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JP3614068B2 - チャイルドシート検知装置 - Google Patents

チャイルドシート検知装置 Download PDF

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JP3614068B2
JP3614068B2 JP2000003027A JP2000003027A JP3614068B2 JP 3614068 B2 JP3614068 B2 JP 3614068B2 JP 2000003027 A JP2000003027 A JP 2000003027A JP 2000003027 A JP2000003027 A JP 2000003027A JP 3614068 B2 JP3614068 B2 JP 3614068B2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Air Bags (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャイルドシート検知装置に係り、特に、車両シート上にチャイルドシートが装着されているか否かを検知するうえで好適なチャイルドシート検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車両シートに子供を着座させる際には、チャイルドシートを座席に固定して子供をチャイルドシートに座らせることが義務付けられている。チャイルドシートは、シートベルトを用いて座席に固定するように構成されているので、シートベルトがあれば、車両シートに装着することができる。
【0003】
しかしながら、チャイルドシートが助手席に装着された場合、車両衝突時にエアバックが開くと、エアバックの圧力でチャイルドシートが圧迫されてしまいチャイルドシートに座っている子供がエアバックによる衝撃を受けることになる。そこで、チャイルドシートが助手席に装着されているときは、車両衝突時にエアバックが作動しないように自動的に切り替わることが要望されている。
【0004】
ところで、車両シートに大人が着座しているのか、あるいはチャイルドシートが装着されているかどうかを自動的に判別する装置としては、例えば特開平11−1153号に開示される如く、車両シートに着座する乗員の荷重を検知する体重検知装置を用いた構成のものが研究されている。
【0005】
この体重検知装置は、車両シートを前後方向にガイドする一対のシートレールと、車体フロアに設けられた一対のシートブラケットとの間に介装された4個の荷重センサを備えている。一対のシートブラケットの前端部および後端部は、それぞれ、別個のシートブラケットにより支持されている。そして、4個の荷重センサは、左右に配置された一対のシートブラケットの前端部および後端部に位置するように設けられている。
【0006】
各荷重センサは、シートレールと共に、シートブラケットにボルトにより締め付け固定されている。かかる構成において、車両シートに乗員が着座すると、その乗員の体重に応じた荷重が分散して4個の荷重センサに作用する。従って、上記の体重検知装置によれば、4個の荷重センサの出力信号に基づいて、車両シートに着座する乗員の体重を検知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載された体重検知装置を用いてチャイルドシートの有無を判別する場合、4個の荷重センサにより検出された各荷重の総和からチャイルドシートが装着されているのか、大人が着座しているのかを判別するため、例えば小柄な大人が車両シートに着座している場合には、総荷重がチャイルドシート装着時とほぼ等しくなり、チャイルドシートが装着されているのか、あるいは小柄な大人が着座しているのかを判別することが難しいといった問題がある。
【0008】
また、上記のような体重検知装置を用いたチャイルドシート検知装置では、小柄な大人が着座しているのにチャイルドシートが装着されているものと判別した場合には、エアバックを非作動状態にセットしてしまうおそれがある。
【0009】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、車両シート上にチャイルドシートが装着されているのか、あるいはチャイルドシートが必要でない大人が着座しているのかを正確に判別できるよう構成されたチャイルドシート検知装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
【0013】
上記請求項1記載の発明は、車両シートの複数箇所に配置された各荷重センサからの検出信号により前記車両シートに作用する荷重を検知する荷重検知手段と、
前記荷重検知手段により検知された各荷重の相対的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前記車両シートにチャイルドシートが装着されているのか、あるいは前記車両シートに乗員が着座しているのかを判別する判別手段とを有するチャイルドシート検知装置において、
前記判別手段は、
前記荷重検知手段により検知された総荷重が所定の荷重以下の場合、前記車両シートに前記チャイルドシートが装着されているものと判断する第1の判断手段と、
前記荷重検知手段により検出された総荷重が所定の荷重以上の場合、シートベルトの締め付け力が作用する一の荷重センサにより検出された荷重が前記総荷重の所定割合以下であるとき、乗員が着座しているものと判断する第2の判断手段と、
前記シートベルトの締め付け力が作用する一の荷重センサにより検出された荷重が前記総荷重の所定割合以上であるとき、前記一の荷重センサにより検出された荷重の一定時間に対する変動率が所定範囲内であれば、前記チャイルドシートが装着されているものと判断する第3の判断手段と、
を備えることを特徴とするものである。
【0014】
請求項記載の発明によれば、第1の判断手段で総荷重に基づいてチャイルドシートの有無を判別し、第2の判断手段でシートベルトの締め付け力が作用する一の荷重センサにより検出された荷重に基づいてチャイルドシートの必要がない乗員が着座しているか否かを判別し、第3の判断手段で荷重の変動率からチャイルドシートが装着されているか否かを判別するため、複数の荷重センサにより検出された各荷重の相対的な差異と荷重の変動率から車両シート上にチャイルドシートが装着されているのか、あるいは乗員が着座しているのかを正確に判別できる。
【0015】
また、上記請求項記載の発明は、車両シートの複数箇所に配置された各荷重センサからの検出信号により前記車両シートに作用する荷重を検知する荷重検知手段と、
前記荷重検知手段により検知された各荷重の相対的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前記車両シートにチャイルドシートが装着されているのか、あるいは前記車両シートに乗員が着座しているのかを判別する判別手段とを有するチャイルドシート検知装置において、
前記判別手段は、前記車両シートに配置された複数の荷重センサのうち、シートベルトの締め付け力が作用する一の荷重センサが検出した荷重が他の荷重センサに比べて小さい値を示す場合に、前記チャイルドシートが装着されているものと判断することを特徴とするものである。
【0016】
請求項記載の発明によれば、シートベルトの締め付け力が作用する荷重センサが検出した荷重が他の荷重センサに比べて小さい値を示すかどうかを監視することにより、例えば、チャイルドシートが装着された状態で車両シートを車両前側へスライドさせたときの荷重変化を検出し、チャイルドシートが装着されていることを正確に判別できる。
【0017】
また、上記請求項記載の発明は、車両シートの複数箇所に配置された各荷重センサからの検出信号により前記車両シートに作用する荷重を検知する荷重検知手段と、
前記荷重検知手段により検知された各荷重の相対的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前記車両シートにチャイルドシートが装着されているのか、あるいは前記車両シートに乗員が着座しているのかを判別する判別手段とを有するチャイルドシート検知装置において、
前記車両シートに前後方向にスライドさせたことを検出するスライドセンサを備え、
前記判別手段は、前記スライドセンサにより前記車両シートが車両前方へスライド動作したことが検出されたとき、前記チャイルドシートが装着されているか否かを判断することを特徴とするものである。
【0018】
請求項記載の発明によれば、スライドセンサにより車両シートが車両前方へスライド動作したことが検出されたとき、チャイルドシートが装着されているか否かを判断するため、チャイルドシートの装着を行ったときの荷重変化を検出してチャイルドシートが装着されているか否かを正確に判別できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施例であるチャイルドシート検知装置を搭載する車両を助手席側の車両シート10の車幅方向中央を通る垂直な平面で切断した際の縦断面図である。
【0022】
図1に示されるように、車両シート10に着座した乗員(図1中、2点鎖線で示す)13は、シートベルト15により保持される。そして、本車両には、衝突時の衝撃から乗員13を保護する手段としてエアバッグモジュール14が設けられている。
【0023】
本実施例のシステムは、電子制御ユニット(以下、ECUと称す)12を備えている。ECU12には、上記エアバッグモジュール14およびインジケータ16が接続されている。エアバッグモジュール14は、車室内のインストルメントパネル18内に収納されており、ECU12から所定の駆動信号が供給されることにより作動する。
【0024】
また、インジケータ16は、インストルメントパネル18の表面に配設されており、ECU12から所定の点灯信号が供給されることにより点灯する。ECU12は、エアバッグモジュール14の作動を禁止する場合にインジケータ16を点灯させる。
【0025】
ECU12には、車両の始動・停止を切り換えるためのイグニションスイッチ(以下、IGスイッチと称す)20が接続されている。IGスイッチ20は、その状態がオフ、オン、およびスタータオンの3つの状態に順に切り替わるように構成されている。ECU12は、IGスイッチ20の出力信号に基づいてIGスイッチ20がオン状態にあるか否かを判別し、IGスイッチ20がオン状態にあると判別する場合に車両を始動させる。
【0026】
車両シート10に組み込まれたチャイルドシート検知装置22は、歪センサ等からなる複数(本実施例では、4個とする)の荷重センサ24a〜24dを有し、各荷重センサ24a〜24dにより検知された各荷重の相対的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から車両シート10にチャイルドシート(図示せず)が装着されているのか、あるいは車両シート10に乗員が着座しているのかを判別する判別機能を有している。
【0027】
図2は本実施例のチャイルドシート検知装置を備える車両シート10の分解斜視図である。
【0028】
図2に示されるように、車両シート10は、シートバック26と、シートクッション28と、シートバックフレーム30と、シートクッションフレーム32と、ヘッドレスト34とを有する。また、車両シート10は、底部に前後方向にスライドさせるスライド機構36が設けられている。
【0029】
このスライド機構36は、シートクッションフレーム32を支持するインナー側アジャスタ38と、アウタ側アジャスタ40と、左右のアジャスタ38,40間に横架されたロッド42と、ロッド42の両端でシートバックフレーム30を支持するブラケット44,46と、車体フロア(図示せず)に固定されるロアシートレール48,50と、ロアシートレール48,50にスライド可能に係合するアッパシートレール52,54と、アッパシートレール52,54の前端部及び後端部とアジャスタ38,40との間を固定するブラケット56a〜56dとから構成されている。
【0030】
ブラケット56a〜56dには、荷重を検出する第1乃至第4荷重センサ24a〜24dが設けられている。この荷重センサ24a〜24dは、例えば歪ゲージなどからなり、車両シート10に乗員13が着座したとき、その乗員13の体重に応じてブラケット56a〜56dに作用する各荷重の大きさを検出する。従って、4個の荷重センサ24a〜24dにより検出された荷重を合計すると、車両シート10に着座した乗員13の体重が求まる。
【0031】
本実施例においては、第1、第2荷重センサ24a、24bは、車両シート10底部右側の前後位置に配されており、第4、第3荷重センサ24d、24cは、車両シート10底部左側の前後位置に配設されている。
【0032】
図3は助手席の車両シート10にチャイルドシートを装着した状態を右方からみた斜視図である。また、図4は助手席の車両シート10にチャイルドシートを装着した状態を右方からみた斜視図である。
【0033】
図3及び図4に示されるように、チャイルドシート60は、台座62の上部に子供が着座するシート部64が固定されている。チャイルドシート60を助手席の車両シート10に装着する際は、まず、台座62をシートクッション28上に載置させ、且つシート部64の背面をシートバック26に密着させる。台座62には、左右方向に貫通するベルト挿通用の溝62aが設けられている。
【0034】
シートベルト15は、一端がセンタピラー(図示せず)の上部から引き出されており、他端が車体フロアの外側(ドア側)に係止された係止部材63に結合されている。そして、シートベルト15の長手方向の途中には、タングプレート(金具)66が設けられている。
【0035】
ここで、チャイルドシート60の装着方法について説明する。
【0036】
まず、タングプレート66を先頭にして折り返されたシートベルト15をロッキングクリップ65により結束する。このとき、ロッキングクリップ65は、車両シート10の左側(ドア側)に位置するように取り付ける。そして、タングプレート66を先頭にしてシートベルト15を台座62の溝62aに挿入する。シートベルト15は、車体外側(ドア側)から台座62の溝62aに挿入された後、車体内側(車内中央側)へ引き出される。
【0037】
そして、チャイルドシート60を十分に押し付けた状態で台座62の溝62aから引き出されたシートベルト15のタングプレート66を車体内側(イン側)の後部に設けられたバックル68に挿入する。これで、タングプレート66は、バックル68内のロック機構(図示せず)によりロックされる。その後、車両シート10を1段または2段前方にスライドさせると、シートベルト15に適度なテンションが作用した状態でチャイルドシート60の装着が完了する。
【0038】
図5はチャイルドシート60がシートベルト64により強く固定された状態での走行中の荷重変化を示すグラフである。
【0039】
車両が走行中の場合、第1乃至第4荷重センサ24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4と、各荷重W1〜W4を合計した総荷重Wsは、図5に示されるように、変動する。すなわち、ロッキングクリップ65が取り付けられた車体外側(ドア側)の後部に配置された第3荷重センサ24cには、チャイルドシート60を締め付ける力が作用する。一方、上記のようなチャイルドシート60の装着方法によりチャイルドシート60の前部とバックル68側の後部が浮いた状態になる。そのため、第3荷重センサ24cは、他の荷重センサ24a, 24b,24dよりも高い値を検出する。
【0040】
さらに、チャイルドシート60は、台座62がシートクッション28上に固定されているので、走行中でもほとんど変動しない。そのため、走行中の第3荷重センサ24cの荷重と他の荷重センサ24a, 24b,24dの荷重とは、相互に混在することなく所定の閾値を境にして分離する。従って、第3荷重センサ24cに検出された荷重W3と、他の荷重センサ24a, 24b,24dに検出された荷重W1,W2,W4とを比較することによりチャイルドシート60が車両シート10に装着されているか否かを判別することが可能になる。
【0041】
図6は小柄な大人が車両シート10に着座した状態での走行中の荷重変化を示すグラフである。
【0042】
図6に示されるように、乗員13(例えばチャイルドシート60の重量に近い小柄な大人)が車両シート10に着座している場合には、走行中、乗員13が多少の動きを行うため、第1乃至第4荷重センサ24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4が大きく変動する。そのため、乗員13が車両シート10に着座している場合には、各荷重W1〜W4が大きく変動して入り乱れた状態となるので、上記図5に示す変動パターンと全く異なる。
【0043】
このように、体重だけではチャイルドシート60と区別しにくい小柄な大人が車両シート10に着座している場合でも各荷重W1〜W4の変動パターンを監視することにより、乗員13が着座していることを判別することができる。
【0044】
従って、本実施例では、チャイルドシート検知装置22の第1乃至第4荷重センサ24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4の変動パターンを比較することにより、車両シート10にチャイルドシート60が装着されているのか、あるいは車両シート10に小柄な大人が着座しているのかを正確に判別することが可能になる。
【0045】
また、各荷重センサ24a〜24dは、ECU12に接続されており、それぞれ、車両シート10に作用する荷重の分布に応じた検出信号をECU12に出力する。そして、ECU12は、荷重センサ24a〜24dからの出力信号に基づいてチャイルドシート60の有無及び乗員の有無を判別してエアバッグモジュール14を作動状態、あるいは非作動状態にセットする。
【0046】
ここで、荷重センサ24a〜24dからの出力信号に基づいてECU12が実行する制御処理について説明する。
【0047】
図7はECU12が実行する判別処理のフローチャートである。尚、ECU12は、所定時間毎に図7に示す処理を繰り返し実行する。
【0048】
図7に示されるように、ステップS10(以下「ステップ」を省略する)では、荷重センサ24a〜24dにより検出された荷重データW1〜W4を読み込む。次のS12では、荷重データW1〜W4を合計した総荷重Wsを算出して予め設定された閾値Thと比較する。例えば、小柄な大人が車両シート10に着座した場合、荷重センサ24a〜24dにより検出された荷重データW1〜W4の総荷重Wsは、およそ33kgとなる。
【0049】
一方、チャイルドシート60の重量がおよそ8kg、チャイルドシート60に着座できる子供の最大値がおよそ18kg、シートベルト15の張力による荷重がおよそ7kgとすると、チャイルドシート60が装着された状態で荷重センサ24a〜24dにより検出された総荷重は、最大で33kgとなる。よって、本実施例では、総荷重Wsの閾値Thを33kgとする。
【0050】
そのため、S12において、荷重センサ24a〜24dにより検出された総荷重Wsが閾値Th(=33kg)以下であるときは、チャイルドシート60が装着されているものと判断してS14に進む。S14では、車両シート10にチャイルドシート60が装着されている可能性が高いので、エアバッグモジュール14を非作動状態にセットする。これにより、車両シート10にチャイルドシート60が装着されている場合、車両が衝突してもエアバッグモジュール14が作動せず、チャイルドシート60にエアバッグ展開時の圧力が加えられることを防止できる。
【0051】
また、上記S12において、荷重センサ24a〜24dにより検出された総荷重Wsが閾値Th(=33kg)以上であるときは、助手席に乗員13が着座している可能性が高いので、S16に進み、車体外側の後部に配された第3荷重センサ24cにより検出された荷重データW3を読み込む。
【0052】
次のS18では、荷重データW3が総荷重Wsに対して所定の割合a以上かどうかをチェックする。本実施例では、割合aは、比較的低い値に設定してあり、例えばa=50%程度に設定してある。そのため、S18において、第3荷重センサ24cにより検出された荷重データW3の値が総荷重Wsの50%以上であれば、図5に示されるように、チャイルドシート60が装着されている可能性が高いので、S20に進む。しかし、S18において、第3荷重センサ24cにより検出された荷重データW3の値が総荷重Wsの50%以下であれば、図6に示されるように、乗員13が着座している可能性が高いので、S22に進む。
【0053】
上記S20では、第3荷重センサ24cにより検出された荷重データW3の所定時間(数秒間程度)の変動量(荷重データW3の最大値と最小値の変化)をチェックする。一般にチャイルドシート60は、車両シート10に固定されたまま殆ど変動しない。これに対し、乗員13が車両シート10に着座している場合、頻繁に荷重分布が変動する場合が多い。
【0054】
そのため、S20において、第3荷重センサ24cにより検出された荷重データW3の所定時間(数秒間程度)の変動量(荷重データW3の最大値と最小値の変化)が閾値Mより小さいときは、チャイルドシート60が装着されている可能性が高いので、上記S14に進み、エアバッグモジュール14を非作動状態にセットする。また、S20において、第3荷重センサ24cにより検出された所定時間帯の荷重データW3の変動量が閾値Mより大きいときは、乗員13が着座している可能性が高いので、S22に進む。
【0055】
なお、S20において、所定時間帯の荷重データW3の変動量をチェックするのは、S18で荷重データW3の値が総荷重Wsの50%以上であっても、例えば、乗員13が車両シート10の外側後部に腕をついて体重を第3荷重センサ24c近傍にかけていることが考えられるので、このようなケースとチャイルドシート60装着時とを判別する必要があるからである。
【0056】
S22では、乗員13が着座している可能性が高いので、エアバッグモジュール14を作動状態にセットする。これにより、乗員13が車両シート10に着座している場合、車両が衝突すると同時にエアバッグモジュール14が作動して乗員13を衝撃から保護できる。
【0057】
このように、本発明のチャイルドシート検知装置22によれば、荷重センサ24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4の相対的な変化状態を監視し、各荷重W1〜W4の変化状態の差異に基づいて車両シート10にチャイルドシート60が装着されているのか、あるいは車両シート10に乗員13が着座しているのかを正確に判別することができる。そのため、例え小柄な大人が車両シート10に着座した場合でもチャイルドシート60が装着されているものと誤検出することを防止できる。
【0058】
次に、本発明の第2実施例について説明する。
【0059】
図8はチャイルドシート60が装着された車両シート10を前方へスライドさせたときの荷重センサ24a〜24dの荷重変化を示すグラフである。
【0060】
チャイルドシート60が装着された車両シート10を前方へスライドさせたときの荷重センサ24a〜24dにより検出された荷重W1〜W4は、図8に示されるように変化する。すなわち、総荷重Ws及び荷重W1,W3,W4は、車両シート10を前方へスライドさせるのに伴って上昇し、車両シート10が所定の前進位置で停止すると、下降する。
【0061】
しかしながら、チャイルドシート60を車両シート10に締め付けるシートベルト15が結合されるバックル68には、チャイルドシート60が装着された車両シート10を前方へスライドさせる際、チャイルドシート60が前方に押される引張り力が作用する。そして、車両シート10が停止したとき、バックル68には、チャイルドシート60が後方に戻されるときの押圧力が作用する。
【0062】
そのため、バックル68近傍(車体内側の後部)に配置された荷重センサ24bにより検出された荷重W2は、車両シート10を前方へスライドさせるのに伴って下降し、車両シート10が所定の前進位置で停止すると、上昇する。
【0063】
このように、荷重センサ24bにより検出された荷重W2は、他の荷重W1,W3,W4と異なる変化をする。そのため、荷重W2と他の荷重W1,W3,W4との相対的な差異の有無により、チャイルドシート60が装着されているか否かを判別することが可能になる。
【0064】
図9は乗員13が車両シート10の外側前端にドスンと着座した場合の荷重センサ24a〜24dの荷重変化を示すグラフである。
【0065】
図9に示されるように、乗員13が車両シート10の外側前端にドスンと着座した場合、荷重センサ24a〜24dの荷重変化は、夫々一旦上昇した後、所定時間の経過すると下降し、着座前よりも大きな荷重に変化する。尚、この条件で検出された荷重変化は、図8に示す荷重変化と最も似ているので、比較する上で参考となる。
【0066】
図9において、総荷重Ws及び荷重W1,W3,W4は、乗員13が車両シート10の外側前端にドスンと着座した直後に急激に上昇し、時間の経過と共に下降する。一方、バックル68近傍(車体内側の後部)に配置された荷重センサ24bにより検出された荷重W2は、他の荷重W1,W3,W4よりも先に下降した後、再び徐々に上昇して着座前よりも大きな荷重に上昇する。
【0067】
このように、乗員13が着座する場合でも荷重センサ24bにより検出される荷重W2は、他の荷重W1,W3,W4と異なる変化をすることが分かる
図10は第2実施例の制御処理を説明するためのフローチャートである。
【0068】
図10に示されるように、S30では、車両シート10の下部に設けられた荷重センサ24a〜24dにより検出された荷重データW1〜W4を読み込む。次のS12では、荷重データW1〜W4を合計した総荷重Wsを算出して予め設定された閾値Thと比較する。
【0069】
S32において、荷重センサ24a〜24dにより検出された総荷重Wsが閾値Thよりも小さいときは、チャイルドシート60が車両シート10に装着されている可能性が高いので、S40に進み、エアバッグモジュール14を非作動状態にセットする。
【0070】
しかし、S32において、荷重センサ24a〜24dにより検出された総荷重Wsが閾値Thよりも大きいときは、S34に進み、荷重W1,W3,W4の上昇率Rw1 , Rw3 , Rw4 または総荷重Wsの上昇率Rwが所定範囲内に入っているかどうかをチェックする。S34において、荷重W1,W3,W4の上昇率Rw1 , Rw3 , Rw4 または総荷重Wsの上昇率Rwが上限閾値Thr1と下限閾値Thr2との範囲内に入っていないときは、図9に示されるように、上昇率Rwが大きいので、乗員13が着座したものと判断してS36に進む。
【0071】
S36では、乗員13が着座している可能性が高いので、エアバッグモジュール14を作動状態にセットする。これにより、乗員13が車両シート10に着座している場合、車両が衝突すると同時にエアバッグモジュール14が作動して乗員13を衝撃から保護できる。
【0072】
また、S34において、荷重W1,W3,W4の上昇率Rw1 , Rw3 , Rw4 または総荷重Wsの上昇率Rwが上限閾値Thr1と下限閾値Thr2との範囲内に入っているときは、図8に示されるように、上昇率Rwが小さいので、S38に進み、荷重W2の下降率Dw2 が所定範囲内に入っているかどうかをチェックする。すなわち、S38において、荷重W2の下降率Dw2 が上限閾値Thd1 と下限閾値Thd2との範囲内に入っているときは、図9に示されるように、下降率Dw2 が小さいので、S40に進み、エアバッグモジュール14を非作動状態にセットする。
【0073】
また、S38において、荷重W2の下降率Dw2 が上限閾値Thd1 と下限閾値Thd2との範囲内に入っていないときは、図8に示されるように、下降率Dw2 が大きいので、S36に進み、エアバッグモジュール14を作動状態にセットする。
【0074】
このように、本発明の第2実施例によれば、荷重センサ24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4の上昇率及び下降率を比較することにより車両シート10にチャイルドシート60が装着されているのか、あるいは車両シート10に乗員13が着座しているのかを正確に判別することができる。そのため、例え小柄な大人が車両シート10に着座した場合でもチャイルドシート60が装着されているものと誤検出することを防止できる。
【0075】
図11は第2実施例の変形例1のフローチャートである。
【0076】
図11に示されるように、S42では、車両シート10が前方にスライドされると、前述したスライド機構36(図2参照)のロアシートレール48,50に係合するアッパシートレール52,54がスライドしてロアシートレール48,50に設けられたスライドセンサ(図示せず)がオンになる。
【0077】
そして、スライドセンサ(図示せず)がオンになると、上記S30以降の処理が実行される。従って、本変形例1では、車両シート10が前方にスライドされた時点で図10に示す処理が実行されて荷重センサ24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4の上昇率及び下降率に基づいて車両シート10にチャイルドシート60が装着されているのか、あるいは車両シート10に乗員13が着座しているのかを判別する。
【0078】
このように、スライドセンサからの検出信号が出力された時点で上記判別処理が行われるため、チャイルドシート60の装着が行われたときは、必ずチャイルドシート60の有無を検知することができる。
【0079】
図12は第2実施例の変形例2のフローチャートである。
【0080】
図12に示されるように、S44では、シートベルト15のタングプレート66がバックル68に挿入されると、バックル68に設けられたバックルスイッチ(図示せず)がオンになる。
【0081】
そして、バックルスイッチ(図示せず)がオンの時は、上記S30以降の処理が繰り返される。従って、本変形例2では、シートベルト15のタングプレート66がバックル68に挿入された時点で図10に示す処理が実行されて荷重センサ24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4の上昇率及び下降率に基づいて車両シート10にチャイルドシート60が装着されているのか、あるいは車両シート10に乗員13が着座しているのかを判別する。
【0082】
このように、バックルスイッチからの検出信号が出力された時点で上記判別処理が行われるため、乗員13が着座したとき、及びチャイルドシート60の装着が行われたときは、必ずチャイルドシート60の有無を検知することができる。尚、上記各実施例では、チャイルドシート60の装着により車両シート10の後部側に配置された荷重センサ24b,24cのいずれか一方が他の荷重センサと異なる荷重変化となるものとして説明したが、チャイルドシート60を車両シート10に固定する際、シートベルト15にかかる荷重変化によって荷重センサ24b,24cのどちらか一方で検出された荷重変化が他の荷重センサと異なる現象に着目してチャイルドシート60の有無及び乗員13の有無を判別できるので、上記実施例の説明と荷重のかかり方が左右方向で逆になる場合にも本発明が適用できるのは、勿論である。
【0083】
また、上記実施例では、4個の荷重センサ24a〜24dを車両シート10の下部に配置した構成を一例として挙げたが、これに限らず、荷重センサを4個以上設けるようにしても良いし、あるいは荷重センサを4個以下としても良いのは勿論である。
【0084】
また、上記実施例の説明においては、例えばTh=33kgやa=50%等の具体的な数値を記載してあるが、これらの数値はあくまでも目安であって、これらの数値に限りものではないのは勿論である。
【0086】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、第1の判断手段で総荷重に基づいてチャイルドシートの有無を判別し、第2の判断手段でシートベルトの締め付け力が作用する一の荷重センサにより検出された荷重に基づいてチャイルドシートの必要がない乗員が着座しているか否かを判別し、第3の判断手段で荷重の変動率からチャイルドシートが装着されているか否かを判別するため、複数の荷重センサにより検出された各荷重の相対的な差異と荷重の変動率から車両シート上にチャイルドシートが装着されているのか、あるいは乗員が着座しているのかを正確に判別できる。
【0087】
また、請求項記載の発明によれば、シートベルトの締め付け力が作用する荷重センサが検出した荷重が他の荷重センサに比べて小さい値を示すかどうかを監視することにより、例えば、チャイルドシートが装着された状態で車両シートを車両前側へスライドさせたときの荷重変化を検出し、チャイルドシートが装着されていることを正確に判別できる。
【0088】
また、請求項記載の発明によれば、スライドセンサにより車両シートが車両前方へスライド動作したことが検出されたとき、チャイルドシートが装着されているか否かを判断するため、チャイルドシートの装着を行ったときの荷重変化を検出してチャイルドシートが装着されているか否かを正確に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるチャイルドシート検知装置を搭載する車両を助手席側の車両シート10の車幅方向中央を通る垂直な平面で切断した際の縦断面図である。
【図2】本実施例のチャイルドシート検知装置を備える車両シート10の分解斜視図である。
【図3】助手席の車両シート10にチャイルドシートを装着した状態を右方からみた斜視図である。
【図4】助手席の車両シート10にチャイルドシートを装着した状態を右方からみた斜視図である。
【図5】チャイルドシート60がシートベルト64により強く固定された状態での走行中の荷重変化を示すグラフである。
【図6】小柄な大人が車両シート10に着座した状態での走行中の荷重変化を示すグラフである。
【図7】ECU12が実行する判別処理のフローチャートである。
【図8】チャイルドシート60が装着された車両シート10を前方へスライドさせたときの荷重センサ24a〜24dの荷重変化を示すグラフである。
【図9】乗員13が車両シート10の外側前端にドスンと着座した場合の荷重センサ24a〜24dの荷重変化を示すグラフである。
【図10】第2実施例の制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】第2実施例の変形例1のフローチャートである。
【図12】第2実施例の変形例2のフローチャートである。
【符号の説明】
10 車両シート
12 電子制御ユニット(ECU)
13 乗員
14 エアバッグモジュール
15 シートベルト
22 チャイルドシート検知装置
24a〜24d 荷重センサ
26 シートバック
28 シートクッション
36 スライド機構
48,50 ロアシートレール
52,54 アッパシートレール
56a〜56d ブラケット
60 チャイルドシート
65 ロッキングクリップ
66 タングプレート
68 バックル

Claims (3)

  1. 車両シートの複数箇所に配置された各荷重センサからの検出信号により前記車両シートに作用する荷重を検知する荷重検知手段と、
    前記荷重検知手段により検知された各荷重の相対的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前記車両シートにチャイルドシートが装着されているのか、あるいは前記車両シートに乗員が着座しているのかを判別する判別手段とを有するチャイルドシート検知装置において、
    前記判別手段は、
    前記荷重検知手段により検知された総荷重が所定の荷重以下の場合、前記車両シートに前記チャイルドシートが装着されているものと判断する第1の判断手段と、
    前記荷重検知手段により検出された総荷重が所定の荷重以上の場合、シートベルトの締め付け力が作用する一の荷重センサにより検出された荷重が前記総荷重の所定割合以下であるとき、乗員が着座しているものと判断する第2の判断手段と、
    前記シートベルトの締め付け力が作用する一の荷重センサにより検出された荷重が前記総荷重の所定割合以上であるとき、前記一の荷重センサにより検出された荷重の一定時間に対する変動率が所定範囲内であれば、前記チャイルドシートが装着されているものと判断する第3の判断手段と、
    を備えることを特徴とするチャイルドシート検知装置。
  2. 車両シートの複数箇所に配置された各荷重センサからの検出信号により前記車両シートに作用する荷重を検知する荷重検知手段と、
    前記荷重検知手段により検知された各荷重の相対的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前記車両シートにチャイルドシートが装着されているのか、あるいは前記車両シートに乗員が着座しているのかを判別する判別手段とを有するチャイルドシート検知装置において、
    前記判別手段は、前記車両シートに配置された複数の荷重センサのうち、シートベルトの締め付け力が作用する一の荷重センサが検出した荷重が他の荷重センサに比べて小さい値を示す場合に、前記チャイルドシートが装着されているものと判断することを特徴とするチャイルドシート検知装置。
  3. 車両シートの複数箇所に配置された各荷重センサからの検出信号により前記車両シートに作用する荷重を検知する荷重検知手段と、
    前記荷重検知手段により検知された各荷重の相対的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前記車両シートにチャイルドシートが装着されているのか、あるいは前記車両シートに乗員が着座しているのかを判別する判別手段とを有するチャイルドシート検知装置において、
    前記車両シートに前後方向にスライドさせたことを検出するスライドセンサを備え、
    前記判別手段は、前記スライドセンサにより前記車両シートが車両前方へスライド動作したことが検出されたとき、前記チャイルドシートが装着されているか否かを判断することを特徴とするチャイルドシート検知装置。
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