[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4509247B2 - シリコーン含有ポリイミド樹脂、シリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法 - Google Patents

シリコーン含有ポリイミド樹脂、シリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4509247B2
JP4509247B2 JP12455999A JP12455999A JP4509247B2 JP 4509247 B2 JP4509247 B2 JP 4509247B2 JP 12455999 A JP12455999 A JP 12455999A JP 12455999 A JP12455999 A JP 12455999A JP 4509247 B2 JP4509247 B2 JP 4509247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone
formula
group
structural formula
represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12455999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000319386A (ja
Inventor
浩 植木
好次 森田
晴彦 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Toray Co Ltd filed Critical Dow Corning Toray Co Ltd
Priority to JP12455999A priority Critical patent/JP4509247B2/ja
Priority to US09/548,649 priority patent/US6297341B1/en
Publication of JP2000319386A publication Critical patent/JP2000319386A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4509247B2 publication Critical patent/JP4509247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/452Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing nitrogen-containing sequences
    • C08G77/455Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing nitrogen-containing sequences containing polyamide, polyesteramide or polyimide sequences
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/10Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシリコーン含有ポリイミド樹脂、シリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法に関し、詳しくは、耐熱性と可撓性に優れたシリコーン含有ポリイミド樹脂、該ポリイミド樹脂の原料となるシリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリイミド樹脂は機械特性,耐熱性等に優れていることから、成形材料,フィルム,コーティング剤として広く使用されている。しかしポリイミド樹脂は、一般に、成形加工性、可撓性、溶剤溶解性に劣るため、ソフトセグメントとして分子鎖両末端にアミノ基を有するポリオルガノシロキサンを共重合させる方法が提案されている(特開平4−36321号公報参照)。しかし、このようにして得られたシリコーン含有ポリイミド樹脂は、ポリオルガノシロキサン鎖が長いために、高温環境下ではポリオルガノシロキサン鎖の解裂反応により低分子量の環状シロキサンが発生し、その結果、耐熱性が低下するという問題点があった。このため、ケイ素原子数が2個のジシロキサン鎖を共重合させたシリコーン含有ポリイミド樹脂が提案されている(特開昭58−27722号公報および特開昭61−118424号公報参照)が、2個のケイ素原子では可撓性の改善効果が不十分であるという欠点があった。これらのことから、優れた耐熱性と可撓性を有するポリイミド樹脂が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは鋭意検討した結果、特定の化学構造を有するオルガノシロキサンを共重合させることにより上記問題点を解決できることを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、耐熱性と可撓性に優れたシリコーン含有ポリイミド樹脂、該ポリイミド樹脂の原料となるシリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記構造式(1)で表わされる構成単位0.1〜100モル%と構造式(2)で表わされる構成単位99.9〜0モル%からなるシリコーン含有ポリイミド樹脂と、
構造式(1):
【化13】
Figure 0004509247
(式中、Ar1は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、Rは脂肪族不飽和結合を含まない同種もしくは異種の1価炭化水素基であり、Xは炭素原子数2以上のアルキレン基またはアルキレンオキシアルキレン基であり、mおよびnは0または1〜3の整数であり、かつ、(m+n)は1〜6の整数である。)
構造式(2):
【化14】
Figure 0004509247
(式中、Ar2は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、Ar3は少なくとも1個の芳香族環を有する2価の有機基である。)
下記構造式(A)で表わされる構成単位0.1〜100モル%と構造式(B)で表わされる構成単位99.9〜0モル%からなるシリコーン含有ポリアミック酸、および、それらの製造方法に関する。
構造式(A):
【化15】
Figure 0004509247
[式中、Ar1,R,X,mおよびnは前記と同じであり、Zは水素原子または式:−SiR3(式中、Rは前記と同じである。)で表されるシリル基である。]
構造式(B):
【化16】
Figure 0004509247
(式中、Ar2およびAr3は前記と同じである。)
【0005】
【発明の実施の形態】
最初に、本発明のシリコーン含有ポリイミド樹脂について説明する。
本発明のシリコーン含有ポリイミド樹脂は、下記構造式(1)で表わされる構成単位のみ、または下記構造式(1)および(2)で表わされる構成単位から構成される。
構造式(1):
【化17】
Figure 0004509247
構造式(2):
【化18】
Figure 0004509247
上式中、Ar1およびAr2は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、下記式で表される基が例示される。
【化19】
Figure 0004509247
【化20】
Figure 0004509247
これらの中でも下記式で示される基が好ましい。
【化21】
Figure 0004509247
Ar3は少なくとも1個の芳香族環を有する2価の有機基であり、下記式で示される基が例示される。
【化22】
Figure 0004509247
【化23】
Figure 0004509247
これらの中でも、下記式で示される基が好ましい。
【化24】
Figure 0004509247
Rは脂肪族不飽和結合を含まない同種もしくは異種の1価炭化水素基であり、具体的には、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基等のアルキル基;フェニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベンジル基,フェネチル基等のアラルキル基が例示される。Xは炭素原子数2以上のアルキレン基またはアルキレンオキシアルキレン基であり、具体的には、エチレン基,プロピレン基,ブチレン基,ペンチレン基,ヘキシレン基,エチレンオキシプロピレン基,エチレンオキシブチレン基が例示される。 mおよびnは0または1〜3の整数であり、かつ、(m+n)は1〜6の整数であることが必要である。中でも(m+n)は2であることが好ましく、このときのmとnは1であることがより好ましい。
【0006】
本発明のシリコーン含有ポリイミド樹脂において、上記構成単位の共重合比率は、構造式(1)で表される構成単位:構造式(2)で表される構成単位が、0.1〜100:99.9〜0モル%の範囲であり、好ましくは1〜100:99〜0モル%の範囲である。またこのシリコーン含有ポリイミド樹脂の25℃における性状は固体状であるが、使用時に溶媒に溶解させて液状としてもよい。その固有粘度(N−メチルピロリドン溶液の25℃における測定値)は、通常、0.1〜3.0dl/gの範囲であり、好ましくは、0.2〜2.0dl/gの範囲である。
【0007】
本発明のシリコーン含有ポリイミド樹脂は、例えば、下記構造式(A)で表わされる構成単位0.1〜100モル%と構造式(B)で表わされる構成単位99.9〜0モル%からなる本発明のシリコーン含有ポリアミック酸を、加熱脱水環化してイミド化することにより製造することができる。
構造式(A):
【化25】
Figure 0004509247
構造式(B):
【化26】
Figure 0004509247
上式中、Ar1,Ar2,Ar3,R,X,mおよびnは前記と同じである。Zは水素原子または式:−SiR3(式中、Rは前記と同じである。)で表されるシリル基である。加熱脱水環化する方法としては、該ポリアミック酸の溶液を直接基材に塗布して加熱処理してフィルム状にする方法や、該ポリアミック酸に水と相溶しない非極性の有機溶媒を配合して共沸脱水を行った後、生成した水を除去してから基材に塗布して加熱処理する方法が挙げられる。このときの加熱処理条件は50〜400℃の温度範囲であることが好ましい。またこのシリコーン含有ポリアミック酸の固有粘度(N−メチルピロリドン溶液の25℃における測定値)は、通常、0.1〜3.0dl/gの範囲であり、好ましくは、0.2〜2.0dl/gの範囲である。
【0008】
また、本発明のシリコーン含有ポリアミック酸は、例えば、下記構造式(C)で表されるテトラカルボン酸2無水物と、構造式(D)および(E)で表される2価アミン系化合物とを重合させることにより製造することができる。
構造式(C):
【化27】
Figure 0004509247
構造式(D):
【化28】
Figure 0004509247
構造式(E):H2N−Ar−NH2
上式中、Ar4上記Ar または上記Ar と同じであり、少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、前記Ar1およびAr2で例示したのと同じ基が挙げられる。Ar は少なくとも1個の芳香族環を有する2価の有機基であり、前記で例示したのと同じ基が挙げられる。R,X,Z,mおよびnは前記と同じである。
【0009】
上記構造式(C)で表されるテトラカルボン酸2無水物としては、例えば、下記式で表される化合物が挙げられる。
【化29】
Figure 0004509247
【化30】
Figure 0004509247
【0010】
上記構造式(D)で表されるシリコーン系2価アミン系化合物としては、例えば、下記式で表される化合物が挙げられる。
【化31】
Figure 0004509247
このシリコーン系2価アミン系化合物は、例えば、式:
【化32】
Figure 0004509247
[式中、Rは前記と同じであり、cは(m+n)である。]で表されるケイ素原子結合水素原子含有環状オルガノシロキサンとトリメチルシリルアリルアミンとを白金系触媒の存在下で付加反応させた後、脱トリメチルシリル化することにより製造することができる(特開平4−323222号公報参照)。
【0011】
上記構造式(E)で表される2価アミン系化合物としては、例えば、下記式で表される化合物が挙げられる。
【化33】
Figure 0004509247
【化34】
Figure 0004509247
【0012】
上記構造式(C)で表されるテトラカルボン酸2無水物と構造式(D)および(E)で表される2価アミン系化合物との重合反応は従来周知の方法で行うことができる。例えば、0〜80℃の低温度条件下、該テトラカルボン酸2無水物と2価アミン系化合物とを極性溶媒中で反応させる方法が挙げられる。このときの添加順序は特に限定されないが、例えば、テトラカルボン酸2無水物を極性溶媒中に投入し、次いで構造式(D)で表されるシリコーン系2価アミン系化合物を加えて反応させた後、構造式(E)で表される2価アミン系化合物をそのまま、または極性溶媒溶液として投入して反応させる方法が好ましい。上記反応において使用される極性溶媒としては、例えば、N−メチル−2−ピロリドン,N,N−ジメチルホルムアミド,N,N−ジメチルアセトアミド,ジメチルスルホキシド,テトラヒドロフラン等またはそれらの混合物が用いられる。またこれらの不活性溶媒に加えて、構造式(D)で表されるシリコーン系2価アミン系化合物の溶解性を高める目的で、非極性の溶媒、例えば、トルエン,キシレン等を適宜加えてもよい。また、本発明の目的を損なわない範囲であれば、さらに下記構造式(F)で表される直鎖状のシリコーン系2価アミン系化合物等を加えてもよい。構造式(F):
【化35】
Figure 0004509247
上式中、Rは前記と同じであり、Wは炭素原子数2以上の置換もしくは非置換の2価炭化水素基であり、pは0〜80である。さらに、末端停止剤あるいは分子量調節剤として、無水フタル酸等の2価カルボン酸無水物やアニリン等の1価アミン系化合物を使用してもよい。
【0013】
以上のような本発明のシリコーン含有ポリイミド樹脂は、ポリイミド樹脂本来の優れた機械特性,耐熱性,可撓性を有する上に、撥水性,密着性,溶剤溶解性,成形加工性が良好であるという利点を有する。特に、共重合成分である特定の環状オルガノシロキサンが高温環境下でも揮発しないため、耐熱性と可撓性の両方に優れるという特徴を有する。このため、本発明のシリコーン含有ポリイミド樹脂は、コーテイング用,フィルム用,成形用,接着剤として好適に使用される。
【0014】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって説明する。実施例中、粘度は25℃における測定値である。尚、得られたポリイミド樹脂の熱分解温度,接触角,弾性率は下記の方法に従って測定した。
○熱分解温度 熱重量分析装置[島津製作所製;TGA−50]を用いて、窒素気流下、15℃/分の昇温速度でポリイミド樹脂を加熱し、加熱減量が1重量%となった温度と5重量%となった温度を測定して、これらを熱分解温度とした。○接触角 厚さ約60μmの試料を作製し、これの水に対する接触角を、自動接触角計(協和界面科学社製;CA−Z型)を用いて測定した。
○弾性率 厚さ約60μm、幅1mmの試料を作製し、これを引張試験機(オリエンテック社製;RTC−1325A)を用いてクロスヘッド50mm/分で引っ張り、変位が1%での弾性率を測定した。
【0015】
【実施例1】
窒素気流下、攪拌機,滴下ロート,温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに、3,3',4,4'−ベンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物17.59gを仕込み、乾燥したN−メチルピロリドン120gを加えて溶解した。次いで室温下、乾燥した式:
【化36】
Figure 0004509247
で表されるシリコーン系2価アミン系化合物の混合物8.00g(混合比率 50:50 mol%)を滴下した。滴下終了後、室温下で1時間攪拌した。次いでこれに、2,2−ビス(2−ジアミノフェノキシフェニル)プロパン14.52gを乾燥したN−メチルピロリドン80gに溶解した溶液を、氷冷下で徐々に滴下した。滴下終了後、氷冷下で1時間攪拌し、さらに室温下で4時間攪拌を行って、下記構造式(A−1)、(A−2)および(B)で表される構成単位からなるシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液を得た。
【化37】
Figure 0004509247
上記構造式(A−1)で表される構成単位:構造式(A−2)で表される構成単位:構造式(B)で表される構成単位の共重合比(モル%)は17.5:17.5:65であった。このようにして得られたシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン中の固有粘度を測定したところ、0.35dl/gであった。
このシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液をテフロン基板上に塗布して、窒素気流下で100℃から180℃まで徐々に加熱してフィルムを作成した。次いでこのフィルムをテフロン板からはがしてガラス支持台上に移し、窒素気流下で200℃から300℃まで徐々に加熱して、下記構造式(1)、(2)および(3)で表される構成単位からなるフィルム状のシリコーン含有ポリイミド樹脂を得た。
【化38】
Figure 0004509247
上記構造式(1)で表される構成単位:構造式(2)で表される構成単位:構造式(3)で表される構成単位の共重合比(モル比)は17.5:17.5:65であった。このようにして得られたシリコーン含有ポリイミド樹脂フィルムの外観を目視にて測定した。またその熱分解温度、接触角および弾性率を測定し、これらの結果を表1に示した。
【0016】
【比較例1】
窒素気流下、攪拌機,滴下ロート,温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに、3,3',4,4'−ベンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物19.9gを仕込み、乾燥したN−メチルピロリドン120gを加えて溶解した。次いで、室温下にて、式:
【化39】
Figure 0004509247
で表されるシリコーン系2価アミン系化合物8.00gを徐々に滴下した。滴下終了後、1時間攪拌した。次いでこれに、2,2−ビス(2−ジアミノフェノキシフェニル)プロパン12.10gを乾燥したN−メチルピロリドン80gに溶解した溶液を、氷冷下で徐々に滴下した。滴下終了後、氷冷下で1時間攪拌し、さらに室温下で4時間攪拌を行って、下記構造式(A)および(B)で表される構成単位からなるシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液を得た。
【化40】
Figure 0004509247
上記構造式(A)で表される構成単位:構造式(B)で表される構成単位の共重合比(モル比)は52:48であった。このようにして得られたシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン中の固有粘度を測定したところ、0.4dl/gであった。
このシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液をテフロン基板上に塗布して、窒素気流下で100℃から180℃まで徐々に加熱してフィルムを作成した。次いでこのフィルムをテフロン板からはがしてガラス支持台上に移し、窒素気流下で200℃から300℃まで徐々に加熱して、下記構造式(1)および(2)で表される構成単位からなるフィルム状のシリコーン含有ポリイミド樹脂を得た。
【化41】
Figure 0004509247
上記構造式(1)で表される構成単位:構造式(2)で表される構成単位の共重合比(モル比)は52:48であった。このようにして得られたシリコーン含有ポリイミド樹脂フィルムの外観を目視にて測定した。またその熱分解温度、接触角および弾性率を測定し、これらの結果を表1に示した。
【0017】
【比較例2】
窒素気流下、攪拌機,滴下ロート,温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに、3,3',4,4'−ベンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物16.12gを仕込み、乾燥したN−メチルピロリドン120gを加えて溶解した。次いでこれに、2,2−ビス(2−ジアミノフェノキシフェニル)プロパン20.52gを乾燥したN−メチルピロリドン80gに溶解した溶液を、氷冷下で徐々に滴下した。滴下終了後、氷冷下で1時間攪拌し、さらに室温下で4時間攪拌を行って、下記構造式(A)で表される構成単位からなるポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液を得た。
【化42】
Figure 0004509247
このようにして得られたポリアミック酸のN−メチルピロリドン中の固有粘度を測定したところ、 0.4 dl/gであった。
このポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液をテフロン基板上に塗布して、窒素気流下で100℃から180℃まで徐々に加熱してフィルムを作成した。次いでこのフィルムをテフロン板からはがしてガラス支持台上に移し、窒素気流下で200℃から300℃まで徐々に加熱して、下記構造式(1)で表される構成単位からなるフィルム状のポリイミド樹脂を得た。
【化43】
Figure 0004509247
このようにして得られたポリイミド樹脂フィルムの外観を目視にて測定した。またその熱分解温度、接触角および弾性率を測定し、これらの結果を表1に示した。
【0018】
【比較例3】
窒素気流下、攪拌機,滴下ロート,温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに、3,3',4,4'−ベンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物15.59gを仕込み、乾燥したN−メチルピロリドン120gを加えて溶解した。次いで、室温下にて、式:
【化44】
Figure 0004509247
で表されるシリコーン系2価アミン系化合物8.00gを徐々に滴下した。滴下終了後、1時間攪拌した。次いでこれに、2,2−ビス(2−ジアミノフェノキシフェニル)プロパン16.41gを乾燥したN−メチルピロリドン80gに溶解した溶液を、氷冷下で徐々に滴下した。滴下終了後、氷冷下で1時間攪拌し、さらに室温下で4時間攪拌を行って、下記構造式(A)および(B)で表される構成単位からなるシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液を得た。
【化45】
Figure 0004509247
上記構造式(A)で表される構成単位:構造式(B)で表される構成単位の共重合比(モル比)は17:83であった。このようにして得られたシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン中の固有粘度を測定したところ、 0.35 dl/gであった。
このシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液をテフロン基板上に塗布して、窒素気流下で100℃から180℃まで徐々に加熱してフィルムを作成した。次いでこのフィルムをテフロン板からはがしてガラス支持台上に移し、窒素気流下で200℃から300℃まで徐々に加熱して、下記構造式(1)および(2)で表される構成単位からなるフィルム状のシリコーン含有ポリイミド樹脂を得た。
【化46】
Figure 0004509247
上記構造式(1)で表される構成単位:構造式(2)で表される構成単位の共重合比(モル比)は17:83であった。このようにして得られたシリコーン含有ポリイミド樹脂フィルムの外観を目視にて測定した。またその熱分解温度、接触角および弾性率を測定し、これらの結果を表1に示した。
【0019】
【実施例2】
窒素気流下、攪拌機,滴下ロート,温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに、3,3',4,4'−ベンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物17.42gを仕込み、乾燥したN−メチルピロリドン120gを加えて溶解した。次いで室温下、乾燥した式:
【化47】
Figure 0004509247
で表されるシリコーン系2価アミン系化合物の混合物12.00g(混合比率 50:50 mol%)を滴下した。滴下終了後、室温下で1時間攪拌した。次いでこれに、2,2−ビス(2−ジアミノフェノキシフェニル)プロパン10.58gを乾燥したN−メチルピロリドン80gに溶解した溶液を、氷冷下で徐々に滴下した。滴下終了後、氷冷下で1時間攪拌し、さらに室温下で4時間攪拌を行って、下記構造式(A−1)、(A−2)および(B)で表される構成単位からなるシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液を得た。
【化48】
Figure 0004509247
上記構造式(A−1)で表される構成単位:構造式(A−2)で表される構成単位:構造式(B)で表される構成単位の共重合比(モル%)は26:26:48であった。このようにして得られたシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン中の固有粘度を測定したところ、0.3dl/gであった。
このシリコーン含有ポリアミック酸のN−メチルピロリドン溶液をテフロン基板上に塗布して、窒素気流下で100℃から180℃まで徐々に加熱してフィルムを作成した。次いでこのフィルムをテフロン板からはがしてガラス支持台上に移し、窒素気流下で200℃から300℃まで徐々に加熱して、下記構造式(1)、(2)および(3)で表される構成単位からなるフィルム状のシリコーン含有ポリイミド樹脂を得た。
【化49】
Figure 0004509247
上記構造式(1)で表される構成単位:構造式(2)で表される構成単位:構造式(3)で表される構成単位の共重合比(モル比)は26:26:48であった。このようにして得られたシリコーン含有ポリイミド樹脂フィルムの外観を目視にて測定した。またその熱分解温度、接触角および弾性率を測定し、これらの結果を表1に示した。
【0020】
【表1】
Figure 0004509247
【0021】
【発明の効果】
本発明のシリコーン含有ポリイミド樹脂は、上記構造式(1)で表される構成単位のみ、または上記構造式(1)および(2)で表される構成単位からなり、分子中に環状のオルガノシロキサンを含有しているので、耐熱性と可撓性に優れるという特徴を有する。そしてこのシリコーン含有ポリイミド樹脂は、本発明のシリコーン含有ポリアミック酸をイミド化することにより効率よく製造できるという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、実施例1で製造したシリコーン含有ポリイミド樹脂のIRチャートである。

Claims (6)

  1. 下記構造式(1)で表わされる構成単位0.1〜100モル%と構造式(2)で表わされる構成単位99.9〜0モル%からなり、固有粘度(N−メチルピロリドン溶液の25℃における測定値)が0.1〜3.0dl/gの範囲であるシリコーン含有ポリイミド樹脂。
    構造式(1):
    Figure 0004509247
    (式中、Ar1は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、Rは脂肪族不飽和結合を含まない同種もしくは異種の1価炭化水素基であり、Xは炭素原子数2以上のアルキレン基であり、mおよびnは0または1〜3の整数であり、かつ、(m+n)は1〜6の整数である。)
    構造式(2):
    Figure 0004509247
    (式中、Ar2は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、Ar3は少なくとも1個の芳香族環を有する2価の有機基である。)
  2. Ar1およびAr2の4価の有機基が下記式で示される基から選択される基であり、
    Figure 0004509247
    Ar3の2価の有機基が下記式で示される基から選択される基である、請求項1に記載のシリコーン含有ポリイミド樹脂。
    Figure 0004509247
  3. 下記構造式(A)で表わされる構成単位0.1〜100モル%と構造式(B)で表わされる構成単位99.9〜0モル%からなり、固有粘度(N−メチルピロリドン溶液の25℃における測定値)が0.1〜3.0dl/gの範囲であるシリコーン含有ポリアミック酸。
    構造式(A):
    Figure 0004509247
    [式中、Ar1は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、Rは脂肪族不飽和結合を含まない同種もしくは異種の1価炭化水素基であり、Xは炭素原子数2以上のアルキレン基であり、Zは水素原子または式:−SiR3(式中、Rは前記と同じである。)で表されるシリル基であり、mおよびnは0または1〜3の整数であり、かつ、(m+n)は1〜6の整数である。]
    構造式(B):
    Figure 0004509247
    (式中、Ar2は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、Ar3は少なくとも1個の芳香族環を有する2価の有機基である。)
  4. Ar1およびAr2の4価の有機基が下記式で示される基から選択される基であり、
    Figure 0004509247
    Ar3の2価の有機基が下記式で示される基から選択される基である、請求項3に記載のシリコーン含有ポリアミック酸。
    Figure 0004509247
  5. 下記構造式(A)で表わされる構成単位0.1〜100モル%と構造式(B)で表わされる構成単位99.9〜0モル%からなるシリコーン含有ポリアミック酸を加熱脱水環化してイミド化することを特徴とする、請求項1に記載のシリコーン含有ポリイミド樹脂の製造方法。
    構造式(A):
    Figure 0004509247
    [式中、Ar1は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、Rは脂肪族不飽和結合を含まない同種もしくは異種の1価炭化水素基であり、Xは炭素原子数2以上のアルキレン基であり、Zは水素原子または式:−SiR3(式中、Rは前記と同じである。)で表されるシリル基であり、mおよびnは0または1〜3の整数であり、かつ、(m+n)は1〜6の整数である。]
    構造式(B):
    Figure 0004509247
    (式中、Ar2は少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基であり、Ar3は少なくとも1個の芳香族環を有する2価の有機基である。)
  6. 構造式(C):
    Figure 0004509247
    (式中、Ar4上記Ar または上記Ar と同じであり、少なくとも1個の芳香族環を有する4価の有機基である。)で表されるテトラカルボン酸2無水物と、構造式(D):
    Figure 0004509247
    [式中、Rは脂肪族不飽和結合を含まない同種もしくは異種の1価炭化水素基であり、Xは炭素原子数2以上のアルキレン基であり、Zは水素原子または式:−SiR3(式中、Rは前記と同じである。)で表されるシリル基であり、mおよびnは0または1〜3の整数であり、かつ、(m+n)は1〜6の整数である。]で表されるシリコーン系2価アミン系化合物と、構造式(E):H2N−Ar−NH2(式中、Ar は少なくとも1個の芳香族環を有する2価の有機基である。)で表される2価アミン系化合物とを重合させることを特徴とする、請求項3に記載のシリコーン含有ポリアミック酸の製造方法。
JP12455999A 1999-04-30 1999-04-30 シリコーン含有ポリイミド樹脂、シリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法 Expired - Fee Related JP4509247B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12455999A JP4509247B2 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 シリコーン含有ポリイミド樹脂、シリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法
US09/548,649 US6297341B1 (en) 1999-04-30 2000-04-13 Silicone-containing polyimide resin, silicon-containing polyamic acid, and methods for manufacture

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12455999A JP4509247B2 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 シリコーン含有ポリイミド樹脂、シリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000319386A JP2000319386A (ja) 2000-11-21
JP4509247B2 true JP4509247B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=14888485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12455999A Expired - Fee Related JP4509247B2 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 シリコーン含有ポリイミド樹脂、シリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6297341B1 (ja)
JP (1) JP4509247B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012666A (ja) * 2000-06-29 2002-01-15 Shin Etsu Chem Co Ltd ポリイミドシリコーン樹脂、その製造方法およびその組成物
TWI321975B (en) 2003-06-27 2010-03-11 Ajinomoto Kk Resin composition and adhesive film for multi-layered printed wiring board
KR100817914B1 (ko) 2006-02-27 2008-04-15 주식회사 케맥스 실리콘계 난반사 방지막 형성용 고분자와 이를 포함하는조성물 및 이를 이용한 반도체 소자 패턴의 형성방법
US8168726B2 (en) * 2006-06-22 2012-05-01 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Process for making polysiloxane/polymide copolymer blends
US8071693B2 (en) * 2006-06-22 2011-12-06 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Polysiloxane/polyimide copolymers and blends thereof
US8491997B2 (en) * 2006-06-22 2013-07-23 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Conductive wire comprising a polysiloxane/polyimide copolymer blend
TWI437938B (zh) 2007-03-01 2014-05-11 Ajinomoto Kk A method of manufacturing a circuit board, a subsequent thin film to which a metal film is attached, and a circuit board
US7847023B2 (en) * 2007-03-12 2010-12-07 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Polysiloxane/polyimide copolymer blends
US20080236864A1 (en) * 2007-03-28 2008-10-02 General Electric Company Cross linked polysiloxane/polyimide copolymers, methods of making, blends thereof, and articles derived therefrom
TWI482550B (zh) 2007-11-22 2015-04-21 Ajinomoto Kk 多層印刷配線板之製造方法及多層印刷配線板
JP2009231790A (ja) 2008-02-27 2009-10-08 Ajinomoto Co Inc 多層プリント配線板の製造方法
WO2014027654A1 (ja) * 2012-08-16 2014-02-20 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂シート、樹脂層付き支持体、積層板及び金属箔張積層板
MY169874A (en) 2016-02-24 2019-05-28 Nissan Motor Electrode for lithium ion secondary battery and production method therefor
TWI845548B (zh) 2018-10-10 2024-06-21 日商味之素股份有限公司 磁性糊料、電感器元件及電路基板
WO2022224473A1 (ja) 2021-04-21 2022-10-27 昭和電工マテリアルズ株式会社 配線基板
EP4421129A1 (en) 2021-10-19 2024-08-28 Ajinomoto Co., Inc. Resin composition
JP2023078006A (ja) 2021-11-25 2023-06-06 味の素株式会社 樹脂シート
JP2023123169A (ja) 2022-02-24 2023-09-05 味の素株式会社 樹脂組成物
CN118891963A (zh) 2022-03-22 2024-11-01 味之素株式会社 磁性基板的制造方法
JP2024125721A (ja) 2023-03-06 2024-09-19 味の素株式会社 樹脂組成物
JP2024125720A (ja) 2023-03-06 2024-09-19 味の素株式会社 樹脂組成物

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04323222A (ja) * 1991-04-23 1992-11-12 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd オルガノポリシロキサンおよびその製造方法
JPH0673074A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd ヒドロシリル基含有イミド化合物
JPH09255780A (ja) * 1996-03-26 1997-09-30 Sumitomo Bakelite Co Ltd 可溶性ポリイミド樹脂
JPH115844A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd 有機樹脂改質剤および有機樹脂
JP2002501925A (ja) * 1998-02-03 2002-01-22 クラリアント・ライフ・サイエンス・モレキユールズ(フロリダ)・インコーポレイテツド 新規なアミノ有機官能シロキサン類

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827722A (ja) 1981-08-10 1983-02-18 Hitachi Chem Co Ltd ポリイミドアミド酸シロキサンならびにポリイミドシロキサン共重合体及び/又はポリイミドイソインドロキナゾリンジオンシロキサン共重合体の製造法
US4586997A (en) 1984-10-19 1986-05-06 General Electric Company Soluble silicone-imide copolymers
US4670497A (en) 1984-10-19 1987-06-02 General Electric Company Soluble silicone-imide copolymers
US4609700A (en) * 1985-06-19 1986-09-02 Chisso Corporation Soluble imide oligomer and a method for producing the same
DE3927312A1 (de) * 1989-08-18 1991-02-21 Wacker Chemie Gmbh Anhydridfunktionelle organo(poly)siloxane, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung dieser organo(poly)siloxane
US5252703A (en) 1990-06-01 1993-10-12 Ube Industries, Ltd. Polyimidosiloxane resin and composition thereof and method of applying same
JP2597215B2 (ja) 1990-06-01 1997-04-02 宇部興産株式会社 ポリイミドシロキサン組成物および固化膜
US5300627A (en) * 1991-10-17 1994-04-05 Chisso Corporation Adhesive polyimide film
JP2764674B2 (ja) * 1993-03-24 1998-06-11 信越化学工業株式会社 ポリイミドシリコ−ン樹脂前駆体組成物
JP3395269B2 (ja) * 1993-07-16 2003-04-07 チッソ株式会社 低熱伝導率ポリイミドシロキサンフィルム
EP0781815B1 (en) * 1995-07-13 2010-11-17 AZ Electronic Materials USA Corp. Composition for forming ceramic substances and process for producing ceramic substances
JP3986143B2 (ja) * 1997-12-25 2007-10-03 東レ・ダウコーニング株式会社 シリコーン含有ポリイミド樹脂およびシリコーン含有ポリアミック酸

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04323222A (ja) * 1991-04-23 1992-11-12 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd オルガノポリシロキサンおよびその製造方法
JPH0673074A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd ヒドロシリル基含有イミド化合物
JPH09255780A (ja) * 1996-03-26 1997-09-30 Sumitomo Bakelite Co Ltd 可溶性ポリイミド樹脂
JPH115844A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd 有機樹脂改質剤および有機樹脂
JP2002501925A (ja) * 1998-02-03 2002-01-22 クラリアント・ライフ・サイエンス・モレキユールズ(フロリダ)・インコーポレイテツド 新規なアミノ有機官能シロキサン類

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000319386A (ja) 2000-11-21
US6297341B1 (en) 2001-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4509247B2 (ja) シリコーン含有ポリイミド樹脂、シリコーン含有ポリアミック酸およびそれらの製造方法
JP3865046B2 (ja) 無溶剤型ポリイミドシリコーン系樹脂組成物
KR101497705B1 (ko) 열경화성 폴리이미드 실리콘 수지 조성물 및 그 경화 피막
JPS63500802A (ja) 難燃性電線被覆組成物
KR101297940B1 (ko) 폴리이미드실리콘계 수지 조성물
CA1262498A (en) Method of making diglyme soluble siloxane-imide copolymers
US5346979A (en) Curable resin, process for making and electronic part protective coating
JP3986143B2 (ja) シリコーン含有ポリイミド樹脂およびシリコーン含有ポリアミック酸
JPS59501215A (ja) シリコ−ン−イミド共重合体および製造方法
JP4543654B2 (ja) 溶剤可溶性ポリイミド共重合体
US5627253A (en) SiH-functional polyimide resin
JPH09272739A (ja) ポリイミド樹脂
JP2513096B2 (ja) 硬化性化合物、その製造方法、絶縁保護膜形成剤及び電子部品用保護剤
JPH05194846A (ja) 硬化性樹脂組成物及び電子部品用保護膜
JP3649543B2 (ja) ポリイミドシロキサン樹脂組成物
JP3578545B2 (ja) 可溶性ポリイミド樹脂
JP2712993B2 (ja) 硬化性樹脂、その溶液及びその製造法並びに電子部品用保護膜
JP4041771B2 (ja) ポリイミドシリコーン系樹脂組成物
JP4377354B2 (ja) ポリイミドシリコーン系樹脂組成物
JP2607104B2 (ja) シリコン含有ポリイミド硬化物及びその製造法
JPH10231426A (ja) ポリイミド樹脂組成物
KR20110035985A (ko) 알콜성 히드록실 기를 갖는 신규 폴리이미드실리콘 및 이의 제조 방법
JP4377308B2 (ja) ポリイミドシリコーン系樹脂組成物
JPS6260415B2 (ja)
JP3646947B2 (ja) ポリイミド樹脂

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20081205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100428

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees