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JP2001106328A - 物品整送装置 - Google Patents

物品整送装置

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Publication number
JP2001106328A
JP2001106328A JP28313099A JP28313099A JP2001106328A JP 2001106328 A JP2001106328 A JP 2001106328A JP 28313099 A JP28313099 A JP 28313099A JP 28313099 A JP28313099 A JP 28313099A JP 2001106328 A JP2001106328 A JP 2001106328A
Authority
JP
Japan
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article
conveying
articles
rocker
boards
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Withdrawn
Application number
JP28313099A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Uruma
間 保 漆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO DENJI KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOYO DENJI KIKAI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の整送を円滑かつ効率的に行うことがで
きる物品整送装置を提供する。 【解決手段】 物品供給装置のホッパ24から落下した
物品Wは、揺動かごの揺動作用により物品整送板11上
で搬送方向D1の左右両側に振り分けられ、物品整送板
11上の各溝11a内に物品Wが収容される。また、物
品整送板11の各溝11aに収容されない物品Wは、物
品搬送部10の補助板12a側または補助板12b側に
集められる。このとき、順方向リニアフィーダの振動作
用により物品整送板11上の複数列の溝11aに収容さ
れた物品Wは搬送方向D1に向けて送られ、逆方向リニ
アフィーダの振動作用により各補助板12a,12b上
で物品Wが搬送方向と逆向き(方向D2)に送られる。
また、揺動かごの揺動に合わせて各遮蔽板14a,14
bが昇降し、物品Wをホッパ24からの落下位置Sと同
等の上流位置から物品整送板11に戻す。なお、物品整
送板11の各溝11aを介して下流側に搬送されてきた
物品Wはコイル状チューブ16を介して次工程へ送られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品整送装置に係
り、とりわけ物品を複数列に整えて搬送する物品整送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カプセルや錠剤等の薬剤品を
整送するための装置として、複数列の溝が円弧状に設け
られた円盤状の振動板を備えた物品整送装置が知られて
いる。この従来の物品整送装置では、振動板の各溝の端
部に開口部分が設けられるとともに、振動板の下面側に
前記各溝の開口部分と連結するようコイル状チューブが
設けられており、前記各溝の開口部分およびコイル状チ
ューブを介して物品を下方に落とし込むことにより物品
を取り出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の物品整送装置では、振動板の下面側に設けられ
たコイル状チューブを介して物品を取り出すので、振動
板に加えられる振動作用がコイル状チューブの延在方向
と垂直に加わることとなり、コイル状チューブ内で物品
を円滑に送ることができないという問題がある。
【0004】なお、このような問題を解消するため、振
動板とコイル状チューブとを離間させることも行われて
いるが、この場合には振動板の各溝の開口部分とコイル
状チューブの入口部分との間にずれが生じ、コイル状チ
ューブ内へ物品を円滑に導入することができないという
問題がある。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、物品の整送を円滑かつ効率的に行うことが
できる物品整送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持台と、前
記支持台上に揺動自在に取り付けられた揺動かごと、前
記揺動かご上に設けられた物品搬送部であって、前記揺
動かごの揺動平面に略垂直な方向に向けて物品を複数列
に整えて搬送する物品搬送部とを備え、前記物品搬送部
は、物品の搬送方向に延びる複数列の溝を有する物品整
送板と、この物品整送板の両側に設けられた一対の補助
板と、前記搬送方向に向けて物品を送るよう前記物品整
送板に対して振動作用を与える第1リニアフィーダと、
前記搬送方向と逆向きに物品を送るよう前記各補助板に
対して振動作用を与える第2リニアフィーダとを有する
ことを特徴とする物品整送装置を提供する。
【0007】なお、本発明において、前記物品搬送部
は、前記物品整送板と前記各補助板との間にそれぞれ設
けられた一対の遮蔽板と、前記揺動かごの揺動に合わせ
て前記各遮蔽板を昇降させる昇降機構とをさらに有する
ことが好ましい。また、前記支持台に対する前記揺動か
ごの相対位置を検出するセンサ機構をさらに備え、前記
物品搬送部の前記昇降機構は前記センサ機構の検出結果
に基づいて前記各遮蔽板を昇降させることが好ましい。
さらに、前記揺動かごの揺動軸は前記物品整送板のうち
前記搬送方向に延びる中心軸上に位置することが好まし
い。
【0008】本発明によれば、物品供給装置等から供給
された物品を揺動かごの揺動作用により物品整送板上で
搬送方向の左右両側に振り分けて各溝内に物品を収容す
るとともに、物品整送板の各溝に収容されない物品を各
補助板を介してより上流側から物品整送板に戻すように
しているので、物品整送板の各溝に物品を効率的かつ確
実に収容することができる。なお、この場合において、
物品整送板自体は搬送方向に向けて一方向に振動するの
で、物品整送板に密着して設けられたコイル状チューブ
等に対してはその延在方向に振動作用が加わるのみであ
り、物品の整送を円滑かつ効率的に行うことができる。
【0009】また、本発明によれば、揺動かごの揺動に
合わせて、物品搬送部の補助板のうち水平位置よりも上
方にある側の遮蔽板を上昇させ、水平位置よりも下方に
ある側の遮蔽板を下降させることにより、物品を物品供
給装置からの供給位置と同等の上流位置から物品整送板
に戻すことができ、このため物品整送板の各溝に物品を
より効率的かつ確実に収容することができる。
【0010】さらに、本発明によれば、揺動軸が物品整
送板のうち搬送方向に延びる中心軸上に位置することに
より、物品供給装置等から供給された物品を搬送方向の
左右両側に安定かつ均等に振り分けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図3は本発明によ
る物品整送装置の一実施の形態を示す図である。
【0012】まず、図1および図2により、物品整送装
置の構成について説明する。ここで、図1は物品整送装
置の全体構成を示す図、図2は図1に示す物品整送装置
の要部を示す図である。
【0013】図1に示すように、物品整送装置1は、基
台31上に設置された支持台2と、支持台2上に揺動自
在に取り付けられた揺動かご3とを備えている。ここ
で、支持台2の両側には、一対のガイドレール2aが
(図1の紙面に垂直な平面内で)円弧状に設けられてい
る。また、揺動かご3の両側には一対の突出部3aが設
けられており、各突出部3aがそれぞれ対応するガイド
レール2a内で摺動することができるようになってい
る。さらに、支持台2の下部にはモータ4が固定されて
おり、モータ4の駆動シャフト4aを介して揺動かご3
を揺動させることができるようになっている。なお、揺
動かご3の揺動軸Rは、物品整送板11のうち物品Wの
搬送方向D1に延びる中心軸上に位置するようになって
いる(図2参照)。
【0014】また、図1に示すように、揺動かご3上に
は物品搬送部10が設けられており、揺動かご3の揺動
平面に略垂直な方向(図2の符号D1参照)に向けて物
品供給装置20から供給された物品Wを複数列に整えて
搬送することができるようになっている(図2参照)。
なお、物品供給装置20は、基台31上に4本の支軸2
1を介して取り付けられた受台22を有している。受台
22上には2本の支柱23を介してホッパ24が設けら
れており、ホッパ24内に収容された物品Wをリニアフ
ィーダ25の振動作用により物品搬送部10上に落下さ
せることができるようになっている(符号S参照)。
【0015】次に、図1および図2により、物品搬送部
10の詳細について説明する。図2に示すように、物品
搬送部10は、物品Wの搬送方向D1に延びる複数列
(図2の場合には14列)の溝11aを有する物品整送
板11と、この物品整送板11の両側に設けられた一対
の補助板12a,12bとを有している。ここで、物品
整送板11の下流側には、物品Wの飛び出しを防止する
ためにカバー15が設けられている。また、物品整送板
11の下流側端部には、各溝11aに対応する数のコイ
ル状チューブ16が設けられており、物品整送板11を
介して下流側に搬送されてきた物品Wを次工程へ送るこ
とができるようになっている。なお、各補助板12a,
12bにはそれぞれ、物品Wが下方に落下することを防
止するためにガイド板13a,13bが設けられてい
る。
【0016】また、図1および図2に示すように、物品
搬送部10は、搬送方向D1に向けて物品Wを送るよう
物品整送板11に対して振動作用を与える順方向リニア
フィーダ(第1リニアフィーダ)18a,18bと、搬
送方向と逆向き(方向D2)に物品Wを送るよう各補助
板12a,12bに対して振動作用を与える逆方向リニ
アフィーダ(第2リニアフィーダ)17a,17bとを
有している。
【0017】さらに、図2に示すように、物品搬送部1
0は、物品整送板11と各補助板12a,12bとの間
に一対の遮蔽板14a,14bを有しており、揺動かご
3の揺動に合わせてエアシリンダ(昇降機構)(図3
(a)(b)(c)の符号19a,19b参照)を介して各遮蔽
板14a,14bを昇降させることができるようになっ
ている。なお、支持台2には、揺動かご3に設けられた
センサ検知用フランジ3bを検知するセンサ機構5が設
けられており、このセンサ機構5の検出結果(支持台2
に対する揺動かご3の相対位置)に基づいてエアシリン
ダを駆動することにより各遮蔽板14a,14bを昇降
させるようになっている。
【0018】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0019】図1において、物品供給装置20のホッパ
24に収容された物品Wは、リニアフィーダ25の振動
作用により物品搬送部10のうち物品整送板11の上流
側中心部上に順次落下する(符号S参照)。
【0020】一方、物品整送装置1においては、支持台
2の下部に設けられたモータ4の駆動により、駆動シャ
フト4aを介して揺動かご3が揺動する。このとき、揺
動かご3の両側に設けられた各突出部3aが各ガイドレ
ール2a内で摺動し、物品搬送部10の物品整送板11
が揺動軸Rを中心として揺動する。これにより、物品供
給装置20のホッパ24から落下した物品Wは、揺動か
ご3の揺動作用により物品整送板11上で搬送方向D1
の左右両側に振り分けられ、物品整送板11上の各溝1
1a内に物品Wが収容される。なお、物品整送板11の
各溝11aに収容されない物品Wは、物品搬送部10の
補助板12a側または補助板12b側に集められる。
【0021】このとき、物品整送装置1においては、物
品搬送部10の順方向リニアフィーダ18a,18bお
よび逆方向リニアフィーダ17a,17bの駆動によ
り、物品整送板11および各補助板12a,12bがそ
れぞれ振動する。このとき、順方向リニアフィーダ18
a,18bの振動作用により物品整送板11上の複数列
の溝11aに収容された物品Wを搬送方向D1に向けて
送る。また、逆方向リニアフィーダ17a,17bの振
動作用により各補助板12a,12b上で物品Wを搬送
方向と逆向き(方向D2)に送る。
【0022】また、物品整送装置1においては、揺動か
ご3の揺動に合わせて、エアシリンダ19a,19bを
介して各遮蔽板14a,14bを昇降させる。具体的に
は、センサ検知用フランジ3bおよびセンサ機構5の協
働により支持台2に対する揺動かご3の相対位置を検出
し、物品搬送部10の補助板12a,12bのうち水平
位置よりも上方にある側の遮蔽板14a,14bを上昇
させ、水平位置よりも下方にある側の遮蔽板14a,1
4bを下降させる(図3(a)(b)(c)参照)。これによ
り、各補助板12a,12bに集められた物品Wが下流
側から物品整送板11に戻されることがなくなり、物品
Wをホッパ24からの落下位置Sと同等の上流位置から
物品整送板11に戻すことができる。
【0023】なお、物品整送板11の各溝11aを介し
て下流側に搬送されてきた物品Wはコイル状チューブ1
6を介して次工程へ送られる。
【0024】このように本実施の形態によれば、物品供
給装置20のホッパ24から落下した物品Wを揺動かご
3の揺動作用により物品整送板11上で搬送方向D1の
左右両側に振り分けて各溝11a内に物品Wを収容する
とともに、物品整送板11の各溝11aに収容されない
物品Wを各補助板12a,12bを介してより上流側か
ら物品整送板11に戻すようにしているので、物品整送
板11の各溝11aに物品Wを効率的かつ確実に収容す
ることができる。なお、この場合において、物品整送板
11自体は搬送方向に向けて一方向に振動するので、物
品整送板11に密着して設けられたコイル状チューブ1
6に対してはその延在方向に振動作用が加わるのみであ
り、物品Wの整送を円滑かつ効率的に行うことができ
る。
【0025】また、本実施の形態によれば、揺動かご3
の揺動に合わせて、物品搬送部10の補助板12a,1
2bのうち水平位置よりも上方にある側の遮蔽板14
a,14bを上昇させ、水平位置よりも下方にある側の
遮蔽板14a,14bを下降させるようにするので、物
品Wをホッパ24からの落下位置Sと同等の上流位置か
ら物品整送板11に戻すことができ、このため物品整送
板11の各溝11aに物品Wをより効率的かつ確実に収
容することができる。
【0026】さらに、本実施の形態によれば、揺動軸R
が物品整送板11のうち搬送方向D1に延びる中心軸上
に位置しているので、ホッパ24から落下した物品Wを
搬送方向D1の左右両側に安定かつ均等に振り分けるこ
とができる。
【0027】なお、上述した実施の形態においては、物
品Wの形状が円柱状である場合を例に挙げて説明した
が、これに限らず、多角柱状の形状を有する物品に対し
ても同様にして適用することができる。また、物品Wと
しては、カプセルや錠剤等の薬剤品の他、電子部品や機
械部品等の各種の物品を用いることが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、物
品供給装置等から供給された物品を揺動かごの揺動作用
により物品整送板上で搬送方向の左右両側に振り分けて
各溝内に物品を収容するとともに、物品整送板の各溝に
収容されない物品を各補助板を介してより上流側から物
品整送板に戻すようにしているので、物品整送板の各溝
に物品を効率的かつ確実に収容することができる。な
お、この場合において、物品整送板自体は搬送方向に向
けて一方向に振動するので、物品整送板に密着して設け
られたコイル状チューブ等に対してはその延在方向に振
動作用が加わるのみであり、物品の整送を円滑かつ効率
的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物品整送装置の一実施の形態の全
体構成を示す概略図。
【図2】図1に示す物品整送装置の要部を示す斜視図。
【図3】図1および図2に示す物品整送装置の作用を説
明するための図。
【符号の説明】
1 物品整送装置 2 支持台 2a ガイドレール 3 揺動かご 3a 突出部 3b センサ検知用フランジ 4 モータ 4a 駆動シャフト 5 センサ機構 10 物品搬送部 11 物品整送板 11a 溝 12a,12b 補助板 13a,13b ガイド板 14a,14b 遮蔽板 15 カバー 16 コイル状チューブ 17a,17b 逆方向リニアフィーダ 18a,18b 順方向リニアフィーダ 19a,19b エアシリンダ(昇降機構) 20 物品供給装置 21 支軸 22 受台 23 支柱 24 ホッパ 25 リニアフィーダ 31 基台 W 物品 S 物品の落下方向 R 揺動軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台と、 前記支持台上に揺動自在に取り付けられた揺動かごと、 前記揺動かご上に設けられた物品搬送部であって、前記
    揺動かごの揺動平面に略垂直な方向に向けて物品を複数
    列に整えて搬送する物品搬送部とを備え、 前記物品搬送部は、物品の搬送方向に延びる複数列の溝
    を有する物品整送板と、この物品整送板の両側に設けら
    れた一対の補助板と、前記搬送方向に向けて物品を送る
    よう前記物品整送板に対して振動作用を与える第1リニ
    アフィーダと、前記搬送方向と逆向きに物品を送るよう
    前記各補助板に対して振動作用を与える第2リニアフィ
    ーダとを有することを特徴とする物品整送装置。
  2. 【請求項2】前記物品搬送部は、前記物品整送板と前記
    各補助板との間にそれぞれ設けられた一対の遮蔽板と、
    前記揺動かごの揺動に合わせて前記各遮蔽板を昇降させ
    る昇降機構とをさらに有することを特徴とする請求項1
    記載の物品整送装置。
  3. 【請求項3】前記支持台に対する前記揺動かごの相対位
    置を検出するセンサ機構をさらに備え、前記物品搬送部
    の前記昇降機構は前記センサ機構の検出結果に基づいて
    前記各遮蔽板を昇降させることを特徴とする請求項2記
    載の物品整送装置。
  4. 【請求項4】前記揺動かごの揺動軸は前記物品整送板の
    うち前記搬送方向に延びる中心軸上に位置することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の物品整送装
    置。
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Effective date: 20061205