JP2007118621A - ワイパ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リップ部を備えた払拭部材に弾性部材を備えたワイパブレードをワイパアームに連結してなるワイパ装置において、ワイパブレードの長手方向全体における密着性の向上を計りながら、構成の簡略化、組み込み作業の簡略化が図れるように構成する。
【解決手段】 ワイパアーム1に連結されるブレードレバー5を、第一、第二連結部J1、J2を介してとワイパブレード2に連結する構成とし、第一連結部J1はブレードレバー5側のスライド片5cを、弾性部材4よりも窓面側に位置するスライド溝3eにスライド移動自在に嵌合する構成とし、第二連結部J2は、スライド溝3eに埋設したストッパ片6のあいだに、ブレードレバー5側のボス状の突片5dを回転自在に嵌入する構成とし、ブレードレバー5はワイパブレード2にスライドして組み込まれる構成とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 ワイパアーム1に連結されるブレードレバー5を、第一、第二連結部J1、J2を介してとワイパブレード2に連結する構成とし、第一連結部J1はブレードレバー5側のスライド片5cを、弾性部材4よりも窓面側に位置するスライド溝3eにスライド移動自在に嵌合する構成とし、第二連結部J2は、スライド溝3eに埋設したストッパ片6のあいだに、ブレードレバー5側のボス状の突片5dを回転自在に嵌入する構成とし、ブレードレバー5はワイパブレード2にスライドして組み込まれる構成とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、自動車や船舶等に搭載されるワイパ装置の技術分野に属するものである。
一般に、この種ワイパ装置のなかには、先端に窓面を払拭するリップ部を備えた払拭部材と、前記払拭部材の基端部に設けられ、リップ部が窓面に密着するよう付勢する弾性部材とを備えてなるワイパブレードを、長手方向中間部においてワイパアームに連結して構成したものがある。このように、ワイパブレードを長手方向一箇所においてワイパアームに連結した場合、ワイパアームが有するワイパブレードの窓面押圧力は、ワイパブレードの連結部を介して長手方向両端部に分散される。しかるに、ワイパアームによる窓面押圧力は、ワイパブレードのワイパアームとの連結部を基準として端部に至るほど小さくなってしまい、均一になりにくく払拭ムラができてしまうという問題がある。
この改善策として、ワイパブレードの長手方向二箇所に連結される連結部材を介してワイパアームに連結する構成とし、ワイパアームの押圧力をワイパブレードの二箇所に作用せしめ、ワイパアームの長手方向両端部への押圧力が大きくなるようにすることが提唱されている。
実公平5−6216号公報
ところが、前記従来のものは、連結部材とワイパブレードとの二箇所の連結部をピボット連結部としており、具体的には、ワイパブレードを構成する本体部材の長手方向二箇所において、窓面から離れる方向に突出する連結部に支持されるピン軸を、ヨーク(連結部材)の連結部に形成した長孔に挿通させることにより連結する構成となっている。そして、ワイパアームに設けた付勢弾機によるワイパブレードを窓面側に押圧する押圧力は、本体部材よりも窓面から離れる部位に位置するピン軸を介してワイパブレードに伝達されることになる。このため、ワイパアームによる押圧力は、本体部材を介してブレードゴムに達するとともに、揺動支点についても本体部材よりも外方でなされ、その分、ブレードゴムの窓面への密着性が劣り、ワイパブレードの両端部における払拭性能が低下するという問題がある。また、このものでは、ワイパブレードと連結部材とのあいだにブレード長方向に長い隙間が形成されており、このため、意匠性に劣るという問題がある。
さらに、このものでは、連結部材とワイパブレードとは、二箇所においてそれぞれ別個に連結される構成であるため、連結作業が面倒かつ煩雑になってしまうという問題もあり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
さらに、このものでは、連結部材とワイパブレードとは、二箇所においてそれぞれ別個に連結される構成であるため、連結作業が面倒かつ煩雑になってしまうという問題もあり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、往復揺動を行うワイパアームの先端部に長尺状の連結部材を連結し、該連結部材の両端部に、先端に窓面を払拭するリップ部を備えた払拭部材と、該払拭部材の基端部に配設され、リップ部を窓面側に付勢する弾性部材とを備えたワイパブレードを連結して、ワイパアームに設けた付勢弾機の付勢力によりワイパブレードを窓面に圧接してなるワイパ装置において、前記連結部材を、ワイパブレードに窓面方向から当接する中間片部と、ワイパブレードの払拭方向両側部に対向する一対の側片部とを備えた断面略コ字状に形成して、ワイパブレードにブレード長方向スライド移動自在に外嵌する構成とするとともに、連結部材の両端部とワイパブレードとを第一、第二連結部を介して連結する構成としたものである。
そして、このようにすることにより、構成の簡略化が果せるばかりでなく、組み込み作業が容易になり、そのうえ、連結部材がワイパブレードに外嵌して意匠性に優れたワイパ装置にできる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第一連結部は、ワイパブレードを窓面方向に揺動自在な構成とし、第二連結部は、ブレード長方向に相対移動自在な構成とし、これら第一、第二連結部を、ワイパブレードの弾性部材より窓面側に位置して設けたものであり、このようにすることにより、ワイパブレードを窓面曲率への追随性のよいものにできるうえ、第一、第二連結部を窓面に近づけて位置させることができ、意匠性の優れたワイパ装置にできる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記ワイパブレードは、弾性部材よりも窓面側の両側部に払拭方向が開口するスライド溝がブレード長方向に長く形成されたものとし、前記第一連結部は、連結部材の一端側の側片部に設けた突片を、前記スライド溝に埋設した一対のストッパ片のあいだに揺動自在に係合する構成とし、ワイパブレードの窓面方向の揺動に基づいて窓面の曲率に追随できるようにしたものであり、このようにすることにより、ワイパブレードが連結部材に対して位置ズレしないようにできる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかにおいて、前記第二連結部は、前記連結部材の他端側の側片部に設けたスライド片を、前記スライド溝にブレード長方向移動自在に係合する構成としたものであり、このようにすることにより、構成の簡略化を図ることができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかにおいて、前記連結部材には、ワイパブレードの浮きを防止するフィンが一体的に設けられているものであり、このようにすることにより、ワイパブレードの浮きを防止できるとともに、意匠性に優れたワイパ装置とすることができる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかにおいて、前記ワイパブレードは、前記第一、第二連結部部位が窓面から離れる方向に湾曲するM形状に形成されているものであり、このようにすることにより、ワイパブレードの窓面に対する密着性を向上することができる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかにおいて、前記連結部材は、前記第二連結部が前記ワイパアームの先端側に位置するようにワイパアームに連結されているものであり、このようにすることにより、ワイパブレードの窓面への密着性を向上させることができる。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかにおいて、前記連結部材は、型成形されているものであり、このようにすることにより、連結部材を容易に形成することができる。
そして、このようにすることにより、構成の簡略化が果せるばかりでなく、組み込み作業が容易になり、そのうえ、連結部材がワイパブレードに外嵌して意匠性に優れたワイパ装置にできる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第一連結部は、ワイパブレードを窓面方向に揺動自在な構成とし、第二連結部は、ブレード長方向に相対移動自在な構成とし、これら第一、第二連結部を、ワイパブレードの弾性部材より窓面側に位置して設けたものであり、このようにすることにより、ワイパブレードを窓面曲率への追随性のよいものにできるうえ、第一、第二連結部を窓面に近づけて位置させることができ、意匠性の優れたワイパ装置にできる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記ワイパブレードは、弾性部材よりも窓面側の両側部に払拭方向が開口するスライド溝がブレード長方向に長く形成されたものとし、前記第一連結部は、連結部材の一端側の側片部に設けた突片を、前記スライド溝に埋設した一対のストッパ片のあいだに揺動自在に係合する構成とし、ワイパブレードの窓面方向の揺動に基づいて窓面の曲率に追随できるようにしたものであり、このようにすることにより、ワイパブレードが連結部材に対して位置ズレしないようにできる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかにおいて、前記第二連結部は、前記連結部材の他端側の側片部に設けたスライド片を、前記スライド溝にブレード長方向移動自在に係合する構成としたものであり、このようにすることにより、構成の簡略化を図ることができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかにおいて、前記連結部材には、ワイパブレードの浮きを防止するフィンが一体的に設けられているものであり、このようにすることにより、ワイパブレードの浮きを防止できるとともに、意匠性に優れたワイパ装置とすることができる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかにおいて、前記ワイパブレードは、前記第一、第二連結部部位が窓面から離れる方向に湾曲するM形状に形成されているものであり、このようにすることにより、ワイパブレードの窓面に対する密着性を向上することができる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかにおいて、前記連結部材は、前記第二連結部が前記ワイパアームの先端側に位置するようにワイパアームに連結されているものであり、このようにすることにより、ワイパブレードの窓面への密着性を向上させることができる。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかにおいて、前記連結部材は、型成形されているものであり、このようにすることにより、連結部材を容易に形成することができる。
請求項1の発明とすることにより、構成の簡略化が果せ、かつ、組み込み作業が容易になるうえ、連結部材がワイパブレードに外嵌して意匠性に優れる。
請求項2の発明とすることにより、ワイパブレードの窓面曲率への追随性を向上できるうえ、第一、第二連結部が窓面に近づいて意匠性に優れる。
請求項3の発明とすることにより、ワイパブレードが連結部材に対して位置ズレしないようにできる。
請求項4の発明とすることにより、構成の簡略化を図ることができる。
請求項5の発明とすることにより、ワイパブレードの浮きを防止し、しかも、意匠性に優れる。
請求項6の発明とすることにより、ワイパブレードの窓面に対する密着性を向上できる。
請求項7の発明とすることにより、ワイパブレードの窓面への密着性を向上させることができる。
請求項8の発明とすることにより、連結部材を容易に形成できる。
請求項2の発明とすることにより、ワイパブレードの窓面曲率への追随性を向上できるうえ、第一、第二連結部が窓面に近づいて意匠性に優れる。
請求項3の発明とすることにより、ワイパブレードが連結部材に対して位置ズレしないようにできる。
請求項4の発明とすることにより、構成の簡略化を図ることができる。
請求項5の発明とすることにより、ワイパブレードの浮きを防止し、しかも、意匠性に優れる。
請求項6の発明とすることにより、ワイパブレードの窓面に対する密着性を向上できる。
請求項7の発明とすることにより、ワイパブレードの窓面への密着性を向上させることができる。
請求項8の発明とすることにより、連結部材を容易に形成できる。
つぎに、本発明の実施の形態について、図1〜6の図面に基づいて説明する。
図面において、1はワイパ装置を構成するワイパアームであって、該ワイパアーム1は、基端部が車両のフロントガラスの下端部近傍となる車体側に往復揺動自在に軸承されている。前記ワイパアーム1の先端部は略U字形に折り返されてジョイント部1aに形成されており、該ジョイント部1aに、後述する状態でワイパブレード2が連結されるように構成されている。そして、ワイパアーム1には図示しない付勢弾機が介装されており、ジョイント部1aを介してワイパブレード2を窓面側に向けて押圧する設定となっていること等は何れも従来通りの構成となっている。
図面において、1はワイパ装置を構成するワイパアームであって、該ワイパアーム1は、基端部が車両のフロントガラスの下端部近傍となる車体側に往復揺動自在に軸承されている。前記ワイパアーム1の先端部は略U字形に折り返されてジョイント部1aに形成されており、該ジョイント部1aに、後述する状態でワイパブレード2が連結されるように構成されている。そして、ワイパアーム1には図示しない付勢弾機が介装されており、ジョイント部1aを介してワイパブレード2を窓面側に向けて押圧する設定となっていること等は何れも従来通りの構成となっている。
前記ワイパブレード2は長尺状に形成されており、ゴム製のブレードゴム(本発明の払拭部材に相当する)3と弾性部材4とを備えて構成されている。前記ブレードゴム3は、下端(先端)の先鋭部が窓面に当接する断面略逆三角形状をしたリップ部3aに構成され、断面細幅状の首部3bを介して上端に広幅状のベース部3cが一体的に形成されている。前記ベース部3cは、払拭方向両側部となる図4において左右両側部が開口し、左右方向中心側に向けて凹設された凹溝3dが上下それぞれ二段になる状態で長手方向(ブレード長方向)全長にわたって形成されており、これによって、ベース部3cには、上下に二対、都合四つの凹溝3dが形成されている。
そして、ベース部3cの上側に位置する左右一対の凹溝3dには、前記弾性部材4の一対が接着、クリップ等の一体化手段により一体的に固定されているが、これら各弾性部材4は、自然状態で湾曲姿勢となっている長尺状の板バネで構成されており、自然状態において、窓面の払拭範囲の最大曲率よりも大きくなるよう長手方向湾曲状に形成されている。一方、ベース部3cの下側に位置する左右一対の凹溝3dは、本発明のスライド溝に相当しており、以降、スライド溝3eとして説明する。
そして、ベース部3cの上側に位置する左右一対の凹溝3dには、前記弾性部材4の一対が接着、クリップ等の一体化手段により一体的に固定されているが、これら各弾性部材4は、自然状態で湾曲姿勢となっている長尺状の板バネで構成されており、自然状態において、窓面の払拭範囲の最大曲率よりも大きくなるよう長手方向湾曲状に形成されている。一方、ベース部3cの下側に位置する左右一対の凹溝3dは、本発明のスライド溝に相当しており、以降、スライド溝3eとして説明する。
5は本発明の連結部材に相当するブレードレバーであって、該ブレードレバー5は、樹脂材を一体型成形することにより構成されており、ワイパブレード2を構成するブレードゴム3のベース部3cの長手方向中間部に連結されるように設定されている。前記ブレードレバー5は、レバー長方向全長にわたり断面略コ字形状に形成されており、一対の対向する側片部5aと、これら側片部5aを連結する中間片部5bとを備えて構成されている。そして、ブレードレバー5は、後述するように、ワイパブレード2に連結したとき、中間片部5bがベース部3cの上面を覆い、両側片部5aがベース部3cの左右側面(払拭方向両側部)を覆うようにして組み込まれる設定となっており、これによって、ワイパブレード2が窓面に当接した際に、ブレードレバー5とワイパブレード2とのあいだに長手方向の隙間が形成されることがなく、意匠性に優れたものとなっている。尚、この組み込み状態のブレードレバー5を、車体に軸承されるワイパアーム1に連結したとき、ブレードレバー5にワイパアーム1の付勢弾機の付勢力が作用し、中間片部5bの両端部位がベース部3c(ワイパブレード2)に当接して窓面に向けて押圧するように設定されている。尚、中間片部5bは、ワイパアーム1からの付勢力を受けてベース部3cの両端部だけではなく、ブレード長方向全長にわたって押圧する構成とすることも可能である。
尚、ブレードレバー5は、樹脂材だけでなく、金属材を用いて成形したものであってもよい。
尚、ブレードレバー5は、樹脂材だけでなく、金属材を用いて成形したものであってもよい。
そして、ブレードレバー5の長手方向一方の端部(一端部であって、ワイパアーム1取り付け時において、ワイパアーム1の車体軸承部側)に位置する両側片部5aには、本発明の第一連結部J1を構成するべく、それぞれ対向する側片部5aに向けて、即ち、ブレード長方向に直交する方向であって、ワイパブレード2の払拭方向に突出する突片5cがそれぞれ突設されている。これら突片5cは、円柱状のボスに形成され、ベース部3cに形成された下側の凹溝3dであるスライド溝3eに係合するべく、突出長さはスライド溝3eの溝深さと略同様の長さに設定され、円周状の外周面を備えたものに構成されており、突片5cの外径はスライド溝3eの溝幅と略同様となるように寸法設定されている。
さらに、ブレードレバー5の長手方向他方の端部(他端部であって、ワイパアーム1の先端部側)に位置する両側片部5aには、本発明の第二連結部J2を構成するべく、互いに対向する側片部5aに向けて突出するスライド片5dがそれぞれ突設されている。これらスライド片5dは、ベース部3cに形成された下側の凹溝3dであるスライド溝3eに係合するべく、突出長さはスライド溝3eの溝深さと略同様の長さを有し、かつ、スライド溝3eの溝幅と略同様の板厚を有し、そして、ブレード長方向に所定長さを有したプレート状に形成されており、スライド溝3e内をブレード長方向にスライドできるよう(スライド自在)に構成されている。
さらに、ブレードレバー5の長手方向他方の端部(他端部であって、ワイパアーム1の先端部側)に位置する両側片部5aには、本発明の第二連結部J2を構成するべく、互いに対向する側片部5aに向けて突出するスライド片5dがそれぞれ突設されている。これらスライド片5dは、ベース部3cに形成された下側の凹溝3dであるスライド溝3eに係合するべく、突出長さはスライド溝3eの溝深さと略同様の長さを有し、かつ、スライド溝3eの溝幅と略同様の板厚を有し、そして、ブレード長方向に所定長さを有したプレート状に形成されており、スライド溝3e内をブレード長方向にスライドできるよう(スライド自在)に構成されている。
一方、ワイパブレード2のスライド溝3eの一方の端部であって、第一連結部J1に相当する部位には、該スライド溝3eに係合(嵌入)する突片5cのスライド方向の移動を規制するべく、突片5cの係合スペースをスライド方向に挟むようにして一対のストッパ片6が予め一体的に埋設されている。尚、一対のストッパ片6のうち、ワイパブレード2の他端側に位置するストッパ片6には、他端側ほどスライド溝3eの溝底片に近接する傾斜状のガイド面6aが形成されている。
そして、ブレードレバー5は、ブレードレバー5の一端部側をワイパブレード2の他端部側にあてがい、ブレードレバー5一端部側の突片5cをスライド溝3eの他端部に係合せしめ、この状態から、ブレードレバー5をワイパブレード2の一端部側に向けてスライド移動させ、さらに、ブレードレバー5の他端部がワイパブレード2の他端部側に対向した状態で、ブレードレバー5他端部側のスライド片5dを、スライド溝3eの他端部に係合せしめる。そして、このスライド片5dと突片5cとをスライド溝3eに係合した状態で、ブレードレバー5をワイパブレード2の長手方向中間部に位置するようにスライドさせることにより、ブレードレバー5のワイパブレード2への組み込みができるように設定されている。このとき、ブレードレバー5一端部側の突片5cは、スライド溝3eに埋設された他端部側に位置するストッパ片6の傾斜状のガイド面6aを乗り越えるようにしてスライドし、一端部側のストッパ片6とのあいだのスペースに丁度係合することにより、突片5cが位置決めされた状態でスライド溝3eに係合するように設定されており、このようにして、ブレードレバー5は、ブレード長方向の位置決めがなされた状態でワイパブレード2に組み込み(装着)されるように設定されている。
尚、ワイパアーム1とブレードレバー5との連結であるが、ブレードレバー5の長手方向中間部の中間片部5bの上面には、ジョイント部5eが形成されており、該ジョイント受け部5eに払拭方向を向いて軸承される連結ピン5fに、図示しないUクリップ等の連結手段を介してワイパアーム1先端部のジョイント部1aを係合せしめることにより、ブレードレバー5が払拭方向を揺動支軸とする揺動が自在な状態での連結されている。この取り付け状態において、ワイパブレード2は、第一連結部J1がワイパアーム1の車体軸承部側に位置する状態で連結されており、第二連結部J2がワイパアーム1の先端側に位置するように設定されている。
このようにして構成されたワイパ装置において、ワイパブレード2は、図6(A)に示すようにワイパアーム1に連結され、窓面に当接していない自然状態では、ブレードゴム3の上側の凹溝3dに内装された弾性部材4の剛性に基づいて湾曲状に撓んだ姿勢となっている。この状態から、ワイパブレード2を窓面にセットする場合に、ワイパブレード2は、まず、湾曲状に撓んだ長手方向両端部が窓面に当接し、ブレードレバー5を介してワイパアーム1の付勢弾機の付勢力を受けることにより、図6(B)に示すように長手方向中間部位が撓んで窓面に当接するように設定されている。このとき、ワイパブレード2とブレードレバー5とは、第二連結部J2においてスライド移動が許容され、第一連結部J1においてスライド移動が規制されるとともに、払拭方向を回転軸とする窓面方向への揺動が許容されることにより、ワイパブレード2が窓面の曲面に沿って姿勢変姿するように設定されている。そして、ワイパブレード2は、ワイパアーム1からの付勢力によって次第に窓面に沿う状態になるよう変姿(図6(C)参照)を続け、図6(D)に示すように、窓面に沿う払拭姿勢となるように設定されている。ここで、払拭姿勢に変姿したワイパブレード2は、弾性部材4が強制的に湾曲形状を伸長させられた状態となっていることに基づいて付勢力を発揮している。しかも、ワイパブレード2はワイパアーム1からの付勢力を受けたとき、ワイパアーム1とのあいだに介装されたブレードレバー5に対して第二連結部J2においてスライド移動が可能で、第一連結部J1においてスライド移動を規制されるとともに、払拭方向を回転軸とする窓面方向への揺動が許容されるので、ワイパブレード2の両端部に至るまでの全長においてリップ部3aによる窓面との密着性が高まるとともに、窓面の曲率に適合する状態で撓むことが可能となり、これによって、ワイパブレード2による窓面の払拭作動において、払拭部位によって曲率が変化する窓面に対し、ワイパブレード2が適宜変姿してワイパブレード2の長手方向各部が満遍なく当接(密着)して、払拭性能を向上させるように設定されている。
さらに、この組み込み状態において、ワイパブレード2とブレードレバー5とは、第一、第二連結部J1、J2において、中間片部5bが弾性部材4よりも窓面から離れる部位(外方)のベース部3cを押圧しており、これによって、ワイパアーム1による押圧力がブレードゴム3に確実に伝達されるように設定されている。しかも、ワイパブレード2の窓面方向の揺動を許容するための突片5cは、弾性部材4よりも窓面側に位置するスライド溝3e内に位置するように構成されているため、ワイパブレード2の窓面方向への揺動が窓面に近い部位を支軸としてなされて、ワイパブレード2の他端側部位(ワイパアーム1よりも先端側の部位)の窓面への密着性を一層高めることができるように設定されている。また、突片5cがストッパ片6により挟持されていることによりスライド移動については規制することができ、該第一連結部J1を基準として、第二連結部J2のスライド片5dがスライド溝3eを移動することに基づいて、ワイパブレード2がブレードレバー5に対して位置ズレしてしまうようなことがないように設定されている。
叙述の如く構成された本形態において、ワイパブレード2は、ワイパアーム1に対しブレードレバー5を介して連結されるが、ワイパブレード2とブレードレバー5とは、長手方向二箇所に位置する第一、第二連結部J1、J2とにおいて連結され、しかも、スライド移動と揺動が許容されているので、ワイパブレード2の窓面への押圧力を均一にすることができる。そのうえ、このものでは、ブレードレバー5とワイパブレード2とは、ブレードレバー5をワイパブレード2に外嵌させ、ブレード長方向にスライドさせることにより組み込む構成となっているので、構成の簡略化が図れるうえ、組み込み作業が容易になって、作業性の向上が図れる。そのうえ、ブレードレバー5がワイパブレード2を外側から覆うように組み込まれていて、ワイパブレード2を窓面に当接した際に、ワイパブレード2の側部とブレードレバー5とのあいだに隙間が形成されるようなことがなく、意匠性に優れたものにできる。
しかも、本発明が実施されたものでは、ワイパアーム1によるワイパブレード2の押圧力については、ブレードレバー5の押圧片5bを介してなされるとともに、ワイパブレード2の弾性部材4よりも窓面側に位置するスライド溝3eの第一、第二連結部J1、J2においてなされるので、リップ部3cの窓面の曲率に対する揺動作動が円滑で窓面との密着性が向上し、払拭性能が優れ、しかも、意匠性に優れたワイパ装置とすることができる。
そのうえ、ワイパブレード2とブレードレバー5とは、第一、第二連結部J1、J2において、中間片部5bが弾性部材4よりも窓面から離れる部位のベース部3cを押圧するので、ワイパアーム1によるブレードゴム3の押圧を確実にすることができる。
そのうえ、ワイパブレード2とブレードレバー5とは、第一、第二連結部J1、J2において、中間片部5bが弾性部材4よりも窓面から離れる部位のベース部3cを押圧するので、ワイパアーム1によるブレードゴム3の押圧を確実にすることができる。
さらに、このものでは、第一連結部J1においては、ワイパブレード2のブレードレバー5に対する位置ズレを防止するべくスライド移動を規制するとともに、相対的な窓面方向への揺動が許容され、第二連結部J2では、相対的なスライド移動のみが許容されるので、ブレードレバー5に対する位置ズレを防止できるうえ、窓面の曲率の変化に対して追随性のよいワイパ装置とすることができる。
また、本発明が実施されたものでは、第一、第二連結部J1、J2は、両者ともワイパブレード2を構成するブレードゴム3に形成されたスライド溝3eと、ブレードレバー5に一体的に形成された突片5cおよびスライド片5dとにより構成されているので、構成を簡略化できるうえ、部品点数の削減を図ることができる。
しかも、このものでは、突片5cとスライド片5dとは、それぞれブレードレバー5の一対の側片部5aから一対のものが形成され、これらが、払拭方向両側に形成されたスライド溝3eにそれぞれ係合して、スライド移動および揺動を行う構成となっている。この結果、ワイパブレード2に捻れのような負荷が作用したとしても、第一、第二連結部J1、J2におけるスライド移動および揺動作動が円滑になされて、作動性のよいワイパ装置とすることができる。
しかも、このものでは、突片5cとスライド片5dとは、それぞれブレードレバー5の一対の側片部5aから一対のものが形成され、これらが、払拭方向両側に形成されたスライド溝3eにそれぞれ係合して、スライド移動および揺動を行う構成となっている。この結果、ワイパブレード2に捻れのような負荷が作用したとしても、第一、第二連結部J1、J2におけるスライド移動および揺動作動が円滑になされて、作動性のよいワイパ装置とすることができる。
また、このものは、スライド移動する第二連結部J2がワイパアーム1とブレードレバー5との連結部よりも先端側に位置し、揺動が許容される第一連結部J1がワイパアーム1の車体軸承側、即ち、躯体支持側に位置しているので、ワイパブレード2のスライド移動が窓面の上方で行われることになって、ワイパブレード2の変姿が自然で、運転者への違和感を低減させることができる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、前記第一の実施の形態の第一連結部は、ストッパ片によりスライド方向の移動を規制されているが、ストッパ片の対向間隔を突片の外径よりも大きく設定し、予め設定されるスライド範囲でスライド移動ができるような構成とすることもできる。また、ワイパブレードとブレードレバーとが相対的な移動ができるような構成としては、例えば、ブレードレバーの長手方向一端にのみ移動規制部材を設けるような構成であってもよい。
また、第一連結部の突片の形状としては、図7(A)、(B)に示す第二の実施の形態のようにすることもできる。
第二の実施の形態において、ブレードレバー7の突片7aは、スライド方向に長い形状をしており、スライド溝3eを構成する窓面から離間する側、即ち上側に位置する溝側面(上側溝側面)3fに対向する面がスライド長方向に湾曲する湾曲面7bに形成されている。そして、突片7aを、埋設されたストッパ片6に挟持させる状態でスライド溝3eに係合させることにより、ワイパブレード2とブレードレバー5との相対的なスライド移動を規制するとともに、湾曲状の湾曲面7bが平板状の上側溝側面3fに対向することに基づいて、ワイパブレード2とブレードレバー7との窓面方向の相対揺動が許容されるように構成されている。
第二の実施の形態において、ブレードレバー7の突片7aは、スライド方向に長い形状をしており、スライド溝3eを構成する窓面から離間する側、即ち上側に位置する溝側面(上側溝側面)3fに対向する面がスライド長方向に湾曲する湾曲面7bに形成されている。そして、突片7aを、埋設されたストッパ片6に挟持させる状態でスライド溝3eに係合させることにより、ワイパブレード2とブレードレバー5との相対的なスライド移動を規制するとともに、湾曲状の湾曲面7bが平板状の上側溝側面3fに対向することに基づいて、ワイパブレード2とブレードレバー7との窓面方向の相対揺動が許容されるように構成されている。
さらに、第一連結部の突片の形状として、図7(C)、(D)に示す第三の実施の形態のようにすることもできる。
このものにおいて、ブレードレバー8の突片8aは、前記第二の実施の形態と同様にスライド方向に長い形状になっており、上側溝側面3fに対向する面8bには、長手方向他端側にのみ湾曲面が形成されている。そして、突片8aを、埋設されたストッパ片6に挟持させる状態でスライド溝3eに係合させることにより、ワイパブレード2とブレードレバー5との相対的なスライド移動を規制するとともに、湾曲面8bと平板状の上側溝側面3fを対向させることに基づいて、ワイパブレード2の他端側部位を窓面に近接させる方向の相対揺動のみを許容するように構成されている。
そして、これら第二、第三の実施の形態のようにしても、前記第一の実施の形態と同様に、第一連結部J1における必要な窓面方向の相対揺動が可能となり、しかも、弾性部材4よりも窓面側に位置する一対の突片7a、8aを用いて揺動させることにより、円滑な揺動作動を行わせることができるという効果を得ることができる。
さらに、これらのものにおいて、ブレードレバー7、8の中間片部7c、8cのワイパブレード2側の面7d、8dは、突片湾曲面7b、8bに基づく揺動を案内するべく対応する湾曲面に形成することで、第二連結部J2の揺動をより円滑に行うことができる。
このものにおいて、ブレードレバー8の突片8aは、前記第二の実施の形態と同様にスライド方向に長い形状になっており、上側溝側面3fに対向する面8bには、長手方向他端側にのみ湾曲面が形成されている。そして、突片8aを、埋設されたストッパ片6に挟持させる状態でスライド溝3eに係合させることにより、ワイパブレード2とブレードレバー5との相対的なスライド移動を規制するとともに、湾曲面8bと平板状の上側溝側面3fを対向させることに基づいて、ワイパブレード2の他端側部位を窓面に近接させる方向の相対揺動のみを許容するように構成されている。
そして、これら第二、第三の実施の形態のようにしても、前記第一の実施の形態と同様に、第一連結部J1における必要な窓面方向の相対揺動が可能となり、しかも、弾性部材4よりも窓面側に位置する一対の突片7a、8aを用いて揺動させることにより、円滑な揺動作動を行わせることができるという効果を得ることができる。
さらに、これらのものにおいて、ブレードレバー7、8の中間片部7c、8cのワイパブレード2側の面7d、8dは、突片湾曲面7b、8bに基づく揺動を案内するべく対応する湾曲面に形成することで、第二連結部J2の揺動をより円滑に行うことができる。
また、第一連結部を構成するスライド片としては、前記第一の実施の形態のようにプレート状に形成することの他に、円柱形状としてもよく、さらには、前記第二、第三の実施の形態の突片と同形状のもをスライド片として用いることも可能である。
また、図8に示す第四の実施の形態のようにすることもできる。
このものは、ブレードレバー9に、高速走行時においてワイパブレード10が浮き上がってしまうのを防止するためのフィン9aが一体に形成されたものとなっている。従来、ワイパブレードに弾性部材が設けられたワイパ装置では、浮き上がり防止のフィンは弾性部材に一体形成されていたが、第四の実施の形態のようにワイパアームとの連結に必要なブレードレバー9に設けることにより、フィンを払拭方向に突出して設けることができ、ワイパブレード10の窓面離接方向の厚さを薄いままにすることができ、意匠的に優れる。ここで、ブレードレバー9は樹脂材等を用いて一体型成形することにより形成されているので、フィン9aの形成が容易であるばかりでなく、仕様に応じて種々の形状に対応することが可能となる。
さらに、第四の実施の形態におけるワイパブレード10は、内装される弾性部材(図示せず)の付勢力により、ワイパブレード10を窓面から離間させた自然状態において、長手方向中間部が窓面側に湾曲するM型形状に形成されている。そして、このものでも、ブレードレバー9とワイパブレード10とを、前記各実施の形態と同様に第一、第二連結部J1、J2を介して連結すること、ワイパブレード2をM型形状にすることの両者により、ワイパブレード2の窓面との密着性が一層向上し、払拭性能の優れたワイパ装置とすることができる。
このものは、ブレードレバー9に、高速走行時においてワイパブレード10が浮き上がってしまうのを防止するためのフィン9aが一体に形成されたものとなっている。従来、ワイパブレードに弾性部材が設けられたワイパ装置では、浮き上がり防止のフィンは弾性部材に一体形成されていたが、第四の実施の形態のようにワイパアームとの連結に必要なブレードレバー9に設けることにより、フィンを払拭方向に突出して設けることができ、ワイパブレード10の窓面離接方向の厚さを薄いままにすることができ、意匠的に優れる。ここで、ブレードレバー9は樹脂材等を用いて一体型成形することにより形成されているので、フィン9aの形成が容易であるばかりでなく、仕様に応じて種々の形状に対応することが可能となる。
さらに、第四の実施の形態におけるワイパブレード10は、内装される弾性部材(図示せず)の付勢力により、ワイパブレード10を窓面から離間させた自然状態において、長手方向中間部が窓面側に湾曲するM型形状に形成されている。そして、このものでも、ブレードレバー9とワイパブレード10とを、前記各実施の形態と同様に第一、第二連結部J1、J2を介して連結すること、ワイパブレード2をM型形状にすることの両者により、ワイパブレード2の窓面との密着性が一層向上し、払拭性能の優れたワイパ装置とすることができる。
さらに、図9に示す第五の実施の形態のように構成することもできる。このものは、前記第一の実施の形態と同様の構成の連結部材(ブレードレバー)5に、前記第四の実施の形態で用いられているようなM型形状をしたワイパブレード11を連結したものに構成されており、このものでも、ワイパブレード11と窓面との密着性が一段と優れたワイパ装置となっている。
1 ワイパアーム
2 ワイパブレード
3 ブレードゴム
3e スライド溝
4 弾性部材
5 ブレードレバー
5a 側片部
5b 中間片部
5c 突片
5d スライド片
6 ストッパ片
J1 第一連結部
J2 第二連結部
2 ワイパブレード
3 ブレードゴム
3e スライド溝
4 弾性部材
5 ブレードレバー
5a 側片部
5b 中間片部
5c 突片
5d スライド片
6 ストッパ片
J1 第一連結部
J2 第二連結部
Claims (8)
- 往復揺動を行うワイパアームの先端部に長尺状の連結部材を連結し、該連結部材の両端部に、先端に窓面を払拭するリップ部を備えた払拭部材と、該払拭部材の基端部に配設され、リップ部を窓面側に付勢する弾性部材とを備えたワイパブレードを連結して、ワイパアームに設けた付勢弾機の付勢力によりワイパブレードを窓面に圧接してなるワイパ装置において、前記連結部材を、ワイパブレードに窓面方向から当接する中間片部と、ワイパブレードの払拭方向両側部に対向する一対の側片部とを備えた断面略コ字状に形成して、ワイパブレードにブレード長方向スライド移動自在に外嵌する構成とするとともに、連結部材の両端部とワイパブレードとを第一、第二連結部を介して連結する構成としたワイパ装置。
- 請求項1において、前記第一連結部は、ワイパブレードを窓面方向に揺動自在な構成とし、第二連結部は、ブレード長方向に相対移動自在な構成とし、これら第一、第二連結部を、ワイパブレードの弾性部材より窓面側に位置して設けたワイパ装置。
- 請求項1または2において、前記ワイパブレードは、弾性部材よりも窓面側の両側部に払拭方向が開口するスライド溝がブレード長方向に長く形成されたものとし、前記第一連結部は、連結部材の一端側の側片部に設けた突片を、前記スライド溝に埋設した一対のストッパ片のあいだに揺動自在に係合する構成とし、ワイパブレードの窓面方向の揺動に基づいて窓面の曲率に追随できるようにしたワイパ装置。
- 請求項1乃至3の何れかにおいて、前記第二連結部は、前記連結部材の他端側の側片部に設けたスライド片を、前記スライド溝にブレード長方向移動自在に係合する構成としたワイパ装置。
- 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記連結部材には、ワイパブレードの浮きを防止するフィンが一体的に設けられているワイパ装置。
- 請求項1乃至5の何れかにおいて、前記ワイパブレードは、前記第一、第二連結部部位が窓面から離れる方向に湾曲するM形状に形成されているワイパ装置。
- 請求項1乃至6の何れかにおいて、前記連結部材は、前記第二連結部が前記ワイパアームの先端側に位置するようにワイパアームに連結されているワイパ装置。
- 請求項1乃至7の何れかにおいて、前記連結部材は、型成形されているワイパ装置。
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