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JP2015060607A - 不揮発性半導体記憶装置とその制御方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置とその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チップサイズを従来例に比較して小さくすることができ、メモリセルからページバッファへの読出速度を大幅に改善する。
【解決手段】不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、それらの間にページバッファ回路を設け、第1のセルアレイの外側の縁端部に第2のラッチ回路を設け、ページバッファ回路を第1のセルアレイのグローバルビット線を介して第2のラッチ回路に接続する。データの書き込み時において、外部回路からの書き込むべきデータを第2のラッチ回路でラッチした後、第1のセルアレイのグローバルビット線を介してページバッファ回路に転送して第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御し、データの読み出し時において、第1又は第2のセルアレイから読み出したデータをページバッファ回路から第1のセルアレイのグローバルビット線を介して第2のラッチ回路に転送して外部回路に出力するように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばフラッシュメモリなどの電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)とその制御方法に関する。
ビット線とソース線との間に複数のメモリセルトランジスタ(以下、メモリセルという)を直列に接続してNANDストリングを構成し、高集積化を実現したNAND型不揮発性半導体記憶装置(特に、NAND型フラッシュEEPROM)が知られている。
一般的なNAND型不揮発性半導体記憶装置において、消去は、半導体基板に例えば20Vの高電圧を印加し、ワード線に0Vを印加する。これにより、例えばポリシリコンなどからなる電荷蓄積層であるフローティングゲートより電子を引き抜いて、しきい値を消去しきい値(例えば、−3V)よりも低くする。一方、書き込み(プログラム)においては、半導体基板に0Vを与え、制御ゲートに例えば20Vの高電圧を印加する。これにより、半導体基板よりフローティングゲートに電子を注入することにより、しきい値を書き込みしきい値(例えば、1V)よりも高くする。これらのしきい値をとるメモリセルは、書き込みしきい値と消去しきい値の間の読み出し電圧(例えば、0V)を制御ゲートに印加することにより、そのメモリセルに電流が流れるか否かにより、その状態を判断することができる。
また、NAND型不揮発性半導体記憶装置において、1つのメモリセルにおいて格納可能なビット数に応じて下記の2種類のメモリセルがある。
(1)SLC(Single Level Cell):1つのメモリセルに対して1ビットのデータを書き込むメモリセル。
(2)MLC(Multi-Level Cell):1つのメモリセルに対して複数ビットのデータを書き込むメモリセル。
特開2004−273098号公報
Changhyuk Lee et al., "A 32Gb MLC NAND-Flash Memory with Vth-Endurance Enhancing Schemes in 32nm CMOS", IEEE ISSCC Digest of Technical Papers, 2010, pp. 446-447. Dean Nobunaga et al., "A 50nm 8Gb NAND Flash Memory with 100MB/s Program Throughput and 200MB/s DDR Interface", IEEE ISSCC Digest of Technical Papers, 2008, pp.426-427. G. Naso et al., "A 128Gb 3b/cell NAND Flash Design Using 20nm Planar-Cell Technology", IEEE ISSCC Digest of Technical Papers, 2013, pp. 218-219. Hyunggon Kim et al., "A 159mm2 32nm 32Gb MLC NAND-Flash Memory with 200MB/s Asynchronous DDR Interface", IEEE ISSCC Digest of Technical Papers, 2010, pp.442-443.
最近、SSD(Solid State Drive)などのためのNAND型フラッシュEEPROMに対して従来に比較して高い性能が求められている。特に、DDR(Double Data Rate)を用いる方法によって、メモリセルから読み出したデータを一時的に記憶するページバッファから外部回路に読出速度は非常に改善されているが、メモリセルからページバッファへの読出速度はいまだ改善されていない(例えば、非特許文献3及び4参照)。
メモリセルからページバッファへの読出速度を高速にするためには、ワード線WLの立ち上がり時間とグローバルビット線GBLのプリチャージ及びディスチャージにかかる時間を短縮する必要がある。このために、従来技術では、図12(a)及び(b)に示すように、メモリセルアレイ100を2つのメモリバンク101A,101Bに分割してその中間部に、各メモリバンク101A,101Bのためにそれぞれ2つのページバッファ回路102A,102Bを設けたことを特徴としている(例えば、特許文献1、非特許文献1及び2参照)。図12(b)のメモリセルアレイ100では、グローバルビット線GBLの抵抗及び容量が図12(a)に比較して半分になり、時定数はおよそ1/4になるが、チップサイズが大きくなるという問題点があった。
SSDはプログラム時に高スループットを得るために、いわゆるパラレルプログラミングを採用している。もしN個のデバイスが同時にプログラムされるならば、見かけのプログラム時間は実際のプログラム時間の1/Nになる。この実際のプログラム時間を短縮するためには、グローバルビット線GBLを2分割してグローバルビット線GBLのプリチャージ及び放電時間を短縮することができる。しかし、この方法は読み出し方法の場合と同様に2倍のページバッファ回路を必要とするという問題点があった。プログラムモードにおいては、図13に示すように、少なくとも1回のプログラムパルスの動作期間に対してグローバルビット線GBLのプリチャージ又はディスチャージが4回存在するので、この方法はプログラム時間を短縮するためには有効な方法である。
図14(a)は従来例に係るページバッファ回路14Aの詳細構成を示す回路図であり、図14(b)は図14(a)の回路図を簡単化した回路図である。図14(a)及び(b)に示すように、ページバッファ回路14Aは、2個のラッチ回路(L1,L2)14a,14bを備えて構成される。ラッチ回路(L1)14aは読み出し及びプログラム時においてデータを一時的に記憶するとともに、データを置き換えるために用いられる。また、ラッチ回路(L2)14bは外部回路のデータバッファとラッチ回路(L1)14aとの間でデータを転送するために用いられる。また、ページバッファ回路14Aは、図14(a)のMOS電界効果トランジスタ(以下、MOSトランジスタという。)Q30を用いてデータの一時的な格納のために設けられたデータラッチ回路(DL)14cを備える。さらに、ページバッファ回路14Aの周辺回路として、2本のグローバルビット線GBLe,GBLoのうちの1本を選択的に切り替えるビット線スイッチ回路21が設けられている。なお、ページバッファ回路14Aはメモリセルのピッチ間に設ける必要があり、その長さは例えば700ミクロン程度となり、比較的大きくなる。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、チップサイズを従来例に比較して小さくすることができ、メモリセルからページバッファへの読出速度を大幅に改善することができる不揮発性半導体記憶装置とその制御方法を提供することにある。
第1の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、
グローバルビット線に接続された複数のメモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
所定のページ単位でのデータでのデータの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する第1のラッチ回路を含むページバッファ回路と、
外部回路から入出力するデータを一時的に格納する第2のラッチ回路と、
データの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しを制御する制御回路とを備え、
上記不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、上記第1及び第2のセルアレイの間に上記ページバッファ回路を設け、上記第1のセルアレイの外側の縁端部に上記第2のラッチ回路を設け、
上記ページバッファ回路を上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に接続してなる不揮発性半導体記憶装置であって、
上記制御回路は、データの書き込み時において、上記外部回路からの書き込むべきデータを上記第2のラッチ回路でラッチした後、上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記ページバッファ回路に転送して上記第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御し、データの読み出し時において、上記第1又は第2のセルアレイから読み出したデータを上記ページバッファ回路から上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送して上記外部回路に出力するように制御することを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置において、上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの書き込み、読み出し及び消去のうちの少なくとも1つを時分割で行うように制御することを特徴とする。
ここで、上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの書き込み及びベリファイが互いに所定の遅延時間でシフトされた各タイミングで行うように制御することを特徴とする。
もしくは、上記制御回路は、
(1)上記第1のセルアレイに対するデータの書き込み時に、上記第2のセルアレイに対するデータのベリファイを行い、もしくは
(2)上記第2のセルアレイに対するデータの書き込み時に、上記第1のセルアレイに対するデータのベリファイを行う
ように制御することを特徴とする。
とって代わって、上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの消去を同時に行い、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータのベリファイを時分割で行うように制御することを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記ページバッファ回路は、上記第1及び第2のセルアレイのうちの一方のデータの書き込み又は読み出し時において、他方のセルアレイのデータを待避して記憶する第3のラッチ回路をさらに備えたことを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記第3のラッチ回路は、上記各メモリセルに対して複数ビットのデータを記憶させるMLCのメモリセルのために複数のラッチを含むことを特徴とする。
またさらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記第3のラッチ回路は、上記第1又は第2のセルアレイのグローバルビット線と、所定のスイッチ素子とを備え、上記第1又は第2のセルアレイのグローバルビット線の浮遊容量と上記スイッチ素子とからなるダイナミックラッチ回路により構成されたことを特徴とする。
またさらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記制御回路は、データの読み出し時において、上記第3のラッチ回路から直接に上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送することを特徴とする。
第2の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、
グローバルビット線に接続された複数のメモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
所定のページ単位でのデータでのデータの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する第1のラッチ回路を含むページバッファ回路と、
外部回路から入出力するデータを一時的に格納する第2のラッチ回路と、
データの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しを制御する制御回路とを備え、
上記不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、上記第1及び第2のセルアレイの間に上記ページバッファ回路を設け、上記第1のセルアレイの外側の縁端部に上記第2のラッチ回路を設け、
上記ページバッファ回路を上記第2のラッチ回路に接続するためのデータビット線をさらに備えた不揮発性半導体記憶装置であって、
上記制御回路は、データの書き込み時において、上記外部回路からの書き込むべきデータを上記第2のラッチ回路でラッチした後、上記データビット線を介して上記ページバッファ回路に転送して上記第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御し、データの読み出し時において、上記第1又は第2のセルアレイから読み出したデータを上記ページバッファ回路から上記データビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送して上記外部回路に出力するように制御することを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置において、上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの書き込み、読み出し及び消去のうちの少なくとも1つを時分割で行うように制御することを特徴とする。
ここで、上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの書き込み及びベリファイが互いに所定の遅延時間でシフトされた各タイミングで行うように制御することを特徴とする。
もしくは、上記制御回路は、
(1)上記第1のセルアレイに対するデータの書き込み時に、上記第2のセルアレイに対するデータのベリファイを行い、もしくは
(2)上記第2のセルアレイに対するデータの書き込み時に、上記第1のセルアレイに対するデータのベリファイを行う
ように制御することを特徴とする。
とって代わって、上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの消去を同時に行い、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータのベリファイを時分割で行うように制御することを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記ページバッファ回路は、上記第1及び第2のセルアレイのうちの一方のデータの書き込み又は読み出し時において、他方のセルアレイのデータを待避して記憶する第3のラッチ回路をさらに備えたことを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記第3のラッチ回路は、上記各メモリセルに対して複数ビットのデータを記憶させるMLCのメモリセルのために複数のラッチを含むことを特徴とする。
またさらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記ページバッファ回路を上記第2のラッチ回路に接続するためのデータビット線とは別のデータビット線をさらに、上記第2のセルアレイ側において、上記ページバッファ回路との接続を制御する別のスイッチ素子を介して備えたことを特徴とする。
ここで、上記第3のラッチ回路は、上記データビット線又は上記別のデータビット線と、所定のスイッチ素子とを備え、上記データビット線又は上記別のデータビット線の浮遊容量と上記スイッチ素子とからなるダイナミックラッチ回路により構成されたことを特徴とする。
また、上記第3のラッチ回路は、上記第1又は第2のセルアレイのグローバルビット線と、所定のスイッチ素子とを備え、上記第1又は第2のセルアレイのグローバルビット線の浮遊容量と上記スイッチ素子とからなるダイナミックラッチ回路により構成されたことを特徴とする。
またさらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記制御回路は、データの読み出し時において、上記第3のラッチ回路から直接に上記データビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送することを特徴とする。
第3の発明に係る不揮発性半導体記憶装置の制御方法は、
グローバルビット線に接続された複数のメモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
所定のページ単位でのデータでのデータの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する第1のラッチ回路を含むページバッファ回路と、
外部回路から入出力するデータを一時的に格納する第2のラッチ回路と、
データの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しを制御する制御回路とを備え、
上記不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、上記第1及び第2のセルアレイの間に上記ページバッファ回路を設け、上記第1のセルアレイの外側の縁端部に上記第2のラッチ回路を設け、
上記ページバッファ回路を上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に接続してなる不揮発性半導体記憶装置の制御方法であって、
上記制御回路は、
データの書き込み時において、上記外部回路からの書き込むべきデータを上記第2のラッチ回路でラッチした後、上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記ページバッファ回路に転送して上記第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御するステップと、
データの読み出し時において、上記第1又は第2のセルアレイから読み出したデータを上記ページバッファ回路から上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送して上記外部回路に出力するように制御するステップとを含むことを特徴とする。
第4の発明に係る不揮発性半導体記憶装置の制御方法は、
グローバルビット線に接続された複数のメモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
所定のページ単位でのデータでのデータの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する第1のラッチ回路を含むページバッファ回路と、
外部回路から入出力するデータを一時的に格納する第2のラッチ回路と、
データの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しを制御する制御回路とを備え、
上記不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、上記第1及び第2のセルアレイの間に上記ページバッファ回路を設け、上記第1のセルアレイの外側の縁端部に上記第2のラッチ回路を設け、
上記ページバッファ回路を上記第2のラッチ回路に接続するためのデータビット線をさらに備えた不揮発性半導体記憶装置の制御方法であって、
上記制御回路は、
データの書き込み時において、上記外部回路からの書き込むべきデータを上記第2のラッチ回路でラッチした後、上記データビット線を介して上記ページバッファ回路に転送して上記第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御するステップと、
データの読み出し時において、上記第1又は第2のセルアレイから読み出したデータを上記ページバッファ回路から上記データビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送して上記外部回路に出力するように制御するステップとを含むことを特徴とする。
従って、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置とその制御方法によれば、チップサイズを従来例に比較して小さくすることができ、メモリセルからページバッファへの読出速度を大幅に改善することができる。
本発明の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2の変形例に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態3に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。 図4Aのグローバルビット線スイッチ回路部25の詳細構成を示す回路図である。 本発明の実施形態4に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2及び4の変形例に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。 図4AのNAND型フラッシュEEPROMの読み出し動作の第1の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図4AのNAND型フラッシュEEPROMの読み出し動作の第2の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図4AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラム動作の第1の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図4AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラム動作の第2の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図4AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラムベリファイ動作の第1の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図4AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラムベリファイ動作の第2の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図5AのNAND型フラッシュEEPROMの読み出し動作の第1の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図5AのNAND型フラッシュEEPROMの読み出し動作の第2の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図5AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラム動作の第1の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図5AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラム動作の第2の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図5AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラムベリファイ動作の第1の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 図5AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラムベリファイ動作の第2の部分を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。 (a)は第1の従来例に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図であり、(b)は第2の従来例に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。 従来例におけるプログラム速度の問題点を説明するための図であって、ワード線WL及びグローバルビット線GBLの各電圧を示すタイミングチャートである。 (a)は従来例に係るページバッファ回路14Aの詳細構成を示す回路図であり、(b)は(a)の回路図を簡単化した回路図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
実施形態の基本回路.
図1は本発明の実施形態の基本回路に係るNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。まず、本実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成について以下に説明する。
図1において、本実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMは、メモリセルアレイ10と、その動作を制御する制御回路11と、ロウデコーダ12と、高電圧発生回路13と、ページバッファ回路14と、カラムデコーダ15と、コマンドレジスタ17と、アドレスレジスタ18と、動作ロジックコントローラ19と、データ入出力バッファ50と、データ入出力端子51と、制御信号入力端子53とを備えて構成される。なお、52はデータ線である。
本実施形態では、グローバルビット線のプリチャージ及びディスチャージ時間を従来例に比較して短縮するために、メモリセルアレイ10を2つのメモリバンクに2分割して2個のセルアレイCA0,CA1とし、ここで、グローバルビット線GBLを2分割する。そして、これら2個のセルアレイCA0,CA1の間にラッチ回路(L1)14aを含むページバッファ回路14を配置し、ラッチ回路(L2)14bを、セルアレイ10においてグローバルビット線GBLの長手方向の一縁端部(セルアレイCA0の外側の縁端部)に配置したことを特徴としている。なお、図1の例では、グローバルビット線GBLの長手方向とは直交する方向で2つのセクタ又はバンクで2分割している。
すなわち、従来例では、グローバルビット線GBLの長手方向で2個のページバッファ回路14を配置しているが(図12(b))、本実施形態では、1個のページバッファ回路14のみを配置している。ここで、ページバッファ回路14は、所定のページ単位のデータ書き込み及び読み出しを行うために、グローバルビット線GBLの1組(GBLe,GBLo)毎に設けられたセンスアンプ回路(SA)及びデータラッチ回路(DL)14c(例えば、図2、図3A、図4A、図5A参照)を含む。なお、センスアンプ回路(SA)は、ラッチ回路(L1)14aを含むいくつかの素子で構成されるものである。
図1において、メモリセルアレイ10のワード線WL及びビット線GBLの選択を行うために、それぞれロウデコーダ12及びカラムデコーダ15が設けられている。制御回路11は、データ書き込み、消去及び読み出しのシーケンス制御を行う。制御回路11により制御される高電圧発生回路13は、データ書き換え、消去、読み出しに用いられる昇圧された高電圧や中間電圧を発生する。
データ入出力バッファ50は、データの入出力及びアドレス信号の入力に用いられる。すなわち、入出力バッファ50、データ線52及びラッチ回路(L2)14bを介して、入出力端子51とページバッファ回路14の間でデータの転送が行われる。入出力端子51から入力されるアドレス信号は、アドレスレジスタ18に保持され、ロウデコーダ12及びカラムデコーダ15に送られてデコードされる。入出力端子51からは動作制御のコマンドも入力される。入力されたコマンドはデコードされてコマンドレジスタ17に保持され、これにより制御回路11が制御される。チップイネーブル信号CEB、コマンドラッチイネーブルCLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、書き込みイネーブル信号WEB、読み出しイネーブル信号REB等の外部制御信号は制御信号入力端子53を介して動作ロジックコントローラ19に取り込まれ、動作モードに応じて内部制御信号が発生される。内部制御信号は、入出力バッファ50でのデータラッチ、転送等の制御に用いられ、さらに制御回路11に送られて、動作制御が行われる。
以下で説明する実施形態1〜4においては、図1の基本回路を用いて構成される。
実施形態1.
図2は本発明の実施形態1に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。
図2において、セルアレイCA0は複数のブロックサイズセルアレイBSCA0を備えて構成され、各ブロックサイズセルアレイBSCA0は、それぞれ複数のメモリセルが接続された1対のグローバルビット線GBLe,GBLoを備えて構成される。ここで、1対のグローバルビット線GBLe,GBLoには、スタックト・ゲート構造の電気的書き換え可能な複数の不揮発性メモリセルMC0〜MC15を直列接続してNANDセルユニットが設けられ、1対のグローバルビット線GBLe,GBLoはそれらの両端に設けられたグローバルビット線スイッチ回路21,22により、いずれか1本が選択されて両端側の回路に接続される。また、セルアレイCA1は複数のブロックサイズセルアレイBSCA1を備えて構成され、各ブロックサイズセルアレイBSCA1は、それぞれ複数のメモリセルが接続された1対のグローバルビット線GBLe,GBLoを備えて構成される。ここで、1対のグローバルビット線GBLe,GBLoには、スタックト・ゲート構造の電気的書き換え可能な複数の不揮発性メモリセルMC0〜MC15を直列接続してNANDセルユニットが設けられ、1対のグローバルビット線GBLe,GBLoはそれらの両端に設けられたグローバルビット線スイッチ回路23,24により、いずれか1本が選択されて両端側の回路に接続される。
2本の差動データ線DL,ZDLからなるデータ線52はラッチ回路(L2)14bの一端に接続され、その他端は、制御信号BLCNBにより制御されるスイッチ素子であるMOSトランジスタQ11を介してグローバルビット線スイッチ回路21の一端に接続される。グローバルビット線スイッチ回路22の一端は、制御信号BLCN0により制御されるスイッチ素子であるMOSトランジスタQ12を介してビット線ノード(以下、ノードという。)N1に接続される。ノードN1はページバッファ回路14に接続されるとともに、制御信号BLCN1により制御されるスイッチ素子であるMOSトランジスタQ13を介してグローバルビット線スイッチ回路23の一端に接続される。
ページバッファ回路14はデータラッチ、データセンス、データプログラム及びプログラムベリファイの機能を有し、センスアンプを構成するラッチ回路(L1)14aと、データを一時的に待避させて記憶するデータラッチ回路(DL)14cと、制御信号BLCLAMPにより制御されるスイッチ素子であるMOSトランジスタQ1とを備えて構成される。上記ノードN1はMOSトランジスタQ1及びセンスノードN2を介してラッチ回路(L1)14a及びデータラッチ回路(DL)14cに接続される。
以上のように構成されたメモリセルアレイ10とその周辺回路において、グローバルビット線スイッチ回路24(図2の右端部、図1の最上部)を設けているが、本発明はこれに限らず、その周辺回路において特に必要がなければ、設けなくてもよい。
以上のように構成されたメモリセルアレイ10とその周辺回路において、データを読み出すときは、ラッチ回路(L1)14aは、選択されたセルアレイCA0又はCA1のメモリセルからデータをセンスして読み出してラッチした後、セルアレイCA0のグローバルビット線GBLo又はGBLeを介してラッチ回路L2に転送して行う。また、データをプログラム(書き込む)するときは、まず、入力データがラッチ回路(L2)14bからセルアレイCA0のグローバルビット線GBLo又はGBLeを介してラッチ回路(L1)14aに転送してラッチした後、ページバッファ回路14は、選択されたセルアレイCA0又はCA1のメモリセルに対してデータのプログラム及びプログラムベリファイを行う。なお、ページバッファ回路14は、2個のセルアレイCA0,CA1の間のメモリセルアレイ10の中央部に設けられているので、プログラムベリファイ時の判断のためにデータをラッチ回路(L1)14aからラッチ回路(L2)14bに転送する必要がないという特有の効果を有する。
図2の回路では、以下に示すように、セルアレイCA0,CA1(SLC)に対してパラレルプログラミングを行うことができる。
(1)セルアレイCA0の各メモリセルに対してすでにプログラム動作が開始されており、セルアレイCA1のページデータをラッチ回路(L2)14bにおいて受信しているものとする。また、各MOSトランジスタQ1、Q11〜Q13はそれぞれ各制御信号BLCLAMP,BLCNB,BLCN0,BLCN1によりオフとされている。
(2)次いで、セルアレイCA0のプログラムベリファイの期間(MOSトランジスタQ1,Q12がオンされる)ののち、セルアレイCA0に書き込むためのラッチ回路(L1)14a内のデータをデータラッチ回路(DL)14cに待避のため移動させる。
(3)そして、ラッチ回路(L2)14b内のデータをセルアレイCA0のグローバルビット線GBLo又はGBLeを介してラッチ回路(L1)14aに転送し(MOSトランジスタQ11,Q12がオンされる)、セルアレイCA1のページデータのプログラムを開始する。次いで、当該プログラムが終了すれば、制御信号BLCN1を用いてMOSトランジスタQ13をオフする。
(4)制御信号BLCN0を用いてMOSトランジスタQ12をオンし、データラッチ回路(DL)14c内のデータをセルアレイCA0のグローバルビット線GBLo又はGBLeを介してラッチ回路(L1)14aに転送し、セルアレイCA0のページデータの再プログラム(フェイルがあったメモリセルに限る)を開始し、当該プログラムを行う。これでセルアレイCA0とCA1において同時並行でプログラムが進行していることになる。次いで、上記(3)項と同様に、制御信号BLCN0を用いてMOSトランジスタQ12をオフする。
(5)セルアレイCA1の方が先にプログラムが終了するので先にプログラムベリファイに入れる。セルアレイCA1に対するプログラムベリファイ期間(MOSトランジスタQ1,Q13がオンされる)において、まず、セルアレイCA1のデータについては、ページバッファ回路14は、そのグローバルビット線GBLo又はGBLeの電圧をセンスすることによりラッチ回路(L1)14aにそのデータをラッチして元の書き込みデータを復元(以下、プリリード、あるいは前置読み出しという)後、実際のプログラムベリファイ動作を行う。当該プログラムベリファイ後、まだプログラムの必要があれば、制御信号BLCN1を用いてMOSトランジスタQ13をオンして、上記(3)項と同様にプログラムを開始する。
(6)次いで、セルアレイCA0のプログラムが終了するので、上記(5)項と同様に、セルアレイCA0についてプログラムベリファイおよびプログラムを行う。
以上のプログラム動作はSLCに対する動作であるが、MLCのメモリセルアレイ10に対して行うときは、データラッチ回路(DL)14cは複数のデータをラッチできるように構成することで行うことができる。MLCの場合、1ビット分は上記のようにグローバルビット線の電圧として利用できるが、少なくとも他のビットについてはデータラッチ回路(DL)14cの増設でまかなう必要がある。
また、図2の回路では、以下に示すように、セルアレイCA0,CA1(SLC)に対してパラレル読み出しを行うことができる。
(1)制御信号BLCLAMP,BLCN0,BLCN1を用いてそれぞれMOSトランジスタQ1,Q12,Q13をオンして、セルアレイCA0,CA1の両方に対してそれらのグローバルビット線GBLe,GBLoをプリチャージする。次いで、制御信号BLCN0により制御されるMOSトランジスタQ12及び制御信号BLCN1により制御されるMOSトランジスタQ13をオフする。
(2)まず最初に、セルアレイCA0のセル電流によってグローバルビット線GBLe,GBLoをディスチャージすることを開始する。
(3)次いで、所定時間後、セルアレイCA1のグローバルビット線GBLe,GBLoのディスチャージを開始する。所定時間待つのは、ディスチャージ終了後からセンスまでの時間をセルアレイCA0とCA1間で同じくするためである。
(4)制御信号BLCN0により制御されるMOSトランジスタQ12をオンし、ページバッファ回路14は、セルアレイCA0の各メモリセルのセンスを開始する。ここで、センスしたデータをラッチ回路(L1)14aにラッチさせた後、そのデータを反転してデータラッチ回路(DL)14cに転送する。
(5)次いで、制御信号BLCN1により制御されるMOSトランジスタQ13をオンする一方、制御信号BLCN0により制御されるMOSトランジスタQ12をオフする。そして、セルアレイCA1の各メモリセルのセンスを開始する。ここで、センスしたデータをラッチ回路(L1)14aにラッチさせる。
(6)データラッチ回路(DL)14c内のデータと、ラッチ回路(L1)14a内のデータとを互いに交換した後、MOSトランジスタQ1,Q12,Q13をオンして、ラッチ回路(L1)14a内のデータ(すなわち、セルアレイCA0の各メモリセルのデータ)をセルアレイCA0のグローバルビット線GBLo又はGBLeを介してラッチ回路(L2)14bに転送してデータ線52を介してデータ入出力バッファ50(図1)に出力する。
(7)同様に、セルアレイCA1のデータをラッチ回路(L1)14aから転送して、出力する。
以上の読み出しの動作例においては、ステップ(6)において、データラッチ回路(DL)14c内のデータをラッチ回路(L1)14aを介してラッチ回路(L2)14bに転送しているが、本発明はこれに限らず、ステップ(6)において、データラッチ回路(DL)14c内のデータを直接にラッチ回路(L2)14bに転送してもよい。この変形例については、第2〜第4の実施形態において適用できる。
以上の読み出し動作はSLCに対する動作であるが、MLCのメモリセルアレイ10に対して行うときは、データラッチ回路(DL)14cは複数のデータをラッチできるように構成することで行うことができる。
以上説明したように、図2の回路によれば、2つのセルアレイCA0,CA1に対してパラレルに時分割でプログラムすることができるとともに、パラレルに時分割でデータの読み出しを行うことができる。図1及び図2の回路では、そのチップサイズを従来例に比較して小さくすることができ、上述のようにパラレルに時分割で行うので、メモリセルからページバッファへの読出速度を大幅に改善することができる。
実施形態2.
図3Aは本発明の実施形態2に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。図2の回路では、ページバッファ回路14へのデータ又はページバッファ回路14からのデータを、セルアレイCA0のグローバルビット線GBLo又はGBLeを介して転送しているが、図3Aの回路では、図2の回路に比較して以下の点が異なる。
(1)マルチレイヤのデバイスを用いて、ノードN1とラッチ回路(L2)14bとを接続するデータビット線DBLを、メモリセルよりも上層の別のレイヤーに設けたことを特徴としている。ここで、2つのレイヤー間はビア導体を介して接続することができる。
以下、相違点について以下に説明する。
図3Aにおいて、ラッチ回路(L2)14bは、制御信号DSW0によって制御されるMOSトランジスタQ14、データビット線DBL、並びに、制御信号DSW1によって制御されるMOSトランジスタQ15を介してノードN1に接続される。データビット線DBLはグローバルビット線GBLよりも太いメタル線で構成できるので、速度制限を緩和することができる。これにより、データ転送は、パラレルプログラム及びパラレル読み出し動作において、図2の回路に比較して簡単なシーケンスとなり、その転送速度が高速になるという特有の効果を有する。
また、図2のMOSトランジスタQ11は例えば高電圧MOSトランジスタで構成されてそのサイズが大きいが、図3Aの回路で新たに追加したMOSトランジスタQ14,Q15は低電圧MOSトランジスタで構成できるので当該デバイスのチップサイズを小さくできる。
さらに、データビット線DBLの線間ピッチを、1対のグローバルビット線GBLe,GBLoからなるグローバルビット線対のピッチ間で同等に実現できるときは、別のデータビット線DBLをデータラッチ回路(DL)14cと同様に用いることができる。例えば、もし別のデータビット線DBLをセルアレイCA1のために形成すれば、MLC動作時のデータラッチ回路(DL)14cの個数を減少させることができる。ここで、データビット線DBL又は上記別のデータビット線の浮遊容量とスイッチ素子であるMOSトランジスタQ15等(これらは、MOSトランジスタQ15と、当該MOSトランジスタQ15と対応する、上記別のデータビット線上の位置に別のスイッチ素子であるMOSトランジスタとを含む)とからなるダイナミックラッチ回路を、データラッチ回路(DL)14cとして用いることができる。
またさらに、2つのセルアレイCA0,CA1を1つのメモリブロックとして用いて、それぞれ2ページのパラレル動作を実現してもよい。
以上説明したように、図3Aの回路によれば、2つのセルアレイCA0,CA1に対してパラレルに時分割でプログラムすることができるとともに、パラレルに時分割でデータの読み出しを行うことができる。図2及び図3Aの回路では、そのチップサイズを従来例に比較して小さくすることができ、上述のようにパラレルに時分割で行うので、メモリセルからページバッファへの読出速度を大幅に改善することができる。
なお、図3Aにおいて、グローバルビット線スイッチ回路21,24については、設けなくてもよい。
図3Bは図3Aの変形例の回路を示す回路図である。データビット線DBLの線間ピッチを、1対のグローバルビット線GBLe,GBLoからなるグローバルビット線対のピッチ間よりも大きくしなければならないときは、1本のデータビット線DBLを互いに隣接する2つのページバッファ回路14を用いて、時分割多重で共用してもよい。例えば、図3Bに示すように、制御信号DSW0−0により制御されるスイッチ素子であるMOSトランジスタQ14−0と、制御信号DSW0−1により制御されるスイッチ素子であるMOSトランジスタQ14−1と、制御信号DSW1−0により制御されるスイッチ素子であるMOSトランジスタQ15−0と、制御信号DSW1−1により制御されるスイッチ素子であるMOSトランジスタQ15−1とを用いて、対応する1対のMOSトランジスタ(Q14−0とQ15−0、もしくはQ14−1とQ15−1)をオンする一方、他方の対のMOSトランジスタをオフすることで、1本のデータビット線DBLを介してデータ伝送するときに当該データビット線DBLを時分割多重で共用することができる。
実施形態3.
図4Aは本発明の実施形態3に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図であり、図4Bは図4Aのグローバルビット線スイッチ回路部25の詳細構成を示す回路図である。ここで、実施形態3は実施形態1の回路を具体的に図示した具体例である。
図4Aの回路は、図2の回路に比較して以下の点が異なる。
(1)ブロックサイズセルアレイBSCA0,BSCA1において、選択ゲートトランジスタSG1,SG2を含む、複数n個のスタックト・ゲート構造の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルMC0〜MCnを直列接続してNANDセルユニットがグローバルビット線GBLo0,GBLe0に接続されていることを明示した。ここで、ロウ方向に並ぶ各メモリセルMC0〜MCnの制御ゲートはそれぞれ共通にワード線WL0〜WLnに接続され、選択ゲートトランジスタSG1,SG2のゲート電極はワード線WLと平行して配設される選択ゲート線SGD0,SGS0又はSGD1,SGS1に接続される。1本のワード線(WL0〜WLnのうちの1本)により選択されるメモリセルの範囲が書き込み及び読み出しの単位となる1ページである。1ページ又はその整数倍の範囲の複数のNANDセルユニット範囲がデータ消去の単位である1ブロックとなる。
(2)グローバルビット線スイッチ回路21は、制御信号BLSBe,BLSBoにより切り替え制御されることを明示した。
(3)グローバルビット線スイッチ回路22は、制御信号YBLe0,YBLo0,BLSe0,BLSo0,VIRPWR0により切り替え制御されることを明示した。なお、グローバルビット線スイッチ回路22及びMOSトランジスタQ12は図4Bのグローバルビット線スイッチ回路部25を構成する。
(4)グローバルビット線スイッチ回路23は、制御信号YBLe1,YBLo1,BLSe1,BLSo1,VIRPWR1により切り替え制御されることを明示した。
(5)ページバッファ回路14において、ノードN1(TOBL)は、制御信号BLCLAMPによって制御されるMOSトランジスタQ1を介してセンスノードN2(SNS)に接続される。センスノードN2は、例えばMLCのためにn個の選択ゲートトランジスタQ4(それぞれ制御信号SEL0〜SELnにより制御される)及びデータラッチDL0〜DLnとがそれぞれ直列接続されてなるデータラッチ回路14cに接続されるとともに、制御信号BLCDにより制御されるMOSトランジスタQ2を介してラッチ回路(L1)14aに接続される。なお、センスノードN2は、プリチャージ制御信号BLPREにより制御されるMOSトランジスタQ3を介して所定の電圧V1に接続される。なお、図4Aに示すデータラッチ回路14cは図14に示した回路と異なっているが、これは図14の回路を多重に置く必要はないことで簡略化しているものである。
図4Bにおいて、グローバルビット線スイッチ回路部25は、グローバルビット線GBLe0,GBLo0を選択的にノードN1(TOBL)に切り替えて接続する回路であって、グローバルビット線スイッチ回路22と、制御信号BLCN0により制御されるMOSトランジスタQ25とを備えて構成される。ここで、グローバルビット線スイッチ回路22は、
(1)制御信号YBLe0
により制御されるMOSトランジスタQ21と、
(2)制御信号YBLo0により制御されるMOSトランジスタQ22と、
(3)制御信号BLSe0により制御されるMOSトランジスタQ23と、
(4)制御信号BLSo0により制御されるMOSトランジスタQ24と
を備えて構成される。なお、他のグローバルビット線スイッチ回路21,23,24についても、制御信号は異なるが、図4Bのグローバルビット線スイッチ回路22と同様に構成される。なお、回路構成や配線構造によっては、MOSトランジスタQ25は、制御信号BLSe0により制御されるMOSトランジスタQ23と制御信号BLSo0により制御されるMOSトランジスタQ24とで代用することができ、他のグローバルビット線スイッチ回路21,23,24についても同様である。
以上のように構成された、実施形態3に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路における、読み出し動作、プログラム動作、及びプログラムベリファイ動作について以下に説明する。
図6A及び図6Bは図4AのNAND型フラッシュEEPROMの読み出し動作を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。図6A〜図11Bにおいて、主要な記号は以下の通りである。
(1)電圧Vpb:MOSトランジスタで電源電圧Vddを通すレベルの電圧;
(2)電圧Vdd:電源電圧;
(3)電圧Vss:接地電圧;
(4)電圧Vsg:選択ゲートトランジスタをオンするための電圧;
(5)電圧Vpass(Unselected):非選択メモリセルに対するパス電圧;
(6)電圧Vread(Selected):選択メモリセルに対する読み出し電圧;
(7)電圧Vgbl+Vt:グローバルビット線GBLe0,GBLo0,GBLe1,GBLo1の電圧に所定の電圧Vtを加算した電圧;
(8)電圧Vsen+Vth:センス電圧VsenにMOSトランジスタのしきい値電圧Vthを加算した電圧;
(9)PGM Cell:プログラムセル=データが書き込まれたメモリセル;
(10)ERS Cell:消去セル=データが消去されたメモリセル;
(11)Erase and Inhibit Data:データが消去レベル保持及び書き込み禁止される電圧;
(12)Program Data:データが書き込みされる電圧。
図6A及び図6Bの読み出し動作は以下の期間T1〜T15を含む。
T1(時刻t2〜t3):メモリセルからのデータ読み出しのために両方のセルアレイCA0,CA1のグローバルビット線GBLe0,GBLo0,GBLe1,GBLo1に対してプリチャージを行う。本例では、グローバルビット線GBLe0およびGBLe1が選択されたときを示すので、非選択のグローバルビット線GBLo0およびGBLo1は接地電圧Vssに固定される。
T2(時刻t4〜t6):メモリセル電流によりグローバルビット線GBLe0上の電荷をディスチャージする(以下、「グローバルビット線をディスチャージする」という。)。
T3(時刻t7〜t8):ページバッファ回路14は、セルアレイCA0の各メモリセルのデータをセンスしてラッチ回路(L1)14aに格納する。
T4(時刻t7〜t9):データ転送のためにグローバルビット線GBLe0,GBLo0をプリチャージする。これは、T3とT5の設定時間を利用してバックグラウンドで行っている。
T5(時刻t9〜t10):期間T3でセンスしたデータをラッチ回路(L1)14aからデータラッチ回路14c内のデータラッチDL0に転送する。
T6(時刻t10〜t11):セルアレイCA1のデータセンスのための設定を行う。
T7(時刻t11〜t13):メモリセル電流によりグローバルビット線GBLe1をディスチャージする。
T8(時刻t14〜t15):ページバッファ回路14は、セルアレイCA1の各メモリセルのデータをセンスしてラッチ回路(L1)14aに格納する。
T9(時刻t15〜t17):セルアレイCA0の各メモリセルのデータを転送するための設定を行う。
T10(時刻t17〜t18):データラッチ回路14cに格納されたセルアレイCA0の各メモリセルのデータを、グローバルビット線GBLe0,GBLo0を介してラッチ回路(L2)14bに転送する。
T11(時刻t18〜t19):セルアレイCA0の各メモリセルのデータを、ラッチ回路(L2)14bからデータ線52のDLおよびZDLに出力する。
T12(時刻t18〜t20):セルアレイCA1の各メモリセルのデータを転送するための設定を行う。
T13(時刻t20〜t21):ラッチ回路(L1)14aに格納されたセルアレイCA1の各メモリセルのデータを、グローバルビット線GBLe0,GBLo0を介してラッチ回路(L2)14bに転送する。
T14(時刻t21〜t22):セルアレイCA1の各メモリセルのデータを、ラッチ回路(L2)14bからデータ線52のDLおよびZDLに出力する。
T15(時刻t22〜t23):図4Aの回路の動作をリセットする。
以上説明したように、本実施形態に係る図4A及び図4Bの動作によれば、各セルアレイCA0,CA1の各メモリセルに格納されたデータをそれぞれ読み出して、グローバルビット線GBLe0,GBLo0を介してラッチ回路(L2)14bに転送し、読み出し動作を行うことができる。
なお、グローバルビット線およびワード線のプリチャージおよびディスチャージは数マイクロ秒かかるのに対して、他の信号やノードの電圧は0.1マイクロ秒のレベルであるので、セルアレイCA0のセンスT3からセルアレイCA1のグローバルビット線GBLe1のディスチャージ開始t11までの時間は0.5〜1マイクロ秒程度と短い。また、逆にこの時間を見越して、セルアレイCA1のグローバルビット線GBLe1のディスチャージ開始をt5とt6の間に設定して時間の短縮を計ることが可能である。これにより、セルアレイCA1のグローバルビット線GBLe1のディスチャージ時間の大半を見えなくすることができる。
図7A及び図7Bは図4AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラム動作を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。図7A及び図7Bのプログラム動作は以下の期間T31〜T46を含む。なお、本例では、グローバルビット線GBLe0およびGBLe1が選択されたときを示すので、非選択のグローバルビット線GBLo0およびGBLo1はプログラム動作でワード線に高電圧が印加されている期間は電源電圧Vddに固定される。
T31(時刻t32〜t33):セルアレイCA0の各メモリセルに対してデータを入力して転送するためにグローバルビット線GBLe0,GBLo0をプリチャージする。
T32(時刻t33〜t34):ラッチ回路(L2)14b内のデータを、グローバルビット線GBLe0,GBLo0を介してラッチ回路(L1)14aに転送する。
T33(時刻t34〜t35):セルアレイCA0の各メモリセルに対するプログラムのためにグローバルビット線GBLe0,GBLo0をプリチャージする。
T34(時刻t34〜t40):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムのために、プログラムすべきデータを、図4Aの回路の周辺回路からラッチ回路(L2)14bに転送するための期間である。
T35(時刻t35〜t36):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA0の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe0に入力させる。
T36(時刻t36〜t41):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T37(時刻t37〜t39):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムされるデータを、データラッチ回路(DL)14cに転送する。
T38(時刻t41〜t42):セルアレイCA0の各メモリセルに接続されたワード線WL0〜WLnをリセットする。
T39(時刻t42〜t43):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムのためにグローバルビット線GBLe1,GBLo1をプリチャージする。
T40(時刻t43〜t44):ラッチ回路(L2)14bに格納されたデータを、グローバルビット線GBLe0,GBLo0を介してラッチ回路(L1)14aに転送する。
T41(時刻t44〜t45):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムの設定のためにグローバルビット線GBLe1,GBLo1をプリチャージする。
T42(時刻t45〜t46):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA1の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe1に入力させる。
T43(時刻t46〜t48):セルアレイCA1の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T44(時刻t48〜t49):セルアレイCA1の各メモリセルに接続されたワード線WL0〜WLnをリセットする。
T45(時刻t49〜t50):上記プログラム動作をリセットする。
T46(時刻t51〜t52):セルアレイCA0およびCA1の各メモリセルに対してプログラムベリファイを行い、セルアレイCA0およびCA1の各メモリセルに対してその判断処理を行い、各々まだプログラムを継続するかあるいは終了の動作を行う。なお、セルアレイCA1のプログラムベリファイに当たっては、その前に、図2の回路のパラレルプログラミングの特徴(5)において上述したように、セルアレイCA1の各メモリセルからプリリード(前置読み出し)を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る図7A及び図7Bの動作によれば、各セルアレイCA0,CA1の各メモリセルに対してプログラムすべきデータをそれぞれラッチ回路(L2)14bからグローバルビット線GBLe0,GBLo0を介してラッチ回路(L1)14aに転送し、ページバッファ回路14は当該データを各セルアレイCA0,CA1の各メモリセルに対して順次プログラムすることができる。
ここで、図7は、セルアレイCA0のプログラムが終わってからセルアレイCA1のプログラムに移るタイミングの場合を示しているが、例えば、セルアレイCA0への書き込みデータをラッチ回路(L1)14aに転送した後すぐにそれをデータラッチ回路14cに格納し、続けてセルアレイCA1への書き込みデータをラッチ回路(L1)14aに転送して、セルアレイCA0及びCA1のプログラムに移ることもできる。また、その場合、セルアレイCA1のプログラムを先に行うため、グローバルビット線GBLe1,GBLo1のプリチャージ、ラッチ回路(L1)14aに転送された書込みデータのグローバルビット線GBLe1電圧への反映とシーケンスを進めるが、該セルアレイCA1のGBLe1,GBLo1のプリチャージが終わった時点からセルアレイCA0のグローバルビット線GBLe0,GBLo0のプリチャージを開始するようにしてプログラムのシーケンスを進めて、セルアレイCA0とCA1のプログラム動作をほぼ同時に行うこともできる。もちろんグローバルビット線GBLe0,GBLo0,GBLe1,GBLo1は同時にプリチャージができるが、大電流が流れるので好ましくはない。また、グローバルビット線のプリチャージとディスチャージには数マイクロ秒、プログラムパルス幅は10〜30マイクロ秒、その他は各ステップ0.1マイクロ秒程度なので、このシーケンスでパラレル書き込みを実現できる。
図8A及び図8Bは図4AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラムベリファイ動作を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。図8A及び図8Bのプログラム動作は以下の期間T61〜T83を含む。
T61(時刻t62〜t63):セルアレイCA0の各メモリセルに対してデータを入力して転送するためにグローバルビット線GBLe0,GBLo0をプリチャージする。
T62(時刻t63〜t64):ラッチ回路(L2)14b内のデータを、グローバルビット線GBLe0,GBLo0を介してラッチ回路(L1)14aに転送する。
T63(時刻t64〜t65):セルアレイCA0の各メモリセルに対するプログラムデータの設定のためにグローバルビット線GBLe0,GBLo0をプリチャージする。
T64(時刻t64〜t70):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムのために、プログラムすべきデータを、図4Aの回路の周辺回路からラッチ回路(L2)14bに転送するための期間である。
T65(時刻t65〜t66):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA0の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe0あるいはGBLo0に入力させる。
T66(時刻t66〜t71):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T67(時刻t67〜t69):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムされるデータを、データラッチ回路(DL)14cに転送する。
T68(時刻t71〜t72):セルアレイCA0の各メモリセルに接続されたワード線WL0〜WLnをリセットする。
T69(時刻t72〜t73):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムのためにグローバルビット線GBLe1,GBLo1をプリチャージする。
T70(時刻t73〜t74):ラッチ回路(L2)14bに格納されたデータを、グローバルビット線GBLe0,GBLo0を介してラッチ回路(L1)14aに転送する。
T71(時刻t74〜t75):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムの設定のためにグローバルビット線GBLe1,GBLo1をプリチャージする。
T72(時刻t75〜t76):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA1の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe1あるいはGBLo1に入力させる。
T73(時刻t76〜t86):セルアレイCA1の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T74(時刻t77〜t79):グローバルビット線スイッチQ13をt77で信号BLCN1でオフしてセルアレイCA1を切り離した(プログラムは継続される)後、セルアレイCA0の各メモリセルにプログラムすべきデータを、データラッチ回路(DL)14cからラッチ回路(L1)14aに転送する。
T75(時刻t80〜t83):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムベリファイ動作(読み出し動作を含む)を行う。
T76(時刻t83〜t84):セルアレイCA0の各メモリセル内のデータに対して判断処理を行う。
T77(時刻t84〜t85):セルアレイCA0の各メモリセルにプログラムすべきデータを入力するために、グローバルビット線GBLe,GBLoをプリチャージする。
T78(時刻t85〜t86):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA0の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe0あるいはGBLo0に入力させる。
T79(時刻t86〜t88):セルアレイCA1の各メモリセルに接続されたワード線WL0〜WLnをリセットする。
T80(時刻t86〜t91):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T81(時刻t88〜t91):セルアレイCA1の各メモリセル内のデータのベリファイ及び判断処理のために、グローバルビット線GBLe1又はGBLo1からのデータをラッチ回路(L1)14aにプリリード(前置読み出し)する。
T82(時刻t91〜t92):セルアレイCA1の各メモリセルに対してプログラムベリファイ及び判断処理を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る図8A及び図8Bの動作によれば、各セルアレイCA0,CA1の各メモリセルに対して順次プログラムベリファイを行うことができる。本例によれば、セルアレイCA1のプログラム中にセルアレイCA0のプログラムベリファイを行っており、また、セルアレイCA0のプログラム中にセルアレイCA1のプログラムベリファイを行うので、プログラムベリファイの時間を見かけ上無くせるという特徴がある。なお、本例においても、セルアレイCA0及びCA1の書き込みデータをページバッファ14にロードしてからプログラムやベリファイをほぼ同時に順次シーケンスに投入することなどの変形ももちろん可能であることは言うまでもない。
実施形態4.
図5Aは本発明の実施形態4に係るNAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。ここで、実施形態4は実施形態2の回路を具体的に図示した具体例である。
図5Aの回路は、図4Aの回路に比較して以下の点が異なる。
(1)マルチレイヤのデバイスを用いて、ノードN1とラッチ回路(L2)14bとを接続するデータビット線DBLを、メモリセルよりも上層の別のレイヤーに設けたことを特徴としている。ここで、2つのレイヤー間はビア導体を介して接続することができる。
以下、相違点について以下に説明する。
図5Aにおいて、ラッチ回路(L2)14bは、制御信号DSW0によって制御されるMOSトランジスタQ14、データビット線DBL、並びに、制御信号DSW1によって制御されるMOSトランジスタQ15を介してノードN1に接続される。データビット線DBLはグローバルビット線GBLよりも太いメタル線で構成できることと、グローバルビット線GBLにつながるメモリセルへの接続部分の負荷がないので、速度制限を大きく緩和することができる。これにより、データ転送は、パラレルプログラム及びパラレル読み出し動作において、図3Aの回路に比較して簡単なシーケンスとなり、その転送速度が高速になるという特有の効果を有する。
図9A及び図9Bは図5AのNAND型フラッシュEEPROMの読み出し動作を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。図9A及び図9Bの読み出し動作は以下の期間T101〜T111を含む。なお、データビット線DBLは電源電圧Vddによりプリチャージされている。
T101(時刻t102〜t103):メモリセルからのデータ読み出しのために両方のセルアレイCA0,CA1のグローバルビット線GBLe0,GBLo0,GBLe1,GBLo1に対してプリチャージを行う。なお、本例では、グローバルビット線GBLe0およびGBLe1が選択されたときを示すので、非選択のグローバルビット線GBLo0およびGBLo1は接地電圧Vssに固定される。
T102(時刻t104〜t106):メモリセル電流によりグローバルビット線GBLe0,GBLe1をディスチャージする。
T103(時刻t107〜t108):ページバッファ回路14は、セルアレイCA0の各メモリセルのデータをセンスしてラッチ回路(L1)14aに格納する。
T104(時刻t108〜t110):期間T103でセンスしたデータをラッチ回路(L1)14aからデータラッチ回路14c内のデータラッチDL0に転送する。
T105(時刻t111〜t112):セルアレイCA1の各メモリセルからのデータを、グローバルビット線GBLe1からページバッファ回路14に転送する。
T106(時刻t113〜t114):ページバッファ回路14は、セルアレイCA1の各メモリセルのデータをセンスしてラッチ回路(L1)14aに格納する。
T107(時刻t115〜t116):データラッチ回路14c内のデータラッチDL0に格納された、セルアレイCA0の各メモリセルのデータをデータラッチDL0からデータビット線DBLを介してラッチ回路(L2)14bに転送する。
T108(時刻t116〜t117):セルアレイCA0の各メモリセルのデータを、ラッチ回路(L2)14bからデータ線52のDLおよびZDLに出力する。
T109(時刻t117〜t119):ラッチ回路(L1)14aに格納された、セルアレイCA1の各メモリセルのデータをラッチ回路(L1)14aからデータビット線DBLを介してラッチ回路(L2)14bに転送する。
T110(時刻t119〜t120):セルアレイCA1の各メモリセルのデータを、ラッチ回路(L2)14bからデータ線52のDLおよびZDLに出力する。
T111(時刻t120〜):上記読み出し動作のリセットを行う。
以上説明したように、本実施形態に係る図4A及び図4Bの動作によれば、各セルアレイCA0,CA1の各メモリセルに格納されたデータをそれぞれ読み出して、データビット線DBLを介してラッチ回路(L2)14bに転送し、読み出し動作を行うことができる。なお、本例では、選択グローバルビット線GBLe0,GBLe1の同時プリチャージ、同時ディスチャージを行っており、従ってディスチャージからセンスまでの時間がセルアレイCA0とCA1で変わってくるが、動作ステップ数を考慮して少しそれらのタイミングをずらしていっしょにすることも容易である。
図10A及び図10Bは図5AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラム動作を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。図10A及び図10Bのプログラム動作は以下の期間T131〜T146を含む。
T131(時刻t132〜t133):セルアレイCA0の各メモリセルに対してデータを入力して転送するためにデータビット線DBLをプリチャージする。
T132(時刻t133〜t134):セルアレイCA0の各メモリセルにプログラムすべきラッチ回路(L2)14b内のデータを、データビット線DBLを介してラッチ回路(L1)14aに転送する。
T133(時刻t134〜t135):セルアレイCA0の各メモリセルに対するプログラムのためにグローバルビット線GBLe0,GBLo0をプリチャージする。
T134(時刻t134〜t140):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムのために、プログラムすべきデータを、図5Aの回路の周辺回路からラッチ回路(L2)14bに転送するための期間である。
T135(時刻t135〜t136):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA0の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe0あるいはGBLo0に入力させる。
T136(時刻t136〜t142):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T137(時刻t137〜t139):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムされるデータを、データラッチ回路(DL)14cに転送する。
T138(時刻t140〜t141):セルアレイCA1の各メモリセルに対してデータを入力して転送するためにデータビット線DBLをプリチャージする。
T139(時刻t141〜t142):セルアレイCA1の各メモリセルにプログラムすべきラッチ回路(L2)14b内のデータを、データビット線DBLを介してラッチ回路(L1)14aに転送する。
T140(時刻t142〜t143):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムの設定のためにグローバルビット線GBLe1,GBLo1をプリチャージする。
T141(時刻t142〜t144):セルアレイCA0の各メモリセルに接続されたワード線WL0〜WLnをリセットする。
T142(時刻t143〜t145):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA1の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe1あるいはGBLo1に入力させる。
T143(時刻t145〜t148):セルアレイCA1の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T144(時刻t148〜t149):セルアレイCA1の各メモリセルに接続されたワード線WL0〜WLnをリセットする。
T145(時刻t149〜t150):上記プログラム動作をリセットする。
T146(時刻t151〜t152):セルアレイCA0およびCA1の各メモリセルに対してプログラムベリファイを行い、セルアレイCA0およびCA1の各メモリセルに対してその判断処理を行い、各々まだプログラムを継続するかあるいは終了の動作を行う。なお、セルアレイCA1のプログラムベリファイに当たっては、その前に、図2の回路のパラレルプログラミングの特徴(5)において上述したように、セルアレイCA1の各メモリセルからプリリード(前置読み出し)を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る図10A及び図10Bの動作によれば、各セルアレイCA0,CA1の各メモリセルに対してプログラムすべきデータをそれぞれラッチ回路(L2)14bからデータビット線DBLを介してラッチ回路(L1)14aに転送し、ページバッファ回路14は当該データを各セルアレイCA0,CA1の各メモリセルに対して順次プログラムすることができる。
ここで、図10は、説明のために、セルアレイCA0のプログラムが終わるタイミングでセルアレイCA1のプログラムに移る場合を示しているが、t136〜t140はせいぜい数マイクロ秒で、T138のデータビット線DBL及びセルアレイCA1のグローバルビット線GBLe1,GBLo1のプリチャージは各々t135から可能であるので、周辺回路からラッチ回路(L2)14bへのセルアレイCA1へのデータロードT136期間を早めて、セルアレイCA0へのプログラム開始後数マイクロ秒後に、続けてセルアレイCA1への書き込みデータをラッチ回路(L1)14aに転送して、セルアレイCA1のプログラムに移ることもできる。セルアレイのプログラム時間T136あるいはT143は10〜30マイクロ秒であることを考えると、ほぼ「同時プログラム」といえる。
図11A及び図11Bは図5AのNAND型フラッシュEEPROMのプログラムベリファイ動作を示す、各信号及び各電圧のタイミングチャートである。図11A及び図11Bのプログラム動作は以下の期間T161〜T183を含む。
T161(時刻t162〜t163):セルアレイCA0の各メモリセルに対してデータを入力して転送するためにデータビット線DBLをプリチャージする。
T162(時刻t163〜t164):ラッチ回路(L2)14b内のデータを、データビット線DBLを介してラッチ回路(L1)14aに転送する。
T163(時刻t164〜t165):セルアレイCA0の各メモリセルに対するプログラムデータの設定のためにグローバルビット線GBLe0,GBLo0をプリチャージする。
T164(時刻t164〜t170):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムのために、プログラムすべきデータを、図5Aの回路の周辺回路からラッチ回路(L2)14bに転送するための期間である。
T165(時刻t165〜t166):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA0の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe0あるいはGBLo0に入力させる。
T166(時刻t166〜t173):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T167(時刻t167〜t169):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムされるデータを、データラッチ回路(DL)14cに転送する。
T168(時刻t171〜t172):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムのためにデータビット線DBLをプリチャージする。
T169(時刻t172〜t173):ラッチ回路(L2)14bに格納されたデータを、データビット線DBLを介してラッチ回路(L1)14aに転送する。
T170(時刻t173〜t174):セルアレイCA1の各メモリセルに対するプログラムの設定のためにグローバルビット線GBLe1,GBLo1をプリチャージする。
T171(時刻t173〜t175):セルアレイCA0の各メモリセルに接続されたワード線WL0〜WLnをリセットする。
T172(時刻t174〜t176):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA1の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe1あるいはGBLo1に入力させる。
T173(時刻t176〜t186):セルアレイCA1の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T174(時刻t177〜t179):グローバルビット線スイッチQ13をt77で信号BLCN1でオフしてセルアレイCA1を切り離した(プログラムは継続される)後、セルアレイCA0の各メモリセルにプログラムすべきデータを、データラッチ回路(DL)14cからラッチ回路(L1)14aに転送する。
T175(時刻t180〜t183):セルアレイCA0の各メモリセルに対して、プログラムベリファイ動作(読み出し動作を含む)を行う。
T176(時刻t183〜t184):セルアレイCA0の各メモリセル内のデータに対して判断処理を行う。
T177(時刻t184〜t185):セルアレイCA0の各メモリセルにプログラムすべきデータを入力するために、グローバルビット線GBLe,GBLoをプリチャージする。
T178(時刻t185〜t186):ページバッファ回路14は、ラッチ回路(L1)14a内のデータを、セルアレイCA0の各メモリセルに接続されかつ選択されたグローバルビット線GBLe0あるいはGBLo0に入力させる。
T179(時刻t186〜t188):セルアレイCA1の各メモリセルに接続されたワード線WL0〜WLnをリセットする。
T180(時刻t186〜t191):セルアレイCA0の各メモリセルに対してプログラムパルスを用いてデータのプログラムを行う。
T181(時刻t188〜t191):セルアレイCA1の各メモリセル内のデータのベリファイ及び判断処理のために、グローバルビット線GBLe1又はGBLo1からのデータをラッチ回路(L1)14aにプリリード(前置読み出し)する。
T182(時刻t191〜t192):セルアレイCA1の各メモリセルに対してプログラムベリファイ及び判断処理を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る図11A及び図11Bの動作によれば、各セルアレイCA0,CA1の各メモリセルに対して順次プログラムベリファイを行うことができる。なお、本例によれば、図8の動作と同様に、セルアレイCA1のプログラム中にセルアレイCA0のプログラムベリファイを行っており、また、セルアレイCA0のプログラム中にセルアレイCA1のプログラムベリファイを行うので、プログラムベリファイの時間を見かけ上無くせるという特徴がある。
なお、ここで、タイミング設定上の各信号の自由度について補足しておく。実施形態3あるいは4において、ビット線スイッチQ11およびQ12あるいはQ13がオフした状態では、セルアレイCA0とCA1のグローバルビット線GBLは各々独立にプリチャージあるいはディスチャージが可能である。また、実施形態4においては、データビット線スイッチQ15がオフの状態ではセルアレイCA0、CA1及びページバッファ回路14と独立にラッチ回路(L2)14bのデータをデータビット線DBLに導入できる。逆に、データビット線スイッチQ14がオフの状態ではラッチ回路(L2)14bとは独立にデータビット線DBLを使用することができる。これらの自由度を駆使すれば、上述のタイミングに限らない多くの変形タイミングの実現が可能である。
各実施形態において、消去動作におけるパラレル動作を説明する。セルアレイCA0の選択ブロック(BLK0nとする)とセルアレイCA1の選択ブロック(BLK1mとする)を消去する場合、消去の高電圧パルスは同時に印加できるのは明白である。選択ブロックのワード線を0Vとして、グローバルビット線スイッチ21,22,23,24の全てとQ11,Q12,Q13をオフにしてグローバルビット線GBLをフローティングにして、基板(P−well)に高電圧を印加すればよい。そして、消去ベリファイはページバッファ回路を使用するが、プログラムベリファイと同様に、基本は読出し動作と同じなので、ほぼ同時パラレル動作が可能である。セルアレイCA0、CA1を同時にプリチャージ後、各々のメモリセルの状態をグローバルビット線GBLに反映した後、時分割でセルアレイCA0側のセンスとラッチ回路14cへの退避に続き、セルアレイCA1側のセンスとラッチ回路14aへの格納を行えばよい。消去終了の判断はセンス後でもラッチ回路への格納後でも行える。
以上のように、消去においてもパラレル動作ができ、消去パルスは数100μ秒〜1ミリ秒であるのに対して、ベリファイ及び判断は10数マイクロ秒であるので、ほぼ完璧なパラレル動作と言える。
以上の実施形態においては、NAND型フラッシュEEPROMについて説明しているが、本発明はこれに限らず、NOR型フラッシュEEPROMなどのフローティングゲートにデータを書き込むことが可能な不揮発性半導体記憶装置に広く適用できる。
以上の実施形態においては、1対のグローバルビット線GBLe,GBLoを用いて構成しているが、本発明はこれに限らず、1本のグローバルビット線GBLを用いて構成してもよい。
以上の各実施形態において、制御回路11は、セルアレイCA0,CA1に対するデータの書き込み、読み出し及び消去のうちの少なくとも1つを時分割で行うように制御してもよい。ここで、制御回路11は、セルアレイCA0,CA1に対するデータの書き込み及びベリファイが互いに所定の遅延時間(上述のように、数マイクロ秒程度)でシフトされた各タイミングで行うように制御してもよい。もしくは、制御回路11は、
(1)セルアレイCA0に対するデータの書き込み時に、セルアレイCA1に対するデータのベリファイを行い、もしくは
(2)セルアレイCA1に対するデータの書き込み時に、セルアレイCA0に対するデータのベリファイを行うように制御してもよい。とって代わって、制御回路11は、セルアレイCA0,CA1に対するデータの消去を同時に行い、セルアレイCA0,CA1に対するデータのベリファイを時分割で行うように制御してもよい。
実施形態1〜4において、データラッチ回路(DL)14cは、セルアレイCA0又はCA1のグローバルビット線と、所定のスイッチ素子(Q12又はQ13)とを備え、セルアレイCA0又はCA1のグローバルビット線の浮遊容量と上記スイッチ素子(Q12又はQ13)とからなるダイナミックラッチ回路により構成されてもよい。例えば、セルアレイCA1の書き込みデータをプリリードでグローバルビット線GBLe1からラッチ(L1)14aに格納する上述の動作は、グローバルビット線GBLをメモリ容量、MOSトランジスタQ13をスイッチ素子として使用していることに等しい。なお、図4Bのグローバルビット線スイッチ回路部25の説明のなお書きにおいて上述したように、スイッチ素子Q12あるいはQ13の代わりにグローバルビット線スイッチ回路22及び23の図4B中の信号BLSeあるいはBLSoで駆動されるMOSトランジスタQ23あるいはQ24を使用してもよい。また、本構成では、ページバッファ回路14に対して2倍のグローバルビット線GBLe、GBLoがあるので、2ビット分のダイナミックラッチとして機能させることができる。
実施形態2及び4において、図3A及び図5Aに図示するように、ページバッファ回路14をラッチ回路(L2)14bに接続するためのデータビット線DBLをセルアレイCA0側において設けている。しかし、本発明はこれに限らず、当該データビット線DBLとは別のデータビット線DBLAをさらに、実施形態2及び4の変形例を示す図5Bに図示するように、例えばセルアレイCA1側において備えてもよい。図5Bにおいて、当該別のデータビット線DBLAはスイッチ素子Q15と同様に構成されかつ制御信号DSW1Aにより制御されるスイッチ素子Q15Aを介してページバッファ回路14に接続される。ここで、データラッチ回路(DL)14cは、データビット線DBL又は別のデータビット線DBLAと、所定のスイッチ素子Q15,Q15Aとを備え、データビット線DBL又は別のデータビット線DBLAの浮遊容量とスイッチ素子Q15,Q15Aとからなるダイナミックラッチ回路により構成されてもよい。
以上詳述したように、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置とその制御方法によれば、チップサイズを従来例に比較して小さくすることができ、メモリセルからページバッファへの読出速度を大幅に改善することができる。また、同時に、セルアレイの2つのページのプログラムにおいて、ほぼ同時のプログラムやプログラムベリファイ動作を見かけ上無くせるプログラム動作を実現でき、すなわちプログラムスピードの大幅な改善もはかることができる。
10…メモリセルアレイ、
11…制御回路、
12…ロウデコーダ、
13…高電圧発生回路、
14…ページバッファ回路(PB)、
14a,14b…ラッチ回路、
14c…データラッチ回路、
15…カラムデコーダ、
17…コマンドレジスタ、
18…アドレスレジスタ、
19…動作ロジックコントローラ、
21,22,23,24…グローバルビット線スイッチ回路、
25…グローバルビット線スイッチ回路部、
50…データ入出力バッファ、
51…データ入出力端子、
52…データ線、
53…制御信号入力端子、
CA0,CA1…セルアレイ、
BSCA0,BSCA1…ブロックサイズセルアレイ、
DBL,DBLA…データビット線、
GBL,GBLe,GBLo…グローバルビット線、
MC0〜MCn…メモリセル、
N1,N2…ノード、
Q1〜Q25…MOSトランジスタ、
SG1,SG2…選択ゲートMOSトランジスタ。

Claims (22)

  1. グローバルビット線に接続された複数のメモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
    所定のページ単位でのデータでのデータの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する第1のラッチ回路を含むページバッファ回路と、
    外部回路から入出力するデータを一時的に格納する第2のラッチ回路と、
    データの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しを制御する制御回路とを備え、
    上記不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、上記第1及び第2のセルアレイの間に上記ページバッファ回路を設け、上記第1のセルアレイの外側の縁端部に上記第2のラッチ回路を設け、
    上記ページバッファ回路を上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に接続してなる不揮発性半導体記憶装置であって、
    上記制御回路は、データの書き込み時において、上記外部回路からの書き込むべきデータを上記第2のラッチ回路でラッチした後、上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記ページバッファ回路に転送して上記第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御し、データの読み出し時において、上記第1又は第2のセルアレイから読み出したデータを上記ページバッファ回路から上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送して上記外部回路に出力するように制御することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの書き込み、読み出し及び消去のうちの少なくとも1つを時分割で行うように制御することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの書き込み及びベリファイが互いに所定の遅延時間でシフトされた各タイミングで行うように制御することを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 上記制御回路は、
    (1)上記第1のセルアレイに対するデータの書き込み時に、上記第2のセルアレイに対するデータのベリファイを行い、もしくは
    (2)上記第2のセルアレイに対するデータの書き込み時に、上記第1のセルアレイに対するデータのベリファイを行う
    ように制御することを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの消去を同時に行い、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータのベリファイを時分割で行うように制御することを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 上記ページバッファ回路は、上記第1及び第2のセルアレイのうちの一方のデータの書き込み又は読み出し時において、他方のセルアレイのデータを待避して記憶する第3のラッチ回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 上記第3のラッチ回路は、上記各メモリセルに対して複数ビットのデータを記憶させるMLCのメモリセルのために複数のラッチを含むことを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 上記第3のラッチ回路は、上記第1又は第2のセルアレイのグローバルビット線と、所定のスイッチ素子とを備え、上記第1又は第2のセルアレイのグローバルビット線の浮遊容量と上記スイッチ素子とからなるダイナミックラッチ回路により構成されたことを特徴とする請求項6又は7記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 上記制御回路は、データの読み出し時において、上記第3のラッチ回路から直接に上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送することを特徴とする請求項6〜8のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. グローバルビット線に接続された複数のメモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
    所定のページ単位でのデータでのデータの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する第1のラッチ回路を含むページバッファ回路と、
    外部回路から入出力するデータを一時的に格納する第2のラッチ回路と、
    データの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しを制御する制御回路とを備え、
    上記不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、上記第1及び第2のセルアレイの間に上記ページバッファ回路を設け、上記第1のセルアレイの外側の縁端部に上記第2のラッチ回路を設け、
    上記ページバッファ回路を上記第2のラッチ回路に接続するためのデータビット線をさらに備えた不揮発性半導体記憶装置であって、
    上記制御回路は、データの書き込み時において、上記外部回路からの書き込むべきデータを上記第2のラッチ回路でラッチした後、上記データビット線を介して上記ページバッファ回路に転送して上記第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御し、データの読み出し時において、上記第1又は第2のセルアレイから読み出したデータを上記ページバッファ回路から上記データビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送して上記外部回路に出力するように制御することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  11. 上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの書き込み、読み出し及び消去のうちの少なくとも1つを、時分割で行うように制御することを特徴とする請求項10記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの書き込み及びベリファイが互いに所定の遅延時間でシフトされた各タイミングで行うように制御することを特徴とする請求項11記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 上記制御回路は、
    (1)上記第1のセルアレイに対するデータの書き込み時に、上記第2のセルアレイに対するデータのベリファイを行い、もしくは
    (2)上記第2のセルアレイに対するデータの書き込み時に、上記第1のセルアレイに対するデータのベリファイを行う
    ように制御することを特徴とする請求項11記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. 上記制御回路は、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータの消去を同時に行い、上記第1及び第2のセルアレイに対するデータのベリファイを時分割で行うように制御することを特徴とする請求項11記載の不揮発性半導体記憶装置。
  15. 上記ページバッファ回路は、上記第1及び第2のセルアレイのうちの一方のデータの書き込み又は読み出し時において、他方のセルアレイのデータを待避して記憶する第3のラッチ回路をさらに備えたことを特徴とする請求項10〜14のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  16. 上記第3のラッチ回路は、上記各メモリセルに対して複数ビットのデータを記憶させるMLCのメモリセルのために複数のラッチを含むことを特徴とする請求項15記載の不揮発性半導体記憶装置。
  17. 上記ページバッファ回路を上記第2のラッチ回路に接続するためのデータビット線とは別のデータビット線をさらに、上記第2のセルアレイ側において、上記ページバッファ回路との接続を制御する別のスイッチ素子を介して備えたことを特徴とする請求項15又は16記載の不揮発性半導体記憶装置。
  18. 上記第3のラッチ回路は、上記データビット線又は上記別のデータビット線と、所定のスイッチ素子とを備え、上記データビット線又は上記別のデータビット線の浮遊容量と上記スイッチ素子とからなるダイナミックラッチ回路により構成されたことを特徴とする請求項17記載の不揮発性半導体記憶装置。
  19. 上記第3のラッチ回路は、上記第1又は第2のセルアレイのグローバルビット線と、所定のスイッチ素子とを備え、上記第1又は第2のセルアレイのグローバルビット線の浮遊容量と上記スイッチ素子とからなるダイナミックラッチ回路により構成されたことを特徴とする請求項15又は16記載の不揮発性半導体記憶装置。
  20. 上記制御回路は、データの読み出し時において、上記第3のラッチ回路から直接に上記データビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送することを特徴とする請求項15〜19のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  21. グローバルビット線に接続された複数のメモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
    所定のページ単位でのデータでのデータの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する第1のラッチ回路を含むページバッファ回路と、
    外部回路から入出力するデータを一時的に格納する第2のラッチ回路と、
    データの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しを制御する制御回路とを備え、
    上記不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、上記第1及び第2のセルアレイの間に上記ページバッファ回路を設け、上記第1のセルアレイの外側の縁端部に上記第2のラッチ回路を設け、
    上記ページバッファ回路を上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に接続してなる不揮発性半導体記憶装置の制御方法であって、
    上記制御回路は、
    データの書き込み時において、上記外部回路からの書き込むべきデータを上記第2のラッチ回路でラッチした後、上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記ページバッファ回路に転送して上記第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御するステップと、
    データの読み出し時において、上記第1又は第2のセルアレイから読み出したデータを上記ページバッファ回路から上記第1のセルアレイのグローバルビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送して上記外部回路に出力するように制御するステップとを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の制御方法。
  22. グローバルビット線に接続された複数のメモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
    所定のページ単位でのデータでのデータの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する第1のラッチ回路を含むページバッファ回路と、
    外部回路から入出力するデータを一時的に格納する第2のラッチ回路と、
    データの不揮発性メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しを制御する制御回路とを備え、
    上記不揮発性メモリセルアレイを第1及び第2のセルアレイに2分割し、上記第1及び第2のセルアレイの間に上記ページバッファ回路を設け、上記第1のセルアレイの外側の縁端部に上記第2のラッチ回路を設け、
    上記ページバッファ回路を上記第2のラッチ回路に接続するためのデータビット線をさらに備えた不揮発性半導体記憶装置の制御方法であって、
    上記制御回路は、
    データの書き込み時において、上記外部回路からの書き込むべきデータを上記第2のラッチ回路でラッチした後、上記データビット線を介して上記ページバッファ回路に転送して上記第1又は第2のセルアレイに書き込むように制御するステップと、
    データの読み出し時において、上記第1又は第2のセルアレイから読み出したデータを上記ページバッファ回路から上記データビット線を介して上記第2のラッチ回路に転送して上記外部回路に出力するように制御するステップとを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の制御方法。
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