JP2009141512A - 電圧制御発振回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来と比べて広い周波数帯で使用可能な電圧制御発振回路を提供する。
【解決手段】
本発明に係る電圧制御発振回路は、インバータ、帰還抵抗、圧電振動子が、互いに並列に接続され、上記圧電振動子の少なくとも一方の端子と接地間に可変容量素子を備え、コントロール電圧を変化させることにより上記可変容量素子の容量値を調整し、発振する周波数の制御を行う電圧制御発振回路において、上記帰還抵抗の抵抗値が、コントロール電圧の変化に基づいて調整可能に構成されている。
【選択図】図1
従来と比べて広い周波数帯で使用可能な電圧制御発振回路を提供する。
【解決手段】
本発明に係る電圧制御発振回路は、インバータ、帰還抵抗、圧電振動子が、互いに並列に接続され、上記圧電振動子の少なくとも一方の端子と接地間に可変容量素子を備え、コントロール電圧を変化させることにより上記可変容量素子の容量値を調整し、発振する周波数の制御を行う電圧制御発振回路において、上記帰還抵抗の抵抗値が、コントロール電圧の変化に基づいて調整可能に構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、広帯域において発振周波数の制御が可能な電圧制御発振回路に関する。
電圧制御発振回路(VCO)、特に電圧制御水晶発振回路(VCXO)は、コントロール電圧を外部から与えることにより、出力周波数を変化させることが可能な発振回路である。その原理は、振動子、例えば水晶振動子から見た発振回路の容量成分(これを、一般に、「負荷容量(CL)」という。)をコントロール電圧で変化させることにより実現させる。なお、負荷容量については、例えば、http://www.citizen.co.jp/crystal/attention/index.htmlを参照されたい。
前記容量成分を変化させる手段としては、主に可変容量ダイオード(バリキャップダイオード)を用いるのが一般的である。
具体的には、以下(イ)〜(ニ)の一連の流れにより周波数が変化する。
(イ)外部からコントロール電圧を入力
(ロ)可変容量ダイオード(バリキャップダイオード)の容量値が変化
(ハ)発振回路の負荷容量(CL)が変化
(ニ)出力周波数が変化
以上が電圧制御発振回路の主な原理である。一般的には、コントロール電圧は、可変容量ダイオードのみをコントロールし、その他の回路を構成する部品についての制御は行わない。つまり、従来の電圧制御発振回路は、コントロール電圧による発振周波数以外の特性については、変化するに任せ、制御は行っていなかった。
(イ)外部からコントロール電圧を入力
(ロ)可変容量ダイオード(バリキャップダイオード)の容量値が変化
(ハ)発振回路の負荷容量(CL)が変化
(ニ)出力周波数が変化
以上が電圧制御発振回路の主な原理である。一般的には、コントロール電圧は、可変容量ダイオードのみをコントロールし、その他の回路を構成する部品についての制御は行わない。つまり、従来の電圧制御発振回路は、コントロール電圧による発振周波数以外の特性については、変化するに任せ、制御は行っていなかった。
図5に、従来技術に係る電圧制御水晶発振回路(VCXO)の回路構成の一例を示す。図5に示すVCXOは、インバータ11、帰還抵抗12、圧電振動子13が、それぞれ並列に接続され、前記圧電振動子13の一方の端子13aと接地(GND)間に可変容量素子14aと、前記圧電振動子13の他方の端子13bと接地(GND)間に可変容量素子14bとを備えている。また、前記可変容量素子14a,14bと接地(GND)間には、ダイオード15a,15bが配置され、前記可変容量素子14a,14b側から接地(GND)間に流れる電流を遮断するようにしている。さらに、前記可変容量素子14a,14bの容量値を調整するためのコントロール電圧Vcが、可変容量素子14a,14bの接地(GND)側の端子に、それぞれ抵抗16a,16bを介して接続されている。
ここでは、コントロール電圧Vcを変化させることにより前記可変容量素子14a,14bの容量値を調整し、VCXOから発振させる周波数の制御を行う。
図6に、図5に示す電圧制御水晶発振回路(VCXO)を用いた場合に、負荷容量(CL)を変化させた場合の負性抵抗の特性を示す。負性抵抗とは、発振回路において、水晶振動子から発振回路側を見た実効的な抵抗成分をいう。(負性抵抗については、例えば、http://www.citizen.co.jp/crystal/attention/index.htmlを参照されたい。)
ここでは、帰還抵抗12の抵抗値Rfを一定(一例としてRf=20kΩ固定)とし、VCXOの周波数制御端子(VC端子)に印加するVC電圧を0VからVDDまで可変しCLを変化させた。VC電圧を0V→VDD/2→VDDと高くするに従って、図6に示すようにCLが小さくなり、これにより、負性抵抗の抵抗値がプラスからマイナスへ転じる箇所であるカットオフ周波数が、高周波側に移動する。
ここでは、帰還抵抗12の抵抗値Rfを一定(一例としてRf=20kΩ固定)とし、VCXOの周波数制御端子(VC端子)に印加するVC電圧を0VからVDDまで可変しCLを変化させた。VC電圧を0V→VDD/2→VDDと高くするに従って、図6に示すようにCLが小さくなり、これにより、負性抵抗の抵抗値がプラスからマイナスへ転じる箇所であるカットオフ周波数が、高周波側に移動する。
なお、図6は正極性VCXOの例であり、VC電圧を高くするに従ってCLが小さくなり、これにより発振周波数は高くなるが、負極性VCXOの場合は、この逆になる。即ち、VC電圧を高くするに従ってCLが大きくなり、発振周波数は低くなる。
本発明と似た構成を備えた発振回路が特許文献1に記載されている。この特許文献1には、インバータと、前記インバータに並列に接続された帰還抵抗と、インバータの入出力と接地電圧Vss間に各々接続されたコンデンサと、前記インバータの入出力端子間に接続された圧電振動子からなる発振回路において、前記帰還抵抗が複数個有り、前記帰還抵抗を切り換えることにより、基本波発振とオーバトーン発振を選択できることを特徴とする発振回路が記載されている。これにより、(イ)従来の発振回路の構成を用いた発振器用のインバータは、帰還抵抗の抵抗値が固定であるため、基本波用と、オーバトーン(3次、5次等の高次)を発振させるためのICを各々別々に用いなければならない、(ロ)プロセス上や、実装上でのバラツキによる不発振や、異常発振を起こす、という従来技術に対する課題を解決できるとしたものである。
特開2004−128593号公報
電圧制御発振回路のコントロール電圧は、可変容量ダイオードの制御以外には使われず、変化させる出力周波数以外の特性については制御されておらず、変化するに任せていた。図6に示すように、従来技術に係るVCXOにおいては、コントロール電圧Vcを変化させて可変容量ダイオードの容量の調整を行うと、負荷容量(CL)が変化し、負性抵抗のカットオフ周波数が変化する。このため、1つのモデルのVCXOでは、対応可能な周波数帯が狭い帯域(図6中、Bで示す38MHzから45MHz程度の範囲)となっていた。そのため、使用する周波数に合わせて商品のラインアップ(品種)を増やさざるを得ないという問題があった。
また、上記特許文献1に記載の発振回路は、上述のように、複数の帰還抵抗を切り替え、これにより、基本波とオーバトーンとを選択可能とした構成である。また、インバータの入出力と接地電圧Vss間に各々接続されたコンデンサが固定容量で構成されている。このように、上記特許文献1に記載の発振回路は、後述する本発明とは構成および解決課題が異なるものである。
そこで本発明は、従来と比べて広い周波数帯で使用可能な電圧制御発振回路を提供することを目的とする。
本発明者等は、従来の電圧制御発振回路(VCO)、特に電圧制御水晶発振回路(VCXO)の対応可能な周波数帯を広くできる方法について鋭意検討を行った。
発振回路の対応可能な周波数が狭い範囲に限定される最大の理由は、発振回路の容量成分である負荷容量(CL)の変化に伴い、負性抵抗のカットオフ周波数が変化することにある。負性抵抗のカットオフ周波数を一定にできれば、対応可能な周波数範囲は広がり、商品のラインナップを少なくすることが可能となる。
負性抵抗の特性は発振回路の負荷容量の変化によって影響を受ける以外に、帰還抵抗の変化によってもその特性が変化することがわかった。そこで、従来固定の値として使用していた帰還抵抗の値を、Vc端子からのコントロール電圧に応じて可変とできるように構成し、負荷容量の変化に合わせて帰還抵抗の抵抗値を変化させることで、負性抵抗のカットオフ周波数を一定の周波数にしておくことが可能であることを見出した。これにより、従来と比べて広い周波数帯で使用可能な電圧制御発振回路が構成できることを見出した。
本発明は、上記の知見に基づきなされたもので、以下のような特徴を有する。
[1]インバータ、帰還抵抗、圧電振動子が、互いに並列に接続され、前記圧電振動子の少なくとも一方の端子と接地間に可変容量素子を備え、コントロール電圧を変化させることにより前記可変容量素子の容量値を調整し、発振する周波数の制御を行う電圧制御発振回路において、前記帰還抵抗の抵抗値が、コントロール電圧の変化に基づいて調整可能に構成されていることを特徴とする電圧制御発振回路である。
[2]上記[1]において、帰還抵抗が、トランジスタと、該トランジスタのソース端子と圧電振動子の一方の端子との間に設けられた第1の抵抗と、前記トランジスタのドレイン端子と圧電振動子の他方の端子との間に設けられた第2の抵抗と、前記トランジスタのソース端子とドレイン端子との間に設けられた第3の抵抗とを備え、前記トランジスタのゲート端子とコントロール電圧の供給端子とが制御回路を介して接続されていることを特徴とする電圧制御発振回路である。
[3]上記[1]または[2]において、コントロール電圧が変化した際に、負性抵抗のカットオフ周波数が高周波側に移動しようとする場合に、前記カットオフ周波数を低周波側に引き戻す方向に、帰還抵抗の抵抗値制御を行うように構成されていることを特徴とする電圧制御発振回路である。
[1]インバータ、帰還抵抗、圧電振動子が、互いに並列に接続され、前記圧電振動子の少なくとも一方の端子と接地間に可変容量素子を備え、コントロール電圧を変化させることにより前記可変容量素子の容量値を調整し、発振する周波数の制御を行う電圧制御発振回路において、前記帰還抵抗の抵抗値が、コントロール電圧の変化に基づいて調整可能に構成されていることを特徴とする電圧制御発振回路である。
[2]上記[1]において、帰還抵抗が、トランジスタと、該トランジスタのソース端子と圧電振動子の一方の端子との間に設けられた第1の抵抗と、前記トランジスタのドレイン端子と圧電振動子の他方の端子との間に設けられた第2の抵抗と、前記トランジスタのソース端子とドレイン端子との間に設けられた第3の抵抗とを備え、前記トランジスタのゲート端子とコントロール電圧の供給端子とが制御回路を介して接続されていることを特徴とする電圧制御発振回路である。
[3]上記[1]または[2]において、コントロール電圧が変化した際に、負性抵抗のカットオフ周波数が高周波側に移動しようとする場合に、前記カットオフ周波数を低周波側に引き戻す方向に、帰還抵抗の抵抗値制御を行うように構成されていることを特徴とする電圧制御発振回路である。
本発明によれば、従来と比べて広い周波数帯で使用可能な電圧制御発振回路が提供される。
図1に、本発明に係る電圧制御発振回路の一例を示す。図1においては、前記電圧制御発振回路として、電圧制御水晶発振回路(VCXO)を用いた場合を説明する。
図1に示すVCXOは、インバータ11、帰還抵抗12、圧電振動子13が、それぞれ並列に接続され、前記圧電振動子13の少なくとも一方の端子と接地(GND)間に可変容量素子14を備えている。ここでは、図1に示すように、前記圧電振動子13の一方の端子13aと接地(GND)間に可変容量素子14aと、前記圧電振動子13の他方の端子13bと接地(GND)間に可変容量素子14bとを備えている。なお、前記可変容量素子14a,14bは、少なくともそのいずれかを有していれば、本発明の効果を奏することができる。
また、前記可変容量素子14a,14bと接地(GND)間には、ダイオード15a,15bを配置してもよい。この場合、前記可変容量素子14a,14b側から接地(GND)間に流れる電流は、前記ダイオード15a,15bにより遮断される。
さらに、前記可変容量素子14a,14bの容量値を調整するためのコントロール電圧Vcが、可変容量素子14a,14bの接地(GND)側の端子に、それぞれ抵抗16a,16bを介して接続されている。ここでは、前記コントロール電圧Vcを変化させることにより前記可変容量素子14a,14bの容量値を調整し、VCXOから発振させる周波数の制御を行う。
本発明においては、さらに、前記帰還抵抗12の抵抗値が、コントロール電圧Vcの変化に基づいて調整可能に構成されている。
図2に、前記帰還抵抗12の回路構成の一例を示す。図2に示すように、前記帰還抵抗12は、NMOSトランジスタ121と、このトランジスタ121のソース端子Sと圧電振動子13の一方の端子13aとの間に設けられた第1の抵抗R1と、前記トランジスタ121のドレイン端子Dと圧電振動子13の他方の端子13bとの間に設けられた第2の抵抗R2と、前記トランジスタ121のソース端子Sとドレイン端子Dとの間に設けられた第3の抵抗R3とを備えている。なお、前記トランジスタ121の基板電位は、動作の安定化のために接地させておくことが好ましい。
また、前記トランジスタ121のゲート端子Gとコントロール電圧Vcの供給端子21とは、制御回路16を介して接続されている。
図2に示す回路構成において、前記供給端子21には、コントロール電圧Vcが供給される。なお、前記供給端子21に供給されるコントロール電圧Vcの電圧をV1と記載する。ここでは、Vc=V1とする。
前記供給端子21に供給された電圧V1は、制御回路16により電圧V2に変換され、前記トランジスタ121のゲート端子Gに供給される。ここでは、V2=αV1と表すことができる。
ここで、前記制御回路16の構成としては、電圧V1が高くなると電圧V2が低くなり、逆に電圧V1が低くなると電圧V2が高くなるように構成されてありさえすれば、何でも良い。例えば、電圧V1と電圧V2とが反比例の関係になるように構成されている回路などが挙げられる。
ここで、前記帰還抵抗12の抵抗値Rfは、次式(1)で表すことができる。
Rf=R1+R2+(R3×RN)/(R3+RN) ・・・(1)
なお、上式(1)において、RNは、NMOSトランジスタ121のドレインとソース間の抵抗値を表している。
Rf=R1+R2+(R3×RN)/(R3+RN) ・・・(1)
なお、上式(1)において、RNは、NMOSトランジスタ121のドレインとソース間の抵抗値を表している。
図2において、NMOSトランジスタ121のゲート端子Gに供給する電圧V2を低くすると、NMOSトランジスタ121はOFFとなる方向へ働く。この場合、ドレインとソース間の抵抗値RNは高くなり、上式(1)で表される帰還抵抗12の抵抗値Rfは高抵抗となる。なお、NMOSトランジスタ121が完全にOFFとなった場合の動作を補償するため、ソース端子Sとドレイン端子Dとは、抵抗R3を介して接続されている。前記R3を接続しない場合には、NMOSトランジスタ121が完全にOFFとなった場合にドレインとソース間の導通がなくなり回路として動作しなくなるためである。
また、NMOSトランジスタ121のゲート端子Gに供給する電圧V2を高くすると、NMOSトランジスタ121はONとなる方向へ働く。この場合、ドレインとソース間の抵抗値RNは低くなり、上式(1)で表される帰還抵抗12の抵抗値Rfは低抵抗となる。
このように、NMOSトランジスタ121のゲート端子Gに供給される電圧V2の値を調整することで、上式(1)で表される帰還抵抗12の抵抗値Rfを任意に調整可能となる。なお、前記電圧V2の値は、電圧V1、つまり、コントロール電圧Vcの値に基づき調整される。ここで、コントロール電圧Vcから電圧V2への変換は、前記制御回路16の設定により任意に調整可能である。
図3に、負荷容量(CL)を一定として、帰還抵抗12の抵抗値Rfを変化させた場合の負性抵抗特性の一例を示す。図3に示す場合は、CLをある容量値に固定し、Rf=140kΩ(大:実線)→42kΩ(中:破線)→20kΩ(小:一点鎖線)と変化させた場合の特性である。Rfの値を大きくすることにより、カットオフ周波数が低周波数側へシフトしていることが判る。
ここで、図1に示すVCXOにおいて、出力周波数を変化させるために、コントロール電圧Vcを調整してCLの値を小さくした場合、従来技術に係るVCXOでは、カットオフ周波数が高周波側に移動した。そこで、本発明においては、カットオフ周波数が高周波側に移動するのを低周波側に引き戻す方向、つまり、Rfの値を大きくする方向に帰還抵抗12の抵抗値の制御を行う。
図4に、負荷容量(CL)と帰還抵抗12の抵抗値Rfの双方を制御した場合の負性抵抗特性の一例を示す。CLの値が小さい場合はRfの値を大きくし、CLの値が大きい場合はRfの値を小さくすることにより、カットオフ周波数を、常に、ほぼ一定の値としておくことが可能となることがわかる。なお、図4は、正極性VCXOの例とし、VC=0VにおけるCL(大)の場合にはRf=20kΩ(小:一点鎖線)、VC=VDD/2におけるCL(中)の場合にはRf=100kΩ(中:破線)、VC=VDDにおけるCL(小)の場合にはRf=142kΩ(大:実線)とすることにより、カットオフ周波数は、約10MHzでほぼ一定となり、使用可能な周波数帯域も20MHz〜45MHz程度(図4中、Aで表示した範囲)となった。
以上のような構成とすることで、従来と比べて広い周波数帯で使用可能な電圧制御発振回路を実現することができる。
11 インバータ
12 帰還抵抗
121 NMOSトランジスタ
13 圧電振動子
14a,14b 可変容量素子
15a,15b ダイオード
16 制御回路
21 供給端子
12 帰還抵抗
121 NMOSトランジスタ
13 圧電振動子
14a,14b 可変容量素子
15a,15b ダイオード
16 制御回路
21 供給端子
Claims (3)
- インバータ、帰還抵抗、圧電振動子が、互いに並列に接続され、
前記圧電振動子の少なくとも一方の端子と接地間に可変容量素子を備え、
コントロール電圧を変化させることにより前記可変容量素子の容量値を調整し、発振する周波数の制御を行う電圧制御発振回路において、
前記帰還抵抗の抵抗値が、コントロール電圧の変化に基づいて調整可能に構成されていることを特徴とする電圧制御発振回路。 - 帰還抵抗が、トランジスタと、該トランジスタのソース端子と圧電振動子の一方の端子との間に設けられた第1の抵抗と、前記トランジスタのドレイン端子と圧電振動子の他方の端子との間に設けられた第2の抵抗と、前記トランジスタのソース端子とドレイン端子との間に設けられた第3の抵抗とを備え、前記トランジスタのゲート端子とコントロール電圧の供給端子とが制御回路を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電圧制御発振回路。
- コントロール電圧が変化した際に、負性抵抗のカットオフ周波数が高周波側に移動しようとする場合に、前記カットオフ周波数を低周波側に引き戻す方向に、帰還抵抗の抵抗値制御を行うように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電圧制御発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007313853A JP2009141512A (ja) | 2007-12-04 | 2007-12-04 | 電圧制御発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007313853A JP2009141512A (ja) | 2007-12-04 | 2007-12-04 | 電圧制御発振回路 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018524902A (ja) * | 2015-06-26 | 2018-08-30 | オリンパス株式会社 | 電圧制御発振器の制御されたミューティングおよび出力増減 |
-
2007
- 2007-12-04 JP JP2007313853A patent/JP2009141512A/ja active Pending
Cited By (1)
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