導かれる。そして、前記底板部分62bの下面を伝い、図5、図6、図8に示すように、第1ガイド板81によってランプユニット10の右側空間部Seに導かれる。ランプユニット10の右側空間部Seに導かれた空気は、上昇しながら反射板60の意匠部64の裏面を伝って、その意匠部64とハウジング30間の裏側空間Ser(図5、図6の矢印参照)内を移動する。そして、図5、図6に示すように、反射板60の意匠部64の先端部分とハウジング30の露出部37との間の隙間Xから流出してその意匠部64の表側に導かれ、図2、図8の矢印に示すように、ランプユニット10の右側空間部Seの端縁の空気溜まり部まで移動する。ここで、空気溜まり部とは、空気が流れ難く滞留する部分で、ランプユニット10の右側空間部Seの端縁部分をいう。特に、図2に示す矢尻の先端部分Pの近傍空間及びその周辺に空気が滞留し易くなる。
即ち、前記第1ガイド板81、反射板60の意匠部64、ハウジング30及び隙間X等が本発明の第1ガイド手段に相当する。
ランプユニット10の右側空間部Seの空気溜まり部まで導かれて冷えた空気は、図8に示すように、そのランプユニット10の右側空間部Seの端縁に沿ってハウジング30の露出部37の表面側を下降する。そして、下降した空気が、ランプユニット10の右側空間部Seの下部位置で反射板60の意匠部64とハウジング30の露出部37との隙間Xからその意匠部64の裏側に流入する。意匠部64の裏側に流入した空気は、図7、図8に示すように、その意匠部64とハウジング30間の裏側空間Serを通り、第3ガイド板83に沿って電球14cの位置まで導かれる。
このように、ウインカーランプ部14の電球14cとランプユニット10の右側空間部Seの空気溜まり部との間で空気の対流か生じるため、前記空気溜まり部の位置で曇り等が発生し難くなる。
即ち、前記第3ガイド板83、反射板60の意匠部64、ハウジング30及び隙間X等が本発明の第3ガイド手段に相当する。
また、ウインカーランプ部14の電球14cに暖められて反射本体部62の天井部分62uを伝う空気(貫通穴62hを通過しない空気)は、湾曲部62wとランプレンズ40の隙間を通過して上昇し、ブレーキランプ部12内に導かれる。ブレーキランプ部12内に導かれた空気は、反射本体部62の縦壁表面に沿って上昇する過程で、図3の矢印に示すように、一部の空気が光源12c用の開孔63から反射本体部62の裏側に導かれ、図8に示すように、支持部材50に沿って上昇する。そして、支持部材50の上端位置まで到達した空気が第2ガイド板82によって左右に振り分けられる。即ち、第2ガイド板82の右側を上昇する空気がランプユニット10の主要空間部Sm、右側空間部Seの端縁に沿って右回りに対流し、前記第2ガイド板82の左側を上昇する空気がランプユニット10の主要空間部Smの端縁に沿って左回りに対流するようになる。
即ち、第2ガイド板82が本発明の第2ガイド手段に相当する。
<本実施形態に係るランプユニット10の長所について>
本実施形態に係るランプユニット10によると、方向指示用の電球14c(第1光源)の熱で暖められて反射板60の前方に溜まった空気は貫通穴62hを通過して反射板60の裏側に導かれる。このため、前記電球14cの熱量が小さい場合でも、反射板60の裏側に暖かな空気を導くことができる。
さらに、反射板60の裏側に導かれた暖かい空気は、上昇する過程で第1ガイド板81等によりハウジング30とランプレンズ40とにより形成される右側空間部Seの端縁の空気溜まり部まで導かれる。このため、空気が最も流れ難い空気溜まり部において空気の流れが生じ、その空気溜まり部で曇りが発生し難くなる。
即ち、電球14cの熱量が小さい場合でも、その電球14cの熱を有効利用してランプユニット内部の空気溜まり部における曇りの発生を抑えることができる。
また、支持部材50及び第2ガイド板82の働きで、ランプユニット10内の左側と右側とでそれぞれ空気の対流が形成されるため、主要空間部Sm、右側空間部Seの端縁まで効率的に空気を流すことができる。
また、右側空間部Seの端縁沿って下降する空気が第3ガイド板83により電球14cまで導かれるため、第3ガイド板83の働きで電球14cと空気溜まり部との間で空気が対流し易くなる。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、ウインカーランプ部14における反射本体部62の天井部分62uに貫通穴62hを一個形成する例を示したが、前記貫通穴62hを複数個形成する構成でも可能である。
また、本実施形態では、第1ガイド板81、第2ガイド板82、あるいは第3ガイド板83をそれぞれ単体で成形する例を示したが、第1ガイド板81、第2ガイド板82、あるいは第3ガイド板83をハウジング30、あるいは反射板60等の一部に形成する構成でも可能である。
本発明の実施形態1に係るランプユニット(リヤコンビネーションランプ)の模式正面図である。 ランプユニットの側面図である。 図1のIII-III矢視断面図である。 図1、図2のIV-IV矢視断面図である。 図1、図2のV-V矢視断面図である。 図1、図2のVI-VI矢視断面図である。 図1、図2のVII-VII矢視断面図である。 ランプユニット内の空気の対流を表す模式図である。 従来のランプユニットの縦断面図である。
符号の説明
10・・・・ランプユニット
12c ・・・光源(別の光源)
14c・・・電球(第1光源)
30・・・・ハウジング(ランプハウジング)
30h・・・開口
40・・・・ランプレンズ
50・・・・支持部材
60・・・・反射板
62・・・・反射本体部
62h・・・貫通穴
64・・・・意匠部(第1ガイド手段、第3ガイド手段)
81・・・・第1ガイド板(第1ガイド手段)
82・・・・第2ガイド板(第2ガイド手段)
83・・・・第3ガイド板(第3ガイド手段)
X・・・・・隙間(第1ガイド手段)
Se・・・・右側空間部(密閉空間)
Sm・・・・主要空間部(密閉空間)

Claims (2)

  1. 光源と、前記光源を後側から囲んでその光源の光を前方に反射させる反射板と、前記光源及び反射板を収納するランプハウジングと、前記ランプハウジングの開口を塞ぐランプレンズとから構成されるランプユニットであって、
    前記反射板には、熱源となる第1光源の上側に位置する部分に貫通穴が形成されて、前記第1光源の熱で暖められた空気をその貫通穴を通して前記反射板の裏側に導けるように構成されており、
    前記貫通穴により前記反射板の裏側に導かれて上昇しようとする空気が第1ガイド手段により前記ランプハウジングと前記ランプレンズとにより形成された密閉空間の端縁の空気溜まり部まで導かれるように構成されており、
    前記反射板の裏側には、前記貫通穴の上方に別の光源を支持する支持部材が屏風状に立設するように設けられており、
    前記支持部材及びその支持部材の上端に形成された第2ガイド手段により、前記密閉空間内を上昇しようとする空気が左右に振り分けられるように構成されていることを特徴とするランプユニット。
  2. 請求項1に記載されたランプユニットであって、
    前記密閉空間の端縁の空気溜まり部まで導かれる過程で冷え、その密閉空間の端縁に沿って下降する空気が第3ガイド手段により前記第1光源まで導かれるように構成されていることを特徴とするランプユニット。
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