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JPH10180194A - 乾燥調製貯蔵施設の荷受装置 - Google Patents

乾燥調製貯蔵施設の荷受装置

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Publication number
JPH10180194A
JPH10180194A JP35518996A JP35518996A JPH10180194A JP H10180194 A JPH10180194 A JP H10180194A JP 35518996 A JP35518996 A JP 35518996A JP 35518996 A JP35518996 A JP 35518996A JP H10180194 A JPH10180194 A JP H10180194A
Authority
JP
Japan
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receiving
quality
grains
taste
goods
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Application number
JP35518996A
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English (en)
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JP3826461B2 (ja
Inventor
Kenji Ueno
健二 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷受けした穀物を貯蔵タンクに収納するまで
の経路で、穀物の品位や食味を下見し、その結果により
収納先の貯蔵タンクを振分ける荷受下見検査装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 荷受ホッパ1から貯蔵タンク18に穀物
を搬送する荷受経路に、サンプル抽出器23を備えた荷
受計量機6を設け、サンプル抽出器23のサンプル送出
側に品位計13等の検査手段を設けて、サンプルについ
てその品位、食味を測定し、その結果により品質ランク
を決定し、張込み制御部24により張込み機17を制御
して、同じ品質ランクの貯蔵タンク18に振分けたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀物の乾燥調製貯
蔵施設における荷受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀物の荷受け時には、荷受ごとに
その含有水分率をチェックして、その収納先を振分け、
乾燥工程で、荷受け時の含有水分の差により乾燥むらが
生じないようにしている。しかし、その他の穀物の特性
については、荷受け時に目視により傷籾や夾雑物の多寡
を評価して判断するだけで、穀物の品位や食味について
とくに判断していなかった。この品位や食味には、農家
によりそのバラツキが大きく安定せず、貯蔵中または出
荷時に品質が低下して問題となる場合があった。また、
荷受時にこれらの検査を行うと、検査完了まで時間がか
かり、検査結果が出るまで荷受待ちになったり、この検
査の間、荷受計量機等の設備は停止しており、その時間
的ロスや設備の運転効率の低下を来している。また、こ
れらの検査を荷受時に行うには、納入ロット内のバラツ
キを押えるため、特別な装置(例えば均質化装置等)を
必要としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の問題に鑑
み、本発明では、荷受ホッパから貯蔵タンクに搬送する
荷受経路の間で、サンプル抽出により荷受した穀物の品
位や食味を下見し、その結果により、振り分け機を制御
して同じ品位の穀物を同じタンクに振り分ける荷受下見
検査装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、乾燥調製貯
蔵施設の荷受ホッパより貯蔵タンクへ穀物を搬送する荷
受経路に荷受計量機を設置し、荷受計量機に備えるサン
プル抽出器のサンプル送出側に品位計を接続すると共
に、複数基の前記貯蔵タンクのいづれかに穀物を振り分
ける張込み機を前記荷受経路の送出側に接続し、前記品
位計の品位判定出力により作動する張込み制御部を設け
てその制御信号により前記張込み機を操作して品位が同
等の穀物を同じ貯蔵タンクに振り分ける。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を添付図面を参照し
て説明する。図1は本発明の荷受下見検査装置を備えた
荷受搬送施設の工程図、図2は荷受下見検査装置のシス
テムフロー図である。図1において、荷受場所には、所
定容量(例えば4トン)の荷受ホッパ1を2基並列に設
け、荷受ホッパ2の下端にはそれぞれ自動切換え弁2を
設け、その先端を荷受コンベア3上にのぞませる。荷受
コンベア3の終端に粗選機用エレベータ4を設け、粗選
機用エレベータ4の上端から粗選機5へ、粗選機5から
荷受計量機6へ、荷受計量機6から貯蔵タンクエレベー
タ7により荷受流調タンク8に連結する。荷受流調タン
ク8は左右2槽構成とし、それぞれ一回の荷受穀物の量
を上回る容量(例えば5t)とし、それぞれのタンク内
に張込みレベルを検知する上限レベル計9a、下限レベ
ル計9bを設けて、タンク内が空の時には下限レベル計
9bで検知して張込みを進め、タンク内が一杯の時に上
限レベル計9aで検知し、他のタンクに切換える。それ
ぞれの荷受流調タンク8の下端に自動シャッタ10を設
け、荷受計量された穀物を自主検査の結果が出るまで一
時蓄え待機する。
【0006】荷受計量機6にはサンプル抽出器23を有
し、計量時にサンプルを抽出し、サンプルにより含有水
分率を測定する。同時に搬送ブロア11によりサンプル
の一部を荷受下見検査装置12に空気搬送する。荷受下
見検査装置12は籾摺り・粒選別装置(図示せず)と品
位計13および食味計14から構成する。荷受下見検査
装置12には搬送されたサンプルを一時待機する2つの
待機ボックス15を設け、一方の待機ボックス15内の
サンプルを検査している間、他方の待機ボックス15に
次のサンプルを搬送ブロア11により空気搬送して収容
する。荷受流調タンク8の自動シャッタ10の出口を貯
蔵タンク排出エレベータ16を連結し、貯蔵タンク排出
エレベータ16の上端から張込み機17により、複数の
貯蔵タンク18に連結する。一方、自主検査の結果で不
良の場合は、貯蔵タンク排出エレベータ19により振替
えて不良品タンク20に送る。図3は本発明の制御手段
を示す制御ブロック図で、制御ブロックは中央処理装置
21、ランク分け情報設定器22、荷受計量機6、食味
計14、品位計13、荷受下見検査装置12、搬送ブロ
ア11および他の搬送機器からなり、中央処理装置21
からの指令により各機器が駆動する。中央処理装置21
には、ランク分け情報設定器22から、あらかじめ設定
した穀物の品質ランクをランク分け情報として入力す
る。
【0007】次に作用を説明する。納入者(農家)によ
りトラック等で搬入された穀物は、2基の荷受ホッパ1
のいずれか一方に投入する。2基の荷受ホッパ1は、納
入ごとに交互に切換えて使用し、納入者間の混同を避け
る。先に投入された荷受ホッパ1の自動切換え弁2を開
き、穀物を荷受コンベア3に落下し、順次荷受コンベア
3により粗選機用エレベータ4に送り、粗選機用エレベ
ータ4の上端から粗選機5に投入する。粗選機5に投入
された穀物は、粗選機5内で、回転ふるいにより大きな
夾雑物を取除き、気流により軽い塵埃を除去し、さらに
振動ふるいによりやや大きい異物を除いて粗選もみとす
る。
【0008】この粗選もみを荷受計量機6により一定量
ずつ正確に重量を計りこの粗選もみの質量を求め、同時
にサンプル抽出器23によりサンプル(約800g)を
採取する。荷受計量された粗選もみは、貯蔵タンクエレ
ベータ7により荷受流調タンク8に送る。荷受流調タン
ク8は2基並列に配置し、計量した粗選もみをいずれか
一方の荷受流調タンク8に収容して荷受下見検査の結果
が出るまで待機する。図2に示すように、荷受計量機6
のサンプル抽出器23により、サンプル(1回当り約8
00g)を採取し、初めに自主検査として含有水分率の
測定を行う。サンプルの一部(400g)を搬送ブロア
11により荷受下見検査装置12の待機ボックス15に
空気搬送する。次いで、荷受下見検査装置12におい
て、待機ボックス15からサンプルを取出し籾摺して玄
米とし、屑精粒選別を行い、サンプルの一部で、品位計
13により品位測定し、他のサンプルで食味計14によ
る食味判定を行う。測定・判定には、サンプルの入替え
を含めて約7〜8分かかる。測定・判定の結果を中央処
理装置21に送り、中央処理装置21のCRTに表示
し、オペレータによる総合判定を手入力あるいは自動判
定により中央処理装置21に入力して、穀物の評価ラン
クを決定し、中央処理装置21より張込み制御部24に
信号を送り、収納する貯蔵タンク18を決定する。さら
に、含有水分率の測定結果、測定した生もみの質量と合
わせて、荷受した穀物の総合評価を行う。
【0009】穀物の含有水分率と荷受下見検査の結果に
より、荷受け穀物の評価を行い、待機している荷受流調
タンク8の自動シャッタ10を開き、評価良好の場合に
貯蔵タンク排出エレベータ16から張込み機17に送
り、その品位と食味の評価ランクにより、評価ランク別
に振分けしてそれぞれ貯蔵タンク18に張込む。評価不
良の場合には、貯蔵タンク排出エレベータ16により切
換えて不良品タンク20に送り、不良品の返品の処理を
行う。貯蔵タンク18に張込まれた穀物は、引続き乾燥
機(図示せず)に送り、自主検査で検出した含有水分率
に応じて、乾燥機により保存に適した含有水分率(例え
ば16%前後)になるまで乾燥して、貯蔵タンク18に
収容し保存する。
【0010】図4は本発明の制御フローチャートであ
る。以下図3の制御ブロック図と制御フローチャートに
従い、詳細に説明する。粗選機5から粗選したもみを荷
受計量機6に取込み、引き続く荷受流調タンク8への取
込む。次いで荷受計量機6を通過する粗選もみからサン
プルを抽出する(ST-1)。サンプルの一部で含水分率を測
定し、荷受下見検査装置12の左右いずれかの待機ボッ
クス15に空きがあるかを確認する。(ST-2) 待機ボックス15に空きがあると、搬送ブロア11を駆
動してサンプルの残部を、その待機ボックス15に空気
搬送する。(ST-3) さらに、荷受下見検査装置12が動作可能の状態にある
ことを確認し(ST-4)、品位計13に残留するサンプルが
ないことを確認し、品位計13をリセットする(ST-5)。
次いで待機ボックス15からサンプルの一部を投入し品
位計13により測定処理を行う(ST-6)。品位計13の測
定処理が完了すると、品位データを中央処理装置21に
送る(ST-7)。次いで品位データに使用したサンプルを排
出し、引続き待機ボックス15からサンプルの残りを投
入し(ST-8)、食味計14により判定処理を行う。食味計
14の判定処理が完了すると、食味データを中央処理装
置21に送る(ST-9)。また、上記品位計13および食味
計14のサンプル処理は、処理時間の短縮のために同時
進行して行なってもよい。
【0011】中央処理装置21では、送られた品位デー
タと食味データをCRT表示し(ST-10) 、貯蔵タンク1
8に該当するランクが設定されているかを検索し(ST-1
1) 、設定されている時に、その貯蔵タンク18を表示
し(ST-12) 、次いで、品位データと食味データについて
オペレータによるランク補正がある場合は(ST-13) 、補
正して手入力しランクを確定する(ST-14) 。ランクに該
当する貯蔵タンク18に向けて流調タンク排出エレベー
タ16と振分け機17を駆動して、荷受流調タンク8内
の粗選もみを搬送する。該当するランクの貯蔵タンク1
8が設定されていない時は、オペレータによるランク補
正があるかを確認し(ST-15) 、補正したランクで確定し
て、貯蔵タンク18を検索し、補正したランクの貯蔵タ
ンク18に向けて搬送する。対象のランクの貯蔵タンク
18が存在しない場合は、異常処理として新たに対象の
ランクの貯蔵タンク18を設けるか(ST-16) 、またはこ
の荷受ロットを再度荷受下見検査装置12に投入するか
の処置を行う。
【0012】図5は本発明の他の実施例の荷受搬送施設
の工程図で、図6は荷受下見検査装置のシステムフロー
図である。荷受け穀物の搬入段階の車載の状態で、サン
プル抽出器23によりサンプルを採取し、搬送ブロア1
1により荷受下見検査装置12の待機ボックス15に送
り、籾摺して玄米として、品位計13による品位測定お
よび食味計14による食味判定を行い、品位データと食
味データを中央処理装置21に送り、中央処理装置21
でランク分け情報設定器22のデータと比較して、CR
T表示し、オペレータによる総合判定を手入力して、そ
のランクを設定する。さらに、含有水分率のデータと、
品位・食味のランクと、その他として生産者コードを、
バーコードラベルに書き込み、バーコードリーダにより
信号を読取って、荷受ホッパ2に搬送された穀物を投入
する。このように、搬入段階で品位と食味を評価してラ
ンクを設定することにより、荷受けする穀物を収容する
貯蔵タンク18を確定することができる。また、荷受計
量機7では特にサンプル抽出する必要がなくなり、連続
した荷受計量作業を行うことができる。さらに、搬入段
階の品位と食味のランクをバーコードラベルにバーコー
ド印刷して、荷受した穀物に追従して、粗選機5や荷受
計量機6を通過し、貯蔵タンク18で、バーコードリー
ダによりランクを読取り、該当する貯蔵タンク18を選
択することにより、この工程管理を確実にすることがで
きる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明では、荷受計量機
に備えたサンプル抽出器によりサンプルを取り出して品
位計によりその品位を判定し、その判定出力に基づいて
張込み制御部の制御信号を出力して張込み機を制御し
て、品位が同等の穀物を同じ貯蔵タンクに振り分けるこ
とにより、異なる品質の穀物が混ざるのを避けることが
できる。従って本発明によれば、高品質の穀物の品質低
下を防ぎ、また低品質の穀物に高品質の穀物が混ざって
無駄になるのを解消できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷受下見検査装置を備えた荷受搬送施
設の工程図である。
【図2】本発明の荷受下見検査装置のシステムフロー図
である。
【図3】本発明の制御手段を示す制御ブロック図であ
る。
【図4】本発明の制御フローチャートである。
【図5】他の実施例の荷受搬送施設の工程図である。
【図6】他の実施例の荷受下見検査装置のシステムフロ
ー図である。
【符号の説明】
1 荷受ホッパ 2 自動切換え弁 3 荷受コンベア 4 粗選機用エレベータ 5 粗選機 6 荷受計量機 7 貯蔵タンクエレベータ 8 荷受流調タンク 9 レベル計 10 自動シャッタ 11 搬送ブロア 12 荷受下見検査装置 13 品位計 14 食味計 15 待機ボックス 16 流調タンク排出エレベータ 17 張込み機 18 貯蔵タンク 19 貯蔵タンク排出コンベア 20 不良品タンク 21 中央処理装置 22 ランク分け情報設定器 23 サンプル抽出器 24 張込み制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥調製貯蔵施設の荷受ホッパより貯蔵
    タンクへ穀物を搬送する荷受経路に荷受計量機を設置
    し、 荷受計量機に備えるサンプル抽出器のサンプル送出側に
    品位計を接続すると共に、 複数基の前記貯蔵タンクのいづれかに穀物を振り分ける
    張込み機を前記荷受経路の送出側に接続し、 前記品位計の品位判定出力により作動する張込み制御部
    を設けてその制御信号により前記張込み機を操作して品
    位が同等の穀物を同じ貯蔵タンクに振り分けることを特
    徴とする乾燥調製貯蔵施設の荷受装置。
JP35518996A 1996-12-20 1996-12-20 乾燥調製貯蔵施設の荷受装置 Expired - Fee Related JP3826461B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002350051A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Satake Corp ラック式穀物乾燥装置
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