JP3796181B2 - 無鉛ハンダ合金、ハンダボール及びハンダバンプを有する電子部材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、Agを含有する無鉛ハンダ合金に関するものであり、特に半導体基板やプリント基板等の電子部材における電極のハンダバンプに好適なハンダ合金、ハンダボール及びハンダバンプを有する電子部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の電子部品の小型化、高密度実装化に伴い、プリント配線基板等に電子部品を実装する際には、BGA(ボールグリッドアレイ)、CSP(チップサイズパッケージ)技術が用いられるようになっている。また、これらの技術に採用される電極サイズも微細化の一途をたどっている。
【0003】
これらの接合においては、半導体基板、電子部品、プリント基板等の上に配置された多数の電極にまずハンダバンプを形成する。電子部材上の電極へのハンダバンプ形成は、特に微細な電極の場合には、各電極にフラックスの粘着力を利用してハンダボールを粘着させ、ついで該電子部材をハンダの溶融温度以上の温度に熱してハンダボールをリフローさせることによって行なうと好適である。このハンダバンプを介して半導体基板等とプリント基板等との間を接合する。ここで、ハンダバンプとは、半導体基板やプリント基板の上に配置された電極の上に半球状に盛り上がって形成されたハンダをいう。
【0004】
廃棄された電子装置を廃棄処理するに際し、環境への影響を最少とするため、電子装置に使用するハンダ合金についても無鉛ハンダ合金が要求されるようになっている。
【0005】
無鉛ハンダ合金としては、二元系ではSnにAgを3.5%含有した組成が共晶組成となり、融点は221℃と比較的低く、広く無鉛ハンダとして使用されている。耐熱疲労特性もそれなりに良好である。
【0006】
特開平5−50286号公報においては、電子機器用の無鉛ハンダ合金として、Ag3.0〜5.0%、Cu0.5〜3.0%、残部Snからなるハンダ合金が開示されている。ここで提案されているハンダ合金の融点は218℃前後である。Sn−Ag−Cu系ハンダ合金では、Ag4.7%−Cu1.7%で三元共晶組成となることが報告されており、3%以上のAgを含有することによって共晶点近傍の組成として融点を下げ、ハンダ合金としての使いやすさを実現している。
【0007】
半導体基板やプリント基板の上に配置された電極であって、ハンダ合金によって接合を行うための電極にあっては、最も一般的にはCuベア電極が用いられる。Cuベア電極はその表面にCuが露出しており、この電極にSn系の無鉛ハンダ合金を用いてハンダバンプを形成すると、ハンダリフロー時に溶融したハンダ合金とCu電極との界面においてSnとCuとが拡散し、界面にCu6Sn5金属間化合物が生成する。Cu6Sn5金属間化合物はそれ自体が脆いので、界面の金属間化合物の部分で破断する接合破断を起こしやすく、その結果として接合部のシェア強度の低下をもたらすことがある。
【0008】
Cuベア電極において見られる上記Cuの拡散を抑制するため、Cuの表面に5μm程度の厚さでNiやNi−Pをメッキした電極、あるいはCuの表面にNiやNi−Pをメッキした上に更に0.05〜0.1μm程度の厚さでAuをメッキした電極が用いられている。Ni−Pを用いる理由は、これによってメッキ速度を速めることができるためである。Auをメッキする理由は表面の酸化抑制のためである。電極表面にNiメッキ層を形成した結果として、電極とハンダ合金との界面にCu6Sn5金属間化合物が生成されないので、脆い金属間化合物による接合破断の発生を防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
CuやAl等の表面にNi、Ni−Pをメッキした電極あるいは更にその上にAuをメッキした電極(以下「表面Ni電極」という。)にSn系無鉛ハンダ合金を用いてハンダ接合を行った場合、脆いCu6Sn5金属間化合物は生成されないが、界面にはNi3Sn4金属間化合物層やNi−P−Sn反応層が形成される。そして、これら金属間化合物とハンダ合金との界面において破断が生じやすい状況が発生する。
【0010】
本発明は、表面Ni電極にSn系無鉛ハンダ合金を用いてハンダ接合を行うに際し、金属間化合物とハンダ合金との界面の破断を防止して、より接合強度が高く接合信頼性の良好な接合を得ることのできるハンダ合金、ハンダボール、ハンダバンプを有する電子部材を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
CuやAl等の表面にNi、Ni−Pをメッキした電極あるいは更にその上にAuをメッキした電極(表面Ni電極)にSn系無鉛ハンダ合金3bを用いてハンダ接合を行った場合、電極とハンダ合金との界面においてNi3Sn4金属間化合物が均一に生成し、その結果として金属間化合物層4は図1(b)に示すように界面に層状に形成され、金属間化合物4とハンダ合金3bとの界面は比較的平面的である。それに対し、Sn系無鉛ハンダ合金としてNiを含有させたハンダ合金3aを用いた場合には、電極とハンダ合金3aとの界面においてNi3Sn4金属間化合物4が不均一に生成し、その結果として金属間化合物4は図1(a)に示すように不規則な層を形成する。図1において、電極はCu電極1の上にNiまたはNi−Pをメッキした構造の電極となっている。
【0012】
従来のNi3Sn4金属間化合物4とハンダ合金3bとの界面が平面的である場合(図1(b))には、当該界面において破断が生じやすい状況であったが、Ni3Sn4金属間化合物4とハンダ合金3aとの界面が不規則な層を形成すると(図1(a))、この不規則な層がアンカー効果を奏するため、界面における破断が生じにくくなり、結果として電極とハンダ合金層との接合強度を増大することができる。
【0013】
本発明は上記知見に基づいてなされたものであり、その要旨とするところは以下のとおりである。
(1)Ag:0.5〜5.0質量%、Cu:0.3〜1.5質量%、Ni:0.05〜1.0質量%、Znを0.05質量%以上含み、NiとZnの合計が1.0質量%以下であり、残部Sn及び不可避不純物からなることを特徴とする表面Ni電極の接合に用いる無鉛ハンダ合金。
(2)更にSb:0.05〜1.5質量%、Fe:0.005〜0.5質量%の1種又は2種以上を含み、Ni、Zn、Sb、Feの合計含有量が1.5質量%以下であることを特徴とする上記(1)に記載の無鉛ハンダ合金。
【0014】
(3)上記(1)又は(2)に記載の無鉛ハンダ合金よりなり、表面Ni電極の接合に用いる電子部材用ハンダボール。
(4)電極とその上に形成したハンダバンプを有する電子部材であって、該電極の一部又は全部はその表面がNiによって形成されてなり、該ハンダバンプの一部又は全部は上記(1)又は(2)に記載のハンダ合金よりなることを特徴とする電子部材。
(5)複数の電子部品上の電極間をハンダ合金によって接合した電子部材であって、該電極の一部又は全部はその表面がNiによって形成されてなり、該ハンダ合金の一部又は全部は上記(1)又は(2)に記載のハンダ合金よりなることを特徴とする電子部材。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明は、Agを0.5〜5.0質量%含有するSn基無鉛ハンダ合金に適用することができる。Agを0.5〜5.0質量%含有するSn基無鉛ハンダ合金において、表面Ni電極の接合に用いた場合にNi3Sn4金属間化合物とハンダ合金との平面的な界面における破断が問題となるからである。また、Ag含有量が5.0質量%以下であればハンダ合金の融点は225℃以上になることはないからであり、またAg含有量が0.7質量%以上であればやはりハンダ合金の融点は225℃以上になることはないからである。
【0016】
Sn−Ag系合金においては、凝固組織の中にAg3Sn金属間化合物のネットワークが生成し、ハンダの強度や疲労特性を向上させる。Sn−Agのみの合金においてはAg3Sn金属間化合物のネットワークが相互に十分に連結されないが、Sn−Ag系のハンダ合金にCuを0.3質量%以上添加すると、ハンダ内部組織が微細化され、内部のAg3Sn金属間化合物のリング状ネットワークが密になり、ハンダバンプの強度、疲労特性を向上し、電子部品用として必要な強度や耐熱疲労特性を確保することが可能になるので好ましい。
【0017】
Sn−Ag系のハンダ合金にCuを添加すると、Cu含有量1.5質量%までは固相線温度(融点)が低下するが、それを超えると急激に固相線温度が上昇するので、Cu含有量は1.5質量%以下が好ましい。また、従来、Sn−Ag系無鉛ハンダ合金においては、Ag含有量が3.0%以下となると耐熱疲労特性が悪化すると考えられていたが、Cu含有量を1.5質量%以下に限定することにより、ハンダ合金の延性を低下させることなく耐熱疲労特性を確保することができる。
【0018】
即ち、Cu含有量1.5質量%以下かつAg含有量3.0質量%以下とすることにより、高価なAgの含有量が少ないために安価であってかつ耐熱疲労特性の良好なSn−Ag無鉛ハンダ合金とすることができる。
【0019】
さらに、Sn−Ag−Cu系において、添加Ag濃度を例えば3.0質量%に固定した場合、Cu添加量を0.5〜1.0質量%と添加量を増やした場合に、ハンダ合金強度が添加量に比例して改善されるが、1.0質量%以上では、強度改善は見られないことから、望ましいCu添加量は、0.5〜1.0質量%である。また、Agの添加量に関しても、Sn−Ag−Cu系において、添加Cu濃度を例えば0.5質量%に固定した場合、Ag添加量を1.0〜2.0質量%と添加量を増やした場合に、ハンダ合金の延性特性は改善されるが、2.0質量%以上では顕著な延性改善は見られなかったことから、前述した3.0質量%以下に加えて、より望ましいAg添加量は、1.0〜2.0質量%である。
【0020】
ハンダ合金中にNiを含有すると、電極上でのハンダリフロー時に、電極表面のNiメッキ層とハンダ合金との間のNi濃度勾配を小さくすることができ、Niメッキ層からハンダ合金中へのNiの拡散速度を遅くすることができる。これにより、Ni3Sn4金属間化合物の成長が抑えられ、結果として電極とハンダ合金層との間には不均一なNi3Sn4金属間化合物相が形成されるのである。
【0021】
Ni含有量0.05%未満ではNiの拡散抑制に効果がなく、アンカー効果を有する金属間化合物層を形成することができないので、Ni含有量下限を0.05質量%とする。また、Ni含有量が1.0質量%を超えるとハンダ合金の融点が急激に上昇するので、上限を1.0質量%とする。さらに添加Ni含有量が0.5質量%を超えると、Sn−Ag−Cu系ハンダ合金の機械的特性における延性特性が低下することから、より望ましいNi添加量は0.05〜0.5質量%である。
【0022】
本発明のハンダ合金にさらにZnを添加することにより、ハンダ合金の強度を向上することができる。Zn含有量は、0.05質量%未満の添加量では、強度向上に効果がないので、下限を0.05質量%とする。またNiとZnの合計含有量が1.0質量%を超えるとハンダ合金の融点が急激に上昇するので、NiとZnの合計含有量上限を1.0質量%とする。
【0023】
本発明はSn基ハンダ合金である。Snは13.2℃で変態する特性を有している。低温におけるSn変態時には破断が進行しやすい。本発明のハンダ合金に更にSb:0.05〜1.5質量%を含有させることにより、低温におけるSn変態を抑制することができ、寒冷地条件にける耐熱疲労特性をより一層向上させることができる。
【0024】
Sb含有量は、0.05質量%未満ではSnの低温変態の抑制効果が十分ではないので、下限を0.05質量%とする。また、1.5質量%を超えるとリフロー後のハンダ表面がさつきが抑えられず、かつ耐熱疲労特性改善効果も減少するので、上限を1.5質量%とする。
【0025】
本発明のハンダ合金にさらにFeを添加することにより、ハンダ合金の強度を向上することができる。Fe含有量は、0.005質量%未満では強度向上に効果はなく、また0.5質量%を超えると延性が低下し、ハンダ表面がざらつき、濡れ性が悪くなることから、成分範囲を0.005〜0.5質量%とする。
【0026】
本発明ハンダに、Ni、Zn、Sb、Feの合計含有量が1.5質量%を超えて添加すると、ハンダの延性が低下し始めることから、Ni、Zn、Sb、Feの合計含有量を1.5質量%以下とする。
【0027】
本発明で用いる表面Ni電極は、半導体基板あるいはプリント基板等の上に形成された電極であって、CuやAl等の表面にNi、Ni−Pをメッキした電極あるいは更にその上にAuをメッキした電極である。Niのメッキ厚みは5μm程度であり、電着によりNiメッキ、あるいは、Ni−P又はNi−B等の無電解メッキによりメッキ層は形成される。Niメッキは、Cuとハンダが反応、相互拡散により厚い化合物層を作らないようにするため、バリアとして形成する。さらに、Niメッキの酸化防止のため、必要に応じて0.05〜0.1μm程度のフラッシュAuメッキが施されている電極構造である。
【0028】
本発明の上記(3)のように、上記組成のハンダ合金よりなり、表面Ni電極の接合に用いる電子部材用ハンダボールは、このハンダボールを用いて表面Ni電極上に形成したハンダバンプと電極との間の界面接合強度が改善されるので、電子部材用ハンダボールとして好適である。
【0029】
また、本発明の上記(4)は、電極とその上に形成したハンダバンプを有する電子部材であって、該電極の一部又は全部はその表面がNiによって形成されてなり、該ハンダバンプの一部又は全部は上記組成のハンダ合金によって形成されているので、ハンダバンプと電極との間の界面接合強度が改善され、ハンダ接合部の接合信頼性の優れた電子部材とすることができる。
【0030】
さらに、本発明の上記(5)は、複数の電子部品上の電極間をハンダ合金によって接合した電子部材であって、該電極の一部又は全部はその表面がNiによって形成されてなり、該ハンダ合金の一部又は全部は上記組成のハンダ合金によって形成されているので、ハンダバンプと電極との間の界面接合強度が改善され、ハンダ接合部の接合信頼性の優れた電子部材とすることができる。
【0031】
【実施例】
表1に示す成分のハンダ合金を作成し、表面Ni電極へのリフロー後のシェア強度並びに150℃、100h時効した後のシェア強度を測定した。シェア強度評価に用いたハンダ合金は、それぞれφ300μmのハンダボール形状にし、Ni/Au電極基板上でリフロー後、シェア強度を評価した。シェア強度の測定は、それぞれ20個のハンダバンプをシェアし、その平均で評価した。さらに同試料を150℃、100h時効し、そのシェア強度を評価した。
【0032】
【表1】
【0033】
表1において、本発明例No.1、2が本発明のSn−Ag−Cu−Ni系ハンダ合金であり、比較例No.1〜10はNiを添加しない比較例、比較例No.11は添加合金量が過剰な場合の比較例である。
【0034】
本発明例No.1、2において、いずれも250gf以上の優れたシェア強度を示した。また本発明例No.1、2においての150℃、100h時効後のシェア強度変化は数%程度であった。
【0035】
一方、Niを添加しなかった比較例No.1〜10においては、リフロー後のシェア強度の低さに加えて、150℃、100h時効後のシェア強度変化は10%以上の変化を示した。Ni添加により優れた接合特性が得られることが明らかである。
【0036】
ハンダ合金と電極との接合断面を観察したところ、Niを添加した本発明例では、図1(a)で模式的に示したような、凹凸を有する接合界面を形成していた。一方、比較例No.1〜10のようなNi無添加ハンダ材料では、比較的平坦な接合界面が形成されており、Ni3Sn4金属間化合物4とハンダ合金3との界面で比較的破断しやすい構造を形成しており、信頼性の高い接合界面ではない。
【0037】
比較例No.11においては、NiとZnの合計が1.0質量%を超えているため、接合特性が大幅に低下している(本発明例No.1との比較)。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、Ag含有Sn系無鉛ハンダ合金にNiを含有することにより、表面Ni電極にハンダ接合を行ったときに電極とハンダの界面にNi3Sn4金属間化合物が不均一に生成し、アンカー効果によって電極とハンダ合金層との接合強度を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面Ni電極とハンダ合金層との接合界面の断面を示す模式図であり、(a)は本発明のNi含有無鉛ハンダ合金を用いた場合、(b)は従来のNiを含有しない無鉛ハンダ合金を用いた場合である。
【符号の説明】
1 Cu電極
2 表面Ni(Ni−P)メッキ層
3 ハンダ合金層
3a 本発明のSn−Ag−Cu−Niハンダ合金層
3b 比較例のSn−Ag−Cuハンダ合金層
4 Ni3Sn4金属間化合物層
Claims (5)
- Ag:0.5〜5.0質量%、Cu:0.3〜1.5質量%、Ni:0.05〜1.0質量%、Znを0.05質量%以上含み、NiとZnの合計が1.0質量%以下であり、残部Sn及び不可避不純物からなることを特徴とする表面Ni電極の接合に用いる無鉛ハンダ合金。
- 更にSb:0.05〜1.5質量%、Fe:0.005〜0.5質量%の1種又は2種以上を含み、Ni、Zn、Sb、Feの合計含有量が1.5質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の無鉛ハンダ合金。
- 請求項1又は2に記載の無鉛ハンダ合金よりなることを特徴とする表面Ni電極の接合に用いる電子部材用ハンダボール。
- 電極とその上に形成したハンダバンプを有する電子部材であって、該電極の一部又は全部はその表面がNiによって形成されてなり、該ハンダバンプの一部又は全部は請求項1又は2に記載のハンダ合金よりなることを特徴とする電子部材。
- 複数の電子部品上の電極間をハンダ合金によって接合した電子部材であって、該電極の一部又は全部はその表面がNiによって形成されてなり、該ハンダ合金の一部又は全部は請求項1又は2に記載のハンダ合金よりなることを特徴とする電子部材。
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