JP3021312B2 - プラノプロフェンの安定化方法および安定なプラノプロフェン水性液剤 - Google Patents
プラノプロフェンの安定化方法および安定なプラノプロフェン水性液剤Info
- Publication number
- JP3021312B2 JP3021312B2 JP7056212A JP5621295A JP3021312B2 JP 3021312 B2 JP3021312 B2 JP 3021312B2 JP 7056212 A JP7056212 A JP 7056212A JP 5621295 A JP5621295 A JP 5621295A JP 3021312 B2 JP3021312 B2 JP 3021312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pranoprofen
- antioxidant
- aqueous solution
- stabilizing
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Description
ラノプロフェンの水溶液におけるプラノプロフェンの安
定化方法、およびプラノプロフェンを有効成分とし、酸
化防止剤を含有させることにより安定化されたプラノプ
ロフェンの水性液剤に関する。
5H−〔1〕ベンゾピラノ〔2,3−b〕ピリジン−7
−酢酸は、顕著な抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有
し、また安全域の広い非ステロイド抗炎症剤であり、ニ
フラン(登録商標)の販売名で市販されている。プラノ
プロフェンの特性、製造法などは米国特許第39312
95号明細書に明らかにされている。また、抗炎症活性
成分としてプラノプロフェンを、等張化剤としてホウ酸
を含有してなる点眼剤が、特にヘルペスウイルス性眼疾
患用点眼剤として有用であるとして提案されている(特
公平2−16728号公報)。ところが、プラノプロフ
ェンは水溶液状態では、不安定(特に、光に対して不安
定)であり長期保存中に徐々に分解されるという問題が
ある。
ノプロフェン水溶液におけるプラノプロフェンの安定化
方法を提供することにある。本発明の他の目的は、プラ
ノプロフェンの分解が抑制されたプラノプロフェン水性
液剤を提供することにある。
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、プラノプロフェン
水溶液を酸化防止剤との共存下におくことによって、プ
ラノプロフェンの分解が著しく改善されることを見いだ
した。また、本発明者らはプラノプロフェン水溶液を酸
素供給の抑制された条件下におくことによって、プラノ
プロフェンの分解が著しく改善されることを見いだし
た。
い態様は次の通りである。 (1) プラノプロフェン水溶液を酸化防止剤との共存下に
おくことを特徴とするプラノプロフェンの安定化方法。 (2) プラノプロフェン水溶液に酸化防止剤を配合するこ
とによる(1) 記載のプラノプロフェンの安定化方法。 (3) プラノプロフェンと酸化防止剤の配合割合が、プラ
ノプロフェン:酸化防止剤=1:0.0002〜5.0
(重量比)である(2) 記載のプラノプロフェンの安定化
方法。 (4) 酸化防止剤を配合した材料から成形された容器中に
プラノプロフェン水溶液を封入することを特徴とする
(1) 記載のプラノプロフェンの安定化方法。 (5) 容器材料と酸化防止剤の配合割合が、容器材料:酸
化防止剤=1:0.0001〜0.005(重量比)で
ある(4) 記載のプラノプロフェンの安定化方法。 (6) 容器材料がポリプロピレンよりなる(4) 記載のプラ
ノプロフェンの安定化方法。 (7) 酸化防止剤がアルキルフェノール類、ベンゾピラン
誘導体、チオ硫酸ナトリウムおよびアミノ酸から選ばれ
る少なくとも1種の化合物である(2) 記載のプラノプロ
フェンの安定化方法。 (8) アルキルフェノール類が、ジブチルヒドロキシトル
エンおよびブチルヒドロキシアニソールから選ばれる少
なくとも1種である(7) 記載のプラノプロフェンの安定
化方法。 (9) ベンゾピラン誘導体がL−アスコルビン酸2−
〔3,4−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチル−
2−(4,8,12−トリメチルトリデシル)−2H−
1−ベンゾピラン−6−イル−ハイドロゲンフォスフェ
ート〕およびその塩から選ばれる少なくとも1種である
(7) 記載のプラノプロフェンの安定化方法。 (10) アミノ酸がメチオニン、トリプトファンおよびヒ
スチジンから選ばれる少なくとも1種である(7) 記載の
プラノプロフェンの安定化方法。 (11) 酸化防止剤がアルキルフェノール類から選ばれる
少なくとも1種の化合物である(4) 〜(6) のいずれかに
記載のプラノプロフェンの安定化方法。 (12) アルキルフェノール類が、ジブチルヒドロキシト
ルエンおよびブチルヒドロキシアニソールから選ばれる
少なくとも1種である(11)記載のプラノプロフェンの安
定化方法。 (13) プラノプロフェン水溶液をプラノプロフェン水溶
液への酸素供給の抑制された条件下におくことを特徴と
するプラノプロフェンの安定化方法。 (14) プラノプロフェン水溶液を封入した容器を、脱酸
素剤の共存下に容器またはシートに封入することを特徴
とする(13)記載のプラノプロフェンの安定化方法。 (15) プラノプロフェン水溶液を酸素透過性の低い容器
またはシートに封入することを特徴とする(13)記載のプ
ラノプロフェンの安定化方法。 (16) プラノプロフェン水溶液が点眼剤または点鼻剤で
ある(1) 記載の安定化方法。 (17) プラノプロフェン水溶液が点眼剤または点鼻剤で
ある(13)記載の安定化方法。 (18) プラノプロフェンと酸化防止剤からなる安定なプ
ラノプロフェン水性液剤。 (19) 酸化防止剤がアルキルフェノール類、ベンゾピラ
ン誘導体、チオ硫酸ナトリウムおよびアミノ酸から選ば
れる少なくとも1種の化合物である(18)記載の水性液
剤。 (20) アルキルフェノール類がジブチルヒドロキシトル
エンおよびブチルヒドロキシアニソールから選ばれる少
なくとも1種である(19)記載の水性液剤。 (21) ベンゾピラン誘導体がL−アスコルビン酸2−
〔3,4−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチル−
2−(4,8,12−トリメチルトリデシル)−2H−
1−ベンゾピラン−6−イル−ハイドロゲンフォスフェ
ート〕およびその塩から選ばれる少なくとも1種の化合
物である(19)記載の水性液剤。 (22) アミノ酸がメチオニン、トリプトファンおよびヒ
スチジンから選ばれる少なくとも一種である(19)記載の
水性液剤。 (23) プラノプロフェンと酸化防止剤の配合割合が、プ
ラノプロフェン:酸化防止剤=1:0.0002〜5.
0(重量比)である(18)記載の水性液剤。 (24) 点眼剤である(18)記載の水性液剤。 (25) 点鼻剤である(18)記載の水性液剤。
プロフェン水溶液を酸化防止剤との共存下におくことに
よって行われる。その態様としては、例えば(i) プラノ
プロフェン水溶液に酸化防止剤を配合すること(態様
I)、(ii)酸化防止剤を配合した材料から成形された容
器中にプラノプロフェン水溶液を封入すること(態様I
I) などによって行われる。勿論態様Iと態様IIとを組
み合わせてもよい。
例えばアルキルフェノール類、ベンゾピラン誘導体、チ
オ硫酸ナトリウム、アミノ酸などが挙げられる。アルキ
ルフェノール類としては、ジブチルヒドロキシトルエン
(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、
没食子酸n−プロピル、カテコールなどが挙げられ、特
にBHT、BHAが好適に用いられる。
ール、トコール、L−アスコルビン酸2−〔3,4−ジ
ヒドロ−2,5,7,8−テトラメチル−2−(4,
8,12−トリメチルトリデシル)−2H−1−ベンゾ
ピラン−6−イル−ハイドロゲンフォスフェート〕およ
びその塩などが挙げられ、特にL−アスコルビン酸2−
〔3,4−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメチル−
2−(4,8,12−トリメチルトリデシル)−2H−
1−ベンゾピラン−6−イル−ハイドロゲンフォスフェ
ート〕カリウム塩(EPC−K1 )が好適に用いられ
る。
ファン、ヒスチジンなどが挙げられ、特にメチオニン、
トリプトファンが好適に用いられる。
化防止剤を配合する場合、その配合割合は、通常、プラ
ノプロフェン:酸化防止剤=1:0.0002〜5.0
(重量比)、好ましくは1:0.002〜2.5(重量
比)程度が例示される。
ら成形された容器中にプラノプロフェン水溶液を封入す
る場合において、当該容器としては、通常プラスチック
容器、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン
(PP)などのポリオレフィンなどよりなるものが例示
され、特にPPよりなるものが好適に用いられる。
は、通常、容器材料(酸化防止剤を含有しないもの):
酸化防止剤=1:0.0001〜0.005(重量
比)、好ましくは1:0.0005〜0.005(重量
比)程度が例示される。
ばフェノール類(例えば、アルキルフェノール類、アル
キルジフェノール類、チオビスアルキルフェノール類)
などが使用される。
ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニ
ソール(BHA)、没食子酸n−プロピル、ステアリル
β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート、テトラキス〔3−(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル
オキシメチル〕メタン、1,3,5−トリス(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−1H,2
H,3H−トリアジン−2,4,6−トリオン、1,
3,5−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、
3,9−ビス〔2−(3−(3−t−ブチル−4−ヒド
ロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ)−
1,1−ジメチルエチル〕−2,4,8,10−テトラ
オキサスピロ〔5.5〕ウンデカンなどが挙げられ、特
に、BHT、BHAが好適に用いられる。
2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、4,4’−ブチリデンビス(2−t−ブチル
−5−メチルフェノール)、2−t−ブチル−6−(3
−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)
−4−メチルフェニル・アクリレートなどのジフェノー
ル化合物が挙げられる。チオビスアルキルフェノール類
としては、4,4’−チオビス(2−t−ブチル−5−
メチルフェノール)などが挙げられる。
ラノプロフェン水溶液を酸素供給の抑制された条件下に
おくことによって行われる。その態様としては、プラノ
プロフェン水溶液を封入した容器を、脱酸素剤の共存下
に容器またはシートに封入すること(態様III)、プラノ
プロフェン水溶液を酸素透過性の低い容器またはシート
に封入すること(態様IV) によって行われる。
液を封入するための容器としては、プラノプロフェン水
溶液を封入しうるものであれば、特に制限はなく、前記
の態様IIにて例示した酸化防止剤を配合した材料から成
形された容器、後述する酸素透過性の低い容器などが好
適なものとして例示される。態様III において使用され
る脱酸素剤としては、鉄粉、酸化鉄、アスコルビン酸、
カテコールなどが例示され、特に酸化鉄が好ましい。脱
酸素剤は、好適には酸素透過性材よりなる袋などに充填
されて使用される。態様III におけるプラノプロフェン
水溶液を封入した容器と脱酸素剤とを封入するための容
器またはシートとしては、プラノプロフェン水溶液を封
入した容器と脱酸素剤との両者を空気遮断的に包被しえ
るものであれば特に制限はなく、容器としてはプラスチ
ック容器、ガラス容器などが、シートとしてはプラスチ
ックシート、アルミシートなどが例示される。当該容
器、シート材料には前記の態様IIにて例示した如く酸化
防止剤を配合してもよく、後述する如く酸素透過性の低
いものを用いてもよい。また、態様III においても、プ
ラノプロフェン水溶液に酸化防止剤を配合してもよい。
い容器またはシートとしては、酸素透過度が120cc
/m2 ・24時間(hr)・気圧(atm)〔20℃・
90%相対湿度(RH),材料厚み25μm〕以下、好
ましくは70cc/m2 ・24hr・atm(20℃・
90%RH,材料厚み25μm)以下の材料よりなるも
のが好適であり、例えばアクリロニトリル系樹脂〔アク
リロニトリルスチレン(AS)、アクリロニトリルブタ
ジエンスチレン(ABS)〕およびポリエチレンテレフ
タレート(PET)よりなるものが挙げられ、特にPE
Tよりなるものが好ましい。
水溶液に使用される溶媒としては、滅菌精製水、特に注
射用蒸留水が挙げられる。有効成分であるプラノプロフ
ェンの濃度は、通常0.01〜2.0(w/v)%、好
ましくは0.05〜1.0(w/v)%を標準とし、使
用目的に応じて適宜増減する。
される酸化防止剤としては、前記態様Iと同様のものが
使用される。
化剤、溶解補助剤、保存剤、粘稠剤、キレート剤、pH
調整剤、芳香剤のような各種の添加剤を適宜添加しても
よい。
(リン酸二水素ナトリウム−リン酸水素二ナトリウム、
リン酸二水素カリウム−水酸化カリウム)、ホウ酸緩衝
剤(ホウ酸−ホウ砂)、クエン酸塩緩衝剤(クエン酸ナ
トリウム−水酸化ナトリウム)、酒石酸塩緩衝剤(酒石
酸−酒石酸ナトリウム)、酢酸塩緩衝剤(酢酸−酢酸ナ
トリウム)、炭酸塩緩衝剤(炭酸ナトリウム−クエン
酸、炭酸ナトリウム−ホウ酸)、アミノ酸(グルタミン
酸ナトリウム、イプシロンアミノカプロン酸)などが挙
げられる。点眼剤として用いる場合、刺激軽減化のた
め、ホウ酸緩衝剤、酢酸塩緩衝剤、炭酸塩緩衝剤の使用
が好ましい。
ース、マンニトールなどの糖類、グリセリン、プロピレ
ングリコールなどの多価アルコール類、塩化ナトリウ
ム、ホウ砂などの塩類、ホウ酸などが挙げられる。
ソルビタンモノオレート(ポリソルベート80)、ポリ
オキシエチレンモノステアレート、ポリエチレングリコ
ール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などの非イオン
界面活性剤などが挙げられる。
ウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウムな
どの第四級アンモニウム塩、パラオキシ安息香酸メチ
ル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プ
ロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安
息香酸エステル類、ベンジルアルコール、フェネチルア
ルコール、ソルビン酸およびそれらの塩、チメロサー
ル、クロロブタノール、デヒドロ酢酸ナトリウムなどが
挙げられる。
ドン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよび
それらの塩などが挙げられる。
ム、クエン酸などが挙げられる。pH調整剤としては、
塩酸、クエン酸、リン酸、酢酸、酒石酸、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムおよび炭酸水素
ナトリウムなどが挙げられる。芳香剤としては、l−メ
ントール、ボルネオール、カンフル(dl−カンフルな
ど)、ユーカリ油などが挙げられる。
として使用される。点眼剤として用いる場合、pHは通
常約6.0〜8.5、好ましくは約7.0〜8.0に、
また点鼻剤として用いる場合、pHは通常約6.0〜
8.5、好ましくは約7.0〜8.0に調整する。
によって異なるが、各液剤についての自体公知の手段を
採用できる。
で用いる場合、眼炎症を有効に消炎させるに十分な量で
あればよく、症状、炎症の種類などによって変動しうる
が、一般に5.0〜1,000μg/1回、好ましくは
25〜500μg/1回を1日2〜5回の範囲で適宜選
択しうる。
さらに詳細に説明する。
w/v%)、ホウ砂(適量)、エデト酸ナトリウム
(0.01w/v%)、塩化ベンザルコニウム(0.0
05w/v%)、ポリソルベート80(0.1w/v
%)、滅菌精製水(適量)〕を、BHTを0.05、
0.1および0.5w/v%となるように配合して製造
した5ml容量のポリプロピレン容器〔試験片の厚み2
5μmの酸素透過度が3,800cc/m2 ・24hr
・atm(20℃・90%RH);日本工業規格プラス
チックフィルムおよびシートの気体透過度試験方法、等
圧法(財団法人 日本規格協会,JISハンドブック,
400頁,東京;1991年)〕および15ml容量の
ポリエチレンテレフタレート容器〔試験片の厚み25μ
mの酸素透過度が63cc/m2 ・24hr・atm
(20℃・90%RH);日本工業規格プラスチックフ
ィルムおよびシートの気体透過度試験方法、等圧法(財
団法人 日本規格協会,JISハンドブック,400
頁,東京;1991年)〕に各々充填し、室温、暗所下
で36カ月放置した。経時的に、容器中のプラノプロフ
ェンの残存率を高速液体クロマトグラフ法により測定し
た。その結果は表1に示す通りである。
HTを配合した容器(PP)および酸素透過度の低い容
器(PET)にプラノプロフェン水溶液を保存すること
により、プラノプロフェンの分解に対する優れた抑制効
果が認められた。
酸(1.6w/v%)、ホウ砂(適量)、エデト酸ナト
リウム(0.01w/v%)、塩化ベンザルコニウム
(0.005w/v%)、ポリソルベート80(0.1
w/v%)、滅菌精製水(適量)〕に、BHTまたはチ
オ硫酸ナトリウムを添加し、この液を5ml容量のポリ
プロピレン容器に充填した。当該容器を、室温、暗所下
で39カ月放置した。容器中のプラノプロフェンの残存
率を高速液体クロマトグラフ法により測定した。その結
果は表2に示す通りである。
酸化防止剤の添加により、プラノプロフェンの分解に対
する優れた抑制効果が認められた。
ウ酸(1.6w/v%)、ホウ砂(適量)、エデト酸ナ
トリウム(0.01w/v%)、塩化ベンザルコニウム
(0.005w/v%)、ポリソルベート80(0.1
w/v%)、滅菌精製水(適量)〕に、BHT、BH
A、L−アスコルビン酸2−〔3,4−ジヒドロ−2,
5,7,8−テトラメチル−2−(4,8,12−トリ
メチルトリデシル)−2H−1−ベンゾピラン−6−イ
ル−ハイドロゲンフォスフェート〕カリウム塩(EPC
−K1 )、メチオニン、トリプトファンまたはヒスチジ
ンを添加し、これらの液を15ml容量の無色ポリエチ
レンテレフタレート容器にそれぞれ充填した。当該容器
を蛍光灯(20W)下に放置し、総照射量が10万ルック
ス・時間に達したときに、容器中のプラノプロフェンの
残存率を高速液体クロマトグラフ法により測定した。そ
の結果は表3に示す通りである。
酸化防止剤添加により、光によるプラノプロフェンの分
解に対する抑制効果が顕著に認められた。
w/v%)、ホウ砂(適量)、エデト酸ナトリウム
(0.01w/v%)、塩化ベンザルコニウム(0.0
05w/v%)、ポリソルベート80(0.1w/v
%)、滅菌精製水(適量)〕を調製し、これを容量5m
lのポリプロピレン容器に充填して密栓した。この容器
を脱酸素剤としての酸化鉄〔エージレス Z−30、三
菱瓦斯化学工業(株)製〕と共にポリプロピレン/ポリ
ビニルアルコール/ポリエチレン製多層フイルムを使用
して包装し、室温で30カ月放置した。経時的に、容器
中のプラノプロフェンの残存率を高速液体クロマトグラ
フ法により測定した。その結果は表4に示す通りであ
る。
酸素剤と共に封入することによってプラノプロフェンの
分解に対する抑制効果が顕著に認められた。
加温し溶解する。この液に(4) および(8) を混和し、均
一に分散した後、この混合液を室温まで冷却する。この
液に(1),(2),(3),(6) および(7) を溶解し、得られた液
のpHを(9) によって7.2に調整する。この液に(10)
を加えて全量を100mlとし、5ml容量のPE製点
眼用容器に充填する。
(7) を溶解後、得られた液のpHを(8) によって8.0
に調整する。この液に(9) を加えて全量を100mlと
し、5ml容量のPP製点眼用容器に充填する。
溶解し、室温まで冷却する。この液に(4) を適量溶解
後、(1),(2),(3),(5) および(6) を溶解し、得られた液
のpHを(4) によって6.5に調整する。この液に(9)
を加えて全量を100mlとし、10ml容量のポリカ
ーボネート製点眼用容器に充填する。
解し、得られた液のpHを(3) によって7.0に調整す
る。この液に(7) を加えて全量を100mlとし、0.
5%BHTを配合した5ml容量のPP製点眼用容器に
充填する。
解し、得られた液のpHを(3) によって7.0に調整す
る。この液に(7) を加えて全量を100mlとし、5m
l容量のPP製点眼用容器に充填する。この容器を酸化
鉄〔エージレスZ−30、三菱瓦斯化学工業(株)製〕
と共にポリプロピレン/ポリビニルアルコール/ポリエ
チレン製多層フィルムで密封包装する。
る。(6),(7) および(8) を混和し、約60℃に加温した
(9) 約20mlで均一に分散した溶液を先の溶液に加
え、この液のpHを(3) によって7.5に調整する。こ
の液に(9) を加えて全量を100mlとし、15ml容
量のPET製点眼用容器に充填し、遮光包装する。
解後、得られた液のpHを(7) によって7.5に調整す
る。この液に(8) を加えて全量を100mlとし、5m
l容量のPP製点鼻用容器に充填する。
解する。得られた液のpHを(7) によって7.0に調整
する。この液に(8) を加えて全量を100mlとし、8
ml容量のPE製点鼻用容器に充填する。この容器を酸
化鉄〔エージレス Z−30、三菱瓦斯化学工業(株)
製〕と共にポリプロピレン/ポリビニルアルコール/ポ
リエチレン製多層フィルムで密封包装する。
ノプロフェンの分解が顕著に抑制され、特に光に対して
安定となったプラノプロフェン水溶液(製剤)が得ら
れ、その長期保存が可能となる。
Claims (21)
- 【請求項1】 プラノプロフェン水溶液に、非イオン性
界面活性剤の存在下で、アルキルフェノール類、ベンゾ
ピラン誘導体、チオ硫酸ナトリウムおよびアミノ酸から
選ばれる少なくとも1種の酸化防止剤を配合することを
特徴とするプラノプロフェンの安定化方法。 - 【請求項2】 プラノプロフェンと酸化防止剤の配合割
合が、プラノプロフェン:酸化防止剤=1:0.000
2〜5.0(重量比)である請求項1記載のプラノプロ
フェンの安定化方法。 - 【請求項3】 少なくとも1種のアルキルフェノール類
から選ばれる酸化防止剤を配合した材料から形成された
容器中にプラノプロフェン水溶液を封入することを特徴
とするプラノプロフェンの安定化方法。 - 【請求項4】 容器材料と酸化防止剤の配合割合が、容
器材料:酸化防止剤=1:0.0001〜0.005
(重量比)である請求項3記載のプラノプロフェンの安
定化方法。 - 【請求項5】 容器材料がポリプロピレンよりなる請求
項3記載のプラノプロフェンの安定化方法。 - 【請求項6】 アルキルフェノール類が、ジブチルヒド
ロキシトルエンおよびブチルヒドロキシアニソールから
選ばれる少なくとも1種である請求項1記載のプラノプ
ロフェンの安定化方法。 - 【請求項7】 ベンゾピラン誘導体がL−アスコルビン
酸2−〔3,4−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラメ
チル−2−(4,8,12−トリメチルトリデシル)−
2H−1−ベンゾピラン−6−イル−ハイドロゲンフォ
スフェート〕およびその塩から選ばれる少なくとも1種
である請求項1記載のプラノプロフェンの安定化方法。 - 【請求項8】 アミノ酸がメチオニン、トリプトファン
およびヒスチジンから選ばれる少なくとも1種である請
求項1記載のプラノプロフェンの安定化方法。 - 【請求項9】 アルキルフェノール類が、ジブチルヒド
ロキシトルエンおよびブチルヒドロキシアニソールから
選ばれる少なくとも1種である請求項3記載 のプラノプ
ロフェンの安定化方法。 - 【請求項10】 プラノプロフェンと、非イオン性界面
活性剤と、アルキルフェノール類、ベンゾピラン誘導
体、チオ硫酸ナトリウムおよびアミノ酸から選ばれる少
なくとも1種の酸化防止剤からなる安定なプラノプロフ
ェン水性液剤。 - 【請求項11】 アルキルフェノール類が、ジブチルヒ
ドロキシトルエンおよびブチルヒドロキシアニソールか
ら選ばれる少なくとも1種である請求項10記載の水性
液剤。 - 【請求項12】 ベンゾピラン誘導体がL−アスコルビ
ン酸2−〔3,4−ジヒドロ−2,5,7,8−テトラ
メチル−2−(4,8,12−トリメチルトリデシル)
−2H−1−ベンゾピラン−6−イル−ハイドロゲンフ
ォスフェート〕およびその塩から選ばれる少なくとも1
種である請求項10記載の水性液剤。 - 【請求項13】 アミノ酸がメチオニン、トリプトファ
ンおよびヒスチジンから選ばれる少なくとも1種である
請求項10記載の水性液剤。 - 【請求項14】 プラノプロフェンと酸化防止剤の配合
割合が、プラノプロフェン:酸化防止剤=1:0.00
02〜5.0(重量比)である請求項10記載の水性液
剤。 - 【請求項15】 点眼剤である請求項10記載の水性液
剤。 - 【請求項16】 点鼻剤である請求項10記載の水性液
剤。 - 【請求項17】 プラノプロフェン水溶液を、アクリロ
ニトリルスチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレ
ンおよびポリエチレンテレフタレートから選ばれる材料
からなる容器またはシートに封入することを特徴とする
プラノプロフェンの安定化方法。 - 【請求項18】 容器またはシートの材料がポリエチレ
ンテレフタレートである請求項17記載のプラノプロフ
ェンの安定化方法。 - 【請求項19】 プラノプロフェン水溶液が酸化防止剤
を配合した水溶液である請求項17記載のプラノプロフ
ェンの安定化方法。 - 【請求項20】 非イオン性界面活性剤がポリオキシエ
チレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンモ
ノステアレート、ポリオキシエチレングリコールおよび
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる少なくと
も1種である 請求項1記載のプラノプロフェンの安定化
方法。 - 【請求項21】 非イオン性界面活性剤がポリオキシエ
チレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンモ
ノステアレート、ポリオキシエチレングリコールおよび
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる少なくと
も1種である請求項10記載の水性液剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7056212A JP3021312B2 (ja) | 1994-03-15 | 1995-03-15 | プラノプロフェンの安定化方法および安定なプラノプロフェン水性液剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-44184 | 1994-03-15 | ||
JP4418494 | 1994-03-15 | ||
JP7056212A JP3021312B2 (ja) | 1994-03-15 | 1995-03-15 | プラノプロフェンの安定化方法および安定なプラノプロフェン水性液剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07304670A JPH07304670A (ja) | 1995-11-21 |
JP3021312B2 true JP3021312B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=26384036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7056212A Expired - Lifetime JP3021312B2 (ja) | 1994-03-15 | 1995-03-15 | プラノプロフェンの安定化方法および安定なプラノプロフェン水性液剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021312B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011098960A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-05-19 | Rohto Pharmaceutical Co Ltd | 水性組成物 |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3170619B2 (ja) * | 1995-04-20 | 2001-05-28 | 参天製薬株式会社 | 有機アミンを配合したプラノプロフェン点眼液 |
US5976573A (en) | 1996-07-03 | 1999-11-02 | Rorer Pharmaceutical Products Inc. | Aqueous-based pharmaceutical composition |
JP2005281315A (ja) * | 1997-07-02 | 2005-10-13 | Aventis Pharmaceuticals Holdings Inc | 水性薬理組成物 |
WO1999051230A1 (en) * | 1998-04-02 | 1999-10-14 | Novartis Ag | Method for stabilizing pharmaceutical compositions by special use of an antioxidant |
JP3631748B2 (ja) | 2002-07-31 | 2005-03-23 | 千寿製薬株式会社 | 水性液剤および光安定化された水性液剤 |
US20060188557A1 (en) * | 2003-05-23 | 2006-08-24 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Prepartaion for external percutaneous administration containing non-steroidal anti-inflammatory drug and interleukin-1 alpha production inhibitor |
JP4789479B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2011-10-12 | ロート製薬株式会社 | プラノプロフェン含有水性組成物 |
JP5785353B2 (ja) * | 2004-02-27 | 2015-09-30 | 大正製薬株式会社 | 眼科用剤 |
JP2005239658A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | 点眼剤 |
JP4961671B2 (ja) * | 2004-02-27 | 2012-06-27 | 大正製薬株式会社 | 点眼剤 |
JP5434981B2 (ja) * | 2004-02-27 | 2014-03-05 | 大正製薬株式会社 | 点眼剤 |
JP4604515B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2011-01-05 | 大正製薬株式会社 | 眼科用剤 |
JP2005247803A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Zeria Pharmaceut Co Ltd | 点眼剤及びその容器 |
JP2005247795A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Zeria Pharmaceut Co Ltd | 安定な点眼剤 |
JP4845405B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2011-12-28 | ロート製薬株式会社 | プラノプロフェン含有医薬製剤 |
JP4831944B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2011-12-07 | ロート製薬株式会社 | プラノプロフェン含有組成物 |
JP4756837B2 (ja) * | 2004-06-03 | 2011-08-24 | ロート製薬株式会社 | プラノプロフェン含有組成物 |
JP4958401B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2012-06-20 | ロート製薬株式会社 | プラノプロフェン含有組成物 |
JP5575100B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2014-08-20 | ロート製薬株式会社 | プラノプロフェン含有組成物 |
JP2007099647A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 粘膜適用組成物 |
US20070249727A1 (en) * | 2006-04-21 | 2007-10-25 | The Proctor & Gamble Company | Compositions and kits useful for treatment of respiratory illness |
JP5675183B2 (ja) * | 2009-06-16 | 2015-02-25 | ロート製薬株式会社 | 水性組成物 |
JP5887893B2 (ja) * | 2010-12-10 | 2016-03-16 | 大正製薬株式会社 | 内服液剤 |
CN104010661B (zh) * | 2011-12-27 | 2017-06-06 | 千寿制药株式会社 | 含有二丁基羟基甲苯的制剂及二丁基羟基甲苯的稳定化方法 |
IN2014MN01553A (ja) * | 2012-02-27 | 2015-05-08 | Rohto Pharma | |
JP5440635B2 (ja) * | 2012-03-19 | 2014-03-12 | 大正製薬株式会社 | 点眼剤 |
JP5916560B2 (ja) * | 2012-08-08 | 2016-05-11 | 小林製薬株式会社 | 粘膜適用組成物 |
JP5992293B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2016-09-14 | 大正製薬株式会社 | 眼科用剤 |
JP5897075B2 (ja) * | 2014-07-22 | 2016-03-30 | 小林製薬株式会社 | 粘膜適用組成物 |
JP2017119669A (ja) * | 2015-10-15 | 2017-07-06 | ロート製薬株式会社 | 異物感改善用眼科組成物 |
JP6532959B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2019-06-19 | ロート製薬株式会社 | 眼科組成物 |
WO2019131517A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | ライオン株式会社 | 眼科用製品及びマスキング方法 |
WO2019230971A1 (ja) | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 千寿製薬株式会社 | ジブチルヒドロキシトルエンの含量低下が抑制された眼科用液剤 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56125876U (ja) * | 1980-02-23 | 1981-09-25 | ||
JPS5918066B2 (ja) * | 1980-09-02 | 1984-04-25 | テルモ株式会社 | 医療用器具収納体 |
JPS597115A (ja) * | 1982-07-02 | 1984-01-14 | Yoshitomi Pharmaceut Ind Ltd | 消炎鎮痛外用剤 |
JPS60184013A (ja) * | 1984-03-01 | 1985-09-19 | Yoshitomi Pharmaceut Ind Ltd | 点眼剤 |
JPH0632649B2 (ja) * | 1986-02-20 | 1994-05-02 | ロ−ト製薬株式会社 | 液状医薬品包装体 |
JPS62221352A (ja) * | 1986-03-22 | 1987-09-29 | 株式会社新素材総合研究所 | 酸素による薬液の変質を防止する薬液入りプラスチック容器の製造方法 |
JPH03287535A (ja) * | 1990-03-31 | 1991-12-18 | Bairon Boeki Kk | プラノプロフェン水溶液 |
JPH05186349A (ja) * | 1991-12-30 | 1993-07-27 | Teika Seiyaku Kk | プラノプロフェン点眼剤組成物 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7056212A patent/JP3021312B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
医薬品添加物研究会編「実用医薬品添加物」(1974)化学工業社,p.11−12,99−101,217−220 |
宮崎順一,高野正彦著「点眼剤その作り方と応用」(1962)南山堂,p.87−88 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011098960A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-05-19 | Rohto Pharmaceutical Co Ltd | 水性組成物 |
JP2015193634A (ja) * | 2009-10-09 | 2015-11-05 | ロート製薬株式会社 | 水性組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07304670A (ja) | 1995-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3021312B2 (ja) | プラノプロフェンの安定化方法および安定なプラノプロフェン水性液剤 | |
KR100338851B1 (ko) | 프라노프로펜의안정화방법및안정한프라노프로펜약제 | |
EP1098649B1 (en) | Method for stabilizing pharmaceutical compositions by special use of an antioxidant | |
JP2005002123A (ja) | 4,5−エポキシモルヒナン誘導体を含有する安定な医薬品組成物 | |
US11083698B2 (en) | Epinephrine compositions and containers | |
JP2014141534A (ja) | イソプロピルウノプロストンの分解抑制方法 | |
US6849655B2 (en) | Aqueous liquid formulations | |
JP2008120764A (ja) | プロスタグランジン水性点眼剤 | |
JP2006111614A (ja) | 安定化された注射用水溶液製剤 | |
TWI845795B (zh) | 眼用醫藥組合物 | |
US11865089B2 (en) | Infusion dosage form of norepinephrine | |
US11806320B2 (en) | Isoproterenol compositions and methods | |
JP2022123792A (ja) | 水性医薬組成物 | |
JP2007063265A (ja) | 熱的に不安定な薬物の分解抑制方法 | |
WO2021014957A1 (ja) | ベンダムスチン注射液製剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991214 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |