JP2009173945A - Gbsトキシン/cm101の精製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】B群β−溶血性ストレプトコッカス(group B β-hemolytic Streptococcus(GBS))バクテリアからの多糖類の精製方法は、バクテリアの発酵ストックを疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)樹脂と接触させることを含む。追加の段階は、フェノール/生理食塩水抽出及びイオン交換クロマトグラフィーを含むことができる。本法は、ひじょうに高い純度をもつ製品をもたらす。上記精製からの製品は、研究及び治療環境において高く有用である組成物を提供する。
【選択図】なし
Description
技術分野
本発明は、多糖類の改良精製方法に関する。
CM101、GBSトキシンは、B群β−溶血性ストレプトコッカス(group B β-hemolytic Streptococcus(GBS))バクテリアから単離された病原性分子である。新生児は、GBSに感染するようになることができ、この症状は、GBS肺炎又は“早期発症疾患(early-onset disease)"として知られており、そして敗血症、顆粒球減少症、呼吸器の苦痛(respiratory distress)、すなわち、肺高血圧及びタンパク質性肺浮腫を患うことができる(Hellerqvist.C.G. et al., Studies on group B β-hemolytic streptococcus I.Isolation and partial characterization of an extra-cellular toxim.,Pediar.Res., 12: 892-898 (1981))。
上記目的は、本明細書中に記載する発明により達成された。特に、GBSバクテリア培養基からCM101を精製するための疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)を含む精製スキームは、95%を上廻る純度の製品をもたらす。
本明細書中に使用するとき、GBSトキシンは、天然又は溶解されたGBSバクテリアから単離され、又は溶解され、そして/又はオートクレーブにかけられたGBSバクテリアの培地上清から得られたいずれかの画分又は成分として定義され、そしてこれは、ヒツジのアッセイにおいて呼吸器苦痛の誘発(Hellerqvist, C.G. et al., Studies on group B β-hemolytic streptococcus I.Isolation and partial characterization of an extra-cellular toxin., Pediatr.Res., 12: 892-898 (1981))又は腫瘍組織試料のペルオキシダーゼ−アンチペルオキシダーゼ(peroxidase-antiperoxidase(PAP))アッセイにより証明されるような新生脈管構造への結合及び補体の活性化(Hellerqvist, C.G. et al., Anti-tumor effects of GBS toxin: a polysaccharide exotoxin from group B β-hemolytic streptococcus J.Canc Res.Clin.Oncol., 120: 63-70 (1993); 及びHellerqvist, C.G. et al., Early Results of a Phase I Trial of CM101 in Cancer Patients., Proceedings of the American Association of Cancer Research Annual Meeting (1995))により証明される生物学的活性を有する。
HPLC分析
HICクロマトグラフィー後にサンプルから得られたCM101の純度及び量を、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)ゲル濾過分析により、確立する。ゲル濾過カラムは、典型的には、水中10%アセトニトリルにより平衡とされ、そして生物学的に活性なCM101が、それが含有された均質の狭いピークとして溶出される。あるいは、このカラムは、10mMホスフェート・バッファー、pH8.4中で展開され、それは、それがより含有されたピークをもたらす。酢酸アンモニウム(NH4OAc)バッファー、pH8.4は、10mMホスフェート・バッファーのさらなる代替物として使用されることができる。
定量的及び定性的な自動化されたアミノ酸分析は、標準的な商業的に入手可能な装置、例えば、Waters, Millford, MAから入手可能なPicotagを用いて、行われることができる。
異なる発酵及び精製工程の生物学的活性をモニターするために、形質転換されたマクロファージ細胞系を使用するインビトロ・アッセイが使用されることができる。このアッセイは、CM101暴露に応答するマウス・マクロファージANA-1のIL-6生産を計測する。
溶液又は生物学的液体中のCM101を定量的に検出するための他の迅速な手順は、段階的希釈においてポリビニリデン・ジフルオリド(PVDF)上でサンプルをブロットすることである。CM101の量は、CM101に対する蛍光タグ付マウス・モノクローナル抗体、又はCM101に対するマウス・モノクローナル抗体、その後の蛍光タグ付抗マウスIgGのいずれかを使用して、定量される。CM101抗原に対して向けられた抗体7A3は、この目的のために有用である。異なる画分中のCM101の定量は、連続的に希釈されたCM101標準の標準曲線に対する比較により確立される。
上記トキシンは、肺動脈圧の上昇及び肺血管透過性の上昇により顕示される、肺高血圧の上昇により、ヒツジ肺に影響を及ぼす。
ホスフェート・バッファー生理食塩水(PBS)中のCM101サンプルが、注入により子ヒツジに投与されることができ、そして肺動脈圧における変化は、15分間隔で記録される。圧力におけるこれらの変化は、CM101活性に相関する。(Hellerqvist.C.G. et al., Studies on group B β-hemolytic streptococcus I.Isolation and partial characterization of an extra-cellular toxin., Pediatr.Res., 15: 892-898 (1981))。
100μg量のサンプルを、5:70:25の比におけるトリフルオロ酢酸(TFA)、酢酸(HOAc)及び水の混合物中100℃において2時間加水分解する。この溶液を蒸発させ、そしてそのサンプルを、2:8の比におけるTFAと水の混合物中100℃で2時間さらに加水分解する。この方法は、サンプル中のグリコシド結合の全てを完全に加水分解する。アミノ糖上に元来存在するN−アセチル基も除去される。
実施例1:CM101のためのスケール・アップ精製
B群ストレプトコッカス(Streptococcus)血清型III単離物の通常在庫を、3,000ガロンの発酵槽と共に使用した。バクテリア培養物の25ml種母を、65リッターの発酵容量(liter working volume (lwv))をもつ80リッター容器のために使用し、これを次に、750lwv容器を接種するために使用し、そしてこれを次に、最終的に7500lwv(3,000ガロン)の発酵槽にもっていく。あるいは、この65lwvを、7500lwv発酵槽を直接的に接種するために使用することができる。
図5a−bは、2M K2HPO4、pH7.2中、ブチル−Sepharose HICカラム上の媒質濃縮物の溶出プロフィールを示す。さまざまなピークは、溶出グラジエントにおける、経時的、段階的な変化の結果である。図5aは、UV 206吸収において計測されたプロフィールを表し、これは、全有機材料についてのピーク画分を定量し、そして最後の狭いピーク(約383分)内のCM101を示す。図5bは、UV 280吸収において計測されたプロフィールを表し、これは、異る画分中のタンパク質の量を定量する。
本発明の方法により得られたCM101は、最近の臨床グレードのCM101よりも改善されている。特に、図7aと比較するとき、図10のHPLC溶出特性は、本発明に従って製造されたサンプル中の、より高い純度を示す。図7aは、いくつかのピークの代わりに、1つの狭い、かつ、対称のメイン・ピークを示す。
ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミド・ゲル電気泳動を4〜20%のグラジエント・ゲルを使用して行った。2%SDS、0.5M Tris-HCl、5%グリセロール、0.05%ブロモフェノール・ブルー、及び5% β−メルカプトエタノール pH0.8のバッファー中のCM101サンプルを、10分間55℃においてインキュベートし、そして4%スタッキング・ゲル中で、4〜20%SDSランニング・ゲルに適用した。このゲルを、90分間200ボルトにおいて走らせた。
Claims (46)
- GBSバクテリアからの多糖類トキシンの精製方法であって、上記トキシンを含有する水性混合物をHIC樹脂と接触させることを含む、前記方法。
- 前記HIC樹脂接触工程が、上記HIC樹脂からの上記トキシンの分離をさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記トキシンがCM101である、請求項1に記載の方法。
- 前記HIC樹脂接触工程から得られる上記トキシンの純度が約100〜500倍に高められる、請求項1に記載の方法。
- 前記HIC樹脂接触工程から得られるトキシンが40%を上廻る純度である、請求項1に記載の方法。
- 前記HIC樹脂接触工程から得られるトキシンが少なくとも約60%の純度である、請求項5に記載の方法。
- 前記HIC樹脂接触工程から得られるトキシンが少なくとも約90%純度である、請求項6に記載の方法。
- 前記HIC樹脂接触工程から得られるトキシンが少なくとも約95%純度である、請求項1に記載の方法。
- 前記HIC樹脂が、アルキル、アルコキシ、及びアリール基から成る群から選ばれた相互作用性基をもつ樹脂を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記相互作用性基が、2〜12の範囲内の炭素をもつアルキル基である、請求項9に記載の方法。
- 前記相互作用性基がブチル基である、請求項10に記載の方法。
- 前記相互作用性基がノルマル・ブチル基である、請求項11に記載の方法。
- 前記相互作用性基がフェニル基である、請求項9に記載の方法。
- 水性フェノール混合物により前記トキシンを抽出することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記トキシンをイオン交換樹脂と接触させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記HIC樹脂接触工程の後に、水性フェノール混合物により前記トキシンを抽出し、そして前記トキシンをイオン交換樹脂と接触させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 請求項1に記載の方法により精製されたGBSバクテリアからのトキシン。
- 前記トキシンがCM101である、請求項17に記載のトキシン。
- 前記トキシンが少なくとも約60%の純度である、請求項18に記載のトキシン。
- 前記トキシンが少なくとも約90%の純度である、請求項19に記載のトキシン。
- 前記トキシンが少なくとも約95%の純度である、請求項20に記載のトキシン。
- (0.2〜1マンノース):(2.5〜3.5ガラクトース):(0.5〜1グルコース):(1N−アセチル・グルコサミン):(0.5〜1N−アセチル・ガラクトサミン)のモル比で、マンノース、ガラクトース、グルコース、N−アセチル・グルコサミン、及びN−アセチル・ガラクトサミンの糖残基をさらに含む、請求項18に記載のトキシン。
- (1マンノース):(3ガラクトース):(1グルコース):(1N−アセチル・グルコサミン):(1N−アセチル・ガラクトサミン)のモル比で、マンノース、ガラクトース、グルコース、N−アセチル・グルコサミン、及びN−アセチル・ガラクトサミンが存在する、請求項22に記載のトキシン。
- 治療方法における使用のための、請求項18に記載のトキシン。
- 非変性条件におけるゲル濾過クロマトグラフィーにより計測されるとき約300,000ダルトンの分子量をもつ、請求項18に記載のトキシン。
- 約0.3ml/分の流速で10%アセトニトリル・バッファー中でHPLCにより分析されるとき、時刻0から約16分目に203nmの吸収において計測される狭い対称ピークにおいて、前記トキシンが溶出されることを特徴とする、請求項18に記載のトキシン。
- 10mMホスフェート・バッファー、pH8.4中HPLCにより分析されるとき、時刻0から約24分目に203nmの吸収において計測される狭い対称ピークにおいて、前記トキシンが溶出されることを特徴とする、請求項18に記載のトキシン。
- ヒツジにおける上昇した肺動脈圧についてのアッセイにより計測されるとき、HIC樹脂と接触していないGBSトキシンの比活性よりも約2〜3倍大きな比活性をもつ、請求項18に記載のトキシン。
- (1)GBSバクテリア・トキシンの源をHICカラムに適用し、
(2)上記HICカラムを溶出させて、前記トキシンを含むHIC溶出物を得て、
(3)フェノールと水性溶液の組合せ物を用いて上記HIC溶出物を抽出して、上記トキシンを含む水相を作り、
(4)上記水相をイオン交換カラムを適用し、そして
(5)上記イオン交換カラムを溶出させて、イオン交換溶出物を得る、
ことを含む、GBSバクテリアからの多糖類トキシンの精製方法であって、ここで、前記イオン交換溶出物が実質的に純粋なトキシンを含む、前記方法。 - 前記の実質的に純粋なトキシンがCM101である、請求項29に記載の方法。
- 前記の実質的に純粋なトキシンが少なくとも約60%の純度である、請求項30に記載の方法。
- 前記の実質的に純粋なトキシンが少なくとも約95%の純度である、請求項31に記載の方法。
- 前記の実質的に純粋なGBSトキシンから本質的に成る組成物。
- 前記の実質的に純粋なGBSトキシンが CM101である、請求項33に記載の組成物。
- 前記トキシンが少なくとも約60%の純度である、請求項34に記載の組成物。
- 前記トキシンが少なくとも約90%の純度である、請求項35に記載の組成物。
- 前記トキシンが少なくとも約95%の純度である、請求項36に記載の組成物。
- 前記トキシンが、(0.2〜1マンノース):(2.5〜3.5ガラクトース):(0.5〜1グルコース):(1N−アセチル・グルコサミン):(0.5〜1N−アセチル・ガラクトサミン)のモル比で、マンノース、ガラクトース、グルコース、N−アセチル・グルコサミン、及びN−アセチル・ガラクトサミンの糖残基をさらに含む、請求項34に記載の組成物。
- (1マンノース):(3ガラクトース):(1グルコース):(1N−アセチル・グルコサミン):(1N−アセチル・ガラクトサミン)のモル比で、マンノース、ガラクトース、グルコース、N−アセチル・グルコサミン、及びN−アセチル・ガラクトサミンの糖残が存在する、請求項38に記載のトキシン。
- 前記トキシンが、非変性条件下、ゲル濾過クロマトグラフィーにより計測されるとき約300,000ダルトンの分子量をもつ、請求項34に記載の組成物。
- 約0.3ml/分の流速で10%アセトニトリル・バッファー中HPLCにより分析されるとき、時刻0から約16分目に203nm吸収において計測される狭い対称ピークにおいて、前記トキシンが溶出される、請求項34に記載の組成物。
- 10mMホスフェート・バッファー、pH8.4中HPLCにより分析されるとき、時刻0から約24分目に203nm吸収において計測される狭い対称ピークにおいて、前記トキシンが溶出される、請求項34に記載の組成物。
- 実質的に純粋なCM101と医薬として許容される担体を含んで成る医薬組成物。
- 前記組成物が少なくとも約60%の純度である、請求項43に記載の医薬組成物。
- 患者に請求項43に記載の医薬組成物を投与することを含む、医学的症状をもつ患者の治療方法。
- 患者に請求項43に記載の医薬組成物を投与することを含む、腫瘍をもつ患者の治療方法。
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