JP3197393U - ベッドフレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】サイドレールを変更することなく、支持部の高さを変更することができるベッドフレームを提供する。【解決手段】ヘッドボード20と、左右のサイドレール401、402(40)と、サイドレールをヘッドボードに取り付けるための取付部材50と、サイドレールを支持する支持脚部材70と、を備える。ヘッドボードは、取付部材を固定することが可能な第1固定部と、第1固定部よりも下方に設けられて取付部材を固定することが可能な第2固定部28と、を有する。支持脚部材は、サイドレールに取り付けられる第2脚部材72と、第2脚部材の下側に着脱可能に取り付けられる第1脚部材71と、を有する。取付部材が第1固定部に取り付けられ、支持脚部材が第1脚部材と第2脚部材とによって構成されている場合、サイドレールは第1高さ位置にある。取付部材が第2固定部に取り付けられ、支持脚部材が第2脚部材によって構成されている場合、サイドレールは第2高さ位置にある。【選択図】図1
Description
本考案の実施形態は、ベッドフレームに関する。
ベッドフレームは、人の頭部側に位置するヘッドボードと、ヘッドボードに対して直角方向へ延びるように設けられた左右のサイドレールと、を備えている。サイドレールは、床板を支持する支持部を有している。そして、マットレスは、床板の上に載置される。従来、例えば1つのヘッドボードに対して、高さ寸法の異なる2種類のサイドレールを取りつけ可能にすることで、ベッドフレームの設置面から床板までの高さ寸法、すなわち設置面から支持部までの高さ寸法を変更することができるベッドフレームがある。
しかし、このような構成では、設置面から支持部までの高さ寸法を変更するためには、サイドレールそのものを別の種類に変更する必要がある。つまり、ユーザは、設置面から床板までの高さ寸法を変更するために、種類の異なる別のサイドレールを購入等する必要がある。そのため、ユーザは床板から支持部までの高さ寸法を気軽に変更することができず、ユーザにとって不便である。
そこで、サイドレールを変更することなく、設置面から支持部までの高さ寸法を変更することができるベッドフレームを提供する。
実施形態のベッドフレームは、ヘッドボードと、前記ヘッドボードの左右両端部から直角方向へ延びるように設けられマットレスを支持する支持部を有する左右のサイドレールと、前記サイドレールを前記ヘッドボードに取り付けるための取付部材と、前記サイドレールを支持する支持脚部材と、を備える。前記ヘッドボードは、前記取付部材を固定することが可能な第1固定部と、前記第1固定部よりも下方に設けられて前記取付部材を固定することが可能な第2固定部と、を有する。前記支持脚部材は、前記サイドレールに取り付けられる第2脚部材と、前記第2脚部材の下側に着脱可能に取り付けられる第1脚部材と、を有する。前記取付部材が前記第1固定部に取り付けられるとともに、前記支持脚部材が前記第1脚部材と前記第2脚部材とによって構成されている場合に、前記サイドレールは第1高さ位置にある。前記取付部材が前記第2固定部に取り付けられるとともに、前記支持脚部材が前記第2脚部材によって構成されている場合に、前記サイドレールは前記第1高さ位置よりも低い第2高さ位置にある。
これによれば、取付部材を第1固定部に取り付けるとともに、支持脚部材を第1脚部材と第2脚部材とによって構成することで、サイドレールの高さ位置を第1高さ位置にすることができる。また、取付部材を第2固定部に取り付けるとともに、上記支持脚部材から第2脚部材を取り外すことで、サイドレールの高さ位置を第2高さ位置にすることができる。したがって、サイドレールを変更することなく、サイドレールの高さ寸法つまり設置面から支持部までの高さ寸法を、第1高さ位置と第2高さ位置との間で変更することができる。これにより、ユーザは、床板の高さ寸法を変更するためにサイドレールを新たに購入等する必要がなくなる。その結果、ユーザは、床板の高さ位置を気軽に変更することができるようになり、ユーザの利便性の向上が図られる。
以下、一実施形態によるベッドフレームについて、図面を参照して説明する。図1又は図4に示すベッドフレーム10は、ヘッドボート20、フットボード30、左側のサイドレール401、右側のサイドレール402、及び支持脚部材70を備えている。なお、以下の説明では、ベッドフレーム10が設置面に設置された状態における重力方向を、ベッドフレーム10の上下方向とする。また、フットボード30側をベッドフレーム10の手前側とし、ヘッドボード20側をベッドフレーム10の奥側とする。また、左側のサイドレール401側をベッドフレーム10の左側とし、右側のサイドレール402側をベッドフレーム10の右側とする。また、設置面とは、ベッドフレーム10が設置された際にヘッドボード20の下面及び支持脚部材70の下面が接触する面を意味する。
ベッドフレーム10は、ヘッドボート20、フットボード30、及び左右のサイドレール401、402によって、矩形の枠状に形成されている。ヘッドボード20は、使用者の頭部側に設けられる。ヘッドボード20は、例えば矩形の板状に形成されており、その板状の面がベッドフレーム10の設置面に対して略垂直となるように設けられている。
本実施形態において、ヘッドボード20は、いわゆる宮付型であり、第1収納部21、第2収納部22、及び第3収納部23を有している。第1収納部21及び第2収納部22は、ヘッドボード20の左右両側部分に設けられている。第1収納部21は、ヘッドボード20の左右両側からヘッドボード20の左右中央側へ向かって窪むように形成されている。第1収容部21は、棚板211によって上下に区分されている。棚板211は、平板状に形成されており、高さ位置の変更や、取り外しが可能である。
第2収容部22は、ヘッドボード20の手前側から奥側へ向かって窪むように形成されている。第2収容部22の前側には、平板状の蓋221が設けられている。蓋221は、図2及び図5の破線で示すように、第2収容部22の前側を開閉するものである。第3収容部23は、左右両側の第2収容部22の間に設けられている。第3収容部23は、ヘッドボード20の手前側から奥側へ向かって窪むように形成されている。第3収容部23は、手前側へ向かって開放されている。また、第3収容部23は、固定された棚板231によって上下に区分されている。
ヘッドボード20は、照明24、コンセント付きスイッチ25、及びブックストッパー26を有している。照明24は、例えばLED照明で、第3収納部23の左右両側に設けられている。コンセント付きスイッチ25は、第3収納部23の左右一方側寄りに設けられており、電源を供給するためのコンセントと、照明24のスイッチとを有している。ブックストッパー26は、蓋221の下端部分から突出するように設けられている。ブックストッパー26の上部には、例えば本やタブレットPC等の板状の物体を載置することができる。なお、ヘッドボード20は、上述した宮付型に限られず、第1収納部21、第2収納部22、及び第3収納部23等を有していない、いわゆるフラット型でもよい。
ヘッドボード20は、ヘッドボード20の左右両側に2個ずつの第1固定部27(図4、図8、図9、図11等参照)及び第2固定部28(図1、図9、図11等参照)を有している。第1固定部27及び第2固定部28は、例えばヘッドボード20の手前側の面から奥側へ向かって埋め込まれた同一径の雌ネジである。第1固定部27及び第2固定部28は、上下方向に直線状に並んで配置されている。すなわち、ヘッドボード20の手前側の面の左右両側部分には、それぞれ上下方向へ直線状に並んだ4個の雌ネジが設けられている。そして、4個の雌ネジのうち、上側の2個を第1固定部27とし、下側の2個を第2固定部28としている。
この場合、2個の第1固定部27のそれぞれを区別する場合は、上側のものを第1固定部271と称し、下側のものを第1固定部272と称する。同様に、2個の第2固定部28のそれぞれを区別する場合は、上側のものを第2固定部281と称し、下側のものを第2固定部282と称する。図9及び図11に示すように、上側の第1固定部271と上側の第2固定部281との間の距離と、下側の第1固定部271と下側の第2固定部282との間の距離は、それぞれピッチPに設定されている。
なお、この場合、第1固定部27及び第2固定部28を次のように構成してもよい。すなわち、ヘッドボード20の手前側の面の左右両側部分に、それぞれ上下方向へ直線状に並んだ、上、中、下の3個の雌ネジを設ける。そして、上の雌ネジを第1固定部27とし、下の雌ネジを第2固定部28とし、中間の雌ネジを第1固定部27と第2固定部28との共用としてもよい。この場合も、上、中、下の3個の雌ネジの間の距離は、それぞれピッチPに設定される。
フットボード30は、図1、図4等に示すように、使用者の脚部側に設けられる。フットボード30は、例えばヘッドボード20よりも上下方向の寸法が小さく、左右方向へ延びる矩形の細長い板状に形成されている。フットボード30は、ヘッドボード20と対向して設けられている。
左右のサイドレール401、402は、上下方向の寸法がフットボード30と同等であり、フットボード30及びヘッドボード20に対して直角方向へ延びる矩形の細長い板状に形成されている。左右のサイドレール401、402は、それぞれヘッドボード20とフットボード30との左右両端部に設けられ、ヘッドボード20とフットボード30とを繋いでいる。本実施形態の場合、左右のサイドレール401、402は、左右対称に構成されている。したがって、左右のサイドレール401、402のいずれかを区別しない場合は、単にサイドレール40と称する。
左右のサイドレール401、402の長手方向の中間部分には、これらのサイドレール401、402間を繋ぐように開き止め部材41が設けられている。開き止め部材41は、例えば金属製の線材で構成されており、左右のサイドレール401、402が離間することを規制している。サイドレール40は、支持部42を有している。支持部42は、サイドレール40の内側の面、つまりベッドフレーム10の枠状の内側となる面に設けられている。支持部42は、角柱状であって、サイドレール40の長手方向へ沿って設けられている。支持部42には、図8に示すように、例えば簀子状の床板90が載置される。そして、図示しないマットレスは、その床板90の上に載置される。
また、ベッドフレーム10は、図1、図4、図8等に示すように、取付部材50と、連結部材60と、を備えている。取付部材50は、サイドレール40をヘッドボード20に取り付けるためのものである。なお、左側のサイドレール401をヘッドボード20に取り付けるための取付部材50と、右側のサイドレール402をヘッドボード20に取り付けるための取付部材50とは、左右対称に構成されている。
取付部材50は、図9及び図11に示すように、例えば金属製の板を直角に曲げるようにして形成されており、第1面部51と第2面部52とを有している。第1面部51は、サイドレール40の内側面に対向する面部、つまりサイドレール40に対する取付面部である。第1面部51は、詳細は図示しないが、ボルト等の第1締結部材81が通される5個の穴部を有している。取付部材50をサイドレール40に取り付ける際、第1面部51は、サイドレール40の端部の内側面に当てられる。そして、第1締結部材81は、第1面部51の穴部に通されてサイドレール40にねじ込まれる。これにより、取付部材50は、第1面部51をサイドレール40の内側面に当接させた状態で、サイドレール40に固定される。
第2面部52は、ヘッドボード20の手前側の面に対向する面部、つまりヘッドボード20に対する取付面部である。第2面部52は、ボルト等の第2締結部材82が通される2個の長穴部521、522を有している。長穴部521、522は、一方の端部が開放された長穴である。2個の長穴部521、522は、上下に並んで配置されている。この場合、下側の長穴部521は、下方へ向かって開放されている。上側の長穴部522は、第1面部51とは反対側の斜め下方へ向かって開放されている。
取付部材50をサイドレール40に取り付ける際、第2面部52は、ヘッドボード20の手前側の面に当てられる。そして、第2締結部材82は、第2面部52の長穴部521、522に通されてヘッドボード20の第1固定部27(図9参照)又は第2固定部28(図11参照)のいずれか一方にねじ込まれる。これにより、取付部材50は、第2面部52をヘッドボード20の手前側の面に当接させた状態で、ヘッドボード20に固定される。つまり、サイドレール40は、取付部材50を介して、ヘッドボード20に取り付けられる。
この場合、取付部材50が取り付けられたサイドレール40を、次のようにしてヘッドボード20に取り付けてもよい。すなわち、第2締結部材82を、予めヘッドボード20の第1固定部27又は第2固定部28に緩くねじ込んで仮止めしておく。そして、サイドレール40に取付部材50を取り付けた状態で、ヘッドボード20に仮止めされた第2締結部材82を、第2面部52の長穴部521、522の開放部から長穴部521、522の内側へ差し込むようにする。これにより、サイドレール40が、ヘッドボード20に対して位置決めされる。そして、各第2締結部材82をねじ込み本締めする。これにより、サイドレール40は、取付部材50を介して、ヘッドボード20に取り付けられる。この場合、ヘッドボード20に対するサイドレール40の位置決めが容易になるため、作業性が向上する。
図1、図4、図8等に示すように、連結部材60は、フットボード30の端部とサイドレール40の端部とを連結するためのものである。なお、左側のサイドレール401とフットボード30とを連結するための連結部材60と、右側のサイドレール402とフットボード30とを連結するための連結部材60とは、左右対称に構成されている。
連結部材60は、図10及び図12に示すように、金属製の板を折り曲げるとともに、一部を溶接等によって接合して構成されている。連結部材60は、第1面部61、第2面部62、及び第3面部63を有している。この場合、第1面部61と第3面部63とは、それぞれ第2面部62に対して折り曲げられて形成されている。そして、第1面部61と第3面部63との隣接する辺部は、相互に溶接されている。これにより、第1面部61と、第2面部62と、第3面部63とが一体に構成されている。
第1面部61は、サイドレール40の内側面に対向する面部、つまりサイドレール40に対する取付面部である。第1面部61は、詳細は図示しないが、ボルト等の第3締結部材83が通される5個の穴部を有している。連結部材60をサイドレール40に取り付ける際、第1面部61は、サイドレール40の端部の内側面に当てられる。そして、第3締結部材83は、第1面部61の穴部に通されてサイドレール40にねじ込まれる。これにより、連結部材60は、第1面部61をサイドレール40の内側面に当接させた状態で、サイドレール40に固定される。
第2面部62は、フットボード30の内側面に対向する面部、つまりフットボード30に対する取付面部である。第2面部62は、ボルト等の第4締結部材84(図8参照)が通される2個の長穴部621、622を有している。2個の長穴部621、622は、それぞれ上下方向へ延びた長穴である。また、2個の長穴部621、622は、上下に並んで形成されている。2個の長穴部621、622のうち、上側の長穴部621の周囲は閉じている。また、下側の長穴部622は、その長穴部622の上端部分において第1面部61とは反対側の辺部が開放されている。
連結部材60をフットボード30に取り付ける際、第2面部62は、フットボード30の内側の面に当てられる。そして、2個の第4締結部材84が、それぞれ第2面部62の長穴部621、622に通されてフットボード30にねじ込まれる。これにより、連結部材60は、第2面部62がフットボード30の内側の面に当接した状態で、フットボード30に固定される。つまり、サイドレール40とフットボード30とが、連結部材60を介して相互に連結される。
第3面部63は、支持脚部材70の上面に対向する面部、つまり支持脚部材70に対する取付面部である。第3面部63は、ボルト等の第5締結部材85が通される通し穴部631を有している。第5締結部材85は、通し穴部631に通されて支持脚部材70にねじ込まれる。これにより、連結部材60は、支持脚部材70に固定される。つまり、サイドレール40とフットボード30と支持脚部材70とが、連結部材60を介して相互に連結される。
支持脚部材70は、ベッドフレーム10を支持するものである。本実施形態の場合、ベッドフレーム10は、2個の支持脚部材70を備えている。支持脚部材70は、フットボード30とサイドレール40との接続部分の下側に設けられている。つまり、支持脚部材70は、ベッドフレーム10の手前側の角部の下側に設けられている。この場合、ベッドフレーム10は、ヘッドボード20と、支持脚部材70とによって支持されている。また、支持脚部材70は、フットボード30及びサイドレール40の少なくとも一方を支持する。本実施形態の場合、支持脚部材70は、連結部材60を介して、フットボード30及びサイドレール40の両方を支持している。
支持脚部材70は、図10に示すように第1脚部材71及び第2脚部材72を組み合わせたもの、又は図12に示すように第2脚部材72単体から構成されている。ユーザは、支持脚部材70を、第1脚部材71及び第2脚部材72を組み合わせたもので構成するか、第2脚部材72単体で構成するかを選択することができる。図13に示すように、第1脚部材71と第2脚部材72とは、ともに同一径の円柱状に形成されている。第1脚部材71の高さ寸法L1つまり長さ寸法L1は、第2脚部材72の高さ寸法L2つまり長さ寸法L2よりも大きい。この場合、第1脚部材71の長さ寸法L1は、第1固定部271、272と第2固定部281、282との間のピッチPにほぼ等しい。
図10及び図13に示すように、第1脚部材71は、締結部711を有している。締結部711は、例えば埋め込み式のボルト等である。締結部711は、第1脚部材71の上面中央部から上方へ突出している。第2脚部材72は、被締結部721を有している。被締結部721は、例えば締結部711及び第5締結部材85(図8、図10、図12参照)と同一径の雌ネジである。被締結部721は、第2脚部材72の中央部を第2脚部材72の軸方向へ貫くようにして設けられている。第1脚部材71の締結部711は、第2脚部材72の下側から被締結部721にねじ込まれる。これにより、第1脚部材71が第2脚部材72に対して着脱可能に取り付けられる。また、第5締結部材85は、連結部材60の通し穴部631に通されて、第2脚部材72の被締結部721にねじ込まれる。これにより、第2脚部材72は、連結部材60に取り付けられる。すなわち、第2脚部材72は、連結部材60を介して、フットボード30及びサイドレール40に固定される。
この構成において、ベッドフレーム10は、サイドレール40の高さ位置を、第1高さ位置H1(図1〜図3参照)と第2高さ位置H2(図4〜図6参照)との間で相互に変更することができる。つまりベッドフレーム10は、サイドレール40の支持部42の高さ位置、換言すれば床板90の高さ位置を、2つの異なる高さ位置に相互に変更することができる。なお、本実施形態では、ベッドフレーム10の設置面からサイドレール40の下端部403までの距離を、サイドレール40の高さ位置Hと定義する。
図1〜図3、図9及び図10に示すように、取付部材50がヘッドボード20の第1固定部27に取り付けられているとともに、支持脚部材70が第1脚部材71と第2脚部材72との組み合わせによって構成されている場合、サイドレール40の高さ位置Hは、第1高さ位置H1となる。また、図4〜図6、図11及び図12に示すように、取付部材50がヘッドボード20の第2固定部28に取り付けられているとともに、支持脚部材70が第2脚部材72単体によって構成されている場合、つまり第1脚部材71が取り外されている場合、サイドレール40の高さ位置Hは、第1高さ位置H1よりも低い第2高さ位置H2となる。
ちなみに、サイドレール40の下端部403と、第2脚部材72の上面722(図10等参照)との高さ位置はほぼ等しい。そのため、図3等に示すように、サイドレール40の第1高さ位置H1は、第1脚部材71の長さ寸法L1と第2脚部材72の長さ寸法L2との合計にほぼ等しい。また、図6に示すように、サイドレール40の第2高さ位置H2は、第2脚部材72の長さ寸法L2にほぼ等しい。本実施形態の場合、第1脚部材71の長さ寸法L1は80mm、第2脚部材72の長さ寸法L2は35mmに設定されている。したがって、サイドレール40の第1高さ位置H1は115mm、第2高さ位置H2は80mmとなる。この場合、第1固定部271、272と第2固定部281、282との間のピッチPも、第1脚部材71の長さ寸法L1と同様に80mmに設定されている。
ここで、サイドレール40の第1高さ位置H1(115mm)は、現在市場に流通している自律走行型掃除機いわゆるロボットクリーナーの多くが、サイドレール40の下方を通過することができる高さ寸法である。すなわち、現在市場に流通しているロボットクリーナーの高さ寸法を調べたところ、A社は86mm、B社は87mm、C社は92mm、D社は97mm、そしてE社は99mmであった。
このように、サイドレール40の第1高さ位置H1は100mm以上、この場合115mmに設定されている。そのため、サイドレール40が第1高さ位置H1で取り付けられている場合には、多くのロボットクリーナーが、サイドレール40の下方を通過することができる。また、本実施形態では、設置面からサイドレール40の下端部403までの高さ寸法と、設置面からフットボード30の下端部301とまでの高さ寸法とは、ほぼ等しい。そのため、サイドレール40が第1高さ位置H1にある場合には、設置面からフットボード30の下端部までの高さ寸法は100mm以上、この場合115mmになる。したがって、多くのロボットクリーナーが、フットボード30の下方も通過することができる。
以上の構成によれば、ベッドフレーム10は、サイドレール40を変更することなく、サイドレール40の高さ位置Hつまり設置面から支持部42までの高さ寸法、換言すれば床板90の高さ位置を変更することができる。これにより、ユーザは、床板90の高さ寸法を変更するためにサイドレール40を新たに購入等する必要がなくなる。その結果、ユーザは、床板90の高さ位置を気軽に変更することができるようになり、ユーザの利便性の向上が図られる。
また、サイドレール40の第1高さ位置H1は、100mm以上に設定されている。これにより、ロボットクリーナーの多くが、サイドレール40又はフットボード30の下方を通過することができる。したがって、サイドレール40の取り付けを第1高さ位置H1にした場合には、多くのロボットクリーナーがベッドフレーム10の内側に入り込んで掃除することができる。その結果、ユーザの利便性の更なる向上が図られる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な拡張、変更が可能である。
例えば支持脚部材70は、上記実施形態のように2個に分割可能な構成に限られず、3個以上に分割可能であってもよい。この場合、支持脚部材70の分割数に合わせて、ヘッドボード20の固定部27、28に相当する構成を設ければ良い。
また、取付部材50及び連結部材60は、金属製のものに限られず、例えば樹脂の成型品であっても良い。
フットボード30に、ヘッドボード20の固定部27、28に相当する構成を設けて、フットボード30に対する取り付け位置を変更可能にしても良い。この場合、支持脚部材70は不要となる。
例えば支持脚部材70は、上記実施形態のように2個に分割可能な構成に限られず、3個以上に分割可能であってもよい。この場合、支持脚部材70の分割数に合わせて、ヘッドボード20の固定部27、28に相当する構成を設ければ良い。
また、取付部材50及び連結部材60は、金属製のものに限られず、例えば樹脂の成型品であっても良い。
フットボード30に、ヘッドボード20の固定部27、28に相当する構成を設けて、フットボード30に対する取り付け位置を変更可能にしても良い。この場合、支持脚部材70は不要となる。
図面中、10はベッドフレーム、20はヘッドボード、27は第1固定部、271は上側の第1固定部、272は下側の第1固定部、28は第2固定部、281は上側の第2固定部、282は下側の第2固定部、50は取付部材、70は支持脚部材、71は第1脚部材、72は第2脚部材を示す。
Claims (2)
- ヘッドボードと、
前記ヘッドボードの左右両端部から直角方向へ延びるように設けられマットレスを支持する支持部を有する左右のサイドレールと、
前記サイドレールを前記ヘッドボードに取り付けるための取付部材と、
前記サイドレールを支持する支持脚部材と、を備え、
前記ヘッドボードは、前記取付部材を固定することが可能な第1固定部と、前記第1固定部よりも下方に設けられて前記取付部材を固定することが可能な第2固定部と、を有し、
前記支持脚部材は、前記サイドレールに取り付けられる第2脚部材と、前記第2脚部材の下側に着脱可能に取り付けられる第1脚部材と、を有し、
前記取付部材が前記第1固定部に取り付けられるとともに、前記支持脚部材が前記第1脚部材と前記第2脚部材とによって構成されている場合に、前記サイドレールは第1高さ位置にあり、
前記取付部材が前記第2固定部に取り付けられるとともに、前記支持脚部材が前記第2脚部材によって構成されている場合に、前記サイドレールは前記第1高さ位置よりも低い第2高さ位置にある、
ベッドフレーム。 - 前記サイドレールが前記第1高さ位置にある場合に、設置面から前記サイドレールの下端部までの高さ寸法が100mm以上である、
請求項1に記載のベッドフレーム。
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2015
- 2015-02-23 JP JP2015000824U patent/JP3197393U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016202218A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | ミサワホーム株式会社 | ヘッドボードおよびベッド |
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