[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4381327B2 - Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びdc−dcコンバータ制御方法 - Google Patents

Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びdc−dcコンバータ制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4381327B2
JP4381327B2 JP2005058129A JP2005058129A JP4381327B2 JP 4381327 B2 JP4381327 B2 JP 4381327B2 JP 2005058129 A JP2005058129 A JP 2005058129A JP 2005058129 A JP2005058129 A JP 2005058129A JP 4381327 B2 JP4381327 B2 JP 4381327B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pwm control
offset
converter
switching timing
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005058129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006246598A (ja
Inventor
稔彦 笠井
貴洋 木崎
秀信 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2005058129A priority Critical patent/JP4381327B2/ja
Priority to CNB2005100701286A priority patent/CN100574066C/zh
Priority to TW094115364A priority patent/TWI309911B/zh
Priority to US11/131,245 priority patent/US7443147B2/en
Publication of JP2006246598A publication Critical patent/JP2006246598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4381327B2 publication Critical patent/JP4381327B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/158Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load
    • H02M3/1582Buck-boost converters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0025Arrangements for modifying reference values, feedback values or error values in the control loop of a converter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータ、DC−DCコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びDC−DCコンバータ制御方法に関する。
携帯電話又はノート型コンピュータ等の携帯型電子装置では、電源として電池を用いている。しかし、電池は、放電に伴って出力が低下するなど、出力が変動するため、携帯型電子装置は、電池の出力電圧を装置内部で使用する電圧に変換するDC−DCコンバータを備えている(例えば、特許文献1参照)。電圧を変換する方式としては、降圧方式、昇圧方式、及び昇降圧方式の3種類の方式が知られている。降圧方式は、機器内部で使用する電圧よりも出力電圧が高い電池を使用し、出力電圧を降圧型DC−DCコンバータによって機器内部で使用する電圧まで降圧する方式である。この降圧方式では、電池の出力電圧以下の電圧しか出力できないが、変換効率は非常に高く90%〜95%を実現できる。
昇圧方式は、機器内部で使用する電圧よりも出力電圧が低い電池を使用し、出力電圧を昇圧型DC−DCコンバータによって機器内部で使用する電圧まで昇圧する方式である。この昇圧方式では、電池の出力電圧以上の電圧を出力できるが、変換効率は80%〜88%程度である。昇降圧方式は、電池の出力電圧が装置内部で使用する電圧の上下にわたって変動する場合に用い、電池の出力電圧が機器内部で使用する電圧よりも低い場合(又は高い場合)、昇降圧型DC−DCコンバータによって、機器内部で使用する電圧まで昇圧(又は降圧)する方式である。
図8はトランスを用いたフライバック方式の昇降圧型DC−DCコンバータの構成例を示す略式回路図である。スイッチング回路としてのn型電界効果トランジスタ1(以下、FET1と略す)の入力端子(ドレイン)に入力電圧端子Vinが接続され、FET1の出力端子(ソース)にトランスTの一次巻線L1の入力端子が接続され、一次巻線L1の出力端子はグランド端子に接続されている。また、FET1の制御端子(ゲート)には制御部2の出力端子DH1が接続され、制御部2によりオン/オフされる。
トランスTの二次巻線L2の入力端子はグランド端子に接地され、二次巻線L2の出力端子に同期整流回路としてのFET4の入力端子(ソース)が接続されている。FET4の出力端子(ドレイン)はDC−DCコンバータの出力電圧端子Voutに接続され、FET4の制御端子(ゲート)には制御部2の出力端子DL1が接続され、制御部2によりオン/オフされる。ここで、出力端子DL1は、出力端子DH1の出力信号Qを反転した信号* Qを出力する。
DC−DCコンバータの出力電圧端子Voutにはグランド端子との間に平滑用の平滑コンデンサC1が接続されると共に、制御部2のFB端子に接続される。制御部2のFB端子には、グランド端子との間に抵抗器R1及び抵抗器R2の直列回路が接続され、抵抗器R1と抵抗器R2との接続点は、誤差増幅器ERAの反転入力に接続されている。また、誤差増幅器ERAの非反転入力には基準電圧源e1が接続されている。誤差増幅器ERAの出力は、PWM制御用の比較器PWMの非反転入力に接続され、比較器PWMの反転入力には三角波を出力する発振器OSCが接続されている。
制御部2は、DC−DCコンバータの出力電圧Voutを抵抗器R1,R2で分圧した電圧を、基準電圧e1と比較し、その差に応じた電圧を誤差増幅器ERAから出力する。比較器PWMは、誤差増幅器ERAの出力電圧と発振器OSCの出力電圧を比較し、誤差増幅器ERAの出力電圧の方が発振器OSCの出力電圧よりも高いときにオン信号を出力する。よって、誤差増幅器ERAの出力電圧の高低に応じて、比較器PWMの出力信号のパルス幅が増減する。
比較器PWMの出力はFET1に与えられ、前記出力の反転出力はFET4に与えられており、比較器PWMがオン信号を出力している場合、FET1はオンとなり、FET4はオフとなる。また、比較器PWMがオフ信号を出力している(オン信号を出力していない)場合、FET1はオフとなり、FET4はオンとなる。FET1がオンの場合、入力電圧VinがトランスTの一次巻線L1に印加され、一次巻線L1に流れる電流が増加して行く。このときFET4はオフであるので、トランスTの二次巻線L2に電流は流れず、トランスTの一次巻線L1にエネルギーが蓄積される。次いでFET1がオフになり、FET4がオンになった場合、トランスTの一次巻線L1に蓄積されたエネルギーは二次巻線L2から平滑コンデンサC1へ放電される。
このように、FET1がオン(Ton)のとき、トランスの一次巻線L1にエネルギーを蓄え、FET1がオフ(Toff)のとき、一次巻線L1に蓄えたエネルギーを二次巻線L2から放出する。一次巻線L1と二次巻線L2との巻線比を1:1とすれば、出力電圧Voutは、
Vout=(Ton/Toff)×Vin
で表せるので、FET1のオン/オフの比率を変えることにより、出力電圧Voutを入力電圧Vinよりも高くすることも低くすることも可能である。しかし、エネルギーを蓄えるコイルL1とエネルギーを放出するコイルL2とが別であるため、コイル間の結合度などによって電圧変換の効率が左右されるという問題がある。
これに対して、エネルギーを蓄えるコイルとエネルギーを放出するコイルが同じになるようにした昇降圧型DC−DCコンバータを図9に示す。図9においては、トランスTをチョークコイルL1に置き換えるとともに、トランスTの一次巻線L1と二次巻線L2を共用するために、スイッチング回路としてのFET3と、同期整流回路としてのFET2とが追加されている。FET3の入力端子(ドレイン)はチョークコイルL1の出力端子に接続され、FET3の出力端子(ソース)はグランド端子に接続されている。FET3の制御端子(ゲート)には制御部2の出力端子DH1が接続され、制御部2により、FET1と同時にオン/オフされる。また、FET2の入力端子(ドレイン)はチョークコイルL1の入力端子に接続され、FET2の出力端子(ソース)はグランド端子に接続される。FET2の制御端子(ゲート)には制御部2の出力端子DL1が接続され、制御部2により、FET4と同時にオン/オフされる。
FET1,FET3がオンになった場合、FET4,FET2はオフであり、チョークコイルL1の入力端子は入力電圧Vinとなるので、入力電圧VinがチョークコイルL1に印加され、チョークコイルL1に流れる電流が増加して行く。次いでFET1,FET3がオフとなり、FET4,FET2がオンとなった場合、チョークコイルL1の出力端子がDC−DCコンバータの出力端子Voutに接続されるので、チョークコイルL1に蓄積されたエネルギーは平滑コンデンサC1へ放電される。
図9においては、エネルギーを蓄えるコイルとエネルギーを放出するコイルが同じであるので、図8に示したトランスTの一次巻線L1と二次巻線L2のコイル間の結合度などでDC−DCコンバータの効率が左右されることは無い。しかし、図9においては、FET1及びFET3と、FET4及びFET2との合計4個のスイッチがオン/オフするので、図8に比べると、同時にオン/オフするスイッチが2倍になっているので、スイッチの駆動に関しては効率が悪くなる。
ここで、図9の制御部2において、FET1とFET2とチョークコイルL1とは、降圧型DC−DCコンバータの構成である。また、チョークコイルL1とFET3とFET4とは、昇圧型DC−DCコンバータの構成である。言い換えれば、図9は、チョークコイルL1を共用した降圧型DC−DCコンバータと昇圧型DC−DCコンバータとを直列接続した昇降圧型DC−DCコンバータであり、図10のように書き換えることができる。
図10において、降圧比較器PWMDは降圧動作用のPWM制御を行う比較器であり、FET1及びFET2のオン/オフ制御を行う。同様に昇圧比較器PWMUは昇圧動作用のPWM制御を行う比較器であり、FET3及びFET4のオン/オフ制御を行う。また、昇圧比較器PWMUの反転入力と発振器OSCとの間には、オフセット電圧源e2が接続されている。その他の構成は図9と同様である。図9のDC−DCコンバータでは一つの比較器PWMで制御を行うのに対し、図10のDC−DCコンバータでは降圧比較器PWMDと昇圧比較器PWMUとが独立に設けられ、各々が独立したデューティでPWM制御を行う。
降圧型DC−DCコンバータの入力電圧Vinと出力電圧Voutとの関係は、
Vout/Vin = Ton/(Ton+Toff)
Vout = Vin×Ton/(Ton+Toff)
であり、降圧用PWM制御のオンデューティをd1とすれば、
Vout = Vin×d1
と表せる。また、昇圧型DC−DCコンバータの入力電圧Vinと出力電圧Voutとの関係は、
Vout/Vin = (Ton+Toff)/Toff
Vout = Vin×(Ton+Toff)/Toff
であるので、昇圧用PWM制御のオンデューティをd2とすれば、
Vout = Vin×1/(1−d2)
で表せる。よって、降圧型DC−DCコンバータと昇圧型DC−DCコンバータとを直列接続した、昇降圧型DC−DCコンバータの入力電圧Vinと出力電圧Voutの関係は、
Vout = Vin×d1/(1−d2)
で表せる。
入力電圧Vinが出力電圧Voutよりも高く、昇圧型DC−DCコンバータが停止している場合は、昇圧用PWM制御のオンデューティd2=0であり、
Vout = Vin×d1
となり、降圧用PWM制御によって降圧が行われる。また、入力電圧Vinが出力電圧Voutよりも低く、降圧型DC−DCコンバータが100%オンデューティになっている場合は、降圧用PWM制御のオンデューティ=1であり、
Vout = Vin×1/(1−d2)
となり、昇圧用PWM制御によって昇圧が行われる。
図11は昇圧用PWM制御は行わず、降圧用PWM制御を行っている場合の動作状態の一例を模擬的に示すタイミングチャートである。図11において、昇圧比較器PWMUに入力された三角波は破線で示してあり、降圧比較器PWMDに入力された三角波は実線で示してあり、昇圧比較器PWMUに入力された三角波(破線)には、オフセット電圧源e2によるオフセットが生じている。また、誤差増幅器ERAの出力は、降圧動作領域(実線の三角波の振幅領域)には含まれるが、昇圧動作領域(破線の三角波の振幅領域)には含まれていない。降圧比較器PWMDにおいては、三角波(実線)が誤差増幅器ERAの出力よりも低い場合は、FET1がオン、FET2がオフとなり、三角波(実線)が誤差増幅器ERAの出力よりも高い場合は、FET1がオフ、FET2がオンとなる。一方、昇圧比較器PWMUにおいては、三角波(破線)が誤差増幅器ERAの出力よりも高く、両者が交差することがないため、昇圧用PWM制御に係るデューティは0%となり、FET3はオフが維持され、FET4はオンが維持される。
図12は降圧用PWM制御は行わず、昇圧用PWM制御を行っている場合の動作状態の一例を模擬的に示すタイミングチャートである。図12の各波形は図11と同様である。図12においては、誤差増幅器ERAの出力は、昇圧動作領域には含まれるが、降圧動作領域には含まれていない。昇圧比較器PWMUにおいては、三角波(破線)が誤差増幅器ERAの出力よりも低い場合は、FET3がオン、FET4がオフとなり、三角波(破線)が誤差増幅器ERAの出力よりも高い場合は、FET3がオフ、FET4がオンとなる。一方、降圧比較器PWMDにおいては、三角波(実線)が誤差増幅器ERAの出力よりも低く、両者が交差することがないため、降圧用PWM制御に係るデューティは100%となり、FET1はオンが維持され、FET2はオフが維持される。
図13は昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合の動作状態を模擬的に示すタイミングチャートである。図13の各波形は図11と同様である。図13においては、誤差増幅器ERAの出力は、昇圧動作領域及び降圧動作領域の両方に含まれている。昇圧比較器PWMUにおいては、三角波(破線)が誤差増幅器ERAの出力よりも低い場合は、FET3がオン、FET4がオフとなり、三角波(破線)が誤差増幅器ERAの出力よりも高い場合は、FET3がオフ、FET4がオンとなる。また、降圧比較器PWMDにおいては、三角波(実線)が誤差増幅器ERAの出力よりも低い場合は、FET1がオン、FET2がオフとなり、三角波(実線)が誤差増幅器ERAの出力よりも高い場合は、FET1がオフ、FET2がオンとなる。このとき、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングと、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングとは非同期である。
特開平10−225108号公報
昇圧用PWM制御又は降圧用PWM制御の一方のみを行う場合は、オン/オフするスイッチは1組であるのに対して、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行う場合は、スイッチが2組になるためスイッチのオン/オフによる損失が倍になる。そして、スイッチが2組の場合、組毎にスイッチが独立(非同期)にオン/オフするため更に損失が増加するという問題がある。ここで、スイッチのオン/オフ動作による損失は、スイッチの駆動損とスイッチがオフからオンに切換わるとき或いはオンからオフに切換わるときのトランジェント領域での抵抗損からなる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、行っているPWM制御の種類に基づいて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミング又は切換タイミングのオフセットを変更することにより、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを最適に調整することができるDC−DCコンバータ、DC−DCコンバータ制御装置及びDC−DCコンバータ制御方法を提供することを目的とする。ここで、切換タイミングのオフセットは、適宜に定めた基準タイミングからの「ずれ」であり、オフセットが同一の場合は切換タイミングも同一になる。
また、本発明は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更することにより、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングとの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少させ、オン/オフの切換時に生じる損失を低減させることができるDC−DCコンバータ及びDC−DCコンバータ制御装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、チョークコイルの一端及び入力電圧端子間に接続された降圧用の第1スイッチ手段のオン/オフと、チョークコイルの一端及びグランド端子間に接続された降圧用の第2スイッチ手段のオフ/オンとを降圧用PWM制御し、チョークコイルの他端及びグランド端子間に接続された昇圧用の第3スイッチ手段のオン/オフと、チョークコイルの他端及び出力電圧端子間に接続された昇圧用の第4スイッチ手段のオフ/オンとを昇圧用PWM制御するように構成することにより、昇圧用PWM制御に係るスイッチ手段の切換タイミングと、降圧用PWM制御に係るスイッチ手段の切換タイミングとの同期をとって、スイッチ切換回数を減少させ、スイッチ抵抗による損失を低減し、変換効率を改善することができるDC−DCコンバータを提供することを他の目的とする。
また、本発明は、行っているPWM制御の種類に基づいて、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するように構成することにより、昇圧用PWM制御及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを最適に調整することができるDC−DCコンバータ制御装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用比較手段に係るオフセット及び/又は降圧用比較手段に係るオフセットを変更するように構成することにより、PWM制御信号のオン/オフの切換タイミングの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少し、スイッチング時に生じる損失を低減させることができるDC−DCコンバータ制御装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、上述したDC−DCコンバータ、又は、上述したDC−DCコンバータ制御装置を備えることにより、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少し、スイッチング時に生じる損失を低減し、変換効率を改善することができる電源装置及び電子装置を提供することを他の目的とする。
本願は、出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じたPWM制御信号を出力する比較手段とを備え、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御を含む複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、行っているPWM制御の種類が前記降圧用PWM制御及び前記昇圧用PWM制御になる場合に、一の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、一又は他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備え、該変更手段は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあるDC−DCコンバータを開示する。
本願は、出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた昇圧用PWM制御信号を出力する昇圧用比較手段と、前記発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた降圧用PWM制御信号を出力する降圧用比較手段とを備え、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備え、該変更手段は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあるDC−DCコンバータを開示する。
本願は、チョークコイルと、該チョークコイルの一端及び入力電圧端子間に接続された降圧用の第1スイッチ手段と、前記チョークコイルの一端及びグランド端子間に接続された降圧用の第2スイッチ手段と、前記チョークコイルの他端及びグランド端子間に接続された昇圧用の第3スイッチ手段と、前記チョークコイルの他端及び出力電圧端子間に接続された昇圧用の第4スイッチ手段とを備え、第1スイッチ手段のオン/オフ及び第2スイッチ手段のオフ/オンを降圧用PWM制御し、第3スイッチ手段のオン/オフ及び第4スイッチ手段のオフ/オンを昇圧用PWM制御するように構成してあるDC−DCコンバータを開示する。
本願は、出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じたPWM制御信号を出力する比較手段とを備え、入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御を含む複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行うDC−DCコンバータ制御装置において、行っているPWM制御の種類が前記降圧用PWM制御及び前記昇圧用PWM制御になる場合に、一の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、一又は他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備え、前記変更手段は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあるDC−DCコンバータ制御装置を開示する。
本願は、出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた昇圧用PWM制御信号を出力する昇圧用比較手段と、前記発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた降圧用PWM制御信号を出力する降圧用比較手段とを備え、入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行うDC−DCコンバータ制御装置において、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、前記昇圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、前記降圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、前記昇圧用比較手段に係るオフセット及び/又は前記降圧用比較手段に係るオフセットを変更する変更手段を備え、該変更手段は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあるDC−DCコンバータ制御装置を開示する。
本願は、前述のDC−DCコンバータ、又は、前述のDC−DCコンバータ制御装置を備え、電圧の変換を行うように構成されている電源装置を開示する。
本願は、前述のDC−DCコンバータ、又は、前述のDC−DCコンバータ制御装置を備え、電圧の変換を行うように構成されている電子装置を開示する。
本願は、出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じたPWM制御信号を出力する比較手段とを備えるDC−DCコンバータを制御し、入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御を含む複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行うDC−DCコンバータ制御方法において、行っているPWM制御の種類を識別し、識別したPWM制御の種類が前記降圧用PWM制御及び前記昇圧用PWM制御になる場合に、一の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、一又は他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあり、該変更は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するDC−DCコンバータ制御方法を開示する。
本願においては、行っているPWM制御の種類に基づいて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミング又は切換タイミングのオフセットを変更するため、行っているPWM制御に応じて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを最適に調整することができる。例えば、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少させ、オン/オフ切換時に生じる損失を低減させることができる。
本願においては、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するため、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングとを揃えることができる。なお、オン/オフの切換タイミングを揃える(同期をとる)とは、オンからオフへの切換タイミングとオフからオンへの切換タイミングとを揃えることを含む。降圧用及び昇圧用の各PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少させ、オン/オフ切換時に生じる損失を低減し、変換効率を改善することができる。
本願においては、チョークコイルの一端及び入力電圧端子間に接続された降圧用の第1スイッチ手段のオン/オフと、チョークコイルの一端及びグランド端子間に接続された降圧用の第2スイッチ手段のオフ/オンとを降圧用PWM制御し、チョークコイルの他端及びグランド端子間に接続された昇圧用の第3スイッチ手段のオン/オフと、チョークコイルの他端及び出力電圧端子間に接続された昇圧用の第4スイッチ手段のオフ/オンとを昇圧用PWM制御するように構成しているため、上述したようにPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更し、昇圧用PWM制御に係るスイッチ手段の切換タイミングと、降圧用PWM制御に係るスイッチ手段の切換タイミングとを揃えることができる。スイッチ手段の切換タイミングの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少させ、スイッチ抵抗による損失を低減し、変換効率を改善することができる。
本願においては、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行い、行っているPWM制御の種類に基づいて、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するため、行っているPWM制御に応じて、昇圧用PWM制御及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを最適に調整することができる。例えば、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングと降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングとの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少させ、スイッチング時に生じる損失を低減し、変換効率を改善することができる。
本願においては、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用比較手段に係るオフセット及び/又は降圧用比較手段に係るオフセットを変更するように構成しているため、昇圧用PWM制御信号のオン/オフの切換タイミングと、降圧用PWM制御信号のオン/オフの切換タイミングとを揃えることができる。両PWM制御信号のオン/オフ切換タイミングの同期をとって、オン/オフ切換回数を減少させ、スイッチング時に生じる損失を低減し、変換効率を改善することができる。
本願においては、上述したDC−DCコンバータ、又は、上述したDC−DCコンバータ制御装置を備えているため、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングと昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングとの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少させ、スイッチング時に生じる損失を低減し、変換効率を改善することができる。
本願によれば、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを最適に調整することができる。
本願によれば、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングとの同期をとって、オン/オフの切換回数を減少させ、オン/オフ切換時に生じる損失を低減し、変換効率を改善することができる。
本願によれば、降圧用PWM制御に係る第1及び第2スイッチ手段の切換タイミングと、昇圧用PWM制御に係る第3及び第4スイッチ手段の切換タイミングとの同期をとって、スイッチングの回数を減少させ、スイッチ抵抗による損失を低減し、変換効率を改善することができる。
本願によれば、昇圧用PWM制御及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを最適に調整することができる。
本願によれば、降圧用PWM制御信号及び昇圧用PWM制御信号のオン/オフ切換タイミングの同期をとって、オン/オフ切換回数を減少させ、スイッチング時に生じる損失を低減し、変換効率を改善することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係るDC−DCコンバータ制御装置(制御部)を用いたDC−DCコンバータの一例を示す略式回路図である。図2は、図1に示すDC−DCコンバータを備えた電源装置を用いた、携帯電話又はノート型コンピュータなどの電子装置30の例を示すブロック図である。DC−DCコンバータ20は、入力電圧端子Vinに入力された電圧を所定電圧に変換して出力電圧端子Voutから出力する。DC−DCコンバータ20は、チョークコイルL1と、チョークコイルL1に接続されたn型の電界効果トランジスタFET1(第1スイッチ手段)、FET2(第2スイッチ手段),FET3(第3スイッチ手段),FET4(第4スイッチ手段)と、平滑コンデンサC1と、電界効果トランジスタFET1〜FET4(以下、FET1〜FET4と略す)のオン/オフを制御する制御部(DC−DCコンバータ制御装置)10とを備える。また、電源装置32は、電池34及びDC−DCコンバータ20を備え、電池34の出力電圧をDC−DCコンバータ20で所定電圧に変換し、装置本体へ供給する。
DC−DCコンバータ20においては、スイッチング回路としてのFET1の入力端子(ドレイン)に入力電圧端子Viが接続され、FET1の出力端子(ソース)にチョークコイルL1の入力端子が接続され、FET1の制御端子(ゲート)に制御部10の出力端子DH1が接続され、制御部10によりFET1がオン/オフされる。また、同期整流回路としてのFET2の入力端子(ドレイン)はチョークコイルL1の入力端子に接続され、FET2の出力端子(ソース)はグランド端子と接続され、FET2の制御端子(ゲート)に制御部10の出力端子DL1が接続され、制御部10によりFET2がオン/オフされる。ただし、出力端子DL1は、出力端子DH1の出力信号QD(降圧用PWM制御信号)を反転した信号* QDを出力する。
また、スイッチング回路としてのFET3の入力端子(ソース)はグランド端子に接続され、FET3の出力端子(ドレイン)にチョークコイルL1の出力端子が接続され、FET3の制御端子(ゲート)に制御部10の出力端子DH2が接続され、制御部10によりFET3がオン/オフされる。また、同期整流回路としてのFET4の入力端子(ソース)はチョークコイルL1の出力端子に接続され、FET4の出力端子(ドレイン)は出力電圧端子Voutに接続され、FET4の制御端子(ゲート)は制御部10の出力端子DL2に接続され、制御部10によりFET4がオン/オフされる。ただし、出力端子DL2は、出力端子DH2の出力信号QU(昇圧用PWM制御信号)を反転した信号* QUを出力する。
DC−DCコンバータ20の出力電圧端子Voutは、グランド端子との間に平滑コンデンサC1が接続されると共に、制御部10のFB端子に接続される。制御部10のFB端子には、グランド端子との間に抵抗器R1及び抵抗器R2の直列回路が接続され、抵抗器R1と抵抗器R2との接続点は、誤差増幅器(差分出力手段)ERAの反転入力に接続されている。また、誤差増幅器ERAの非反転入力には基準電圧源e1が接続されている。誤差増幅器ERAの出力は、降圧用PWM制御を行う降圧比較器PWMD(降圧用比較手段)の非反転入力、及び、昇圧用PWM制御を行う昇圧比較器PWMU(昇圧用比較手段)の非反転入力に接続されている。また、降圧比較器PWMD及び昇圧比較器PWMUの反転入力には三角波を出力する発振器OSCが接続されている。
また、誤差増幅器ERAの出力端子は、降圧比較器PWMD及び昇圧比較器PWMUに係る降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御のオン/オフ切換タイミングのオフセットを変更するオフセット変更部14(変更手段)に接続されている。オフセット変更部14は、誤差増幅器ERAの出力電圧が、昇圧制御領域及び降圧制御領域にあり、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御の両方が行われている場合、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットが同一になるように、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御に係る各オン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する。より詳しくは、オフセット変更部14は、誤差増幅器ERAの出力電圧が、昇圧制御領域及び降圧制御領域の両方にあるか否かを判定し、昇圧制御領域及び降圧制御領域の両方にある場合は、降圧比較器PWMD及び昇圧比較器PWMUに係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを、同一になるように変更する。なお、オン/オフの切換タイミングのオフセットを同一にするとは、オンからオフへの切換のオフセットとオフからオンへの切換のオフセットとを同一にすることも含む。オン/オフ切換タイミングのオフセットの変更は、例えば発振器OSCから入力された三角波にオフセットを生じさせ(図11のe2参照)、生じたオフセットを変更することで実現可能である。
図3はオン/オフの切換タイミングのオフセットを発生する構成の例を示す回路図であり、比較器として動作する差動増幅器40にオフセット発生回路42が接続されている。差動増幅器40においては、電圧VD端子にp型のトランジスタM1、M2が接続され、トランジスタM1にはn型のトランジスタM3が直列に接続され、トランジスタM1にはn型のトランジスタM4が直列に接続され、トランジスタM3、M4は共通の電流源を介してグランド端子と接続されている。また、電圧VD端子にはp型のトランジスタM7が接続され、トランジスタM7は電流源を介してグランド端子に接続されている。トランジスタM7の制御端子はトランジスタM2とトランジスタM4との間に接続されている。また、トランジスタM1、M2の制御端子は、トランジスタM1とトランジスタM3との間に接続されている。
オフセット発生回路42においては、グランド端子に接続された電流源とトランジスタM1及びトランジスタM3の接続点との間にはn型のトランジスタM5が接続され、前記電流源とトランジスタM2及びトランジスタM4の接続点との間にはn型のトランジスタM6が接続されている。また、トランジスタM5の制御端子には可変電圧源Vosの正極が接続され、トランジスタM6の制御端子には可変電圧源Vosの負極が接続されている。
トランジスタM1からトランジスタM3へ流れる電流i1及びトランジスタM1からトランジスタM5へ流れる電流i1’の和と、トランジスタM2からトランジスタM4へ流れる電流i2及びトランジスタM2からトランジスタM6へ流れる電流i2’の和とは等しい(i1+i1’=i2+i2’)。可変電圧源Vosの出力がゼロの場合、i1’=i2’となり、i1=i2となるため、トランジスタM3の制御端子(−IN1)とトランジスタM4の制御端子(+IN1)との間にオフセットがないような出力電圧が、トランジスタM7と電流源との間のOUT端子から出力される。一方、可変電圧源Vosの出力がゼロでない場合、i1’≠i2’となり、i1≠i2となるため、トランジスタM3の制御端子(−IN1)とトランジスタM4の制御端子(+IN1)との間にオフセットがあるような出力電圧がOUT端子から出力される。また、オフセットの値は可変電圧源Vosの出力で調整できる。
制御部10は、DC−DCコンバータ20の出力電圧Voutを抵抗器R1,R2で分圧した電圧を、基準電圧e1と比較し、その差に応じた電圧を誤差増幅器ERAから出力する。また、オフセット変更部14は、誤差増幅器ERAの出力電圧が、昇圧制御領域及び降圧制御領域の両方に含まれている場合は、降圧比較器PWMDに入力された三角波及び昇圧比較器PWMUに入力された三角波のオフセットが同一になるように調整する。降圧比較器PWMD及び昇圧比較器PWMUは、誤差増幅器ERAの出力電圧と発振器OSCの出力電圧とを比較し、誤差増幅器ERAの出力電圧の方が発振器OSCの出力電圧よりも高いときにオン信号を出力する。よって、誤差増幅器ERAの出力電圧の高低、及び、三角波のオフセットに応じて、降圧比較器PWMD及び昇圧比較器PWMUの出力信号(QU及び* QUと、QD及び* QD)のデューティ及びオン/オフ切換タイミングが調整される。
図4は昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行う場合の動作状態の一例を模擬的に示すタイミングチャートである。図4において、昇圧比較器PWMUに入力されたオフセット変更前の三角波は1点鎖線で示してあり、降圧比較器PWMDに入力されたオフセット変更前の三角波は2点鎖線で示してある。図4において、誤差増幅器ERAの出力は、昇圧動作領域(1点鎖線の三角波の振幅領域)及び降圧動作領域(2点鎖線の三角波の振幅領域)の両方に含まれている。そのため、オフセット変更部14は、昇圧比較器PWMUに入力された三角波(1点鎖線)と降圧比較器PWMDに入力された三角波(2点鎖線)とのオフセットが同一になるように、昇圧比較器PWMU及び降圧比較器PWMDの各オフセット発生回路42の可変電圧源Vosの出力を変更する。より詳しくは、破線で示す三角波のように、昇圧比較器PWMUに入力された三角波(1点鎖線)のオフセットを低下させると共に、実線で示す三角波のように、降圧比較器PWMDに入力された三角波(2点鎖線)のオフセットを増加させる。夫々のオフセットの変更量は、例えば、両三角波(1点鎖線、2点鎖線)に生じているオフセットe2の半分(e2/2)とすることが可能である。
昇圧比較器PWMUにおいては、三角波(破線)が誤差増幅器ERAの出力よりも低い場合は、FET3がオン、FET4がオフとなり、三角波(破線)が誤差増幅器ERAの出力よりも高い場合は、FET3がオフ、FET4がオンとなる。また、降圧比較器PWMDにおいては、三角波(実線)が誤差増幅器ERAの出力よりも低い場合は、FET1がオン、FET2がオフとなり、三角波(実線)が誤差増幅器ERAの出力よりも高い場合は、FET1がオフ、FET2がオンとなる。このとき、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングと、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングとは同期している。よって、FET1及びFET3のオン/オフと、FET2及びFET4のオフ/オンとは同時に行われる。なお、降圧用PWM制御だけを行う場合、及び、昇圧用PWM制御だけを行う場合は、従来(図11、12)と同様である。
上述した実施の形態においては、昇圧比較器PWMUに入力された三角波(1点鎖線)のオフセットを低下させると共に、降圧比較器PWMDに入力された三角波(2点鎖線)のオフセットを増加させ、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットの両方を変更したが、一方のみを変更することも勿論可能である。図5、6は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行う場合の動作状態の他の例を模擬的に示すタイミングチャートである。図5においては、降圧比較器PWMDに入力された三角波(2点鎖線)のオフセットを増加(例えばe2増加)させ、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットのみを変更して、オフセット同士を一致させている。また、図6においては、昇圧比較器PWMUに入力された三角波(1点鎖線)のオフセットを低下(例えばe2低下)させ、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットのみを変更して、オフセット同士を一致させている。
昇圧比較器PWMUに入力された三角波(1点鎖線)のオフセット、又は、降圧比較器PWMDに入力された三角波(2点鎖線)のオフセットの一方のみを変更する場合、オフセット変更部14は、昇圧比較器PWMU又は降圧比較器PWMDの一方のみと接続し、一方のみのオフセットを変更することが可能である。この場合、昇圧比較器PWMU又は降圧比較器PWMDの他方は、オフセット発生回路42は不要である。
また、上述した実施の形態において、オフセット変更部14は、誤差増幅器ERAの出力電圧に基づいて、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御の両方が行われているか否かを判定したが、入力電圧Vinに基づいて判定することも可能である。図7は、本発明に係るDC−DCコンバータ制御装置(制御部)を用いたDC−DCコンバータの他の例を示す略式回路図である。
図7に示すDC−DCコンバータ22の構成は図1とほぼ同様であるが、制御部12のオフセット変更部16には、誤差増幅器ERAの出力端子に代えて、入力電圧端子Vinが接続されている。オフセット変更部16は、例えば、ΔV1≦Vin≦ΔV2(ただし、ΔV1は昇圧動作切換の閾値電圧、ΔV2は降圧動作切換の閾値電圧)の場合は降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御の両方が行われていると判定し、Vin<ΔV1の場合は昇圧用PWM制御が行われていると判定し、ΔV2<Vinの場合は降圧用PWM制御が行われていると判定することが可能である。
また、上述したDC−DCコンバータ22、又は、制御部(DC−DCコンバータ制御装置)は、1チップの半導体で構成したり、プリント基板上に構成することが可能である。また、本発明のDC−DCコンバータ又はDC−DCコンバータ制御装置は、電池などから出力された電圧を変換して供給する任意の電源装置に用いることが可能である。また、本発明のDC−DCコンバータ又はDC−DCコンバータ制御装置は、電池などから出力された電圧を変換して使用する任意の電子機器に用いることが可能である。
なお、図1、7、8、9、10の各略式回路図において、降圧側のメインスイッチ(FET1)、昇圧側の整流スイッチ(FET4)にn型電界効果トランジスタFETを使用する場合、チャージポンプ回路等でドライブ回路のゲート電圧を作成するが、公知の技術であるので図示していない。
以上実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、
行っているPWM制御の種類に基づいて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記2)複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、
行っているPWM制御の種類に基づいて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記3)昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、
行っているPWM制御の種類に基づいて、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記4)昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、
昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記5)チョークコイルと、
該チョークコイルの一端及び入力電圧端子間に接続された降圧用の第1スイッチ手段と、
前記チョークコイルの一端及びグランド端子間に接続された降圧用の第2スイッチ手段と、
前記チョークコイルの他端及びグランド端子間に接続された昇圧用の第3スイッチ手段と、
前記チョークコイルの他端及び出力電圧端子間に接続された昇圧用の第4スイッチ手段と
を備え、第1スイッチ手段のオン/オフ及び第2スイッチ手段のオフ/オンを降圧用PWM制御し、第3スイッチ手段のオン/オフ及び第4スイッチ手段のオフ/オンを昇圧用PWM制御するように構成してあることを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載のDC−DCコンバータ。
(付記6)出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた昇圧用PWM制御信号を出力する昇圧用比較手段と、前記発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた降圧用PWM制御信号を出力する降圧用比較手段とを備え、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、
昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、前記昇圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、前記降圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、前記昇圧用比較手段に係るオフセット及び/又は前記降圧用比較手段に係るオフセットを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記7)入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行うDC−DCコンバータ制御装置において、
行っているPWM制御の種類に基づいて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ制御装置。
(付記8)入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行うDC−DCコンバータ制御装置において、
行っているPWM制御の種類に基づいて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ制御装置。
(付記9)入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行うDC−DCコンバータ制御装置において、
行っているPWM制御の種類に基づいて、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ制御装置。
(付記10)入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行うDC−DCコンバータ制御装置において、
昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ制御装置。
(付記11)出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた昇圧用PWM制御信号を出力する昇圧用比較手段と、前記発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた降圧用PWM制御信号を出力する降圧用比較手段とを備え、入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行うDC−DCコンバータ制御装置において、
昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、前記昇圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、前記降圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、前記昇圧用比較手段に係るオフセット及び/又は前記降圧用比較手段に係るオフセットを変更する変更手段を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ制御装置。
(付記12)付記1乃至6の何れかのDC−DCコンバータ、又は、付記7乃至11の何れかのDC−DCコンバータ制御装置を備え、電圧の変換を行うように構成されていることを特徴とする電源装置。
(付記13)付記1乃至6の何れかのDC−DCコンバータ、又は、付記7乃至11の何れかのDC−DCコンバータ制御装置を備え、電圧の変換を行うように構成されていることを特徴とする電子装置。
(付記14)入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行うDC−DCコンバータ制御方法において、
行っているPWM制御の種類を識別し、
識別したPWM制御の種類に基づいて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する
ことを特徴とするDC−DCコンバータ制御方法。
(付記15)入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行うDC−DCコンバータ制御方法において、
行っているPWM制御の種類を識別し、
識別したPWM制御の種類に基づいて、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングを変更する
ことを特徴とするDC−DCコンバータ制御方法。
(付記16)入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行うDC−DCコンバータ制御方法において、
行っているPWM制御の種類を識別し、
識別したPWM制御の種類に基づいて、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する
ことを特徴とするDC−DCコンバータ制御方法。
(付記17)入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行うDC−DCコンバータ制御方法において、
行っているPWM制御の種類を識別し、
昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する
ことを特徴とするDC−DCコンバータ制御方法。
本発明に係るDC−DCコンバータ制御装置を用いたDC−DCコンバータの一例を示す略式回路図である。 図1に示すDC−DCコンバータを備えた電源装置を用いた電子装置の例を示すブロック図である。 オン/オフの切換タイミングのオフセットを発生する構成の例を示す回路図である。 昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行う場合の動作状態の一例を模擬的に示すタイミングチャートである。 昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行う場合の動作状態の他の例を模擬的に示すタイミングチャートである。 昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行う場合の動作状態の他の例を模擬的に示すタイミングチャートである。 本発明に係るDC−DCコンバータ制御装置を用いたDC−DCコンバータの他の例を示す略式回路図である。 トランスを用いたフライバック方式の従来の昇降圧型DC−DCコンバータの構成例を示す略式回路図である。 エネルギーを蓄えるコイルとエネルギーを放出するコイルが同じになるようにした従来の昇降圧型DC−DCコンバータの構成例を示す略式回路図である。 チョークコイルを共用した降圧型DC−DCコンバータと昇圧型DC−DCコンバータとを直列接続した従来の昇降圧型DC−DCコンバータの構成例を示す略式回路図である。 昇圧用PWM制御は行わず、降圧用PWM制御を行っている場合の動作状態の一例を模擬的に示すタイミングチャートである。 降圧用PWM制御は行わず、昇圧用PWM制御を行っている場合の動作状態の一例を模擬的に示すタイミングチャートである。 昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合の従来の動作状態を模擬的に示すタイミングチャートである。
符号の説明
10、12 制御部
14 オフセット変更部
20、22 DC−DCコンバータ
30 電子装置
32 電源装置
34 電池
PWMU 昇圧比較器
PWMD 降圧比較器
ERA 誤差増幅器
OSC 発振器
L1 チョークコイル
FET1、FET3 電界効果トランジスタ
FET2、FET4 電界効果トランジスタ
C1 平滑コンデンサ


Claims (13)

  1. 出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じたPWM制御信号を出力する比較手段とを備え、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御を含む複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、
    行っているPWM制御の種類が前記降圧用PWM制御及び前記昇圧用PWM制御になる場合に、一の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、一又は他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備え、
    該変更手段は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた昇圧用PWM制御信号を出力する昇圧用比較手段と、前記発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた降圧用PWM制御信号を出力する降圧用比較手段とを備え、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行い、入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータにおいて、
    昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備え、
    該変更手段は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  3. チョークコイルと、
    該チョークコイルの一端及び入力電圧端子間に接続された降圧用の第1スイッチ手段と、
    前記チョークコイルの一端及びグランド端子間に接続された降圧用の第2スイッチ手段と、
    前記チョークコイルの他端及びグランド端子間に接続された昇圧用の第3スイッチ手段と、
    前記チョークコイルの他端及び出力電圧端子間に接続された昇圧用の第4スイッチ手段と
    を備え、
    第1スイッチ手段のオン/オフ及び第2スイッチ手段のオフ/オンを降圧用PWM制御し、第3スイッチ手段のオン/オフ及び第4スイッチ手段のオフ/オンを昇圧用PWM制御するように構成してあることを特徴とする請求項1又は2記載のDC−DCコンバータ。
  4. 出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じたPWM制御信号を出力する比較手段とを備え、入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御を含む複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行うDC−DCコンバータ制御装置において、
    行っているPWM制御の種類が前記降圧用PWM制御及び前記昇圧用PWM制御になる場合に、一の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、一又は他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する変更手段を備え、
    前記変更手段は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあることを特徴とするDC−DCコンバータ制御装置。
  5. 出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた昇圧用PWM制御信号を出力する昇圧用比較手段と、前記発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じた降圧用PWM制御信号を出力する降圧用比較手段とを備え、入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、昇圧用PWM制御、降圧用PWM制御、又は、昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行うDC−DCコンバータ制御装置において、
    昇圧用PWM制御及び降圧用PWM制御の両方を行っている場合、前記昇圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、前記降圧用PWM制御信号に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、前記昇圧用比較手段に係るオフセット及び/又は前記降圧用比較手段に係るオフセットを変更する変更手段を備え、
    該変更手段は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、昇圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセット及び/又は降圧用PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあることを特徴とするDC−DCコンバータ制御装置。
  6. 請求項1乃至3の何れかのDC−DCコンバータ、又は、請求項4或いは5のDC−DCコンバータ制御装置を備え、電圧の変換を行うように構成されていることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項1乃至3の何れかのDC−DCコンバータ、又は、請求項4或いは5のDC−DCコンバータ制御装置を備え、電圧の変換を行うように構成されていることを特徴とする電子装置。
  8. 出力電圧と所定電圧との差に応じた信号を出力する差分出力手段と、三角波信号を出力する発振器と、該発振器及び前記差分出力手段から出力された信号を比較し、比較結果に応じたPWM制御信号を出力する比較手段とを備えるDC−DCコンバータを制御し、入力電圧が所定の出力電圧に変換されるように、降圧用PWM制御及び昇圧用PWM制御を含む複数種類のPWM制御の少なくとも1つを行うDC−DCコンバータ制御方法において、
    行っているPWM制御の種類を識別し、
    識別したPWM制御の種類が前記降圧用PWM制御及び前記昇圧用PWM制御になる場合に、一の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットと、他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットとが同一になるように、一又は他の種類のPWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更するようにしてあり、
    該変更は、前記行っているPWM制御の種類に基づいて、前記発振器から出力される三角波信号オフセットを変更することにより、PWM制御に係るオン/オフの切換タイミングのオフセットを変更する
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ制御方法。
  9. 入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータであって、
    昇圧用PWM制御と降圧用PWM制御とに基づいて前記出力電圧を制御する場合に、前記昇圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングが前記降圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングに近づくように、前記昇圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングを変更する変更手段を備え
    該変更手段は、行っているPWM制御の種類に基づいて、前記昇圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングが前記降圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングに近づくように、前記出力電圧と前記出力電圧の目標値との誤差と比較される周期信号に付加するオフセットを変更するようにしてあ
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  10. 記誤差と前記オフセットが付加された周期信号との比較結果に応じて、前記昇圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングを制御する昇圧比較器を含むことを特徴とする請求項9に記載にDC−DCコンバータ。
  11. チョークコイルと、
    該チョークコイルの一端及び入力電圧端子間に接続された降圧用の第1スイッチ手段と、
    前記チョークコイルの一端及びグランド端子間に接続された降圧用の第2スイッチ手段と、
    前記チョークコイルの他端及びグランド端子間に接続された昇圧用の第3スイッチ手段と、
    前記チョークコイルの他端及び出力電圧端子間に接続された昇圧用の第4スイッチ手段と
    を備え、第1スイッチ手段及び第2スイッチ手段のスイッチング動作に基づいて前記降圧用PWM制御をし、第3スイッチ手段及び第4スイッチ手段のスイッチング制御に基づいて前記昇圧用PWM制御をすることを特徴とする請求項9又は10に記載のDC−DCコンバータ。
  12. 入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC−DCコンバータの制御方法であって、
    昇圧用PWM制御と降圧用PWM制御とに基づいて前記出力電圧を制御する場合に、前記昇圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングが前記降圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングに近づくように、前記昇圧用PWM制御におけるスイッチング動作におけるスイッチング動作の切換タイミングを変更するようにしてあり、
    かつ行っているPWM制御の種類に基づいて、前記昇圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングが前記降圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングに近づくように、前記出力電圧を制御と前記出力電圧の目標値との誤差とを比較される周期信号に付加するオフセットを変更する
    ことを特徴とするDC−DCコンバータの制御方法。
  13. 記誤差と前記オフセットが付加された周期信号との比較結果に応じて、前記昇圧用PWM制御におけるスイッチング動作の切換タイミングを制御することを特徴とする請求項12に記載のDC−DCコンバータの制御方法。
JP2005058129A 2005-03-02 2005-03-02 Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びdc−dcコンバータ制御方法 Expired - Fee Related JP4381327B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005058129A JP4381327B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びdc−dcコンバータ制御方法
CNB2005100701286A CN100574066C (zh) 2005-03-02 2005-04-30 Dc-dc变换器及控制装置和方法、电源装置和电子设备
TW094115364A TWI309911B (en) 2005-03-02 2005-05-12 Dc-dc converter, dc-dc converter control apparatus, power supply apparatus, electronic equipment and control method for dc-dc converter
US11/131,245 US7443147B2 (en) 2005-03-02 2005-05-18 DC-DC converter with step-up and step-down control capable of varying the offset voltage of the PWM triangle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005058129A JP4381327B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びdc−dcコンバータ制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006246598A JP2006246598A (ja) 2006-09-14
JP4381327B2 true JP4381327B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=36943956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005058129A Expired - Fee Related JP4381327B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びdc−dcコンバータ制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7443147B2 (ja)
JP (1) JP4381327B2 (ja)
CN (1) CN100574066C (ja)
TW (1) TWI309911B (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789662B2 (ja) * 2006-03-17 2011-10-12 富士通セミコンダクター株式会社 電源装置の制御回路、電源装置及びその制御方法
JP4841282B2 (ja) 2006-03-24 2011-12-21 富士通セミコンダクター株式会社 電源装置の制御回路、電源装置、およびその制御方法
TWI353102B (en) * 2006-06-16 2011-11-21 Fujitsu Semiconductor Ltd Step-up/step-down type dc-dc converter, and contro
JP4976086B2 (ja) * 2006-09-14 2012-07-18 株式会社リコー 昇降圧dc−dcコンバータ
US8077490B1 (en) * 2007-03-16 2011-12-13 Maxim Integrated Products, Inc. Limit-cycle oscillation (LCO) generation by altering a digital transfer function of a feedback loop element
CN101378228B (zh) * 2007-08-28 2012-07-04 比亚迪股份有限公司 一种电源转换控制装置及电源电路
JP5481926B2 (ja) * 2009-05-18 2014-04-23 富士通セミコンダクター株式会社 電源制御装置、電源装置、及び電源制御方法
TWI372507B (en) * 2009-07-14 2012-09-11 Richtek Technology Corp Synchronous driver circuit and integrated circuit for use therein
US8564259B2 (en) * 2010-11-02 2013-10-22 Intersil Americas LLC Clock phase shifter for use with buck-boost converter
TWI437407B (zh) * 2011-03-04 2014-05-11 Realtek Semiconductor Corp 具有交換式及線性電壓調節模式的電壓調節裝置
WO2013102879A1 (en) * 2012-01-06 2013-07-11 Koninklijke Philips Electronics N.V. Power converter with separate buck and boost conversion circuits
JP5966503B2 (ja) * 2012-03-28 2016-08-10 富士通株式会社 昇降圧型dc−dcコンバータおよび携帯機器
JP5411959B2 (ja) * 2012-03-30 2014-02-12 スパンション エルエルシー Dc−dcコンバータおよびその制御方法
CN103151924B (zh) * 2013-01-31 2015-02-18 成都启臣微电子有限公司 一种高精度恒流恒功率自适应补偿电路
US20160006346A1 (en) * 2013-02-13 2016-01-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power supply device, on-board power supply device, and electric automobile
US9041372B2 (en) * 2013-03-13 2015-05-26 Analog Devices Global Wide output voltage range switching power converter
CN104052262B (zh) * 2013-03-15 2018-02-13 英特赛尔美国有限公司 用于电源集成电路的数字电压补偿
US11641162B2 (en) * 2013-04-09 2023-05-02 Texas Instruments Incorporated Circuits and methods for generating a supply voltage for a switching regulator
WO2015035384A1 (en) * 2013-09-09 2015-03-12 Apple Inc. Battery charger with buck-boost operation
JP6487719B2 (ja) * 2015-03-03 2019-03-20 新日本無線株式会社 スイッチング制御回路およびスイッチング制御方法
US10177661B2 (en) * 2015-06-15 2019-01-08 Futurewei Technologies, Inc. Control method for buck-boost power converters
US9831780B2 (en) * 2015-08-07 2017-11-28 Mediatek Inc. Buck-boost converter and method for controlling buck-boost converter
JP6912300B2 (ja) * 2017-07-14 2021-08-04 エイブリック株式会社 スイッチングレギュレータ
EP3490127A1 (en) * 2017-11-28 2019-05-29 Oticon A/s A switched capacitor voltage converter for a rechargeable battery in a hearing aid
US11183935B2 (en) * 2019-03-14 2021-11-23 Microchip Technology Incorporated Current control for buck-boost converters using conditional offsets
CN111835198B (zh) * 2019-04-19 2022-04-19 瑞昱半导体股份有限公司 降压-升压开关调节电路及其调节方法
US11108321B2 (en) * 2019-06-24 2021-08-31 Dialog Semiconductor (Uk) Limited High-efficiency pulse width modulation for switching power converters
CN115842388A (zh) * 2022-09-08 2023-03-24 新乡学院 一种便携式可调直流稳压电源

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5402060A (en) * 1993-05-13 1995-03-28 Toko America, Inc. Controller for two-switch buck-boost converter
JP4091677B2 (ja) 1996-12-03 2008-05-28 富士通株式会社 昇降圧dc/dcコンバータ
US5914591A (en) * 1996-12-25 1999-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Switching power supply
US6166527A (en) * 2000-03-27 2000-12-26 Linear Technology Corporation Control circuit and method for maintaining high efficiency in a buck-boost switching regulator
US6275016B1 (en) * 2001-02-15 2001-08-14 Texas Instruments Incorporated Buck-boost switching regulator
JP2003180072A (ja) * 2001-08-07 2003-06-27 Seiko Instruments Inc 昇降圧スイッチングレギュレータ制御回路及び昇降圧スイッチングレギュレータ
US6788033B2 (en) * 2002-08-08 2004-09-07 Vlt, Inc. Buck-boost DC-DC switching power conversion
JP4054714B2 (ja) * 2003-04-28 2008-03-05 株式会社リコー 昇降圧型dc−dcコンバータ
JP2006304512A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Fujitsu Ltd 昇降圧型dc−dcコンバータ、昇降圧型dc−dcコンバータの制御回路、昇降圧型dc−dcコンバータの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20060198170A1 (en) 2006-09-07
JP2006246598A (ja) 2006-09-14
US7443147B2 (en) 2008-10-28
TW200633348A (en) 2006-09-16
CN100574066C (zh) 2009-12-23
TWI309911B (en) 2009-05-11
CN1829055A (zh) 2006-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4381327B2 (ja) Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータ制御装置、電源装置、電子装置及びdc−dcコンバータ制御方法
US10615697B1 (en) Multi-level switching converter with flying capacitor voltage regulation
US8000117B2 (en) Buck boost function based on a capacitor bootstrap input buck converter
CN112954544B (zh) 驱动电路
US9088211B2 (en) Buck-boost converter with buck-boost transition switching control
JP4976086B2 (ja) 昇降圧dc−dcコンバータ
CN100514813C (zh) Dc-dc变换器及其控制单元和方法
TWI587611B (zh) 雙固定時間之升降壓切換式電源電路及其控制電路及其方法
JP5308682B2 (ja) 双方向dc/dcコンバータ
JP5235526B2 (ja) チョッパ型dc−dcコンバータ
JP2007300785A (ja) パルス幅変調利用の電圧調整器のためのバック−ブースト制御論理回路
JP6771156B2 (ja) 電力変換装置
CN108512538B (zh) 功率变换器及其控制电路和控制方法
EP4125201B1 (en) Three-level direct current converter and power supply system
CN104052275A (zh) 用于具有快速瞬态响应的两级降压升压转换器的系统和方法
US7659702B2 (en) Buck topology allowing step-up and polarity change
JP4252269B2 (ja) 多出力dc−dcコンバータ
Ren et al. Dual-edge modulated four-switch Buck-Boost converter
WO2015008456A1 (ja) Dc/dcコンバータ
JP2002233138A (ja) スイッチング電源装置
JP5167733B2 (ja) 昇圧型dc/dcコンバータ
JP2020145810A (ja) スイッチング電源装置
JP4433841B2 (ja) スイッチング電源
CN112534698A (zh) 直流电源电路
JP4383946B2 (ja) 電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090915

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4381327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees