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JP2023028643A - 部品供給装置 - Google Patents

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JP2023028643A
JP2023028643A JP2021134475A JP2021134475A JP2023028643A JP 2023028643 A JP2023028643 A JP 2023028643A JP 2021134475 A JP2021134475 A JP 2021134475A JP 2021134475 A JP2021134475 A JP 2021134475A JP 2023028643 A JP2023028643 A JP 2023028643A
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JP
Japan
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rail
headed
chute
escapement
shoot
Prior art date
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Pending
Application number
JP2021134475A
Other languages
English (en)
Inventor
慶一 安積
Keiichi Azumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP2021134475A priority Critical patent/JP2023028643A/ja
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Abstract

【課題】有頭部品の供給量を確保しつつ搬送姿勢を安定させ、噛み込みによる問題を解決した部品供給装置の提供。【解決手段】本発明の部品供給装置1は、バスケット6からねじSをすくい上げるすくい板6と、このすくい板6からねじSを受け取り吊り下げ可能なシュートレール10と、このシュートレール10を固定するとともに、当該シュートレール10へ振動を付与する振動手段20と、シュートレール10の前端に配置されねじSを受け取って次工程へ供給するエスケープメント30とを備える。シュートレール10は、ねじSの軸部S2を挿通可能に所定の間隔(A,B)を空けて対向配置されて成る第一レール11および第二レール12を具備して成り、前記間隔(A,B)は、すくい板6からエスケープメント30へ向かうに従い漸減するよう設定したことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、有頭部品を吊り下げて水平搬送する部品供給装置に関する。
従来の部品供給装置は、特許文献1に示すように、有頭部品を多数貯留可能なバスケットと、このバスケットから有頭部品をすくい上げて吊り下げ支持可能かつ揺動動作可能なすくい板と、このすくい板の揺動路前方に延び前記有頭部品を吊り下げて垂直な姿勢で支持可能かつ所定間隔を空けて対向に配置したシュートレールと、このシュートレールに振動を付与可能な振動体と、前記シュートレールの前端に接するよう配置され前記有頭部品を1本ずつ受け取り、次工程へ順次排出可能なエスケープメントとから構成される。
前記すくい板は、前記有頭部品の軸部を挿通自在にガイド可能かつ当該有頭部品の頭部を吊り下げ支持可能な支持溝を備えて成る。また、前記シュートレールは、その後端から前端へかけて一定の間隔を空けて軸部をガイドする一方、頭部を吊り下げ可能に構成されている。また、シュートレールは、平行に配置され一定の間隔に設定されており、有頭部品の頭部を吊り下げ、当該有頭部品の軸部を前記間隔にガイドするように構成される。
このように構成された従来の部品供給装置の作用について説明する。前記すくい板は、揺動動作することで、前記バスケット内に貯留された様々な姿勢の有頭部品を上方へすくい上げる。これにより、前記有頭部品は、前記支持溝へ誘い込まれたり再びバスケット内へ滑落したりする。ここで、すくい板の支持溝にガイドされた有頭部品は、さらなるすくい板の揺動によってシュートレールの後端へ向かって滑り落ち、斜めの姿勢から垂直な姿勢へと変化する。また、この垂直な姿勢で吊り下げられた有頭部品は、前記エスケープメントへ向かい一列になって振動搬送される。さらに、前記エスケープメントは、シュートレールの後端から排出される有頭部品を1本ずつ受け取って、ねじ締め機などの次工程へ次々に送っている。
特許第4464094号公報
しかしながら、特許文献1に開示の従来の部品供給装置は、シュートレールの間隔を有頭部品の軸部直径とほぼ変わらない寸法と設定している場合、すくい板から受け取る有頭部品の入口が狭く、有頭部品の供給量を確保し難いという問題があった。逆に、従来の部品供給装置は、シュートレールの間隔を有頭部品の軸部直径よりも十分に大きな寸法と設定している場合、エスケープメントへ受け渡す有頭部品の位置が搬送方向に対して直交方向へばらつき易いという問題もあった。このように、従来の部品供給装置は、有頭部品をすくい板からシュートレールへ受け取る際や、シュートレールからエスケープメントへ受け渡す際に問題を生じ易く、安定した有頭部品の供給量を担保し難いという問題があった。
本発明は、複数の有頭部品を貯留可能なバスケットと、このバスケット内の有頭部品をすくい上げ揺動可能なすくい板と、このすくい板の揺動路前方に延びて配置され、すくい板によってすくい上げられた有頭部品を受け取り吊り下げて支持可能なシュートレールと、このシュートレールを固定して成るとともに当該シュートレールに振動を付与する振動手段と、前記シュートレールの前端に接するよう配置され当該前端側から排出された有頭部品を受け取って次工程へ供給するエスケープメントとを備えて成る部品供給装置において、前記シュートレールは、前記有頭部品の軸部を挿通可能に所定の間隔を空けて対向配置されて成る第一レールおよび第二レールを具備して成り、前記第一レールおよび第二レールの間隔は、すくい板側からエスケープメント側へ向かうに従って漸減するよう設定されていることを特徴とする。なお、前記振動手段は、振動を発する振動体と、この振動体に前記シュートレールを固定可能な取付ねじと、前記振動体および前記シュートレールの間に介在する厚さの異なるスペーサとを備えて成り、前記第一レールおよび第二レールは、何れも同一の厚さに設定されて成ることが望ましい。
本発明に係る部品供給装置は、前記第一レールおよび第二レールの間隔をエスケープメント側へ向かい漸減するよう構成しているため、広い間隔のすくい板側では有頭部品を受け入れ易く、しかも、狭い間隔のエスケープメント側では有頭部品の位置を定めて当該エスケープメントへ受け渡しし易いという利点がある。これにより、本発明に係る部品供給装置は、すくい板からシュートレールへの有頭部品の受け渡しを効率よく行え、エスケープメントでの有頭部品の噛み込みを生じ難いく、安定した有頭部品の搬送を行える。また、本発明の部品供給装置は、同一厚さの第一レールおよび第二レールの間隔を調整可能な厚さの異なるスペーサを備えるので、第一レールおよび第二レールに斜面を成形するような特殊な加工を施さなくてもよく、コスト低減を可能にするという利点もある。
本発明に係る部品供給装置の概略図である。 本発明に係る部品供給装置の説明図であり、(a)は第一レールおよび第二レールの板厚を同一としてスペーサによりシュートレールの間隔を漸減させたものを示す要部説明図であり、(b)はスペーサを用いず第一レールおよび第二レールの対向面を傾斜させ間隔を漸減させたものを示す要部説明図である。
本発明に係る部品供給装置を図1および図2に基づいて説明する。本発明に係る部品供給装置1は、有頭部品の一例であるねじSを複数貯留可能なバスケット6と、このバスケット6内を揺動自在に配置され前記ねじSをすくい上げ可能なすくい板7と、このすくい板7の揺動路前方に延びるよう配されたシュートレール10と、このシュートレール10を固定して成るとともに当該シュートレール10に振動を付与する振動手段20と、前記シュートレール10の前端に接するよう配置されたエスケープメント30とを備えて成る。
前記バスケット6は、すり鉢状に形成されており、前記ねじSを予め多数貯留可能にして成る。このバスケット6は、その内部にシュートレール10の後端を配置可能に成形されており、その底部が前記すくい板7を揺動自在に配置可能に成形されている。
前記すくい板7は、略扇型状であり、前記シュートレール10の後端に沿ってバスケット6内を揺動自在に構成され、ねじSの軸部S2をガイドするとともに、当該ねじSの頭部S1を吊り下げ支持可能な吊下溝7aを備えて成る。前記吊下溝7aは、バスケット6に貯留されたねじSの軸部S2を挿通可能な溝を備えており、当該溝に挿通したねじSの頭部S1を当該溝の上面に吊り下げ可能に構成されている。また、すくい板7は、揺動下死点となるバスケット6の底部では、吊下溝7aをほぼ水平にして成る一方、揺動上死点となるバスケット6の上部では、吊下溝7aを傾けて成る。よって、すくい板7は、揺動によりバスケット6内に貯留したねじSをすくい上げ、吊下溝7aに吊り下げたねじSを吊下溝7aからシュートレール10へ滑落させて供給することができる。
前記振動手段20は、前後方向へ発振可能な振動体21を備えて成り、当該振動体21に前記シュートレール10を固定可能に構成される。この振動体21へシュートレール10を固定可能にするのは、取付ねじの一例である六角ボルトであり、図1および図2(a),(b)に示すように、複数個の六角ボルトを使用している。これにより、前記振動手段20は、これと一体となったシュートレール10を前後方向へ微振動させることができるため、シュートレール10に吊り下げられたねじSは当該シュートレール10の後端側から前端側へ向かって移動することとなる。
前記シュートレール10は、所定の間隔を空けて対向に配置された第一レール11および第二レール12を備えて成り、前記間隔をねじSの軸部S2を挿通可能かつ、当該ねじSの頭部S1を吊り下げて支持可能な寸法に設定されている。また、前記第一レール11および第二レール12の間隔は、ねじSの軸部S2の1.05倍から1.25倍の寸法に設定されており、図2(a),(b)に示すように、すくい板7側からエスケープメント30側へ向かうにしたがって漸減するような寸法に設定されている。具体的には、すくい板7側に位置する間隔Aは、軸部S2の1.25倍の寸法となるよう設定され、エスケープメント30側に位置する間隔Bは、軸部S2の1.05倍の寸法となるよう設定されており、間隔A>間隔Bの寸法関係となるようかつエスケープメント30側へ近づくにしたがって漸減するよう配置されている。
このように、シュートレール10の後端側に位置する間隔Aを広く設定することで、すくい板7から滑り落ちるねじSの軸部S2をシュートレール10へ案内し易く、第一レール11および第二レール12の上面に頭部S1を支持することができ、1つの頭部S1を2部材で必ず吊り下げて安定したねじSの吊り下げを可能にする。また、前記シュートレール10の前端側に位置する間隔Bを狭く設定することで、シュートレール10に吊り下げたねじSを搬送方向に対して直交する方向に位置ずれし難い。よって、シュートレール10からエスケープメント30へ搬送するねじSを徐々に搬送方向に対して直線的に整列させることができ、エスケープメント30へのねじSの受け渡しが安定する。
前記エスケープメント30は、シュートレール10の後端側から排出されるねじSを順次受け取り、次工程へ供給する可能に構成されており、ねじSの頭部S1を吊り下げ支持可能な受取板31と、ねじSの頭部S1を通過可能な穴径に設定された排出穴32とを備えて成る。また、エスケープメント30は、前記受取板31を排出穴32へ向かって移動可能に構成されており、常時は図2(a),(b)に示すように、シュートレール10の後端側に接続する一方、この位置から排出穴32側へ向かって受取板31に吊り下げたねじSを移動させて次工程へ供給する。
なお、前記第一レール11および第二レール12は、上述したように、すくい板7側からエスケープメント30側へ向かって間隔を漸減するよう配置されていればよく、それぞれ均一な板厚に設定されていてもよい。この場合、前記移動手段20に固定する際、図1および図2(a)に示すように、厚さの異なるスペーサ21a,21bを用いて前記六角ボルトにより固定する。前記スペーサ21aは、すくい板7側に取り付けられ前記スペーサ21bよりも厚みが薄く設定されている。一方、前記スペーサ21bは、エスケープメント30側に取り付けられスペーサ21aよりも厚く設定されている。このように、振動手段20は、厚みの異なるスペーサ21a,21bを用いてシュートレール10を固定することで、図2(a)に示すように前記第一レール11および第二レール12を均一な厚みTに設定しながらも、前記間隔Aから間隔Bを漸減させることが可能となる。よって、第一レール11および第二レール12をそれぞれ同一厚さTの部品にできるため、部品の管理性を高めることができる。
また、第一レール11および第二レール12は、間隔Aから間隔Bの寸法を漸減させるため、図2(b)に示すように厚さの異なるスペーサ21a,21bを用いることなく、不均一な厚さのものを採用してもよい。つまり、第一レール11および第二レール12の外幅C,Dが同一寸法でありながら、間隔A,Bは異なる寸法に設定しており、軸部S2をガイドする第一レール11および第二レール12の対向面が傾斜面となるよう加工されていてもよい。よって、スペーサ21a,21bによる間隔A,Bの寸法調整を不要にすることが可能となり、組立て作業性を高くできる。
シュートレール10の間隔Aから間隔Bへ向かって漸減する寸法とした部品供給装置1は、ねじSをすくい板7から受け取り易い構成のため、頭部の外径が大きく、軸部の長さが長い寸法の有頭部品など特にすくい板7によってすくい上げ難い有頭部品を確実にシュートレール10へ案内できる。よって、従来に比べて有頭部品の供給量を向上させることができる。
1 … 部品供給装置
7 … すくい板
10 … シュートレール
11 … 第一レール
12 … 第二レール
20 … 振動手段
30 … エスケープメント
A,B… 間隔

Claims (2)

  1. 複数の有頭部品を貯留可能なバスケットと、このバスケット内の有頭部品をすくい上げ揺動可能なすくい板と、このすくい板の揺動路前方に延びて配置され、すくい板によってすくい上げられた有頭部品を受け取り吊り下げて支持可能なシュートレールと、このシュートレールを固定して成るとともに当該シュートレールに振動を付与する振動手段と、前記シュートレールの前端に接するよう配置され当該前端側から排出された有頭部品を受け取って次工程へ供給するエスケープメントとを備えて成る部品供給装置において、
    前記シュートレールは、前記有頭部品の軸部を挿通可能に所定の間隔を空けて対向配置されて成る第一レールおよび第二レールを具備して成り、
    前記第一レールおよび第二レールの間隔は、すくい板側からエスケープメント側へ向かうに従って漸減するよう設定されていることを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記振動手段は、振動を発する振動体と、この振動体に前記シュートレールを固定可能な取付ねじと、前記振動体および前記シュートレールの間に介在する厚さの異なるスペーサとを備えて成り、
    前記第一レールおよび第二レールは、何れも同一の厚さに設定されて成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の部品供給装置。
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