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JP2007221302A - 操作パネル、およびこの操作パネルを備えた電子機器 - Google Patents

操作パネル、およびこの操作パネルを備えた電子機器 Download PDF

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JP2007221302A JP2006037576A JP2006037576A JP2007221302A JP 2007221302 A JP2007221302 A JP 2007221302A JP 2006037576 A JP2006037576 A JP 2006037576A JP 2006037576 A JP2006037576 A JP 2006037576A JP 2007221302 A JP2007221302 A JP 2007221302A
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健一 木村
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Abstract

【課題】機能が追加されたような場合でも、機能追加前の電子機器に適した操作パネルから機能追加後の電子機器に適した操作パネルに容易に変更することができる構造を有する操作パネルを提供する
【解決手段】ベース部材11には、追加機能を操作するための操作ボタン30の外形形状にあわせて、この外形形状よりも大きな開口部を有する取付穴14が設けられている。従って、操作ボタン30は、この取付穴14によって操作側から操作ボタンを変形させることなく容易にベース部材11に挿入することができる。この結果、操作パネルが電子機器に取り付けられた状態で、機能追加後の電子機器に適した操作パネルに容易に変更することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、押圧することによって電子機器の機能操作を行う操作ボタンを、複数組み込んだ操作パネル、およびこの操作パネルを備えた電子機器に関する。
従来、プリンタやファクシミリなどの電子機器には、その電子機器が有する種々の機能を操作するため、通常複数の操作ボタンが組み込まれた操作パネルが取り付けられている。そして、電子機器の利用者は、所望する機能に対応したボタンを押すことによって、所望する機能を電子機器に実行させる。このようなことが一般的に行われている。
ところで、電子機器では、最初に利用できる機能に対して途中から機能追加が行われることがある。例えば、プリンタにスキャナユニットを付け加えることでスキャナ機能が追加されたりすることがある。このようなとき、操作パネルが電子機器に取り付けられている場合、機能追加された電子機器に対応する操作ボタンが組み込まれた操作パネルに変更するためには電子機器から操作パネルを取り外す必要があり、変更作業は容易ではない。また、操作パネルが電子機器に取り付けられていない場合でも、操作ボタンを押圧方向と反対側つまり操作パネルの内側から組み込む構造では、操作パネルを分解し、操作パネルの内側から操作ボタンを組み込んだ後に再び組み立てる必要があり、操作パネルを変更することは容易でない。
そこで、操作パネルに予め追加機能用の操作ボタンを備えておけば、利用者は操作パネルを交換することなく、例えばスキャナユニットのみ付け加えることで利用者はスキャナ機能を追加することができることになる。しかし、利用者はスキャナユニットを取り付けるまで、利用しない操作ボタンが組み込まれた操作パネルを操作することになり、このような機能しない操作ボタンの存在によってボタン操作を混乱させてしまうことが起こり得る。
そのため、特許文献1には、各操作キーボタンに対応する位置に切り外し用加工部を設けておき、利用者が操作するキーボタンに対応する位置だけ切り外し用加工部を切り外してそのキーボタンを露出させるマスクカバーが提案されている。
特開2003−298791号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、利用者が操作しないキーボタンを取り除くことは行わず、マスクカバーがキーボタン部を覆うようにしているため、露出されないボタン部分の高さは、操作するボタンの高さよりも高くなっている。このため、利用者が所望するキーボタンを操作する際に、このような高くなった部分によって、ボタン操作が妨げられてしまうことが起こり得る。また、利用しないキーボタンの部分に、キーボタンに近い形状の飛び出し部分ができ、あたかもキーボタンが存在するかのごとき外観になることから、デザイン的にも利用者に違和感を与えるものであった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、機能が追加されたような場合でも、機能追加前の電子機器に適した操作パネルから機能追加後の電子機器に適した操作パネルに容易に変更することができる構造を有する操作パネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、押圧することによって電子機器の機能操作を行う操作ボタンを、複数組み込んだ操作パネルであって、前記複数の操作ボタンのうち所定の機能操作を行う操作ボタンは、前記押圧する方向と同じ方向から前記操作パネルに組み込み可能な操作ボタンであることを特徴とする。
この構成によれば、操作ボタンの押圧方向すなわち利用者の操作側から、追加された機能に対応する操作ボタンを操作パネルに組み込むことができる。従って、操作パネルが電子機器に取り付けられた状態で、機能追加後の電子機器に適した操作パネルに容易に変更することができる。
ここで、本発明の操作パネルは、前記複数の操作ボタンを組み込むための取付穴を有するベース部材を備え、前記所定の機能操作を行う操作ボタンに対応する取付穴は、当該所定の機能操作を行う操作ボタンを変形させることなく、前記押圧する方向と同じ方向から挿入できる開口形状を有する取付穴であることとするのが好ましい。
こうすれば、追加された機能に対応する操作ボタンを、容易な作業で操作パネルに組み込むことができる。従って、操作パネルが電子機器に取り付けられた状態で、機能追加後の電子機器に適した操作パネルに容易に変更することができる。
また、本発明の操作パネルは、前記所定の機能操作を行う操作ボタンに対応する取付穴の大きさよりも大きな形状を有するカバー部材を備え、前記カバー部材は、前記ベース部材に対して前記押圧する方向と同じ方向から着脱可能に取り付けられるカバー部材であることとしてもよい。
こうすれば、利用者の操作側からカバー部材を操作パネルに取り付けられるので、操作パネルが電子機器に取り付けられた状態でもカバー部材を容易に着脱することができ、追加機能用の操作ボタンのための取付穴を覆うことができる。
さらに、前記カバー部材は、前記所定の機能操作を行う操作ボタンが前記ベース部材に組み込まれたときは、前記所定の機能操作を行う操作ボタンについて押圧する押圧部分を露出する露出穴を備えたカバー部材であり、前記所定の機能操作を行う操作ボタンが前記ベース部材に組み込まれていないときは、前記露出穴を備えないカバー部材であることとすることが好ましい。
こうすれば、操作パネルに開けられた追加機能用の操作ボタンのための取付穴を、機能追加前の操作パネルにおいて覆い隠すことができ、機能追加後の操作パネルにおいては、操作ボタンの押圧部分のみを露出するようにすることができる。従って、追加機能用の操作ボタンのための取付穴が露出することがなく、外観的にも違和感のない操作パネルとすることができる。
また、前記ベース部材もしくは前記カバー部材の少なくとも一方には、前記所定の機能操作を行う操作ボタンを前記ベース部材に組み込んだ後、前記所定の機能操作を行う操作ボタンの回転を防止する回転止め部が形成されていることが好ましい。
こうすれば、ベース部材に組み込まれた所定の機能操作のための操作ボタンが、組み込み後に回転することを防止することができる。従って、操作ボタンがベース部材から抜け落ちることが無い。また、例えば、操作ボタンの押圧部分に文字等が印刷されている場合、印刷された文字の方向が回転によって変わることが無く、利用者に違和感のない操作パネルとすることができる。
また、前記複数の操作ボタンのうち所定の機能操作を行う操作ボタン以外の操作ボタンは、前記押圧する方向と同じ方向から前記操作パネルに組み込みが不可能な操作ボタンであることとしてもよい。
こうすれば、追加機能用の操作ボタン以外の操作ボタンは、操作パネルの組み立て時に組み込むことになるため、操作ボタンの押圧部分のみが露出する露出穴をベース部材に設けておけば良い。従って、追加機能用の操作ボタンのように、操作側から組み込める開口部を有する取付穴をベース部材に設ける必要がないことから、前述したような開口部を覆うためのカバー部材は、追加機能用の操作ボタンについてのみ用いればよく、カバー部材を容易に着脱することができる。この結果、機能追加後の操作パネルに容易に変更することができる。
また、本発明の電子機器は、上述したいずれかの操作パネルを備えたものである。上述した操作パネルでは、追加された機能に対応する操作ボタンを、機能追加後に簡単に組み込むことができるように構成されている。従って、この操作パネルを備えた電子機器は、機能ユニットが追加されても、電子機器から操作パネルを外すことなく、追加機能用の操作ボタンを有した操作パネルを備えた電子機器に変更できる。なお、電子機器とは、プリンタ、ファクシミリ機、コピー機、スキャナ、およびこれらのうち2つ以上の機能を搭載した複合機などが挙げられる。もとより、これらに特に限定されるものではない。
以下、本発明を具体化した実施形態について、実施例を用いて説明する。
まず、本発明の概要を、図1を用いて説明する。図1は、機能追加が行われる電子機器の一例を示したもので、図1(a)は、追加される機能ユニットのためのユニット取付部2を備えた電子機器1を示している。電子機器1には、本発明の一実施例としての操作パネル10が取り付けられ、操作パネル10aには操作ボタン20を含め、種々の操作ボタンが組み込まれている。
そして、図1(b)に、ユニット取付部2に所定の機能を有する機能ユニット3を取り付けた状態の電子機器1を示す。図1(b)では、電子機器1に取り付けられた操作パネル10bには、機能ユニット3に対応した機能操作のための操作ボタン30が、操作ボタン20の隣に組み込まれている。
本発明は、図1に示したように、機能追加が行われた場合、操作パネル10aを電子機器1から取り外すことなく、追加機能を操作するための操作ボタン30を組み込み、機能追加前の操作パネル10aから、機能追加後の操作パネル10bに容易に変更することができる操作パネル構造を提供するものである。
本発明の一実施例としての操作パネルについて、最初に、機能追加後の操作パネル10bについて図2を用いて説明し、操作パネル10aから操作パネル10bへの変更の様子を、後ほど図5を用いて説明する。
図2(a)は、電子機器1に取り付けられた操作パネル10bを操作側から見た正面図である。操作パネル10bには、操作ボタン20と、これ以外に種々の形状をした複数の操作ボタンが電子機器1の機能操作のために組み込まれ、さらに、電子機器1に追加された機能操作のための操作ボタン30が組み込まれている。
まず、操作ボタン30以外の操作ボタンについて、その組み込み構造を説明する。図2(b)は、機能追加前の操作パネルに組み込まれている操作ボタンの一つである操作ボタン20の形状を示す外観斜視図である。操作ボタン20は、図2(b)に示したように、操作パネルからその天面部が露出し、利用者によって押圧される押圧部分となる露出部20hと、ほぼ全周にわたって鍔状に形成されたフランジ部20aによって構成されている。本実施例では、操作ボタン30以外は全て、操作ボタン20のように露出部とフランジ部によって構成されている。
図2(c)は、操作ボタン20が操作パネルに組み込まれた状態を示す構造図であり、図2(a)におけるA−A断面図である。操作パネル10bは、概略ベース部材11と回路基板15によって構成されている。回路基板15には、操作ボタン20が押圧P(図中矢印)によって図面下方向となる押圧方向に押されたときに、操作ボタン20によって押されて所定の回路の導通処理を行うスイッチ16が半田付け等によって取り付けられている。また回路基板15は、ベース部材11に設けられたボス部11bにネジ17によって固定されている。
操作ボタン20はそのフランジ部20aがベース部材11と平面的に重なるようになっており、押圧方向に対して逆方向に抜けないようになっている。また操作ボタン20の露出部20hは、ベース部材11に設けられた露出穴から、その天面部が操作側へ露出している。従って、図2(c)から明らかなように、操作ボタン20を操作パネル10bに組み込む場合は、操作パネルの内側、つまり、利用者による操作パネルの操作側と反対側から組み込む構造になっている。
追加機能操作のための操作ボタン30以外は、上述した操作ボタン20と同様な組み込み構造になっている。つまり、ほぼ全周にフランジ部を設けることによって、操作側と反対側から組み込む構造となっている。
もとより、追加機能操作のための操作ボタン以外は、機能が追加されても取り外しや変更を行わないので、利用者の操作側から組み込む構造にしておく必要はない。従って、操作側へ操作ボタンが抜け落ちないように、ほぼ全周にフランジ部を設けておくことが好ましい。
また、このように操作ボタンにフランジ部を設けることで、回路基板15に取り付けられたスイッチ16や他の電子部品(図示せず)、あるいは回路基板の配線部(図示せず)と、操作ボタンの露出部との距離(いわゆる沿面距離)を長くすることができる。従って、静電気による電子部品などの破壊を抑制する効果があるため、一般的に、種々の電子機器においてこのような操作ボタンの組み込み構造が多く採用されており、本実施例でも追加された機能操作のための操作ボタン30以外の操作ボタンは、図2(c)に示した構造であるものとした。
それでは、追加された機能操作のための操作ボタン30について、その組み込み構造を説明する。図3は、操作ボタン30が操作パネルに組み込まれた状態を示す構造図であり、図2(a)におけるB−B断面図である。図2(c)に示したA−A断面に対して、ベース部材11の外側を覆うようにカバー部材12が追加されている。
カバー部材12には、ベース部材11の両側面に設けられた溝部11cに嵌合して掛止するための掛止部12cが設けられ、カバー部材12を操作側から押し込むことによって掛止部12cと溝部11cとが嵌合し、カバー部材12をベース部材11に取り付けることができる。逆に、掛止部12cと溝部11cとの嵌合をはずすことによって、容易にカバー部材12をベース部材11から取り外すことができる。つまり、ベース部材11に対して、容易にカバー部材12の着脱が可能な構造になっている。
また、カバー部材12には、操作ボタン30の押圧部分を露出させるための露出穴12dが設けられ、カバー部材12をベース部材11に取り付けた状態で、操作ボタン30の天面部を利用者が押すことが出来るようになっている。
なお、本実施例では、図3に示したように、カバー部材12をベース部材11の側面に設けた溝部に嵌合して取り付ける構造としたが、もとより側面とせず、操作側からみてベース部材11の正面における平面内に開口穴を設け、カバー部材12に設けた掛止部と嵌合して取り付ける構造としてもよい。
また、カバー部材12によって覆われる部分のベース部材11の厚さは薄く形成され、カバー部材12が取り付けられている部分とカバー部材12が取り付けられていない部分のベース部材の厚さが、ほぼ同じになるよう形成されている。従って、操作パネル10bを正面から見たときのベース部材11とカバー部材12との隣接部40(図2(a))には、平面的な段差は殆ど生じないことから、利用者にとって違和感のない操作パネルとすることができる。もとより、段差を有する構造としても差し支えない。
操作ボタン30には、フランジ部30aが2箇所形成されている。そして、このフランジ部30aはベース部材11に設けられた突起部11aと、カバー部材12に設けられた突起部12aとによって、押圧方向に対して垂直となる平面内での回転が防止されている。この様子を、図4を用いて補足説明する。
図4(a)は、操作ボタン30の斜視外観図であり、操作パネルからその天面部が露出し利用者によって押圧される押圧部分を有する露出部30hと、図面上手前側と奥側の2箇所にそれぞれ図に示すような部分的に形成されたフランジ部30aから構成されている。この操作ボタン30を操作側から見た正面図を図4(b)に示す。ベース部材11には操作ボタン30の外形形状にあわせて、この外形形状よりも大きな開口部を有する取付穴14が設けられている。従って、操作ボタン30は、この取付穴14によって操作側から操作ボタンを変形させることなく容易にベース部材11に挿入することができる。
その後、挿入した操作ボタン30を、図面上右回転させ、二点鎖線で示した位置まで回転する。こうすることで、操作ボタン30のフランジ部30aは、ベース部材11の下側に位置し、ベース部材11と平面的に重なるようになるため、押圧方向に対して逆方向に抜けないようになりベース部材11から抜け落ちることがない状態となる。
また、この状態で、カバー部材12を図面上正面方向からベース部材11に押し込んだとき、カバー部材12に設けられた突起部12aが、フランジ部30aの左回転を防止する。一方、ベース部材に設けられた突起部11aが、フランジ部30aの右回転を防止するので、操作ボタン30はどちらへも回転しない状態となる。従って、例えば操作ボタン30の露出部30hの天面部にひらがな文字などの方向性を持った文字や図形が記されている場合、露出部30hは回転防止されることから、天面部に記された文字や図形の方向が変化することもない。
もとより、図面上右回転とせず、左回転によって組み込むこととしても良い。操作ボタン30の露出部30hの天面部にひらがな文字などの方向性を持った文字や図形が記されていない場合は左右どちらに回転してもよく、従って、左右どちらに回転しても組み込めるようにしておけば、組み込む自由度が高くなる。さらに、操作ボタンの少なくとも一部を導光可能な部材で構成し、操作ボタンの組み込み後、フランジ部30aと平面的に重なる回路基板位置に、LEDなどの発光素子を配しておけば、組み込み時における操作ボタンの回転方向によって、操作ボタンを照明するか否かを選択することも可能となる。
なお、操作ボタン30のフランジ部30aは一部のみ形成されているので、前述した沿面距離は、フランジ部が形成されていない部分では短くなってしまうが、この部分に対応する位置には回路基板の配線を設けないなどによって、静電気による電子部品などの破壊を抑制するようにしておけばよい。
以上、図3および図4によって説明した組み込み構造によって、追加機能のための操作ボタン30は、操作側から容易に操作パネル10bに組み込むことができるようになっている。従って、図1に示したように、電子機器1に機能追加された場合、追加された機能操作のための操作ボタン30を操作パネル10aに操作側から組み込むことによって、機能追加後の電子機器1を操作するための操作パネル10bに変更することが可能となる。
次に、この操作パネル10aから操作パネル10bの変更の様子について図5を用いて説明する。図5(a)は、機能追加前の電子機器1に取り付けられている操作パネル10aを示している。操作パネル10aでは、カバー部材12に対して操作ボタンの露出用の露出穴が設けられていないカバー部材12Aがベース部材11に装着され、図5(b)に示した操作ボタン30の挿入用の開口部を有する取付穴14を覆い隠している。
次に、電子機器1に機能ユニット3が装着されて機能追加が行われた場合、図5(b)に示したように、このカバー部材12Aを取り外す。カバー部材12Aは前述したように操作側から容易に取り外すことができるため、操作パネルが電子機器に取り付けられた状態でも取り外すことが可能である。
次に、図5(c)に示したように、取付穴14に操作ボタン30を挿入した後回転し、フランジ部30aが図の破線で示した位置になるように操作ボタン30を操作パネル10aに組み込む。そして、カバー部材12Aに替えて、操作ボタン30の露出部30hを露出させるための露出穴12dが設けられたカバー部材12を、ベース部材11に押し込むことによって、操作ボタン30を操作パネル10aに組み込む。こうして操作パネル10aは、図5(d)に示したように操作パネル10bに変更されるのである。
上述したように、本実施例によれば、機能が追加されたような場合でも、機能追加前の電子機器に適した操作パネルから機能追加後の電子機器に適した操作パネルに容易に変更することができる。また、追加機能用の操作ボタンのための取付穴が露出することがなく、外観的にも違和感のない操作パネルとすることができる。
以上、本発明を具体化した実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。
例えば、上記実施例では、追加機能操作のための操作ボタンを操作ボタン30として説明したが、例えば操作ボタン20も追加機能操作のための操作ボタンであるなど、複数の操作ボタンが追加機能操作のための操作ボタンである場合がある。このような場合は、カバー部材12およびカバー部材12Aの形状を、ベース部材11に設けられる各操作ボタンのための取付穴を全て覆い隠すように大きくすればよい。
また、例えば、上記実施例では、追加された機能操作のための操作ボタン30を、操作ボタン30の外形より大きな開口部を有する取付穴に挿入することとしたが、変形例として、操作ボタンの外形形状よりも小さい開口部を有する取付穴に挿入することとしてもよい。
図6に本変形例による操作ボタンとその組み込み方法の一例を示す。図6(a)は追加された機能操作のための操作ボタン31を示し、露出部31hとフランジ部31aから構成されている。フランジ部31aはゴムなどの弾性部材で形成され、例えば2色成形による射出成形などの方法を用いて形成されている。
図6(b)は、この操作ボタン31を操作パネルのベース部材11に設けられた取付穴11kに操作側から挿入した状態を示している。フランジ部31aは、図6(b)に示したように取付穴11kの大きさまで圧縮変形することで、取付穴11kに挿入することが可能となる。
そして、図6(c)に示したように、取付穴11kを通過後、フランジ部31aは圧縮が解除され、再びもとの大きさに戻ることによって、操作ボタン31は、操作パネルから脱落することなく、回路基板15に取り付けられたスイッチ16を押すことができるように操作パネルに組み込まれる。その後、カバー部材12がベース部材に取り付けられ、操作ボタン31の組み込みは終了する。
このように、追加された機能操作のための操作ボタンを、図6に示した操作ボタンとすることによって、ベース部材11に操作ボタンの外形形状よりも小さい開口部を有する取付穴であっても、操作側から操作ボタンを組み込むことができる。
また、操作側から組み込むことができる操作ボタンの他の変形例として、図7にその一例を示す。図7は、追加された機能操作のための操作ボタン32を示し、露出部32hと、露出部32hの左右両側にそれぞれ形成されたフランジ部32aとから構成されている。露出部32hは図7のように、フランジ部32aがそれぞれ矢印Qの方向へ変形可能なように、一部が薄肉化されている。
そして、この操作ボタン32を操作パネルのベース部材11に設けられた取付穴14aに、矢印Sで示したように操作側から挿入する。このとき、フランジ部32aが取付穴14aを通過できるまで、露出部32hは矢印Q方向に圧縮変形することで、取付穴14aに操作ボタン32を挿入することが可能となる。
そして、取付穴14aを通過後、フランジ部32aは圧縮が解除され、再びもとの位置に戻ることによって、操作ボタン32は、操作パネルから脱落しないように操作パネルに組み込まれることになる。
なお、図6や図7に示したような操作ボタンの組み込み構造において、取付穴を、組み込まれる操作ボタンの露出部とほぼ同じ大きさにすることができる場合は、取付穴を覆うためのカバー部材を設ける必要がなく、操作パネルの構造を簡略化することも可能となる。
本発明の実施例で、操作パネルが取り付けられた電子機器の説明図。 (a)は、操作パネルの正面図。(b)は、追加機能操作以外のための操作ボタンの一例を示す外観図。(c)は、追加機能操作以外のための操作ボタンの組み込み構造図。 追加機能操作のための操作ボタンの組み込み構造図。 (a)は、追加機能操作のための操作ボタンの外観図。(b)は、追加機能操作のための操作ボタンの組み込み説明図。 (a)は、機能追加前の操作パネル正面図。(b)は、カバー部材を取り外した機能追加前の操作パネル正面図。(c)は、追加機能操作のための操作ボタンを組み込んだ状態の操作パネル正面図。(d)は、機能追加後の操作パネル正面図。 (a)は、変形例における追加機能操作のための操作ボタンの外観図。(b)(c)は、変形例での追加機能操作のための操作ボタンの組み込み説明図。 別の変形例としての操作ボタンの組み込み方の説明図。
符号の説明
1…電子機器、2…ユニット取付部、3…機能ユニット、10a…操作パネル、10b…操作パネル、11…ベース部材、11a…突起部、11b…ボス部、11c…溝部、11k…取付穴、12…カバー部材、12A…カバー部材、12a…突起部、12c…掛止部、12d…露出穴、14…取付穴、14a…取付穴、15…回路基板、16…スイッチ、17…ネジ、20…操作ボタン、20a…フランジ部、20h…露出部、30…操作ボタン、30a…フランジ部、30h…露出部、31…操作ボタン、31a…フランジ部、31h…露出部、32…操作ボタン、32a…フランジ部、32h…露出部、40…隣接部。

Claims (7)

  1. 押圧することによって電子機器の機能操作を行う操作ボタンを、複数組み込んだ操作パネルであって、
    前記複数の操作ボタンのうち所定の機能操作を行う操作ボタンは、前記押圧する方向と同じ方向から前記操作パネルに組み込み可能な操作ボタンであることを特徴とする操作パネル。
  2. 請求項1に記載の操作パネルであって、
    前記複数の操作ボタンを組み込むための取付穴を有するベース部材を備え、
    前記所定の機能操作を行う操作ボタンに対応する取付穴は、当該所定の機能操作を行う操作ボタンを変形させることなく、前記押圧する方向と同じ方向から挿入できる開口形状を有する取付穴であることを特徴とする操作パネル。
  3. 請求項1または2に記載の操作パネルであって、
    前記所定の機能操作を行う操作ボタンに対応する取付穴の大きさよりも大きな形状を有するカバー部材を備え、
    前記カバー部材は、前記ベース部材に対して前記押圧する方向と同じ方向から着脱可能に取り付けられるカバー部材であることを特徴とする操作パネル。
  4. 請求項3に記載の操作パネルであって、
    前記カバー部材は、前記所定の機能操作を行う操作ボタンが前記ベース部材に組み込まれたときは、前記所定の機能操作を行う操作ボタンについて押圧する押圧部分を露出する露出穴を備えたカバー部材であり、前記所定の機能操作を行う操作ボタンが前記ベース部材に組み込まれていないときは、前記露出穴を備えないカバー部材であることを特徴とする操作パネル。
  5. 請求項3または4に記載の操作パネルであって、
    前記ベース部材もしくは前記カバー部材の少なくとも一方には、前記所定の機能操作を行う操作ボタンを前記ベース部材に組み込んだ後、前記所定の機能操作を行う操作ボタンの回転を防止する回転止め部が形成されていることを特徴とする操作パネル。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の操作パネルであって、
    前記複数の操作ボタンのうち所定の機能操作を行う操作ボタン以外の操作ボタンは、前記押圧する方向と同じ方向から前記操作パネルに組み込みが不可能な操作ボタンであることを特徴とする操作パネル。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の操作パネルを備えた電子機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012028223A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Aiphone Co Ltd 電子機器のボタン取付構造
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