JP2021160581A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、運転者の脚が濡れてしまうことを抑えることにある。【解決手段】レッグシールドの下側縁は、上側縁よりも下方、且つ、外側方に位置する。段部は、上側縁と下側縁との間に位置する。内カバーは、上側縁に接続され、上側縁から前方に延びる。外カバーは、車両側面視で、フロントセンターカバーから下方、且つ、後方へ向かって延び、内カバーよりも外側方に配置される。外カバーの下後縁は、レッグシールドの下側縁に接続される。外カバーの上後縁は、下後縁よりも上方に位置し、車両側面視で内カバーの少なくとも一部と重なる。ガイド溝は、後方、且つ、下方へ向かって延び、段部に接続される。ガイド溝は、外カバーと内カバーとの間を閉塞する。【選択図】図5
Description
本発明は、鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両には、レッグシールドと、フロントセンターカバーと、フロントサイドカバーとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。レッグシールドは、運転者の脚の前方に配置される。フロントセンターカバーは、ヘッドパイプの前方に配置される。フロントサイドカバーは、フロントセンターカバーに接続される。フロントサイドカバーは、フロントセンターカバーから後方、且つ、下方へと延びており、レッグシールドに接続される。
運転者の脚は、レッグシールドによって保護される。しかし、雨天時などに、水が、フロントサイドカバーに沿って後方へと流れ、レッグシールドの内側まで回り込み、運転者の脚が濡れてしまうことがある。本発明の目的は、運転者の脚が濡れてしまうことを抑えることにある。
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、ヘッドパイプと、ステアリング装置と、前輪と、フロントセンターカバーと、フロントサイドカバーと、シートと、サイドカバーと、レッグシールドと、足置き面とを備える。ステアリング装置は、ヘッドパイプに回転可能に支持される。前輪は、ステアリング装置に回転可能に支持される。フロントセンターカバーは、ヘッドパイプの前方、且つ、前輪の上方に配置される。フロントサイドカバーは、フロントセンターカバーに接続され、車両側面視でステアリング装置と重なる。シートは、ヘッドパイプの後方に配置される。サイドカバーは、シートの下方の位置から前方に延びる。レッグシールドは、サイドカバーから外側方へ延びる。足置き面は、サイドカバーの下部に接続され、レッグシールドの後方に配置される。
レッグシールドは、上側縁と、下側縁と、段部とを含む。下側縁は、上側縁よりも下方、且つ、外側方に位置する。段部は、上側縁と下側縁との間に位置する。フロントサイドカバーは、内カバーと、外カバーと、ガイド溝とを含む。内カバーは、上側縁に接続され、上側縁から前方に延びる。外カバーは、車両側面視で、フロントセンターカバーから下方、且つ、後方へ向かって延び、内カバーよりも外側方に配置される。外カバーは、下後縁と上後縁とを含む。下後縁は、下側縁に接続される。上後縁は、下後縁よりも上方に位置し、車両側面視で内カバーの少なくとも一部と重なる。ガイド溝は、段部に接続され、後方、且つ、下方へ向かって延びる。ガイド溝は、外カバーと内カバーとの間を閉塞する。
本態様に係る鞍乗型車両では、水は、外カバーに沿って後方へ流れ、外カバーから内カバーへと流れる。内カバーへ流れ込んだ水は、ガイド溝によって、下方へと案内される。それにより、運転者の脚が濡れてしまうことを抑えることができる。
上後縁は、前方へ向かって凹んだ形状を有してもよい。この場合、上後縁からガイド溝内へ、水を容易に集めることができる。内カバーの一部は、上後縁よりも後方に位置してもよい。この場合、水をガイド溝へ容易に集めることができる。
ガイド溝は、上後縁よりも前方の位置で、外カバーと内カバーとの間を閉塞してもよい。この場合、ガイド溝によって案内される溝が、走行風の影響を受け難い。車両側面視で、外カバーは、ガイド溝の全体と重なってもよい。この場合、ガイド溝によって案内される溝が、走行風の影響を受け難い。
サイドカバーは、ガイド溝の後方の位置において、内側方へ向かって凹んだ形状を有してもよい。この場合、運転者は、ガイド溝よりも内側に足を置くことができる。そのため、足が濡れにくくなる。
ガイド溝の上端は、シートの下端よりも上方に位置してもよい。ガイド溝の下端は、シートの下端よりも下方に位置していてもよい。この場合、上下方向の広い範囲にガイド溝が設けられることで、ガイド溝に水を容易に集めることができる。
ガイド溝の下端は、前輪の頂上部よりも下方に位置してもよい。この場合、前輪から跳ねてくる水をガイド溝に容易に集めることができる。
外カバーは、上側面と中間側面とを含んでもよい。上側面は、ガイド溝の上端よりも上方に位置してもよい。中間側面は、ガイド溝の上端よりも下方、且つ、ガイド溝の下端よりも上方に位置してもよい。車両正面視で、中間側面は、上側面よりも外側方に位置してもよい。この場合、運転者の脚が濡れ難くなる。
外カバーは、下側面をさらに含んでもよい。外カバーは、ガイド溝の下端よりも下方に位置してもよい。車両正面視で、中間側面は、下側面よりも外側方に位置してもよい。この場合、運転者の脚が濡れ難くなる。
本発明によれば、運転者の脚が濡れてしまうことを抑えることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両について説明する。図1は、実施形態に係る鞍乗型車両1の側面図である。図2は、鞍乗型車両1の斜視図である。図3は、鞍乗型車両1の上面図である。本実施形態に係る鞍乗型車両1は、スクータ型車両である。図1に示すように、鞍乗型車両1は、車体フレーム2と、ステアリング装置3と、前輪4と、シート5と、パワーユニット6と、後輪7とを含む。なお、以下の説明において、前後左右の方向は、シート5に着座した運転者から視たときの方向をいうものとする。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、ダウンフレーム12と、ロアフレーム13と、リアフレーム14とを含む。ヘッドパイプ11は、車両の車幅方向における中央に配置されている。ヘッドパイプ11は、前方且つ下方に延びている。ダウンフレーム12は、ヘッドパイプ11から下方に延びている。ロアフレーム13は、ダウンフレーム12の下部から後方へ延びている。リアフレーム14は、ダウンフレーム12の後部から、後方且つ上方に延びている。
ステアリング装置3は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。ステアリング装置3は、前輪4を回転可能に支持している。ステアリング装置3は、フロントフォーク16とハンドル部材17とを含む。フロントフォーク16は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。前輪4は、フロントフォーク16に回転可能に支持されている。ハンドル部材17は、前輪4を回動させるために運転者によって操作可能である。
シート5は、ヘッドパイプ11の後方に配置されている。シート5は、リアフレーム14の上方に配置されている。パワーユニット6は、シート5の下方に配置されている。パワーユニット6は、例えば内燃エンジンを含む。或いは、パワーユニット6は、電動モータを含んでもよい。後輪7は、パワーユニット6に回転可能に支持されている。
鞍乗型車両1は、フロントセンターカバー21と、フロントバックカバー22と、左フロントサイドカバー23と、右フロントサイドカバー24とを備える。フロントセンターカバー21は、ヘッドパイプ11の前方、且つ、前輪4の上方に配置されている。フロントセンターカバー21には、ヘッドライト18が配置されている。フロントバックカバー22は、ヘッドパイプ11の後方に配置されている。フロントバックカバー22は、フロントセンターカバー21に接続されている。
左フロントサイドカバー23は、フロントセンターカバー21とフロントバックカバー22とに接続されている。左フロントサイドカバー23は、前輪4の後方、且つ、左方に配置されている。左フロントサイドカバー23は、車両側面視でステアリング装置3と重なる。右フロントサイドカバー24は、フロントセンターカバー21とフロントバックカバー22とに接続されている。右フロントサイドカバー24は、前輪4の後方、且つ、右方に配置されている。右フロントサイドカバー24は、車両側面視でステアリング装置3と重なる。
鞍乗型車両1は、左レッグシールド25と、図示しない右レッグシールドと、左サイドカバー26と、右サイドカバー27と、センターカバー28と、ハンドルカバー29と、アンダーカバー30とを備える。左レッグシールド25は、左サイドカバー26から左方へ延びている。右レッグシールドは、右サイドカバー27から右方へ延びている。右レッグシールドは、左レッグシールド25と左右対称である点を除いて、同様の構造を有している。
左サイドカバー26と右サイドカバー27とは、シート5の下方の位置から前方に延びている。左サイドカバー26は、シート5の下方、及び、シート5と左レッグシールド25との間に配置されている。左サイドカバー26は、リアフレーム14を左側方から覆う。右サイドカバー27は、シート5の下方、及び、シート5と右レッグシールドとの間に配置されている。右サイドカバー27は、リアフレーム14を右側方から覆う。センターカバー28は、シート5とフロントバックカバー22との間に配置されている。センターカバー28は、車幅方向における車両の中央に配置されている。センターカバー28は、左サイドカバー26と、右サイドカバー27と、フロントバックカバー22とに接続されている。
ハンドルカバー29は、ハンドル部材17の一部を覆う。ハンドルカバー29は、フロントセンターカバー21よりも上方に位置している。ハンドルカバー29は、ヘッドパイプ11よりも上方に位置している。ハンドルカバー29は、ハンドル部材17と共に、フロントセンターカバー21に対して回転可能である。
アンダーカバー30は、左サイドカバー26と右サイドカバー27との下方に配置されている。アンダーカバー30は、左足載せ面31と右足載せ面32とを含む。左足載せ面31と右足載せ面32とは、運転者が足を乗せるための部分である。左足載せ面31は、左サイドカバー26の左方に配置されている。左足載せ面31は、左レッグシールド25の後方に配置されている。左足載せ面31は、左サイドカバー26の下部に接続されている。左足載せ面31は、左サイドカバー26の下部から左方に突出している。左足載せ面31は、前後方向に延びている。左足載せ面31の先端は、左レッグシールド25の下部に接続されている。右足載せ面32は、左足載せ面31と左右対称の構造を有する。そのため、右足載せ面32については、詳細な説明を省略する。
図4は、鞍乗型車両1の前部の拡大側面図である。図5は、鞍乗型車両1の前部の斜視図である。図4及び図5に示すように、左フロントサイドカバー23は、内カバー37と、外カバー38と、ガイド溝39とを含む。内カバー37は、左レッグシールド25に接続されている。内カバー37は、左レッグシールド25から前方に延びている。外カバー38は、車両側面視で、フロントセンターカバー21から下方、且つ、後方へ向かって延びている。車両側面視で、外カバー38は、フロントセンターカバー21からロアカバー30まで延びている。外カバー38は、内カバー37よりも外側方に配置されている。
車両側面視で、ガイド溝39は、後方、且つ、下方へ向かって延びている。ガイド溝39は、外カバー38と内カバー37との間に配置されている。ガイド溝39は、外カバー38と内カバー37との間の全体を閉塞している。図1に示すように、ガイド溝39の上端391は、シート5の下端501よりも上方に位置している。ガイド溝39の下端392は、シート5の下端501よりも下方に位置している。
ガイド溝39の上端391は、前輪4の頂上部401よりも上方に位置している。ガイド溝39の下端392は、前輪4の頂上部401よりも下方に位置している。ガイド溝39の上端391は、センターカバー28の下端281よりも上方に位置している。ガイド溝39の下端392は、センターカバー28の下端281よりも下方に位置している。
図6は、左フロントサイドカバー23が取り外された鞍乗型車両1の前部の拡大側面図である。図5及び図6に示すように、左レッグシールド25は、上側縁41と、下側縁42と、段部43とを含む。上側縁41は、上下方向に延びている。車両側面視で、上側縁41は、後方に向かって凸に屈曲した形状を有している。上側縁41は、フロントバックカバー22の下縁221に連なっている。
下側縁42は、上側縁41よりも下方に位置している。下側縁42は、上側縁41よりも外側方に位置している。下側縁42は、上下方向に延びている。上側縁41は、段部43から左足載せ面31まで延びている。車両側面視で、下側縁42は、前方、且つ、下方に向かって傾斜している。段部43は、上側縁41と下側縁42との間に位置している。段部43は、車幅方向に延びている。段部43は、上側縁41の下端と下側縁42の上端との間に亘って設けられている。
内カバー37は、左レッグシールド25の上側縁41に接続されている。内カバー37は、上側縁41から前方に延びている。図7は、左レッグシールド25に内カバー37が取り付けられた状態を示す図である。図7に示すように、内カバー37は、後縁44と、上縁45と、前縁46とを含む。内カバー37の後縁44は、後方に向かって凸に屈曲した形状を有する。車両側面視で、後縁44は、左レッグシールド25の下側縁42に連なっている。車両側面視で、内カバー37の上部は、フロントバックカバー22の下縁221に連なっている。車両側面視で、内カバー37の後縁44は、左レッグシールド25の上側縁41に対応した形状を有している。内カバー37の後縁44は、左レッグシールド25の上側縁41に接続される。
車両側面視で、内カバー37の上縁45は、前方、且つ、下方へ向かって傾斜している。内カバー37の上縁45は、フロントバックカバー22の下縁221よりも下方に位置している。車両側面視で、内カバー37の前縁46は、前方、且つ、上方へ向かって傾斜している。
図8は、内カバー37とガイド溝39とが、左レッグシールド25に取り付けられた状態を示す図である。図8に示すように、ガイド溝39は、内カバー37の前方に配置されている。ガイド溝39は、上ガイド部47とガイド本体48とを含む。ガイド溝39は、上ガイド部47とガイド本体48との間で屈曲した形状を有している。上ガイド部47は、ガイド本体48の上方に配置されている。車両側面視で、上ガイド部47は、前方、且つ、下方へ向かって傾斜している。上ガイド部47は、内カバー37の上縁45に対応した形状を有している。上ガイド部47は、内カバー37の上縁45に接続される。
ガイド本体48は、後方、且つ、下方へ向かって傾斜している。ガイド本体48は、内カバー37の前縁46に対応した形状を有している。ガイド本体48は、内カバー37の前縁46に接続される。ガイド本体48は、車両上下方向において、上ガイド部47よりも長い。ガイド本体48の後端481は、上ガイド部47の後端471よりも後方に位置している。内カバー37の後縁44の後端441は、ガイド本体48の後端481よりも後方に位置している。内カバー37の後縁44の後端441は、上ガイド部47の後端471よりも後方に位置している。
図9は、図4におけるIX−IX断面図である。図9に示すように、ガイド溝39は、内側縁51と外側縁52とを含む。ガイド溝39の内側縁51は、後方へ向けて屈曲した形状を有している。ガイド溝39の内側縁51は、内カバー37の内面に接続される。ガイド溝39の外側縁52は、前方へ向けて屈曲した形状を有している。ガイド溝39の外側縁52は、外カバー38の内面に接続される。
外カバー38は、ガイド溝39の外側方に配置される。図4に示すように、車両側面視で、外カバー38は、ガイド溝39と重なる。車両側面視で、外カバー38は、ガイド溝39の全体と重なる。車両側面視で、外カバー38は、内カバー37の一部と重なる。車両側面視で、外カバー38は、内カバー37の前縁46と重なる。車両側面視で、外カバー38は、内カバー37の上縁45と重なる。
外カバー38は、下後縁53と上後縁54とを含む。下後縁53は、左レッグシールド25の下側縁42に接続される。車両側面視で、下後縁53は、前方、且つ、下方へ向かって傾斜している。上後縁54は、下後縁53よりも上方に位置している。上後縁54は、車両側面視で内カバー37の少なくとも一部と重なる。上後縁54は、前方へ向かって凹んだ形状を有する。上後縁54は、車両側面視で内カバー37に重なる。内カバー37の一部は、上後縁54よりも後方に位置する。車両側面視で、内カバー37の一部は視認可能である。ガイド溝39は、上後縁54の前方に、上後縁54から間隔をおいて配置されている。ガイド溝39は、上後縁54よりも前方の位置で、外カバー38と内カバー37との間を閉塞している。
上後縁54は、第1縁部56と第2縁部57とを含む。第1縁部56は、下後縁53の上端から、前斜め上方へ向かって延びている。第2縁部57は、第1縁部56の上方に位置している。第2縁部57は、第1縁部56の上端から、後斜め上方へ向かって延びている。第2縁部57の後端571は、第1縁部56の後端561よりも前方に位置している。内カバー37の後縁44の後端441は、第2縁部57の後端571よりも後方に位置している。内カバー37の後縁44の後端441は、第1縁部56の後端561よりも後方に位置している。
外カバー38は、前縁61と上縁62とを含む。車両側面視で、外カバー38の前縁61は、後方へ向かって膨出するように湾曲した形状を有している。外カバー38の前縁61の前方には、前輪4が配置される。外カバー38の上縁62は、上方に向かって凸に屈曲した形状を有している。外カバー38の上縁62は、フロントセンターカバー21の下縁211に接続される。外カバー38の上縁62は、フロントバックカバー22の下縁221に接続される。
外カバー38の上縁62は、前上縁63と後上縁64とを含む。車両側面視で、前上縁63は、後方、且つ、上方に向かって傾斜している。前上縁63は、ヘッドライトの外側方に配置されている。車両側面視で、前上縁63は、ヘッドライト18の一部と重なる。後上縁64は、前上縁63の後方に配置されている。後上縁64は、後方、且つ、下方へ向かって傾斜している。車両側面視で、後上縁64は、内カバー37の後縁44に連なっている。
外カバー38は、上側面66と、中間側面67と、下側面68とを含む。上側面66は、ガイド溝39の上端391よりも上方に位置している。中間側面67は、ガイド溝39の上端391よりも下方に位置している。中間側面67は、ガイド溝39の下端392よりも上方に位置している。下側面68は、ガイド溝39の下端392よりも下方に位置している。
図10は、フロントセンターカバー21と、左右のフロントサイドカバー23,24との正面図である。図10に示すように、中間側面67は、上側面66よりも外側方に位置している。中間側面67は、下側面68よりも外側方に位置している。図11は、図4におけるXI−XI断面図である。図11に示すように。左サイドカバー26の下部261は、ガイド溝39の後方の位置において、内側方へ向かって凹んだ形状を有している。左サイドカバー26の下部261は、ガイド溝39の下端392よりも下方に位置している。
以上、左フロントサイドカバー23について説明したが、右フロントサイドカバー24は、左フロントサイドカバー23と左右対称である点を除いて、左フロントサイドカバー23と同様の構造を有している。
以上説明した本実施形態に係る鞍乗型車両1は、水は、外カバー38に沿って後方へ流れ、外カバー38から内カバー37へと流れる。内カバー37へ流れ込んだ水は、ガイド溝39によって、下方へと案内される。それにより、運転者の脚が濡れてしまうことを抑えることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
鞍乗型車両1の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、前輪の数は、1つに限らず、1つより多くてもよい。後輪の数は、1つに限らず、1つより多くてもよい。車体フレーム2の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、ダウンフレーム12、ロアフレーム13、或いはリアフレーム14の形状が変更されてもよい。
左右のフロントサイドカバー23,24の構造が変更されてもよい。例えば、外カバー38の形状、或いは配置が変更されてもよい。内カバー37の形状、或いは配置が変更されてもよい。ガイド溝39の形状、或いは配置が変更されてもよい。
本発明によれば、運転者の脚が濡れてしまうことを抑えることができる。
3・・・ステアリング装置、 4・・・前輪、 5・・・シート、 11・・・ヘッドパイプ、 21・・・フロントセンターカバー、 23・・・左フロントサイドカバー、 26・・・左サイドカバー、 25・・・左レッグシールド、 31・・・左足置き面、 37・・・内カバー、 38・・・外カバー、 39・・・ガイド溝、 41・・・上側縁、 42・・・下側縁、 43・・・段部、 53・・・下後縁、 54・・・上後縁、 66・・・上側面、 67・・・中間側面、 68・・・下側面
Claims (11)
- ヘッドパイプと、
前記ヘッドパイプに回転可能に支持されるステアリング装置と、
前記ステアリング装置に回転可能に支持される前輪と、
前記ヘッドパイプの前方、且つ、前記前輪の上方に配置されたフロントセンターカバーと、
前記フロントセンターカバーに接続され、車両側面視で前記ステアリング装置と重なるフロントサイドカバーと、
前記ヘッドパイプの後方に配置されたシートと、
前記シートの下方の位置から前方に延びるサイドカバーと、
前記サイドカバーから外側方へ延びるレッグシールドと、
前記サイドカバーの下部に接続され、前記レッグシールドの後方に配置される足置き面と、
を備え、
前記レッグシールドは、
前記上側縁と、
前記上側縁よりも下方、且つ、外側方に位置する下側縁と、
前記上側縁と前記下側縁との間に位置する段部と、
を含み、
前記フロントサイドカバーは、内カバーと、外カバーと、ガイド溝とを含み、
前記内カバーは、前記上側縁に接続され、前記上側縁から前方に延び、
前記外カバーは、車両側面視で、前記フロントセンターカバーから下方、且つ、後方へ向かって延び、前記内カバーよりも外側方に配置され、
前記外カバーは、
前記下側縁に接続される下後縁と、
前記下後縁よりも上方に位置し、車両側面視で前記内カバーの少なくとも一部と重なる上後縁と、
を含み、
前記ガイド溝は、後方、且つ、下方へ向かって延び、前記段部に接続され、
前記ガイド溝は、前記外カバーと前記内カバーとの間を閉塞する、
鞍乗型車両。 - 前記上後縁は、前方へ向かって凹んだ形状を有する、
請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記内カバーの一部は、前記上後縁よりも後方に位置する、
請求項2に記載の鞍乗型車両。 - 前記ガイド溝は、前記上後縁よりも前方の位置で、前記外カバーと前記内カバーとの間を閉塞している、
請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 車両側面視で、前記外カバーは、前記ガイド溝の全体と重なる、
請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記サイドカバーは、前記ガイド溝の後方の位置において、内側方へ向かって凹んだ形状を有する、
請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記ガイド溝の上端は、前記シートの下端よりも上方に位置している、
請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記ガイド溝の下端は、前記シートの下端よりも下方に位置している、
請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記ガイド溝の下端は、前記前輪の頂上部よりも下方に位置している、
請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記外カバーは、
前記ガイド溝の上端よりも上方に位置する上側面と、
前記ガイド溝の上端よりも下方、且つ、前記ガイド溝の下端よりも上方に位置する中間側面と、
を含み、
車両正面視で、前記中間側面は、前記上側面よりも外側方に位置している、
請求項1から9のいずれかに記載の鞍乗型車両。 - 前記外カバーは、前記ガイド溝の下端よりも下方に位置する下側面をさらに含み、
車両正面視で、前記中間側面は、前記下側面よりも外側方に位置している、
請求項10に記載の鞍乗型車両。
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Cited By (1)
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