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JP3448110B2 - 吸引機構を有するドリル／チゼル装置 - Google Patents

吸引機構を有するドリル／チゼル装置

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JP3448110B2
JP3448110B2 JP25226994A JP25226994A JP3448110B2 JP 3448110 B2 JP3448110 B2 JP 3448110B2 JP 25226994 A JP25226994 A JP 25226994A JP 25226994 A JP25226994 A JP 25226994A JP 3448110 B2 JP3448110 B2 JP 3448110B2
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drill
opening
separator
filter element
chisel device
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JP25226994A
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オーバーマイアー ヨーゼフ
ミューラ−ボイゼン ウルリッヒ
コイシュ ジークフリート
ガッファル ペーター
Original Assignee
ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト
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Publication date
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    • B23Q11/0046—Devices for removing chips by sucking
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【技術分野】本発明は、セパレータを有する吸引機構を
装置本体に対して着脱可能に結合してなる手持式ドリル
／チゼル装置に関するものである。
【０００２】
【背景技術】コンクリート、岩石等の加工に際して生じ
るドリル屑を吸引するために、吸引機構を有するドリル
／チゼル装置は既知である。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許第 40 24 022号明細
書には、セパレータをフィルターバッグで構成した吸引
機構を具えるドリル／チゼル装置が開示されている。し
かるに、フィルターバッグは、その多孔性内壁が塵芥で
目詰まりを生じ、切削屑の吸引に必要とされるフィルタ
ーバッグ内での循環気流が抑制され、ひいては吸引力が
早期に低下する欠点を有している。
【０００４】
【発明の開示】本発明の課題は、吸引機構を具えるドリ
ル／チゼル装置において、セパレータによる循環気流の
抑制が生じない構成を提案することにある。
【０００５】この課題を解決するため、本発明は、セパ
レータを有する吸引機構を装置本体に対して着脱可能に
結合してなる手持式ドリル／チゼル装置において、セパ
レータは、吸引機構に着脱可能に結合されるハウジング
と、フィルター素子とを具え、該フィルター素子により
前記ハウジングが互いに分離した第１及び第２室に区分
され、これら第１及び第２室室にはそれぞれセパレータ
の流入開口部である第１開口部及び流出開口部である第
２開口部が接続され、少なくとも第１開口部の開口面が
フィルター素子におけるフィルター面に対してほぼ直角
に延在することを特徴とするものである。
【０００６】本発明によれば、フィルター面に対してほ
ぼ直角に延在する、セパレータの流入開口部である第１
開口部から、フィルター面に対して平行にセパレータに
流入する気流により、フィルター面の表面が浄化され、
フィルター面に付着するドリル塵をフィルター面から吹
き飛ばすことが可能である。
【０００７】セパレータはフィルター素子により２個の
室に分割され、第１室には吸引された切削物及びフィル
ター面から吹き飛ばしたドリル塵が補集される。その場
合、切削物及びドリル塵は概ね第１開口部に向かう。第
２室は気流を、例えば、吸引機構における吸引ブロワに
向けてフィルター面から自由に流出させる機能を発揮す
る。
【０００８】セパレータを小型化するため、 両開口部の
開口面は互いにほぼ直交させるのが有利である。この場
合には、セパレータを吸引機構に装着する際に、 セパレ
ータの両開口部を対応する導入流路及び導出流路に連続
的に接続することも可能である。
【０００９】本発明による分離装置は清掃のため又は所
要に応じて新たなセパレータを吸引機構に装着するた
め、一定の間隔で吸引機構から取り外すことができる。
より良好な操作のために、セパレータは、ばね負荷され
たチェック弁により第１開口部が閉鎖される構成とする
のが有利である。この場合、第１開口部は導入流路から
分離されると同時に自動的に閉鎖される。したがって、
第１室内に集めた切削物は、第１開口部を経てセパレー
タ外部に排出されることはない。
【００１０】経済性及び製造技術上の観点から、フィル
ター素子は折畳み型フィルターにより構成するのが有利
である。折畳み型フィルターは互いに平行に配置された
多数のフィルター面を有し、これらのフィルター面は全
体的に見れば面積の極めて大きなフィルター面を形成
し、セパレータを貫通する気流がフィルター素子を一層
良好に通過する点で有利である。
【００１１】環境、操作及び製造技術上の観点から、フ
ィルター素子は紙製とするのが有利である。特に、フィ
ルター素子の製造には、他用途に転用し得ない程度に低
品質の再生古紙を使用することができる。このようなフ
ィルター素子の製造コストは原料費が廉価であるために
極めて低く押さえることが可能である。
【００１２】セパレータに補集される切削物の体積の増
加に応じて重量も増加するため、フィルター素子を軽量
に形成することが特に重要である。この種のフィルター
素子の処理を考慮し、本発明によるセパレータは、例え
ば、フィルター素子を交換可能形式として構成すること
もできる。この場合には、使用不能となったフィルター
素子のみを処分すればよい。
【００１３】
【最良の実施形態】以下、図示実施例につき本発明を一
層具体的に説明する。
【００１４】図１は、本発明の好適実施例による手持式
のドリル／チゼル装置を示し、このドリル／チゼル装置
は、装置本体１の後部に握り２を有する構成とされてい
る。握り２は、図示しない内蔵スイッチをオン・オフ作
動させるための引金３を具える。この内蔵スイッチを用
いてドリル／チゼル装置を起動・停止させることは言う
までもない。給電ケーブル４を握り２の下端に引き込
み、かつ、弾性ノズル５により機械的損傷から保護す
る。さらに、ドリル／チゼル装置は握り２とは反対側に
位置する前端部にチャック６を有し、このチャック６に
よりドリル及び／又はチゼル工具７を把持するものであ
る。加工すべき基盤Ａにおける被加工領域から切削屑Ｂ
を吸引するため、ドリル／チゼル装置の装置本体１に吸
引機構８を着脱可能に配置する。吸引機構８は、吸引ヘ
ッド９、吸入管10、 ばね負荷されて側方に旋回可能とし
た蓋22を有するセパレータ11、並びに吸引ブロワ（図示
せず）で構成する。吸引ヘッド９は工具７の加工領域に
配置する。また、吸引管10は、吸引ヘッド９からセパレ
ータ11における第１開口部12の領域まで延在させる。
【００１５】基盤Ａの加工に際して排出される切削屑Ｂ
は、加工により生じるドリル塵と共に吸引機構８によっ
て吸引する。図示しない吸引ブロワはセパレータ11に接
続されて負圧気流を発生する。 この負圧気流は、 切削屑
Ｂのみならずドリル塵をも、加工箇所から吸引ヘッド９
及び吸引管10を経てセパレータ11まで高速で吸引する。
【００１６】図２及び図３に示すセパレータ11はハウジ
ング13を具え、ハウジング13内にはアコーデオン状のフ
ィルター素子14が配置される。フィルター素子14により
ハウジング13の内部空間を、互いに分離した第１及び第
２室K1, K2に分割する。 第１及び第２室K1, K2にはそれ
ぞれ第１及び第２開口部12, 15を連通させ、両開口部1
2，15の開口面を互いにほぼ直交させる。第１開口部12
は、セパレータ11を吸引装置８の外部に取り出した状態
で、ばね負荷された蓋22により閉鎖可能である。
【００１７】フィルター素子14を分離装置11のハウジン
グ13内に適切に配置することにより、切削屑Ｂが第１開
口部12を経て第１室K1に到達し、かつ、当該第１室K1内
に補集される構成とする。また、第２室K2は、第１室K1
からフィルター素子14を経て第２室K2内に流入する気流
が、第２開口部15を経て吸引ブロワに向けて流出可能と
する配置とする。
【００１８】特に図３から明らかなように、フィルター
素子14は、折畳み型フィルターとして形成し、第１開口
部12を通過する気流が長手方向に向けて、かつ第１フィ
ルター面F1に沿って第１室K1内に流入するように、セパ
レータ11のハウジング13内に配置する。その際にフィル
ター素子14における第１フィルター面F1に付着していた
ドリル塵が吹き飛ばされるので、吸引と同時に第１フィ
ルター面F1の浄化が行われる。
【００１９】端部領域16, 17では、第１開口部12を通過
する空気が直接でなく、フィルター素子14を迂回して第
２室K2内に流入するよう、フィルター素子14を閉鎖す
る。
【００２０】フィルター素子14とハウジング13との間に
シール素子23を配置して、第１室K1を第２室K2に対し密
閉する。
【００２１】セパレータ11は、 吸引装置８における専用
スペース18内に収納可能とする。この収納スペース18に
接近可能とすべく、吸引装置８の蓋20をヒンジ19により
可動とすることができる。
【００２２】フィルター素子14は、セパレータ８のハウ
ジング13内に交換可能に配置する。
【００２３】また、第２開口部15は、 図示しない吸引ブ
ロワに通じる導出流路21に接続する。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明による吸引機構を設けたドリル
／チゼル装置を一部破断して示す側面図である。
【図２】図２は、図１における吸引機構のセパレータを
示す断面図である。
【図３】図３は、図２の III−III 線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
１ ドリル／チゼル装置本体 ２ 握り ３ 引金 ４ 給電ケーブル ５ 弾性ノズル ６ チャック ７ ドリル／チゼル工具 ８ 吸引機構 ９ 吸引ヘッド 10 吸引管 11 セパレータ 12 第１開口部 13 ハウジング 14 フィルター素子 15 第２開口部 16, 17 端部領域 18 スペース 19 ヒンジ 20 蓋 21 導出流路 22 蓋 23 シール素子 Ａ 基盤 Ｂ 切削物 F1 第１フィルター面 K1 第１室 K2 第２室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジークフリート コイシュ ドイツ連邦共和国 デー73779 ダイツ ィザウ ツェーンテシュトラーセ 30 フィルマ コイシュ内 (72)発明者 ペーター ガッファル ドイツ連邦共和国 デー73779 ダイツ ィザウ ツェーンテシュトラーセ 30 フィルマ コイシュ内 (56)参考文献 特開 平４−226850（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−66804（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−124805（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−121853（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−128008（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B28D 7/02 B23Q 11/00 B25D 17/18 E21B 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 セパレータ（11）を有する吸引機構
    （８）を装置本体（１）に対して着脱可能に結合してな
    る手持式ドリル／チゼル装置において、前記セパレータ
    （11）は、吸引機構（８）に着脱可能に結合されるハウ
    ジング（13）と、フィルター素子（14）とを具え、該フ
    ィルター素子により前記ハウジング（13）が互いに分離
    した第１及び第２室（K1, K2）に区分され、これら第１
    及び第２室（K1, K2）にそれぞれセパレータの流入開口
    部である第１開口部（12）及び流出開口部である第２開
    口部（15）が接続され、少なくとも第１開口部（12）の
    開口面がフィルター素子（14）におけるフィルター面
    （F1）に対してほぼ直角に延在することを特徴とするド
    リル／チゼル装置。
  2. 【請求項２】 請求項１記載のドリル／チゼル装置にお
    いて、第１及び第２開口部（12，15）の開口面が互いに
    ほぼ直交することを特徴とするドリル／チゼル装置。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２に記載のドリル／チゼル
    装置において、第１開口部（12）は、ばね負荷された蓋
    （22）により閉鎖可能であることを特徴とするドリル／
    チゼル装置。
  4. 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか一項に記載のド
    リル／チゼル装置において、フィルター素子（14）は折
    畳み型フィルターであることを特徴とするドリル／チゼ
    ル装置。
  5. 【請求項５】 請求項１〜４のいずれか一項に記載のド
    リル／チゼル装置において、フィルター素子（14）は紙
    製であることを特徴とするドリル／チゼル装置。
JP25226994A 1993-10-18 1994-10-18 吸引機構を有するドリル／チゼル装置 Expired - Lifetime JP3448110B2 (ja)

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DE4335417A DE4335417B4 (de) 1993-10-18 1993-10-18 Absaugeinrichtung eines Bohr- oder Meisselgerätes
DE4335417:3 1993-10-18

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