JP2013086278A - 動力工具の案内装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば携帯マルノコを直線移動させる際に用いる案内装置であって、長尺の定規板とアダプタベースを備えた案内装置の従来一般的な用い方は、アダプタベースの右側に携帯マルノコを結合して定規板上を移動させて切断加工を行うことに限定されていた。本発明では、アダプタベースの右側に加えて左側にも例えばジグソー等の動力工具を結合できるようにして当該案内装置の汎用性を高めるを目的とする。
【解決手段】アダプタベース30に設けた結合材取り付け部34〜37について、少なくとも一箇所の結合部材取り付け部35については、結合部材31をアダプタベース30の右側及び左側のいずれにも取り付け可能として、アダプタベース30の右側に加えて左側にも動力工具70を取り付け可能な構成とする。
【選択図】図17
【解決手段】アダプタベース30に設けた結合材取り付け部34〜37について、少なくとも一箇所の結合部材取り付け部35については、結合部材31をアダプタベース30の右側及び左側のいずれにも取り付け可能として、アダプタベース30の右側に加えて左側にも動力工具70を取り付け可能な構成とする。
【選択図】図17
Description
この発明は、例えば携帯マルノコやジグソー等の使用者が手に持って移動させることにより切断等の加工を行う手持ち式の動力工具を加工材に対して真っ直ぐに案内する案内装置に関する。
例えば、切断材に載置するベースとこのベースの上面に支持された工具本体部を備える携帯マルノコを用いて切断材を長い距離真っ直ぐに切断加工する場合には、長尺の定規板が用いられる。この定規板に関する従来の技術が下記の特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された技術によれば、定規板の上面にはその長手方向に延びる案内凸部が設けられている一方、携帯マルノコのベースの下面には、切断進行方向に延びる案内凹部が設けられており、当該携帯マルノコを定規板上に載置してベースの案内凹部内に案内凸部をガタツキなく挿入させておくことにより、当該携帯マルノコを長い距離精確に直線移動させることができ、これにより切断材の精確な切断加工を簡単に行うことができる。
ところが、特許文献1に開示された案内装置によれば、ベースの案内凹部と切断刃との間隔が固定であるため切断刃の定規板に対する位置が固定化され、その結果この定規板を異なる機種の携帯マルノコに利用することができない場合があった。
この問題を解消するための案内装置が、下記の特許文献2,3に開示されている。この案内装置は、長尺の定規板とこの定規板に対して携帯マルノコやルータ等の動力工具を支持するアダプタベースを備えている。この案内装置を用いることにより、携帯マルノコ等の動力工具を長い距離を精確に直線移動させて加工材の切断等の加工を高精度で行うことができるとともに、アダプタベースの動力工具に対する位置を変更することにより、定規板に対する加工具の相対位置を変化させて複数の機種に対応させることができた。
ところが、特許文献1に開示された案内装置によれば、ベースの案内凹部と切断刃との間隔が固定であるため切断刃の定規板に対する位置が固定化され、その結果この定規板を異なる機種の携帯マルノコに利用することができない場合があった。
この問題を解消するための案内装置が、下記の特許文献2,3に開示されている。この案内装置は、長尺の定規板とこの定規板に対して携帯マルノコやルータ等の動力工具を支持するアダプタベースを備えている。この案内装置を用いることにより、携帯マルノコ等の動力工具を長い距離を精確に直線移動させて加工材の切断等の加工を高精度で行うことができるとともに、アダプタベースの動力工具に対する位置を変更することにより、定規板に対する加工具の相対位置を変化させて複数の機種に対応させることができた。
しかしながら、上記従来の案内装置では、アダプタベースの加工進行方向の片側にのみ動力工具を結合して用いる構成となっていた。このため、例えば動力工具として携帯マルノコに代えてジグソーを用いるといったように機種変更があった場合には当該案内装置を利用することができなくなる場合があった。
本発明は、携帯マルノコ等の動力工具を長尺の定規板に支持するためのアダプタベースについて、加工進行方向の左右何れの側にも動力工具を取り付け可能とすることにより、当該案内装置の付加価値を高め、ひいてはその使い勝手を高めることを目的とする。
本発明は、携帯マルノコ等の動力工具を長尺の定規板に支持するためのアダプタベースについて、加工進行方向の左右何れの側にも動力工具を取り付け可能とすることにより、当該案内装置の付加価値を高め、ひいてはその使い勝手を高めることを目的とする。
上記の課題は、下記の各発明によって解決される。
第1の発明は、動力工具を加工材に対して加工進行方向に直線移動させる際に用いる案内装置であって、加工材に対して固定する定規板と、定規板に対して動力工具を加工進行方向に移動可能に支持するアダプタベースを備え、アダプタベースは、加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも動力工具を結合可能な案内装置である。
第1の発明によれば、アダプタベースの右側と左側の何れの側にも動力工具を取り付け可能であるので、異なる機種の動力工具を加工形態に合わせてアダプタベースの右側若しくは左側の適切な側を選択して取り付けることができ、これにより当該案内装置の使い勝手を高めてその付加価値を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、アダプタベースは、定規板上の加工進行方向の右側若しくは左側の一方側に偏って配置されて、一方側と他方側の双方に相互に異なる形態の動力工具をそれぞれ結合可能な構成とした案内装置である。
第2の案内装置によれば、例えば大型のベースを備える結果ガタツキのない安定した切断加工を行うことができる携帯マルノコを他方側に取り付けることによりその鋸刃がアダプタベースから比較的離れた部位に位置することとなるものの、大型のベースを備えることによりガタツキのない安定した切断加工を行うことができる。これに対して、アダプタベースの一方側に小型のベースを有する結果ガタツキが発生しやすいジグソーを取り付けることによりそのブレードをアダプタベースにより接近させることができ、これによりガタツキの少ない安定した切断加工を行うことができる。
このように、アダプタベースが定規板の加工進行方向に直交する方向(幅方向)の一方に偏った部位に配置されることにより、ガタツキの発生しやすい機種をよりアダプタベースに接近させて取り付けることができ、これにより左右何れの側においてもガタツキを抑制して安定した加工を行うことができるようになる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、アダプタベースは、結合部材取り付け部に取り付けた結合部材を介して動力工具を加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも結合可能であり、結合部材取り付け部として、前記結合部材を前記加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも取り付け可能な結合部材取り付け部と、右側若しくは左側の一方のみの取り付けを可能とする規制壁部を備えた結合部材取り付け部を備えた案内装置である。
第3の発明によれば、アダプタベースに予め設定された結合部材取り付け部に結合部材を右側又は左側に取り付けることにより動力工具をアダプタベースの右側若しくは左側を任意に選択して結合することができる。結合部材取り付け部のうち、規制壁部を有する結合部材取り付け部には、右側若しくは左側の一方にのみ結合部材を取り付け可能であり、係る規制壁部付きの結合部材取り付け部に結合部材を取り付けた場合にはアダプタベースの右側若しくは左側の一方側にのみ動力工具を取り付け可能となる点で当該結合部材の結合部材取り付け部に対する誤組み付けが防止される。
第1の発明は、動力工具を加工材に対して加工進行方向に直線移動させる際に用いる案内装置であって、加工材に対して固定する定規板と、定規板に対して動力工具を加工進行方向に移動可能に支持するアダプタベースを備え、アダプタベースは、加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも動力工具を結合可能な案内装置である。
第1の発明によれば、アダプタベースの右側と左側の何れの側にも動力工具を取り付け可能であるので、異なる機種の動力工具を加工形態に合わせてアダプタベースの右側若しくは左側の適切な側を選択して取り付けることができ、これにより当該案内装置の使い勝手を高めてその付加価値を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、アダプタベースは、定規板上の加工進行方向の右側若しくは左側の一方側に偏って配置されて、一方側と他方側の双方に相互に異なる形態の動力工具をそれぞれ結合可能な構成とした案内装置である。
第2の案内装置によれば、例えば大型のベースを備える結果ガタツキのない安定した切断加工を行うことができる携帯マルノコを他方側に取り付けることによりその鋸刃がアダプタベースから比較的離れた部位に位置することとなるものの、大型のベースを備えることによりガタツキのない安定した切断加工を行うことができる。これに対して、アダプタベースの一方側に小型のベースを有する結果ガタツキが発生しやすいジグソーを取り付けることによりそのブレードをアダプタベースにより接近させることができ、これによりガタツキの少ない安定した切断加工を行うことができる。
このように、アダプタベースが定規板の加工進行方向に直交する方向(幅方向)の一方に偏った部位に配置されることにより、ガタツキの発生しやすい機種をよりアダプタベースに接近させて取り付けることができ、これにより左右何れの側においてもガタツキを抑制して安定した加工を行うことができるようになる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、アダプタベースは、結合部材取り付け部に取り付けた結合部材を介して動力工具を加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも結合可能であり、結合部材取り付け部として、前記結合部材を前記加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも取り付け可能な結合部材取り付け部と、右側若しくは左側の一方のみの取り付けを可能とする規制壁部を備えた結合部材取り付け部を備えた案内装置である。
第3の発明によれば、アダプタベースに予め設定された結合部材取り付け部に結合部材を右側又は左側に取り付けることにより動力工具をアダプタベースの右側若しくは左側を任意に選択して結合することができる。結合部材取り付け部のうち、規制壁部を有する結合部材取り付け部には、右側若しくは左側の一方にのみ結合部材を取り付け可能であり、係る規制壁部付きの結合部材取り付け部に結合部材を取り付けた場合にはアダプタベースの右側若しくは左側の一方側にのみ動力工具を取り付け可能となる点で当該結合部材の結合部材取り付け部に対する誤組み付けが防止される。
次に、本発明の実施形態を図1〜図17に基づいて説明する。以下説明する実施形態では、動力工具として携帯マルノコと称される切断工具50を例示する。この切断工具50に以下説明する案内装置10を取り付けることにより、当該切断工具50を長い距離精確に直線移動させて高精度の切断加工を行うことができる。本実施形態は、切断工具50を案内する案内装置10について特徴を有するもので、切断工具50自体については従来より用いられているものをそのまま用いることができ、本発明の実施にあたって特に変更を要しない。以下一般的な切断工具50について簡単に説明する。
以下の説明では、切断工具50を移動させて切断加工が進行する方向を基準として部材等の前後左右方向を用いる。図1及び図2には、切断工具50が案内装置10から取り外された単独の状態で示されている。
この切断工具50は、加工材W(本実施形態では切断材)の上面に当接させる矩形のベース51と、このベース51の上面側に支持した工具本体部52を備えている。工具本体部52は、加工具としての円形の鋸刃53と、鋸刃53の上側ほぼ半周の範囲の周縁を内部に収容して覆う鋸刃ケース54を備えている。鋸刃ケース54は、その加工進行方向前部と後部の二箇所がベース51に対して支持されている。
この鋸刃ケース54の加工進行方向前部(図1において上部)は、傾動支持ブラケット55の上下傾動支軸56を介して上下(図1において紙面に直交する方向)に傾動可能に支持されている。
以下の説明では、切断工具50を移動させて切断加工が進行する方向を基準として部材等の前後左右方向を用いる。図1及び図2には、切断工具50が案内装置10から取り外された単独の状態で示されている。
この切断工具50は、加工材W(本実施形態では切断材)の上面に当接させる矩形のベース51と、このベース51の上面側に支持した工具本体部52を備えている。工具本体部52は、加工具としての円形の鋸刃53と、鋸刃53の上側ほぼ半周の範囲の周縁を内部に収容して覆う鋸刃ケース54を備えている。鋸刃ケース54は、その加工進行方向前部と後部の二箇所がベース51に対して支持されている。
この鋸刃ケース54の加工進行方向前部(図1において上部)は、傾動支持ブラケット55の上下傾動支軸56を介して上下(図1において紙面に直交する方向)に傾動可能に支持されている。
鋸刃ケース54の加工進行方向後部側は、デプスガイド57を介してベース51側に支持されている。デプスガイド57は、円弧形に湾曲する帯板形状の案内部材で、鋸刃ケース54の背面側(左側面)に沿って上方へ起立した状態に設けられている。このデプスガイド57を経てねじ付きの固定レバー58を鋸刃ケース54の背面に締め込むことにより工具本体部52の上下傾動位置が固定される。固定レバー58を緩めて、鋸刃ケース54の後部をこのデプスガイド57で案内しながら上下に移動させることにより、当該工具本体部52を前側の上下傾動支軸56を介して上下に傾動させ、これにより鋸刃53のベース51の下面側への突き出し量ひいては鋸刃53の切り込み深さを調整することができる。
図では見えていないが鋸刃53のベース51の下面側に突き出した部分は、開閉カバーで覆われている。この開閉カバーは加工材Wの端部に当接されて当該切断工具50の加工進行方向への移動に伴って相対的に開かれていく。開閉カバーが開かれて鋸刃53が露出され、この露出部分が加工材Wに切り込まれていく。
また、鋸刃ケース54は、前後の左右傾動支軸59,59を介して加工進行方向左右に傾動可能な状態でベース51上に支持されている。図2では、後ろ側の左右傾動支軸59のみが見えている。ベース51の前部及び後部にはアンギュラープレート60,61が設けられている。前後の固定ねじ62,63を締め込むと、鋸刃ケース54の前部及び後部がそれぞれ前後のアンギュラープレート60,61に対して固定されて、鋸刃ケース54ひいては工具本体部52のベース51に対する左右傾動位置が固定される。前後の左右傾動支軸59,59を中心にして鋸刃ケース54ひいては工具本体部52を左右に一定の角度だけ傾かせた位置に固定することにより、加工材Wを傾斜切りすることができる。
図では見えていないが鋸刃53のベース51の下面側に突き出した部分は、開閉カバーで覆われている。この開閉カバーは加工材Wの端部に当接されて当該切断工具50の加工進行方向への移動に伴って相対的に開かれていく。開閉カバーが開かれて鋸刃53が露出され、この露出部分が加工材Wに切り込まれていく。
また、鋸刃ケース54は、前後の左右傾動支軸59,59を介して加工進行方向左右に傾動可能な状態でベース51上に支持されている。図2では、後ろ側の左右傾動支軸59のみが見えている。ベース51の前部及び後部にはアンギュラープレート60,61が設けられている。前後の固定ねじ62,63を締め込むと、鋸刃ケース54の前部及び後部がそれぞれ前後のアンギュラープレート60,61に対して固定されて、鋸刃ケース54ひいては工具本体部52のベース51に対する左右傾動位置が固定される。前後の左右傾動支軸59,59を中心にして鋸刃ケース54ひいては工具本体部52を左右に一定の角度だけ傾かせた位置に固定することにより、加工材Wを傾斜切りすることができる。
鋸刃ケース54の背面側には、概ね円筒形のギヤケースに歯車列を収容した減速ギヤ部64が一体に設けられている。この減速ギヤ部64に駆動モータ65が結合されている。図1及び図2に示すように減速ギヤ部64及び駆動モータ65は、鋸刃ケース54の背面から左方へ突き出した状態に設けられている。
減速ギヤ部64と駆動モータ65との接合部付近には、使用者が把持するハンドル部66が設けられている。ハンドル部66は、減速ギヤ部64の上面から加工進行方向後面に跨るループ形を有している。このハンドル部66の内周側に設けたトリガ形式のスイッチ(図示省略)を引き操作すると駆動モータ65が起動する。駆動モータ65の回転出力が減速ギヤ部64を経てスピンドルに出力されて鋸刃53が回転する。
ベース51の前後2箇所には、主として平行定規(図示省略)を取り付けるための定規取り付け部67,68が設けられている。両定規取り付け部67,68は、ベース51の幅方向であって加工進行方向に直交する方向に沿って左右に延びる溝部を主体とするもので、その左右両端部には挿通孔が設けられ、左側の挿通孔にはねじ付きの固定レバー67a,68aが設けられている。この前後2箇所の定規取り付け部67,68に、平行定規の支持アームを挿入して固定レバー67a,68aを締め付けることにより、ベース51に平行定規を取り付けることができる。この平行定規は、鋸刃53と平行に取り付けられ、加工材Wの端面に当接させた状態で当該切断工具50を移動させることにより、鋸刃53を加工材Wの端面に対して一定幅で精確に移動させて切断加工を行うことができる。
減速ギヤ部64と駆動モータ65との接合部付近には、使用者が把持するハンドル部66が設けられている。ハンドル部66は、減速ギヤ部64の上面から加工進行方向後面に跨るループ形を有している。このハンドル部66の内周側に設けたトリガ形式のスイッチ(図示省略)を引き操作すると駆動モータ65が起動する。駆動モータ65の回転出力が減速ギヤ部64を経てスピンドルに出力されて鋸刃53が回転する。
ベース51の前後2箇所には、主として平行定規(図示省略)を取り付けるための定規取り付け部67,68が設けられている。両定規取り付け部67,68は、ベース51の幅方向であって加工進行方向に直交する方向に沿って左右に延びる溝部を主体とするもので、その左右両端部には挿通孔が設けられ、左側の挿通孔にはねじ付きの固定レバー67a,68aが設けられている。この前後2箇所の定規取り付け部67,68に、平行定規の支持アームを挿入して固定レバー67a,68aを締め付けることにより、ベース51に平行定規を取り付けることができる。この平行定規は、鋸刃53と平行に取り付けられ、加工材Wの端面に当接させた状態で当該切断工具50を移動させることにより、鋸刃53を加工材Wの端面に対して一定幅で精確に移動させて切断加工を行うことができる。
本実施形態の案内装置10は、切断工具50のベース51に設けた前後2箇所の定規取り付け部67,68を利用して当該ベース51ひいては切断工具50に取り付けられる。本実施形態の案内装置10は、加工材Wの上面に重ね合わせる長尺の定規板20と、この定規板20の上面に加工進行方向に移動可能に載せ掛けられるアダプタベース30と、このアダプタベース30を切断工具50のベース51に結合するための合計4本の結合部材31,31,43,43を備えている。図3及び図4には定規板20が単独で示され、図5及び図6には結合部材31,31を取り付けたアダプタベース30が単独で示されている。
定規板20は、長尺矩形の平板形状を有する引き抜き材で、その上面であって幅方向中央やや左寄りには案内凸部21がその全長にわたって設けられている。この案内凸部21の左側に沿って切断工具50のベース51に対する摺動性を高めるための摺動材22が同じく全長にわたって貼り付けられている。案内凸部21の右側であって当該定規板20の右端部にも同じくベース51に対する摺動性を高めるための摺動材23が全長にわたって貼り付けられている。定規板20の上面に摺動材22,23を貼り付けることにより、ベース51に対する摩擦を低減して切断工具50を楽に移動させることができる。
これに対して、定規板20の下面であって、案内凸部21の左右両側及び当該定規板10の右端部に沿って、加工材Wに対する滑り止めをするためのゴム製の滑り止め材24〜24が全長にわたって貼り付けられている。これらの滑り止め材24〜24を当接させた状態で当該定規板20を加工材Wの上面に載せることにより、加工中における定規板20の位置ずれを防止し、ひいては切断工具50のスムーズな移動が実現される。図3及び図4に示すように右端側の滑り止め材24は、定規板20の右端部から一定の幅ではみ出した状態に取り付けられて、この右端側の滑り止め材24には、鋸刃53の位置を間接的に指し示す刃口板としての機能が併せ持たされている。
この定規板20の左端部には、上向きに開く溝形状を有する補助凹部26が全長にわたって設けられている。この補助凹部26の右側部には、係合凹部25が同じく全長にわたって設けられている。この係合凹部25の機能については後述する。
定規板20は、長尺矩形の平板形状を有する引き抜き材で、その上面であって幅方向中央やや左寄りには案内凸部21がその全長にわたって設けられている。この案内凸部21の左側に沿って切断工具50のベース51に対する摺動性を高めるための摺動材22が同じく全長にわたって貼り付けられている。案内凸部21の右側であって当該定規板20の右端部にも同じくベース51に対する摺動性を高めるための摺動材23が全長にわたって貼り付けられている。定規板20の上面に摺動材22,23を貼り付けることにより、ベース51に対する摩擦を低減して切断工具50を楽に移動させることができる。
これに対して、定規板20の下面であって、案内凸部21の左右両側及び当該定規板10の右端部に沿って、加工材Wに対する滑り止めをするためのゴム製の滑り止め材24〜24が全長にわたって貼り付けられている。これらの滑り止め材24〜24を当接させた状態で当該定規板20を加工材Wの上面に載せることにより、加工中における定規板20の位置ずれを防止し、ひいては切断工具50のスムーズな移動が実現される。図3及び図4に示すように右端側の滑り止め材24は、定規板20の右端部から一定の幅ではみ出した状態に取り付けられて、この右端側の滑り止め材24には、鋸刃53の位置を間接的に指し示す刃口板としての機能が併せ持たされている。
この定規板20の左端部には、上向きに開く溝形状を有する補助凹部26が全長にわたって設けられている。この補助凹部26の右側部には、係合凹部25が同じく全長にわたって設けられている。この係合凹部25の機能については後述する。
アダプタベース30は、加工進行方向にやや長い概ね平板形状を有するもので、定規板20の上面に重ね合わされた状態で当該定規板20の上面に沿って移動可能に取り付けられる。このアダプタベース30の上面前後2箇所にそれぞれ結合部材31が取り付けられている。
前側の結合部材31と後ろ側の結合部材31には同じものが用いられている。図8及び図9にこの結合部材31が単独で示されている。図示するように結合部材31は、一定幅の帯板をその長手方向中央でクランク形に折り曲げたもので、中央の折り曲げ部31cの図示左側に第1片部31a、右側に第2片部31dを備えている。第1片部31aと第2片部31dは、ほぼその板厚分だけ相互に板厚方向にずれている。左側の第1片部31aの上面にはAタイプの角度目盛り31bが表示されている。また、第2片部31dの下面には、ストッパ突起部31eが下方へ突き出す状態に設けられている。以下この結合部材31を標準結合部材31という。
この標準結合部材31が、アダプタベース30の上面の前側と後ろ側においてそれぞれ幅方向に沿って設けた結合部材取り付け部34,35に取り付けられている。取り付けられた標準結合部材31,31は、それぞれの第2片部31dを右側へ突き出す状態に固定されている。
図5及び図6に示すようにアダプタベース30の前側には、上記結合部材取り付け部34に加えて更に2つの結合部材取り付け部36,37が設けられて、合計3箇所の結合部材取り付け部34,36,37が相互に隣接して前後方向に並列状態で配置されている。以下の説明では、最も前側の結合部材取り付け部34を第1取り付け部34、その後ろ側を第2取り付け部36、その後ろ側を第3取り付け部37と称して相互に区別する。また、アダプタベース30の上面後部に設けた一つの結合部材取り付け部35を固定取り付け部35と称する。標準結合部材31は、第1取り付け部34と固定取り付け部35にのみ取り付けることができ、第2及び第3取り付け部36,37には取り付けることができないようになっている。また、以下説明する補助結合部材43は、第2及び第3取り付け部36,37だけでなく、第1取り付け部34及び固定取り付け部35にも取り付けることができる。
前側の結合部材31と後ろ側の結合部材31には同じものが用いられている。図8及び図9にこの結合部材31が単独で示されている。図示するように結合部材31は、一定幅の帯板をその長手方向中央でクランク形に折り曲げたもので、中央の折り曲げ部31cの図示左側に第1片部31a、右側に第2片部31dを備えている。第1片部31aと第2片部31dは、ほぼその板厚分だけ相互に板厚方向にずれている。左側の第1片部31aの上面にはAタイプの角度目盛り31bが表示されている。また、第2片部31dの下面には、ストッパ突起部31eが下方へ突き出す状態に設けられている。以下この結合部材31を標準結合部材31という。
この標準結合部材31が、アダプタベース30の上面の前側と後ろ側においてそれぞれ幅方向に沿って設けた結合部材取り付け部34,35に取り付けられている。取り付けられた標準結合部材31,31は、それぞれの第2片部31dを右側へ突き出す状態に固定されている。
図5及び図6に示すようにアダプタベース30の前側には、上記結合部材取り付け部34に加えて更に2つの結合部材取り付け部36,37が設けられて、合計3箇所の結合部材取り付け部34,36,37が相互に隣接して前後方向に並列状態で配置されている。以下の説明では、最も前側の結合部材取り付け部34を第1取り付け部34、その後ろ側を第2取り付け部36、その後ろ側を第3取り付け部37と称して相互に区別する。また、アダプタベース30の上面後部に設けた一つの結合部材取り付け部35を固定取り付け部35と称する。標準結合部材31は、第1取り付け部34と固定取り付け部35にのみ取り付けることができ、第2及び第3取り付け部36,37には取り付けることができないようになっている。また、以下説明する補助結合部材43は、第2及び第3取り付け部36,37だけでなく、第1取り付け部34及び固定取り付け部35にも取り付けることができる。
前側の第2取り付け部36には、図14〜図16に示す結合部材43を取り付けることができる。第2取り付け部36の後ろ側の第3取り付け部37にはこの結合部材43を第2取り付け部36に取り付ける向きとは長手方向に反転させた向きでのみ取り付けることができる。以下、図14〜図16に示す結合部材43を補助結合部材43と称して標準結合部材31とは区別する。
この補助結合部材43は、標準結合部材31と同じ板厚及び幅で長さが短い帯板をその長手方向中央でクランク形に折り曲げたもので、中央の折り曲げ部に対して図14中左側の第1片部43aと、図14中右側の第2片部43bを有している。第1片部43aと第2片部43bは、ほぼその板厚分だけ相互に板厚方向にずれている。第1片部43aの上面にはBタイプの角度目盛り43cが表示されている。第2片部43bの下面(図16において上面)には、bタイプの角度目盛り43dが表示されている。また、第1片部43aの上面にはストッパ突起部43eが上方へ突き出す状態に設けられ、第2片部43bの下面にはストッパ突起43fが下方へ突き出す状態に設けられている。
さらに、図14において第1片部43aの上面後ろ縁側には第1逃がし凹部43gがその長手方向に沿って設けられている。また、図16において第2片部43bの上面前縁側には第2逃がし凹部43hがその長手方向に沿って設けられている。
図14中白抜きの矢印で示すようにこの補助結合部材43の第1片部43aを第2取り付け部36に挿入して当該補助結合部材43をアダプタベース30に取り付けることができる。以下、第2取り付け部36に対して第1片部43aを挿入する向きを当該補助結合部材43の第1取り付け向きという。これに対して、図15中白抜きの矢印で示すようにこの第1取り付け向きから補助結合部材43をその長手方向に反転させて第2片部43bを第3取り付け部37に挿入して当該補助結合部材43をアダプタベース30に取り付けることができる。
この補助結合部材43は、標準結合部材31と同じ板厚及び幅で長さが短い帯板をその長手方向中央でクランク形に折り曲げたもので、中央の折り曲げ部に対して図14中左側の第1片部43aと、図14中右側の第2片部43bを有している。第1片部43aと第2片部43bは、ほぼその板厚分だけ相互に板厚方向にずれている。第1片部43aの上面にはBタイプの角度目盛り43cが表示されている。第2片部43bの下面(図16において上面)には、bタイプの角度目盛り43dが表示されている。また、第1片部43aの上面にはストッパ突起部43eが上方へ突き出す状態に設けられ、第2片部43bの下面にはストッパ突起43fが下方へ突き出す状態に設けられている。
さらに、図14において第1片部43aの上面後ろ縁側には第1逃がし凹部43gがその長手方向に沿って設けられている。また、図16において第2片部43bの上面前縁側には第2逃がし凹部43hがその長手方向に沿って設けられている。
図14中白抜きの矢印で示すようにこの補助結合部材43の第1片部43aを第2取り付け部36に挿入して当該補助結合部材43をアダプタベース30に取り付けることができる。以下、第2取り付け部36に対して第1片部43aを挿入する向きを当該補助結合部材43の第1取り付け向きという。これに対して、図15中白抜きの矢印で示すようにこの第1取り付け向きから補助結合部材43をその長手方向に反転させて第2片部43bを第3取り付け部37に挿入して当該補助結合部材43をアダプタベース30に取り付けることができる。
第1取り付け部34と固定取り付け部35は、それぞれ標準結合部材31又は補助結合部材43を挿入可能な幅及び深さの溝形状を有している。また、第2取り付け部36と第3取り付け部37は、それぞれ補助結合部材43を挿入可能な幅及び深さの溝形状を有している。各取り付け部34,35,36,37の右側には、溝幅方向に跨る門型の取り付け口部34a,35a,36a,37aが一体に設けられている。図5中実線で示すようにこの各取り付け口部34a,35a,36a,37aを経て各取り付け部34〜37内に結合部材31,43を右側から挿入することにより、当該各結合部材31,43を対応する取り付け部34〜37に取り付けることができる。各取り付け口部34a,35a,36a,37aの上部には、固定ねじ38を締め付けることができるねじ孔34b,35b,36b,37bが設けられている。
図5及び図6では、第1取り付け部34の取り付け口部34aと固定取り付け部35の取り付け口部35bの2箇所に固定ねじ38,38が締め付けられた状態で示されている。第2及び第3取り付け部36,37の取り付け口部36a,37aには固定ねじ38が締め付けられていない。このため、図5では、固定ねじ38を締め付けるためのねじ孔36b,37bが見えている。固定ねじ38は、第1取り付け部34の取り付け口部34aから取り外して、第2取り付け部36の取り付け口部36a若しくは第3取り付け部37の取り付け口部37aに締め付けることができる。固定ねじ38,38を締め付けることにより、アダプタベース30の第1取り付け部34に標準結合部材31又は補助結合部材43を固定することができ、若しくは第2又は第3取り付け部36,37に補助結合部材43を固定することができ、かつ固定取り付け部35に標準結合部材31又は補助結合部材43を固定することができる。
図6及び図7に示すように第2取り付け部36の取り付け口部36aの内側と、第3取り付け部37の取り付け口部37aの内側は、それぞれ取り付け規制凸部36c,37cが設けられている。図示するように、第2取り付け部36の取り付け規制凸部36cは向かって左上角部(後ろ側)に設けられ、第3取り付け部37の取り付け規制凸部37cは向かって右上角部(前側)に設けられている。
標準結合部材31は、この取り付け規制凸部36c,37cを逃がすための逃がし凹部を備えないため、当該標準結合部材31を第2又は第3取り付け部36,37に取り付けようとすると、この取り付け規制凸部36c,37cが干渉し、結果的に当該標準結合部材31を第2若しくは第3取り付け部36,37に取り付けることができない。
図5及び図6では、第1取り付け部34の取り付け口部34aと固定取り付け部35の取り付け口部35bの2箇所に固定ねじ38,38が締め付けられた状態で示されている。第2及び第3取り付け部36,37の取り付け口部36a,37aには固定ねじ38が締め付けられていない。このため、図5では、固定ねじ38を締め付けるためのねじ孔36b,37bが見えている。固定ねじ38は、第1取り付け部34の取り付け口部34aから取り外して、第2取り付け部36の取り付け口部36a若しくは第3取り付け部37の取り付け口部37aに締め付けることができる。固定ねじ38,38を締め付けることにより、アダプタベース30の第1取り付け部34に標準結合部材31又は補助結合部材43を固定することができ、若しくは第2又は第3取り付け部36,37に補助結合部材43を固定することができ、かつ固定取り付け部35に標準結合部材31又は補助結合部材43を固定することができる。
図6及び図7に示すように第2取り付け部36の取り付け口部36aの内側と、第3取り付け部37の取り付け口部37aの内側は、それぞれ取り付け規制凸部36c,37cが設けられている。図示するように、第2取り付け部36の取り付け規制凸部36cは向かって左上角部(後ろ側)に設けられ、第3取り付け部37の取り付け規制凸部37cは向かって右上角部(前側)に設けられている。
標準結合部材31は、この取り付け規制凸部36c,37cを逃がすための逃がし凹部を備えないため、当該標準結合部材31を第2又は第3取り付け部36,37に取り付けようとすると、この取り付け規制凸部36c,37cが干渉し、結果的に当該標準結合部材31を第2若しくは第3取り付け部36,37に取り付けることができない。
これに対して、補助結合部材43の第1片部43aを角度目盛り43cを上面側にした第1取り付け向きで第2取り付け部36に挿入すると、取り付け規制凸部36cと逃がし凹部43gが共に後ろ側で一致するため、取り付け規制凸部36cが逃がし凹部43g内に逃がされて干渉しない。このため、補助結合部材43はこの第1取り付け向きで第2取り付け部36に取り付けることができる。従って、この補助結合部材43を上記の第1取り付け向きで第3取り付け部37に取り付けようとすると、前側の取り付け規制凸部37cと逃がし凹部43gが前後反対側で一致しないため、取り付け規制凸部37cが干渉して取り付けることができない。
これに対して、補助結合部材43を図15において白抜きの矢印で示すようにその長手方向に反転させて、第2片部43bを角度目盛り43dを上面側にした第2取り付け向きで第3取り付け部37に挿入すると、取り付け規制凸部37cと逃がし凹部43hが共に前側で一致するため、取り付け規制凸部37cが逃がし凹部43h内に逃がされて干渉しない。このため、補助結合部材43はこの第2取り付け向きで第3取り付け部37に取り付けることができる。従って、この補助部材43を上記の第2取り付け向きで第2取り付け部36に取り付けようとすると、後ろ側の取り付け規制凸部36cと逃がし凹部43hが前後反対側で一致しないため、取り付け規制凸部36cが干渉して取り付けることができない。
このように、本実施形態では、前側の結合部材として、標準結合部材31と、第1取り付け向きでの補助結合部材43と、第2取り付け向きでの補助結合部材43との3形態を備えており、これらが第1〜第3取り付け部34,36,37のうち予め定められた取り付け部以外の取り付け部に誤って取り付けられないようになっている(誤組み付け防止機能)。
なお、補助結合部材43は、第1若しくは第2取り付け向きの何れであっても第1取り付け部34及び固定取り付け部には取り付けることができる。
下記の表1には、各取り付け部34〜37の取り付け口部34a〜37aに対する上記3形態の結合部材31,43の取り付けの可否がまとめられている。
また、各取り付け部34,35,36,37には、取り付けた結合部材31(43)に表示した角度目盛り31b(43c,43d)を指し示す指針39が表示されている。
これに対して、補助結合部材43を図15において白抜きの矢印で示すようにその長手方向に反転させて、第2片部43bを角度目盛り43dを上面側にした第2取り付け向きで第3取り付け部37に挿入すると、取り付け規制凸部37cと逃がし凹部43hが共に前側で一致するため、取り付け規制凸部37cが逃がし凹部43h内に逃がされて干渉しない。このため、補助結合部材43はこの第2取り付け向きで第3取り付け部37に取り付けることができる。従って、この補助部材43を上記の第2取り付け向きで第2取り付け部36に取り付けようとすると、後ろ側の取り付け規制凸部36cと逃がし凹部43hが前後反対側で一致しないため、取り付け規制凸部36cが干渉して取り付けることができない。
このように、本実施形態では、前側の結合部材として、標準結合部材31と、第1取り付け向きでの補助結合部材43と、第2取り付け向きでの補助結合部材43との3形態を備えており、これらが第1〜第3取り付け部34,36,37のうち予め定められた取り付け部以外の取り付け部に誤って取り付けられないようになっている(誤組み付け防止機能)。
なお、補助結合部材43は、第1若しくは第2取り付け向きの何れであっても第1取り付け部34及び固定取り付け部には取り付けることができる。
下記の表1には、各取り付け部34〜37の取り付け口部34a〜37aに対する上記3形態の結合部材31,43の取り付けの可否がまとめられている。
また、各取り付け部34,35,36,37には、取り付けた結合部材31(43)に表示した角度目盛り31b(43c,43d)を指し示す指針39が表示されている。
第1取り付け部34に標準結合部材31の第1片部31a又は補助結合部材43の第1若しくは第2片部43a,43bを挿入して固定ねじ38を締め付けることにより、第1取り付け部34に標準結合部材31又は補助結合部材43を固定することができる。
また、第2若しくは第3取り付け部36,37の何れかに補助結合部材43の第1若しくは第2片部43a,43bを挿入して固定ねじ38を締め付けることにより、第2若しくは第3取り付け部36,37の何れかに補助結合部材43を固定することができる。
後ろ側の固定取り付け部35に標準結合部材31の第1片部31a又は補助結合部材43の第1若しくは第2片部43a,43bを挿入して固定ねじ38を締め付けることにより、当該標準結合部材31又は補助結合部材43を後ろ側の固定取り付け部35に固定することができる。
こうして取り付けられた前側の標準結合部材31と後ろ側の標準結合部材31は、それぞれ第2片部31dを右側方へ突き出す状態に固定される。この突き出された前後の第2片部31d,31dが、切断工具50のベース51に設けた平行定規取り付け用の定規取り付け部67,68にそれぞれ挿入固定されて、当該切断工具50のベース51の左側にアダプタベース30が結合される。この結合状態が図10〜図13に示されている。
第1取り付け部34から標準結合部材31を取り外して、第2又は第3取り付け部36,37に補助結合部材43を取り付けることにより、固定取り付け部35との間の間隔を変更することができる。第1〜第3取り付け部34,36,37の間隔は、本例の案内装置10が適用対象とする切断工具50について機種毎に異なる定規取り付け部67,68間の間隔に合わせて適切に設定されている。
このことから、切断工具50側の定規取り付け部67,68の間隔に合わせて、第1取り付け部34に標準結合部材31又は補助結合部材43を取り付け、若しくは第2取り付け部36に補助結合部材43を第1取り付け向きで取り付け、又は第3取り付け部37に補助結合部材43を第2取り付け向きで取り付けることにより、定規取り付け部67,68の間隔が異なる3機種の切断工具50に案内装置10を取り付けることができる。
図10〜図13には、定規板20上にアダプタベース30を介して切断工具50を取り付けた状態が示されている。なお、図10〜図13において、切断工具50はそのベース51及び鋸刃53のみが二点鎖線で示されている。図10に示すように、標準結合部材31,31は、ベース51の定規取り付け部67,68に対して左端部側であって、平行定規取り付け側とは反対側から挿入されている。このため、上記したようにベース51に対して左側にアダプタベース30が結合されている。前後の定規取り付け部67,68の固定レバー67a,68aが締め付けられて標準結合部材31,31はそれぞれ定規取り付け部67,68から抜け出し不能に固定されている。定規取り付け部67,68に対する両標準結合部材31,31の挿入距離は、それぞれに設けたストッパ凸部31eがベース51の左端部に当接することにより規制されている。
また、第2若しくは第3取り付け部36,37の何れかに補助結合部材43の第1若しくは第2片部43a,43bを挿入して固定ねじ38を締め付けることにより、第2若しくは第3取り付け部36,37の何れかに補助結合部材43を固定することができる。
後ろ側の固定取り付け部35に標準結合部材31の第1片部31a又は補助結合部材43の第1若しくは第2片部43a,43bを挿入して固定ねじ38を締め付けることにより、当該標準結合部材31又は補助結合部材43を後ろ側の固定取り付け部35に固定することができる。
こうして取り付けられた前側の標準結合部材31と後ろ側の標準結合部材31は、それぞれ第2片部31dを右側方へ突き出す状態に固定される。この突き出された前後の第2片部31d,31dが、切断工具50のベース51に設けた平行定規取り付け用の定規取り付け部67,68にそれぞれ挿入固定されて、当該切断工具50のベース51の左側にアダプタベース30が結合される。この結合状態が図10〜図13に示されている。
第1取り付け部34から標準結合部材31を取り外して、第2又は第3取り付け部36,37に補助結合部材43を取り付けることにより、固定取り付け部35との間の間隔を変更することができる。第1〜第3取り付け部34,36,37の間隔は、本例の案内装置10が適用対象とする切断工具50について機種毎に異なる定規取り付け部67,68間の間隔に合わせて適切に設定されている。
このことから、切断工具50側の定規取り付け部67,68の間隔に合わせて、第1取り付け部34に標準結合部材31又は補助結合部材43を取り付け、若しくは第2取り付け部36に補助結合部材43を第1取り付け向きで取り付け、又は第3取り付け部37に補助結合部材43を第2取り付け向きで取り付けることにより、定規取り付け部67,68の間隔が異なる3機種の切断工具50に案内装置10を取り付けることができる。
図10〜図13には、定規板20上にアダプタベース30を介して切断工具50を取り付けた状態が示されている。なお、図10〜図13において、切断工具50はそのベース51及び鋸刃53のみが二点鎖線で示されている。図10に示すように、標準結合部材31,31は、ベース51の定規取り付け部67,68に対して左端部側であって、平行定規取り付け側とは反対側から挿入されている。このため、上記したようにベース51に対して左側にアダプタベース30が結合されている。前後の定規取り付け部67,68の固定レバー67a,68aが締め付けられて標準結合部材31,31はそれぞれ定規取り付け部67,68から抜け出し不能に固定されている。定規取り付け部67,68に対する両標準結合部材31,31の挿入距離は、それぞれに設けたストッパ凸部31eがベース51の左端部に当接することにより規制されている。
また、本実施形態の案内装置10は、上記したように後ろ側の固定取り付け部35に取り付けた標準結合部材31又は補助結合部材43に対する前側の標準結合部材31若しくは補助結合部材43との間隔を変更して定規取り付け部67,68の間隔について大小3機種に対応可能であるとともに、対応可能な機種それぞれについて各結合部材31,43の左右方向の取り付け位置を変更することにより、工具本体部52を傾斜させて行う傾斜切りにも対応可能となっている。
定規板20上に取り付けた切断工具50の鋸刃53が定規板20の右端縁から一定寸法離間した位置において加工材Wに切り込まれる。図11では、加工材Wに対する鋸刃53の切り込み位置に符号Cが付されている。
図11に示すように鋸刃53を垂直に位置させて加工材Wに対して直角に切り込む直角切りの場合における加工材Wに対する鋸刃53の切り込み位置Cは、工具本体部52の左右傾動中心とは一致していないことから、傾斜切りを行うために工具本体部52を右側若しくは左側に傾斜させると当該切り込み位置Cは逆に左方若しくは右方へずれていく。
例えば、工具本体部52を右側(鋸刃53の下端部を左側へ変位させる方向)へ30°傾斜させると鋸刃53の加工材Wに対する切り込み位置Cは図11において二点鎖線で示すように左側(仮想位置)へずれる。このため、図11中白抜きの矢印で示すように定規板20上の切断工具50の位置を右側へずらした状態で工具本体部52を傾斜させる必要がある。この点、本実施形態の案内装置10によれば、前記したように前後の標準結合部材31,31の第1片部31a,31aには、それぞれAタイプの角度目盛り31bが表示されている。このAタイプの角度目盛り31bの数値(0,15,30,45,50)は、工具本体部52の右側への傾斜角度に対応する数値が表示されている。
定規板20上に取り付けた切断工具50の鋸刃53が定規板20の右端縁から一定寸法離間した位置において加工材Wに切り込まれる。図11では、加工材Wに対する鋸刃53の切り込み位置に符号Cが付されている。
図11に示すように鋸刃53を垂直に位置させて加工材Wに対して直角に切り込む直角切りの場合における加工材Wに対する鋸刃53の切り込み位置Cは、工具本体部52の左右傾動中心とは一致していないことから、傾斜切りを行うために工具本体部52を右側若しくは左側に傾斜させると当該切り込み位置Cは逆に左方若しくは右方へずれていく。
例えば、工具本体部52を右側(鋸刃53の下端部を左側へ変位させる方向)へ30°傾斜させると鋸刃53の加工材Wに対する切り込み位置Cは図11において二点鎖線で示すように左側(仮想位置)へずれる。このため、図11中白抜きの矢印で示すように定規板20上の切断工具50の位置を右側へずらした状態で工具本体部52を傾斜させる必要がある。この点、本実施形態の案内装置10によれば、前記したように前後の標準結合部材31,31の第1片部31a,31aには、それぞれAタイプの角度目盛り31bが表示されている。このAタイプの角度目盛り31bの数値(0,15,30,45,50)は、工具本体部52の右側への傾斜角度に対応する数値が表示されている。
このため、アダプタベース30の第1取り付け部34及び固定取り付け部35に表示した指針39,39に角度目盛り31bを位置合わせして、標準結合部材31,31の左右方向の取り付け位置を変更することにより、工具本体部52の左右方向の相対位置を変更することができ、これにより鋸刃53の位置を定規板20の右端縁に対して右側(図11中白抜きの矢印で示す方向)へ変位させることができる。こうして鋸刃53の位置を右側へ変位させた状態で、工具本体部52を右側へ例えば30°傾斜させるとその切り込み位置Cを直角切りの場合に一致させることができる。本実施形態では、工具本体部52の傾斜角度について0°(直角切り)、15°、30°、45°及び50°に対応しており、全ての傾斜角度について鋸刃53の切り込み位置Cを常時一致させることができ、これにより精確な切断加工を迅速かつ簡単に行うことができる。
また、直角切りを行う場合に限っても、標準結合部材31,31の第1取り付け部34及び固定取り付け部35に対する左右方向の取り付け位置を変更することによって、鋸刃53の定規板20の右端縁に対する左右方向の相対位置を変更することができ、これにより鋸刃53の加工材Wに対する切り込み位置Cを変位させることができる。
アダプタベース30の前後2本の標準結合部材31,31は、それぞれ固定ねじ38を緩めることにより第1取り付け部34及び固定取り付け部35に対する左右方向の取り付け位置を変更することができる。標準結合部材31,31の第1取り付け部34及び固定取り付け部35に対する左右方向の取り付け位置を変更することにより、両者の第2片部31d,31dの張り出し寸法を変更することができ、これにより切断工具50のベース51に対するアダプタベース30の相対位置を変更することができる。
また、前側の標準結合部材31に代えて補助結合部材43を第2又は第3取り付け部36,37に取り付ける場合にも同様に第2取り付け部36に対するその第1片部43aの左右取り付け位置をBタイプの角度目盛り43cに基づいて変更し、若しくは第3取り付け部37に対するその第2片部43bの左右取り付け位置をbタイプの角度目盛り43dに基づいて変更することにより、工具本体部52の傾斜切りに対応することができる。
また、直角切りを行う場合に限っても、標準結合部材31,31の第1取り付け部34及び固定取り付け部35に対する左右方向の取り付け位置を変更することによって、鋸刃53の定規板20の右端縁に対する左右方向の相対位置を変更することができ、これにより鋸刃53の加工材Wに対する切り込み位置Cを変位させることができる。
アダプタベース30の前後2本の標準結合部材31,31は、それぞれ固定ねじ38を緩めることにより第1取り付け部34及び固定取り付け部35に対する左右方向の取り付け位置を変更することができる。標準結合部材31,31の第1取り付け部34及び固定取り付け部35に対する左右方向の取り付け位置を変更することにより、両者の第2片部31d,31dの張り出し寸法を変更することができ、これにより切断工具50のベース51に対するアダプタベース30の相対位置を変更することができる。
また、前側の標準結合部材31に代えて補助結合部材43を第2又は第3取り付け部36,37に取り付ける場合にも同様に第2取り付け部36に対するその第1片部43aの左右取り付け位置をBタイプの角度目盛り43cに基づいて変更し、若しくは第3取り付け部37に対するその第2片部43bの左右取り付け位置をbタイプの角度目盛り43dに基づいて変更することにより、工具本体部52の傾斜切りに対応することができる。
図11〜図13に示すようにアダプタベース30の下面には、案内凹部30aが前後方向の全長にわたって設けられている。図示するように、アダプタベース30の案内凹部30a内に定規板20の案内凸部21を挿入した状態で当該アダプタベース30を定規板20の上面に重ね合わせ状態に載せ掛けることにより、当該アダプタベース30ひいては切断工具50を案内凸部21に沿って精確に直線移動させることができる。
アダプタベース30は、定規板20の摺動材22上に当接され、切断工具50のベース51は摺動材23上に当接されることにより、当該アダプタベース30及び切断工具50を定規板20上でスムーズに直線移動させることができる。また、定規板20は、その下面に取り付けた滑り止め材24〜24を加工材Wに当接させた状態で当該加工材Wの上面に載せ掛けられることにより、当該定規板20の加工材Wに対する位置ずれが防止され、これによっても切断工具50をスムーズに直線移動させることができ、ひいては精確な切断加工を楽に行うことができる。
アダプタベース30には、定規板20に対するガタツキ防止機構40,40が前後2箇所に設けられている。前後のがたつき防止機構40,40は同じ構成を有している。図13には前側のガタツキ防止機構40の詳細が示されている。このガタツキ防止機構40は、使用者が回転操作するガタツキ防止ダイヤル41を備えている。このガタツキ防止ダイヤル41の下面中心にはねじ軸部41aが設けられ、その周囲には円筒形の作動部41bが一体に設けられている。一方、アダプタベース30には、ガタツキ防止ダイヤル41の作動部41bを収容する作動凹部30bが設けられている。この作動凹部30bの中心にはねじ孔30cが設けられており、このねじ孔30cにがたつき防止ダイヤル41のねじ軸部41aが締め込まれている。このため、ガタツキ防止ダイヤル41を回転操作すると、このガタツキ防止ダイヤル41自体が上下に変位する。ガタツキ防止ダイヤル41の作動部41bと、作動凹部30bの底部との間には、弾性を有する円環形の緩衝部材42が挟み込まれている。また、作動凹部30bは、その周囲の一部に設けた窓部30dを経て案内凹部30aに連通されている。
このため、がたつき防止ダイヤル41をねじ軸締め込み方向に回転操作すると、ねじ軸部41aがねじ孔30cに締め込まれて作動部41bが下方へ変位し、これにより緩衝部材42が径方向外方(拡径方向)へ押し広げられる。緩衝部材42が押し広げられると、その一部が窓部30dを経て案内凹部30a内にはみ出し、これが定規板20の案内凸部21の側面に弾性的に押し付けられる。
アダプタベース30に設けた前後2箇所のガタツキ防止機構40,40において、それぞれガタツキ防止ダイヤル41を回転操作して定規板20の案内凸部21に緩衝部材42を弾性的に押し付けることにより、案内凸部21に対する案内凹部30aのガタツキを防止若しくは抑制することができ、これにより定規板21上でのアダプタベース30ひいては切断工具50のガタツキのない直線移動を実現することができる。ガタツキ防止ダイヤル41,41の回転操作量により緩衝部材42,42の押し付け力を調整することができ、これにより切断工具50の定規板20上での移動操作力(摺動抵抗)を調整することができる。
アダプタベース30は、定規板20の摺動材22上に当接され、切断工具50のベース51は摺動材23上に当接されることにより、当該アダプタベース30及び切断工具50を定規板20上でスムーズに直線移動させることができる。また、定規板20は、その下面に取り付けた滑り止め材24〜24を加工材Wに当接させた状態で当該加工材Wの上面に載せ掛けられることにより、当該定規板20の加工材Wに対する位置ずれが防止され、これによっても切断工具50をスムーズに直線移動させることができ、ひいては精確な切断加工を楽に行うことができる。
アダプタベース30には、定規板20に対するガタツキ防止機構40,40が前後2箇所に設けられている。前後のがたつき防止機構40,40は同じ構成を有している。図13には前側のガタツキ防止機構40の詳細が示されている。このガタツキ防止機構40は、使用者が回転操作するガタツキ防止ダイヤル41を備えている。このガタツキ防止ダイヤル41の下面中心にはねじ軸部41aが設けられ、その周囲には円筒形の作動部41bが一体に設けられている。一方、アダプタベース30には、ガタツキ防止ダイヤル41の作動部41bを収容する作動凹部30bが設けられている。この作動凹部30bの中心にはねじ孔30cが設けられており、このねじ孔30cにがたつき防止ダイヤル41のねじ軸部41aが締め込まれている。このため、ガタツキ防止ダイヤル41を回転操作すると、このガタツキ防止ダイヤル41自体が上下に変位する。ガタツキ防止ダイヤル41の作動部41bと、作動凹部30bの底部との間には、弾性を有する円環形の緩衝部材42が挟み込まれている。また、作動凹部30bは、その周囲の一部に設けた窓部30dを経て案内凹部30aに連通されている。
このため、がたつき防止ダイヤル41をねじ軸締め込み方向に回転操作すると、ねじ軸部41aがねじ孔30cに締め込まれて作動部41bが下方へ変位し、これにより緩衝部材42が径方向外方(拡径方向)へ押し広げられる。緩衝部材42が押し広げられると、その一部が窓部30dを経て案内凹部30a内にはみ出し、これが定規板20の案内凸部21の側面に弾性的に押し付けられる。
アダプタベース30に設けた前後2箇所のガタツキ防止機構40,40において、それぞれガタツキ防止ダイヤル41を回転操作して定規板20の案内凸部21に緩衝部材42を弾性的に押し付けることにより、案内凸部21に対する案内凹部30aのガタツキを防止若しくは抑制することができ、これにより定規板21上でのアダプタベース30ひいては切断工具50のガタツキのない直線移動を実現することができる。ガタツキ防止ダイヤル41,41の回転操作量により緩衝部材42,42の押し付け力を調整することができ、これにより切断工具50の定規板20上での移動操作力(摺動抵抗)を調整することができる。
図5に示すようにアダプタベース30には、倒れ防止機構45が設けられている。この倒れ防止機構45の詳細が図11に示されている。この倒れ防止機構45は、使用者が左右方向にスライド操作するロックスイッチ46を備えている。このロックスイッチ46は、アダプタベース30の上面左端部寄りに配置されている。このロックスイッチ46には、係合板47が一体に取り付けられている。係合板47は、アダプタベース30の下面に沿ってロックスイッチ46と一体で左右方向へ変位する。ロックスイッチ46を左方へスライド操作すると、係合板47が一体で左方へ変位してアダプタベース30の左端部から張り出した状態となる。アダプタベース30の左端部から張り出した係合板47は、定規板20の補助凹部26に沿って設けた係合凹部25内に進入する。図11では、係合凹部25内に進入した係合板47が二点鎖線で示されている。
この倒れ防止機構45によれば、ロックスイッチ46を図5及び図10において左方へスライド操作すると、係合板47が定規板20の係合凹部25内に進入した係合状態となる。この係合状態では、アダプタベース30の定規板20からの浮き上がりが規制されるため、切断工具50の右方への倒れが防止されて安定した移動操作ひいては切断加工を行うことができる。
アダプタベース30の上面右側部には、逃がし部30e,30fが設けられている。この逃がし部30e,30fにより、切断工具50の主として駆動モータ65のアダプタベース30に対する干渉が回避される。
この倒れ防止機構45によれば、ロックスイッチ46を図5及び図10において左方へスライド操作すると、係合板47が定規板20の係合凹部25内に進入した係合状態となる。この係合状態では、アダプタベース30の定規板20からの浮き上がりが規制されるため、切断工具50の右方への倒れが防止されて安定した移動操作ひいては切断加工を行うことができる。
アダプタベース30の上面右側部には、逃がし部30e,30fが設けられている。この逃がし部30e,30fにより、切断工具50の主として駆動モータ65のアダプタベース30に対する干渉が回避される。
次に、図5に示すようにアダプタベース30の第2取り付け部36と第3取り付け部37の左端部には、規制壁部36d,37dが設けられている。このため、第2取り付け部36と第3取り付け部37には、その右側の取り付け口部36a,37aを経てのみ補助結合部材43を取り付けることができる。これに対して、第1取り付け部34及び固定取り付け部35の左端部には上記規制壁部36d,37dに相当する壁部が設けられていない。このため、第1取り付け部34及び固定取り付け部35に対しては標準結合部材31又は補助結合部材43を、図5中実線で示すように右側の取り付け口部34a,35aからではなく、図5中二点鎖線で示すようにその反対側(左側)から挿入して取り付けることもできる。
図10に示すようにアダプタベース30は、定規板20上の幅方向中心Ceよりも左側に偏った位置に配置されて、アダプタベース30の左端部は平面的に見て定規板20の左端部にほぼ一致している。このため、例えば図17に示すように固定取り付け部35の左側から標準結合部材31の第1片部31aを挿入してアダプタベース30の左側にこの標準結合部材31を突き出す状態に取り付け、この1本の標準結合部材31を介して前記切断工具50とは異なる形態の動力工具(例えばジグソー70)を取り付けることができる。この場合、上記したようにアダプタベース30の左端縁が定規板20の左端縁にほぼ一致していることから、当該定規板20の存在を気にすることなく(干渉を心配することなく)ジグソー70ひいてはそのブレード73をよりアダプタベース30に接近させた部位で加工材Wに切り込ませることができる。
なお、図17に二点鎖線で簡略化して示すようにジグソー70は加工材Wの上面に当接させる矩形のジグソーベース71と、ジグソーベース71の上面側に支持したジグソー本体部72を備え、ジグソー本体部72に電動モータを駆動源として上下(紙面直交方向)に往復動する加工具としてのブレード73を備えた切断工具で、通常ジグソーベース71の加工進行方向の前部1箇所に平行定規取り付け用の定規取り付け部71aが設けられている。このため、本例の案内装置10をジグソー70に取り付ける場合には、固定取り付け部35の左側(取り付け口35aとは反対側)から第1片部31aを挿入して取り付けた1本の標準結合部材31の第2片部31dをジグソーベース71の定規取り付け部71aに挿入して、当該アダプタベース30がジグソー70に結合されている。
特に、本例の場合、定規板20の案内凸部21がその左右幅方向の中心Ceよりも左端部寄りに沿って配置されて、アダプタベース30が定規板20の左端縁に沿って移動可能に搭載されていることから、比較的小型のジグソーベース71を備える結果、ガタツキが発生しやすいジグソー70をアダプタベース30の左側に取り付けることによりそのブレード73をアダプタベース30により近い部位において加工材Wに切り込ませることができ、これにより比較的小型のジグソーベース71であってもガタツキの少ない安定した切断加工を行うことができる。
図10に示すようにアダプタベース30は、定規板20上の幅方向中心Ceよりも左側に偏った位置に配置されて、アダプタベース30の左端部は平面的に見て定規板20の左端部にほぼ一致している。このため、例えば図17に示すように固定取り付け部35の左側から標準結合部材31の第1片部31aを挿入してアダプタベース30の左側にこの標準結合部材31を突き出す状態に取り付け、この1本の標準結合部材31を介して前記切断工具50とは異なる形態の動力工具(例えばジグソー70)を取り付けることができる。この場合、上記したようにアダプタベース30の左端縁が定規板20の左端縁にほぼ一致していることから、当該定規板20の存在を気にすることなく(干渉を心配することなく)ジグソー70ひいてはそのブレード73をよりアダプタベース30に接近させた部位で加工材Wに切り込ませることができる。
なお、図17に二点鎖線で簡略化して示すようにジグソー70は加工材Wの上面に当接させる矩形のジグソーベース71と、ジグソーベース71の上面側に支持したジグソー本体部72を備え、ジグソー本体部72に電動モータを駆動源として上下(紙面直交方向)に往復動する加工具としてのブレード73を備えた切断工具で、通常ジグソーベース71の加工進行方向の前部1箇所に平行定規取り付け用の定規取り付け部71aが設けられている。このため、本例の案内装置10をジグソー70に取り付ける場合には、固定取り付け部35の左側(取り付け口35aとは反対側)から第1片部31aを挿入して取り付けた1本の標準結合部材31の第2片部31dをジグソーベース71の定規取り付け部71aに挿入して、当該アダプタベース30がジグソー70に結合されている。
特に、本例の場合、定規板20の案内凸部21がその左右幅方向の中心Ceよりも左端部寄りに沿って配置されて、アダプタベース30が定規板20の左端縁に沿って移動可能に搭載されていることから、比較的小型のジグソーベース71を備える結果、ガタツキが発生しやすいジグソー70をアダプタベース30の左側に取り付けることによりそのブレード73をアダプタベース30により近い部位において加工材Wに切り込ませることができ、これにより比較的小型のジグソーベース71であってもガタツキの少ない安定した切断加工を行うことができる。
以上のように構成した本実施形態の案内装置10によれば、切断工具50のベース51が2本の標準結合部材31,31を介してアダプタベース30の右側に結合され、このアダプタベース30を介して当該切断工具50が定規板20上に取り付けられる。一方、上記2本の標準結合部材31,31を取り外して、1本の標準結合部材31を固定取り付け部35に対して左側から取り付ければ、ジグソー70をアダプタベース30の左側に結合することができる。
このように、アダプタベース30の右側のみならず左側にも動力工具を取り付けることができることにより、当該案内装置10の付加価値及び汎用性を高めることができる。例えば前記例示したように、アダプタベース30の第1取り付け部34と固定取り付け部35に標準結合部材31,31を右側(取り付け口部34a,35a側)から取り付けることにより、あるいは第2及び第3取り付け部36,37に対して補助結合部材43を第1又は第2の取り付け向きで取り付けることにより、アダプタベース30の右側であって定規板20上に携帯マルノコ50を取り付けることができる。一方、規制壁部36d,37dを有しない第1取り付け部34若しくは固定取り付け部35に対して標準結合部材31又は補助結合部材43を左側から取り付けることにより、アダプタベース30の左側であって加工材上にジグソー70を直接設置することができる。
また、例示した案内装置10によれば、アダプタベース30は、定規板20の幅中心Ceよりも左側に偏った左縁部に沿って移動可能に配置されている。このため、アダプタベース30に右側には、鋸刃53までの間隔が大きくなるものの、比較的大きなベース51を有することによりガタツキの少ない安定した切断加工を行うことができる携帯マルノコ50を取り付けることができる。これに対して、アダプタベース30の左端縁が定規板20の左端縁にほぼ一致した状態であることから、アダプタベース30の左側に接近した位置にジグソー70を取り付けることができ、これにより比較的小さなベース71を備える結果ガタツキを抑制しづらいジグソー70についてもそのブレード73をアダプタベース30に極めて近い部位に配置することができ、ひいては当該ジグソー70のガタツキを抑制しつつ安定した切断加工を行うことができる。
さらに、アダプタベース30の第2取り付け部36と第3取り付け部37の左端部には、それぞれ規制壁部36d,37dが設けられて、補助結合部材43をその左側からは取り付けることができないようになっており、これにより補助結合部材43の誤組み付けが未然に防止されるようになっている。
このように、アダプタベース30の右側のみならず左側にも動力工具を取り付けることができることにより、当該案内装置10の付加価値及び汎用性を高めることができる。例えば前記例示したように、アダプタベース30の第1取り付け部34と固定取り付け部35に標準結合部材31,31を右側(取り付け口部34a,35a側)から取り付けることにより、あるいは第2及び第3取り付け部36,37に対して補助結合部材43を第1又は第2の取り付け向きで取り付けることにより、アダプタベース30の右側であって定規板20上に携帯マルノコ50を取り付けることができる。一方、規制壁部36d,37dを有しない第1取り付け部34若しくは固定取り付け部35に対して標準結合部材31又は補助結合部材43を左側から取り付けることにより、アダプタベース30の左側であって加工材上にジグソー70を直接設置することができる。
また、例示した案内装置10によれば、アダプタベース30は、定規板20の幅中心Ceよりも左側に偏った左縁部に沿って移動可能に配置されている。このため、アダプタベース30に右側には、鋸刃53までの間隔が大きくなるものの、比較的大きなベース51を有することによりガタツキの少ない安定した切断加工を行うことができる携帯マルノコ50を取り付けることができる。これに対して、アダプタベース30の左端縁が定規板20の左端縁にほぼ一致した状態であることから、アダプタベース30の左側に接近した位置にジグソー70を取り付けることができ、これにより比較的小さなベース71を備える結果ガタツキを抑制しづらいジグソー70についてもそのブレード73をアダプタベース30に極めて近い部位に配置することができ、ひいては当該ジグソー70のガタツキを抑制しつつ安定した切断加工を行うことができる。
さらに、アダプタベース30の第2取り付け部36と第3取り付け部37の左端部には、それぞれ規制壁部36d,37dが設けられて、補助結合部材43をその左側からは取り付けることができないようになっており、これにより補助結合部材43の誤組み付けが未然に防止されるようになっている。
以上説明した実施形態には種々変更を加えて実施することができる。例えば、前側の結合部材31(又は43)の取り付け位置を第1〜第3取り付け部34,36,37の3箇所に設定した構成を例示したが、2箇所あるいは4箇所以上の取り付け部を設定してもよい。
また、後ろ側の結合部材31については機種に関係なく固定した構成を例示したが、前側と同じく複数箇所の取り付け部を設定し、若しくは前側を固定する一方、後ろ側の取り付け部を複数箇所に設定することにより、前後の結合部の取り付け間隔を機種に合わせて変更可能な構成としてもよい。
さらに、前後の結合部材について前後方向に平行移動させて前後の間隔を調整可能とすることにより、結合部材を複数機種について共用する構成としてもよい。
また、第2取り付け部36にのみ取り付け可能な結合部材と第3取り付け部37にのみ取り付け可能な結合部材を、単一の部材であって補助結合部材43をその長手方向に反転させて用いる補助結合部材43を例示したが、別々の結合部材にそれぞれ適切な逃がし凹部を設けて第2、第3取り付け部36,37に専用の2つの結合部材を設定する構成としてもよい。
また、第2及び第3取り付け部36,37の取り付け口36a,37aに相互に位置が異なる規制凸部36c,37cを設けた構成を例示したが、両取り付け部36,37に位置が同じでも形状や大きさが異なる規制凸部を設けることにより、標準結合部材及び補助結合部材の結合部材取り付け部に対する取り付けを規制する構成としてもよい。
さらに、第2及び第3取り付け部36,37の左端部に規制壁部36d,37dを設けることにより、標準結合部材31及び補助結合部材43の左側への取り付けを規制する誤組み付け防止構造を例示したが、係る規制壁部に代えて突起を設けることにより誤組み付けを防止する構成としてもよい。
また、アダプタベース30の左側にジグソー70を後ろ向き(加工進行方向が後ろ向き)で取り付ける構成を例示したが、係るジグソー70を前向き(加工進行方向が前向き)に取り付けることもできる。
さらに、アダプタベース30の固定取り付け部35を利用してジグソー70を取り付ける構成を例示したが、アダプタベース30の前側の第1取り付け部35に標準結合部材31若しくは補助結合部材43を左側に突き出す状態に取り付けてジグソー70をアダプタベース30の左側に取り付けることもできる。
また、動力工具として携帯マルノコと称される切断工具50とジグソー70を例示したが、例えばルータやトリマといった面取り・溝切り加工具等のその他の動力工具についても例示した案内装置10を適用することができる。
また、後ろ側の結合部材31については機種に関係なく固定した構成を例示したが、前側と同じく複数箇所の取り付け部を設定し、若しくは前側を固定する一方、後ろ側の取り付け部を複数箇所に設定することにより、前後の結合部の取り付け間隔を機種に合わせて変更可能な構成としてもよい。
さらに、前後の結合部材について前後方向に平行移動させて前後の間隔を調整可能とすることにより、結合部材を複数機種について共用する構成としてもよい。
また、第2取り付け部36にのみ取り付け可能な結合部材と第3取り付け部37にのみ取り付け可能な結合部材を、単一の部材であって補助結合部材43をその長手方向に反転させて用いる補助結合部材43を例示したが、別々の結合部材にそれぞれ適切な逃がし凹部を設けて第2、第3取り付け部36,37に専用の2つの結合部材を設定する構成としてもよい。
また、第2及び第3取り付け部36,37の取り付け口36a,37aに相互に位置が異なる規制凸部36c,37cを設けた構成を例示したが、両取り付け部36,37に位置が同じでも形状や大きさが異なる規制凸部を設けることにより、標準結合部材及び補助結合部材の結合部材取り付け部に対する取り付けを規制する構成としてもよい。
さらに、第2及び第3取り付け部36,37の左端部に規制壁部36d,37dを設けることにより、標準結合部材31及び補助結合部材43の左側への取り付けを規制する誤組み付け防止構造を例示したが、係る規制壁部に代えて突起を設けることにより誤組み付けを防止する構成としてもよい。
また、アダプタベース30の左側にジグソー70を後ろ向き(加工進行方向が後ろ向き)で取り付ける構成を例示したが、係るジグソー70を前向き(加工進行方向が前向き)に取り付けることもできる。
さらに、アダプタベース30の固定取り付け部35を利用してジグソー70を取り付ける構成を例示したが、アダプタベース30の前側の第1取り付け部35に標準結合部材31若しくは補助結合部材43を左側に突き出す状態に取り付けてジグソー70をアダプタベース30の左側に取り付けることもできる。
また、動力工具として携帯マルノコと称される切断工具50とジグソー70を例示したが、例えばルータやトリマといった面取り・溝切り加工具等のその他の動力工具についても例示した案内装置10を適用することができる。
W…加工材
C…切り込み位置
Ce…定規板の幅中心
10…案内装置
20…定規板
21…案内凸部
22,23…摺動材
24…滑り止め材
25…係合凹部
26…補助凹部
30…アダプタベース
30a…案内凹部、30b…作動凹部、30c…ねじ孔、30d…窓部
30e,30f…逃がし部
31…標準結合部材
31a…第1片部、31b…角度目盛り(Aタイプ)、31c…折り曲げ部
31d…第2片部、31e…ストッパ突起部
34…第1取り付け部(結合部材取り付け部)
34a…取り付け口部、34b…ねじ孔
35…固定取り付け部(結合部材取り付け部)
35a…取り付け口部、35b…ねじ孔
36…第2取り付け部(結合部材取り付け部)
36a…取り付け口部、36b…ねじ孔、36c…取り付け規制凸部、36d…規制壁部
37…第3取り付け部(結合部材取り付け部)
37a…取り付け口部、37b…ねじ孔、37c…取り付け規制凸部、37d…規制壁部
38…固定ねじ
39…指針
40…ガタツキ防止機構
41…ガタツキ防止ダイヤル、41a…ねじ軸部、41b…作動部
42…緩衝部材
43…補助結合部材
43a…第1片部、43b…第2片部、43c…角度目盛り(Bタイプ)
43d…角度目盛り(bタイプ)、43e,43f…ストッパ突起部
43g…第1逃がし凹部、43h…第2逃がし凹部
45…倒れ防止機構
46…ロックスイッチ
47…係合板
50…切断工具(動力工具)
51…ベース
52…工具本体部
53…鋸刃
54…鋸刃ケース
55…傾動支持ブラケット
56…上下傾動支軸
57…デプスガイド
58…固定レバー
59…左右傾動支軸
60,61…アンギュラープレート
62,63…固定ねじ
64…減速ギヤ部
65…駆動モータ
66…ハンドル部
67,68…定規取り付け部、67a,68a…固定レバー
70…ジグソー(動力工具)
71…ジグソーベース、71a…定規取り付け部
72…ジグソー本体部
73…ブレード
C…切り込み位置
Ce…定規板の幅中心
10…案内装置
20…定規板
21…案内凸部
22,23…摺動材
24…滑り止め材
25…係合凹部
26…補助凹部
30…アダプタベース
30a…案内凹部、30b…作動凹部、30c…ねじ孔、30d…窓部
30e,30f…逃がし部
31…標準結合部材
31a…第1片部、31b…角度目盛り(Aタイプ)、31c…折り曲げ部
31d…第2片部、31e…ストッパ突起部
34…第1取り付け部(結合部材取り付け部)
34a…取り付け口部、34b…ねじ孔
35…固定取り付け部(結合部材取り付け部)
35a…取り付け口部、35b…ねじ孔
36…第2取り付け部(結合部材取り付け部)
36a…取り付け口部、36b…ねじ孔、36c…取り付け規制凸部、36d…規制壁部
37…第3取り付け部(結合部材取り付け部)
37a…取り付け口部、37b…ねじ孔、37c…取り付け規制凸部、37d…規制壁部
38…固定ねじ
39…指針
40…ガタツキ防止機構
41…ガタツキ防止ダイヤル、41a…ねじ軸部、41b…作動部
42…緩衝部材
43…補助結合部材
43a…第1片部、43b…第2片部、43c…角度目盛り(Bタイプ)
43d…角度目盛り(bタイプ)、43e,43f…ストッパ突起部
43g…第1逃がし凹部、43h…第2逃がし凹部
45…倒れ防止機構
46…ロックスイッチ
47…係合板
50…切断工具(動力工具)
51…ベース
52…工具本体部
53…鋸刃
54…鋸刃ケース
55…傾動支持ブラケット
56…上下傾動支軸
57…デプスガイド
58…固定レバー
59…左右傾動支軸
60,61…アンギュラープレート
62,63…固定ねじ
64…減速ギヤ部
65…駆動モータ
66…ハンドル部
67,68…定規取り付け部、67a,68a…固定レバー
70…ジグソー(動力工具)
71…ジグソーベース、71a…定規取り付け部
72…ジグソー本体部
73…ブレード
Claims (3)
- 動力工具を加工材に対して加工進行方向に直線移動させる際に用いる案内装置であって、
前記加工材に対して固定する定規板と、該定規板に対して前記動力工具を前記加工進行方向に移動可能に支持するアダプタベースを備え、
該アダプタベースは、加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも動力工具を結合可能な案内装置。 - 請求項1記載の案内装置であって、前記アダプタベースは、前記定規板上の加工進行方向の右側若しくは左側の一方側に偏って配置されて、該一方側と他方側の双方に相互に異なる形態の動力工具をそれぞれ結合可能な構成とした案内装置。
- 請求項1又は2記載の案内装置であって、前記アダプタベースは、結合部材取り付け部に取り付けた結合部材を介して前記動力工具を加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも結合可能であり、
前記結合部材取り付け部として、前記結合部材を前記加工進行方向の右側及び左側の何れの側にも取り付け可能な結合部材取り付け部と、右側若しくは左側の一方のみの取り付けを可能とする規制壁部を備えた結合部材取り付け部を備えた案内装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011226035A JP2013086278A (ja) | 2011-10-13 | 2011-10-13 | 動力工具の案内装置 |
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