JP2009291414A - 処置具及び内視鏡システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処置具10は、略管状の挿入部11と、挿入部11の内部に進退可能に配設された操作部材12と、挿入部11の基端側に設けられて、操作部材12を進退させる操作部13と、挿入部11の先端側に少なくとも二つ設けられ、操作部材12の進退に応じて互いに離間した状態から重なり合った状態まで開閉して対象物を把持可能な把持部30、31とを備え、各把持部30、31は、互いの先端が連結されて弾性的に湾曲可能な一対のバネ材35、36を有し、バネ材35、36の一方の基端が操作部材12に接続されているとともに、他方の基端が挿入部11に固定されている。
【選択図】図2
Description
本発明の処置具は、略管状の挿入部と、該挿入部の内部に進退可能に配設された操作部材と、前記挿入部の基端側に設けられて、前記操作部材を進退させる操作部と、前記挿入部の先端側に少なくとも二つ設けられ、前記操作部材の進退に応じて互いに離間した状態から重なり合った状態まで開閉して対象物を把持可能な把持部とを備え、各該把持部は、互いの先端が連結されて弾性的に湾曲可能な一対のバネ材を有し、該バネ材の一方の基端が前記操作部材に接続されているとともに、他方の基端が前記挿入部に固定されていることを特徴としている。
この発明に係る処置具によれば、把持部により把持した対象物を把持部同士の間に設けられた膜状の袋部で包み込むことができ、把持部に把持された状態をより確実なものとすることができる。
この発明に係る処置具によれば、湾曲保持部を塑性変形させることで、挿入部の一部で湾曲した状態を維持させることができる。このため、挿入部の挿入方向に対して側方に位置する対象物でも、先端側に設けられた把持部を側方に向かうようにして確実に把持することができる。
この発明に係る処置具によれば、観察手段によって対象物を観察しつつ、処置具によって確実に把持することができる。
この発明に係る内視鏡システムは、内視鏡装置によって対象物を観察しつつ、処置具によって確実に把持することができる。
また、本発明の内視鏡システムによれば、内視鏡装置によって対象物を観察しつつ、処置具によって確実に把持することができる。
本発明に係る第1の実施形態について、図1から図5を参照して説明する。図1は、本実施形態の内視鏡システムの全体構成を示していて、処置対象の内部に挿入して、対象物を観察し、また、該対象物の処置を行うものである。図1に示すように、内視鏡システム1は、処置対象内部に挿入される内視鏡挿入部3を有する内視鏡装置2と、処置対象内部において対象物を把持することが可能な処置具10とを備える。
なお、第一のバネ材35と第二のバネ材36とは、先端35a、36aで折り返した連続する構造としたが、2つの独立したバネ材を先端で接合した構造としても良い。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図14及び図15は、本発明の第2の実施形態を示したものである。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図16及び図17は、本発明の第3の実施形態を示したものである。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図18から図21は、本発明の第4の実施形態を示したものである。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図22は、本発明の第5の実施形態を示したものである。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。図23及び図24は、本発明の第6の実施形態を示したものである。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。図25及び図26は、本発明の第7の実施形態を示したものである。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の第8の実施形態について説明する。図27から図28は、本発明の第8の実施形態を示したものである。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
2 内視鏡装置
3 内視鏡挿入部
8 チャンネル
10、40、45、50、55、60、70、80、100、120、130、150 処置具
11、51、71、81、101、131、151 挿入部
12、132、133、163a 操作ワイヤ(操作部材)
13、163b 操作部
14 外シース
15 内シース
30、31、61、62、63、64、73、74、82、83、102、103、121、122、135、136、152、153、165、166 把持部
35、75、90、125、142、156 第一のバネ材
36、76、91、126、143、157 第二のバネ材
38 摩擦板(保持手段)
39、78、92、93、112、127、128、158 板バネ
41、46 凸部(保持手段)
52 湾曲保持部
56、77、114 係止部
72 操作用チューブ(操作部材)
95 袋部
110 第一のバネ材
111 第二のバネ材(操作部材)
160 内視鏡装置
S1、S2、S3、S4、S5 対象物
Claims (11)
- 略管状の挿入部と、
該挿入部の内部に進退可能に配設された操作部材と、
前記挿入部の基端側に設けられて、前記操作部材を進退させる操作部と、
前記挿入部の先端側に少なくとも二つ設けられ、前記操作部材の進退に応じて互いに離間した状態から重なり合った状態まで開閉して対象物を把持可能な把持部とを備え、
各該把持部は、互いの先端が連結されて弾性的に湾曲可能な一対のバネ材を有し、該バネ材の一方の基端が前記操作部材に接続されているとともに、他方の基端が前記挿入部に固定されていることを特徴とする処置具。 - 請求項1に記載の処置具において、
前記把持部の一対の前記バネ材は、略板状で、互いに対向するように配設されていることを特徴とする処置具。 - 請求項1または請求項2に記載の処置具において、
前記挿入部は、略管状の外シースと、
該外シースの内部で進退可能に配設されるとともに、内部に操作部材が配設された略管状の内シースとを有することを特徴とする処置具。 - 請求項1から請求項3に記載の処置具において、
前記把持部の互いに対向する面には、把持した対象物を保持するための保持手段が設けられていることを特徴とする処置具。 - 請求項1から請求項4に記載の処置具において、
前記把持部は、一対の前記バネ材の先端に設けられ、把持した対象物を係止する係止部を有することを特徴とする処置具。 - 請求項1から請求項5に記載の処置具において、
前記把持部の前記バネ材は、先端側が前記挿入部の径方向外側に向かって湾曲した形状を呈していて、前記操作部材の進退に応じて前記挿入部の軸方向に沿うように弾性的に変形することを特徴とする処置具。 - 請求項1から請求項6に記載の処置具において、
前記操作部材は、各前記把持部のそれぞれと対応して複数設けられ、該把持部それぞれを独立して開閉させることが可能であることを特徴とする処置具。 - 請求項1から請求項7に記載の処置具において、
前記把持部同士に間には、膜状の袋部が設けられていることを特徴とする処置具。 - 請求項1から請求項8に記載の処置具において、
前記挿入部は、塑性変形可能な材質で形成された湾曲保持部を有することを特徴とする処置具。 - 請求項1から請求項9に記載の処置具において、
前記挿入部の先端側に観察手段が設けられた内視鏡装置であることを特徴とする処置具。 - 請求項1から請求項9に記載の処置具と、
該処置具の前記挿入部が挿通されるチャンネルが形成された内視鏡挿入部を有する内視鏡装置とを備えることを特徴とする内視鏡システム。
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-
2008
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US12035891B2 (en) | 2018-03-07 | 2024-07-16 | Fujifilm Corporation | Treatment tool, endoscope device, endoscope system, and treatment method |
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