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JP4543578B2 - ラック式穀物乾燥装置 - Google Patents

ラック式穀物乾燥装置 Download PDF

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JP4543578B2
JP4543578B2 JP2001160473A JP2001160473A JP4543578B2 JP 4543578 B2 JP4543578 B2 JP 4543578B2 JP 2001160473 A JP2001160473 A JP 2001160473A JP 2001160473 A JP2001160473 A JP 2001160473A JP 4543578 B2 JP4543578 B2 JP 4543578B2
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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、通風可能に形成されたコンテナ内に穀粒を投入し、各コンテナごとに個別に乾燥処理を行うラック式穀物乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通風可能に形成されたコンテナ内に穀粒を投入し、各コンテナごとに乾燥処理を行うラック式乾燥装置については、本出願人が提案した特開平10-122750号公報又は同11-173754号公報に開示されている。
【0003】
上記公報記載のラック式乾燥装置101は(図9参照)、荷受装置102、投入装置103、搬送装置104、乾燥装置105、反転装置106、サイロ等からなる貯蔵装置107及び各装置を集中制御する制御装置108からなる。コンテナ109に対して穀粒を投入する際は、荷受装置102から搬入された穀物を荷受計量器112にて計量し、計量済みの穀物はタンク110に一旦収容され、該タンク110底部の分散機111などによりコンテナ109内に収容可能な量だけ穀粒を投入するように作動される。
【0004】
これにより、前記コンテナ1個分に相当する容量の穀粒を計量して前記タンク110に貯留し、該タンク110からコンテナ109が一杯になるまで穀粒を排出して、一杯になった状態のコンテナ109を1個ずつ順次、棚状の乾燥装置105に搬送し、該乾燥装置105に多数のコンテナ109が収容された後、コンテナ109ごと個別に乾燥処理していくのである。
【0005】
一方、近年の穀物共同乾燥施設(いわゆるカントリーエレベータ)などに設置される荷受穀物計量装置は、連続的に効率よく計量処理を実行できるものが開発され、例えば、同一の計量器を並列に複数個配設し、一方の計量器で計量処理後の穀物を排出している間に、他方の計量器で計量処理することで、連続的に効率よく計量処理の実行ができるもの(実用新案登録2505983号公報参照)や、計量装置の上部にW形状のタンクを設けて、穀物をいずれかのタンクに待機させながら、連続的に効率よく計量処理するもの(特開平5-229666号公報参照)が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のラック式穀物乾燥機101において、上述のような連続的に効率よく計量処理できる荷受計量器を適用する場合、前記投入装置103のコンテナ待機箇所A(図9参照)が1系統しか設置されていないため、コンテナ109への穀物の供給能力が追いつかないという問題が生じる。すなわち、タンク110からの払い出しが終わり、次の空のコンテナ109を穀物待機箇所Aへ待機させるためには、▲1▼荷受け済みコンテナを搬送装置により乾燥ラックに入庫する、▲2▼空コンテナを搬送装置により出庫棚からコンテナ待機箇所まで移動する、といった工程を待たなければならず、タンク110から次のコンテナ109への払い出しが行えず、従って、荷受計量器112にも遊び時間が生じて計量能力が十分に発揮されないという問題が生じていた。
【0007】
本発明は上記問題点にかんがみ、荷受計量器の計量能力を十分に発揮することのできるラック式穀物乾燥機を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【発明が解決しょうとする手段】
上記課題を解決するため本発明は、荷受ホッパ及び粗選機を配設した荷受装置と、該荷受装置から荷受けした穀粒をコンテナ内に投入する穀物投入装置と、穀粒が投入されたコンテナを複数個収容して乾燥処理を行う棚状の乾燥ラック、及び該乾燥ラックに送風路を介して乾燥風を供給する熱風発生装置を備えた乾燥装置と、前記コンテナを制御装置からの指令により前記乾燥装置から搬入・搬出を行うための搬送装置と、前記穀物投入装置の上方に配置され、前記コンテナを反転させることによりコンテナ内の穀粒を前記穀物投入装置に流出させる反転装置と、を備えたラック式乾燥装置において、前記穀物投入装置は、前記荷受装置から荷受けした穀粒を計量する計量器と、計量器の排出側下方で前記コンテナを待機させる投入ステーションとからなり、前記計量器の排出側には、切換弁を介して分岐路を設け、該分岐路の各経路に対応させて複数の投入ステーションを設ける、という技術的手段を講じた。
【0009】
これにより、計量器で穀粒をバッチ式で連続的に計量した場合であっても、コンテナを待機させる投入ステーションが複数設けられているから、切換弁の切換動作により穀粒の払い出しが滞ることはなく、計量器の遊び時間が生じず、計量能力を十分に発揮することが可能となり、また、穀粒が投入されたコンテナを順次連続的に搬送することも可能となる。
【0010】
また、前記分岐路の各経路の排出部に、コンテナ内に投入される穀粒の分散状態を均一にし得るような分散機を設けているから、投入ステーションに待機しているコンテナへの穀粒の投入の際に分散ムラがなく、均平に投入することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明のラック式乾燥装置の構成を示す概略説明図であり、ラック式穀物乾燥装置1は、荷受装置2、穀物投入装置3、搬送装置4、乾燥装置5、反転装置6、サイロ7等からなる貯蔵装置8及び各装置を集中制御する制御装置9からなる。
【0012】
荷受装置2は複数の荷受ホッパ10,11と、荷受ホッパ10,11から揚穀機12を介して接続される粗選機13と、粗選機13から穀物投入装置3に連絡する揚穀機14とから構成される。符号60,61は荷受ホッパ10,11の排出口に設けられる開閉自在なシャッタである。穀物投入装置3は、荷受装置2の揚穀機14から連絡する、穀粒を貯留するタンク15と、このタンク15から流出する穀粒を計量する計量器16と、計量器の排出側下方で空のコンテナ19を待機させる投入ステーション17,18とから構成される。符号62,63はコンテナ19が投入ステーション17,18に存在するか否かを確認するため、光電センサーにより形成されたコンテナ確認センサーである。なお、この穀物投入装置3のタンク10上方には、穀物のローテーションの際、乾燥途中の穀物の移し替えを行うためのコンテナ19の反転装置6を備えている。
【0013】
搬送装置4は乾燥装置5内を左右方向に移動し、更に、上下方向にはクレーン部20により昇降するようにしてあり、コンテナ19の乾燥装置5等への出し入れはリフト部21により行われる。乾燥装置5は複数個幅で複数段に区分けして形成され、熱風発生装置を備えた乾燥ラック22と、熱風発生装置を備えない待機ラック23とから構成される。熱風発生装置を備えた乾燥ラック22は(図2参照)、各乾燥ラック22にそれぞれ乾燥風を送風する送風路24と、熱風発生装置25とから構成され、各乾燥ラック22は、上面が開放され、下方には通風可能な有孔棚を設け、穀物を収納可能にしたコンテナ19を上記搬送装置4により出し入れ可能に構成する。また、熱風発生装置を備えない待機ラック23は、乾燥休止中、乾燥終了後、及び搬入される籾が乾燥処理能力を超える場合にコンテナ19を収容し、更には、乾燥済みの籾を払い出した後の空コンテナ19が収容される。
【0014】
乾燥装置5の後段にある搬送装置4は、上記同様、クレーン部20とリフト部21により構成され、主に乾燥済みの籾が収容されたコンテナ19を乾燥装置5から取り出すものである。そして、反転装置6により籾を計量器26に投入し、該計量器26底部の切換弁27の切り換えにより籾をサイロ7からなる貯蔵装置8へ貯蔵するか、又は、出荷するかが選択される。
【0015】
次に、穀物投入装置3の詳細について図3を参照して説明する。荷受装置2からの穀粒を貯留するタンク15には下限レベルセンサ29及び上限レベルセンサ30が備えてあり、荷受工程及び計量工程の開始信号に連動している。また、タンク15の排出口には、開閉自在なシャッタ28を介して計量器16に連絡している。計量器16には、サンプル採取装置(図示せず)が内装されており、サンプル取出樋31からサンプルが取り出され、図外の自主検定装置に供給して、サンプルの水分、品種等が測定され、各種データが制御装置9に入力されて持分比率などが算出される。また、計量器16の排出口には、開閉自在なシャッタ32を介して分岐路33を接続し、更に、該分岐路33に穀物投入用流下樋34,35を連結する。分岐路33には穀物の搬送方向を切換える切換弁36を設ける。
【0016】
また、穀物投入用流下樋34の排出口は、穀粒の分散を均一にする分散機37を介在させて、空コンテナ19を待機させる投入ステーション17に臨ませ、同様に、穀物投入用流下樋35の排出口は、穀粒の分散を均一にする分散機38を介在させて、空コンテナ19を待機させる投入ステーション18に臨ませる。投入ステーション17,18は空コンテナ19,19を載置する架台のような形状である。そして、乾燥装置5内の待機ラック23から投入ステーション17,18への空コンテナ19の搬入・搬出及び乾燥装置5内の乾燥ラック22から投入ステーション17,18への穀物投入済みコンテナ19の搬入・搬出は、前記搬送装置4により行われる。
【0017】
前記穀物投入用流下樋34,35の排出口に介在させる分散機37,38の具体的構成は、穀粒の放出用の傾斜シュート39,40と、該傾斜シュート39,40を回転可能に支持し、前記流下樋34,35内に挿通される上下方向の回転軸41,42と、回転軸41,42が挿通される筒状軸受43,44と、適宜な原動機としてのモータ45,46と、該モータ45,46の原動軸47,48と、前記原動軸47,48と前記回転軸41,42とを連絡する伝達装置49,50とから構成される。符号51,52は分散機37,38のギアボックスである。
【0018】
伝達装置49,50としては、異径プーリ等にベルトを掛け渡すような構成や、変速ギアによる構成や、伝達装置を介在させず、ステッピングモータ等を直結する方法が考えられるが、本実施形態では、市販されているゼネバギアと称する変速ギアを用いた。このゼネバギアについて図4、図5を参照して説明する。ゼネバギア53は円周方向に複数の凹状孔55が形成されたホイールギア54と、前記凹状孔55に嵌合される単一のピン56が立設されたドライバーギア57とから構成される。そして、前記分散機では、回転軸41,42にホイールギア54を軸装するようにボス部58を嵌装し、原動軸47,48にドライバーギア57を軸装するようにボス部59を嵌装する。これにより、原動軸47,48が回転すると、ドライバーギア57のピン56がホイールギア54の凹状孔55に嵌合され、ピン56が凹状孔55に嵌合されている期間はホイールギア54の回転が停止されることになる。つまり、ドライバーギア57は連続的に回転しているが、ホイールギア54は回転と停止を繰り返すように間欠的に回転される。すなわち、傾斜シュート39,40が間欠的に回転するから、コンテナ19内への穀粒の分散ムラがなくなり、コンテナ収容量を均一化することができる。
【0019】
次に、上記構成における作用を説明する。
【0020】
収穫済みの穀物は、荷受ホッパ10,11から荷受されるのであるが、この荷受工程前に、投入ステーション17,18に空コンテナ19が待機しているか否かが確認される。
【0021】
図6は投入ステーション17,18への空コンテナ移載工程を示すフローチャートである。まず、待機ラック23から投入ステーション17,18へ移載予定のコンテナ情報が制御装置9へ出力され、空コンテナ出庫データが作成される(ステップ1)。そして、投入ステーション17(図3上で左側)に空コンテナ19が待機しているか否かをコンテナ確認センサ62により確認する(ステップ2)。同様に、投入ステーション18(図3上で右側)に空コンテナ19が待機しているか否かをコンテナ確認センサ63により確認する(ステップ3)。投入ステーション17及び18のいずれにも空コンテナ19が存在しない場合、搬送装置4により待機ラック23から空コンテナ19を出庫し(ステップ4)、投入ステーション17に移載するとともに(ステップ5)、同様に投入ステーション18にも移載する(ステップ6,7)。そして、荷受OK信号が制御装置9に出力されて荷受工程が行われる(ステップ8)。
【0022】
投入ステーション17に空コンテナが存在せず、投入ステーション18に空コンテナが存在する場合、搬送装置4により待機ラック23から空コンテナ19を出庫し(ステップ9)、投入ステーション17のみに移載する(ステップ10)。
そして、荷受OK信号が制御装置9に出力されて荷受工程が行われる(ステップ8)。
【0023】
投入ステーション17に空コンテナが存在する場合、投入ステーション18に空コンテナ19が存在するか否か確認される(ステップ11)。そして、投入ステーション18に空コンテナ19が存在しない場合、搬送装置4により待機ラック23から空コンテナ19を出庫し(ステップ12)、投入ステーション18のみに移載する(ステップ13)。そして、荷受OK信号が制御装置9に出力されて荷受工程が行われる(ステップ8)。
【0024】
投入ステーション17及び18のいずれにも空コンテナが存在する場合、荷受OK信号が制御装置9に出力されて荷受工程が行われる(ステップ8)。以上のように、投入ステーション17,18のどちらにも空コンテナ19が存在している場合に限り荷受OK信号が出力されるのである。
【0025】
次に、荷受工程について図7の荷受工程フローチャートを参照して説明する。制御装置9に荷受OK信号が出力されると(ステップ20)、次に、投入ステーション17に空コンテナ19が存在しているか否かの確認が更に行われる(ステップ21)。投入ステーション17に空コンテナ19が存在すれば、計量器16下方に設けた切換弁36を流下樋34方向へ穀粒が流下するように切り換え(ステップ22)、流下樋34側の分散機37(図3上左側)を駆動させる(ステップ23)。
【0026】
なお、投入ステーション17に空コンテナ19が存在しない場合は、ステップ38に進み、投入ステーション18に空コンテナ19が存在するか否かの確認が行われる。投入ステーション17に空コンテナ19が存在せず、投入ステーション18に空コンテナ19が存在する場合、計量器16下方に設けた切換弁36を流下樋35方向へ穀粒が流下するように切り換え(ステップ39)、流下樋34側の分散機38(図3上左側)を駆動させる(ステップ40)。
【0027】
切換弁36の制御が終了すると、計量器16が正常か否かを確認し(ステップ24)、続いて荷受シャッタ60,61を開とし(ステップ25)、収穫済みの穀物を順次張り込んで荷受を行っていく。このとき、穀物は荷受ホッパ10,11から揚穀機12を介して接続される粗選機13に搬送されて粗選され、粗選機13からは穀物投入装置3に連絡する揚穀機14からタンク15に貯留されていく。タンク15に貯留される穀物は、一定量の容量があれば次工程の計量器15にて計量を開始することができるので、タンク15下部の下限レベルセンサー29で計量が可能か否か監視をしておく(ステップ26)。このとき、タンク15から穀粒がオーバーフローしないよう、上限レベルセンサー30により荷受シャッタの開閉を制御するとよい(ステップ27,28)。
【0028】
次に計量の開始であるが、まず、計量器16底部のシャッタ32が閉鎖していることを確認する(ステップ29)。そして、タンク15底部のシャッタ28を開放し(ステップ30)、計量を開始する(ステップ31)。このとき、計量器16には予めコンテナ19に収容可能な重量(例えば、1ton)となるようにバッチ式で計量するべく重量を設定しておく。ステップ32では計量設定値となっているか否かを確認し、計量設定値であればタンク15底部のシャッタ28を閉鎖して計量を終了する(ステップ33)。次に、計量器16内に収容された穀物の払い出しを行うため、計量器16底部のシャッタ32を開放する。これにより、流下樋34(又は35)を流下するとともに、分散機37(又は38)により分散されながらコンテナ19内に投入される(ステップ36)。計量器16からコンテナ19内への払い出しが終わると、シャッタ32が閉鎖され(ステップ36)、穀物の投入が終了する(ステップ37)。
【0029】
図8はコンテナ搬送工程のフローチャートであるが、コンテナ19内への穀物の投入が終了すれば(ステップ50)、搬送OK信号が制御装置9へ出力される(ステップ51)。そして、搬送装置4が投入ステーション17(又は18)から乾燥装置5内の任意の乾燥ラック22への搬送が行われる(ステップ52)。投入ステーションでは、符号17又は18のいずれかに載置されていたコンテナ19が存在しないことになるので、図6の空コンテナ移載工程に戻り、空コンテナ19が待機しているか否かを確認し、新たな空コンテナ19の供給を行うことになる。
【0030】
このように、荷受け前に複数の投入ステーション17,18ごとに空コンテナ19を待機させておき、一方の空コンテナへ19の穀粒の払い出しが終了し、次に切換弁36の切換動作を行うと他方への空コンテナ19への穀粒の払い出しが行われる。そして、投入ステーション17(又は18)に空コンテナ19が待機していない場合は、新たな空コンテナ19の供給を行うことにより、穀粒の払い出しが滞ることはなく、計量器16の遊び時間が生じず、計量能力を十分に発揮することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前記穀物投入装置は、前記荷受装置から荷受けした穀粒を計量する計量器と、計量器の排出側下方で前記コンテナを待機させる投入ステーションとからなり、前記計量器の排出側には、切換弁を介して分岐路を設け、該分岐路の各経路に対応させて複数の投入ステーションを設けると、計量器で穀粒をバッチ式で連続的に計量した場合であっても、コンテナを待機させる投入ステーションが複数設けられているから、切換弁の切換動作により穀粒の払い出しが滞ることはなく、計量器の遊び時間が生じず、計量能力を十分に発揮することが可能となり、また、穀粒が投入されたコンテナを順次連続的に搬送することも可能となる。
【0032】
また、前記分岐路の各経路の排出部に、コンテナ内に投入される穀粒の分散状態を均一にし得るような分散機を設けているから、投入ステーションに待機しているコンテナへの穀粒の投入の際に分散ムラがなく、均平に投入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラック式穀物乾燥装置の構成を示す概略説明図である。
【図2】乾燥装置の側面図である。
【図3】穀物投入装置の構成を示す概略図である。
【図4】ゼネバギアの構成を示す平面図である。
【図5】ゼネバギアの構成を示す縦断面図である。
【図6】投入ステーションへの空コンテナ移載工程を示すフローチャートである。
【図7】荷受工程を示すフローチャートである。
【図8】コンテナ搬送工程のフローチャートである。
【図9】従来のラック式穀物乾燥装置の構成を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 ラック式穀物乾燥装置
2 荷受装置
3 穀物投入装置
4 搬送装置
5 乾燥装置
6 反転装置
7 サイロ
8 貯蔵装置
9 制御装置
10 荷受ホッパ
11 荷受ホッパ
12 揚穀機
13 粗選機
14 揚穀機
15 タンク
16 計量器
17 投入ステーション
18 投入ステーション
19 コンテナ
20 クレーン部
21 リフト部
22 乾燥ラック
23 待機ラック
24 送風路
25 熱風発生装置
26 計量器
27 切換弁
28 シャッタ
29 下限レベルセンサ
30 上限レベルセンサ
31 サンプル取出樋
32 シャッタ
33 分岐路
34 穀物投入用流下樋
35 穀物投入用流下樋
36 切換弁
37 分散機
38 分散機
39 傾斜シュート
40 傾斜シュート
41 回転軸
42 回転軸
43 筒状軸受
44 筒状軸受
45 モータ
46 モータ
47 原動軸
48 原動軸
49 伝達装置
50 伝達装置
51 ギアボックス
52 ギアボックス
53 ゼネバギア
54 ホイールギア
55 凹状孔
56 ピン
57 ドライバーギア
58 ボス部
59 ボス部
60 シャッタ
61 シャッタ
62 コンテナ確認センサ
63 コンテナ確認センサ

Claims (2)

  1. 荷受ホッパ及び粗選機を配設した荷受装置と、
    該荷受装置から荷受けした穀粒をコンテナ内に投入する穀物投入装置と、
    穀粒が投入されたコンテナを複数個収容して乾燥処理を行う棚状の乾燥ラック、及び該乾燥ラックに送風路を介して乾燥風を供給する熱風発生装置を備えた乾燥装置と、
    前記コンテナを制御装置からの指令により前記乾燥装置から搬入・搬出を行うための搬送装置と、
    前記穀物投入装置の上方に配置され、前記コンテナを反転させることによりコンテナ内の穀粒を前記穀物投入装置に流出させる反転装置と、を備えたラック式乾燥装置において、
    前記穀物投入装置は、前記荷受装置から荷受けした穀粒を計量する計量器と、計量器の排出側下方で前記コンテナを待機させる投入ステーションとからなり、前記計量器の排出側には、切換弁を介して分岐路を設け、該分岐路の各経路に対応させて複数の投入ステーションを設けたことを特徴とするラック式乾燥装置。
  2. 前記分岐路の各経路の排出部に、コンテナ内に投入される穀粒の分散状態を均一にし得るような分散機を設けてなる請求項1記載のラック式乾燥装置。
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