JP2018099924A - 車両用情報提供装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者にとって必要な情報を簡単に表示することができ、ヒューマン・マシン・インターフェースを向上させることが可能な車両用情報提供装置を提供する。【解決手段】第1の表示モードM1が第1の表示部204に表示されている状況下にて、第1の制御手段は、利用者が操作可能な操作手段から出力される第1の呼び出し信号(操作指示信号)を受信すると、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れている状態情報である可視情報(例えば時刻情報)を呼び出して、時刻表示部410が所定時間、第1の表示部204に表示されるように第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。【選択図】図7
Description
本発明は、車両の利用者に各種情報を提供する車両用情報提供装置に関するものである。
車内情報システムとしては、例えば下記特許文献1に携帯情報機器(外部機器)と車両に搭載された液晶ディスプレイ付き車載用マルチメディアコンピュータ(車両用情報提供装置)とを接続し、互いに制御可能な構成としたものが開示されている。これにより、車両の利用者へ車載用マルチメディアコンピュータに備えられるディスプレイ(表示部)を介して、携帯情報機器の持っている外部機器情報(オーディオプレイヤー、ナビゲーションシステム、インターネットブラウザ)を表示することが可能となっているものである。
上述した特許文献1に記載の車内情報システムにあっては、車両内で手軽に携帯情報機器を利用することが可能であり、車両の利用者に対し利便性の高い車内情報システムを提供するものである。ところで、車両の利用者へ携帯情報機器の持っている外部機器情報を専用のディスプレイではなく、既存のディスプレイを利用して提示するとき、外部機器情報の表示方法に関して改善の余地があった。
特に、既存のディスプレイが車両用計器(車両用情報提供装置)に備えられる計器用の小型ディスプレイ(表示部)であるとすると、この計器用の小型ディスプレイには、通常、車両のエンジン回転数等の車両状態情報が表示されており、外部機器情報を車両状態情報が表示された計器用の小型ディスプレイに追加して表示するためには、計器用の小型ディスプレイにおいて、表示される各種情報(ここでの各種情報とは車両状態情報と外部機器情報とを含む情報)を切り替えて表示する必要があった。
しかしながら、このように計器用の小型ディスプレイに表示される各種情報を切り替えて表示すると、車両の利用者にとって必要な情報を簡単に表示することができないため、ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)の観点で望ましいものではなかった。例えば車両が自動二輪車である場合、車両の構造上、前記専用のディスプレイを搭載する場所が限定されるので、前記専用のディスプレイを用いずに既存のディスプレイ(計器用の小型ディスプレイ)を利用することが想定される。
そこで、本発明は前述した改善点に着目し、利用者にとって必要な情報を簡単に表示することができ、ヒューマン・マシン・インターフェースを向上させることが可能な車両用情報提供装置の提供を目的とするものである。
そこで、本発明は前述した改善点に着目し、利用者にとって必要な情報を簡単に表示することができ、ヒューマン・マシン・インターフェースを向上させることが可能な車両用情報提供装置の提供を目的とするものである。
本発明は、利用者に対し車両状態情報を少なくとも含む状態情報を表示する表示部と、前記表示部を動作させる制御手段とを有し、接続手段を介して外部機器と接続される車両用情報提供装置において、前記車両用情報提供装置は、前記外部機器から出力される外部機器情報を取得可能であり、前記制御手段は、前記状態情報を前記表示部に表示する状態情報表示モードと、前記状態情報と前記外部機器情報とを前記表示部に表示する混在型表示モードと、前記外部機器情報を前記表示部に表示する外部機器情報表示モードとのうち何れか1つの表示モードと当該何れか1つの表示モードとは異なる他の表示モードとを切り替える処理を実行し、さらに前記何れか1つの表示モードが前記表示部に表示されている状況下にて、前記制御手段は、前記利用者が操作可能な操作手段から出力される操作指示信号を受信すると、前記表示部のバックグラウンドに隠れている前記状態情報と前記外部機器情報とのうち少なくとも1つの情報である可視情報を呼び出して、前記可視情報が所定時間、前記表示部に表示されるように前記表示部を動作させることを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段は、前記利用者が短時間で内容把握可能な情報を前記可視情報として前記表示部に表示させるべく、前記表示部を動作させることを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段は、作動中の前記外部機器情報を前記可視情報として前記表示部に表示させるべく、前記表示部を動作させることを特徴とする。
また本発明は、前記操作手段は、前記可視情報を呼び出すための手動式の呼び出しスイッチであることを特徴とする。
本発明は、利用者にとって必要な情報を簡単に表示することができ、ヒューマン・マシン・インターフェースを向上させることが可能な車両用情報提供装置を提供できる。
(第1実施形態)以下、図1〜図9に基づいて、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示すブロック図であり、図1中、100は車両を示している。また101は車両用通信システムであり、この車両用通信システム101は、車両用情報提供装置(ここでは車両用計器とする)102と、携帯情報機器である外部機器(ここではスマートフォンとする)103と、車両用情報提供装置102と外部機器103との間のデータ送受信を中継する中継機器であるゲートウェイ(G/W)手段104と、このゲートウェイ手段104と外部機器103とを接続する接続手段105とから構成される。
106は、ゲートウェイ手段104と車両用情報提供装置102とを接続する車内LANであり、この車内LAN106には、オーディオ107、エアコン108、ボディ制御部109、エンジン制御部110等の電装品が接続されている。また、接続手段105(具体的にはゲートウェイ手段104と接続手段105と車内LAN106と)を介して車両用情報提供装置102と接続される外部機器103は、通信手段120を介してインターネットとの接続も可能である。
次に、図2〜図4を用いて、車両用情報提供装置102と外部機器103とゲートウェイ手段104とから主に構成される車両用通信システム101の構成を詳細に説明する。
車両用情報提供装置102は、図2に示すように車両の各種状態に関する各情報(状態信号)の入出力を行う車両情報端子(車両情報手段)210及び第1の多重通信入出力端子(第1の多重通信入出力手段)211と、操作手段213からの操作指示信号を入力可能な操作情報端子212と、第1の車両インターフェース(第1の車両I/F)手段201と、車両用情報提供装置102の制御を行う例えばマイクロコンピュータからなる第1の制御手段(制御手段)202と、第1の制御手段202の処理プログラムが格納されるフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなる第1の記憶手段(記憶手段)203と、車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を視覚的に報知する液晶表示パネルや有機ELパネル等の第1の表示部(表示部)204と車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を聴覚的に報知するスピーカ等の第1の発音体205とからなる第1の報知手段206と、第1の表示部204と第1の発音体205と各種アナログ式(指針式)計器207との駆動制御を兼ねた第1の駆動手段208とを有し、外部機器103から出力される後述する外部機器情報を取得可能である。
ここで、第1の発音体205は、車両が自動二輪車である場合に、前記自動二輪車に搭乗する搭乗者(利用者)が装着するヘルメットに収められたヘルメットスピーカであってもよい。また、各種アナログ式計器207は、詳細図示省略するが、車両の速度をアナログ指示する速度計と、車両のエンジン回転数をアナログ指示する回転計と、タンク内燃料量をアナログ指示する燃料計と、エンジン冷却水の温度をアナログ表示する温度計とのうち少なくとも1つを備えている。
外部機器103は、図3に示すようにゲートウェイ手段104と接続するための接続手段105を構成する無線通信手段としての第1の通信部(ここではBluetooth(登録商標)とする)260と、各種センサ(ここではGPSモジュールとする)261と、インターフェース(I/F)手段251と、外部機器103の制御を行う例えばマイクロコンピュータからなる第2の制御手段252と、第2の制御手段252の処理プログラムが格納されるフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなる第2の記憶手段253と、車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を視覚的に報知するタッチパネル付ディスプレイ等の第2の表示部254と車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を聴覚的に報知するスピーカ等の第2の発音体255とからなる第2の報知手段256と、第2の表示部254と第2の発音体255の駆動制御を兼ねた第2の駆動手段257と、インターネットと接続するための通信手段120を構成する通信モジュール258とを有している。
ゲートウェイ手段104は、図4に示すように外部機器103と接続するための接続手段105を構成する無線通信手段としての第2の通信部(ここではBluetooth(登録商標)とする)310と、第2の多重通信入出力端子(第2の多重通信入出力手段)311と、第2の車両インターフェース(車両I/F)手段301と、ゲートウェイ手段104の制御を行う例えばマイクロコンピュータからなる制御部302と、制御部302の処理プログラムが格納されるフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなる記憶部303とを有している。
ここで、ゲートウェイ手段104の第2の通信部310は、外部機器103の第1の通信部260との間で無線通信を行うものである。つまり、第2の通信部310は、第1の通信部260との間でデータのやり取りが可能であり、このデータは車内LAN106を介して車両用情報提供装置102へと伝送可能となっている。
なお、本実施形態では、外部機器103とゲートウェイ手段104の接続手段105に無線通信手段からなる第1、第2の通信部260、310を適用したが、これに限定されるものではなく、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)等の有線接続手段からなる接続手段105を用いて外部機器103とゲートウェイ手段104とを接続することも可能である。
また、本実施形態では、第2の通信部310をゲートウェイ手段104内に設けたが、これに限定されるものではなく、例えば車両用情報提供装置102内に第2の通信部を設けることにより、ゲートウェイ手段104を省略した構成で車両用情報提供装置102を接続手段105を介して外部機器103と直接、接続するようにしてもよい。
次に、図5〜図9を用いて、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204に表示される表示内容について説明する。
図5は、正面視が略円形の車両用情報提供装置102の正面図を示しており、図5中、車両用情報提供装置102を上下に2等分した際の上側領域には前記速度計が設けられ、図5中、車両用情報提供装置102を上下に2等分した際の下側領域には第1の表示部204が設けられている。また、第1の表示部204の左側には操作手段213が設けられている。この場合、第1の表示部204は、利用者に対し車両状態情報を少なくとも含む状態情報を表示する比較的、小型の液晶表示パネルからなる計器用ディスプレイを適用することができる
操作手段213は、利用者の押圧操作に基づいて後述する可視情報を呼び出すための手動式の呼び出しスイッチからなり、利用者が操作手段213を操作することにより操作手段213から出力される操作指示信号は、操作情報端子212並びに第1の車両インターフェース手段201を通じて第1の制御手段202へと入力され、さらにゲートウェイ手段104と接続手段105を介して外部機器103側へと至る。
第1の制御手段202は、第1の多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して前記車両状態信号を受信し、前記車両状態信号に基づいて図6(a)に示すような第1の表示モード(状態情報表示モード)M1に対応する情報を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
この後述する外部機器情報が一切表示されず、車両状態情報を含む状態情報のみを第1の表示部204に表示する第1の表示モードM1において、第1の制御手段202は、状態情報として車両のエンジン回転数をバーグラフで表示するバーグラフ表示部400と現在の時刻情報を表示する時計表示部410とを第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
また、第1の表示モードM1において、第1の表示部204は、上下に区分けされた第1の表示領域R1と第2の表示領域R2とを有する。第1の表示領域R1は、第1の表示部204の上側に位置し、状態情報のうちバーグラフ表示部400を表示するものである。一方、第2の表示領域R2は、第1の表示部204の下側に位置し、状態情報のうち時計表示部410を表示するものである。なお、前記時刻情報は、第1の制御手段202内のリアルタイムクロック機能を用いて求めるものとする。
さらには、ここでの状態情報とはエンジン回転数情報や時刻情報に限らず、車速情報、残燃料情報、燃費情報、シフトポジション情報、外気温情報などであってもよく、第1の表示領域R1に表示される情報と第2の表示領域R2に表示される情報とは、異なる種類の情報であればよい。
次に、第1の制御手段202が、第1の表示モードM1とは異なる第2の表示モード(混在型表示モード)M2を実行したときに、第1の表示部204に表示される表示内容について説明する。
ここで、第1の表示モードM1の実行時において、利用者が操作手段213を用いて表示モードを第1の表示モードM1から第2の表示モードM2へと切り替えるための第1の表示モード切替操作を行うと、第1の制御手段202は、操作情報端子212と第1の車両インターフェース手段201を介して前記第1の表示モード切替操作に基づく第1の表示モード切替信号を受信し、第1の表示部204に表示される表示情報を第1の表示モードM1から第2の表示モードM2へと切り替える表示切替処理を実行する。
つまり、このとき、第2の表示モードM2の実行時において、第1の制御手段202は、第1の多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して状態信号を受信すると同時に、外部機器103側から第1の通信部260、第2の通信部310経由で外部機器情報(ここでは音楽情報とする)を受信し、これら状態信号や音楽情報に基づいて図6(b)に示すような第2の表示モードM2に対応する表示情報を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
なお、この音楽情報は、インターネット経由で取得した利用者の好みの音楽情報(外部機器情報)に基づくものとする。具体的には、第1の制御手段202は、事前に利用者が操作手段213(例えば操作手段213に備えられるオーディオ用スイッチ)をオン操作したことにより操作手段213から出力される操作指示信号(つまりオーディオ作動信号)を受信する。
そして、第1の制御手段202は、このオーディオ作動信号を車内LAN106、第2の通信部310、第1の通信部260を介して第2の制御手段252へと伝送する。第2の制御手段252は、このオーディオ作動信号を受信すると、インターネット経由で利用者の好みの音楽情報を取得するものとする。そして、この音楽情報は、第1の通信部260、第2の通信部310、車内LAN106を介して第1の制御手段202へと伝送される。
つまり、第1の制御手段202は、第2の表示モードM2において、外部機器103に備えられる第2の制御手段252からの音楽情報に基づいて、第1の表示モードM1のときに第1の表示領域R1に表示されていたバーグラフ表示部400に代えて音楽情報表示部(外部機器情報)420が表示されるように第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
従って、第2の表示モードM2の実行時にて、第1の表示部204には車両状態情報と音楽情報(外部機器情報)とが混在するように表示され、第1の表示部204における第1の表示領域R1には音楽情報表示部(外部機器情報)420が表示され、第1の表示部204における第2の表示領域R2には第1の表示モードM1のときと同様に時計表示部410が表示される。なお、第1の表示領域R1に表示される外部機器情報は、音楽情報表示部420以外に、メールの着信情報や電話の着信情報等であってもよい。
なお、ここでの音楽情報表示部420は、例えばアーティスト名表示421と、曲名表示422とで構成される。このとき、第1の制御手段202が受信した音楽情報のうち、聴覚情報(例えばアーティストの歌声)は第1の発音体205から吹鳴される。
次に、第1の制御手段202が、第2の表示モードM2(もしくは第1の表示モードM1)とは異なる表示モードである第3の表示モード(外部機器情報表示モード)M3を実行したときに、第1の表示部204に表示される表示内容について説明する。
例えば第2の表示モードM2の実行時において、利用者が操作手段213を用いて表示モードを第2の表示モードM2から第3の表示モードM3へと切り替えるための第2の表示モード切替操作を行うと、第1の制御手段202は、操作情報端子212と第1の車両インターフェース手段201を介して前記第2の表示モード切替操作に基づく第2の表示モード切替信号を受信し、第1の表示部204に表示される表示情報を第2の表示モードM2から第3の表示モードM3へと切り替える表示切替処理を実行する。
なお、本例では、第2の表示モードM2から第3の表示モードM3への表示切替を例に挙げているが、例えば第1の表示モードM1の実行時において、利用者が操作手段213を用いて表示モードを第1の表示モードM1から第3の表示モードM3へと切り替えるための第3の表示モード切替操作を検出すると、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204に表示される表示情報が第1の表示モードM1から第3の表示モードM3へと切り替わることは言うまでもない。
つまり、本実施形態によれば、第1の制御手段202は、状態情報を第1の表示部204に表示する第1の表示モードM1と、状態情報と外部機器情報とを第1の表示部204に表示する第2の表示モードM2と、外部機器情報を第1の表示部204に表示する第3の表示モードM3とのうち何れか1つの表示モードと当該何れか1つの表示モードとは異なる他の表示モードとを切り替える処理を実行している。
そして、第3の表示モードM3の実行時において、第1の制御手段202は、第1の通信部260、第2の通信部310経由で外部機器に関する情報(ここではナビゲーション情報とする)を受信し、このナビゲーション情報に基づいて図6(c)に示すような第3の表示モードM3に対応する表示情報を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
つまり、第3の表示モードM3において、外部機器103に備えられる第2の制御手段252は、接続手段105(各通信部260、310)を介して第1の制御手段202に対しナビゲーション情報(経路案内情報)を出力し、第1の制御手段202は、各表示領域R1、R2を利用した区分け表示の解除された第1の表示部204の表示領域全体にターンバイターン表示からなるナビゲーション表示部(外部機器情報)430が表示されるように第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
このターンバイターン表示は、図6(c)に示すように矢印表示431と、交差点名表示432と、交差点までの残距離表示433とを含むものである。なお、外部機器情報としてターンバイターン表示を行うとき、第2の制御手段252は、接続手段105(各通信部260、310)を介して車両用情報提供装置102側に画像情報を出力する代わりにコマンドを出力してもよい。例えば、予め第1の記憶手段203に複数種類のターンバイターン表示情報を格納しておき、第1の制御手段202は、前記コマンドに対応するターンバイターン表示情報を第1の記憶手段203から読み出して第1の表示部204へ表示することで対応可能である。
これにより、接続手段105(各通信部260、310)を介して第2の制御手段252から車両用情報提供装置102側へと出力する情報量を削減することが可能である。また、経路案内表示部としてのナビゲーション表示部430は、ターンバイターン表示に代えて地図表示を適用してもよい。このときは、第2の制御手段252は、接続手段105(各通信部260、310)を介して画像情報を出力するものとする。
なお、第3の表示モードM3の実行時において、第2の表示モードM2のときに第1の表示領域R1に表示されていた音楽情報表示部420の表示と第2の表示モードM2のときに第2の表示領域R2に表示されていた時計表示部410の表示は、抑止される(不可視状態となる)が、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れているものとする。つまり、この際、第1の制御手段202は、時計情報算出処理、音楽情報受信処理を継続して実行しており、引き続きリアルタイムクロックによる時刻情報の算出と第2の制御手段252からの音楽情報の受信とを行っている。
次に、図7、図8を用いて、第1の表示モードM1の実行中に利用者が操作手段213を操作し、必要な各種情報を呼び出すときに第1の表示部204に表示される表示内容を説明する。なお、図7(a)に示す第1の表示部204の表示内容は、上述した第1の表示モードM1と同一であるものとする。
まず、このとき、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204には第1の表示モードM1に対応する表示情報が表示される。そして、このように第1の表示モードM1が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、利用者が操作手段213を用いて呼び出し操作を行うと、第1の制御手段202は、利用者が操作可能な操作手段213から出力される第1の呼び出し信号(操作指示信号)を操作情報端子212を介して受信して、第1の表示部204へ必要な各種情報を呼び出すための表示制御を行う。
なお、第1の制御手段202は、各種情報のうち利用者が必要とするものか否かの判定を図8に示す判定表に基づいて行う。ここでは、第1の表示モードM1の実行中であるので、第1の制御手段202は、図8に示す判定情報A1を参照する。
そして、第1の制御手段202は、バーグラフ表示部400と時計表示部410とを、第1の表示モードM1の実行中に第1の表示部204へ表示している内容であり、対象外であると判定する。また、第1の制御手段202は、音楽情報表示部420を、第1の表示モードM1の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、また利用者が短時間で視認可能な情報であり、且つ、音楽情報が作動中(音楽が再生中)であり、呼び出し可能な情報であると判定する。さらに、第1の制御手段202は、ナビゲーション表示部430を、第1の表示モードM1の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、またナビゲーション情報が作動中であるものの利用者が短時間で視認可能な情報ではないため、呼び出すべき情報ではないと判定する。
この結果、第1の制御手段202は、第1の表示モードM1が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、音楽情報表示部420が呼び出すべき情報(つまり各種情報のうち利用者が必要な情報)であると判定し、バーグラフ表示部400(第1の表示部204)のバックグラウンドに隠れている外部機器情報である可視情報(ここでの可視情報とは音楽情報に相当する)を呼び出して、当該可視情報(つまり音楽情報表示部420)が所定時間(当該所定時間とは利用者が視認可能な時間に相当する)、第1の表示領域R1(第1の表示部204)に表示されるように第1の表示部204を表示動作させる(図7(b)参照)。
つまり、この際、第1の制御手段202は、作動中の外部機器情報(例えば再生中の音楽情報を示す音楽情報表示部420)を可視情報として第1の表示領域R1(第1の表示部204)に表示(割り込み表示)させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行っている。
そして、第1の制御手段202は、前記所定時間が経過すると、第1の表示部204の表示内容が図7(b)の状態から自動的に図7(a)の第1の表示モードM1へと戻るように第1の表示部204を表示動作させる。
なお、この図7(a)の状態に戻った後の第1の表示モードM1において、前記所定時間の間、第1の表示領域R1に表示されていた音楽情報表示部420の表示は、抑止されるが、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れているものとする。つまり、第1の制御手段202は、第2の制御手段252からの音楽情報の受信を継続して行っている。
次に、第2の表示モードM2の実行中に利用者が操作手段213を操作し、必要な各種情報を呼び出すときに第1の表示部204に表示される表示内容を説明する。
まず、このとき、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204には第2の表示モードM2に対応する表示情報が表示される。そして、このように第2の表示モードM2が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、利用者が操作手段213を用いて呼び出し操作を行うと、第1の制御手段202は、利用者が操作可能な操作手段213から出力される第2の呼び出し信号(操作指示信号)を操作情報端子212を介して受信して、第1の表示部204へ必要な各種情報を呼び出すための表示制御を行う。
なお、第1の制御手段202は、各種情報のうち利用者が必要とするものか否かの判定を図8に示す判定表に基づいて行う。ここでは、第2の表示モードM2の実行中であるので、第1の制御手段202は、図8に示す判定情報A2を参照する。
そして、第1の制御手段202は、バーグラフ表示部400を、第2の表示モードM2の実行中に第1の表示部204へ表示していない内容であり、車両のエンジンは作動中であるものの利用者が短時間で視認しても有用な情報が得られないため、呼び出すべき情報でないと判定する。また、第1の制御手段202は、時計表示部410と音楽情報表示部420を、第2の表示モードM2の実行中に第1の表示部204へ表示している内容であり、対象外であると判定する。さらに、第1の制御手段202は、ナビゲーション表示部430を、第2の表示モードM2の実行中に第1の表示部204へ表示していない内容であり、またナビゲーション情報が作動中であるものの利用者が短時間で視認可能な情報ではないため、呼び出すべき情報ではないと判定する。
この結果、第1の制御手段202は、第2の表示モードM2が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、呼び出すべき情報(つまり各種情報のうち利用者が必要な情報)は皆無であると判定し、図6(b)に示す第2の表示モードM2が継続して表示されるように第1の表示部204の表示制御を行う。
次に、図8、図9を用いて、第3の表示モードM3の実行中に利用者が操作手段213を操作し、必要な各種情報を呼び出すときに第1の表示部204に表示される表示内容を説明する。なお、図9(a)に示す第1の表示部204の表示内容は、上述した第3の表示モードM3と同一であるものとする。
まず、このとき、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204には第3の表示モードM3に対応する表示情報が表示される。そして、このように第3の表示モードM3が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、利用者が操作手段213を用いて呼び出し操作を行うと、第1の制御手段202は、利用者が操作可能な操作手段213から出力される第3の呼び出し信号(操作指示信号)を操作情報端子212を介して受信して、第1の表示部204へ必要な各種情報を呼び出すための表示制御を行う。
なお、第1の制御手段202は、各種情報のうち利用者が必要とするものか否かの判定を図8に示す判定表に基づいて行う。ここでは、第3の表示モードM3の実行中であるので、第1の制御手段202は、図8に示す判定情報A3を参照する。
そして、第1の制御手段202は、バーグラフ表示部400を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204へ表示していない内容であり、車両のエンジンは作動中であるものの利用者が短時間で視認しても有用な情報が得られないため、呼び出すべき情報でないと判定する。また、第1の制御手段202は、時計表示部410を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、また利用者が短時間で視認可能(内容把握可能)な情報であり、且つ、時刻情報が作動中であり、呼び出し可能な情報であると判定する。
また、第1の制御手段202は、音楽情報表示部420を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、また利用者が短時間で視認可能な情報であり、且つ、音楽情報が作動中(音楽が再生中)であり、呼び出し可能な情報であると判定する。さらに、第1の制御手段202は、ナビゲーション表示部430を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204へ表示している内容であり、対象外であると判定する。
この結果、第3の表示モードM3が第1の表示部に204表示されている状況下にて、時計表示部410と音楽情報表示部420とが呼び出すべき情報(つまり各種情報のうち利用者が必要な情報)であると判定し、時計表示部410と音楽情報表示部420(つまり第1の表示部204)のバックグラウンドに隠れている状態情報及び外部機器情報である可視情報(ここでの可視情報とは時刻情報及び音楽情報に相当する)を呼び出して、当該可視情報(つまり時計表示部410及び音楽情報表示部420)が前記所定時間、第1の表示部204に表示されるように第1の表示部204を表示動作させる(図9(b)参照)。
つまり、この際、第1の制御手段202は、利用者が短時間で内容把握可能な情報(例えば時計表示部410)を可視情報として第1の表示部204に表示(割り込み表示)させ、且つ、作動中の外部機器情報(例えば音楽情報表示部420)を可視情報として第1の表示部204に表示(割り込み表示)させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行っている。
そして、第1の制御手段202は、前記所定時間が経過すると、第1の表示部204の表示内容が図9(b)の状態から自動的に図9(a)の第3の表示モードM3へと戻るように第1の表示部204の表示制御を行う。
以上のように、本実施形態では、第1の表示モードM1が第1の表示部204に表示されている状況下にて、第1の制御手段202は、前記第1の呼び出し信号を受信すると、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れている外部機器情報である可視情報(例えば音楽情報)を呼び出して、音楽情報表示部420が前記所定時間、第1の表示領域R1(第1の表示部204)に表示されるように第1の表示部204を表示動作させる制御を行うものである。
また、第3の表示モードM3が第1の表示部204に表示されている状況下にて、第1の制御手段202は、前記第2の呼び出し信号を受信すると、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れている状態情報及び外部機器情報である可視情報(例えば時刻情報及び音楽情報)を呼び出して、時計表示部410及び音楽情報表示部420が前記所定時間、第1の表示部204に表示されるように前記表示部を動作させる制御を行うものである。
従って、第1の表示部204として比較的、小型の計器用ディスプレイを用いた場合において、利用者による操作手段213の操作だけで、利用者にとって必要な情報を簡単に表示することができ、ヒューマン・マシン・インターフェースを向上させることが可能な車両用情報提供装置を提供することができる。
また本実施形態では、第1の制御手段202は、利用者が短時間で内容把握可能な情報(例えば時計表示部410)を可視情報として第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うことにより、利用者は、車両運転中の場合であっても、利用者にとって必要な情報を操作手段213を操作するだけで瞬時に視認することが可能となり、ヒューマン・マシン・インターフェースを向上させることができる。
また本実施形態では、第1の制御手段202は、作動中の外部機器情報(例えば再生中の音楽情報)を可視情報として第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うことにより、利用者にとって有用な情報を提示することが可能となり、ヒューマン・マシン・インターフェースを向上させることができる。
(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図10〜図12に基づいて説明するが、前述の第1実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。以下、この第2実施形態にて、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204に表示される表示内容について説明する。
第1の制御手段202は、第1の多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して前記状態信号を受信し、前記状態信号に基づいて図10(a)に示すような第1の表示モードM1に対応する車両状態情報を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
このとき、前記第1実施形態と同様に、第1の表示部204の第1の表示領域R1にはバーグラフ表示部400が表示され、第1の表示部204の第2の表示領域R2には(現在の時刻情報を表示する)時計表示部410が表示される。なお、当該時刻情報は、第1の制御手段202内のリアルタイムクロック機能を用いて求めるものとする。
次に、第1の制御手段202が、第1の表示モードM1とは異なる表示モードである第4の表示モード(他の外部機器情報表示モード)M4を実行したときに、第1の表示部204に表示される表示内容について説明する。なお、他の外部機器情報表示モードは、後述する特許請求の範囲の請求項1に記載されている外部機器情報表示モードに相当する。
例えば第1の表示モードM1の実行時において、利用者が操作手段213を用いて表示モードを第1の表示モードM1から第4の表示モードM4へと切り替えるための第4の表示モード切替操作を行うと、第1の制御手段202は、操作情報端子212と第1の車両インターフェース手段201を介して前記第4の表示モード切替操作に基づく第4の表示モード切替信号を受信し、第1の表示部204に表示される表示情報を第1の表示モードM1から第4の表示モードM4へと切り替える表示切替処理を実行する。
そして、第4の表示モードM4の実行時において、第1の制御手段202は、第1の通信部260、第2の通信部310経由で外部機器に関する情報(ここでは音楽情報とする)を受信し、この音楽情報に基づいて図10(b)に示すような第4の表示モードM4に対応する表示情報(つまり前記第1実施形態にて採用した音楽情報表示部420)を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
なお、第4の表示モードM4の実行時において、第1の表示モードM1のときに第2の表示領域R2に表示されていた時計表示部410の表示は、抑止されるが、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れているものとする。つまり、この際、第1の制御手段202は、引き続きリアルタイムクロックによる時刻情報の算出を行っている。
次に、第1の制御手段202が、第4の表示モードM4(もしくは第1の表示モードM1)とは異なる表示モードである第3の表示モードM3を実行したときに、第1の表示部204に表示される表示内容について説明する。
例えば第4の表示モードM4の実行時において、利用者が操作手段213を用いて表示モードを第4の表示モードM4から第3の表示モードM3へと切り替えるための第5の表示モード切替操作を行うと、第1の制御手段202は、操作情報端子212と第1の車両インターフェース手段201を介して前記第5の表示モード切替操作に基づく第5の表示モード切替信号を受信し、第1の表示部204に表示される表示情報を第4の表示モードM4から第3の表示モードM3へと切り替える表示切替処理を実行する。
なお、本第2実施形態では、第4の表示モードM4から第3の表示モードM3への表示切替を例に挙げているが、例えば第1の表示モードM1の実行時において、利用者が操作手段213を用いて表示モードを第1の表示モードM1から第3の表示モードM3へと切り替えるための前記第3の表示モード切替操作を行うと、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204に表示される表示情報が第1の表示モードM1から第3の表示モードM3へと切り替わることは言うまでもない。
つまり、本第2実施形態によれば、第1の制御手段202は、状態情報を第1の表示部204に表示する第1の表示モードM1と、外部機器情報の1つである音楽情報を第1の表示部204に表示する第4の表示モードM4と、外部機器情報の1つであるナビゲーション情報を第1の表示部204に表示する第3の表示モードM3とのうち何れか1つの表示モードと当該何れか1つの表示モードとは異なる他の表示モードとを切り替える処理を実行している。
そして、第3の表示モードM3の実行時において、第1の制御手段202は、第1の通信部260、第2の通信部310経由でナビゲーション情報を受信し、このナビゲーション情報に基づいて図10(c)に示すような第3の表示モードM3に対応する表示情報(つまり前記第1実施形態にて採用したナビゲーション表示部430)を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
なお、第3の表示モードM3の実行時において、第4の表示モードM4のときに第1の表示部204に表示されていた音楽情報表示部420の表示、並びに第1の表示モードM1のときに第2の表示領域R2に表示されていた時計表示部410の表示は、抑止されるが、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れているものとする。つまり、この際、第1の制御手段202は、引き続きリアルタイムクロックによる時刻情報の算出と第2の制御手段252からの音楽情報の受信とを行っている。
次に、図7、図10、図11を用いて、第1の表示モードM1の実行中に利用者が操作手段213を操作し、必要な各種情報を呼び出すときに第1の表示部204に表示される表示内容を説明する。なお、図10(a)に示す第1の表示部204の表示内容は、上述した第1の表示モードM1(例えば図7(a))と同一であるものとする。
まず、このとき、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204には図10(a)に示すように第1の表示モードM1に対応する表示情報が表示される。そして、このように第1の表示モードM1が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、利用者が操作手段213を用いて呼び出し操作を行うと、第1の制御手段202は、利用者が操作可能な操作手段213から出力される第4の呼び出し信号(操作指示信号)を操作情報端子212を介して受信して、第1の表示部204へ必要な各種情報を呼び出すための表示制御を行う。
なお、第1の制御手段202は、各種情報のうち利用者が必要とするものか否かの判定を図11に示す判定表に基づいて行う。ここでは、第1の表示モードM1の実行中であるので、第1の制御手段202は、図11に示す判定情報A1を参照する。
そして、第1の制御手段202は、バーグラフ表示部400と時計表示部410とを、第1の表示モードM1の実行中に第1の表示部204に表示している内容であり、対象外であると判定する。また、第1の制御手段202は、音楽情報表示部420を、第1の表示モードM1の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、また利用者が短時間で視認可能な情報であり、且つ、音楽情報が作動中(音楽が再生中)であり、呼び出し可能な情報であると判定する。さらに、第1の制御手段202は、ナビゲーション表示部430を、第1の表示モードM1の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、またナビゲーション情報が作動中であるものの利用者が短時間で視認可能な情報ではないため、呼び出すべき情報ではないと判定する。
この結果、第1の制御手段202は、第1の表示モードM1が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、音楽情報表示部420が呼び出すべき情報であると判定し、バーグラフ表示部400(第1の表示部204)のバックグラウンドに隠れている外部機器情報に関連した可視情報(ここでの可視情報とは音楽情報に相当する)を呼び出して、前記第1実施形態と同様に当該可視情報(つまり音楽情報表示部420)が前記所定時間、第1の表示領域R1(第1の表示部204)に表示されるように第1の表示部204を表示動作させる(図7(b)参照)。
そして、第1の制御手段202は、前記所定時間が経過すると、第1の表示部204の表示内容が図7(b)の状態から自動的に図7(a)の第1の表示モードM1へと戻るように第1の表示部204を表示動作させる。
なお、この図7(a)の状態に戻った後の第1の表示モードM1において、前記所定時間の間、第1の表示領域R1に表示されていた音楽情報表示部420の表示は、抑止されるが、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れているものとする。つまり、第1の制御手段202は、第2の制御手段252からの音楽情報の受信を継続して行っている。
次に、図11、図12を用いて、第4の表示モードM4の実行中に利用者が操作手段213を操作し、必要な各種情報を呼び出すときに第1の表示部204に表示される表示内容を説明する。なお、図12(a)に示す第1の表示部204の表示内容は、上述した第4の表示モードM4と同一であるものとする。
まず、このとき、図10(b)に示すように第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204には第4の表示モードM4に対応する表示情報が表示される。そして、このように第4の表示モードM4が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、利用者が操作手段213を用いて呼び出し操作を行うと、第1の制御手段202は、利用者が操作可能な操作手段213から出力される第5の呼び出し信号(操作指示信号)を操作情報端子212を介して受信して、第1の表示部204へ必要な各種情報を呼び出すための表示制御を行う。
なお、第1の制御手段202は、各種情報のうち利用者が必要とするものか否かの判定を図11に示す判定表に基づいて行う。ここでは、第4の表示モードM4の実行中であるので、第1の制御手段202は、図11に示す判定情報A4を参照する。
そして、第1の制御手段202は、バーグラフ表示部400を、第4の表示モードM4の実行中に第1の表示部204へ表示していない内容であり、車両のエンジンは作動中であるものの利用者が短時間で視認しても有用な情報が得られないため、呼び出すべき情報でないと判定する。また、第1の制御手段202は、時計表示部410を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、また利用者が短時間で視認可能な情報であり、且つ、時刻情報が作動中であり、呼び出し可能な情報であると判定する。
また、第1の制御手段202は、音楽情報表示部420を、第4の表示モードM4の実行中に第1の表示部204に表示している内容であり、対象外であると判定する。さらに、第1の制御手段202は、ナビゲーション表示部430を、第4の表示モードM4の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、またナビゲーション情報が作動中であるものの利用者が短時間で視認可能な情報ではないため、呼び出すべき情報ではないと判定する。
この結果、第4の表示モードM4が第1の表示部に204表示されている状況下にて、時計表示部410が呼び出すべき情報であると判定し、音楽情報表示部420(つまり第1の表示部204)のバックグラウンドに隠れている状態情報である可視情報(ここでの可視情報とは時刻情報に相当する)を呼び出して、当該可視情報(つまり時計表示部410)が前記所定時間、第1の表示部204に表示されるように第1の表示部204を表示動作させる(図12(b)参照)。
そして、第1の制御手段202は、前記所定時間が経過すると、第1の表示部204の表示内容が図12(b)の状態から自動的に図12(a)の第4の表示モードM4へと戻るように第1の表示部204の表示制御を行う。
次に、図8、図10、図11を用いて、第3の表示モードM3の実行中に利用者が操作手段213を操作し、必要な各種情報を呼び出すときに第1の表示部204に表示される表示内容を説明する。なお、図10(c)に示す第1の表示部204の表示内容は、上述した第3の表示モードM3(例えば図8(a))と同一であるものとする。
まず、このとき、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204には図10(c)に示すように第3の表示モードM3に対応する表示情報が表示される。そして、このように第3の表示モードM3が第1の表示部に204に表示されている状況下にて、利用者が操作手段213を用いて呼び出し操作を行うと、第1の制御手段202は、利用者が操作可能な操作手段213から出力される前記第3の呼び出し信号(操作指示信号)を操作情報端子212を介して受信して、第1の表示部204へ必要な各種情報を呼び出すための表示制御を行う。
なお、第1の制御手段202は、各種情報のうち利用者が必要とするものか否かの判定を図11に示す判定表に基づいて行う。ここでは、第3の表示モードM3の実行中であるので、第1の制御手段202は、図11に示す判定情報A3を参照する。
そして、第1の制御手段202は、バーグラフ表示部400を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204へ表示していない内容であり、車両のエンジンは作動中であるものの利用者が短時間で視認しても有用な情報が得られないため、呼び出すべき情報でないと判定する。また、第1の制御手段202は、時計表示部410を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、また利用者が短時間で視認可能な情報であり、且つ、時刻情報が作動中であり、呼び出し可能な情報であると判定する。
また、第1の制御手段202は、音楽情報表示部420を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204に表示していない内容であり、また利用者が短時間で視認可能な情報であり、且つ、音楽情報が作動中(音楽が再生中)であり、呼び出し可能な情報であると判定する。さらに、第1の制御手段202は、ナビゲーション表示部430を、第3の表示モードM3の実行中に第1の表示部204へ表示している内容であり、対象外であると判定する。
この結果、第3の表示モードM3が第1の表示部に204表示されている状況下にて、時計表示部410と音楽情報表示部420とが呼び出すべき情報であると判定し、時計表示部410と音楽情報表示部420(つまり第1の表示部204)のバックグラウンドに隠れている状態情報及び外部機器情報である可視情報(ここでの可視情報とは時刻情報及び音楽情報に相当する)を呼び出して、当該可視情報(つまり時計表示部410及び音楽情報表示部420)が前記所定時間、第1の表示部204に表示されるように第1の表示部204を表示動作させる(図8(b)参照)。
そして、第1の制御手段202は、前記所定時間が経過すると、第1の表示部204の表示内容が図8(b)の状態から自動的に図8(a)の第3の表示モードM3へと戻るように第1の表示部204の表示制御を行う。
以上のように本第2実施形態によれば、第4の表示モードM4第1の表示部204に表示されている状況下にて、第1の制御手段202は、前記第5の呼び出し信号を受信すると、第1の表示部204のバックグラウンドに隠れている状態情報である可視情報(例えば時刻情報)を呼び出して、時計表示部410が前記所定時間、第1の表示部204に表示されるように第1の表示部204を表示動作させる制御を行うものである。
従って、第1の表示部204として比較的、小型の計器用ディスプレイを用いた場合において、利用者による操作手段213の操作だけで、利用者にとって必要な情報を簡単に表示することができ、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
例えば、上述した各実施形態では、利用者が短時間で内容把握可能な情報としては時刻情報を適用した例について説明したが、例えば時刻情報に代えて外気温情報を短時間で内容把握可能な情報とすることも可能である。
本発明は、接続手段を介して外部機器と接続された車両用情報提供装置に関し、車両用情報提供装置としては車両情報を表示する車両用メータ(車両用計器)のみならず、車両に搭載されるナビゲーション装置やマルチディスプレイ装置等にも適用可能である。
101 車両用通信システム
102 車両用情報提供装置
103 外部機器
104 ゲートウェイ手段
105 接続手段
202 第1の制御手段(制御手段)
204 第1の表示部(表示部)
213 操作手段
252 第2の制御手段
260 第1の通信部
302 制御部
310 第2の通信部
400 バーグラフ表示部(状態情報)
410 時刻表示部(状態情報)
420 音楽情報表示部(外部機器情報)
430 ナビゲーション表示部(外部機器情報)
M1 第1の表示モード(状態情報表示モード)
M2 第2の表示モード(混在型表示モード)
M3 第3の表示モード(外部機器情報表示モード)
M4 第4の表示モード(外部機器情報表示モード)
R1 第1の表示領域
R2 第2の表示領域
102 車両用情報提供装置
103 外部機器
104 ゲートウェイ手段
105 接続手段
202 第1の制御手段(制御手段)
204 第1の表示部(表示部)
213 操作手段
252 第2の制御手段
260 第1の通信部
302 制御部
310 第2の通信部
400 バーグラフ表示部(状態情報)
410 時刻表示部(状態情報)
420 音楽情報表示部(外部機器情報)
430 ナビゲーション表示部(外部機器情報)
M1 第1の表示モード(状態情報表示モード)
M2 第2の表示モード(混在型表示モード)
M3 第3の表示モード(外部機器情報表示モード)
M4 第4の表示モード(外部機器情報表示モード)
R1 第1の表示領域
R2 第2の表示領域
Claims (4)
- 利用者に対し車両状態情報を少なくとも含む状態情報を表示する表示部と、前記表示部を動作させる制御手段とを有し、接続手段を介して外部機器と接続される車両用情報提供装置において、
前記車両用情報提供装置は、前記外部機器から出力される外部機器情報を取得可能であり、
前記制御手段は、前記状態情報を前記表示部に表示する状態情報表示モードと、前記状態情報と前記外部機器情報とを前記表示部に表示する混在型表示モードと、前記外部機器情報を前記表示部に表示する外部機器情報表示モードとのうち何れか1つの表示モードと当該何れか1つの表示モードとは異なる他の表示モードとを切り替える処理を実行し、
さらに前記何れか1つの表示モードが前記表示部に表示されている状況下にて、前記制御手段は、前記利用者が操作可能な操作手段から出力される操作指示信号を受信すると、前記表示部のバックグラウンドに隠れている前記状態情報と前記外部機器情報とのうち少なくとも1つの情報である可視情報を呼び出して、前記可視情報が所定時間、前記表示部に表示されるように前記表示部を動作させることを特徴とする車両用情報提供装置。 - 前記制御手段は、前記利用者が短時間で内容把握可能な情報を前記可視情報として前記表示部に表示させるべく、前記表示部を動作させることを特徴とする請求項1記載の車両用情報提供装置。
- 前記制御手段は、作動中の前記外部機器情報を前記可視情報として前記表示部に表示させるべく、前記表示部を動作させることを特徴とする請求項1記載の車両用情報提供装置。
- 前記操作手段は、前記可視情報を呼び出すための手動式の呼び出しスイッチであることを特徴とする請求項1記載の車両用情報提供装置。
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