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JP4881089B2 - 車両用乗員検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシートに乗員が着座しているかどうかの検知を行う車両用乗員検知装置の技術分野に属する。
従来では、座席に乗員が着座した状態で乗員の体格を検知するとともに、シートベルトの着用に応じて検知された乗員の体格データを保持し、また、シートベルトが外されることに応じて乗員情報の保持を解除している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−302003号公報(第2−3頁、全図)
しかしながら、従来にあっては、子供が荷物を持った状態でシートベルトを着用した場合、大人と判定される可能性がある。(重量が大人レベルになっているため)その後、シートベルトを着用した状態で荷物を移動させた場合、重量は子供レベルになっているのに子供と判定することができず大人と判定してしまう。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、乗員検知の信頼性を向上させることができる車両用乗員検知装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、車両のシートに加わる荷重を検出する荷重センサと、前記荷重センサの検出結果を演算して少なくとも前記シートに着座する乗員が子供であるか大人であるかを判定する判定手段と、を備える車両用乗員検知装置において、前記シートの異なる位置の荷重を検出するよう前記荷重センサを複数設け、前記判定手段は、各荷重センサ検出値の前回サンプリング値と今回サンプリング値の変化量を絶対値として合計し、当該合計値が予め定めた閾値以上の場合には、前記判定手段による乗員の判定を行わないようにする判定停止手段を備える、ことを特徴とする。

よって、本発明にあっては、乗員検知の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の車両用乗員検知装置を実現する実施の形態を、実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の車両用乗員検知装置を用いたエアバッグシステムの構成例を示す図である。図2は実施例1の車両用乗員検知装置を用いたエアバッグシステムのブロック図である。
実施例1のエアバッグシステムは、エアバッグECU1、乗員検知用ECU2、荷重センサ3a〜3d、乗員状態表示ランプ6、エアバッグ7、ワーニングランプ8により主に構成される。
エアバッグECU1は、CPU11を内蔵し、乗員検知用ECU2から得る乗員情報により、乗員なしの場合には展開しない、大人の場合は展開する、チャイルドシート装着の場合には展開しないなど、エアバッグの展開制御を行う。
乗員検知用ECU2は、CPU21を内蔵し、荷重センサ3からの出力を処理し、乗員の有無、乗員が大人か子供かを判定し、判定結果を出力する。
荷重センサ3a〜3dは、シートの4点の異なる位置で、荷重に応じた検出電圧を出力するものである。
乗員状態表示ランプ6は、例えば、乗員なし、大人、チャイルドシートという乗員状態の検出結果を表示する。
エアバッグ7は、車両衝突時に乗員保護のために展開し緩衝機能を発揮するものである。また、制御により、膨張の段階を少なくとも2段階に変更できるものである。
ワーニングランプ8は、エアバッグ系における故障を検知した場合に警告表示を行うための表示灯である。
図3は実施例1の車両用乗員検知装置の荷重センサ3a〜3dの取り付け構造を示す説明図である。なお、図3(a)は平面図、図3(b)は側面図、図3(c)は正面図である。
4つの荷重センサ3a〜3dは、車両のシート4のシートレール5上の荷重を支持する右側前部、後部、左側前部、後部にそれぞれ設けられる。これにより各部への荷重が検出される。
次に作用を説明する。
[エアバッグシステムについて]
ここで、実施例1のエアバッグシステムについて説明しておく。
実施例1のエアバッグシステムでは、エアバッグ7は車両衝突時の展開の大きさを少なくとも2段階に変更する。
つまり、車両用乗員検知装置では、乗員なし、子供の着座、大人の着座の3つの状態を検知するようにし、この状態に従って、エアバッグ7は、乗員のない場合には展開しない、乗員が子供の場合には小さく展開する、乗員が大人の場合には大きく展開する、というように制御される。
これによって、乗員の状態に合わせて適格にエアバッグ7の緩衝機構を発揮させることができる。
つまり、車両用乗員検知装置では、より正確な乗員の検知が要求され課題となる。
これらを実施例1の車両用乗員検知装置では解決している。
[変動判定処理]
図4は実施例1の乗員検知用ECU2のCPU21で判断される車両状態判断と検知、情報更新処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS1では、荷重センサ3a〜3dの前回サンプリング値と今回サンプリング値の変化量を絶対値として合計し、予め定めた閾値と比較することにより車両変動中かどうかを判断する。
具体的には、左側前部の荷重センサ3aの検出値をフロントインナーの位置としてFiとし、その変動値をΔFiとする。次に、右側前部の荷重センサ3bの検出値をフロントアウターの位置としてFoとし、その変動値をΔFoとする。次に、左側後部の荷重センサ3cの検出値をリアインナーの位置としてRiとし、その変動値をΔRiとする。次に、右側後部の荷重センサ3dの検出値をリアアウターの位置としてRoとし、その変動値をΔRoとする。さらに、荷重センサ3a〜3dの総荷重をSumとし、その変動値をΔSumとする。そして、旋回、過減速の判定閾値をTH/L(α)とする。
ここで、TH/L(α)≦ΔSum(=ΔFi+ΔFo+ΔRi+ΔRo)の式により判定を行うのである。つまり、閾値TH/L(α)以上ならば、車両変動中と判定してステップS2へ進み、閾値TH/L(α)より小さい場合は、車両が安定状態を判定してステップS4へ進む。
ステップS2では、車両変動中を判定した状態であり、ステップS3へ進む。
ステップS3では、乗員の判定を行わず、前回の乗員情報を保持する。
ステップS4では、車両安定状態と判定した状態であり、ステップS5へ進む。
ステップS5では、乗員の判定を行い、判定結果により、乗員情報を更新する。
[変動量判定作用]
図5に示すのは、実施例1における車両の動きとシートにおける荷重の動きを示す説明図である。図6に示すのは、実施例1におけるFi,Ri,Ro,Fo,ΔSumのタイムチャートである。
以下に場合分けして具体的に説明する。
(a)停車、平坦な道の走行時
停車時や平坦な道の走行時においては、図6のタイムチャートにおける右端の平坦走行部分に示すように、4つの荷重センサ3a〜3dの値は安定し、閾値であるTH/Lより小さい変動値となるため、ステップS1の処理で車両が安定状態と判定され、走行状態において、乗員の判定が成される。これにより、従来に比べて、更に正確に乗員の状態に合わせて、エアバッグ7を展開する制御を行うことができる。
(b)旋回走行時
車両が旋回している状態では、シートに加わる乗員の荷重は、図5に示すように、荷重センサ3dへ荷重が集中するような荷重の動きとなる。
旋回時には、旋回の影響で左右の荷重のバランスが崩れることにより、各センサの検出値は大きく変動する。
そのため、前回サンプリングと今回サンプリングの各変動値の合計であるΔSumが閾値TH/L(α)以上になり、車両旋回時により車両が変動状態であることが検出される。
よって、ステップS1の判定は、車両変動中となり、乗員判定は行われず、前回の乗員情報が保持される。
よって、車両が旋回しているような不安定な状態において、乗員検知が行われることがなくなり、車両用乗員検知装置の車両走行時における乗員検知結果の信頼性を高めることができる。
(c)急加速又は急停車走行時
車両が急加速又は急減速している状態では、シートに加わる乗員の荷重は、前方の荷重センサ3a,3bまたは後方の荷重センサ3c,3dへ荷重が集中するような荷重の動きとなる。
この急加速時又は急減速時には、前後のバランスが崩れることにより、各センサの検出値は大きく変動する。
そのため、前回サンプリングと今回サンプリングの各変動値の合計であるΔSumが閾値TH/L(α)以上になり、車両旋回時により車両が変動状態であることが検出される。
よって、ステップS1の判定は、車両変動中となり、乗員判定は行われず、前回の乗員情報が保持される。
よって、車両が急加速または急停車しているような不安定な状態において、乗員検知が行われることがなくなり、車両用乗員検知装置の車両走行時における乗員検知結果の信頼性を高めることができる。
(d)乗員の入れ替わり時
乗員が入れ替わる際には、乗員が降りることで、荷重センサ3a〜3dの各センサにおいて値がまず変動し、その後に安定する。
このことは、各センサの変動値の絶対値の合計すなわちΔSumがTH/L(α)以上から、TH/L(α)より小さくなることにより状態変化を捉えることができ、安定時には、ステップS1の判定は、車両安定状態となり、乗員判定を行い、その判定結果で乗員情報が更新される。
(e)子供が荷物を持ち、その後に荷物を移動させる場合
子供が荷物を持ち、その後に荷物を移動させる場合には、まず子供が荷物を持ち車両に乗り込むことで、大人と判定している。この状態で、荷物を別の場所に移動させた場合には、荷物がなくなることにより、荷重センサ3a〜3dの各センサがほぼ同等に荷重が減少する。本実施例1では、荷物がなくなる際の荷重減少を変動値と見るため、ステップS1の判断では車両変動中と判定し、乗員判定を行わないが、荷物がなくなり荷重が安定すると、変動値が小さくなり、その変動値の絶対値の総和が閾値TH/Lより小さくなると、ステップS1の判定は、車両安定状態となり、乗員判定を行い、その判定結果で乗員情報が更新される。
そのため、時間的には荷物を移動させた後のわずかな時間の後には、速やかに乗員検知の判定を行うことができ、子供が乗員であることが確実に検知される。よって、車両用乗員検知装置の乗員検知結果の信頼性を高めることができる。
次に効果を説明する。実施例1の車両用乗員検知装置では、以下の効果を有する。
(1)車両のシート4に加わる荷重を検出する荷重センサ3と、荷重センサ3の検出結果を演算して少なくとも乗員の有無を判定する乗員検知用ECU2とを備える車両用乗員検知装置において、シート4の異なる位置の荷重を検出するよう前荷重センサ3a〜3dを設け、乗員検知用ECU2は、各荷重センサ3a〜3dの検出値の変動量の絶対値の総和が、予め定めた閾値以上の場合には、乗員の判定を行わないようにするステップS1〜S5の処理を行うため、乗員検知の信頼性を向上させることができる。
実施例2は、実施例1の変動値検出により荷重センサの故障検知を行う例である。
構成は実施例1と同様であるので、説明を省略する。
作用を説明する。
[車両状態検知処理]
図7に示すのは、実施例2の乗員検知用ECU2のCPU21で判断される車両状態検知処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS11では、荷重センサ3a〜3dの前回サンプリング値と今回サンプリング値の変化量を絶対値として合計し、予め定めた閾値と比較することにより車両変動中かどうかを判断する。つまり、実施例1におけるステップS1と同様の処理であり、合計した値ΔSumが閾値TH/L以上ならばステップS12へ進み、閾値TH/Lより小さいならばステップS14へ進む。
ステップS12では、車両が変動状態にあると判断し、ステップS13へ進む。
ステップS13では、ステップS21〜S25に示すセンサ異常検知処理を開始する。
ステップS14では、車両が停止しているか安定した走行状態にあると判断し、ステップS15に進む。
ステップS15では、センサ異常検知処理を行わないようにする。なお、既に開始している場合には停止させる。
[センサ異常検知処理]
図8に示すのは、実施例2の乗員検知用ECU2のCPU21で判断されるセンサ異常検知処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
本処理は、ステップS11〜S15のステップS13の処理により開始される。
ステップS21では、荷重センサ3a〜3dの前回サンプリング値と今回サンプリング値の変化量の絶対値のそれぞれ、つまりΔFi,ΔFo,ΔRi,ΔRoが、予め定めた閾値TH/L(β)以下かどうかをそれぞれ判定する。
この閾値TH/L(β)は、出力がないと判断できる小さい値である。
式で表すとTH/L(β)≦ΔFi(ΔFo,ΔRi,ΔRo)となり、それぞれの値が繰り返し処理により判定される。そして、1つでも閾値TH/L(β)以下となると、ステップS22へ進み、全ての値が閾値TH/L(β)より大きいならばステップS24へ進む。
ステップS22では、センサ異常と判断し、ステップS23へ進む。
ステップS23では、乗員判定を停止し、エアバッグECU1等へ異常情報を出力する。
ステップS24では、センサ正常と判断し、ステップS25へ進む。
ステップS25では、荷重センサ出力に基づき、乗員判定を行う。つまり、ステップS1〜S5の処理を行う。
[センサ異常検知作用]
図9に示すのは、実施例2におけるFi,Ri,Ro,Fo,ΔSumのタイムチャートである。
実施例2の車両用乗員検知装置では、車両が変動状態にある場合に、センサ故障検知を行う。この故障検知では、各荷重センサ3a〜3dの前回サンプリング値と今回サンプリング値の差の絶対値が殆ど変化しない状態、つまりTH/L(β)以下の場合に出力しない故障状態と判定する。
図9においては、Fo、つまり荷重センサ3bの出力が、車両が変動状態であるにもかかわらず、センサとしては取り得る値であるが変化がないため、出力変化がない故障であることが、TH/L(β)以下の判定により検出されている。
センサ出力電圧が規定範囲を外れるモードでの荷重センサ故障は乗員検知用ECU2で検知可能であるが、出力電圧が規定範囲内で固定する故障モードにおいては乗員検知用ECU2での故障検知ができない。
本実施例2では、各センサの変動値の絶対値(ΔFi,ΔFo,ΔRi,ΔRo)を算出し、その値とTH/L(β)との比較によりセンサ故障を検出する。なお、車両停止状態、及び安定走行状態においては正常な荷重センサにおいても変動量が小さいため、本故障検知処理は車両が変動状態(加減速、旋回等)と判定された場合のみ動作する。
従来は荷重センサ出力電圧が規格外となる故障のみ検知可能であり、規格内電圧での出力固定のモードについては検知不能であった。本実施例2によるセンサ故障検知処理を用いることにより、規格内電圧での出力固定の故障モードについても検知可能となり、システムの信頼性を向上できる。
また、本実施例2は荷重センサの出力電圧のみで判定可能であり、新たな部品追加は不要であるため、コストを増やすことなく故障検知機能を追加することができる。
さらに、実施例2の故障検知処理は、実施例1の処理と併用させて用いることで、コスト面でさらに有利となり、また、処理の一部を共用して負荷を減らすことができる。また、実施例1の処理と共用すれば、乗員検知の信頼性が非常に高いものとなる。
効果を説明する。
実施例2の車両用乗員検知装置にあっては、上記(1)の効果に加えて以下の効果を有する。
(2)乗員検知用ECU2は、ステップS1〜S5の処理で、各荷重センサ3a〜3dの検出値の変動量の絶対値の総和(ΔSum)が、予め定めた閾値(TH/L(α))以上と判断された場合に、各荷重センサ3a〜3d検出値の変動量(ΔFi,ΔFo,ΔRi,ΔRo)と、予め定めた故障判定閾値(TH/L(β))とを比較し故障を検出するステップS21〜S25の処理を備えるため、規格内電圧での出力固定の故障モードについても検知可能となり、システムの信頼性を向上できる。
以上、本発明の車両用乗員検知装置を実施例1、実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
荷重センサは、歪みゲージや流体を用いたものなどがあり、乗員の荷重を正確に検出できるものであれば、どのようなものであってもよい。
また、車両の走行状態を検出するのに、各タイヤに設けた空気圧センサを用い空気圧センサの個々の変動量の絶対値から判定してもよい。
実施例1の車両用乗員検知装置を用いたエアバッグシステムの構成例を示す図である。 実施例1の車両用乗員検知装置を用いたエアバッグシステムのブロック図である。 実施例1の車両用乗員検知装置の荷重センサ3a〜3dの取り付け構造を示す説明図である。 実施例1の乗員検知用ECU2のCPU21で判断される車両状態判断と検知、情報更新処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1における車両の動きとシートにおける荷重の動きを示す説明図である。 実施例1におけるFi,Ri,Ro,Fo,ΔSumのタイムチャートである。 実施例2の乗員検知用ECU2のCPU21で判断される車両状態検知処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2の乗員検知用ECU2のCPU21で判断されるセンサ異常検知処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2におけるFi,Ri,Ro,Fo,ΔSumのタイムチャートである。
符号の説明
1 エアバッグECU1
11 CPU
2 乗員検知用ECU2
21 CPU
3 荷重センサ
3a〜3d 荷重センサ
4 シート
5 シートレール
6 乗員状態表示ランプ
7 エアバッグ
8 ワーニングランプ

Claims (1)

  1. 車両のシートに加わる荷重を検出する荷重センサと、
    前記荷重センサの検出結果を演算して少なくとも前記シートに着座する乗員が子供であるか大人であるかを判定する判定手段と、
    を備える車両用乗員検知装置において、
    前記シートの異なる位置の荷重を検出するよう前記荷重センサを複数設け、
    前記判定手段は、
    各荷重センサ検出値の前回サンプリング値と今回サンプリング値の変化量を絶対値として合計し、当該合計値が予め定めた閾値以上の場合には、前記判定手段による乗員の判定を行わないようにする判定停止手段を備える、
    ことを特徴とする車両用乗員検知装置。
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