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JP4864435B2 - 化合物半導体積層構造体、化合物半導体素子およびランプ - Google Patents

化合物半導体積層構造体、化合物半導体素子およびランプ Download PDF

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JP4864435B2 JP2005345578A JP2005345578A JP4864435B2 JP 4864435 B2 JP4864435 B2 JP 4864435B2 JP 2005345578 A JP2005345578 A JP 2005345578A JP 2005345578 A JP2005345578 A JP 2005345578A JP 4864435 B2 JP4864435 B2 JP 4864435B2
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Description

本発明は、結晶基板と、その上に形成された燐化硼素(BP)系半導体層と、その燐化硼素系半導体層を下地層として設けられたIII族窒化物半導体層とを含む化合物半導体積層構造体、化合物半導体素子およびランプに関する。
従来から、立方晶閃亜鉛鉱(spharelite)結晶型の燐化硼素(BP)は、青色帯光などの短波長の可視光を出射する発光ダイオード(LED)等を構成するためのIII−V族化合物半導体材料として利用されている(例えば特許文献1参照)。また、発光素子用途の積層構造体を構成するための緩衝(buffer)層として利用されている(例えば特許文献2参照)。また、発光素子を構成するためのオーミック(Ohmic)接触性電極を設けるためのコンタクト(contact)層として利用されている(例えば特許文献3参照)。
特開平2−288388号公報 特開平3−87019号公報 特開平3−34537号公報
あるいはまた、燐化硼素と、ウルツ鉱(Wurtzite)結晶型のIII族窒化物半導体とのヘテロ(異種)接合体は、発光層として利用されている。例えば、p形燐化硼素とn形窒化アルミニウム・ガリウム(AlGaN)とのヘテロ接合体から、青色帯光を放射するレーザダイオード(LD)の発光層を構成する技術例が開示されている(例えば特許文献4参照)。
特開平4−34536号公報
しかし、窒化ガリウム(GaN)等のIII族窒化物半導体層は、単量体の燐化硼素等の硼素(元素記号:B)と燐(元素記号:P)とを主たる構成元素として含む燐化硼素系半導体層上に容易には形成できないという問題点を有している。これは、III族窒化物半導体層を形成するために使用するするアンモニア(分子式:NH3)等の窒素(元素記号:N)源との化学的反応に因り、下地層としての燐化硼素系半導体層が、窒化物層に変質してしまうからである。変質した燐化硼素系半導体層の表面は凹凸の激しいものとなり、それを下地層とした場合は平坦なIII族窒化物半導体層を堆積することは出来ない。このため、化合物半導体素子を構成するのに好適な、表面の平坦性に優れる半導体層からなる化合物半導体積層構造体を安定して得るのは困難となっている。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、下地層としての燐化硼素系半導体層が窒素源により変質するのを防止して、表面の平坦性に優れた半導体層を積層させることができ、所望の特性を備えた化合物半導体積層構造体、化合物半導体素子およびランプを提供することを目的とする。
1)上記目的を達成するために、第1の発明は、結晶基板と、その上に形成された燐化硼素(BP)系半導体層と、その燐化硼素系半導体層を下地層として設けられたガリウム(Ga)を含むIII族窒化物半導体層とを含む化合物半導体積層構造体において、上記燐化硼素系半導体層と上記III族窒化物半導体層との中間に、アルミニウム(Al)とガリウム(Ga)と燐(P)とを含むIII−V族化合物半導体からなる第1の中間層が設けられている、ことを特徴としている。
)第の発明は、上記した)項に記載の発明の構成に加えて、上記第1の中間層は、燐化アルミニウム・ガリウム(組成式:AlGa1−YP(0<Y<1))から構成されている、ことを特徴としている。
)第の発明は、上記した1)項または2)項に記載の発明の構成に加えて、上記第1の中間層と上記III族窒化物半導体層との中間に、そのIII族窒化物半導体層を構成するIII族元素を含むIII族窒化物半導体からなる第2の中間層が設けられている、ことを特徴としている。
)第の発明は、上記した1)項から)項の何れか1項に記載の発明の構成に加えて、上記燐化硼素系半導体層は、III族構成元素として硼素を50%以上の組成比率で含み、V族構成元素として燐を50%以上の組成比率で含む、ことを特徴としている。
)第の発明は、化合物半導体素子であって、上記した1)項から)項の何れか1項に記載の化合物半導体積層構造体を利用して構成されている、ことを特徴としている。
)第の発明は、ランプであって、上記した)項に記載の化合物半導体積層構造体を用いて構成されている、ことを特徴としている。
本発明によれば、燐化硼素系半導体層上に、第1の中間層を介在させて、III族窒化物半導体層を堆積することとしたので、III族窒化物半導体層の成長時においても燐化硼素系半導体層の変質が防止され、従って、所望する本来の化学的性質と電気的性質とを維持した燐化硼素系半導体層を備えた化合物半導体積層構造体を提供できる。
特に、第1の中間層をガリウム(Ga)やアルミニウム(Al)、燐(P)を含む、例えば、AlYGa1-YP(0<Y<1)から構成する場合、燐化硼素系半導体層の変質が効率的に回避され、良質の燐化硼素系半導体層を利用して、表面平坦性が良好な化合物半導体積層構造体を提供することができる。
また、本発明によれば、燐化硼素系半導体層上に設けた第1の中間層上に、さらに第2の中間層を配置し、その第2の中間層にIII族窒化物半導体層を堆積する積層構成としたので、III族窒化物半導体層の成長時における燐化硼素系半導体層の変質はより一層防止され、平坦で且つ連続性のあるIII族窒化物半導体層を安定して成長させることができ、従って、平坦性と連続性とに優れるIII族窒化物半導体層を備えた化合物半導体積層構造体を提供することができる。
また、本発明によれば、変質の無い燐化硼素系半導体層と、平坦性及び連続性とに優れるIII族窒化物半導体層とを備えた化合物半導体積層構造体を用いて、化合物半導体素子を構成することとしたので、例えば、GaZIn1-ZN(0≦Z≦1)層を含む発光層を備えた短波長LEDにあって、特に、発光強度等の光学的特性に優れ、且つ局所的な耐圧不良の無い電気的特性にも優れるLEDを提供することができる。
本発明の化合物半導体積層構造体は、結晶基板と、その上に形成された燐化硼素(BP)系半導体層と、その燐化硼素系半導体層を下地層として設けられたIII族窒化物半導体層とを含み、燐化硼素系半導体層とIII族窒化物半導体層との中間に、そのIII族窒化物半導体層を構成するIII族元素と燐(P)とを含むIII−V族化合物半導体からなる第1の中間層が設けられている。
上記の燐化硼素系半導体層は、この上に堆積させる第1の中間層を設ける効果を顕著に発揮させる点を考慮すると、III族構成元素として硼素を50%以上の組成比率で含み、V族構成元素として燐を50%以上の組成比率で含むのが望ましい。また、4元混晶等の多元混晶に比較して形成するのが容易な、構成元素の種類を3種以下とする2元あるいは3元混晶であるのが望ましい。例えば、単量体の燐化硼素(BP)、燐化硼素・ガリウム(組成式BQGa1-QP(Q≧0.5))、燐化硼素・アルミニウム(組成式BQAl1-QP(Q≧0.5))を例示できる。
上記の第1の中間層は、下層の燐化硼素系半導体層がIII族窒化物半導体層を成長させるために使用する窒素源に因り変質しない材料から構成する。特に、窒素源との接触に因り、窒化物を形成しないIII―V族化合物半導体材料から構成するのが好適である。第1の中間層を容易に窒化される材料から構成すると、窒素源が燐化硼素系半導体層に浸透するため、燐化硼素系半導体層の変質、特に、V族構成元素が窒素に置換されることに因る変質を確実に回避するのに至らない。この状況から、第1の中間層は、高温環境下において、窒素に置換され易い砒素(元素記号:As)ではなく、より置換され難い燐(P)をV族構成元素として含むIII−V族化合物半導体から構成するのが好適である。
また、第1の中間層は、上記の理由から燐(P)をV族構成元素として含み、且つ、その上に堆積するIII族窒化物半導体層をなすIII族構成元素を含むIII−V族化合物半導体材料から構成するのが好適である。III族窒化物半導体層をなすIII族構成元素を含む第1の中間層は、III族窒化物半導体層の成長を促す「成長核」を提供できるため、III族窒化物半導体層を効率良く成長させるのに貢献できる。例えば、第1の中間層上に窒化ガリウム(GaN)層を堆積する積層構成にあって、第1の中間層は燐化ガリウム(GaP)から構成するのが好適である。
また、第1の中間層を、アルミニウム(Al)を含むIII−V族化合物半導体材料から構成すると、燐化硼素系半導体層との密着性に優れる第1の中間層を得るのに好適となる。例えば、上層として窒化アルミニウム・ガリウム(組成式AlQGa1-QN(0≦Q≦1))層を設けるのに際し、燐化アルミニウム・ガリウム(組成式AlYGa1-YN(0<Y<1))を用いると、下層の燐化硼素系半導体層との密着性に優れ、且つ、上層としてのAlQGa1-QN(0≦Q≦1))層の成長を促進できる第1の中間層を構成できる。
上記の説明では、燐化硼素系半導体層とIII族窒化物半導体層との中間に、第1の中間層を設けるようにしたが、本発明ではさらに、第1の中間層とIII族窒化物半導体層との中間に、第2の中間層を設けるように構成してもよい。
この第2の中間層は、III族窒化物半導体層を構成するIII族元素を含むIII族窒化物半導体層から好適に構成でき、III族窒化物半導体層の成長を促進させる機能を有している。例えば、III族窒化物半導体層として窒化燐化ガリウム(組成式GaN1-QQ(0≦Q<1))層を堆積する場合において、第2の中間層は窒化ガリウム(GaN)から好適に構成できる。第2の中間層に含まれる、窒素(N)、およびIII族窒化物半導体層と同種のIII族構成元素は、III族窒化物半導体層の成長を誘引し、促進する「成長核」としての役目を担う。
なお、以下の説明で第1の中間層とともに第2の中間層についても述べていくが、本発明の化合物半導体積層構造体において、第1の中間層は必ず形成され、第2の中間層は第1の中間層上に適宜形成されるものである。
上記の第1及び第2の中間層は、有機金属化学的気相堆積(MOCVD)法、ハロゲン(hologen)気相エピタキシャル(VPE)法、ハイドライド(水素化物)VPE法、分子線エピタキシャル(MBE)法等の気相成長手段により形成する。揮発性の高い燐(P)の蒸発を抑制しつつ、第1の中間層をなすIII−V族化合物半導体層を形成するのには、高真空中で成長を実施するMBE法よりもMOCVD法、ハロゲンVPE法、ハイドライドVPE法が適する。また、III族構成元素としてアルミニウム(Al)を含む第1または第2の中間層を形成するのには、適度な蒸気圧を有する有機アルミニウム化合物をアルミニウム源として利用できるMOCVD法が適する。また、MOCVD法によれば、アンモニア(NH3)あるいはヒドラジン(N24)類を窒素源としてIII族窒化物半導体層を気相成長させることができる。従って、燐化硼素系半導体層、第1の中間層、第2の中間層、及びIII族窒化物半導体層を気相成長させるのに汎用的に適用できるMOCVD手段は、それらを備えた化合物半導体積層構造体を簡便に構成するのに利便である。
常圧(略大気圧)あるいは減圧MOCVD法により、例えば、AlQGa1-QN(0≦Q≦1))層からなるIII族窒化物半導体層を形成するのには、例えば、トリメチルガリウム(分子式:(CH33Ga)やトリエチルガリウム(分子式:(C253Ga)等をガリウム(Ga)の原料(Ga源)として利用する。この様な脂肪族炭化水素基を付加した有機ガリウム化合物はガリウム(Ga)源として好適に利用できる。また、トリメチルアルミニウム(分子式:(CH33Al)やトリイソブチルアルミニウム(分子式:(i−C493Al)などの有機金属(MO)化合物をアルミニウム(Al)の原料(Al源)として使用する。トリメチルアルミニウム((CH33Al)は、アルミニウム(Al)を含む第1または第2の中間層、あるいはそれらの中間層の上に設けるIII族窒化物半導体層を形成する際のアルミニウム源として好適である。
窒素源としては、アンモニア(分子式:NH3)、ヒドラジン(分子式:N24)等を使用できる。熱分解する温度がより低い非対称型分子構造のジメチルヒドラジン(分子式:(CH3222)類もIII族窒化物半導体層を成長させるための窒素(N)源として使用できる。第1の中間層は、この様な窒素源と燐化硼素系半導体層とが直接接触するのを防止するのに効果的に作用する。
LEDあるいはLD等の化合物発光素子用途の積層構造体を得る場合、第1及び第2の中間層の伝導形、並びにそれらの何れかの中間層上に設けるIII族窒化物半導体層の伝導形は、燐化硼素系半導体層と同一とするのが望ましい。燐化硼素系半導体層を、導電性で低抵抗の半導体結晶基板上に設ける場合、燐化硼素系半導体層の伝導形は、半導体結晶基板の伝導形と同一とするのが望ましい。第1及び第2の中間層、並びにIII族窒化物半導体層の伝導形は、例えばMOCVD法により、それらの層を気相成長させる際に、II族、IV族あるいはVI族元素を不純物として添加して制御する。
p形の第1の中間層を得るための不純物としては、II族元素のベリリウム(Be)、亜鉛(Zn)やマグネシウム(Mg)が望ましい。n形の第1の中間層を得るための不純物としては、IV族の珪素(Si)やゲルマニウム(Ge)、錫(Sn)、VI族のセレン(Se)、テルル(Te)が望ましい。
p形の第2の中間層及びp形のIII族窒化物半導体層を得るための不純物としてBeやMgを例示できる。また、n形の第2の中間層及びn形のIII族窒化物半導体層を得るための不純物として、SiやGeを例示できる。イオン注入法により、カルシウム(Ca)やSi、Geを注入してp形またはn形の第2の中間層またはIII族窒化物半導体層を形成する技術手段もあるが、例えば、MOCVD法による気相成長時にp形またはn形不純物をドーピングする手段によれば、より簡便にp形またはn形の第2の中間層またはIII族窒化物半導体層が得られて利便である。
受光素子、例えばpin型フォトダイオ−ド(photo diode;PD)用途の化合物半導体積層構造体を構成する場合にあっては、第1及び第2の中間層は、必ずしも低抵抗のp形またはn形導電層とする必要は無い。また、PD用途の場合、燐化硼素系半導体層と、第1及び第2の中間層並びにIII族窒化物半導体層とで伝導型を同一とする必要はない。一例を挙げれば、n形の燐化硼素系半導体層と、その上に堆積したπ形またはν形と称される高抵抗の第1の中間層と、その上に堆積したp形III族窒化物半導体層とを用いてpin用途の化合物半導体積層構造体を構成する。PD用途の高抵抗である、例えば第1の中間層は不純物を故意に添加しない、所謂アンドープ(undope)で、高純度であるのが好ましい。アンドープで高抵抗の第1の中間層は、例えばMOCVD法でそれを気相成長させる際に、気相成長を行う領域へ供給するIII族構成元素の原料とV族構成元素の原料との比率を、高抵抗層が得られる様に調節した上で成長させるのが好都合である。
2次元電子電界効果型トランジスタ(TEGFET)用途の化合物半導体積層構造体は、例えば高抵抗の燐化硼素系半導体層、その上に同じく高抵抗の第1の中間層、その上に電子走行層として例えば電子移動度の大きなn形のGaZIn1-ZN(0≦Z≦1)層を、順次堆積して化合物半導体積層構造体を構成する。また、例えば高抵抗の燐化硼素系半導体層、その上に高抵抗の第1の中間層、高抵抗の第1の中間層上に高抵抗の第2の中間層、その上に電子走行層として例えば電子移動度の大きなn形のGaZIn1-ZN(0≦Z≦1)層を、順次堆積して構成する。電界効果型トランジスタ(FET)用途とする高抵抗の第1または第2の中間層は、アンドープ層から構成されていても構わない。また、電子と正孔が互いに電気的に補償(compensate)される様に、上記のp形不純物とn形不純物とをドーピングして形成されていても良い。
第1の中間層は、燐化硼素系半導体層の表面を間隙無く、一様に被覆できる層厚を有するのが望ましい。望ましくは、1ナノメータ(nm)以上で、更に好ましくは2nm以上である。また、第1の中間層上に、第2の中間層またはIII族窒化物半導体層を成長させるための温度(成長温度)が高温である程、第1の中間層の層厚を大とするのが好ましい。高温では、III族窒化物半導体層を成長させるために用いる窒素源の熱分解がより顕著に起こり、放出される窒素(N)は第1の中間層の内部へより深く拡散する。このため、上記の成長温度が高温である程、第1の中間層を厚くして、下層の燐化硼素系半導体層へ侵入する窒素原子の量を低下させるのが好ましい。
例えば、成長温度を1,000℃〜1,150℃として、第1の中間層に直接、接合させて窒化ガリウム(GaN)層を成長させる場合、第1の中間層の層厚は最大で250nmとするのが好ましい。250nmを超えて厚くすると、表面の平坦性に優れる第1の中間層を安定して得るのが困難となる。また、例えば、第1の中間層上に、350℃〜650℃程度の低温で第2の中間層を設ける場合、第1の中間層は、最大で50nmとするのが好適である。第1の中間層の層厚は、既知の成長速度を与える成長条件下において、成長時間を調節して制御できる。また、第1の中間層の実際の層厚は、例えば、走査型電子顕微鏡(SEM)や透過型電子顕微鏡(TEM)などを利用して測長できる。
第2の中間層は、第1の中間層の表面を間隙無く、一様に被覆できる層厚を有するのが望ましい。望ましくは、1ナノメータ(nm)以上で、更に好ましくは2nm以上である。第2の中間層は、その上にIII族窒化物半導体層を成長させるための温度を高温とする程、層厚を大とするのが好ましい。高温では、III族窒化物半導体層を成長させるために用いる窒素源の熱分解に因り放出される窒素(N)が第1の中間層の内部へ拡散する度合いがより顕著となる。このため、III族窒化物半導体層の成長温度を高温とする程、第2の中間層を厚くして、第1の中間層を介してより下層の燐化硼素系半導体層へ侵入する窒素原子の量を低下させるのが好ましい。例えば、第2の中間層上に、1,100℃の高温でGaN層を積層させる場合、第2の中間層の層厚は20nm以上で100nm以下とするのが好適である。
第2の中間層を、より低温で成長させると第1の中間層の熱的変質を回避するのに有効となる。例えば、350℃〜650℃程度の低温で第2の中間層を第1の中間層上に堆積することにより、第1の中間層からのV族構成元素の燐(P)揮散がより良く抑制される。従って、第1の中間層の化学量論的組成を維持できる。また、第2の中間層を低温で成長させれば、第2の中間層を構成する窒素(N)の第1の中間層への侵入をより良く抑制できる。このため、第1の中間層を介して、下層の燐化硼素系半導体層に浸透する窒素(N)を減少でき、燐化硼素系半導体層が窒化物層へと変質するのをより確実に回避できる。
第1や第2の中間層を設けることにより、変質が防止された燐化硼素系半導体層を備えた積層構造体を利用すれば、特性の優れる化合物半導体素子を構成できる。例えば、第1または第2の中間層上に、GaN系III族窒化物半導体から成る発光層を含む発光部を備えた積層構造体からは、短波長可視光あるいは紫外帯光を発する化合物半導体発光素子を構成できる。発光層は、放射再結合効率の高い直接遷移型の例えば、窒化ガリウム・インジウム(GaZIn1-ZN(0≦Z≦1))から構成するのが好適である。
本発明の化合物半導体発光素子は高発光強度であるため、特定の蛍光物質と組み合わせることにより、照明器具等に適した白色ランプを提供することが可能となる。
(第1実施例) 珪素単結晶(シリコン)基板上に、本発明に係わる第1の中間層を設けて化合物半導体積層構造体(以下「積層構造体」という)を構成する場合を例にして、本発明を具体的に説明する。
図1は第1実施例の積層構造体の断面構造を模式的に示す図である。積層構造体10は、リン(P)が添加されたn形の珪素単結晶を基板100として用いて形成した。基板100の(111)表面上には、層厚を約700nmとし、キャリア濃度を約8×1020cm-3とする、アンドープでn形の燐化硼素・ガリウム(組成式B0.98Ga0.02P)混晶層101を燐化硼素系半導体層として堆積した。燐化硼素・ガリウム混晶層101は、トリメチルガリウム(分子式:(CH33Ga)をガリウム(Ga)源とし、トリエチル硼素(分子式:(C253B)を硼素(B)源とし、ホスフィン(分子式:PH3)を燐(P)源とする常圧(略大気圧)MOCVD法により、900℃で成長させた。
燐化硼素・ガリウム混晶層101上には、MOCVD手段により、珪素(Si)を添加したn形の燐化アルミニウム・ガリウム(組成式:Al0.50Ga0.50P)から成る第1の中間層102を設けた。第1の中間層102の層厚は約15nmとし、キャリア濃度は、約3×1018cm-3とした。第1の中間層102は、(CH33Ga及びPH3に加え、トリメチルアルミニウム(分子式:(CH33Al)をアルミニウム(Al)源として、750℃で成長させた。
第1の中間層102上には、層厚を約1.5nmとするSiドープn形窒化ガリウム・インジウム(組成式:Ga0.88In0.12N)混晶層103aと、層厚を約1.5nmとするSiドープn形窒化ガリウム・インジウム(組成式:Ga0.99In0.01N)混晶層103bとを、交互に5周期積層させた超格子構造層103をIII族窒化物半導体層として設けた。これらの窒化ガリウム・インジウム混晶層103a、103bは、(CH33Gaに加え、トリメチルインジウム(分子式:(CH33In)をインジウム(In)源とし、アンモニア(分子式:NH3)を窒素(N)源として用いて、常圧MOCVD法により、上記の第1の中間層102と同じく750℃で成長させた。SIMS分析によれば、多量の窒素原子が燐化硼素・ガリウム混晶層101へ拡散している状況は認められず、第1の中間層102を設けることにより、超格子構造層103を成長させる際の窒素源に因る燐化硼素・ガリウム混晶層101の変質が防止されていることが示唆された。また、GaInN系超格子構造層103は、第1の中間層102を介して設けたために連続膜となった。
超格子構造層103には、それとヘテロ(異種)接合させて、層厚を約15nmとし、キャリア濃度を約1×1019cm-3とする、アンドープでp形の燐化硼素・アルミニウム(組成式:B0.99Al0.01P)混晶層104を設けた。燐化硼素・アルミニウム混晶層104は、(C253B、(CH33Al、及びPH3を原料とする常圧MOCVD法により1025℃で成長させた。
これより、Al0.50Ga0.50Nからなる第1の中間層102を備えつつ、B0.98Ga0.02Pからなる燐化硼素・ガリウム混晶層101をn形下部クラッド層とし、GaInN系超格子構造層103をn形発光層とし、B0.99Al0.01Pからなる燐化硼素・アルミニウム混晶層104をp形上部クラッド層として備えたpn接合型ダブルヘテロ(DH)接合構造の発光素子用途の積層構造体10を形成した。
(第2実施例) 上記の第1実施例の積層構造体10を使用して、化合物半導体素子としての窒化物半導体発光ダイオード(LED)を製造する場合を例にして、本発明の内容を具体的に説明する。
図2は第2実施例のLEDの断面構造を模式的に示す図である。このLED1Aは第1実施例の積層構造体10を使用して形成されている。すなわち、積層構造体10の、n形の珪素単結晶からなる基板100の裏面の略全面に、一般的な真空蒸着法を利用して、金(Au)膜を被着し、n形オーミック電極106を形成した。n形オーミック電極106をなす金膜の膜厚は約2000nmとした。
また積層構造体10の最表層をなす燐化硼素・アルミニウム混晶層104の表面には、ニッケル(Ni)と亜鉛(Zn)との合金膜107aを、一般的な電子ビーム蒸着法により形成した。次に、膜厚を約100nmとするNi・Zn合金膜107aに重ねて、Au膜107bを被着させ、合計の膜厚を約1500nmとする金属膜とした。次に公知のフォトリソグラフィー技術を利用して、金属膜にパターニング加工を及ぼし、燐化硼素・アルミニウム混晶層104の表面の中央部の平面領域に限り、平面視円形状に金属膜を残存させて、p形オーミック電極107を形成した。その後、積層構造体10を個別の素子(チップ)に裁断し、GaInN系超格子構造層103をn形発光層とするpn接合型DH構造のLED1Aを作製した。
n形及びp形オーミック電極106、107間に20mAの順方向電流を通流した際に、LED1Aからは、波長を約450nmとする青色帯光が放射された。また、LED1Aは、第1の中間層を用いることにより形成された平坦性と連続性に優れるIII族窒化物半導体層からなる超格子構造層103の発光層を備えているため、一般的な積分球を利用して測定した、樹脂でモールドする以前の状態での発光強度は約5ミリワット(mW)に達した。更に、局所的な耐圧不良(local breakdown)も無く、順方向電流を20mAとした際の順方向電圧(Vf)は3.3Vの低値となった。また、逆方向電流を10マイクロアンペア(μA)とした際の逆方向電圧は8Vの高値となった。従って、本発明の第1中間層を設けることに依り、発光強度が大きく、しかも低消費電力で電気的耐圧の高い青色LEDが提供されることとなった。
(比較例) 一方、比較例として、第1の中間層を備えず、他は上記第1実施例と略同一の積層構造体から、第2実施例と同様の電極構成を備えたLEDを作製した。即ち、上記第1実施例と同じn形の珪素単結晶を基板とし、その上に燐化硼素・ガリウム(組成式B0.98Ga0.02P)混晶層、GaInN系超格子構造層、燐化硼素・アルミニウム(B0.99Al0.01P)混晶層を積層させてなるpn接合型ダブルヘテロ(DH)接合構造の積層構造体を用いてLEDを作製した。上記第2実施例のLED1Aと通電電流等も同一の条件下で測定した結果、本発明に係る第1の中間層が備えられていない比較例のLEDの発光強度は約3.9ミリワット(mW)、順方向電圧は3.4V、逆方向電圧は6.8Vであった。従って、発光強度及び逆方向電圧共に、本発明に係る第1の中間層を備えた第2実施例のLED1Aに比較して劣るものとなった。
(第3実施例) 炭化珪素(SiC)単結晶基板上に、本発明に係わる第1及び第2の中間層を設けて積層構造体を構成する場合を例にして、本発明の内容を具体的に説明する。
図3は第3実施例の積層構造体の断面構造を模式的に示す図である。積層構造体20を形成するのにあたり、基板200には、窒素(N)を添加したn形の6H結晶型SiC単結晶を用いた。基板200の(0001)表面上には、層厚を約240nmとし、キャリア濃度を約2×1020cm-3とする、アンドープでn形の燐化硼素(BP)層201を燐化硼素系半導体層として堆積した。n形燐化硼素層201は、トリエチル硼素(分子式:(C253B)を硼素(B)源とし、ホスフィン(分子式:PH3)を燐(P)源とする常圧(略大気圧)MOCVD手段により、850℃で成長させた。
n形燐化硼素層201上には、MOCVD手段により、ゲルマニウム(Ge)を添加したn形の燐化アルミニウム・ガリウム(組成式Al0.30Ga0.70P)から成る第1の中間層202を設けた。第1の中間層202の層厚は約5nmとし、キャリア濃度は、約3×1018cm-3とした。第1の中間層202は、トリメチルガリウム(分子式:(CH33Ga)をガリウム(Ga)源とし、トリメチルアルミニウム(分子式:(CH33Al)をアルミニウム(Al)源とし、ホスフィン(分子式:PH3)を燐(P)源として、720℃で成長させた。
第1の中間層202上には、層厚を約5nmとするGeドープn形窒化アルミニウム・ガリウム混晶(組成式:Al0.10Ga0.90N)から成る第2の中間層205を設けた。第2の中間層205のAl0.10Ga0.90N層のキャリア濃度は約1×1018cm-3に設定した。第2の中間層205は、(CH33Ga、(CH33Al、及び窒素(N)源としてアンモニア(分子式:NH3)を用いて、常圧MOCVD法により、850℃で成長させた。
第2の中間層205上には、上記の第1実施例と同様に、層厚を約1.5nmとするSiドープn形窒化ガリウム・インジウム(組成式:Ga0.88In0.12N)混晶層203aと、層厚を約1.5nmとするSiドープn形窒化ガリウム・インジウム(組成式:Ga0.99In0.01N)混晶層203bとを、交互に5周期積層させた超格子構造層203をIII族窒化物半導体層として設けた。これらの窒化ガリウム・インジウム混晶層203a、203bは、(CH33Ga、(CH33In及びNH3を用いた常圧MOCVD法により、上記の第2の中間層205の場合より低温の720℃で成長させた。第2の中間層205を介して成長させたため、何れの窒化ガリウム・インジウム系混晶層203a、203bも表面の平坦性に優れるものとなった。
超格子構造層203には、それとヘテロ(異種)接合させて、層厚を約10nmとし、キャリア濃度を約2×1019cm-3とする、アンドープでp形の燐化硼素(BP)層204を設けた。p形燐化硼素層204は、(C253B及びPH3を原料とする常圧MOCVD法により1025℃で成長させた。
これより、Al0.50Ga0.50Nからなる第1の中間層202と、Al0.10Ga0.90Nからなる第2の中間層205とを備えつつ、n形燐化硼素層201を下部クラッド層とし、GaInN系超格子構造層203をn形発光層とし、p形燐化硼素層204を上部クラッド層として備えたpn接合型ダブルヘテロ(DH)接合構造の発光素子用途の積層構造体20を形成した。
(第4実施例) 上記の第2実施例の場合と同様にして、第3実施例の積層構造体20を使用し、化合物半導体素子としての窒化物半導体発光ダイオード(LED)を製造した。
図4は第4実施例のLEDの断面構造を模式的に示す図である。このLED2Aは第3実施例の積層構造体20を使用して形成されている。すなわち、積層構造体20の、n形の6H結晶型SiC単結晶からなる基板200の裏面の略全面に、一般的な真空蒸着法を利用して、ニッケル(Ni)膜を被着し、n形オーミック電極206を形成した。n形オーミック電極206をなすニッケル膜の膜厚は約2000nmとした。
また積層構造体20の最表層をなすp形燐化硼素層204の表面には、ニッケル(Ni)と亜鉛(Zn)との合金膜207aを、一般的な電子ビーム蒸着法により形成した。次に、膜厚を約100nmとするNi・Zn合金膜207aに重ねて、Au膜207bを被着させ、合計の膜厚を約1500nmとする金属膜とした。次に公知のフォトリソグラフィー技術を利用して、金属膜にパターニング加工を及ぼし、p形燐化硼素層204の表面の中央部の平面領域に限り、平面視円形状に金属膜を残存させて、p形オーミック電極207を形成した。その後、積層構造体20を個別の素子(チップ)に裁断し、GaInN系超格子構造層203をn形発光層とするpn接合型DH構造のLED2Aを作製した。
n形及びp形オーミック電極206、207間に20mAの順方向電流を通流した際に、LED2Aからは、波長を約450nmとする青色帯光が放射された。一般的な積分球を利用して測定した、樹脂でモールドする以前の状態での発光強度は約8ミリワット(mW)に達した。LED2Aは、第1の中間層に加え、第2の中間層を用いることにより形成された更に平坦性と連続性に優れるIII族窒化物半導体層からなる超格子構造層203の発光層を備えているため、第2実施例に記載のLED1Aに比較してより高い発光強度を呈した。また、局所的な耐圧不良(local breakdown)も無く、順方向電流を20mAとした際の順方向電圧(Vf)は3.3Vの低値となった。また、逆方向電流を10マイクロアンペア(μA)とした際の逆方向電圧は、第2実施例のLED1Aよりも更に高く、10Vとなった。これは、第1の中間層202に加えて第2の中間層205を設けることにより、燐化硼素系半導体層201の変質が防止されると共に、平坦性に優れる連続膜から成る超格子構造層203の発光層が形成されたことに起因していると考慮された。従って、発光強度が大きく、しかも低消費電力で電気的耐圧の高い青色LEDが提供されることとなった。
第1実施例の積層構造体の断面構造を模式的に示す図である。 第2実施例のLEDの断面構造を模式的に示す図である。 第3実施例の積層構造体の断面構造を模式的に示す図である。 第4実施例のLEDの断面構造を模式的に示す図である。
符号の説明
10 積層構造体
100 基板
101 燐化硼素・ガリウム混晶層
102 第1の中間層
103 超格子構造層
103a 窒化ガリウム・インジウム混晶層
103b 窒化ガリウム・インジウム混晶層
104 燐化硼素・アルミニウム混晶層
106 n形オーミック電極
107 p形オーミック電極
107a Ni・Zn合金膜
107b Au膜
20 積層構造体
200 基板
201 n形燐化硼素層
202 第1の中間層
203 超格子構造層
203a 窒化ガリウム・インジウム混晶層
203a 窒化ガリウム・インジウム系混晶層
204 p形燐化硼素層
205 第2の中間層
206 n形オーミック電極
207 p形オーミック電極
207a Ni・Zn合金膜
207b Au膜

Claims (6)

  1. 結晶基板と、その上に形成された燐化硼素(BP)系半導体層と、その燐化硼素系半導体層を下地層として設けられたガリウム(Ga)を含むIII族窒化物半導体層とを含む化合物半導体積層構造体において、
    上記燐化硼素系半導体層と上記III族窒化物半導体層との中間に、アルミニウム(Al)とガリウム(Ga)と燐(P)とを含むIII−V族化合物半導体からなる第1の中間層が設けられている、
    ことを特徴とする化合物半導体積層構造体。
  2. 上記第1の中間層は、燐化アルミニウム・ガリウム(組成式:AlGa1−YP(0<Y<1))から構成されている、請求項1に記載の化合物半導体積層構造体。
  3. 上記第1の中間層と上記III族窒化物半導体層との中間に、そのIII族窒化物半導体層を構成するIII族元素を含むIII族窒化物半導体からなる第2の中間層が設けられている、請求項1または2に記載の化合物半導体積層構造体。
  4. 上記燐化硼素系半導体層は、III族構成元素として硼素を50%以上の組成比率で含み、V族構成元素として燐を50%以上の組成比率で含む、請求項1乃至の何れか1項に記載の化合物半導体積層構造体。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載の化合物半導体積層構造体を利用して構成されている、ことを特徴とする化合物半導体素子。
  6. 請求項5に記載の化合物半導体素子を用いて構成されている、ことを特徴とするランプ。
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