JP2011068970A - 機能膜の製造装置および製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドラムの端面に対面して設けられる、接地される導電性の板であるアース板と、ドラムの端面とアース板との間に配置される絶縁部材とを有することで上記課題を解決する。
【選択図】図1
Description
また、これらの機能性フィルムの製造に、スパッタリングやプラズマCVD等の真空成膜法による成膜(薄膜形成)が利用されている。
このような成膜を実施する成膜装置としては、長尺な基板(ウェブ状の基板)をロール状に巻回してなる供給ロールと、成膜済の基板をロール状に巻回する巻取りロールとを用いる、いわゆるロール・ツー・ロール(Roll to Roll)の成膜装置が知られている。このロール・ツー・ロールの成膜装置は、基板に成膜を行なう成膜室を通過する所定の経路で、供給ロールから巻取りロールまで長尺な基板を挿通し、供給ロールからの基板の送り出しと、巻取りロールによる成膜済基板の巻取りとを同期して行いつつ、成膜室において、搬送される基板に連続的に成膜を行なう。
また、このようなロール・ツー・ロールの成膜装置では、真空チャンバ内に円筒状のドラムを設け、この周面に対面する位置に電極や反応ガス供給手段等の成膜手段を設けると共に、ドラムの周面に基板を巻き掛けて搬送しつつ、成膜手段によって連続的に成膜を行なう装置も知られている。
また、特許文献2には、連続した基板(フレキシブル基体)を、真空槽内に配置した回転ドラムに沿って走行させながら、RF発信器によるRFプラズマとマイクロ波プラズマとを併用したプラズマ中にさらすことによって、連続的に薄膜を形成する連続プラズマCVD法が記載されている。
しかしながら、引用文献1および引用文献2のようにドラムに高電位を印加すると、ドラムの端面と製造装置の壁面(チャンバ壁面)等との間で異常放電が発生してしまうため、成膜のためのプラズマ形成が不安定になり、これに起因して成膜された膜の品質が低下したり、また、異常放電のダメージによって製造装置が損傷したりする場合がある。
また、前記絶縁部材が前記アース板に貼着されることが好ましい。
また、前記絶縁部材がフッ素樹脂で形成されることが好ましい。
また、前記成膜手段がプラズマCVDによって前記基板に成膜を行なうことが好ましい。
また、前記ドラムの温度調節手段を有することが好ましい。
また、前記絶縁部材が前記アース板に貼着されることが好ましい。
また、前記絶縁部材がフッ素樹脂で形成されることが好ましい。
また、前記成膜手段がプラズマCVDによって前記基板に成膜を行なうことが好ましい。
また、前記ドラムの温度を調節して成膜を行なうことが好ましい。
図示例の機能膜の製造装置10は、長尺な基板Z(フィルム原反)を長手方向に搬送しつつ、この基板Zの表面にプラズマCVDによって各種の機能膜を成膜(製造/形成)して、機能性フィルムを製造するものである。
また、この製造装置10は、長尺な基板Zをロール状に巻回してなる基板ロール20から基板Zを送り出し、長手方向に搬送しつつ機能膜を成膜して、機能膜を成膜した基板Z(すなわち、機能性フィルム)をロール状に巻き取る、いわゆるロール・ツー・ロール(Roll to Roll)による成膜を行なう装置である。
また、樹脂フィルム等を基材として、平坦化層、保護層、密着層、反射層、反射防止層等の各種の機能を発現するための層(膜)を成膜してなるフィルム状物を、基板として用いてもよい。
なお、製造装置10は、図示した部材以外にも、各種のセンサ、搬送ローラ対や基板Zの幅方向の位置を規制するガイド部材など、基板Zを所定の経路で搬送するための各種の部材(搬送手段)等、ロール・ツー・ロールによってプラズマCVDによる成膜を行なう装置が有する各種の部材を有してもよい。加えて、プラズマCVDによる成膜室が複数あってもよいし、プラズマCVD以外の蒸着やフラッシュ蒸着、スパッタ等の何らかの成膜を行う成膜室やプラズマ処理等の表面処理室が1つ以上連結されていてもよい。
長尺な基板Zを巻回した基板ロール20は、供給室12の回転軸24に装填される。
回転軸24に基板ロール20が装填されると、基板Zは、供給室12から、成膜室14を通り、巻取り室16の巻取り軸30に至る所定の搬送経路を通される(送通される)。
製造装置10においては、基板ロール20からの基板Zの送り出しと、巻取り室16の巻取り軸30における基板Zの巻き取りとを同期して行なって、長尺な基板Zを所定の搬送経路で長手方向に搬送しつつ、成膜室14において、基板Zに、プラズマCVDによる機能膜の成膜を連続的に行なう。
真空排気手段28には、特に限定はなく、ターボポンプ、メカニカルブースターポンプ、ドライポンプ、ロータリーポンプなどの真空ポンプ、さらには、クライオコイル等の補助手段、到達真空度や排気量の調整手段等を利用する、真空成膜装置に用いられている公知の(真空)排気手段が、各種、利用可能である。この点に関しては、後述する他の真空排気手段50および60も同様である。
また、全室に真空排気手段を有する図示例の製造装置10においても、スリット32a等の基板Zが通過する部分を可能な限り小さくするのが好ましい。
成膜室14は、基板Zの表面に、CCP(Capacitively Coupled Plasma 容量結合プラズマ)−CVDによって、機能膜を成膜(形成)するものである。
なお、本発明において、プラズマCVDは、図示例のようなCCP−CVDに限定はされず、ICP(Inductively Coupled Plasma 誘導結合プラズマ)−CVD、マイクロ波CVD、ECR(Electron Cyclotron Resonance)−CVD、大気圧バリア放電CVD等、各種のプラズマCVDが、全て利用可能である。
また、本発明の成膜装置において、CVD成膜室が成膜する膜にも、特に限定はなく、CVDによって成膜可能なものが、全て、利用可能であるが、特に、酸化シリコン、酸化アルミニウム、窒化シリコン等のガスバリア膜が好ましく例示される。ドラムからの異常放電を抑制することができる本発明は、僅かな異常放電によるフィルムや膜のダメージが性能に大きく影響するガスバリア膜の成膜において、特に効果が大きい。
ドラム36にバイアス電位を印加することにより、ガス供給手段46により供給され、シャワー電極38に供給されるプラズマ励起電力によりプラズマ状態に励起された原料ガスの分子や原子を、ドラム36(基板Z)の方向に引き寄せることができるので、基板Z上に形成される膜の密度が高くなり、膜質を向上させることができ、また、成膜効率(すなわち生産性)を向上させることができる。
例えば、耐熱性の低いPEN等のプラスチックフィルム基板や、耐熱性の低い有機材料を基材として用いる基板に成膜を行なう場合は、基板の温度を低く保つことが好ましく、これにより、耐熱性の低い基板にも、好適に高い品質を有する機能膜を成膜することができる。
また、逆に、基板の耐熱性が十分ある範囲で、基板の温度を高くすることにより、より効率よく高品質の膜を成膜することができる。
従って、ドラム36が温度調節手段を内蔵することにより、基板の材質や、成膜の条件等に応じて、基板Zの温度を好適な範囲とし、より好適に成膜を行なうことができる。
なお、ドラム36の温度調節手段には、特に限定はなく、温冷媒等を循環する温度調節手段、ピエゾ素子等を用いる冷却手段等、各種の温度調節手段が、全て利用可能である。
なお、バイアス電源44は、各種のプラズマCVD装置で利用されている、バイアスを印加するための高周波電源やパルス電源等の公知の電源が、全て利用可能であり、ドラムに供給するバイアス電力は、高周波電力に限定はされず、直流電力でもよく、交流もしくは直流のパルス電力でもよい。
以上の点を考慮すると、本発明において、膜質向上効果および生産性の向上効果を十分に得られ、かつ、異常放電抑制という本発明の効果が十分に発現できる等の点で、バイアス電位を印加するための投入電力は、50W以上とするのが好ましい。
図示例において、シャワー電極38は、一例として、中空の直方体であり、1つの最大面をドラム36の周面に対面して、この最大面の中心からの垂線がドラム36の法線と一致するように配置される。また、シャワー電極38のドラム36との対向面には、多数の貫通穴が全面的に形成される。
また、本発明は、シャワー電極を用いて機能膜を成膜するのにも限定はされず、通常の板状の電極と、ガス供給ノズルとを用いるものであってもよい。
前述のように、シャワー電極38のドラム36との対向面には、多数の貫通穴が供給されている。従って、シャワー電極38に供給された原料ガスは、この貫通穴から、シャワー電極38とドラム36との間に導入される。
例えば、機能膜として窒化シリコン膜を形成する場合であれば、原料ガスとして、シランガスおよび/またはジシランと、アンモニアガスおよび/またはヒドラジンおよび/または窒素ガスとを用いればよい。
また、原料ガスとしては、これらに加え、窒素ガス、水素ガス、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドンなどの不活性ガスを併用してもよい。
図1および図2に示すように、放電防止部材62は、ドラム36の両端面(円筒の上下面)に対面して配置され、ドラム36の端面からの異常放電を抑制するためのものであり、アース板64と絶縁部材66とから構成される。
アース板64の形成材料には、特に限定はなく、アルミニウム、ステンレス綱(SUS)、鉄、あるいは、メッキ処理品等の公知の導電体材料が、各種、利用可能である。
また、アース板64は、図1と同方向(ドラム36の端面方向)から見た際に、ドラム36の端面が完全に隠れるように、サイズおよび配置位置を設定するのが好ましい。これにより、ドラム36の端面の全域に対応して、異常放電を抑制できる。なお、図示例においては、アース板64は円盤状であるが、本発明は、これに限定はされず、各種の形状が利用可能であり、例えば、正方形の板状等、多角形の板状であってもよい。
なお、図示は省略しているが、アース板64は、ドラム36の回転軸に対応して貫通穴を有している。すなわち、図示例においては、ドラム36の回転駆動源および回転の軸受け(図示省略)は、ドラム36から見てアース板64の外側に配置される。
絶縁部材66は、異常放電を抑制することができる絶縁体であれば良く、例えば、テフロン(登録商標)等のフッ素樹脂が好適に利用可能である。
また、図示は省略しているが、アース板64と同様に、ドラム36の回転軸に対応した貫通孔を有している。
また、図示例では、アース板64と絶縁部材66とを接触させた状態で固定したが、本発明はこれに限定はされず、アース板と絶縁部材とが離間していてもよい。
しかしながら、バイアス電位の印加など、ドラムに高出力の電力を供給すると、ドラムの端面と製造装置の壁面(チャンバ壁面)等との間で異常放電が発生してしまい、成膜のためのプラズマ形成が不安定になり成膜された膜の品質が低下したり、製造装置が損傷したりしてしまう。特に、成膜効率や膜質をより向上させるためには、ドラムに高いバイアス電位を印加する必要があり、ドラムの端面からの異常放電がより顕著になる。
しかしながら、ロール・ツー・ロールによって連続して成膜を行なうと、プラズマを生成(放電)し続けるため、ドラムの温度が上昇する。また、図示例のようにドラムが温度調節手段を内蔵する場合には、基板を加熱するために、ドラムを加熱する場合も多い。従って、ドラムの端面に絶縁部材を貼り付けた場合には、ステンレス鋼等で形成されるドラムと、テフロン等で形成される絶縁部材とで熱膨張率が異なるため、熱により絶縁部材が変形したり、絶縁部材を固定しているボルトが外れたりして、絶縁部材の一部がドラムから浮いてしまい、やはり、ドラムの端面からの異常放電が発生し、成膜のためのプラズマ形成が不安定になり形成した膜の品質が低下し、また、製造装置が損傷してしまう。特に、成膜効率を向上させるために、ドラムを大型化した場合には、ドラムと絶縁部材との熱による膨張量(変形量)の差が大きくなり、ドラムと絶縁部材との固定が外れ易くなるので、異常放電が発生しやすくなる。
前述のように、回転軸24に基板ロール20が装填されると、基板Zは、供給室12からガイドローラ26によって案内されて成膜室14に至り、成膜室14において、ガイドローラ40に案内されて、ドラム36の周面の所定領域に掛け回され、ガイドローラ42によって案内されて、巻取り室16の巻取り軸30に至る所定の搬送経路を通される。
さらに、シャワー電極38には、ガス供給手段46から原料ガスが供給される。これにより、シャワー電極38から、シャワー電極38と基板Z(ドラム36)との間に、原料ガスが供給される。
また、ドラム36へのバイアス電力の供給によって、基板Z上に成膜される膜は緻密なものとなり、膜質が向上する。
以上の点を考慮すると、本発明において、成膜効率(生産性)の向上効果を十分に得られ、かつ、異常放電の抑制という本発明の効果が十分に発現できる等の点で、成膜レートは、100nm/min以上とするのが好ましい。
巻取り室16に搬送された基板Z(機能性フィルム)は、ガイドローラ58に案内されて巻取り軸30に搬送され、巻取り軸30によってロール状に巻回され機能性フィルムロールとして、次の工程に供される。
また、先の供給室12と同様、巻取り室16にも真空排気手段60が配置され、成膜中は、巻取り室16も、成膜室14における成膜圧力に応じた真空度に減圧される。
すなわち、本発明は、長尺な基板をドラムに掛け回して搬送して、ドラムに電力を供給しつつ、ドラムの周面に支持された基板に成膜を行なうものであれば、各種の成膜方法や成膜装置が、全て、利用可能である。
なお、特に、プラズマCVDは、成膜の際の圧力が高い(低真空度)ので異常放電が起きやすく、従って、異常放電を抑制できる本発明をより好適に利用できる。
また、原料ガスとして、シランガス(SiH4)(流量100sccm)、アンモニアガス(NH3)(流量100sccm)、窒素ガス(N2)(流量500sccm)を用いた。
また、ドラムとして、材質SUSで、直径1500mmのドラムを用いた。
さらに、ドラムに接続されるバイアス電源として、周波数400kHzの電源を用い、シャワー電極に接続される高周波電源として、周波数13.56MHzの高周波電源を用いた。
また、ドラムに供給するバイアス電力は、500Wとし、シャワー電極に供給されるプラズマ励起電力は、1kWとした。
さらに、成膜中は、ドラムが内蔵する温度調節手段によって、基板温度が70℃となるように調節した。
また、成膜する機能膜の膜厚は100nmとした。
実施例1は、アース板として、アルミを用いた。
また、絶縁部材として、絶縁抵抗1×1018Ωcm、絶縁破壊電圧20kV/mmのテフロン(登録商標)を用いた。
また、アース板とドラムの端面との距離は、3.0mmとした。
また、実施例3は、アース板とドラムの端面との距離を、5.0mmとした以外は、実施例1と同様とした。
また、比較例1として、絶縁部材をドラムの端面に貼り付けた製造装置により機能性フィルムの作製を行なった。なお、比較例1のその他の条件は、実施例1と同様とした。
機能性フィルム作製中のドラム端面からの異常放電の有無を目視により検査した。
異常放電の発生頻度について、
300m長の成膜で異常放電の発生無しを◎;
300m長の成膜で異常放電の発生が5回未満を○;
300m長の成膜で異常放電の発生が5回以上を×; とした。
機能性フィルム作製中の異常放電による装置へのダメージや、熱膨張による絶縁部材の変形を、機能性フィルムの作製後に目視により検査した。
装置へのダメージが見られない場合を○;
装置へのダメージがある場合を×; とした。
作製した機能性フィルムの基板および膜のダメージ(膜質変動)を検査した。具体的には、300m長の成膜を行なった機能性フィルムから10mおきに計30箇所からサンプル(各300mm角)を切り出し、目視によりフィルムおよび膜のダメージを検査し、フィルムの熱負けや、膜割れ・膜剥離、異物付着等の有無を検査した。
膜質変動が見られないものを○;
膜質変動が1箇所でも見られるものを×; とした。
結果を下記表1に示す。
特に、ドラムの端面と放電防止部材との距離を3.0mmとした実施例1は、ドラムの端面からの異常放電がほとんど無く、より好適であることがわかる。
以上の結果より、本発明の効果は、明らかである。
12 供給室
14 成膜室
16 巻取り室
20 基板ロール
24 回転軸
26、40、42、58 ガイドローラ
28、50、60 真空排気手段
30 巻取り軸
32、56 隔壁
32a、56a スリット
36 ドラム
38 シャワー電極
44 バイアス電源
46 ガス供給手段
48 高周波電源
62 放電防止部材
64 アース板
66 絶縁部材
Z 基板
Claims (12)
- 長尺な基板を長手方向に搬送しつつ、前記基板に成膜を行なう機能膜の製造装置であって、
前記基板を周面の所定領域に巻き掛けて搬送する円筒状のドラムと、
前記ドラムに電位を印加する電源と、
前記ドラムの周面に対面して設けられる成膜手段と、
前記ドラムの端面に対面して設けられる、接地される導電性の板であるアース板と、
前記ドラムの端面と前記アース板との間に配置される絶縁部材とを有することを特徴とする機能膜の製造装置。 - 前記アース板と前記ドラムの端面との隙間が5mm以下である請求項1に記載の機能膜の製造装置。
- 前記絶縁部材が前記アース板に貼着される請求項1または2に記載の機能膜の製造装置。
- 前記絶縁部材がフッ素樹脂で形成される請求項1〜3のいずれかに記載の機能膜の製造装置。
- 前記成膜手段がプラズマCVDによって前記基板に成膜を行なう請求項1〜4のいずれかに記載の機能膜の製造装置。
- 前記ドラムの温度調節手段を有する請求項1〜5のいずれかに記載の機能膜の製造装置。
- 長尺な基板を長手方向に搬送しつつ、ドラムの周面の所定領域に巻き掛けて、前記ドラムの周面に対面して設けられる成膜手段によって前記基板に成膜を行なう機能膜の製造方法であって、
前記ドラムに電位を印加するとともに、
前記ドラムの端面に対面して設けられる、接地される導電性の板であるアース板と、
前記ドラムの端面と前記アース板との間に配置される絶縁部材とを有して成膜を行なうことを特徴とする機能膜の製造方法。 - 前記アース板と前記ドラムの端面との隙間が5mm以下である請求項7に記載の機能膜の製造方法。
- 前記絶縁部材が前記アース板に貼着される請求項7または8に記載の機能膜の製造方法。
- 前記絶縁部材がフッ素樹脂で形成される請求項7〜9のいずれかに記載の機能膜の製造方法。
- 前記成膜手段がプラズマCVDによって前記基板に成膜を行なう請求項7〜10のいずれかに記載の機能膜の製造方法。
- 前記ドラムの温度を調節して成膜を行なう請求項7〜11のいずれかに記載の機能膜の製造方法。
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