JP5057021B2 - 球状シリカ系メソ多孔体及びその製造方法、並びにそれを用いた塩基性色素吸着材 - Google Patents
球状シリカ系メソ多孔体及びその製造方法、並びにそれを用いた塩基性色素吸着材 Download PDFInfo
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Description
前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第2の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体(中間体)の製造方法であって、
前記シリカ原料の少なくとも一部がシアノ基を含有する有機アルコキシシランであり、且つ、
前記界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記溶媒としてアルコール含有量が80容量%以下である水系溶媒を用い、前記溶媒中における前記界面活性剤の濃度を0.0001〜0.03mol/L、前記シリカ原料の濃度をSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lとすることによって、上記本発明の吸着材を製造するために好適に利用することができる球状シリカ系メソ多孔体(中間体)を得る方法である。
前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第2の工程と、
前記球状シリカ系メソ多孔体にシアノ基を含有する有機アルコキシシランをグラフト重合せしめる第3の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体(中間体)の製造方法であって、前記界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記溶媒としてアルコール含有量が80容量%以下である水系溶媒を用い、前記溶媒中における前記界面活性剤の濃度を0.0001〜0.03mol/L、前記シリカ原料の濃度をSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lとすることによって、上記本発明の吸着材を製造するために好適に利用することができる球状シリカ系メソ多孔体(中間体)を得る方法である。
第二の界面活性剤を含む第二の溶媒中で、前記第一の多孔体前駆体粒子中に前記第二の界面活性剤が導入されてなる第二の多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記第二の多孔体前駆体粒子に含まれる前記第一及び第二の界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体(中間体)の製造方法であって、
前記シリカ原料の少なくとも一部がシアノ基を含有する有機アルコキシシランであり、
第1の工程において、前記第一の界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第一の溶媒として水と、アルコール及び/又はエーテルとの混合溶媒を用い、前記第一の溶媒中におけるアルコール及び/又はエーテルの含有量が85容量%以下であり、前記第一の溶媒中における前記第一の界面活性剤の濃度が0.0001〜0.03mol/Lであり、前記第一の溶媒中における前記シリカ原料の濃度がSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lであり、且つ、前記シリカ原料と前記第一の界面活性剤とを0〜40℃の温度条件下で混合すること、及び、
第2の工程において、前記第二の界面活性剤として下記一般式(2):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第二の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(2)中のzの値が、前記第一の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(1)中のnの値以上であり、前記第二の溶媒として水とアルコールとの混合溶媒を用い、前記第二の溶媒中におけるアルコールの含有量が40〜90容量%であり、前記第二の溶媒中における前記第二の界面活性剤の濃度が0.05〜0.2mol/Lであり、且つ、前記第二の溶媒中で前記第一の多孔体前駆体粒子を60〜90℃の温度条件下で混合することによって、上記本発明の吸着材を製造するために好適に利用することができる球状シリカ系メソ多孔体(中間体)を得る方法である。
第二の界面活性剤を含む第二の溶媒中で、前記第一の多孔体前駆体粒子中に前記第二の界面活性剤が導入されてなる第二の多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記第二の多孔体前駆体粒子に含まれる前記第一及び第二の界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
前記球状シリカ系メソ多孔体にシアノ基を含有する有機アルコキシシランをグラフト重合せしめる第4の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体(中間体)の製造方法であって、
第1の工程において、前記第一の界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第一の溶媒として水と、アルコール及び/又はエーテルとの混合溶媒を用い、前記第一の溶媒中におけるアルコール及び/又はエーテルの含有量が85容量%以下であり、前記第一の溶媒中における前記第一の界面活性剤の濃度が0.0001〜0.03mol/Lであり、前記第一の溶媒中における前記シリカ原料の濃度がSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lであり、且つ、前記シリカ原料と前記第一の界面活性剤とを0〜40℃の温度条件下で混合すること、及び、
第2の工程において、前記第二の界面活性剤として下記一般式(2):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第二の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(2)中のzの値が、前記第一の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(1)中のnの値以上であり、前記第二の溶媒として水とアルコールとの混合溶媒を用い、前記第二の溶媒中におけるアルコールの含有量が40〜90容量%であり、前記第二の溶媒中における前記第二の界面活性剤の濃度が0.05〜0.2mol/Lであり、且つ、前記第二の溶媒中で前記第一の多孔体前駆体粒子を60〜90℃の温度条件下で混合することによって、上記本発明の吸着材を製造するために好適に利用することができる球状シリカ系メソ多孔体(中間体)を得る方法である。
前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去し、酸化剤を用いて酸化せしめて球状シリカ系メソ多孔体を得る第2の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体からなる吸着材の製造方法であって、
前記シリカ原料の少なくとも一部がシアノ基を含有する有機アルコキシシランであり、且つ、
前記界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記溶媒としてアルコール含有量が80容量%以下である水系溶媒を用い、前記溶媒中における前記界面活性剤の濃度を0.0001〜0.03mol/L、前記シリカ原料の濃度をSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lとすることによって、上記本発明の吸着材を得ることを特徴とする方法である。
前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去し、球状シリカ系メソ多孔体を得る第2の工程と、
前記球状シリカ系メソ多孔体にシアノ基を含有する有機アルコキシシランをグラフト重合させ、酸化剤を用いて酸化せしめる第3の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体からなる吸着材の製造方法であって、
前記界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記溶媒としてアルコール含有量が80容量%以下である水系溶媒を用い、前記溶媒中における前記界面活性剤の濃度を0.0001〜0.03mol/L、前記シリカ原料の濃度をSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lとすることによって、上記本発明の吸着材を得ることを特徴とする方法である。
第二の界面活性剤を含む第二の溶媒中で、前記第一の多孔体前駆体粒子中に前記第二の界面活性剤が導入されてなる第二の多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記第二の多孔体前駆体粒子に含まれる前記第一及び第二の界面活性剤を除去し、酸化剤を用いて酸化せしめて球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体からなる吸着材の製造方法であって、
前記シリカ原料の少なくとも一部がシアノ基を含有する有機アルコキシシランであり、
第1の工程において、前記第一の界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第一の溶媒として水と、アルコール及び/又はエーテルとの混合溶媒を用い、前記第一の溶媒中におけるアルコール及び/又はエーテルの含有量が85容量%以下であり、前記第一の溶媒中における前記第一の界面活性剤の濃度が0.0001〜0.03mol/Lであり、前記第一の溶媒中における前記シリカ原料の濃度がSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lであり、且つ、前記シリカ原料と前記第一の界面活性剤とを0〜40℃の温度条件下で混合すること、及び、
第2の工程において、前記第二の界面活性剤として下記一般式(2):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第二の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(2)中のzの値が、前記第一の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(1)中のnの値以上であり、前記第二の溶媒として水とアルコールとの混合溶媒を用い、前記第二の溶媒中におけるアルコールの含有量が40〜90容量%であり、前記第二の溶媒中における前記第二の界面活性剤の濃度が0.05〜0.2mol/Lであり、且つ、前記第二の溶媒中で前記第一の多孔体前駆体粒子を60〜90℃の温度条件下で混合することによって、上記本発明の吸着材を得ることを特徴とする方法である。
第二の界面活性剤を含む第二の溶媒中で、前記第一の多孔体前駆体粒子中に前記第二の界面活性剤が導入されてなる第二の多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記第二の多孔体前駆体粒子に含まれる前記第一及び第二の界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
前記球状シリカ系メソ多孔体にシアノ基を含有する有機アルコキシシランをグラフト重合させ、酸化剤を用いて酸化せしめる第4の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体からなる吸着材の製造方法であって、
第1の工程において、前記第一の界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第一の溶媒として水と、アルコール及び/又はエーテルとの混合溶媒を用い、前記第一の溶媒中におけるアルコール及び/又はエーテルの含有量が85容量%以下であり、前記第一の溶媒中における前記第一の界面活性剤の濃度が0.0001〜0.03mol/Lであり、前記第一の溶媒中における前記シリカ原料の濃度がSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lであり、且つ、前記シリカ原料と前記第一の界面活性剤とを0〜40℃の温度条件下で混合すること、及び、
第2の工程において、前記第二の界面活性剤として下記一般式(2):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第二の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(2)中のzの値が、前記第一の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(1)中のnの値以上であり、前記第二の溶媒として水とアルコールとの混合溶媒を用い、前記第二の溶媒中におけるアルコールの含有量が40〜90容量%であり、前記第二の溶媒中における前記第二の界面活性剤の濃度が0.05〜0.2mol/Lであり、且つ、前記第二の溶媒中で前記第一の多孔体前駆体粒子を60〜90℃の温度条件下で混合することによって、上記本発明の吸着材を得ることを特徴とする方法である。
本発明の第一及び第二の球状シリカ系メソ多孔体は、それぞれ、平均粒径が0.01〜3μmであり、中心細孔直径が1nm以上の放射状細孔を有する球状シリカ系メソ多孔体である。
本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体は、平均粒径が0.01〜3μmであり、中心細孔直径が1nm以上の放射状細孔を有する球状シリカ系メソ多孔体であって、前記球状シリカ系メソ多孔体がシアノ基を含有する有機官能基で修飾されていることを特徴とするものである。
本発明の第二の球状シリカ系メソ多孔体は、平均粒径が0.01〜3μmであり、中心細孔直径が1nm以上の放射状細孔を有する球状シリカ系メソ多孔体であって、前記球状シリカ系メソ多孔体がカルボキシル基を含有する有機官能基で修飾されていることを特徴とするものである。
次に、本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体の製造方法について説明する。
本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体の第一の製造方法は、溶媒中でシリカ原料と界面活性剤とを混合し、前記シリカ原料中に前記界面活性剤が導入されてなる多孔体前駆体粒子を得る第1の工程と、
前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第2の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体の製造方法であって、
前記シリカ原料の少なくとも一部がシアノ基を含有する有機アルコキシシランであり、且つ、
前記界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記溶媒としてアルコール含有量が80容量%以下である水系溶媒を用い、前記溶媒中における前記界面活性剤の濃度を0.0001〜0.03mol/L、前記シリカ原料の濃度をSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lとすることによって、上記本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体を得ることを特徴とする方法である。
本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体の第二の製造方法は、溶媒中でシリカ原料と界面活性剤とを混合し、前記シリカ原料中に前記界面活性剤が導入されてなる多孔体前駆体粒子を得る第1の工程と、
前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第2の工程と、
前記球状シリカ系メソ多孔体にシアノ基を含有する有機アルコキシシランをグラフト重合せしめる第3の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体の製造方法であって、前記界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記溶媒としてアルコール含有量が80容量%以下である水系溶媒を用い、前記溶媒中における前記界面活性剤の濃度を0.0001〜0.03mol/L、前記シリカ原料の濃度をSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lとすることによって、上記本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体を得ることを特徴とする方法である。
本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体の第三の製造方法は、第一の溶媒中でシリカ原料と第一の界面活性剤とを混合し、シリカ中に前記第一の界面活性剤が導入されてなる第一の多孔体前駆体粒子を得る第1の工程と、
第二の界面活性剤を含む第二の溶媒中で、前記第一の多孔体前駆体粒子中に前記第二の界面活性剤が導入されてなる第二の多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記第二の多孔体前駆体粒子に含まれる前記第一及び第二の界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体の製造方法であって、
前記シリカ原料の少なくとも一部がシアノ基を含有する有機アルコキシシランであり、 第1の工程において、前記第一の界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第一の溶媒として水と、アルコール及び/又はエーテルとの混合溶媒を用い、前記第一の溶媒中におけるアルコール及び/又はエーテルの含有量が85容量%以下であり、前記第一の溶媒中における前記第一の界面活性剤の濃度が0.0001〜0.03mol/Lであり、前記第一の溶媒中における前記シリカ原料の濃度がSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lであり、且つ、前記シリカ原料と前記第一の界面活性剤とを0〜40℃の温度条件下で混合すること、及び、
第2の工程において、前記第二の界面活性剤として下記一般式(2):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第二の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(2)中のzの値が、前記第一の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(1)中のnの値以上であり、前記第二の溶媒として水とアルコールとの混合溶媒を用い、前記第二の溶媒中におけるアルコールの含有量が40〜90容量%であり、前記第二の溶媒中における前記第二の界面活性剤の濃度が0.05〜0.2mol/Lであり、且つ、前記第二の溶媒中で前記第一の多孔体前駆体粒子を60〜90℃の温度条件下で混合することによって、上記本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体を得ることを特徴とする方法である。
で表されるアルキルアンモニウムハライドである。
で表されるアルキルアンモニウムハライドである。
本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体の第四の製造方法は、第一の溶媒中でシリカ原料と第一の界面活性剤とを混合し、シリカ中に前記第一の界面活性剤が導入されてなる第一の多孔体前駆体粒子を得る第1の工程と、
第二の界面活性剤を含む第二の溶媒中で、前記第一の多孔体前駆体粒子中に前記第二の界面活性剤が導入されてなる第二の多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記第二の多孔体前駆体粒子に含まれる前記第一及び第二の界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
前記球状シリカ系メソ多孔体にシアノ基を含有する有機アルコキシシランをグラフト重合せしめる第4の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体の製造方法であって、
第1の工程において、前記第一の界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第一の溶媒として水と、アルコール及び/又はエーテルとの混合溶媒を用い、前記第一の溶媒中におけるアルコール及び/又はエーテルの含有量が85容量%以下であり、前記第一の溶媒中における前記第一の界面活性剤の濃度が0.0001〜0.03mol/Lであり、前記第一の溶媒中における前記シリカ原料の濃度がSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lであり、且つ、前記シリカ原料と前記第一の界面活性剤とを0〜40℃の温度条件下で混合すること、及び、
第2の工程において、前記第二の界面活性剤として下記一般式(2):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第二の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(2)中のzの値が、前記第一の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(1)中のnの値以上であり、前記第二の溶媒として水とアルコールとの混合溶媒を用い、前記第二の溶媒中におけるアルコールの含有量が40〜90容量%であり、前記第二の溶媒中における前記第二の界面活性剤の濃度が0.05〜0.2mol/Lであり、且つ、前記第二の溶媒中で前記第一の多孔体前駆体粒子を60〜90℃の温度条件下で混合することによって、上記本発明の第一の球状シリカ系メソ多孔体を得ることを特徴とする方法である。
次に、本発明の第二の球状シリカ系メソ多孔体の第一〜第三の製造方法について説明する。
先ず、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド7.04gを、水/メタノール混合溶液1600g(50/50=w/w)に溶解し、恒温水槽中で25℃に保って攪拌して溶液を得た。次に、得られた溶液に、1mol/L水酸化ナトリウム溶液6.84gを添加した後、テトラメトキシシラン(TMOS)と3−シアノプロピルトリメトキシシラン(CPTMS)とをモル比(TMOS/CPTMS)が8/2となるようにして予め乾燥窒素気流中で混合した混合物(シリカ原料)3.47×10−2molを更に添加した。このようにしてシリカ原料を添加したところ、数分で粒子の析出が見られ、溶液が白濁した。次いで、この溶液を約8時間攪拌し、一晩静置し、生成物を得た。そして、このようにして得られた生成物をろ過し、水に再分散させる操作を2回繰り返した後に、45℃で一晩乾燥させて多孔体前駆体粒子(シリカ/界面活性剤複合体)を得た。
実施例1で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用い、その第一の球状シリカ系メソ多孔体を、酸化剤を用いて酸化してプロピルカルボン酸基で修飾された第二の球状シリカ系メソ多孔体を得た。すなわち、先ず、18mol/Lの濃硫酸(酸化剤)6.3mlと水3.7mlを混合して放置し、約50℃に冷却した。そして、これに実施例1で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を0.5g加え、100℃で6時間加熱還流を行って酸化せしめてシアノ基をカルボキシル基へと変換させ、酸化反応後に、ろ過し、45℃で乾燥して、プロピルカルボン酸基で修飾された第二の球状シリカ系メソ多孔体を得た。なお、このような有機官能基部位における酸化反応は、化学反応式(1):
先ず、オクタデシルトリメチルアンモニウムクロリド6.72gを、水/メタノール混合溶液1600g(42/58=w/w)に溶解し、恒温水槽中で25℃に保って攪拌して溶液を得た。次に、得られた溶液に、1mol/L水酸化ナトリウム溶液6.84gを添加した後、テトラメトキシシラン(TMOS)と3−シアノプロピルトリメトキシシラン(APTMS)とをモル比(TMOS/APTMS)が9/1となるようにして予め乾燥窒素気流中で混合した混合物(シリカ原料)3.47×10−2molを更に添加した。このようにしてシリカ原料を添加したところ、数分で粒子の析出が見られ、溶液が白濁した。次いで、この溶液を約8時間攪拌し、一晩静置し、生成物を得た。そして、このようにして得られた生成物をろ過し、水に再分散させる操作を2回繰り返した後に45℃で一晩乾燥させて多孔体前駆体粒子(シリカ/界面活性剤複合体)を得た。
先ず、実施例3で採用している方法と同様の方法を採用して界面活性剤を抽出する前の多孔体前駆体粒子(シリカ/界面活性剤複合体:本実施例においては「第一の多孔体前駆体粒子」という。)を得た。
実施例1で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いる代わりに、実施例3で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いた以外は実施例2と同様にしてプロピルカルボン酸基で修飾された第二の球状シリカ系メソ多孔体を得た。
実施例1で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いる代わりに、実施例4で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いた以外は実施例2と同様にしてプロピルカルボン酸基で修飾された第二の球状シリカ系メソ多孔体を得た。
先ず、シリカ原料としてテトラメトキシシラン(TMOS)3.47×10−2molを用いた以外は実施例1と同様にして球状シリカ系メソ多孔体を得た。その後、得られた球状シリカ系メソ多孔体0.7gと脱水トルエン70gと3−シアノプロピルトリメトキシシラン2.38gとを混合し、90℃の温度条件で15時間還流した。次いで、得られた生成物をろ過し、45℃で一晩(14時間)乾燥して、3−シアノプロピル基で修飾された第一の球状シリカ系メソ多孔体を得た。
実施例1で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いる代わりに、実施例7で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いた以外は実施例2と同様にして、プロピルカルボン酸基で修飾された第二の球状シリカ系メソ多孔体を得た。
先ず、シリカ原料としてテトラメトキシシラン(TMOS)3.47×10−2molを用いた以外は実施例4と同様にして細孔径を拡大した球状シリカ系メソ多孔体を得た。その後、得られた球状シリカ系メソ多孔体0.7gと脱水トルエン70gと3−シアノプロピルトリメトキシシラン2.38gとを混合し、90℃の温度条件で15時間還流した。次いで、得られた生成物をろ過し、45℃で一晩(14時間)乾燥して、3−シアノプロピル基で修飾された第一の球状シリカ系メソ多孔体を得た。
実施例1で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いる代わりに、実施例9で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いた以外は実施例2と同様にしてプロピルカルボン酸基で修飾された第二の球状シリカ系メソ多孔体を得た。
前述の混合物の代わりに、シリカ原料としてテトラメトキシシラン(TMOS)のみを用いた以外は実施例1と同様にして比較のための球状シリカ系メソ多孔体を得た。
実施例1で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体を用いる代わりに、3−シアノプロピル基をグラフトしたMCM−41を用いた以外は実施例2と同様にして比較のための不定形のシリカを得た。すなわち、先ず、MCM−41:0.7gを脱水トルエン70mlと3−シアノプロピルトリメトキシシラン2.38gに混合し、110℃で18時間還流して生成物を得た。次に、得られた生成物をろ過し、45℃で一晩乾燥させて、3−シアノプロピル基をグラフトしたMCM−41を得た。そして、実施例2で採用した方法と同様の方法を採用して、得られた3−シアノプロピル基で修飾されたMCM−41のシアノ基をカルボキシル基へと変換させて、比較のための不定形のシリカを得た。
第一の球状シリカ系メソ多孔体(実施例1)及び第二の球状シリカ系メソ多孔体(実施例2)を走査型電子顕微鏡(SEM:明石製作所製の商品名「SIGMA−V」)により測定(加速電圧19eV)した。このような第一の球状シリカ系メソ多孔体(実施例1)のSEM写真を図1に示し、第二の球状シリカ系メソ多孔体(実施例2)のSEM写真を図2に示す。SEMによる測定の結果、第一の球状シリカ系メソ多孔体(実施例1)の任意の粒子50個の粒径分布は0.44〜0.57μmであり、平均粒径は0.50μmであった。更に、平均粒径の±10%の範囲内の粒径を有する粒子の割合は全粒子の98重量%であり、得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体は単分散の状態であることが確認された。また、第二の球状シリカ系メソ多孔体(実施例2)の任意の粒子50個の粒径分布は0.51〜0.64μmであり、平均粒径は0.57μmであった。更に、平均粒径の±10%の範囲内の粒径を有する粒子の割合は全粒子の99重量%であり、得られた第二の球状シリカ系メソ多孔体は単分散の状態であることが確認された。
理学製の粉末XRD装置RINT−2200を用いて、実施例3〜4で得られた第一の球状シリカ系メソ多孔体のメソ細孔構造の特性を測定した。実施例3〜4で得られた第一の球状シリカメソ多孔体のXRD回折パターンを図6に示す。
実施例2、実施例5〜6、8、10及び比較例1で得られた球状シリカ系メソ多孔体並びに比較例2で得られた不定形のシリカを試料としてそれぞれ用い、各試料0.1gを、メチレンブルー100ml(水溶液中の濃度:1000mg/L)を加えた水溶液中にそれぞれ添加して、22℃の温度条件下で1時間振とうした。その後、各水溶液をろ過し、各水溶液の291nmの吸光度を測定することにより、各試料のメチレンブルーの吸着量を算出した。結果を表1に示す。また、BJH法により各試料の細孔径を測定し、細孔径を算出した。各試料の細孔径を表1に示す。
Claims (9)
- 平均粒径が0.01〜3μmであり、中心細孔直径が1nm以上の放射状細孔を有する球状シリカ系メソ多孔体からなり、且つ、前記球状シリカ系メソ多孔体がカルボキシル基を含有する有機官能基で修飾されていることを特徴とする吸着材。
- 前記カルボキシル基を含有する有機官能基が、前記球状シリカ系メソ多孔体を構成するシリケート骨格中のケイ素原子に配位されていることを特徴とする請求項1に記載の吸着材。
- 前記カルボキシル基を含有する有機官能基が、炭素数が1〜8の直鎖又は分岐鎖状のアルキルカルボン酸基であることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸着材。
- 前記球状シリカ系メソ多孔体の全粒子の90重量%以上が、前記平均粒径の±10%の範囲内の粒径を有していることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の吸着材。
- 溶媒中でシリカ原料と界面活性剤とを混合し、前記シリカ原料中に前記界面活性剤が導入されてなる多孔体前駆体粒子を得る第1の工程と、
前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去し、酸化剤を用いて酸化せしめて球状シリカ系メソ多孔体を得る第2の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体からなる吸着材の製造方法であって、
前記シリカ原料の少なくとも一部がシアノ基を含有する有機アルコキシシランであり、且つ、
前記界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記溶媒としてアルコール含有量が80容量%以下である水系溶媒を用い、前記溶媒中における前記界面活性剤の濃度を0.0001〜0.03mol/L、前記シリカ原料の濃度をSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lとすることによって、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の吸着材を得ることを特徴とする吸着材の製造方法。 - 溶媒中でシリカ原料と界面活性剤とを混合し、前記シリカ原料中に前記界面活性剤が導入されてなる多孔体前駆体粒子を得る第1の工程と、
前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去し、球状シリカ系メソ多孔体を得る第2の工程と、
前記球状シリカ系メソ多孔体にシアノ基を含有する有機アルコキシシランをグラフト重合させ、酸化剤を用いて酸化せしめる第3の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体からなる吸着材の製造方法であって、
前記界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記溶媒としてアルコール含有量が80容量%以下である水系溶媒を用い、前記溶媒中における前記界面活性剤の濃度を0.0001〜0.03mol/L、前記シリカ原料の濃度をSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lとすることによって、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の吸着材を得ることを特徴とする吸着材の製造方法。 - 第一の溶媒中でシリカ原料と第一の界面活性剤とを混合し、シリカ中に前記第一の界面活性剤が導入されてなる第一の多孔体前駆体粒子を得る第1の工程と、
第二の界面活性剤を含む第二の溶媒中で、前記第一の多孔体前駆体粒子中に前記第二の界面活性剤が導入されてなる第二の多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記第二の多孔体前駆体粒子に含まれる前記第一及び第二の界面活性剤を除去し、酸化剤を用いて酸化せしめて球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体からなる吸着材の製造方法であって、
前記シリカ原料の少なくとも一部がシアノ基を含有する有機アルコキシシランであり、
第1の工程において、前記第一の界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第一の溶媒として水と、アルコール及び/又はエーテルとの混合溶媒を用い、前記第一の溶媒中におけるアルコール及び/又はエーテルの含有量が85容量%以下であり、前記第一の溶媒中における前記第一の界面活性剤の濃度が0.0001〜0.03mol/Lであり、前記第一の溶媒中における前記シリカ原料の濃度がSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lであり、且つ、前記シリカ原料と前記第一の界面活性剤とを0〜40℃の温度条件下で混合すること、及び、
第2の工程において、前記第二の界面活性剤として下記一般式(2):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第二の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(2)中のzの値が、前記第一の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(1)中のnの値以上であり、前記第二の溶媒として水とアルコールとの混合溶媒を用い、前記第二の溶媒中におけるアルコールの含有量が40〜90容量%であり、前記第二の溶媒中における前記第二の界面活性剤の濃度が0.05〜0.2mol/Lであり、且つ、前記第二の溶媒中で前記第一の多孔体前駆体粒子を60〜90℃の温度条件下で混合することによって、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の吸着材を得ることを特徴とする吸着材の製造方法。 - 第一の溶媒中でシリカ原料と第一の界面活性剤とを混合し、シリカ中に前記第一の界面活性剤が導入されてなる第一の多孔体前駆体粒子を得る第1の工程と、
第二の界面活性剤を含む第二の溶媒中で、前記第一の多孔体前駆体粒子中に前記第二の界面活性剤が導入されてなる第二の多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、
前記第二の多孔体前駆体粒子に含まれる前記第一及び第二の界面活性剤を除去して球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、
前記球状シリカ系メソ多孔体にシアノ基を含有する有機アルコキシシランをグラフト重合させ、酸化剤を用いて酸化せしめる第4の工程と、
を含む球状シリカ系メソ多孔体からなる吸着材の製造方法であって、
第1の工程において、前記第一の界面活性剤として下記一般式(1):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第一の溶媒として水と、アルコール及び/又はエーテルとの混合溶媒を用い、前記第一の溶媒中におけるアルコール及び/又はエーテルの含有量が85容量%以下であり、前記第一の溶媒中における前記第一の界面活性剤の濃度が0.0001〜0.03mol/Lであり、前記第一の溶媒中における前記シリカ原料の濃度がSi濃度換算で0.0005〜0.03mol/Lであり、且つ、前記シリカ原料と前記第一の界面活性剤とを0〜40℃の温度条件下で混合すること、及び、
第2の工程において、前記第二の界面活性剤として下記一般式(2):
で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、前記第二の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(2)中のzの値が、前記第一の界面活性剤として選択されたアルキルアンモニウムハライドの式(1)中のnの値以上であり、前記第二の溶媒として水とアルコールとの混合溶媒を用い、前記第二の溶媒中におけるアルコールの含有量が40〜90容量%であり、前記第二の溶媒中における前記第二の界面活性剤の濃度が0.05〜0.2mol/Lであり、且つ、前記第二の溶媒中で前記第一の多孔体前駆体粒子を60〜90℃の温度条件下で混合することによって、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の吸着材を得ることを特徴とする吸着材の製造方法。 - 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の吸着材からなることを特徴とする塩基性色素吸着材。
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