[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3658310B2 - Pwm制御回路、電動送風機及び電気掃除機 - Google Patents

Pwm制御回路、電動送風機及び電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP3658310B2
JP3658310B2 JP2000348964A JP2000348964A JP3658310B2 JP 3658310 B2 JP3658310 B2 JP 3658310B2 JP 2000348964 A JP2000348964 A JP 2000348964A JP 2000348964 A JP2000348964 A JP 2000348964A JP 3658310 B2 JP3658310 B2 JP 3658310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
electric blower
current
pwm
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000348964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002159195A (ja
Inventor
博之 櫛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2000348964A priority Critical patent/JP3658310B2/ja
Priority to DE60113221T priority patent/DE60113221T2/de
Priority to EP01309606A priority patent/EP1209805B1/en
Priority to US09/987,853 priority patent/US6545443B2/en
Publication of JP2002159195A publication Critical patent/JP2002159195A/ja
Priority to US11/014,664 priority patent/USRE40250E1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3658310B2 publication Critical patent/JP3658310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/28Arrangements for controlling current

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PWM制御回路、電動送風機及び電気掃除機に関する。ここでいう電気掃除機は、負圧を用いて様々な固体又は流体を収集領域に集める様々な機器を含む。
【0002】
【従来の技術】
電動送風機において、起動時の突入電流(オーバーシュート電流)と異常電流を判別する過電流保護機能を備えるものがある。図12に示すように、電動送風機の起動時に流れる電流は、瞬間的に大きいが、時間とともに下がる。一方、過負荷が継続的にかかったり、電動送風機がロック状態になると、過大な電流が流れ続ける。そこで、過電流検出値Izと過電流検出時間Tzを設定し、過電流検出値Izと過電流検出時間Tzを同時に検出するようにすれば、起動時の突入電流と異常電流とを判別することができる。即ち、Iz<Iで、Tz<Tbになると、異常電流と認識し、電流を遮断する。従来、このような機能を有する各種回路構成が提案されている。
【0003】
しかし、この方法では、時間こそ短いが、起動時に大きな電流が流れてしまい、電気回路上の電子部品に負荷を与えている。そこで、この起動時の突入電流をできるだけ抑える方法が提案されている。例えば、特開昭62−272877号公報に開示されている方法は、PWMインバータ装置において、起動時に一定の時間だけ短いパルス幅の信号を出力し、起動するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来例では、起動時に短いパルス幅の信号を出力する具体的な手段が記載されていない。
【0005】
そこで、本発明は、起動時に短いパルス幅の信号を出力する手段として、実現が容易な手段を提供し、起動時の突入電流(オーバーシュート電流)を減らすと共に、特に、電動送風機のような用途に適した、起動時の突入電流を減らす手段を提供するためのものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、搬送波信号と電流制御信号とを比較して当該電流制御信号の大きさに応じて決定されるパルス幅のPWM信号を発生させ、当該PWM信号に基づいて電動送風機のブラシレス電動機を駆動するインバータ回路を制御するPWM制御回路において、前記電動送風機の起動時に、前記ブラシレス電動機の回転位置検出処理を実行し、当該回転位置検出処理のタイミングで割込処理を実行し、当該割込処理毎に、記電流制御信号を変動させて前記PWM信号のパルス幅を増加させるようにした。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電動送風機のPWM制御回路において、前記電動送風機の起動時の突入電流より大きな過電流検出値を設定し、前記ブラシレス電動機の巻線に流れる電流が前記過電流検出値を超えたとき、前記電動送風機の回転を停止させる。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の電動送風機のPWM制御回路において、前記電動送風機の起動時に、前記電流制御信号を単調減少させ、前記PWM信号のパルス幅を単調増加させる。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の電動送風機のPWM制御回路において、前記回転位置検出手段の検出信号のエッジをトリガにして前記割込処理をする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の電動送風機のPWM制御回路において、前記PWM制御回路はマイクロプロセッサを備え、前記割込処理中に、前記回転位置検出手段の検出信号を入力する前記マイクロプロセッサの端子の機能を切替える。
【0011】
請求項6記載の発明は、ブラシレス電動機と、このブラシレス電動機に連結された送風機と、前記ブラシレス電動機の回転位置を検出する回転位置検出手段と、パルス信号を発生させるPWM制御回路と、前記パルス信号に基づいて前記ブラシレス電動機を駆動するインバータ回路と、を備え前記PWM制御回路は、搬送波信号を出力する搬送波発生手段と、前記搬送波信号と電流制御信号とを入力して比較し当該電流制御信号の大きさに応じて決定されるPWM信号を出力する比較手段と、前記ブラシレス電動機の起動時に、前記ブラシレス電動機の回転位置検出処理を実行し、当該回転位置検出処理のタイミングで割込処理を実行し、当該割込処理毎に、前記電流制御信号を変動させて前記パルス信号のパルス幅を増加させる手段と、を有している。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の電動送風機において、前記ブラシレス電動機の巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段によって検出した電流値が、起動時の前記ブラシレス電動機の突入電流よりも大きな過電流検出値を超えたときに、前記ブラシレス電動機の回転を停止させる手段と、を有している。
【0013】
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の電動送風機において、前記PWM制御回路が、前記ブラシレス電動機の起動時に、前記電流制御信号を単調減少させる手段と、前記パルス幅を単調増加させる手段と、を有する。
【0014】
請求項9記載の発明は、請求項6,7又は8記載の電動送風機において、前記回転位置検出手段の検出信号のエッジをトリガにして前記割込処理をする手段を有する。
【0015】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の電動送風機において、前記PWM制御回路はマイクロプロセッサを備え、前記割込処理中に、前記回転位置検出手段の検出信号を入力する前記マイクロプロセッサの端子の機能を切替える手段を有する。
【0016】
請求項11記載の発明の電気掃除機は、請求項1ないし5の何れか一記載のPWM制御回路を搭載したことを特徴とする。
【0017】
請求項12記載の発明の電気掃除機は、請求項6ないし10の何れか一記載の電動送風機を搭載したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図1ないし図11に基づいて説明する。
図1は、電動送風機1の駆動制御回路2を示す回路図である。この駆動制御回路2は、電源部3を駆動源として高周波駆動されるインバータ回路としてのインバータ回路部4から発生する高周波電流によって電動送風機1のブラシレス電動機5を回転駆動するという動作原理を備え、マイクロプロセッサ6を含むPWM(PWM:Pulse Width Modulation、パルス幅変調)制御回路としてのPWM制御部7によってインバータ回路部4を駆動制御するような回路構成となっている。以下、各部の詳細を説明する。
【0019】
電源部3において、商用交流電源PSからの交流電圧は、整流回路8及び平滑コンデンサ9による整流平滑作用により直流電圧に変換され、このような直流電圧の態様でインバータ回路部4に供給される。
【0020】
インバータ回路部4は、6個の半導体スイッチング素子(スイッチング素子)、例えばパワートランジスタを3相ブリッジ接続すると共に、各パワートランジスタと並列にダイオードを接続した構成になっている。このインバータ回路部4は、マイクロプロセッサ6を主体とするPWM制御部7によって出力されるPWM信号に基づいて制御され、交流電流を電動機5の電機子巻線10に供給する。
【0021】
ブラシレス電動機5は、3相のブラシレスDC電動機で、2極対の永久磁石11が埋設された回転子12と、複数の電機子巻線10を有する固定子13とを備える。回転子12のコアは、高い透磁率を有する珪素鋼等からなっている。
【0022】
ここで、電動送風機1の駆動制御回路2は、回転子12の回転位置を検出するための回転位置検出手段としての回転子位置検出手段14を備える。このような回転子位置検出手段14としては、電気角の120°間隔で設置した3つの磁気センサが用いられている。磁気センサとしては、ホールセンサやホールIC等がある。また、実施に際しては、その他の回転子位置検出手段14として、光学式パルスエンコーダを使用する構造、電流を流さない非通電期間に電機子巻線10に誘起される電圧を電圧位相検出手段によって検出する構造などが使用可能である。このような回転子位置検出手段14によって、回転子12の一定間隔毎の磁極位置を検出し、PWM制御部7のマイクロプロセッサ6は、その検出情報である磁極位置を用いて回転子12の回転速度や、各相の通流タイミングを演算して、固定子13の電機子巻線10に適切な電流を与え、回転磁界を発生させる構造となっている。
【0023】
また、電動送風機1の駆動制御回路2は、ブラシレス電動機5における電機子巻線10に流れる電流を検出する電機子電流検出手段15を備える。この電機子電流検出手段15は、ブラシレス電動機5における電機子巻線10に流れる電流を検出する検出手段として構成されている。このような電機子電流検出手段15は、U、V、Wの各相の巻線に流れる電流、Iu、Iv、Iwを検知するための3つの電流センサや、3つの抵抗の両端電圧をPWM制御部7で検出する回路によって構成されている。
【0024】
さらに、電動送風機1の駆動制御回路2は、電機子巻線10に流れる電流を検出する前記とは別の手段として、インバータ回路部4に流れる電流Iinを検出するインバータ回路電流検出手段16と、インバータ回路部4への入力電圧Vdcを検出するインバータ回路入力電圧検出手段17とを備える。インバータ回路電流検出手段16は、電機子巻線10に流れる電流を検出する前記とは別の手段として、インバータ回路部4に流れる電流Iinを検出する物理量検出手段として構成されている。このようなインバータ回路電流検出手段16は、電流センサや、整流回路8と平滑コンデンサ9との間に介在接続された抵抗の両端電圧をPWM制御部7で検出する回路によって構成されている。
【0025】
また、インバータ回路入力電圧検出手段17は、インバータ回路部4への入力電圧Vdcを検出する物理量検出手段として構成されている。このようなインバータ回路入力電圧検出手段17は、整流回路8と平滑コンデンサ9によって整流平滑されてインバータ回路部4に入力される入力電圧VdcをPWM制御部7で検出する回路によって構成されている。
【0026】
図2は、遠心型の送風機18の羽根車21の形状を示す概略図である。このような遠心型の送風機18は、電気掃除機用として、従来から広く使用されている。羽根車21は、主板22、側板23及び複数の羽根24から構成されており、羽根24には複数の凸部が設けられていて、主板22と側板23に設けられた穴に嵌合し加締られて、各々が固定される。
【0027】
次いで、PWM制御部7におけるブラシレス電動機5の制御について説明する。ここでは、上述した電動送風機1のハードウエア構成を共有する制御について説明する。
【0028】
図3は本実施の形態の機能ブロック図である。PWM制御部7が備えるマイクロプロセッサ6は、各種演算処理を実行して各部を集中制御するCPUと各種のメモリとを備えるマイクロコンピュータ(図示せず)であり、メモリに格納された動作プログラムに従い所定の演算処理と各種信号の入出力処理とを実行し、これによって各部を制御する。図3に示す機能ブロック図は、主に、そのようなマイクロプロセッサ6の機能をブロック図化して示している。
【0029】
PWM制御部7は、外部指令部20から出される指令に基づいて、基本的に電動送風機1のブラシレス電動機5の回転子12の磁極位置を検出し、各相への通流タイミングをとり、PWM信号を出力する。
【0030】
このようなPWM制御部7を構成する機能要素として、PWM制御部7は、回転子12の磁極位置、インバータ回路入力電圧及び電流などの電動送風機1に係る物理量の検出部25,33,34、通流タイミング制御部26、回転速度演算部28、回転速度制御部29、電流制御部31、搬送波発生部30、及び比較部32を備えており、マイクロプロセッサ6で処理される。また、これらはソフトウエア処理することも可能である。ソフトウエア処理の利点は、電動送風機1の用途に応じて、ハードウエアを変更することなく、その機能を容易に変更することができることである。
【0031】
このPWM制御部7の基本機能は、電流制御部31において、外部指令部20から与えられる電流指令値Iin*及び電動送風機1に関する物理量の検出値に基づいて、電流制御出力値Iout*が生成され、この電流制御出力値Iout*は、PWM発生部としての比較部32に比較入力され、比較基準として搬送波発生部30から三角波信号が与えられることによって比較部32の出力にPWM信号が取り出される。そして、このPWM信号と、磁極位置検出部25の検出値に基づく通流タイミング制御部26から与えられる各相への通流タイミング信号とにより、適切なPWM信号を発生させる。
【0032】
こうして生成されたPWM信号を受けてドライブ回路19によってインバータ回路部4における半導体スイッチング素子が選択的に駆動制御され、これによって高周波の電圧出力が電動機5の電機子巻線10に供給されてブラシレス電動機5が駆動される。
【0033】
次に、回転速度制御部29の機能について説明する。回転速度制御部29では、回転子12の回転子位置検出手段14によって検出される角度とその経過時間から算出される回転速度演算値Rが、機械的強度などから決まる回転子12の上限回転速度とを比較し、回転速度演算値Rが上限回転速度を越えた場合、回転速度を上限回転速度内に抑えるように制御する。
【0034】
また、回転速度制御部29では、例えば、比例積分制御系となっており、外部指令部20の指令に基づいてマイクロプロセッサ6が各種の駆動モードを認識し、各駆動モードに応じて認識される回転速度指令値Rin*から、回転子12の回転子位置検出手段14によって検出される角度とその経過時間から算出される回転速度演算値Rとを減算し、その減算結果を参照しつつ、(1)式のような式を用いて回転速度出力値Rout*を得る。
【0035】
Figure 0003658310
(1)式中、Rout*は回転速度出力値、Eは回転速度指令値Rin*と回転速度演算値Rとの誤差、Kpは比例ゲイン、Kiは積分ゲイン、Tは回転速度の検出周期を各々示す。
【0036】
そして、電流制御部31では、回転速度制御部29から与えられる回転速度制御出力値Rout*及び電動送風機1に関する物理量の検出値に基づいて電流制御出力値Iout*が生成される。この電流制御出力値Iout*は、PWM波形発生部としての比較部32に比較入力され、比較基準として搬送波発生部30からの三角波信号が与えられることによって比較部32の出力にPWM波形が取り出される。そして、このPWM波形と、通流タイミング制御部26から与えられる各相への通流タイミングとにより、適切なPWM信号を発生させる。
【0037】
そして前記同様に、生成されたPWM信号を受けてドライブ回路19によってインバータ回路部4における半導体スイッチング素子が選択的に駆動制御され、これによって高周波の電圧出力がブラシレス電動機5の電機子巻線19に供給されてブラシレス電動機5が駆動される。
【0038】
このような構成において、電動送風機1を構成するブラシレス電動機5は、インバータ回路部4からの電流によって回転駆動され、これによって羽根車21が回転する。電動送風機1は、羽根車21の回転によって流体、例えば空気を吸引する。この際、ブラシレス電動機5は、外部指令部20の状態、ブラシレス電動機5の回転子12の回転位置、インバータ回路部4に流れる電流等に応じて最適な状態で回転駆動される。
【0039】
図4は、PWMの搬送波信号及びPWM制御部7から出力されるPWM信号の関係を示すタイミングチャートである。マイクロプロセッサ6は、或る決められた周期で割込信号を発生させるか、又は、外部から割込信号を受け、この割込信号をトリガとして回転位置検出を含む割込処理を始める。そして前述したように、回転速度演算、回転速度制御、各物理量の検出、電流制御などを処理し、電流制御出力値Iout*を演算する。
【0040】
そして、この電流制御出力値Iout*は、PWM発生部としての比較部32に比較入力され、比較基準として搬送波発生部30から周期Tpの搬送波が与えられることによって比較部32の出力にPWM波形が取り出される。図4に示す例では、搬送波信号の値が、電流制御出力値Iout*以上になると、PWM信号がアクティブになる。よって、このPWM信号の出力周期もTpになる。このようにして、電流制御部31の出力値を、パルス幅に反映し、電機子巻線10に流れる電流量を制御することによって、所望の出力の電動送風機1を得るようにする。
【0041】
なお、搬送波発生部30からの搬送波の周期Tpは可変であり、また、搬送波の値は、所望なタイミングでリセット(ゼロに)することもある。例えば、電動送風機1の各駆動モードに合わせて、割込信号が発生した時に搬送波信号の値をリセットすると、PWM制御部7から出力されるパルスの数をより正確に制御することができる。
【0042】
図5は、PWM制御回路部7の主に、マイクロプロセッサ6における起動時の動作制御例を示すフローチャートチャートである。各種レジスタやフラグの設定、搬送波発生方法など、本発明の内容に直接的に関連の薄い動作の記載は、省略している。
【0043】
このPWM制御部7において、外部指令部20などから与えられる指令に基づいて、まず、図5(a)に示すように、起動時に(ステップS1)、ブラシレス電動機5の回転子12の停止位置を検出する(S2)。次に、電流制御出力値Iout*の初期値X1を設定する(S4)。この初期値X1は、目標とする設定値Xmよりも大きく設定する。そして、その電流制御出力値Iout*と搬送波信号とを比較し、PWM信号を発生させ(S5)、先に検出した回転子12の停止位置に基づいて、適切な相に対応するPWM信号を出力する(S6)。このPWM信号によりインバータ回路部4が動作し、回転子12が回転を始める。
【0044】
その後、マイクロプロセッサ6内部のタイマー信号や外部からの信号により、適時、図5(b)に示すように、回転子21の回転位置を検出する割込処理を行い、その検出値に基づいて適切な相に対応するPWM信号を出力する(S11〜S19)。
【0045】
本実施の形態では、起動時に、前述の回転位置を検出する割込処理の中で(S11,S12)、搬送波信号と比較する電流制御出力値を変更し、PWM信号のパルス幅を増加させる。このような処理は、回転位置を検出する度に、PWM信号のパルス幅をスムーズに増加させることができ、電動送風機1を起動する時の突入電流を小さくすることができる。また、電動送風機1の回転制御に必要な回転位置検出を行う割込処理に追加するだけでよいので、新たな割込処理を設定する必要がなく、ソフトウエアの構成も複雑にならず、さらに、メモリ容量の節約になる。
【0046】
電機子巻線10に流れる電流は、電機子電流検出手段15やインバータ回路電流検出手段16によって検出し、この電流検出値が、起動時の突入電流よりも大きく設定された過電流検出値を超えたとき、ブラシレス電動機5の回転を停止させる。これにより、駆動制御回路2の電子部品の信頼性が向上する。
【0047】
図5では、時間変数DELAYを使い(S3)、起動時に、一定時間が経過する度に(S13)、電流制御出力値Iout*(変数)を、例えば、Iout*−2=Iout*というように単調に減少させ(S15〜S17)、PWM信号のパルス幅PWを単調に増加させている(S14)。
【0048】
この起動時の、時間、電流制御出力値Iout*及びパルス幅PWの関係を図6に示す。このように電流制御出力値Iout*を単調減少させ、PWM信号のパルス幅を単調増加させる方法は、設定が容易で、かつ、突入電流を小さくすることができる。なお、電流制御出力値Iout*の単調減少の度合は、本発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設定が可能であることは勿論である。
【0049】
図7は、回転子位置検出手段14としてホールICを使用し、3つのホールICを固定子13に電気角120°間隔で設置したときの、ホールICの出力信号とそのホールICの信号のエッジによって割込処理が発生している状態を示している。この方法では、回転子21が回転を始めれば、電気角60°毎に自動的に割込処理が始まり、回転位置検出処理とともにPWM信号のパルス幅を増加させる。この割込処理は、マイクロプロセッサ6でタイマー等による割込信号の作成などを行う必要がないので、設定が簡単である。また、回転数の上昇に伴って、割込処理の発生間隔が短くなり、逆に、始動時の回転数が低いときは、割込処理の発生時間も長くなるので、始動時の初めに、パルス幅の増加の度合を緩やかにすることが容易である。
【0050】
図8は、ホールICの出力信号を入力するマイクロプロセッサ6の端子36a〜36cの機能を説明した説明図であり、図9は、割込処理中に端子36a〜36cの機能を切替える動作制御を示すフローチャートである。端子36a〜36cは、まず、ホールIC1〜ホールIC3の信号のエッジを検出し割込信号を発生させる機能を与えられている。そして、その割込処理の中で、磁極位置を検出機能に切替える(S10)。そして、磁極位置検出が終わると、ホールIC1〜ホールIC3の信号のエッジを検出する機能に戻る(S20)。このように、回転子位置検出手段14の出力信号を入力する端子36a〜36cを有効に使うことによって、マイクロプロセッサ6とセンサとの新たな配線が必要無くなり、また、マイクロプロセッサ6の端子35の総数を減らすことができる。
【0051】
また、前述したPWM制御回路部7や電動送風機1は、電気掃除機に搭載可能である。図10は、電気掃除機37の外観構成を示す斜視図である。この電気掃除機37は、電気掃除機37の基体をなすハウジング38に対して、先端部に吸込口体39を着脱自在に備えた2分割構成の延長管40が着脱自在に接続されるホース41が着脱自在に取り付けられて構成されている。
【0052】
ハウジング38には、ブラシレス電動機5と送風機18などからなる電動送風機1が内蔵されている。そして、ホース41は、その基端が図示しない集塵室を介して電動送風機1の吸込側に連通するようにハウジング38に接続されており、そのホース41の先端には後方に向けてホース41から分岐する形状の手元操作部43が設けられている。この手元操作部43は、後方に向けてホース41から分岐する先端の自由端の部分が握り部42となっており、この握り部42を握った操作者の親指で操作可能な位置には操作ボタン44が設けられている。その操作ボタン44は、電動送風機1の電源スイッチを兼ね、この電動送風機1を各々異なる駆動状態にする複数種類の運転モードを選択設定することができるように構成されている。つまり、操作ボタン44は、例えば、停止、弱、中、強の4段階に運転モードを切り換える。さらに、先端部に吸込口体39を着脱自在に備えた2分割構成の延長管40は、その手元操作部43に対して着脱自在に取り付けられている。
【0053】
電気掃除機37において、起動時間1〜3秒程度で、電動送風機1の回転数を40000〜50000rpm程度に上げる必要がある。このような電気掃除機37用の電動送風機1において、回転子位置検出手段14の検出信号のエッジをトリガにして割込処理を行い、その割込処理の中で、PWM信号のパルス幅を増加させることは大変有効である。というのも、この方法では、回転子21が回転を始めれば、自動的に割込処理が始まり、回転数の高低に伴って、割込処理の発生間隔が変化する。即ち、始動時の回転数が低いときは、割込処理の発生時間が長く、回転数が高いときは、割込処理の発生間隔が短くなる。従って、起動時の突入電流が大きくなりやすいときは、自動的にパルス幅の増加の度合が緩やかで、突入電流を抑えることができる。さらに、突入電流のピークが過ぎて降下し始めてからは、自動的にパルス幅の増加の度合を加速させ、起動時間1〜3秒程度という短い時間で、40000〜50000rpmという高い回転数に上げることができる。
【0054】
本実施の形態により、図11に示すように、突入電流を減少させることができる。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、電動送風機の起動時に、前記ブラシレス電動機の回転位置検出処理を実行し、当該回転位置検出処理のタイミングで割込処理を実行し、当該割込処理毎に、前記電流制御信号を変動させて前記PWM信号のパルス幅を増加させることによって、容易に突入電流を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動送風機の駆動制御回路を示す回路図である。
【図2】遠心型送風機の羽根車を示す概略図である。
【図3】電動送風機の制御に係るPWM制御部の構成を示す機能ブロック図である。
【図4】PWM信号及び搬送波信号を示すタイミングチャートである。
【図5】起動時におけるPWM制御部の動作を示すフローチャートである。
【図6】起動時における時間、電流制御出力値Iout*及びパルス幅PWの関係を示す説明図である
【図7】磁気センサの信号と割込処理との関係を示す説明図である。
【図8】マイクロプロセッサの端子の機能を示す説明図である。
【図9】マイクロプロセッサの端子の機能変更を含む割込処理動作を示すフローチャートである。
【図10】電気掃除機の外観構成を示す斜視図である。
【図11】突入電流及び過電流保護を示す説明図である。
【図12】従来の技術における突入電流及び過電流保護を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電動送風機
2 駆動制御回路
4 インバータ回路部
5 ブラシレス電動機
6 マイクロプロセッサ
7 PWM制御回路
10 巻線
14 回転位置検出手段
15 電流検出手段
18 送風機
30 搬送波発生手段
32 比較手段

Claims (12)

  1. 搬送波信号と電流制御信号とを比較して当該電流制御信号の大きさに応じて決定されるパルス幅のPWM信号を発生させ、当該PWM信号に基づいて電動送風機のブラシレス電動機を駆動するインバータ回路を制御するPWM制御回路において、
    前記電動送風機の起動時に、前記ブラシレス電動機の回転位置検出処理を実行し、当該回転位置検出処理のタイミングで割込処理を実行し、当該割込処理毎に、前記電流制御信号を変動させて前記PWM信号のパルス幅を増加させるようにしたことを特徴とする電動送風機のPWM制御回路。
  2. 前記電動送風機の起動時の突入電流より大きな過電流検出値を設定し、前記ブラシレス電動機の巻線に流れる電流が前記過電流検出値を超えたとき、前記電動送風機の回転を停止させることを特徴とする請求項1記載の電動送風機のPWM制御回路。
  3. 前記電動送風機の起動時に、前記電流制御信号を単調減少させ、前記PWM信号のパルス幅を単調増加させることを特徴とする請求項1又は2記載の電動送風機のPWM制御回路。
  4. 前記回転位置検出手段の検出信号のエッジをトリガにして前記割込処理をすることを特徴とする請求項1,2又は3記載の電動送風機のPWM制御回路。
  5. 前記PWM制御回路はマイクロプロセッサを備え、前記割込処理中に、前記回転位置検出手段の検出信号を入力する前記マイクロプロセッサの端子の機能を切替えることを特徴とする請求項4記載の電動送風機のPWM制御回路。
  6. ブラシレス電動機と、
    このブラシレス電動機に連結された送風機と、
    前記ブラシレス電動機の回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    ルス信号を発生させるPWM制御回路と、
    前記パルス信号に基づいて前記ブラシレス電動機を駆動するインバータ回路と、
    を備え
    前記PWM制御回路は、
    搬送波信号を出力する搬送波発生手段と、
    前記搬送波信号と電流制御信号とを入力して比較し当該電流制御信号の大きさに応じて決定されるパルス幅のPWM信号を出力する比較手段と、
    前記ブラシレス電動機の起動時に、前記ブラシレス電動機の回転位置検出処理を実行し、当該回転位置検出処理のタイミングで割込処理を実行し、当該割込処理毎に、前記電流制御信号を変動させて前記パルス信号のパルス幅を増加させる手段と、
    を有していることを特徴とする電動送風機。
  7. 前記ブラシレス電動機の巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段によって検出した電流値が、起動時の前記ブラシレス電動機の突入電流よりも大きな過電流検出値を超えたときに、前記ブラシレス電動機の回転を停止させる手段と、を有していることを特徴とする請求項6記載の電動送風機。
  8. 前記PWM制御回路が、前記ブラシレス電動機の起動時に、前記電流制御信号を単調減少させる手段と、前記パルス幅を単調増加させる手段と、を有することを特徴とする請求項6又は7記載の電動送風機。
  9. 前記回転位置検出手段の検出信号のエッジをトリガにして前記割込処理をする手段を有することを特徴とする請求項6,7又は8記載の電動送風機。
  10. 前記PWM制御回路はマイクロプロセッサを備え、前記割込処理中に、前記回転位置検出手段の検出信号を入力する前記マイクロプロセッサの端子の機能を切替える手段を有することを特徴とする請求項9記載の電動送風機。
  11. 請求項1ないし5の何れか一記載のPWM制御回路を搭載したことを特徴とする電気掃除機。
  12. 請求項6ないし10の何れか一記載の電動送風機を搭載したことを特徴とする電気掃除機。
JP2000348964A 2000-11-16 2000-11-16 Pwm制御回路、電動送風機及び電気掃除機 Expired - Fee Related JP3658310B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000348964A JP3658310B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 Pwm制御回路、電動送風機及び電気掃除機
DE60113221T DE60113221T2 (de) 2000-11-16 2001-11-14 Steuerung für eine Motorgebläse und ein Staubsauger mit einer solchen Steuerung
EP01309606A EP1209805B1 (en) 2000-11-16 2001-11-14 A drive control device for a motor-driven blower and an electric vacuum cleaner including the same
US09/987,853 US6545443B2 (en) 2000-11-16 2001-11-16 Pulse width modulation circuit controlling output current of an inverter circuit for motor-driven blower or electric vacuum cleaner
US11/014,664 USRE40250E1 (en) 2000-11-16 2004-12-17 Pulse width modulation circuit controlling output current of an inverter circuit for motor-driven blower or electric vacuum cleaner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000348964A JP3658310B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 Pwm制御回路、電動送風機及び電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002159195A JP2002159195A (ja) 2002-05-31
JP3658310B2 true JP3658310B2 (ja) 2005-06-08

Family

ID=18822446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000348964A Expired - Fee Related JP3658310B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 Pwm制御回路、電動送風機及び電気掃除機

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6545443B2 (ja)
EP (1) EP1209805B1 (ja)
JP (1) JP3658310B2 (ja)
DE (1) DE60113221T2 (ja)

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4045730B2 (ja) * 2000-09-14 2008-02-13 株式会社デンソー 車両用交流発電機
SE519223C2 (sv) * 2000-09-18 2003-02-04 Hoernell Internat Ab Förfarande och anordning för konstanthållning av flödet från en fläkt
US6721496B2 (en) * 2001-10-24 2004-04-13 Marcus Allen Smith Electrical resonance circuits for high efficiency direct current motors
JP3789843B2 (ja) * 2002-03-29 2006-06-28 三洋電機株式会社 ブラシレスモータの回転数制御方法及びこれを用いた洗濯機
JP4167863B2 (ja) * 2002-07-30 2008-10-22 株式会社日立製作所 同期モータの制御装置とこれを用いた機器
DE10393212T5 (de) * 2002-09-13 2005-09-29 Tokyo Electron Ltd. Drehantriebsvorrichtung und -verfahren
TWM243854U (en) * 2003-02-24 2004-09-11 Sunonwealth Electr Mach Ind Co Speed control circuit for a brushless DC motor
US7251858B2 (en) * 2004-01-23 2007-08-07 Panasonic Corporation Of North America Floor care apparatus with multiple agitator speeds and constant suction power
US7049771B2 (en) * 2004-01-27 2006-05-23 Nippon Yusoki Co., Ltd. Multi-phase carrier signal generator and multi-phase carrier signal generation method
GB2410847A (en) * 2004-02-05 2005-08-10 Dyson Ltd Control of motor winding energisation according to rotor angle
GB2410848A (en) * 2004-02-05 2005-08-10 Dyson Ltd Voltage compensation in switched reluctance motor
US7049778B2 (en) * 2004-02-09 2006-05-23 Nippon Yusoki Co., Ltd. Inverter control apparatus and inverter control method
JP4409313B2 (ja) * 2004-02-24 2010-02-03 株式会社デンソー ブラシレスモータ駆動装置
DE112004001742B4 (de) * 2004-06-11 2014-05-28 Mitsubishi Denki K.K. Motorsteuerverfahren und vorrichtung zur durchführung des verfahrens
KR100586993B1 (ko) * 2004-09-08 2006-06-08 삼성전자주식회사 3상 모터의 초기 구동방법
US20060204383A1 (en) * 2005-03-08 2006-09-14 Hiroyuki Kushida Electric vacuum cleaner
US7932693B2 (en) * 2005-07-07 2011-04-26 Eaton Corporation System and method of controlling power to a non-motor load
JP4079962B2 (ja) * 2005-08-30 2008-04-23 株式会社東芝 電気掃除機
US7782005B2 (en) * 2006-11-07 2010-08-24 Nissan Motor Co., Ltd. Power converter control
JP5242974B2 (ja) 2007-08-24 2013-07-24 株式会社マキタ 電動工具
GB2469129B (en) 2009-04-04 2013-12-11 Dyson Technology Ltd Current controller for an electric machine
GB2469127A (en) * 2009-04-04 2010-10-06 Dyson Technology Ltd Overcurrent control system for an electric machine
GB2469140B (en) 2009-04-04 2013-12-11 Dyson Technology Ltd Control of an electric machine
GB2469128A (en) * 2009-04-04 2010-10-06 Dyson Technology Ltd Generating control signals for an electric machine from a position sensor
GB2469133B (en) 2009-04-04 2014-04-23 Dyson Technology Ltd Control system for an electric machine
GB2469130B (en) * 2009-04-04 2014-01-29 Dyson Technology Ltd Control system for an electric machine
GB201006386D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of a brushless motor
GB201006390D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of a brushless motor
GB201006396D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of a brushless motor
GB201006398D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of a brushless motor
GB201006391D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of a brushless permanent-magnet motor
GB201006397D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of a brushless motor
GB201006387D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of a brushless motor
GB201006388D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of brushless motor
GB201006395D0 (en) 2010-04-16 2010-06-02 Dyson Technology Ltd Control of a brushless motor
GB2484289B (en) 2010-10-04 2013-11-20 Dyson Technology Ltd Control of an electrical machine
JP2012090733A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Toshiba Corp 電気掃除機
TWI462458B (zh) * 2011-09-09 2014-11-21 Delta Electronics Inc 具死區開路補償功能之驅動器
IL218743A0 (en) * 2012-03-20 2012-07-31 Mostovoy Alexander A method of converting electromagnetic energy into mechanical one an apparatus for effecting this conversion
CN103986123B (zh) 2013-02-08 2016-08-17 华硕电脑股份有限公司 交换式电源供应电路
US9379657B2 (en) * 2013-12-16 2016-06-28 Wisconsin Alumni Research Foundation Unity power factor induction machine
CN107710593A (zh) * 2015-05-29 2018-02-16 日本电产株式会社 直流无刷马达控制装置
EP3411204B1 (en) 2016-02-03 2021-07-28 Milwaukee Electric Tool Corporation System and methods for configuring a reciprocating saw
DE102017125956A1 (de) * 2017-11-07 2019-05-09 Miele & Cie. Kg Verfahren zum Betrieb eines elektrischen Antriebs, vorzugsweise eines Gebläses und/oder einer Bürste eines Staubsaugers oder eines Staubsaugroboters
JP7375377B2 (ja) * 2019-08-28 2023-11-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US11910990B2 (en) 2019-10-03 2024-02-27 Techtronic Floor Care Technology Limited System and method for controlling a motor at a constant rotations per minute (RPM)
WO2021141778A1 (en) 2020-01-06 2021-07-15 Techtronic Cordless Gp Cleaning system with full recovery tank shutoff
CN112512248A (zh) * 2020-12-14 2021-03-16 西安新程万创信息技术有限公司 一种基于互联网教育咨询服务系统

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272877A (ja) 1986-05-16 1987-11-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd インバ−タ装置
JP2880777B2 (ja) * 1990-08-28 1999-04-12 株式会社東芝 洗濯機
US5345156A (en) * 1993-12-30 1994-09-06 Whirlpool Corporation Control for high speed operation of brushless permanent magnet motor
US5448141A (en) * 1994-03-18 1995-09-05 North Carolina State University Adjustable speed drive for residential applications
EP0695024B1 (en) * 1994-07-01 2003-02-26 Sharp Kabushiki Kaisha Air conditioning device
JP3546482B2 (ja) * 1994-09-20 2004-07-28 ダイキン工業株式会社 ブラシレスdcモータ
AU7455196A (en) * 1995-10-17 1997-05-07 Fasco Industries, Inc. A brushless dc motor assembly
JPH09219990A (ja) * 1996-02-14 1997-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd センサレスdcブラシレスモータの制御駆動装置
JP3290354B2 (ja) * 1996-07-05 2002-06-10 株式会社東芝 洗濯機及び洗濯機の駆動方法
JP3489071B2 (ja) 1997-02-07 2004-01-19 株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール ブラシレスモータの駆動制御装置
DE69914242T2 (de) * 1998-03-23 2004-11-04 Hitachi, Ltd. Steuervorrichtung für einen bürstenlosen Motor und Maschine mit bürstenlosem Motor
JP3664294B2 (ja) * 1999-02-25 2005-06-22 東芝テック株式会社 電気掃除機
JP2000316294A (ja) * 1999-04-27 2000-11-14 Hitachi Ltd 直流ブラシレスモータ駆動装置及びこれを用いた空気調和機
US6611117B1 (en) * 2000-04-21 2003-08-26 Minebea Co., Ltd. Drive circuit for a brushless DC motor

Also Published As

Publication number Publication date
EP1209805A1 (en) 2002-05-29
DE60113221T2 (de) 2006-01-12
US20020057069A1 (en) 2002-05-16
EP1209805B1 (en) 2005-09-07
DE60113221D1 (de) 2005-10-13
US6545443B2 (en) 2003-04-08
JP2002159195A (ja) 2002-05-31
USRE40250E1 (en) 2008-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3658310B2 (ja) Pwm制御回路、電動送風機及び電気掃除機
US6624606B2 (en) Drive control circuit for three-phase brushless motor, motor-driven blower and electric vacuum cleaner
JP3656901B2 (ja) 電気掃除機用電動送風機のインバータ制御回路を用いた駆動制御回路及びこの駆動制御回路を用いた電気掃除機
US9425720B2 (en) Electric motor and motor control
JP4769249B2 (ja) 外科用機械及び外科用機械の制御及び/又は調整方法
JP4259173B2 (ja) 電動圧縮機の駆動装置
JP2004162860A (ja) 自律型インバータ駆動油圧ユニットの昇温制御方法およびその装置
JP6929460B2 (ja) 永久磁石式同期モータおよび換気送風機
JP3334585B2 (ja) 電気掃除機
JP2865795B2 (ja) 電気掃除機
JP2679988B2 (ja) 電気掃除機
JP2855853B2 (ja) 電気掃除機
JP2023031617A (ja) 電動作業機
JP3613063B2 (ja) ブラシレスモータの制御装置及びこのモータを使用した機器
JP3039558B2 (ja) 電気掃除機
JPH05219785A (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JP2004088838A (ja) モータ制御装置
JPH10234195A (ja) 電動機の速度制御方法及び装置
JPH03207293A (ja) 回転体の駆動装置及び真空ポンプ
JPH1189275A (ja) ブラシレスモータ駆動制御装置およびそれを用いた電気機器
JP2893969B2 (ja) 電気掃除機の運転方法
JP2024104536A (ja) モータ駆動制御装置およびモータ駆動制御方法
JP4920764B2 (ja) 電気掃除機
KR20110132939A (ko) 모터 및 이를 구비한 압축기의 운전 제어 장치
JP2022059935A (ja) 電気角推定装置、モータ、掃除機、及び電気角推定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3658310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080318

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080318

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080318

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees