JP4862502B2 - 運転支援システムおよび運転支援方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる運転支援システムの全体構成図である。運転支援システムは、車両に搭載されており、運転者に注意喚起を促す情報(以下「注意喚起情報」という)を提示することにより、運転支援を行うシステムである。この運転支援システムは、交差点を走行する際に注意喚起情報を提示し、これにより、運転支援を行うものであるが、本実施形態では、一時停止が必要な交差点、すなわち、一時停止交差点における運転支援を前提として説明を行う。この運転支援システムは、車両状態検出部10と、ナビゲーションシステム20と、コントロールユニット30と、情報提示部40とを主体に構成されている。
以下、本発明の第2の実施形態にかかる運転支援システムについて説明する。第1の実施形態では、一時停止交差点への進入に伴う運転者の運転行動レベルおよびその運転行動意図に基づいて提示頻度を設定しているが、これ以外にも、交差点を走行する際の種々の運転者の運転行動レベルおよびその運転行動意図に基づいて、それぞれのシーンに対応して提示頻度を設定することが可能である。例えば、交差点における右左折時の運転行動、交差点における右折時の運転行動、交差点における横断歩道の走行時の運転行動、交差点における操舵時、交差点における停止時といった如くである。これにより、それぞれのシーンで適切な頻度で注意喚起を促す情報を提示することができる。なお、運転支援システムの基本的な構成については、第1の実施形態と同じであり、以下、走行履歴記憶部32および運転行動レベル推定部33の動作の相違点について説明する。
交差点右左折時には、交差点の手前の所定地点(例えば、30m)で方向指示器を出しているという運転行動ルールが用いられる。運転行動レベル推定部33は、走行履歴記憶部32の車両状態・経路情報を参照し、運転行動ルールに則った運転行動であるか否かを評価し、運転行動レベルを推定する。すなわち、運転行動レベル推定部33は、歩行指示タイミングの遅れを条件として、運転行動レベルを低く推定する。
右折時には、対向車が通過してからゆとりをもって右折しているという運転行動ルールが用いられる。運転行動レベル推定部33は、走行履歴記憶部32の車両情報・経路情報(具体的に、交差点内の走行状況に関する情報)を参照し、運転行動ルールに則った運転行動であるか否かを評価し、運転行動レベルを推定する。すなわち、運転行動レベル推定部33は、対向車の通過から時間的に短いギャップで右折することを条件として、運転行動レベルを低く推定する。
交差点における横断歩道の走行時には、歩行者の通過待ちをしているという運転行動ルールが用いられる。運転行動レベル推定部33は、走行履歴記憶部32の車両情報・経路情報を参照し、運転行動ルールに則った運転行動であるか否かを評価し、運転行動レベルを推定する。すなわち、運転行動レベル推定部33は、歩行者の通過待ちをしないことを条件として、運転行動レベルを低く推定する。
操舵時には、急操舵を行っていないという運転行動ルールが用いられる。運転行動レベル推定部33は、走行履歴記憶部32の車両情報・経路情報を参照し、運転行動ルールに則った運転行動であるか否かを評価し、運転行動レベルを推定する。すなわち、運転行動レベル推定部33は、急操舵を行っていることを条件として、運転行動レベルを低く推定する。
停止時には、急停止を行っていないという運転行動ルールが用いられる。運転行動レベル推定部33は、走行履歴記憶部32の車両情報・経路情報を参照し、運転行動ルールに則った運転行動であるか否かを評価し、運転行動レベルを推定する。すなわち、運転行動レベル推定部33は、急停止を行っていることを条件として、運転行動レベルを低く推定する。
20 ナビゲーションシステム
30 コントロールユニット
31 走行情報取得部
32 走行履歴記憶部
33 運転行動レベル推定部
34 運転行動意図推定部
35 頻度設定部
40 情報提示部
Claims (12)
- 運転支援システムにおいて、
車両の状態に関する情報である車両状態を取得する車両状態取得手段と、
車両が走行する経路に関する情報である経路情報を取得する経路情報取得手段と、
前記車両状態取得手段によって取得された車両状態と、前記経路情報取得手段によって取得された経路情報とを走行履歴として記憶する走行履歴記憶手段と、
前記走行履歴記憶手段に記憶されている走行履歴に基づいて、運転者の運転行動に関する基準のルールが予め設定された運転行動ルールを用いて、交差点走行時の運転者の運転行動を評価する運転行動レベルを推定する運転行動レベル推定手段と、
前記走行履歴記憶手段に記憶されている走行履歴に基づいて、前記運転行動に対する運転者の意図を運転行動意図として推定する運転行動意図推定手段と、
前記運転行動レベル推定手段によって推定された運転行動レベルと、前記運転行動意図推定手段によって推定された運転行動意図とに基づいて、前記運転者に提示する情報の提示頻度を設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された提示頻度に応じて、運転者に注意喚起を促す情報を提示する提示手段と
を有することを特徴とする運転支援システム。 - 前記設定手段は、前記運転行動レベル推定手段によって推定される運転行動レベルが低い程、前記提示頻度を高く設定するとともに、前記運転行動意図推定手段によって、運転者の運転行動に安全運転の意図が推定される場合には、前記運転行動レベルに基づいて設定された前記提示頻度よりも、当該提示頻度を低く設定することを特徴とする請求項1に記載された運転支援システム。
- 運転者の顔の向きを検知する顔向き検知手段を備え、
前記運転行動意図推定手段は、前記車両状態、前記経路情報、および、前記顔向き検知手段により検知された運転者の左右確認行為といった安全確認行為の少なくとも一つに基づいて、前記運転行動意図を推定することを特徴とする請求項1または2に記載された運転支援システム。 - 前記運転行動レベル推定手段は、一時停止交差点における停止に伴う運転行動に基づいて、前記運転行動レベルを推定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載された運転支援システム。
- 前記運転行動意図推定手段は、一時停止交差点への車両の進入車速に基づいて、前記運転行動意図を推定することを特徴とする請求項4に記載された運転支援システム。
- 前記運転行動意図推定手段は、一時停止交差点における交差道路の見通し、または、停止線と交差点との位置関係に基づいて、前記運転行動意図を推定することを特徴とする請求項4または5に記載された運転支援システム。
- 前記運転行動意図推定手段は、一時停止交差点における運転者の左右確認行為に基づいて、前記運転行動意図を推定することを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載された運転支援システム。
- 前記運転行動レベル推定手段は、右左折時の方向指示に伴う運転行動に基づいて、前記運転行動レベルを推定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載された運転支援システム。
- 前記運転行動レベル推定手段は、右折時における対向車とのギャップ時間に基づいて、前記運転行動レベルを推定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載された運転支援システム。
- 前記運転行動レベル推定手段は、横断歩道通過時の歩行者の通過待ちに伴う運転行動に基づいて、前記運転行動レベルを推定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載された運転支援システム。
- 前記運転行動レベル推定手段は、操舵行為または制動行為に基づいて、前記運転行動レベルを推定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載された運転支援システム。
- 運転者に注意喚起を促す情報を提示する運転支援方法において、
車両の状態に関する情報である車両状態を取得し、
車両が走行する経路に関する情報である経路情報を取得し、
前記車両状態と前記経路情報とを走行履歴として記憶し、
前記走行履歴に基づいて、運転者の運転行動に関する基準のルールが予め設定された運転行動ルールを用いて、交差点走行時の運転者の運転行動を評価する運転行動レベルを推定し、
前記走行履歴に基づいて、前記運転行動に対する運転者の意図を運転行動意図として推定し、
前記運転行動レベルと前記運転行動意図とに基づいて、前記運転者に提示する情報の提示頻度を設定する
ことを特徴とする運転支援方法。
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