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JP2927746B2 - 噴射ノズル - Google Patents

噴射ノズル

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JP2927746B2
JP2927746B2 JP33678996A JP33678996A JP2927746B2 JP 2927746 B2 JP2927746 B2 JP 2927746B2 JP 33678996 A JP33678996 A JP 33678996A JP 33678996 A JP33678996 A JP 33678996A JP 2927746 B2 JP2927746 B2 JP 2927746B2
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KYORITSU GOKIN SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧流体を分配供
給する分配供給室に連通されて、流体を噴射する複数の
噴射孔が、直線状の一列に並べて形成されて、それら複
数の噴射孔から噴射された流体が、全体として、噴射孔
の並び方向に沿って扁平な帯状に噴射されるように構成
されている噴射ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】冒記噴射ノズルは、例えば流体を処理対
象物の表面に対して吹き付けるのに使用されるものであ
り、具体的には、処理対象物表面の乾燥や洗浄,冷却、
或いは、塗料や溶剤等の表面処理材の処理対象物表面へ
の塗布等に使用されるものである。かかる噴射ノズルと
して、従来、例えば図8,図9に示すように、流体供給
用の接続部01と分配供給室02とが設けられているノ
ズルボディ03に、分配供給室02に連通する複数の噴
射孔04を一定間隔で互いに平行に設けて、それら複数
の噴射孔04から噴射された流体が、全体として、噴射
孔04の並び方向に沿って扁平な帯状に噴射されるよう
に構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10,図11は、上
記従来の噴射ノズル0Aを使用して、流体の一例として
の圧縮空気を噴射させた場合における衝突力Fの衝突幅
方向(噴射孔の並び方向)に沿う分布の計測データを示
し、分配供給室03への供給圧力が2kgf/cm2G,4kgf/c
m2Gの場合の各々について、噴射ノズル0Aと処理対象
物Hとの距離Lを50mm〜300mmの範囲で50mmづつ
段階的に変化させた場合における衝突力Fの衝突幅方向
に沿う分布を定性的に示している。尚、噴射ノズル0A
には16本の噴射孔04が設けられ、噴射孔04の各々
は長さが25mmで直径が1.0mmの丸孔に形成され、図
8において、B1は47mm、L1は90mmである。この
種のノズルは、衝突力がその衝突幅方向に沿って略一定
に分布すること、並びに、その一定に分布する幅が、噴
射ノズルと処理対象物との距離が異なっても極力同幅に
保たれることが、上述の使用形態から考えると望ましい
ものとなる。そして、衝突力が一定に分布する幅は、基
本的には、噴射孔の並び方向に沿うノズル幅と略同幅と
なるように確保されることが望ましいものとなる。しか
しながら、上述の従来の噴射ノズル0Aでは、図10,
図11から理解できるように、噴射ノズル0Aと処理対
象物Hとの距離Lが長くなるにともなって、衝突力Fの
分布が衝突幅方向中央部でピークとなる状態に変化する
ことになる。従って、空気を処理対象物Hに対して、衝
突力Fがその衝突幅方向に沿って略一定に分布する状態
で、略均一に吹き付けることのできる噴射ノズル0Aと
処理対象物Hとの最大の距離Lがせいぜい50mm程度と
短かくなる。そのため、流体を処理対象物に対して、衝
突力Fがその衝突幅方向に沿って略一定に分布する状態
で略均一に吹き付けようとするには、噴射ノズル0Aと
処理対象物Hとの距離Lを短くして使用しなければなら
ない等、噴射ノズル0Aを使用する上での制約が大きい
欠点がある。この欠点は、複数の噴射孔の各々から噴射
された空気がその空気周囲の外部空気を誘引する結果、
隣合う噴射孔から噴射された空気どうしの間に大気圧よ
りも低い負圧領域が発生することにより、噴射孔から噴
射された空気が、噴射孔の並び方向の中央側に引き寄せ
られて、衝突幅方向の中央位置における流量が増大する
ことに起因すると考えられる。本発明は上記実情に鑑み
てなされたものであって、複数の噴射孔の噴射方向を工
夫することにより、噴射ノズルを上述の要望を満足させ
ながら使用する上での制約を少なくすることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の噴射ノズ
ルは、複数の噴射孔の各々から噴射された流体がその流
体周囲の外部空気を誘引する結果、隣合う噴射孔から噴
射された流体どうしの間に大気圧よりも低い負圧領域が
発生して、噴射孔から噴射された流体が、噴射孔の並び
方向の中央側に引寄せられるものとなるが、噴射孔の並
び方向両端側に位置する噴射孔の噴射方向が側方に向か
うように設けられているので、両端側に位置する噴射孔
から噴射された流体は噴射孔の並び方向の中央側に引寄
せられた結果においては、噴射ノズルの直前方に向かう
ように流れることになり、衝突幅方向の中央位置におけ
る流量の増大を抑制して、衝突幅方向両端側における流
量を適正流量に維持して、衝突幅方向に沿う流量分布を
均一化することが可能になる。また、噴射されるべき流
体を直線状の長尺流路に沿って効果的に整流できる。
って、噴射ノズルと処理対象物との距離を従来よりも長
くして使用しても、流体を処理対象物に対して、衝突力
がその衝突幅方向に沿って略一定に分布する状態で、且
つ、その略一定に分布する幅を保った状態で、吹き付け
ることができ、噴射ノズルを使用する上での制約を少な
くすることができる。その上、流体を略均一に吹き付け
ることのできる噴射ノズルと処理対象物との最大の距離
を一層長くすることができる。尚、図5,図6は、本発
明の実施例において示す噴射ノズルAを使用して圧縮空
気を噴射させた場合における衝突力Fの衝突幅方向に沿
う分布の計測データを示し、分配供給室3への供給圧力
が2kgf/cm2G, 4kgf/cm2Gの場合の各々について、噴射
ノズルAと処理対象物Hとの距離Lを50mm〜300mm
の範囲で50mmづつ段階的に変化させた場合における衝
突力Fの衝突幅方向に沿う分布を定性的に示している。
図5,図6から、流体を処理対象物Hに対して、衝突力
Fがその衝突幅方向に沿って略一定に分布する状態で、
且つ、その略一定に分布する幅を保った状態で吹き付け
ることのできる噴射ノズルAと処理対象物Hとの最大の
距離Lが従来よりも長くなり、噴射ノズルを使用する上
での制約が従来よりも少ないことが理解できる。
【0005】請求項2記載の噴射ノズルは、複数の噴射
孔の噴射方向が、並び方向の中央よりも両端側に位置す
るものほど大きく側方に向かうように構成されているの
で、複数の噴射孔の各々から噴射された流体を、噴射ノ
ズルの直前方に向けて流れるようにして、衝突力の衝突
幅方向に沿う変動が少ないようにすることができる。
【0006】請求項3記載の噴射ノズルは、複数の噴射
孔から噴射された流体が、全体として、噴射孔の並び方
向に沿うノズル幅と略同幅の帯状に噴射されるので、ノ
ズル幅よりも大きな幅の処理対象物に対して吹き付ける
際に、複数の噴射ノズルをそれらの噴射孔どうしが一列
に並ぶ状態に並べ、且つ、隣合う噴射ノズルから帯状に
噴射した流体どうしをその幅方向端部で互いに近接させ
るようにすると、複数の噴射ノズルの各々から帯状に噴
射した流体を、衝突力の衝突幅方向に沿う分布を全体と
して略一定に維持する状態で一連に連続させて噴射させ
とが可能となる。
【0007】請求項記載の噴射ノズルは、流体を直線
状の長尺流路として形成されている噴射孔に流入抵抗が
少ない状態で円滑に流入させ易く、一層効果的に整流で
きる。
【0008】請求項記載の噴射ノズルは、噴射孔の並
び方向の中央よりも両端側に位置する噴射孔から噴射さ
れる流体の流量を減少させて、並び方向両端側に位置す
る噴射孔の噴射方向を側方に向かうように構成した場合
における衝突幅方向端部側の流量増大を抑制でき、衝突
力をその衝突幅方向に沿って略一定に分布させ易い。つ
まり、噴射孔の並び方向両端側に位置する噴射孔の噴射
方向を側方に向かうように構成した場合、上述の請求項
1についての説明から理解できるように、衝突幅方向端
部側の流量が衝突幅中央側の流量よりも増大し易く、図
5において仮想線で示すように、衝突力Fの衝突幅方向
に沿う分布が、衝突幅方向の端部側において衝突幅中央
側よりも増大し易いが、噴射孔の並び方向の中央側に位
置する噴射孔から噴射される流体の流量よりも両端側に
位置する噴射孔から噴射される流体の流量を減少させる
ので、衝突幅方向端部側の流量増大が抑制され、図5に
おいて実線で示すように、衝突力Fを衝突幅方向に沿っ
て略一定に分布させ易い。
【0009】請求項記載の噴射ノズルは、同径の噴射
孔を並び方向の中央よりも両端側に位置するものほど長
く形成するという簡単な構造で、通流抵抗が並び方向の
中央よりも両端側に位置するものほど大きくなるように
構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1,図2は、加圧流体の一例と
しての圧縮空気を噴射するように構成してある本発明に
よる噴射ノズルAを示し、アルミダイカスト製のノズル
ボディ1に、圧縮空気供給管Cが接続流路2aに接続さ
れる接続部2と、その接続部2に連通される分配供給室
3と、その分配供給室3に連通した複数の噴射孔4とが
設けられ、ノズル固定用のボルトDを挿通する切欠部5
が左右両側に形成されている。
【0011】前記ノズルボディ1は、図3に示すよう
に、接続部2と分配供給室形成用の凹部3aと噴射孔形
成用の直線状の複数の長溝4aが形成されている主ボデ
ィ1aと、分配供給室3と複数の噴射孔4とが形成され
るように主ボディ1aの凹部3aと長溝4aとを一側側
から塞ぐ蓋状ボディ1bとに、噴射孔4の並び方向に沿
って分割形成されている。
【0012】そして、主ボディ1aと蓋状ボディ1bと
を板状パッキン6を挟んでビス7で連結することによ
り、分配供給室3に連通する複数の噴射孔4が直線状の
一列に並べて形成され、それら複数の噴射孔4から噴射
された圧縮空気が、全体として、噴射孔4の並び方向に
沿って扁平で、かつ、噴射孔4の並び方向に沿うノズル
幅B1と略同幅の帯状に噴射されるように構成してあ
る。
【0013】前記複数の長溝4aの各々は、横断面形状
が正方形の同一寸法に形成され、それらの溝中心線4x
をノズル中心線X上の点Pを中心にして等角度αづつ左
右に振り分け配置して、長溝4aの並び方向の中央より
も両端側に位置するものほど、大きく側方に向かい、か
つ、一定横断面形状部分の溝長さGLが長くなるように
設けられているとともに、長溝4aの入口側、つまり、
分配供給室形成用の凹部3a側は、凹部3a側ほど溝幅
がテーパ状に広がる形状に形成されている。
【0014】従って、主ボディ1aと蓋状ボディ1bと
を板状パッキン6を挟んでビス7で連結することにより
形成された複数の噴射孔4は、その入口側部分が流路上
手側ほど拡径する直線状の長尺流路として形成され、複
数の噴射孔4の噴射方向が、それら噴射孔4の並び方向
に沿う方向から視て同じ方向に向かい、かつ、並び方向
の中央よりも両端側に位置するものほど大きく側方に向
かうように構成されている。
【0015】また、前記複数の長溝4aは、長溝4aの
並び方向の中央よりも両端側に位置するものほど一定横
断面形状部分の溝長さGLが長くなるように設けられ、
これらの長溝4aの横断面形状が正方形の同一寸法に形
成されているので、複数の噴射孔4が、同径で、かつ、
並び方向の中央よりも両端側に位置するものほど長く形
成されて、その通流抵抗が、並び方向の中央よりも両端
側に位置するものほど大きくなるように構成されてい
る。
【0016】図4は、上記噴射ノズルAの使用形態の一
例を示しており、圧縮空気供給管Cを介して圧縮空気供
給ヘッダーEに接続されている三つの噴射ノズルAを、
それらの噴射孔4どうしを一列に並べる状態で間隔を隔
てて、ボルトDで固定フレームGに固定してあり、隣合
う噴射ノズルAから帯状に噴射した圧縮空気どうしをそ
の幅方向端部で互いに近接させて、三つの噴射ノズルA
の各々から帯状に噴射した圧縮空気を、衝突力Fの衝突
幅方向に沿う分布を全体として略一定に維持する状態で
一連に連続させて噴射できるように構成されている。
【0017】
【実施例】本発明による噴射ノズルAの主要寸法を図1
において例示すると、15本の噴射孔4が設けられ、B
1は58mm、B2は51mm、L1は78mm、L2は10
mm、αは2°であり、噴射孔4はその横断面形状が一辺
が0.9mmの正方形に形成されている。
【0018】図5,図6は、前述の通り、上記寸法の噴
射ノズルAを使用して圧縮空気を噴射させた場合におけ
る衝突力Fの衝突幅方向に沿う分布の計測データを示
し、横軸方向が噴射孔4の並び方向に沿うノズル幅方向
に対応している。尚、図5,図6及び図10,図11で
示した計測データは、いずれも、図7に示すように、噴
射された空気の圧力を検出する受圧センサーSを衝突幅
方向に沿って移動させることにより得たものである。
【0019】〔その他の実施形態〕 1.複数の噴射孔の噴射方向のうち、並び方向中央側に
位置する複数の噴射孔の噴射方向が互いに平行になるよ
うに構成され、並び方向両端側に位置する残りの噴射孔
の噴射方向が側方に向かうように構成されていても良
い。この場合、並び方向両端側に位置する噴射孔の噴射
方向のみが側方に向かうように構成されていても良い。 2.複数の噴射孔から噴射された流体が、全体として、
噴射孔の並び方向に沿うノズル幅よりも幅狭の帯状に噴
射されるように構成されていても良い。 3.複数の噴射孔から噴射された流体が、全体として、
噴射孔の並び方向に沿うノズル幅よりも幅広の帯状に噴
射されるように構成されていても良い。 4.複数の噴射孔の径が互いに異なっていても良い。 5.噴射孔の並び方向両端側に位置する噴射孔ほど小径
に形成して、その通流抵抗が、並び方向の中央よりも両
端側に位置するものほど大きくなるように構成されてい
ても良い。 6.本発明による噴射ノズルは、空気等の気体の他、気
液混合流体や液体を扁平な帯状に噴射するものであって
も良い。 7.本発明による噴射ノズルは、空気や気液混合流体或
いは水等を圧延中の鋼材表面に噴射して、その冷却やス
ケール除去に使用するものであっても良い。 8.本発明による噴射ノズルは、処理対象物の加熱やエ
アカーテンの生成、更には公園等における噴水用や燃焼
バーナ用に使用するものであっても良い。 9.本発明による噴射ノズルは、単一で使用するもので
あっても良い。 10.複数の噴射ノズルAを、図4に示すと同様に、圧
縮空気供給ヘッダーEに対して一列に接続し、それらの
噴射ノズルAの噴射孔4の並び方向を、平面視で、噴射
ノズルAの並び方向に対して一定角度で傾斜させる状態
で固定フレームGに固定して使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部断面正面図
【図2】側面断面図
【図3】分解斜視図
【図4】使用形態を示す斜視図
【図5】供給圧力が2kgf/cm2Gの場合における計測デー
タを示すグラフ
【図6】供給圧力が4kgf/cm2Gの場合における計測デー
タを示すグラフ
【図7】計測方法を示す斜視図
【図8】従来例を示す一部断面正面図
【図9】従来例を示す側面断面図
【図10】供給圧力が2kgf/cm2Gの場合における従来例
の計測データを示すグラフ
【図11】供給圧力が4kgf/cm2Gの場合における従来例
の計測データを示すグラフ
【符号の説明】
3 分配供給室 4 噴射孔 B1 ノズル幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−59058(JP,A) 特開 昭60−166056(JP,A) 特開 昭63−175657(JP,A) 実開 昭51−54160(JP,U) 実開 昭60−100049(JP,U) 実開 昭61−55950(JP,U) 実開 昭63−63314(JP,U) 実開 昭64−44082(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05B 1/00 - 1/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧流体を分配供給する分配供給室に連
    通されて、流体を噴射する複数の噴射孔が、直線状の一
    列に並べて形成されて、それら複数の噴射孔から噴射さ
    れた流体が、全体として、噴射孔の並び方向に沿って扁
    平な帯状に噴射されるように構成されている噴射ノズル
    であって、 前記複数の噴射孔の噴射方向が、それら噴射孔の並び方
    に沿う方向から視て同じ方向に向かい、かつ、並び方
    向両端側に位置するものが側方に向かうように構成さ
    、前記複数の噴射孔が、直線状の長尺流路として形成
    されている噴射ノズル。
  2. 【請求項2】 前記複数の噴射孔の噴射方向が、並び方
    向の中央よりも両端側に位置するものほど大きく側方に
    向かうように構成されている請求項1記載の噴射ノズ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記複数の噴射孔から噴射された流体
    が、全体として、噴射孔の並び方向に沿うノズル幅と略
    同幅の帯状に噴射されるように構成されている請求項1
    又は2記載の噴射ノズル。
  4. 【請求項4】 前記直線状の長尺流路として形成されて
    いる複数の噴射孔の入口側部分が、流路上手側ほど拡径
    するように形成されている請求項1〜3のいずれか1項
    記載の噴射ノズル。
  5. 【請求項5】 前記複数の噴射孔の通流抵抗が、並び方
    向の中央よりも両端側に位置するものほど大きくなるよ
    うに構成されている請求項1〜のいずれか1項記載の
    噴射ノズル。
  6. 【請求項6】 前記複数の噴射孔が、同径で、かつ、並
    び方向の中央よりも両端側に位置するものほど長く形成
    されて、その通流抵抗が、並び方向の中央よりも両端側
    に位置するものほど大きくなるように構成されている請
    求項記載の噴射ノズル。
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