JP4936208B2 - コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体及びコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法 - Google Patents
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Description
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、塩基性溶媒中において、前記界面活性剤と第一のシリカ原料とを、前記第一のシリカ原料中のケイ素原子に対する前記界面活性剤の含有比率(界面活性剤/第一のシリカ原料中のケイ素原子)がモル比で0.1〜20となる範囲で混合し、第一のシリカ中に前記界面活性剤が導入されたコア粒子を析出させる第1の工程と、
前記コア粒子が析出してきた後に、前記溶媒中に第二のシリカ原料を、前記第一のシリカ原料中に含有されているケイ素原子に対する第二のシリカ原料中に含有されているケイ素原子の含有比率がモル比で0.01〜2000となる範囲で混合し、第二のシリカ中に前記界面活性剤が導入されたシェル層を前記コア粒子の外側に積層させて、前記コア粒子及び前記シェル層中に前記界面活性剤が導入された多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記多孔体前駆体粒子に含まれている前記界面活性剤を除去し、前記コア粒子と前記シェル層とを備えるコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
を含むことを特徴とする方法である。
前記第二のシリカ原料が、前記第一のシリカ原料とは組成が異なるものであることを特徴とするものである。
先ず、本発明のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法について、第1〜第3の工程に分けて説明する。
本発明のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法においては、先ず、塩基性溶媒中において、界面活性剤と第一のシリカ原料とを、前記第一のシリカ原料中に含有されているケイ素原子に対する前記界面活性剤の含有比率(界面活性剤/第一のシリカ原料中に含有されているケイ素原子)がモル比で0.1〜20となる範囲で混合し、第一のシリカ中に前記界面活性剤が導入されたコア粒子を析出させる(第1の工程)。
で表されるアルキルアンモニウムハライドである。
次に、本発明のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法においては、前記コア粒子が析出してきた後に、前記溶媒中に第二のシリカ原料を混合し、第二のシリカ中に前記界面活性剤が導入されたシェル層を前記コア粒子の外側に積層させて、前記コア粒子及び前記シェル層中に前記界面活性剤が導入された多孔体前駆体粒子を得る(第2の工程)。
次に、本発明のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法においては、前記多孔体前駆体粒子に含まれている前記界面活性剤を除去し、前記コア粒子と前記シェル層とを備えるコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得る(第3の工程)。
次に、本発明のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体について説明する。すなわち、本発明のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体は、第一のシリカからなるコア粒子と、
前記第一のシリカとは組成が異なる第二のシリカからなり、前記コア粒子の外側に積層されているシェル層と、
を備えていることを特徴とするものである。
水4kg及びメタノール4kgの混合溶媒に対して、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド(界面活性剤)35.2g(0.014mol/L)及び1規定水酸化ナトリウムを22.8g添加した。これにテトラメトキシシラン12.1g(0.0068mol/L)とメルカプトプロピルトリメトキシシラン3.9g(0.0042mol/L)との混合物(第一のシリカ原料)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約180秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。その後、室温で30分経過させた後に、テトラメトキシシラン(第二のシリカ原料)26.4g(0.022mol/L)を添加し、室温で更に8時間撹拌した後、一晩放置し、ろ過・洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥した後、3Lの濃度1%の塩酸を含むエタノール溶液中に浸漬して界面活性剤を除去し、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得た。
水4kgとメタノール4kgの混合溶媒に対して、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド(界面活性剤)35.2g(0.014mol/L)及び1規定水酸化ナトリウム22.8gを添加した。これにテトラメトキシシラン9.2g(0.0077mol/L)とプロピルトリメトキシシラン4.3g(0.0033mol/L)との混合物(第一のシリカ原料)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約210秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。その後、室温で30分経過させた後に、テトラメトキシシラン(第二のシリカ原料)13.2g(0.011mol/L)を添加し、室温で更に8時間撹拌して一晩放置した後、ろ過・洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥した後、1.5Lの濃度1%の塩酸を含むエタノール溶液中に浸漬して界面活性剤を除去し、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得た。このようにして得られた球状シリカ系メソ多孔体は、前述の合成手順からも明らかなように、疎水性のプロピル基で修飾されたコア粒子と、その外側に有機官能基を有していないシェル層とを有するコアシェルタイプのコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体である。
水4kg及びメタノール4kgの混合溶媒に対して、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド(界面活性剤)35.2g(0.014mol/L)及び1規定水酸化ナトリウム22.8gを添加した。これにテトラメトキシシラン(第一のシリカ原料)13.2g(0.011mol/L)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約180秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。その後、室温で30分経過させた後に、テトラメトキシシラン9.2g(0.0077mol/L)とプロピルトリメトキシシラン4.3g(0.0033mol/L)との混合物(第二のシリカ原料)を添加し、室温で更に8時間撹拌した後、一晩放置し、ろ過・洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥した後、1.5Lの濃度1%の塩酸を含むエタノール溶液中に浸漬して界面活性剤を除去し、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得た。このようにして得られたコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体は、前述の合成手順からも明らかなように、有機官能基を有していないコア粒子と、その外側に疎水性のプロピル基で修飾されたシェル層とを有するコアシェルタイプのコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体である。
水4kg及びメタノール4kgの混合溶媒に対して、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド(界面活性剤)35.2g(0.014mol/L)及び1規定水酸化ナトリウムを22.8g添加した。これにテトラメトキシシラン(第一のシリカ原料)13.2g(0.011mol/L)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約170秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。その30分後と60分後において、それぞれテトラメトキシシラン(第二のシリカ原料)を13.2g(0.011mol/L)添加し、室温で更に8時間撹拌した後、一晩放置し、ろ過・洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥した後、3Lの濃度1%の塩酸を含むエタノール溶液中に浸漬して界面活性剤を除去し、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得た。
水4kg及びメタノール4kgの混合溶媒に対して、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド(界面活性剤)35.2g(0.014mol/L)及び1規定水酸化ナトリウム22.8gを添加した。これにテトラメトキシシラン(第一のシリカ原料)13.2g(0.011mol/L)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約170秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。その30分後、60分後、90分後及び120分後に、それぞれテトラメトキシシラン(第二のシラン原料)13.2g(0.011mol/L)を添加し、室温で更に8時間撹拌した後、一晩放置し、ろ過・洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥した後、550℃で焼成することで界面活性剤を除去し、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得た。
水3kg及びメタノール1kgの混合溶媒に対してデシルトリメチルアンモニウムクロリド15.4g(0.013mol/L)及び1規定水酸化ナトリウムを22.8g添加した。これにテトラメトキシシラン(第一のシリカ原料)13.2g(0.021mol/L)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約100秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。その60分後に、さらにテトラメトキシシラン(第二のシリカ原料)26.4gを添加し、室温で更に8時間攪拌した後、一晩放置し、ろ過、洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥後、550℃で焼成することで界面活性剤を除去し、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得た。得られたコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の走査電子顕微鏡による観察を行った結果、平均粒子径0.85μm(標準偏差0.04μm)の単分散粒子であることが確認された。
水4.4kg及びメタノール3.6kgの混合溶媒に対してテトラデシルトリメチルアンモニウムクロリド32.1g(0.012mol/L)及び1規定水酸化ナトリウムを22.8g添加した。これにテトラメトキシシラン(第一のシリカ原料)13.2g(0.021mol/L)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約190秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。その60分後に、さらにテトラメトキシシラン(第二のシリカ原料)26.4gを添加し、室温で更に8時間攪拌した後、一晩放置し、ろ過、洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥後、550℃で焼成することで界面活性剤を除去し、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得た。得られたコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の走査電子顕微鏡による観察を行った結果、平均粒子径0.75μm(標準偏差0.04μm)の単分散粒子であることが確認された。
水4kg及びメタノール4kgの混合溶媒に対して、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド(界面活性剤)35.2g(0.014mol/L)及び1規定水酸化ナトリウム22.8gを添加した。これにテトラメトキシシラン13.2g(0.011mol/L)を添加し撹拌を続けたところ完全に溶解し、約180秒後に白色粉末が析出してきた。そして、室温で更に8時間撹拌した後、一晩放置し、ろ過・洗浄を3回繰り返して白色粉末を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥した後、550℃で焼成することで界面活性剤を除去し、比較としての球状シリカ系メソ多孔体を得た。
水4kg及びメタノール4kgの混合溶媒に対して、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリト゛35.2g(0.014mol/L)及び1規定水酸化ナトリウム22.8gを添加した。これにテトラメトキシシラン9.2g(0.0077mol/L)とプロピルトリメトキシシラン4.3g(0.0033mol/L)混合物を添加し撹拌を続けたところ完全に溶解し、約210秒後に白色粉末が析出してきた。そして、室温で更に8時間撹拌した後、一晩放置し、ろ過・洗浄を3回繰り返して白色粉末を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥した後、1Lの濃度1%の塩酸を含むエタノール溶液中に浸漬して60℃の温度条件で加熱することにより界面活性剤を除去し、比較としての球状シリカ系メソ多孔体を得た。
水3kg及びメタノール1kgの混合溶媒に対してデシルトリメチルアンモニウムクロリド15.4g(0.013mol/L)及び1規定水酸化ナトリウムを22.8g添加した。これにテトラメトキシシラン(第一のシリカ原料)13.2g(0.021mol/L)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約100秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。室温で8時間攪拌した後、一晩放置し、ろ過、洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥後、550℃で焼成することで界面活性剤を除去し、球状シリカ系メソ多孔体を得た。得られた球状シリカ系メソ多孔体の走査電子顕微鏡による観察を行った結果、平均粒子径0.60μm(標準偏差0.024μm)の単分散粒子であることが確認された。
水4.4kg及びメタノール3.6kgの混合溶媒に対してテトラデシルトリメチルアンモニウムクロリド32.1g(0.012mol/L)及び1規定水酸化ナトリウムを22.8g添加した。これにテトラメトキシシラン(第一のシリカ原料)13.2g(0.021mol/L)を添加して撹拌を続けたところ完全に溶解し、約190秒後に白色粉末(コア粒子)が析出してきた。室温で8時間攪拌した後、一晩放置し、ろ過、洗浄を3回繰り返して白色粉末(多孔体前駆体粒子)を得た。この白色粉末を熱風乾燥機で3日間乾燥後、550℃で焼成することで界面活性剤を除去し、球状シリカ系メソ多孔体を得た。得られた球状シリカ系メソ多孔体の走査電子顕微鏡による観察を行った結果、平均粒子径0.52μm(標準偏差0.03μm)の単分散粒子であることが確認された。
実施例4〜7で得られたコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体、及び比較例1、3、4で得られた球状シリカ系メソ多孔体の走査電子顕微鏡による観察の結果、並びに、図5、7、8に示した結果から明らかなように、本発明のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法を採用した場合(実施例4〜7)においては、平均粒子径が0.80μm、1.21μm、0.85μm、0.75μmという比較的大きな粒子径を有するコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体が得られていることから、本発明のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法によれば、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の粒子径を増大させることが可能であることが確認された。
Claims (6)
- 界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、塩基性溶媒中において、前記界面活性剤と第一のシリカ原料とを、前記第一のシリカ原料中のケイ素原子に対する前記界面活性剤の含有比率(界面活性剤/第一のシリカ原料中のケイ素原子)がモル比で0.1〜20となる範囲で混合し、第一のシリカ中に前記界面活性剤が導入されたコア粒子を析出させる第1の工程と、
前記コア粒子が析出してきた後に、前記溶媒中に第二のシリカ原料を、前記第一のシリカ原料中に含有されているケイ素原子に対する第二のシリカ原料中に含有されているケイ素原子の含有比率がモル比で0.01〜2000となる範囲で混合し、第二のシリカ中に前記界面活性剤が導入されたシェル層を前記コア粒子の外側に積層させて、前記コア粒子及び前記シェル層中に前記界面活性剤が導入された多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記多孔体前駆体粒子に含まれている前記界面活性剤を除去し、前記コア粒子と前記シェル層とを備えるコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
を含むことを特徴とするコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法。 - 前記溶媒が、アルコールの含有量が85容量%以下である水とアルコールとの混合溶媒であることを特徴とする請求項1に記載のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法。
- 前記第一のシリカ原料と前記第二のシリカ原料とが、同一であっても又は異なっていてもよく、それぞれアルコキシシランであることを特徴とする請求項1又は2に記載のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法。
- 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法により得られるコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体であって、
前記第二のシリカ原料が、前記第一のシリカ原料とは組成が異なるものであることを特徴とするコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体。 - 前記シェル層が前記第二のシリカ原料を用いて得られた複数の層により形成されており、前記複数層のうちの少なくとも1層が前記第一のシリカ原料とは組成が異なる前記第二のシリカ原料を用いて得られた層であることを特徴とする請求項4に記載のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体。
- 前記第一のシリカ原料と前記第二のシリカ原料とが、それぞれ組成が異なるアルコキシシランであることを特徴とする請求項4又は5に記載のコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体。
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