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JP2013015073A - ポンプ制御ユニット - Google Patents

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JP2013015073A
JP2013015073A JP2011148258A JP2011148258A JP2013015073A JP 2013015073 A JP2013015073 A JP 2013015073A JP 2011148258 A JP2011148258 A JP 2011148258A JP 2011148258 A JP2011148258 A JP 2011148258A JP 2013015073 A JP2013015073 A JP 2013015073A
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fpc
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裕二 日高
Akiya Otake
晶也 大竹
Kiyoshi Osada
長田  喜芳
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】体格が小さく、蓋部材における占有面積が小さいポンプ制御ユニットを提供する。
【解決手段】FPC回路40は、スイッチング素子41、および、当該スイッチング素子41を封止する板状の封止体42を有している。FPC回路40は、バッテリ8と燃料ポンプ12との間に設けられ、スイッチング素子41の作動により燃料ポンプ12に供給する電力を制御する。回路ケース50は、フランジ20の燃料タンク2の外側に設けられ、FPC回路40を収容する。FPC回路40は、封止体42の面方向がフランジ20の面に対し略垂直となるよう回路ケース50に収容されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関(以下、「エンジン」という)へ燃料を供給する燃料ポンプを制御するポンプ制御ユニットに関する。
近年、燃費規制に関する動向に伴い、車両等で消費される電力を低減するため、消費電力の大きな電動燃料ポンプの低電力化が進められている。例えば特許文献1に開示された燃料供給装置では、フューエルポンプコントローラ(以下、「FPC」という)と呼ばれるポンプ制御ユニットを用い、エンジンが要求する燃料流量に応じ、燃料ポンプに供給する電力を制御している。これにより、燃料ポンプの消費電力の低減を図っている。
特開2010−196529号公報 特開2006−233955号公報
特許文献1の燃料供給装置では、燃料タンクの開口を塞ぐ蓋部材の燃料タンク外側にポンプ制御ユニット(FPCユニット)を設けている。ポンプ制御ユニットは板状の制御回路(FPC)を有している。ここで、制御回路は、面方向が蓋部材の面に対し略平行となるよう設けられている(特許文献1の図3参照)。そのため、ポンプ制御ユニットは、蓋部材の面方向における体格が大きく、蓋部材における占有面積が大きくなる問題がある。
特許文献1の燃料供給装置に対し、特許文献2の燃料供給装置では、板状の制御回路(電気部品)を、面方向が蓋部材の面に対し略垂直となるよう配置している(特許文献2の図22参照)。しかしながら、フィルタ回路を構成するコンデンサおよびコイルが制御回路に対し、制御回路の面方向、すなわち蓋部材の面に垂直な方向に配置されているため、ポンプ制御ユニットの、蓋部材の面に対し垂直な方向の体格が大きくなっている。顧客ニーズにより扁平状の燃料タンクが採用されることの多い昨今、ポンプ制御ユニットの高さを極力抑えたい要求がある中、ポンプ制御ユニットの高さが増大することは問題となる。そのため、特許文献2の燃料供給装置では、蓋部材の高さ方向(蓋部材の面に対し燃料タンク外側へ垂直な方向)のスペース上の制約から、制御回路を収容するセットプレートの一部(回路ケース)は、蓋部材の面から燃料タンク内側へ突出するよう形成されている。
また、特許文献1および特許文献2の燃料供給装置では、制御回路は、スイッチング素子を有し、作動時に発熱する。特許文献1の燃料供給装置では、制御回路に当接する金属製の放熱部材により制御回路の冷却を図っている。一方、特許文献2の燃料供給装置では、内壁に制御回路が取り付けられた回路ケースの外壁に、プレッシャレギュレータから噴出される燃料を吹き付けることで制御回路を冷却している(特許文献2の図21参照)。そのため、回路ケースに吹き付けられた燃料が、回路ケースの隙間を経由して回路ケース内に入り込むことで、制御回路の作動不良や金属部品の腐食等を招くおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、体格が小さく、蓋部材における占有面積が小さいポンプ制御ユニットを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、燃料タンクの開口部を塞ぐ板状の蓋部材に設けられ、燃料タンク内に配置される燃料ポンプを制御するポンプ制御ユニットであって、制御回路と回路ケースとを備えている。制御回路は、半導体素子、および、当該半導体素子を封止する板状の封止体を有している。制御回路は、電源と燃料ポンプとの間に設けられ、半導体素子の作動により燃料ポンプに供給する電力を制御する。回路ケースは、蓋部材の燃料タンク外側に設けられ、制御回路を収容する。
本発明では、制御回路は、封止体の面方向が蓋部材の面に対し略垂直となるよう回路ケースに収容されている。そのため、蓋部材の面方向における回路ケースおよびポンプ制御ユニットの体格を小さくすることができる。これにより、蓋部材におけるポンプ制御ユニットの占有面積を小さくすることができる。なお、ここで、「封止体の面方向が蓋部材の面に対し略垂直となる状態」とは、「封止体の面方向が蓋部材の面に対し厳密に垂直となる状態」に限らず、「封止体の面方向が蓋部材の面に対し厳密に垂直となる状態から例えば30°程度まで傾斜した状態」をも含むことを意味するものとする。
また、本発明では、制御回路を収容する回路ケースは、蓋部材の燃料タンク外側に設けられている。そのため、回路ケース内に燃料が入り込むことを抑制でき、その結果、制御回路の作動不良や金属部品の腐食等を抑制することができる。
請求項2に記載の発明では、回路ケースは、封止体に当接する放熱部を有している。制御回路は、半導体素子を有しているため、作動時に発熱する。本発明では、制御回路の封止体に当接する放熱部によって制御回路作動時の発熱を放熱することにより、制御回路を冷却することができる。これにより、制御回路を安定して作動させることができる。
請求項3に記載の発明では、放熱部は、制御回路の封止体とは反対側へ板状に延びるよう形成される複数のフィンを有している。そのため、放熱部による制御回路の冷却効果を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、コンデンサとコイルとをさらに備えている。コンデンサは、回路ケースに収容され、制御回路に接続するよう設けられている。コイルは、回路ケースに収容され、制御回路に接続し、コンデンサとともにフィルタ回路を構成するよう設けられている。これにより、制御回路の作動時に生じるノイズを低減することができる。
請求項5に記載の発明では、制御回路は、一端が半導体素子に接続し他端側が封止体から封止体の面方向に突出するとともにコンデンサおよびコイルに接続する回路端子を有している。回路端子は、封止体とコンデンサおよびコイルとの間で略直角に屈折している。そのため、回路ケース内において、制御回路の封止体と、コンデンサおよびコイルと、を蓋部材の面方向へ並ぶようにして配置することができる。これにより、回路ケースの高さ方向(蓋部材の面に対し燃料タンク外側へ垂直な方向)の体格を低減できる。したがって、フィルタ回路を構成するコンデンサおよびコイルを備える構成であっても、ポンプ制御ユニットの体格を小さくすることができる。
請求項6に記載の発明では、コンデンサは、略円筒状または板状に形成され、軸方向または面方向が蓋部材の面に対し略垂直となるよう設けられている。そのため、コンデンサを備える構成であっても、蓋部材の面方向における回路ケースおよびポンプ制御ユニットの体格を小さくすることができる。
請求項7に記載の発明では、コイルは、略円筒状または板状に形成され、軸方向または面方向が蓋部材の面に対し略垂直となるよう設けられている。そのため、コイルを備える構成であっても、蓋部材の面方向における回路ケースおよびポンプ制御ユニットの体格を小さくすることができる。
請求項8に記載の発明は、回路ケースと一体に形成され、電源からの電力が流れる電源線が接続される第1コネクタをさらに備えている。そして、第1コネクタは、コンデンサおよびコイルに対し制御回路とは反対側に設けられている。すなわち、第1コネクタ、コンデンサおよびコイル、ならびに、制御回路は、略直線状に並ぶようにして設けられている。そのため、第1コネクタから制御回路への電力が流れる経路を略直線状となるよう設定することができる。これにより、制御回路の作動効率を向上することができる。
また、第1コネクタ、コンデンサおよびコイル、ならびに、制御回路が略直線状に並ぶようにして設けられているため、蓋部材の面方向におけるポンプ制御ユニットの占有スペースの形状を単純にすることができ、ポンプ制御ユニットの蓋部材への設置に関する自由度を高めることができる。
請求項9に記載の発明は、回路ケースと一体に形成され、燃料ポンプから吐出された燃料が放熱部に接触しつつ流れるよう形成される燃料通路を有する燃料通路部をさらに備えている。この構成では、燃料ポンプから吐出された燃料によって、放熱部を冷却することができる。そのため、放熱部による制御回路の冷却効果をより高めることができる。
請求項10に記載の発明では、回路ケースは、少なくとも放熱部が金属、または、金属繊維をインサート成形した樹脂材料により形成されている。これにより、放熱部の熱伝導率を高くすることができる。そのため、放熱部による制御回路の冷却効果をさらに高めることができる。
請求項11に記載の発明は、第2コネクタと第1シール部材とをさらに備えている。第2コネクタは、蓋部材に形成された第1穴部を経由して燃料タンク内側へ突出するよう回路ケースと一体に形成されている。第2コネクタには、制御回路から燃料ポンプへの電力が流れるリード線が接続される。第1シール部材は、第2コネクタと第1穴部との間を液密に保持可能である。これにより、第1穴部が形成された蓋部材にポンプ制御ユニットを設ける場合であっても、燃料タンク内の燃料が第2コネクタと第1穴部との間を経由して燃料タンク外側へ漏れ出るのを防止することができる。
請求項12に記載の発明では、燃料通路部は、蓋部材に形成された第2穴部を経由して燃料タンク内側へ突出するよう形成される配管接続部を有している。配管接続部には、燃料ポンプから吐出された燃料が流れる配管が接続される。そして、本発明は、配管接続部と第2穴部との間を液密に保持可能な第2シール部材をさらに備えている。これにより、第2穴部が形成された蓋部材にポンプ制御ユニットを設ける場合であっても、燃料タンク内の燃料が配管接続部と第2穴部との間を経由して燃料タンク外側へ漏れ出るのを防止することができる。
本発明の第1実施形態によるポンプ制御ユニット、および、それを用いた燃料供給装置を示す図。 本発明の第1実施形態によるポンプ制御ユニットおよび蓋部材を示す図。 図2のIII−III線断面図。 本発明の第2実施形態によるポンプ制御ユニットおよび蓋部材を示す断面図。 本発明の第3実施形態によるポンプ制御ユニットおよび蓋部材を示す断面図。 (A)は本発明の第4実施形態によるポンプ制御ユニットを示す断面図、(B)は(A)のB−B線断面図。 本発明の第5実施形態によるポンプ制御ユニットおよび蓋部材を示す図。 図7のVIII−VIII線断面図。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるポンプ制御ユニット、および、それを用いた燃料供給装置を図1に示す。
燃料供給装置1は、例えば車両の燃料タンク2に設置され、燃料タンク2内の燃料を燃料タンク2外のエンジン6に供給する。燃料供給装置1は、リザーバカップ10、ポンプモジュール11、蓋部材としてのフランジ20、および、ポンプ制御ユニットとしてのFPCユニット30等を備えている。すなわち、本実施形態によるFPCユニット30は、燃料供給装置1の一部を構成している。
リザーバカップ10は、例えば樹脂により有底筒状に形成されている。リザーバカップ10は、底部が燃料タンク2の底部内壁に当接するよう燃料タンク2の内部に設置されている。リザーバカップ10の底部近傍には、燃料タンク2内の燃料をリザーバカップ10内に導入するための開口101が形成されている。
ポンプモジュール11は、リザーバカップ10の内側に収容されている。ポンプモジュール11は、燃料ポンプ12、サクションフィルタ13および燃料フィルタ14等を有している。
燃料ポンプ12は、内部に図示しない電動モータを有している。当該電動モータは、本実施形態では、3相電流により駆動するブラシレスモータである。燃料ポンプ12は、電動モータにより回転するインペラ等の回転部材によって、サクションフィルタ13を経由して吸入した燃料を昇圧する。サクションフィルタ13は、燃料ポンプ12が吸入するリザーバカップ10内の燃料中の異物を除去する。このように、燃料ポンプ12は、燃料タンク2内に配置されている。すなわち、燃料ポンプ12は、インタンク式の電動燃料ポンプである。
燃料フィルタ14は、燃料ポンプ12の一方の端部の径外側を覆っている。燃料フィルタ14は、燃料ポンプ12が吐出する燃料中に含まれる異物を除去する。燃料ポンプ12から吐出されて燃料フィルタ14を経由した燃料は、配管15、後述するフランジ20、および、燃料配管3を経由してエンジン6に供給される。
リザーバカップ10の外壁には、液面計16が取り付けられている。液面計16は、フロート17を有している。フロート17は、燃料タンク2内の燃料に対し浮力を有する。液面計16は、燃料タンク2内におけるフロート17の位置に応じた信号をリード線161を経由して外部へ伝送可能である。つまり、液面計16により、燃料タンク2内の燃料の量を検出することができる。
フランジ20は、樹脂により形成されている。本実施形態では、フランジ20は、フランジ本体21、筒部22、圧入部23、コネクタ部24および燃料通路部25等を有している。フランジ本体21は、円板状に形成されている。筒部22は、フランジ本体21の一方の面から円筒状に突出するよう形成されている。筒部22は、外径がフランジ本体21の外径よりも小さく形成されている。圧入部23は、円筒状に形成され、筒部22の内縁端に2箇所設けられている。コネクタ部24は、筒部22内側の所定の箇所に、フランジ本体21を板厚方向に貫くようフランジ本体21と一体に形成されている。コネクタ部24は、内側に2つのコネクタ端子241を有している(図2参照)。フランジ20は、燃料タンク2の重力方向上側に形成された開口部9の内側に筒部22が位置するようにして、燃料タンク2に取り付けられる(図1参照)。
燃料通路部25は、筒部22内側の所定の箇所に、フランジ本体21を板厚方向に貫くようフランジ本体21と一体に形成されている。燃料通路部25は、本体250、第1配管接続部251および第2配管接続部252を有している。本体250は、フランジ本体21から燃料タンク2とは反対側へ略円筒状に延びるようにして形成されている。第1配管接続部251は、フランジ本体21から本体250とは反対側へ略円筒状に延びるようにして形成されている。第2配管接続部252は、本体250のフランジ本体21とは反対側の端部から径外方向へ略円筒状に延びるようにして形成されている。これにより、第1配管接続部251、本体250および第2配管接続部252の内側に燃料通路253が形成されている。
第1配管接続部251には、配管15の燃料フィルタ14とは反対側の端部が接続される。第2配管接続部252には、燃料配管3のエンジン6とは反対側の端部が接続される。これにより、燃料ポンプ12から吐出されて燃料フィルタ14を経由した燃料は、配管15、燃料通路部25の燃料通路253、および、燃料配管3を経由してエンジン6に供給される。
本実施形態では、フランジ20とリザーバカップ10との間にシャフト18およびスプリング19が2組設けられている。シャフト18は、一端がフランジ20の圧入部23に圧入され、他端がリザーバカップ10に形成された挿入孔に緩く挿入されている。スプリング19は、シャフト18の径外側に設けられ、一端がフランジ20の圧入部23に係止され、他端がリザーバカップ10に係止されている。これにより、フランジ20とリザーバカップ10とは、燃料タンク2の重力方向上下へ相対的に往復移動可能である。したがって、燃料供給装置1が収容される燃料タンク2が温度変化による内圧の変化や燃料量の変化で膨張または収縮しても、リザーバカップ10の底部は、スプリング19によって燃料タンク2の底部内壁に常に押し付けられることとなる。
ポンプ制御ユニットとしてのFPCユニット30は、燃料タンク2の開口部9を塞ぐフランジ20に取り付けられる(図1参照)。FPCユニット30には、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)7、および、電源としてのバッテリ8が接続される。具体的には、ECU7に接続する信号線91とバッテリ8に接続する電源線92とを含むワイヤーハーネス90がFPCユニット30に接続されることにより、FPCユニット30とECU7およびバッテリ8とが接続される。
ECU7は、制御処理や演算処理を行うCPU、各種プログラムやデータを保存するための読み取り専用メモリ(ROM)や書き込み可能なメモリ(RAM)等のメモリを含む記憶装置、入力回路、出力回路および電源回路等からなる小型のコンピュータである。ECU7は、ROMに格納された各種プログラムに従い作動する。ECU7は、車両に取り付けられた各種センサからの情報等に基づき、車両の各種装置類の作動を制御することで、車両の状態を統合的に制御する。
FPCユニット30は、ECU7からの指令に基づき、バッテリ8から燃料ポンプ12に供給する電力を制御する。FPCユニット30と燃料ポンプ12とは、リード線121により接続されている。これにより、バッテリ8の電力は、FPCユニット30によって制御され、リード線121を経由して燃料ポンプ12に供給される。燃料ポンプ12から吐出される燃料の量は、燃料ポンプ12に供給される電力に応じて変化する。つまり、ECU7およびFPCユニット30は、燃料ポンプ12に供給する電力を制御することにより、エンジン6に供給する燃料の量を調整可能である。なお、燃料ポンプ12の電動モータは3相電流により駆動するモータのため、リード線121は3本設けられている。3本のリード線121は、それぞれ、U相、V相、W相に対応している。また、3本のリード線121の燃料ポンプ12とは反対側の端部には、オス形状のコネクタ122が形成されている。
また、フランジ20のコネクタ部24のコネクタ端子241には、リード線161の液面計16とは反対側の端部が接続される。コネクタ端子241のリード線161とは反対側の端部には、ECU7に接続する信号線93が接続される。この構成により、液面計16とECU7とは、リード線161、コネクタ部24のコネクタ端子241、および、信号線93を経由して接続する。これにより、ECU7は、液面計16から伝送される信号に基づき、燃料タンク2内の燃料の量を検出することができる。
次に、FPCユニット30の構成について、図2および3に基づき詳細に説明する。
図2および3に示すように、FPCユニット30は、制御回路としてのFPC回路40、回路ケース50、コンデンサ301、302、コイル303、第1コネクタ61、第2コネクタ62、および、シール部材71等を備えている。
FPC回路40は、半導体素子としてのスイッチング素子41、封止体42、および、複数の回路端子43等を有している。スイッチング素子41は、本実施形態では、例えばMOSFET(電界効果トランジスタ)である。封止体42は、絶縁性の樹脂からなり、スイッチング素子41、および、図示しないその他の半導体素子を封止している。図2および3に示すように、封止体42は、略矩形板状に形成されている。回路端子43は、例えば銅等の金属により形成され、一端がスイッチング素子41に接続し、他端側が封止体42から封止体42の面方向に突出するよう設けられている。
回路ケース50は、矩形箱状に形成されている。回路ケース50は、フランジ本体21の筒部22とは反対側、すなわち、フランジ20の燃料タンク2外側に設けられる。回路ケース50は、フランジ本体21に当接可能な矩形板状の底壁51、当該底壁51の外縁部から底壁51の面に対し略垂直かつ筒状に立ち上がるようにして形成される側壁52、当該側壁52の底壁51とは反対側を塞ぐ矩形板状の上壁53を有している。
側壁52は、放熱部521を含んでいる。つまり、放熱部521は、側壁52の一部を構成している。本実施形態では、放熱部521は、例えばアルミまたは銅等、熱伝導率の高い金属により形成されている。放熱部521は、底壁51の面に垂直な方向から見た形状が略コ字状となるよう形成されている(図2参照)。
側壁52のうち放熱部521を除く部分と底壁51とは、樹脂により一体に形成されている。側壁52のうち放熱部521を除く部分、および、底壁51と、放熱部521とは、接着剤または熱溶着等により接合している。上壁53は、樹脂により形成され、側壁52と接着剤または熱溶着等により接合している。これにより、回路ケース50の内側に、密閉された収容空間500が形成されている。
図3に示すように、FPC回路40は、封止体42の一方の面が放熱部521に当接するよう収容空間500に収容されている。なお、放熱部521のFPC回路40が当接する面は、底壁51の面に対し略垂直となるよう形成されている。これにより、FPC回路40は、封止体42の面方向が底壁51の面、すなわち、フランジ本体21の面に対し、略垂直となるよう設けられている。さらに、FPC回路40は、回路端子43の突出する方向が底壁51を向くようにして設けられている。FPC回路40の回路端子43は、底壁51近傍で略直角に屈折するよう形成されている。
放熱部521は、FPC回路40の封止体42とは反対側へ板状に延びるよう形成される複数のフィン522を有している。
第1コネクタ61は、樹脂により、側壁52のうちFPC回路40を挟んで放熱部521とは反対側の箇所から、収容空間500とは反対側へ突出するよう回路ケース50と一体に形成されている。
第2コネクタ62は、樹脂により、底壁51から収容空間500とは反対側へ突出するよう回路ケース50と一体に形成されている。本実施形態のFPCユニット30が取り付けられるフランジ20のフランジ本体21には、中央に穴部211が形成されている。FPCユニット30は、第2コネクタ62が穴部211を通り、かつ、底壁51がフランジ本体21に当接するようにしてフランジ20に取り付けられる。よって、FPCユニット30がフランジ20に取り付けられた状態では、第2コネクタ62は、穴部211を経由して燃料タンク2内側へ突出している。ここで、穴部211は、特許請求の範囲における「第1穴部」に対応している。
シール部材71は、例えばゴムにより環状に形成され、第2コネクタ62の外壁に設けられている。シール部材71は、第2コネクタ62と穴部211との間を液密に保持可能である。ここで、シール部材71は、特許請求の範囲における「第1シール部材」に対応している。
図2に示すように、FPCユニット30は、例えば銅等の金属により形成された配線311、312、313、314、315、321、322、323を有している。配線311、312、313、314は、インサート成形により側壁52を貫くようにして、一端が第1コネクタ61の内側に露出するよう、かつ、他端側が収容空間500に露出するよう設けられている。配線315は、収容空間500に設けられている。配線321、322、323は、インサート成形により底壁51を貫くようにして、一端が第2コネクタ62の内側に露出するよう、かつ、他端側が収容空間500に露出するよう設けられている。
コンデンサ301、302は、例えば電解コンデンサであり略円筒状に形成されている。コンデンサ301は、負極側の端子が配線311に接続され、正極側の端子が配線312に接続されている。コンデンサ302は、負極側の端子が配線311に接続され、正極側の端子が配線315に接続されている。ここで、コンデンサ301、302は、軸方向が底壁51の面、すなわち、フランジ本体21の面に対し略垂直となるよう設けられている。
コイル303は、略円筒状に形成されている。コイル303は、正極側の端子が配線312に接続され、負極側の端子が配線315に接続されている。ここで、コイル303は、軸方向が底壁51の面、すなわち、フランジ本体21の面に対し略垂直となるよう設けられている。
配線311、313、314の第1コネクタ61とは反対側の端部は、FPC回路40の回路端子43に接続されている。また、配線315のコイル303とは反対側の端部も回路端子43に接続されている。さらに、配線321、322、323の第2コネクタ62とは反対側の端部も回路端子43に接続されている。
なお、本実施形態では、配線311、312、313、314、315、321、322、323とコンデンサ301、302、コイル303、回路端子43とは、抵抗溶接により接続されている。
本実施形態では、コンデンサ301、302、コイル303は、第1コネクタ61とFPC回路40との間に設けられている。すなわち、第1コネクタ61は、コンデンサ301、302およびコイル303に対しFPC回路40とは反対側に設けられている。
上述のワイヤーハーネス90は、第1コネクタ61に接続される。これにより、ワイヤーハーネス90の信号線91は、配線313、314に接続される。また、ワイヤーハーネス90の電力線92は、正極側が配線312に接続され、負極側が配線311に接続される。
上述の3本のリード線121の燃料ポンプ12とは反対側の端部のコネクタ122は、第2コネクタ62に接続される。これにより、3本のリード線121は、それぞれ、配線321、322、323に接続される。
ECU7が信号線91を経由してFPC回路40のスイッチング素子41にオン/オフに関する指令を送ると、スイッチング素子41は、当該指令に応じてオン/オフ作動(スイッチング作動)する。これにより、バッテリ8からの直流電流は、FPC回路40により3相の交流電流に変換され、リード線121を経由して燃料ポンプ12の電動モータに供給される。その結果、電動モータが駆動することで燃料ポンプ12が駆動する。このように、本実施形態では、FPC回路40は、所謂インバータとして機能する。
スイッチング素子41が作動するとき、スイッチング作動に伴うノイズが発生する。本実施形態では、コンデンサ301、302とコイル303とによりフィルタ回路が構成されている。これにより、上述のノイズを低減することができる。
また、スイッチング素子41は、作動時に発熱する。本実施形態では、FPC回路40は、封止体42の一方の面が金属製の放熱部521に当接するよう設けられている。これにより、スイッチング素子41の発熱によりFPC回路40の温度が上昇しても、放熱部材521によりFPC回路40を冷却することができる。
次に、燃料供給装置1の作動について説明する。
ECU7は、各種センサからの情報等に基づき、エンジン6に供給すべき燃料の量を算出する。続いて、ECU7は、算出した燃料の量に応じた電力が燃料ポンプ12に供給されるようFPCユニット30に制御信号を伝送する。FPCユニット30は、ECU7から伝送された制御信号に基づき、燃料ポンプ12に供給する電力を制御する。具体的には、FPC回路40内部のインバータによりバッテリ8からの直流電流を3相交流電流に変換して燃料ポンプ12に供給することによって、燃料ポンプ12に供給する電力を制御する。
燃料ポンプ12が駆動すると、リザーバカップ10内の燃料は、燃料ポンプ12に吸入され、配管15を経由して燃料通路部25の第2配管接続部252から燃料タンク2の外部へ吐出される。第2配管接続部252から吐出された燃料は、燃料配管3を経由してエンジン6に供給される。
以上説明したように、本実施形態では、FPC回路40は、封止体42の面方向がフランジ20(フランジ本体21)の面に対し略垂直となるよう回路ケース50に収容されている。そのため、フランジ20(フランジ本体21)の面方向における回路ケース50およびFPCユニット30の体格を小さくすることができる。これにより、フランジ20(フランジ本体21)におけるFPCユニット30の占有面積を小さくすることができる。
また、本実施形態では、FPC回路40を収容する回路ケース50は、フランジ20(フランジ本体21)の燃料タンク2の外側に設けられている。そのため、回路ケース50内(収容空間500)に燃料が入り込むことを抑制でき、その結果、FPC回路40の作動不良や金属部品の腐食等を抑制することができる。
また、本実施形態では、回路ケース50は、封止体42に当接する放熱部521を有している。FPC回路40は、スイッチング素子41を有しているため、作動時に発熱する。本実施形態では、FPC回路40の封止体42に当接する放熱部521によってFPC回路40作動時の発熱を放熱することにより、FPC回路40を冷却することができる。これにより、FPC回路40を安定して作動させることができる。
また、本実施形態では、放熱部521は、FPC回路40の封止体42とは反対側へ板状に延びるよう形成される複数のフィン522を有している。そのため、放熱部521によるFPC回路40の冷却効果を高めることができる。
また、本実施形態は、コンデンサ301、302とコイル303とをさらに備えている。コンデンサ301、302は、回路ケース50に収容されている。コイル303は、回路ケース50に収容され、コンデンサ301、302とともにフィルタ回路を構成するよう設けられている。これにより、FPC回路40の作動時に生じるノイズを低減することができる。
また、本実施形態では、FPC回路40の回路端子43は、封止体42とコンデンサ301、302およびコイル303との間で略直角に屈折している。そのため、回路ケース50内において、FPC回路40の封止体42と、コンデンサおよびコイルと、をフランジ20(フランジ本体21)の面方向へ並ぶようにして配置することができる。これにより、回路ケース50の高さ方向(フランジ20(フランジ本体21)の面に対し燃料タンク2の外側へ垂直な方向)の体格を低減できる。したがって、フィルタ回路を構成するコンデンサ301、302およびコイル303を備える構成であっても、FPCユニット30の体格を小さくすることができる。
また、本実施形態では、コンデンサ301、302は、略円筒状に形成され、軸方向がフランジ20(フランジ本体21)の面に対し略垂直となるよう設けられている。そのため、コンデンサ301、302を備える構成であっても、フランジ20(フランジ本体21)の面方向における回路ケース50およびFPCユニット30の体格を小さくすることができる。
また、本実施形態では、コイル303は、略円筒状に形成され、軸方向がフランジ20(フランジ本体21)の面に対し略垂直となるよう設けられている。そのため、コイル303を備える構成であっても、フランジ20(フランジ本体21)の面方向における回路ケース50およびFPCユニット30の体格を小さくすることができる。
また、本実施形態は、回路ケース50と一体に形成され、バッテリ8からの電力が流れる電源線92が接続される第1コネクタ61をさらに備えている。そして、第1コネクタ61は、コンデンサ301、302およびコイル303に対しFPC回路40とは反対側に設けられている。すなわち、第1コネクタ61、コンデンサ301、302およびコイル303、ならびに、FPC回路40は、略直線状に並ぶようにして設けられている。そのため、第1コネクタ61からFPC回路40への電力が流れる経路を略直線状となるよう設定することができる。これにより、FPC回路40の作動効率を向上することができる。
また、第1コネクタ61、コンデンサ301、302およびコイル303、ならびに、FPC回路40が略直線状に並ぶようにして設けられているため、フランジ20(フランジ本体21)の面方向におけるFPCユニット30の占有スペースの形状を単純にすることができ、FPCユニット30のフランジ20(フランジ本体21)への設置に関する自由度を高めることができる。
また、本実施形態では、回路ケース50の放熱部521は金属により形成されている。これにより、放熱部521の熱伝導率を高くすることができる。そのため、放熱部521によるFPC回路40の冷却効果をさらに高めることができる。
また、本実施形態は、第2コネクタ62とシール部材71とをさらに備えている。第2コネクタ62は、フランジ20(フランジ本体21)に形成された穴部211を経由して燃料タンク2の内側へ突出するよう回路ケース50と一体に形成されている。第2コネクタ62には、FPC回路40から燃料ポンプ12への電力が流れるリード線121が接続される。シール部材71は、第2コネクタ62と穴部211との間を液密に保持可能である。これにより、穴部211が形成されたフランジ20(フランジ本体21)にFPCユニット30を設ける場合であっても、燃料タンク2内の燃料が第2コネクタ62と穴部211との間を経由して燃料タンク2の外側へ漏れ出るのを防止することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるFPCユニットを図4に示す。第2実施形態では、回路ケースの放熱部の形状が第1実施形態と異なる。
図4に示すように、第2実施形態では、放熱部521のFPC回路40が当接する面は、底壁51の面に厳密に垂直な仮想直線Lに対し所定の角度θ傾斜するよう形成されている。本実施形態では、θは約20°に設定されている。これにより、放熱部521に当接するFPC回路40は、封止体42の面方向が底壁51の面、すなわち、フランジ本体21の面に対し、所定の角度傾斜するよう設けられている。なお、本実施形態では、この状態を「封止体42の面方向がフランジ本体21の面に対し略垂直となる状態」に含めるものとする。
上述のように、本実施形態では、放熱部521のFPC回路40が当接する面は、底壁51の面に厳密に垂直な仮想直線Lに対し所定の角度θ傾斜するよう形成されている。これにより、放熱部521の体積(ヒートマス)を減らすことなく、放熱部521の高さ(底壁51の面に垂直な方向の長さ)を低減することができる。そのため、放熱部521によるFPC回路40の冷却効果を損なうことなく、回路ケース50の高さを低減できる。その結果、体格が小さく、かつ、FPC回路40の冷却効果の高いFPCユニット30を実現することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態によるFPCユニットを図5に示す。第3実施形態では、回路ケースの放熱部の形状が第1実施形態と異なる。
図5に示すように、第3実施形態では、放熱部521は、側壁52の底壁51とは反対側を塞ぐよう延びて一体に形成される延伸部523を有している。このように、第3実施形態は、第1実施形態における樹脂製の上壁53を金属製の延伸部523に替えた構成に相当する。この構成により、延伸部523で収容空間500の密閉性を確保しつつ、放熱部521によるFPC回路40の冷却効果をさらに高めることができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態によるFPCユニットを図6に示す。第4実施形態では、回路ケースの上壁および側壁の形状が第1実施形態と異なる。
第4実施形態では、回路ケース50の側壁52の上壁53側端面に、環状の溝524が形成されている。また、上壁53の溝524に対応する位置には、溝524の形状に対応して突出する環状の突起531が形成されている。この構成により、側壁52の底壁51とは反対側を上壁53で塞いだとき、突起531が溝524に嵌り込む。
このように、本実施形態では、回路ケース50の側壁52と上壁53との接合面がラビリンス状に形成されている。そのため、収容空間500の密閉性を高めることができるとともに、例えば燃料等の液体が収容空間500に入り込むのを抑制することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態によるFPCユニットを図7および8に示す。第5実施形態では、回路ケースの構成等が第1実施形態と異なる。
図7および8に示すように、第5実施形態では、回路ケース50は、底壁51と側壁52とが樹脂により一体に形成されている。側壁52のうち第1コネクタ61とは反対側の部分には、収容空間500側の面に嵌入溝525が形成されている。そして、FPC回路40は、封止体42の一方の面側が嵌入溝525に嵌り込むようにして収容空間500に設けられている。ここで、FPC回路40は、封止体42の面方向が底壁51の面、すなわち、フランジ本体21の面に対し、略垂直となるよう設けられている。
本実施形態では、側壁52のうち嵌入溝525が形成された部分(特定部分526)は、例えばアルミ等の金属繊維をインサート成形した樹脂材料により形成されている。ここで、特定部分526は、特許請求の範囲における「放熱部」に対応している。よって、以下、特定部分526を「放熱部526」とする。
第5実施形態では、FPCユニットは、燃料通路部80をさらに備えている。燃料通路部80は、樹脂により形成され、本体81、第1配管接続部811および第2配管接続部812を有している。本体81は、回路ケース50と一体に略円筒状に形成されている。第1配管接続部811は、本体81の一方の端部と底壁51との接続箇所から本体81とは反対側へ略円筒状に延びるようにして形成されている。第2配管接続部252は、本体81の他方の端部から径外方向、収容空間500とは反対側へ略円筒状に延びるようにして形成されている。これにより、第1配管接続部811、本体81および第2配管接続部812の内側に燃料通路813が形成されている。
本実施形態では、フランジ20のフランジ本体21には、穴部211(「第1穴部」)の他に穴部212が形成されている。FPCユニット30は、第2コネクタ62が穴部211を通り、第1配管接続部811が穴部212を通り、かつ、底壁51がフランジ本体21に当接するようにしてフランジ20に取り付けられる。よって、FPCユニット30がフランジ20に取り付けられた状態では、第2コネクタ62は穴部211を経由して燃料タンク2内側へ突出し、第1配管接続部811は穴部212を経由して燃料タンク2の内側へ突出している。
第1配管接続部811には、配管15の燃料フィルタ14とは反対側の端部が接続される。第2配管接続部812には、燃料配管3のエンジン6とは反対側の端部が接続される。これにより、燃料ポンプ12から吐出されて燃料フィルタ14を経由した燃料は、配管15、燃料通路部80の燃料通路813、および、燃料配管3を経由してエンジン6に供給される。
燃料通路部80は、燃料通路813を流れる燃料が側壁52の放熱部526に接触するよう形成されている。すなわち、燃料通路部80は、樹脂により回路ケース50と一体に形成され、燃料ポンプ12から吐出された燃料が側壁52の放熱部526に接触しつつ流れるよう形成される燃料通路813を有している。
上述のように本実施形態では、放熱部526に形成された嵌入溝525にFPC回路40が嵌め込まれている。そのため、FPC回路40の作動時にFPC回路40が発熱しても、FPC回路40の熱を放熱部526に放熱することができる。そして、本実施形態では、燃料通路813を流れる燃料によって放熱部526を冷却することができる。すなわち、燃料通路813を流れる燃料によってFPC回路40を冷却することができる。
第1配管接続部811の外壁には、シール部材72が設けられている。シール部材72は、シール部材71と同様、例えばゴムにより環状に形成されている。シール部材72は、第1配管接続部811と穴部212との間を液密に保持可能である。
ここで、燃料通路部80は、特許請求の範囲における「燃料通路部」に対応している。また、穴部212は、特許請求の範囲における「第2穴部」に対応している。また、第1配管接続部811は、特許請求の範囲における「配管接続部」に対応している。また、シール部材72は、特許請求の範囲における「第2シール部材」に対応している。
以上説明したように、本実施形態は、回路ケース50と一体に形成され、燃料ポンプ12から吐出された燃料が放熱部526に接触しつつ流れるよう形成される燃料通路813を有する燃料通路部80をさらに備えている。この構成では、燃料ポンプ12から吐出された燃料によって、放熱部526を冷却することができる。そのため、放熱部526によるFPC回路40の冷却効果をより高めることができる。
また、本実施形態では、回路ケース50は、少なくとも放熱部526が、金属繊維をインサート成形した樹脂材料により形成されている。これにより、放熱部526の熱伝導率を高くすることができる。そのため、放熱部526によるFPC回路40の冷却効果をさらに高めることができる。
また、本実施形態では、燃料通路部80は、フランジ20に形成された穴部212を経由して燃料タンク2の内側へ突出するよう形成される第1配管接続部811を有している。第1配管接続部811には、燃料ポンプ12から吐出された燃料が流れる配管15が接続される。そして、本実施形態は、第1配管接続部811と穴部212との間を液密に保持可能なシール部材72をさらに備えている。これにより、穴部212が形成されたフランジ20にFPCユニット30を設ける場合であっても、燃料タンク2内の燃料が第1配管接続部811と穴部212との間を経由して燃料タンク2の外側へ漏れ出るのを防止することができる。
(他の実施形態)
上述の第2実施形態では、制御回路を、封止体の面方向が蓋部材の面に厳密に垂直な直線に対し約20°傾斜するよう設ける例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、制御回路を、封止体の面方向が蓋部材の面に厳密に垂直な直線に対し例えば約30°傾斜するよう設けることとしてもよい。すなわち、本発明における「封止体の面方向が蓋部材の面に対し略垂直となる状態」とは、「封止体の面方向が蓋部材の面に対し厳密に垂直となる状態」に限らず、「封止体の面方向が蓋部材の面に対し厳密に垂直となる状態から30°程度まで傾斜した状態」をも含むことを意味する。
また、上述の第1〜4実施形態では、回路ケースの放熱部がフィンを有する例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、放熱部はフィンを有していなくてもよい。一方、第5実施形態の放熱部はフィンを有していてもよい。
また、上述の実施形態では、いずれも制御回路が回路ケースの放熱部に当接するよう設けられる例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、制御回路は、面方向が蓋部材の面に対し略垂直となるよう設けられるのであれば、回路ケースに当接していなくてもよい。また、回路ケースは、金属、または、金属繊維をインサート成形した樹脂材料により形成される放熱部を有していなくてもよい。すなわち、回路ケースは、全体が、金属繊維を含まない樹脂により形成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、制御回路の半導体素子としてスイッチング素子(MOSFET)を用い、インバータ回路を構成する例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、例えばIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等、MOSFET以外のスイッチング素子によりインバータ回路を構成することとしてもよい。また、本発明では、制御回路の半導体素子として、例えばダイオード等、他の半導体素子を含むものとする。また、制御回路の半導体素子により例えばDC−DCコンバータを構成し、燃料ポンプの電動モータに供給する電力を制御することとしてもよい。また、ポンプ制御ユニットが制御の対象とする燃料ポンプの電動モータは、ブラシレスモータに限らず、ブラシ付きモータ等、他のモータであってもよい。
また、上述の実施形態では、第1コネクタを、コンデンサおよびコイルに対し制御回路とは反対側に設ける例、すなわち、第1コネクタ、コンデンサおよびコイル、ならびに、制御回路を、略直線状に並ぶようにして設ける例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、第1コネクタ、コンデンサおよびコイル、ならびに、制御回路を、例えばL字状等、非直線状に並ぶよう設けることとしてもよい。
また、上述の実施形態では、略円筒状のコンデンサおよびコイルを、軸方向が蓋部材の面に対し略垂直となるよう設ける例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、コンデンサおよびコイルは、軸方向が蓋部材の面に対し非垂直となるよう設けることとしてもよい。また、コンデンサおよびコイルは、板状に形成されていてもよい。この場合、コンデンサおよびコイルは、面方向が蓋部材の面に対し略垂直となるよう設けられることが好ましい。
また、本発明の他の実施形態では、コンデンサおよびコイルを設けない構成としてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第1シール部材および第2シール部材を備えない構成としてもよい。
このように、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で他の種々の実施形態に適用可能である。
2 ・・・・燃料タンク
9 ・・・・開口部
12 ・・・燃料ポンプ
20 ・・・フランジ(蓋部材)
30 ・・・FPCユニット(ポンプ制御ユニット)
40 ・・・FPC回路(制御回路)
41 ・・・スイッチング素子(半導体素子)
42 ・・・封止体
50 ・・・回路ケース

Claims (12)

  1. 燃料タンクの開口部を塞ぐ板状の蓋部材に設けられ、前記燃料タンク内に配置される燃料ポンプを制御するポンプ制御ユニットであって、
    半導体素子、および、当該半導体素子を封止する板状の封止体を有し、電源と前記燃料ポンプとの間に設けられ、前記半導体素子の作動により前記燃料ポンプに供給する電力を制御する制御回路と、
    前記蓋部材の前記燃料タンク外側に設けられ、前記制御回路を収容する回路ケースと、を備え、
    前記制御回路は、前記封止体の面方向が前記蓋部材の面に対し略垂直となるよう前記回路ケースに収容されていることを特徴とするポンプ制御ユニット。
  2. 前記回路ケースは、前記封止体に当接する放熱部を有することを特徴とする請求項1に記載のポンプ制御ユニット。
  3. 前記放熱部は、前記封止体とは反対側へ板状に延びるよう形成される複数のフィンを有することを特徴とする請求項2に記載のポンプ制御ユニット。
  4. 前記回路ケースに収容され、前記制御回路に接続するコンデンサと、
    前記回路ケースに収容され、前記制御回路に接続し、前記コンデンサとともにフィルタ回路を構成するコイルと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のポンプ制御ユニット。
  5. 前記制御回路は、一端が前記半導体素子に接続し他端側が前記封止体から前記封止体の面方向に突出するとともに前記コンデンサおよび前記コイルに接続する回路端子を有し、
    前記回路端子は、前記封止体と前記コンデンサおよび前記コイルとの間で略直角に屈折していることを特徴とする請求項4に記載のポンプ制御ユニット。
  6. 前記コンデンサは、略円筒状または板状に形成され、軸方向または面方向が前記蓋部材の面に対し略垂直となるよう設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載のポンプ制御ユニット。
  7. 前記コイルは、略円筒状または板状に形成され、軸方向または面方向が前記蓋部材の面に対し略垂直となるよう設けられていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載のポンプ制御ユニット。
  8. 前記回路ケースと一体に形成され、前記電源からの電力が流れる電源線が接続される第1コネクタをさらに備え、
    前記第1コネクタは、前記コンデンサおよび前記コイルに対し前記制御回路とは反対側に設けられていることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載のポンプ制御ユニット。
  9. 前記回路ケースと一体に形成され、前記燃料ポンプから吐出された燃料が前記放熱部に接触しつつ流れるよう形成される燃料通路を有する燃料通路部をさらに備えることを特徴とする請求項2〜8のいずれか一項に記載のポンプ制御ユニット。
  10. 前記回路ケースは、少なくとも前記放熱部が金属、または、金属繊維をインサート成形した樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項2〜9のいずれか一項に記載のポンプ制御ユニット。
  11. 前記蓋部材に形成された第1穴部を経由して前記燃料タンク内側へ突出するよう前記回路ケースと一体に形成され、前記制御回路から前記燃料ポンプへの電力が流れるリード線が接続される第2コネクタと、
    前記第2コネクタと前記第1穴部との間を液密に保持可能な第1シール部材と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のポンプ制御ユニット。
  12. 前記燃料通路部は、前記蓋部材に形成された第2穴部を経由して前記燃料タンク内側へ突出するよう形成され、前記燃料ポンプから吐出された燃料が流れる配管が接続される配管接続部を有し、
    前記配管接続部と前記第2穴部との間を液密に保持可能な第2シール部材をさらに備えることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載のポンプ制御ユニット。
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