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JP4518881B2 - p形オーミック電極、それを備えた化合物半導体素子、化合物半導体発光素子及びそれらの製造方法 - Google Patents

p形オーミック電極、それを備えた化合物半導体素子、化合物半導体発光素子及びそれらの製造方法 Download PDF

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本発明は、p形リン化硼素系半導体層に接触させて設けるp形オーミック電極と、そのp形オーミック電極を利用した化合物半導体素子および化合物半導体発光素子、ならびにそれらの製造方法に関する。
III−V族化合物半導体の一種であるリン化硼素(化学式:BP)半導体層は、発光ダイオード(英略称:LED)或いはレーザダイオード(英略称:LD)等の化合物発光素子を構成するための半導体材料として利用されている(例えば、特許文献1参照。)。室温での禁止帯幅を2.0エレクトロンボルト(eV)とする従来のリン化硼素からなるp形リン化硼素半導体層は、例えば、その上にオーミック(Ohmic)電極を形成するためコンタクト(contact)層として利用されている(例えば、特許文献2参照。)。
p形リン化硼素半導体層をコンタクト層として備えた化合物半導体発光素子にあって、コンタクト層上に設けるp形オーミック電極(正極)を金(元素記号:Au)・亜鉛(元素記号:Zn)合金から構成する例が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。p形リン化硼素半導体層へのオーミック電極材料としては、他にアルミニウム(元素記号:Al)がある(例えば、非特許文献1参照。)。しかし、従来の金属材料では、禁止帯幅が2.0eVと低いp形リン化硼素半導体層についても、接触抵抗の充分に低いp形オーミック電極を形成するに至っていない。このため、例えば、順方向電圧(所謂、Vf)または閾値(所謂、Vth)の低いLED或いはLDを安定して得るに不都合となっている。
米国特許第6,069,021号明細書 特開平2−288388号公報 K.Shohno他、「ジャーナル オブ クリスタル グロース(J.Crystal Growth)」、オランダ、1974年、第24/25巻、p.193
本発明は、p形リン化硼素半導体層と良好なオーミック接触を成す合金材料からp形オーミック電極を構成する、また、このp形オーミック電極を利用した化合物半導体素子を構成するための技術を提供する。
即ち、本発明は、次の構成からなる。
(1)p形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)の表面に接触させて設けるp形オーミック電極にあって、該p形オーミック電極がランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層から構成されていることを特徴とするp形オーミック電極。
(2)該p形オーミック電極が複数の層からなり、該複数の層のうちp形リン化硼素半導体層の表面に接触する層がランタン・鉄・アンチモン合金層から構成されていることを特徴とする上記(1)に記載のp形オーミック電極。
(3)ランタン・鉄・アンチモン合金層がLaFeSb12の組成の合金からなることを特徴とする上記(1)または(2)に記載のp形オーミック電極。
(4)p形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)の表面に接触させて設けるp形オーミック電極の製造方法であって、p形リン化硼素半導体層の表面に、ランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層を被着させ、その後、合金化熱処理を施すことを特徴とするp形オーミック電極の製造方法。
(5)絶縁性または導電性の結晶からなる基板と、該基板に設けられたp形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)と、該p形リン化硼素半導体層の表面に接触させて、オーミック(Ohmic)接触性のp形オーミック電極とが備えられている化合物半導体発光素子に於いて、該p形オーミック電極がランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層から構成されていることを特徴とする化合物半導体素子。
(6)該p形オーミック電極が複数の層からなり、該複数の層のうちp形リン化硼素半導体層の表面に接触する層がランタン・鉄・アンチモン合金層から構成されていることを特徴とする上記(5)に記載の化合物半導体素子。
(7)ランタン・鉄・アンチモン合金層がLaFeSb12の組成からなることを特徴とする上記(5)または(6)に記載の化合物半導体素子。
(8)絶縁性または導電性の結晶からなる基板と、該基板に設けられたp形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)と、該p形リン化硼素半導体層の表面に接触させて、オーミック(Ohmic)接触性のp形オーミック電極とが備えられている化合物半導体素子の製造方法に於いて、該基板にp形リン化硼素半導体層を設け、該p形リン化硼素半導体層の表面にランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層を被着させてp形オーミック電極を形成することを特徴とする化合物半導体素子の製造方法。
(9)n形オーミック電極、絶縁性または導電性の結晶からなる基板、n形の下部クラッド層、発光層、p形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)、およびオーミック(Ohmic)接触性のp形オーミック電極が備えられている化合物半導体発光素子に於いて、p形オーミック電極がランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層から構成されていることを特徴とする化合物半導体発光素子。
(10)該p形オーミック電極が複数の層からなり、該複数の層のうちp形リン化硼素半導体層の表面に接触する層がランタン・鉄・アンチモン合金層から構成されていることを特徴とする上記(9)に記載の化合物半導体発光素子。
(11)ランタン・鉄・アンチモン合金層がLaFeSb12の組成からなることを特徴とする上記(9)または(10)に記載の化合物半導体素子。
(12)n形オーミック電極、絶縁性または導電性の結晶からなる基板、n形の下部クラッド層、発光層、p形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)、およびオーミック(Ohmic)接触性のp形オーミック電極が備えられている化合物半導体発光素子の製造方法に於いて、該p形リン化硼素半導体層の表面にランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層を被着させてp形オーミック電極を形成することを特徴とする化合物半導体発光素子の製造方法。
本発明に依れば、p形のリン化硼素半導体層の表面に接触させて設けるp形オーミック電極をランラン・鉄・アンチモン合金層、特に、LaFeSb12合金層から構成することとしたので、低接触抵抗のp形オーミック電極を形成でき、例えば、順方向電圧の低い高い発光強度の化合物半導体LEDを提供できる。
p形リン化硼素半導体層は、ハロゲン(halogen)法(「日本結晶成長学会誌」、Vol.24,No.2(1997)、150頁参照)、ハイドライド法(J.Crystal Growth,24/25(1974)、193〜196頁参照)、並びに分子線エピタキシャル法(J.Solid State Chem.,133(1997)、269〜272頁参照)等の気相成長手段に依り形成できる。また、有機金属化学的気相堆積(MOCVD)法に依り気相成長できる。例えば、単量体のp形リン化硼素半導体層は、珪素単結晶(シリコン)、立方晶3C結晶型炭化珪素(SiC)、六方晶2H、4H、及び6H結晶型SiC、サファイア(α−Al単結晶)、ペロブスカイト型酸化物結晶などを基板として成長できる。基板結晶の表面をなす結晶面の方位としては、{100}、{110}、及び{0001}等の低ミラー指数の結晶面が好まれる。
例えば、表面を{111}結晶面とする珪素(Si)単結晶基板の表面上に、トリエチル硼素(分子式:(CB)とホスフィン(分子式:PH)とを原料とするMOCVD法でp形リン化硼素半導体層を気相成長させるに際し、好適な成長温度は、750℃以上で1200℃以下である。1200℃を超える高温では、B13等の硼素多量体の発生に因り、単量体のリン化硼素(BP)及びそれを基材とするp形リン化硼素半導体混晶層の成長が阻害され不都合である。特に、p形リン化硼素半導体層の成長には1000℃以上で1200℃以下の温度が適する。また、不純物を故意に添加しない、所謂、アンドープ(undope)のp形リン化硼素半導体層は、不純物ドーピング層とは異なり、不純物の拡散に因る他層の変性を回避するに効果がある。アンドープでp形の伝導を呈するリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)は、気相成長時に於ける原料供給比率(=PH/(CB)を5〜50として形成できる。特に、5〜20の比率とするのが好適である。
本発明では、p形リン化硼素半導体層の表面に設けるp形オーミック電極を、ランタン(La)・鉄(Fe)・アンチモン(Sb)合金から構成するのが特徴である。中でも、LaFeSb12合金から、p形オーミック電極を好適に構成できる。LaFeSb12合金は、スクッテルダイト(skutterudite)結晶型で、室温で高い正孔(hole)移動度を呈する合金である。このため、p形オーミック電極を構成するに優位に作用する。また、融点が790℃〜800℃であり、さほど高融点な金属ではないために、真空蒸着法、電子ビーム蒸着法や高周波スパッタリング法等の手段に依り形成できる。周知のフォトリソグラフィー技術を利用して合金膜をパターニング加工を施せば、平面形状を円形、方形等とする所望の形状のp形オーミック電極を形成できる。LaFeSb12合金層は、p形リン化硼素半導体層との接触を良好とするため、細孔の無い連続膜から構成するのが適する。このため、合金層の層厚は、成膜手段に依らずに10nm以上とするのが適する。10nm未満の合金層では、細孔の無い連続な層を得るに至らず不都合である。より好適な層厚は、100nm以上で300nmである。
p形オーミック電極は、ランタン・鉄・アンチモン合金層のみから構成されていてもよいし、2層以上の積層構造であってもよい。積層構造の場合、p形リン化硼素半導体層に接触しない層は、特に限定されないが、たとえば金(Au)などで構成することができる。
LaFeSb12合金膜(層厚=0.6μm)の電流−電圧(I−V)特性を図1に例示する。LaFeSb12合金膜から成る電極は、アンドープのp形リン化硼素半導体層(キャリア濃度=2×1019cm−3,層厚=1.1μm)の表面に0.1cmの間隔で対向させて設けた。図1に示す如く、電極間に印可する電圧に正比例して電流が増加しており、従って、良好なオーミック接触性が発現されているのが判る。
LaFeSb合金層を、p形リン化硼素半導体層に被着させた後、合金化熱処理(alloying)を施すと、p形リン化硼素半導体層との密着性に優れるp形オーミック電極を形成できる。合金化のための熱処理温度としては、400℃から500℃が適する。合金化のための熱処理時間としては5〜10分間とするのが適する。合金化熱処理は、水素(H)や、窒素(N)或いはアルゴン(Ar)等の雰囲気内で実施するのが適する。
LaFeSb合金層、特にLaFeSb12合金層から構成した電極は、p形リン化硼素半導体層に、オーミック接触性電極をもたらす作用を有する。
p形リン化硼素半導体層の表面に、LaFeSb12合金から成るp形オーミック電極を設けて化合物半導体LEDを構成する場合を例にして本発明を具体的に説明する。
ダブルヘテロ(DH)接合構造のLED100を作製するために使用した積層構造体110の断面構造を図2に模式的に示す。積層構造体110は、リン(P)ドープn形(111)−珪素(Si)単結晶基板101上に、アンドープでn形のリン化硼素(BP)から成る下部クラッド層102、n形窒化ガリウム・インジウム(Ga0.90In0.10N)から成る発光層103、アンドープでp形のリン化硼素から成る上部クラッド層104を、順次、堆積して形成した。
下部及び上部クラッド層102,104を成すアンドープのn形及びp形リン化硼素半導体層は、トリエチル硼素(分子式:(CB)を硼素(B)源とし、ホスフィン(分子式:PH)をリン源とする常圧(略大気圧)有機金属気相エピタキシー(MOVPE)手段を利用して形成した。下部クラッド層102のn形リン化硼素半導体層は925℃で、上部クラッド層104のp形リン化硼素半導体層は1025℃で形成した。発光層103は、トリメチルガリウム(分子式:(CHGa)/NH/H反応系常圧MOCVD手段により、800℃で形成した。
上部クラッド層104をなすアンドープのp形リン化硼素半導体層のキャリア(正孔))濃度は2×1019cm−3とし、層厚は720nmとした。同層の室温での抵抗率は5×10−2Ω・cmであった。また、上部クラッド層104を成すp形リン化硼素半導体層の室温での禁止帯幅は3.2eVであったため、発光層103からの発光を外部へ透過するための窓層としても利用した。
p形の上部クラッド層104をなすp形リン化硼素半導体層の中央に、通常の真空蒸着法で、LaFeSb12合金膜105a、次に、金(Au)膜105bを被着させて、p形オーミック電極105を形成した。一方、珪素単結晶基板101の裏面の全面には、一般の真空蒸着法に依り金(Au)・アンチモン(Sb)膜を被着させてn形オーミック電極106を形成した。
p形及びn形オーミック電極105、106の間に、順方向に20mAの素子駆動電流を流通してLEDチップ(chip)100の発光特性を確認した。LED100からは中心の波長を430nmとする青色帯光が放射された。発光スペクトルの半値幅は200ミリエレクトロンボルト(単位:meV)であった。一般的な積分球を利用して測定される樹脂モールド以前のチップ状態での輝度は10ミリカンデラ(mcd)であった。また、p形オーミック電極105の底面部を、p形リン化硼素半導体層104に対して接触抵抗の小さなLaFeSb12合金膜から構成したため、順方向電流を20mAとした際の順方向電圧(Vf)は3.1Vと低値となった。一方、逆方向電流を10μAとした際の逆方向電圧は9.5Vと高値となった。また、高いキャリア濃度で低抵抗のアンドープp形リン化硼素半導体層104から上部クラッド層を構成することとし、且つ、p形リン化硼素半導体層104の表面に接触させて低接触抵抗のLaFeSb12合金膜105aを含むp形オーミック電極105を設けることとしたので、素子駆動電流を平面的に拡散するのに好都合となり台座電極の射影領域以外の発光領域の略全面から発光がもたらされた。
LaFeSb12合金電極の電流−電圧特性の一例である。 実施例に記載のLEDの断面模式図である。
符号の説明
100 LED
110 積層構造体
101 基板(珪素単結晶)
102 下部クラッド層
103 発光層
104 上部クラッド層
105 p形オーミック電極
105a LaAlSb12合金膜
105b Au膜
106 n形オーミック電極

Claims (12)

  1. p形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)の表面に接触させて設けるp形オーミック電極にあって、該p形オーミック電極がランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層から構成されていることを特徴とするp形オーミック電極。
  2. 該p形オーミック電極が複数の層からなり、該複数の層のうちp形リン化硼素半導体層の表面に接触する層がランタン・鉄・アンチモン合金層から構成されていることを特徴とする請求項1に記載のp形オーミック電極。
  3. ランタン・鉄・アンチモン合金層がLaFeSb12の組成の合金からなることを特徴とする請求項1または2に記載のp形オーミック電極。
  4. p形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)の表面に接触させて設けるp形オーミック電極の製造方法であって、p形リン化硼素半導体層の表面に、ランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層を被着させ、その後、合金化熱処理を施すことを特徴とするp形オーミック電極の製造方法。
  5. 絶縁性または導電性の結晶からなる基板と、該基板に設けられたp形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)と、該p形リン化硼素半導体層の表面に接触させて、オーミック(Ohmic)接触性のp形オーミック電極とが備えられている化合物半導体発光素子に於いて、該p形オーミック電極がランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層から構成されていることを特徴とする化合物半導体素子。
  6. 該p形オーミック電極が複数の層からなり、該複数の層のうちp形リン化硼素半導体層の表面に接触する層がランタン・鉄・アンチモン合金層から構成されていることを特徴とする請求項5に記載の化合物半導体素子。
  7. ランタン・鉄・アンチモン合金層がLaFeSb12の組成からなることを特徴とする請求項5または6に記載の化合物半導体素子。
  8. 絶縁性または導電性の結晶からなる基板と、該基板に設けられたp形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)と、該p形リン化硼素半導体層の表面に接触させて、オーミック(Ohmic)接触性のp形オーミック電極とが備えられている化合物半導体素子の製造方法に於いて、該基板にp形リン化硼素半導体層を設け、該p形リン化硼素半導体層の表面にランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層を被着させてp形オーミック電極を形成することを特徴とする化合物半導体素子の製造方法。
  9. n形オーミック電極、絶縁性または導電性の結晶からなる基板、n形の下部クラッド層、発光層、p形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)、およびオーミック(Ohmic)接触性のp形オーミック電極が備えられている化合物半導体発光素子に於いて、p形オーミック電極がランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層から構成されていることを特徴とする化合物半導体発光素子。
  10. 該p形オーミック電極が複数の層からなり、該複数の層のうちp形リン化硼素半導体層の表面に接触する層がランタン・鉄・アンチモン合金層から構成されていることを特徴とする請求項9に記載の化合物半導体発光素子。
  11. ランタン・鉄・アンチモン合金層がLaFeSb12の組成からなることを特徴とする請求項9または10に記載の化合物半導体素子。
  12. n形オーミック電極、絶縁性または導電性の結晶からなる基板、n形の下部クラッド層、発光層、p形の伝導を呈する導電性のリン化硼素半導体層(p形リン化硼素半導体層)、およびオーミック(Ohmic)接触性のp形オーミック電極が備えられている化合物半導体発光素子の製造方法に於いて、該p形リン化硼素半導体層の表面にランタン・鉄・アンチモン(La・Fe・Sb)合金層を被着させてp形オーミック電極を形成することを特徴とする化合物半導体発光素子の製造方法。
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