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JP2007033633A - 映像表示装置 - Google Patents

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JP2007033633A
JP2007033633A JP2005214389A JP2005214389A JP2007033633A JP 2007033633 A JP2007033633 A JP 2007033633A JP 2005214389 A JP2005214389 A JP 2005214389A JP 2005214389 A JP2005214389 A JP 2005214389A JP 2007033633 A JP2007033633 A JP 2007033633A
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illumination
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JP2005214389A
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Ryohei Sugihara
良平 杉原
Yoichi Iba
陽一 井場
Seiji Tatsuta
成示 龍田
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Olympus Corp
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Olympus Corp
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Abstract

【課題】低コストで、クロストークが少なくかつ照明ムラの少ない高画質の映像が得られる映像表示装置を提供する。
【解決手段】時分割で少なくとも3つの異なる方向にそれぞれ第1、第2、第3の光束を射出する照明手段と、第1の光束を照明光とする第1の映像と、第2の光束を照明光とする第2の映像と、第3の光束を照明光とする第3の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子とを具備し、照明手段は、第1の光束を射出する第1光源20と、第2の光束を射出する第2光源25と、第3の光束を射出する第3光源29と、第1光源20から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1導光板21と、第2光源25から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2導光板22と、第3光源29から射出された第3の光束を第3の観察者の方向のみに射出する第3導光板23とを具備する。
【選択図】 図6

Description

本発明は映像表示装置に関するものである。
1つの表示面を有し、それぞれの見る方向に応じた映像が観察可能な映像表示装置が従来より知られている。例えば、日本国特許第3072866号公報には、マトリクス照明とレンチキュラレンズ等を利用して2方向から映像を観察できるようにした表示装置が開示されている。
特開2005−77437号は、3つの光源に対して1つのレンチキュラレンズを対応させ、3方向から画像を観察できるようにした画像表示装置を開示している。
また、日本国特許第3585781号公報には、第1、第2楔型導光体と、該第1、第2楔導光体上に配置されて該第1、第2楔導光体から出射される第1光源及び第2光源の光を第1、第2視差に対応する角度に変換するプリズムフィルムと、該プリズムフィルム上に配置された透過型表示パネルと、第1、第2の視差画像を表示パネルに表示させる同期駆動手段とを具備する立体表示装置が開示されている。
日本国特許第3072866号公報 特開2005−77437号
日本国特許第3072866号公報では、正面からの観察に対応していないため、例えば車載用の画像表示装置に応用することを考えた場合、運転席と助手席からは画像を観察できるが、後部席の搭乗者は画像を観察できない、などの不都合が生ずる。また、レンチキュラレンズを使った光学系では、大きな角度で左右映像を分離しようとすると、焦点距離を小さくしなければならず、曲率が非常に大きくなり、それとともに収差が増大してしまうため、結果的にクロストークの影響が大きくなるという問題もある。
また、特開2005−77437号では、正面での観察も可能であるが、レンチキュラレンズを使っているので、上述したことと同様の問題がある。
日本国特許第3585781号公報では、レンチキュラレンズの代わりにプリズムフィルムを用いている。プリズムフィルムはエッジ部分が多いため、散乱光や不要な迷光が発生してクロストークの原因となる。また、プリズムフィルムは通常、特定の方向の光の指向性を変化させるように設計されるため、3方向の入射光の制御は困難である。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、クロストークが少ない高画質の映像が得られる映像表示装置及び車載用映像表示装置を提供することにある。
また、例えば右、左、正面等、多方向からの映像を観察できる映像表示装置及び車載用映像表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様は、複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、時分割で少なくとも3つの異なる方向にそれぞれ第1、第2、第3の光束を射出する照明手段と、前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像と、前記第3の光束を照明光とする第3の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、を具備し、前記照明手段は、前記第1の光束を射出する第1の光源と、前記第2の光束を射出する第2の光源と、前記第3の光束を射出する第3の光源と、前記第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、前記第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板と、前記第3の光源から射出された第3の光束を第3の観察者の方向のみに射出する第3の導光板と、を具備する。このように、3枚構成の導光板にすることにより、左右2方向だけでなく、第3の方向への照明も可能となる。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第1、第2、第3の各光束のうち少なくとも1つは、その射出方向が前記透過型表示素子の表示面に対して法線となる中央照明光束である。これによって、正面方向への照明も可能となる。
また、本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記中央照明光束の照明範囲は、他の光束による照明範囲と異なっている。例えば、車内環境を考えると、運転手、助手席は表示素子に近く広い観察範囲を必要とするが、距離の遠い後部座席中央部からの観察では、狭い観察範囲でよい。このように中央照明光束の照明範囲を、他の光束による照明範囲と異ならせることによりどの観察者に対しても見やすい映像を提供することができる。
また、本発明の第4の態様は、第1乃至第3のいずれか1つの態様において、前記第1、第2の導光板の間と、前記第2、第3の導光板の間の少なくとも一方に、拡散板が配置されている。このような構成によれば、3つの光束の広がりを独立して制御することが可能になる。
また、本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記第1の導光板は、前記中央照明光束を射出する。第3の態様の具体的な実施形態であり、法線方向への光束は拡散板を透過しないため狭い照明範囲となり、他の方向への光束は拡散板を透過することとなるため広い照明範囲となる。
また、本発明の第6の態様は、第3の態様において、前記第1、第2、第3の導光板の前面には視野選択素子が配置され、前記視野選択素子は法線方向に入射した光はそのまま透過し、角度を持って入射した光は拡散して透過する。第3の態様の具体的な実施形態であり、効果は第5の態様と同様である。
また、本発明の第7の態様は、第1の態様において、前記第1、第2、第3の光源は時分割で順次発光され、前記透過型表示素子は、前記第1、第2、第3の映像を時分割で順次表示する。このような構成によれば、3方向にそれぞれ異なる映像を提供することが可能になる。
また、本発明の第8の態様は、第1の態様において、前記第1、第2、第3の光源のうち少なくとも1つの光源は、他の光源の点灯タイミングと同一である。このような構成によれば、3つの観察領域のうちの2つの観察領域において同じ映像を観察することができる。
また、本発明の第9の態様は、複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、前記照明手段と、前記透過型表示素子との間に配置され、前記照明手段からの第1、第2の光束を拡散する拡散機能と、該第1、第2の光束を透過する透過機能とを備えた拡散透過素子と、前記拡散透過素子の前記拡散機能と透過機能とを切り替える切り替え手段と、を具備する。複数の異なる方向の指向性をもつ照明の場合、方向により異なる映像を観察する場合には適しているが、同じ映像をどの方向からでも観察したい場合には、各指向性の境界部分で輝度が低いなどで見づらい映像となってしまう。第9の態様のように、無指向性照明と切り換え可能とすることで両方の場面で観察しやすい映像が提供できる。
また、本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記拡散透過素子はネマティック液晶からなり、前記切り替え手段での切り替えは、印加する電圧のON/OFFに基づいて行われる。
また、本発明の第11の態様は、第9の態様において、前記拡散透過素子が拡散素子として機能しているときは、前記第1の光束と、第2の光束とは同時に射出される。複数の異なる方向の指向性をもつ照明の場合、方向により異なる映像を観察する場合には適しているが、同じ映像をどの方向からでも観察したい場合には、各指向性の境界部分で輝度が低いなどで見づらい映像となってしまう。第11の態様のように、無指向性照明と切り換え可能とすることで両方の場面で観察しやすい映像が提供できる。
また、本発明の第12の態様は、複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する第1の照明手段と、前記第1の照明手段の後面に配置され、前記第1の照明手段を透過可能であって指向性を持たない光束を射出する第2の照明手段と、を具備する。このような構成によれば、拡散バックライトを点灯したときに無指向性照明となり、左右方向だけではなく正面方向からも見やすい映像が提供できる。
また、本発明の第13の態様は、複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、前記照明手段と、前記透過型表示素子との間に配置され、前記第1の導光板からの第1の光束と、前記第2の導光板からの第2の光束とで、拡散の度合いを異ならせることが可能な視野選択素子と、を具備する。このような構成によれば、視野選択素子により第1光束の光を大きく拡散し、第2光束の光は小さな拡散にすることが可能である。運転者の注意を妨げずに、助手席と後部座席にTV映像などを提供することができる。
また、本発明の第14の態様は、複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、第1の光源と、第1の照明レンズと、該第1の光源と該第1の照明レンズの組み合わせにより所定のNAで入射された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板とを備えた第1の照明手段と、第2の光源と、第2の照明レンズと、該第2の光源と該第2の照明レンズの組み合わせにより前記所定のNAとは異なるNAで入射された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを備えた第2の照明手段と、前記第1の照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の照明手段から射出された前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、を具備する。このような構成によれば、導光板端面に入射する光のNAが異なることにより、それぞれの導光板から射出される光の視野角の大きさが異なり、それぞれの観察環境に合わせた視野角を設定することが可能である。
また、本発明の第15の態様は、複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、第1の光源と、所定の形状を有する斜面部を有し、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、前記所定の形状とは異なる形状を有する斜面部を有し、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、を具備する。このような構成によれば、2枚の導光板の斜面部の形状を異なる形状とすることで、それぞれの導光板が射出する光の視野角の大きさを異なるものとすることができる。それぞれの観察環境に合わせた視野角を設定することが可能である。
また、本発明の第16の態様は、複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、を具備し、前記第1の導光板及び前記第2の導光板は、射出角度の異なる他の導光板と交換可能である。このような構成によれば、射出角度の異なる導光板と交換可能となることで、表示装置の配置される場所に合わせた照明の射出方向の設定が可能である。
また、本発明の第17の態様は、複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、前記照明手段と、前記透過型表示素子との間に配置され、前記第1の光束の射出角度と前記第2の光束の射出角度とを変化させる作用を有するプリズムシートと、を具備する。このような構成によれば、プリズムシートを挿入することができることで、表示装置の配置される場所に合わせた照明の射出方向の設定が可能である。
本発明によれば、低コストで、クロストークが少なくかつ照明ムラの少ない高画質の映像が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明では、少なくとも2人以上の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置を対象にしている。
(第1実施形態)
第1実施形態は観察者が左右の2方向に配置された場合の実施形態である。図1は、2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な表示パネル24から射出される映像の観察可能な範囲を水平断面で表わした図である。表示パネル24は、第1観察者領域36に存在する第1観察者に対して第1映像を射出するとともに、第2観察者領域37に存在する第2観察者に対して第1映像とは異なる第2映像を射出することが可能である。この場合、第1観察者領域36と第2観察者領域37間の中央領域35は表示パネル24からの映像が到達しない部分であり、当該映像を見ることができない。
図2は、2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の概略構成を示す図であり、観察者の位置から順に、透過型表示素子24、光拡散素子123、第1導光板21、第2導光板22が配置されている。このようにここでは、第1導光板21と第2導光板22とを二重に重ねた構成となっている。また、第1導光板21の一端に隣接して第1光源20が配置され、第2導光板22の、前記一端と反対側の端部に隣接して第2光源25が配置されている。すなわち、第1光源20と第2光源25とは、第1導光板21と第2導光板22とで左右異なる位置に配置されている。
光拡散素子123は、照明ムラなどを軽減するために第1導光板21と透過型表示素子24の間に配置される。ここでは水平方向に2つの指向性となるように映像を分離しているため、水平方向への拡散が強すぎると、2つの映像が混ざってしまい2重の映像として見えてしまう恐れがある。よって、ここでは垂直方向の拡散よりも水平方向の拡散を抑えた光拡散素子を用いるのが好ましい。具体的には、水平方向の拡散強度分布が半値全角で30度以下になるようにすることが望ましい。
また、第1導光板21、第2導光板22は、透明な部材に特別な溝や傾斜、突起を設けた構成となっており、側面から入射した光を指向性をもったある方向のみに射出するようにしている。第1光源20,第2光源25は、第1導光板21、第2導光板22の片方向から照明されればなんでもよく、冷陰極管のような柱状光源でもよいし、LEDなどの光源を並べて使用してもよい。
図3は、2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の照明手段の水平断面図である。光拡散素子123の背後に、第1導光板21と第2導光板22とは重ねて配置されている。第1導光板21の一端(図では左端)に隣接して第1光源20が配置され、第2導光板22の、第1導光板21の一端(左端)と反対側の端部(図では右端)に隣接して第2光源25が配置されている。このようにここでは、第1光源20と第2光源25を配置する位置を、第1導光板21と第2導光板22とで異ならせている。
以下では、観察者の位置に近づく方向(図では上方向)を前方と考えることにする。第1光源20から第1導光板21に入射した光は、第1導光板21内を全反射しながら伝わっていくが、第1導光板21の表面またはその一部に特殊な表面処理を施すか、あるいは当該表面を特殊な形状とすることで、第1導光板21から射出される光が第1映像照明26として第1観察者方向のみに照明されるようにすることができる。一方、第2光源25から第2導光板22に入射した光は、第2導光板22内を全反射しながら伝わっていくが、第2導光板22の表面またはその一部に特殊な表面処理を施すか、あるいは当該表面を特殊な形状とすることで、第2導光板22から射出される光が第2映像照明27として第2観察者方向のみに照明されるようにすることができる。第1導光板21と第2導光板22の配置上の前後関係は任意である。
図4は、2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の具体的な断面構造を示す模式図である。ここでも図3の構成と同様に、第1導光板21と第2導光板22とは重ねて配置されるとともに、第1光源20と第2光源25を配置する位置を、第1導光板21と第2導光板22とで異ならせている。
さらに各導光板21,22の後面には、複数の斜面部121−1〜121−3が所定の間隔でスジ状に延在しており、階段状部分を形成している。第1導光板21と第2導光板22とは同一形状であるが、左右の向きが異なっている。第2導光板22の後方には外光や不要光を吸収するための光吸収部材28が配置されている。
第1光源20から射出された光は第1導光板21に入射し、その前面および後面で全反射を繰り返しながら進んでいくが、斜面部121−1〜121−3で全反射した光は、第1導光板21の水平面で全反射した光よりも急角度で前方に反射されるため、第1導光板21の前面では全反射条件が成立しない。したがって、光は第1映像照明26として第1観察方向に照明される。
一方、第2光源25から射出された光は第2導光板22に入射し、その前面および後面で全反射を繰り返しながら進んでいくが、斜面部122−1〜122−3で全反射した光は、第2導光板22の水平面で全反射した光よりも急角度で前方に反射されるため、第1導光板21の前面では全反射条件が成立しない。したがって、光は第2映像照明27として第2観察方向へ照明される。
第2光源25に由来する第2映像照明27は、途中第1導光板21を通過するが、斜面部121−1〜121−3以外のほとんどの部分において、平行平面板を通過するときと同じ効果をもつため、最終的な射出角度は変化しない、また、第2映像照明27が第1導光板21の斜面部121−1〜121−3に入射した場合の角度の変化は、第2観察位置のより外側へ向かう方向、つまり、第1観察方向とは逆方向へ変化するため、クロストークなどに影響することはない。
図中では模式的に描かれているため、斜面の数が片側3本しか描かれていないが、実際には所定のピッチで4本以上配置される。
図5は、2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の駆動タイミングの一例を説明するための図である。透過型表示素子24上には第1映像(A)と第2映像(B)が交互に表示されており、第1導光板21用の光源である第1光源20と、第2導光板22用の光源である第2光源25のON/OFFタイミングによって第1観察者領域36と第2観察者領域37において観察される映像が決定される。第1光源20は、第1映像(A)が表示されたときのみONしており、この場合第1観察者は第1映像のみを観察可能である。一方、第2光源25は第2映像(B)が表示されたときのみONしており、この場合第2観察者は第2映像のみを観察可能となる。第1光源20と第2光源25のタイミングを入れ替えることにより観察できる映像も入れ替わることになる。
また、第1光源20と第2光源25とを同じタイミングでONしたとき、あるいは、第1映像と第2映像とが全く同じ映像である場合には第1観察者と第2観察者とは同じ映像を観察することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は観察者が左右及び中央の3方向に配置された場合の実施形態である。第1実施形態では、左右2方向からの観察にしか対応しておらず、正面方向からの観察については考慮されていない。この構成の問題点としては、正面方向への輝度確保ができず、正面からの観察時に暗い映像として見えてしまうという欠点がある。また、車載用表示モニターとして使用する場合に、運転席と助手席の中間に最適化されてしまっており、表示モニターの位置をずらして配置した場合に最適位置で観察できないといった問題が発生する。
このような問題に対する解決手段としては、本実施形態では2重導光板を利用して2方向の指向性を持たせていたが、さらに導光板を1枚正面用として追加することで3方向に対応することが可能である。
また、2方向の照明を指向性のない全方向の照明へと切り換える手段を設けることにより、左右で同じ映像を見るときには、通常の表示装置と同様の指向性のない拡散照明により、どの位置にいても観察可能な表示装置が可能である。
また別の手段としては、2方向の指向性照明のうち、1方の視野角を大きくすることにより、正面方向への輝度も確保することが可能である。
図6は、3方向の指向性照明を実現するための基本的な構成を示す図であり、第1の光束を射出するための第1光源20および第1導光板21と、第2の光束を射出するための第2光源25および第2導光板22と、第3の光束を射出するための第3光源29および第3導光板23とからなり、これらが順番に積み重ねて配置され、第2の光束は第1導光板21を透過し、第3の光束は第1導光板21および第2導光板22を透過し、各光束の射出方向はそれぞれ異なっている。
図26は、導光板の斜面部を拡大して示す図である。第1、第2の導光板について考えると、水平に入射してくる光を基準にした場合、図26は第1観察方向へ照明する導光板となっているから、第1観察領域と第2観察領域の境界である、図中の垂直に射出する光線30がクロストークのない境界となる。そのときの斜面部31の角度θは45度である。
また、斜面部31で反射した光線が導光板の前面で全反射条件を満たしてしまうと、光線は導光板から射出できないので、屈折率をnとして、全反射してしまう限界の斜面部31の角度条件を求めると、
n・sin(90−2θ)<1、つまり、n・cos2θ<1
以上より、クロストークがなく、かつ効率良く第1観察方向と第2観察方向とを照明するためには、斜面部31の角度θの条件は、
θ<45度 、 n・cos2θ<1
を満たさなければならないことがわかる。ちなみに、n=1.5とすると、24度<θ<45度となる。特に、第1、第2観察者方向を表示素子の法線に対して30度と設定すると、θは30度〜40度に設定することが望ましい。34度<θ<38度を満足するようにするとより望ましい。これに対して、第3の導光板は正面に向けて光を導くため、θ=略45度とすることが望ましい。
このように、それぞれ指向方向をもつ導光板を2枚構造(第1導光板21、第2導光板22)に、正面方向へ照明するための第3導光板23を追加した3枚構造とすることで、正面からの観察にも対応することが可能である。第1、第2導光板21,22ともに下からの光を透過する構造となっているため、複数枚重ねても使用可能である。また第3導光板23の第3光源29をONするタイミングで正面から観察可能な映像が異なる。例えば、表示素子上には第1、第2映像と交互に表示されており、第1光源20と共通のタイミングでON/OFFすることにより、正面では第1映像が観察でき、第2光源25と共通のタイミングでON/OFFすることにより、正面では第2映像が観察できる。さらに、表示素子上で第1、第2、第3映像を交互に表示させることにより、3方向でそれぞれ異なる映像(第1映像照明26、第2映像照明27、第3映像照明28)を観察することも可能である。
次に、3方向の指向性照明を行うにあたって中央だけ視野を狭くする方法について説明する。図7は、本発明の映像表示装置を車載モニター200として車内に搭載した場合の例を示している。第1観察者201の位置に助手席、第2観察者202の位置に運転席、第3観察者203の位置に後部中央座席が位置するように設定することで第1映像の観察範囲203と第2映像の観察範囲205と第3映像の観察範囲204が定まり、助手席への搭乗者と運転手と後部中央座席への搭乗者とでそれぞれに対応した映像を観察することができる。例えば、運転手にはカーナビゲーションの映像やドライビング補助映像を提供しながら、同時に助手席の搭乗者にはTV映像やDVD映像、ゲーム、各種情報検索など様々な映像を提供することができる。これにより、運転中の視聴が規制されているようなTVや映画などの映像でも、助手席にのみ提供することで、助手席の搭乗者は車が移動中であってもTVや映画などの映像を視聴することができる。
上記した3方向指向性照明において、車内での利用を考慮すると、運転席、助手席側が必要とする視野角よりも、後部座席からの利用を前提とした正面方向の視野角は小さくてもよい。そこで、正面方向の視野角が他の方向の視野角よりも小さくなるような照明の構成を考えると、図8に示すような構成が考えられる。
図8は、中央方向の視野の角度を狭くするための第1の構成として拡散板を用いた例を示している。図8は、3枚導光板の構成であるが、正面方向への指向性をもつ第3導光板23が一番手前に配置されており、その後方に第1導光板21と第2導光板22とが配置される。さらに、第3導光板23と第1導光板21間に拡散板130が配置されている。これによって、拡散板130より手前に配置される第3導光板23からの照明は拡散が小さいため視野角が狭くなり(第3映像照明範囲28’)、拡散板130よりも後方に配置された導光板21、22からの照明は拡散が大きく視野角が大きくなる(第1映像照明範囲26’、第2映像照明範囲27’)。
このように、正面方向への照明用の第3導光板23を一番手前に配置することにより、正面方向のみ視野角が小さい照明が可能である。
図9は、中央方向の視野の角度を狭くするための第2の構成として視野選択素子を用いた例を示している。ここでは、3枚の導光板21〜23の最前面に視野選択素子31を配置している。視野選択素子31とは、ある一方向からの入射光はそのまま透過し、別な方向からの入射光は拡散するように設計された素子であり、一般に知られている。ここで用いるのは、垂直に進入する光に対しては拡散が小さく、角度を付けて入射する光に対しては拡散させる作用をもつ素子を用いる。これにより正面方向である第3映像照明範囲は狭く、第1および第2映像範囲は広い観察範囲をもつ照明が可能である。
図10は、3人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の駆動タイミングの一例を説明するための図であり、図5で説明した駆動タイミング例に加え第3光源を追加した場合の例を示している。透過型表示素子24上には第1映像(A)と第2映像(B)が交互に表示されており、第1導光板21用の光源である第1光源20と、第2導光板22用の光源である第2光源25と、第3導光板23用の光源である第3光源29のON/OFFタイミングによって観察される映像が決定される。第1光源20は、第1映像(A)が表示されたときのみONしており、この場合第1観察者は第1映像のみを観察可能である。一方、第2光源25は第2映像(B)が表示されたときのみONしており、この場合第2観察者は第2映像のみを観察可能となる。第1光源20と第2光源25のタイミングを入れ替えることにより観察できる映像も入れ替わることになる。
図10では、第3光源29を第1光源20と同じタイミングとすることで、正面方向においても第1観察者と同様な映像が観察できることを示している。反対に、第3光源29を第2光源25と同じタイミングで駆動すれば第2観察者と同じ映像が観察できることとなる。
応用例としては、それぞれの映像表示タイミングに合わせて第1、第2、第3光源をONすることにより、表示素子上に交互に第1映像(A)、第2映像(B)、第3映像(C)の異なる映像を表示させて観察することが可能である。図11は、このような駆動例を示している。
図27は、このような表示を行うためのブロック図の一例である。図27に示すとおり、3つの映像信号入力手段401,402,403からの各映像信号A,B,Cが、高速映像切替信号処理手段405を介して表示パネル407に供給される。一方、光源A(408),B(409),C(410)は光源発光タイミング制御手段406によりその発光が制御される。高速映像切替信号処理手段405と光源発光タイミング制御手段406は同期制御手段404により制御される。
図11に示したとおり、映像信号入力手段401,402,403からの映像信号A,B,Cは、同期制御手段404からの制御信号を受けた高速映像切替信号処理手段405により処理されて、表示パネル407には映像信号A,B,Cがこの順で繰り返し供給され、各映像信号に対応する画像が表示される。
一方、光源A(408),B(409),C(410)は、同期制御手段404により制御信号を受けた光源発光タイミング制御手段406により制御され、映像信号Aによる画像が表示パネル407に表示されるのに同期して光源A(408)がONとなり、映像信号Bによる画像が表示パネル407に表示されるのに同期して光源B(409)がONとなり、映像信号Cによる画像が表示パネル407に表示されるのに同期して光源C(410)がONとなる。このため、各画像は光源A(408),B(409),C(410)により光が照射される方向で観察され、3方向に異なる画像を高速で切り替えて配給することができる。なお、各光源A(408),B(409),C(410)は、対応する画像が完全に次の画像に切り替わるタイミングよりも若干早くOFFとなり、ある方向で観察されるべき画像に他の方向で観察されるべき画像が混合することを防止している。
さらに、その観察領域内に観察者がいなければ、その領域に対応した光源をOFFにすることにより、低消費電力化、または余計な光を放出することにより生じるウインドガラスへの映り込みを無くすことができる。光源をOFFにする代わりにその領域に対応した映像を黒画像としてもよい。
次に、2方向の指向性照明と拡散照明の切換方法について説明する。図12は、2方向の指向性照明と拡散照明とを切り換えるために導光板前面に拡散透過素子を配置する構成を示している。本構成では、2方向で異なる映像をみるための照明手段と、2方向で同じ映像を観察するための照明手段とを切り替えることができる構成となっている。第1、第2の2つの導光板21,22の手前に、スイッチ37によりON,OFF駆動可能な拡散透過素子32を配置することで、拡散透過素子32がON状態のとき光はそのまま拡散なしで透過されるため、2方向の指向性をもつ照明となり、拡散透過素子32がOFF状態のときは透過光が拡散されるため、指向性がなくなり、どの方向から見ても見やすい輝度分布となる。
拡散透過素子32の一例としては、特開平5−188353に開示されているような、液晶を封入したシート状の素子で電圧のON/OFFで光の拡散度を調節できる素子を用いることができる。
図13は、2方向の指向性照明と拡散照明とを切り換えるために導光板背面に拡散バックライトを配置する構成を示している。本構成では、第1、第2の2つの導光板21、22を配置するとともに、同導光板21,22の後方に拡散バックライト33を配置する。第1、第2の2つの導光板21、22により2方向の指向性照明が得られるが、拡散照明に切り換える場合、拡散バックライト33の拡散性が十分ならば、第1、第2光源20,25をOFF状態にしてもフラットな輝度分布が得られる。また、拡散バックライト33の拡散性が十分でない場合には、第1、第2光源20,25を共にON状態にすることにより全体としてフラットな輝度分布を得ることが可能である。
以下に、図14(a)、(b)を参照して視野角の自動切り換えについて説明する。図14(a)は、例えば図12の構成において拡散透過素子32をON状態にして、第1導光板21及び第2導光板22からの光束を透過させた場合を示しており、第1の光束により第1映像観察範囲205が形成されるとともに、第2の光束により第2映像観察範囲206が形成される。しかし、拡散透過素子32をOFFにして、第1導光板21及び第2導光板22からの光束を拡散させた場合には第1の光束により拡散作用により同一の映像観察範囲207が形成される。
同様に、図13の構成において拡散バックライト33をOFFにした状態で第1光源20と第2光源25を点灯させると図14(a)に示すような第1映像観察範囲205と第2映像観察範囲206とが形成される。しかし、拡散バックライト33をONにした状態で第1光源20と第2光源25を消灯させると図14(b)に示すような同一の映像観察範囲207が形成される。
以下に、第1方向と第2方向とで視野角を変更する方法を説明する。図15に示すように、第1観察者201の位置に助手席、第2観察者202の位置に運転席、第3観察者203の位置に後部座席が配置されている場合に、第1方向と第2方向とで視野角を変化させることにより、第1観察者201と、第3観察者203とが第1の映像を観察できるように第1映像の観察範囲203を大きくするとともに、第2観察者202が第2映像を観察できるようにしたことを特徴とする。したがって助手席の第1観察者201と後部座席の第3観察者は例えばナビゲーション画面などの第1映像を観察することができ、運転席の第2観察者202はTV映像などの娯楽映像としての第2映像を観察することができる。
図16は、第1の方向と第2の方向とで視野角を変更するための第1の構成として図9で説明したような視野選択素子31を2枚の導光板21,22の最前面に視野選択素子131を配置している。視野選択素子とは、ある一方向からの入射光はそのまま透過し、別な方向からの入射光は拡散するように設計された素子であり、一般に知られている。これにより、第1導光板21からの照明光のみを大きく拡散させるとともに、第2導光板22からの照明光は拡散されないようにすることができ、ひいては第1映像照明範囲26’を広く、第2映像照明範囲27’を狭くすることができる。
図17は、第1の方向と第2の方向とで視野角を変更するための第2の構成として第1導光板21の前面に第1拡散板34を配置し、第2導光板22の前面に第2拡散板35を配置したことを特徴とする。このような構成によれば、第1導光板21から射出される光は、第1拡散板34および第2拡散板35の2枚の拡散板を透過することにより、より大きな拡散角となり、結果的に大きな第1映像照明範囲26’が得られる。一方、第2導光板22から射出される光は、第2拡散板35の1枚の拡散板のみ透過するために、第1映像照明範囲26’と比較して小さな拡散となり、第2映像照明範囲27’は狭いものとなる。
以下に、視野角の位置を変更する方法について説明する。図18(a)、(b)は、表示素子24が配置される場所によって、第1観察者201と第2観察者202の観察角度が変わるようすを示している。そのため、このような観察位置のずれを補正できることが望ましい。
図19は、観察位置のずれを補正するための第1の構成を示している。ここでは、現在の第1導光板21あるいは第2導光板22を射出角度の異なる他の導光板と交換することで観察位置のずれを補正するものである。主に導光板からの射出角度は、図4の具体的構成例で言えば光が反射する斜面部分の角度によって決まる。そのため、斜面角度の異なる導光板と交換することにより、映像観察範囲を表示素子24が配置される位置に合わせてそれぞれの観察者に最適な方向に設定することが可能である。また、第1導光板21、第2導光板22とで異なる射出角となる導光板を利用することもできる。
図20は、観察位置のずれを補正するための第2の構成を示している。ここでは、第1導光板21と第2導光板22の前面にプリズムシート36を配置することで、導光板からの射出光の角度を変えることが可能である。第1導光板21の前面にプリズムシート36を配置すると、第1導光板21及び第2導光板22からの射出光は共にその角度が変更される。一方、第1導光板21及び第2導光板22間にプリズムシート36を配置することで、第2導光板22からの射出光のみの角度を変更することが可能である。
以下に、3方向指向性導光板の中央の指向性を広くした別用途の実施例について説明する。図7の説明では車載用途を想定し、中央が狭く、左右方向が広い視野角を持つ3方向の導光板構成が示してある。以下には、中央の視野角が広く、左右の視野角が狭い導光板構成と用途について説明する。
図21は、中央が広い視野角となる構成例を示している。この構成では、3枚の導光板(第1導光板21、第2導光板22、第3導光板23)のうち正面方向へ射出するための第3導光板23だけが拡散板130の後方にあり、左右へ射出するための第1、第2導光板21,22は拡散板130の前方に配置されている。そのため、正面方向の射出光が大きく拡散されて広い視野角となり、左右方向の射出光は狭い視野角となる。
図22は、中央が広い視野角となる構成の一応用例を示している。本発明を往来する通路250などの壁251に配置された通路用の表示装置350に利用した場合、通行人302が往路から観察する表示映像2と、通行人301が正面から観察する表示映像3と、通行人300が復路から観察する表示映像1を1つの表示画面で用意することができる。従来、行き交う人の方向で表示する案内や広告を変えることができず、両方を表示するためには2つの表示装置が必要であった。図22に示すように、通行する方向により異なる映像が表示可能な表示装置350があれば、より効率的に通行者に情報を伝達することが可能である。
表示画面に対して正面から観察する場合には、図22に示すように画面に比較的近い場所からの観察となり、広い視野角が必要である。これに対して、左右から通行してくる人が表示画面を観察するときは比較的画面から離れており、また観察する角度が限定されるため狭い視野角で対応可能である。
図23は、見る方向により観察される映像例を示している。通行人300からはその進行方向にあった行き先表示案内「例:駅」が表示され、通行人302にもその進行方向にあった行き先表示案内「例:市役所」が表示される。一方、正面位置にいる通行人301は広告等が観察できるように「例:広告」が表示されており、1つの表示装置でそれぞれの位置に応じた情報が提供可能である。
次に、第1方向と第2方向とで指向角の大きさを異ならせるための構成例について説明する。図24(a)、(b)は、導光板へ入射する光源のNA(Numerical Aperture)を変更する実施形態を示している。図24(a)は指向性が小さいときNAを小さくする場合、図24(b)は指向性が大きいときにNAを大きくする場合を示している。
光源300と照明レンズ301により、導光板302の端面から光を入射させるが、そのときのNAが大きいほど、導光板302の斜面部303での反射光、および導光板302からの射出光の視野角を大きくすることが可能である。
さらに、少なくとも2枚以上の導光板でそれぞれ異なるNAをもつ光を導光板端面から入射させることで、観察方向によって異なる指向性をもつ照明を行うことが可能である。すなわち、図24(c)に示すように、第1光源300−1からの光は第1照明レンズ301−1を介して第1導光板302−1に入射された後、大きな視野角で出射され、第2光源300−2からの光は第2照明レンズ301−2を介して第2導光板302−2に入射された後、小さな視野角で出射される。
さらに、視野角の大きさを可変可能とする機構としては、光源位置と照明レンズの位置を可変可能とすることで実現可能である。
次に、図25を参照して導光板の斜面形状を変える構成について説明する。図25(a)に示すように、導光板302の斜面部304が平面形状であると斜面部304に入射した光の反射角は一様であり、導光板302からの射出光の指向性は狭い(視野角小さい)ものとなる。一方、導光板302の斜面部が曲面形状であると該斜面部に入射した光の反射角は、斜面部の表面位置によって様々な角度に反射されるため、導光板302からの射出光の指向性は広いものとなる。曲面形状の例としては、例えば図25(b)に示すような凸面形状の斜面部305や、図25(c)に示すような凹面形状の斜面部306があげられる。
さらに、少なくとも2枚以上の導光板で、異なる斜面形状の導光板を用いることで、観察方向によって異なる指向性をもつ照明を行うことができる。
上記した実施形態によれば、低コストで、クロストークが少なくかつ照明ムラの少ないという効果を奏する。
2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な表示パネル24から射出される映像の観察可能な範囲を水平断面で表わした図である。 2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の概略構成を示す図である。 2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の照明手段の水平断面図である。 2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の具体的な断面構造を示す模式図である。 2人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の駆動タイミングの一例を説明するための図である。 3方向の指向性照明を実現するための基本的な構成を示す図である。 本発明の映像表示装置を車載モニター200として車内に搭載した場合の例を示す図である。 正面方向の視野角が他の方向の視野角よりも小さくなるような照明の構成を示す図である。 中央方向の視野の角度を狭くするための第2の構成として視野選択素子を用いた例を示す図である。 3人の観察者に対してそれぞれに対応する映像を表示可能な映像表示装置の駆動タイミングの一例を説明するための図である。 第1映像(A)、第2映像(B)、第3映像(C)の異なる映像を表示するために、それぞれの映像表示タイミングに合わせて第1、第2、第3光源をONするタイミングを示す図である。 2方向の指向性照明と拡散照明とを切り換えるために導光板前面に拡散透過素子を配置する構成を示す図である。 2方向の指向性照明と拡散照明とを切り換えるために導光板背面に拡散バックライトを配置する構成を示す図である。 視野角の自動切り換えについて説明するための図である。 第1方向と第2方向とで視野角を変更する方法を説明するための図である。 第1の方向と第2の方向とで視野角を変更するために視野選択素子を配置した構成を示す図である。 第1の方向と第2の方向とで視野角を変更するために2つの拡散板を配置した構成を示す図である。 表示素子が配置される場所によって、第1観察者と第2観察者の観察角度が変わるようすを示す図である。 観察位置のずれを補正する第1の構成を示す図である。 観察位置のずれを補正する第2の構成を示す図である。 中央が広い視野角となる構成例を示す図である。 中央が広い視野角となる構成の一応用例を示す図である。 見る方向により観察される映像例を示す図である。 導光板へ入射する光源のNAを変更する実施形態を示す図である。 導光板の斜面形状を変える構成について説明するための図である。 導光板の斜面部を拡大して示す図である。 それぞれの映像表示タイミングに合わせて第1、第2、第3光源をONすることにより3つの映像を表示させるためのブロック図である。
符号の説明
20…第1光源、21…第1導光板、22…第2導光板、23…第3導光板、24…透過型表示素子、25…第2光源、26…第1映像照明、27…第2映像照明、28…第3映像照明、123…光拡散素子。

Claims (17)

  1. 複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、
    時分割で少なくとも3つの異なる方向にそれぞれ第1、第2、第3の光束を射出する照明手段と、
    前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像と、前記第3の光束を照明光とする第3の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、
    を具備し、
    前記照明手段は、
    前記第1の光束を射出する第1の光源と、
    前記第2の光束を射出する第2の光源と、
    前記第3の光束を射出する第3の光源と、
    前記第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、
    前記第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板と、
    前記第3の光源から射出された第3の光束を第3の観察者の方向のみに射出する第3の導光板と、
    を具備することを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記第1、第2、第3の各光束のうち少なくとも1つは、その射出方向が前記透過型表示素子の表示面に対して法線となる中央照明光束であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記中央照明光束の照明範囲は、他の光束による照明範囲と異なっていることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 前記第1、第2の導光板の間と、前記第2、第3の導光板の間の少なくとも一方に、拡散板が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の映像表示装置。
  5. 前記第1の導光板は、前記中央照明光束を射出することを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 前記第1、第2、第3の導光板の前面には視野選択素子が配置され、前記視野選択素子は法線方向に入射した光はそのまま透過し、角度を持って入射した光は拡散して透過することを特徴とする請求項3に記載の映像表示装置。
  7. 前記第1、第2、第3の光源は時分割で順次発光され、前記透過型表示素子は、前記第1、第2、第3の映像を時分割で順次表示することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  8. 前記第1、第2、第3の光源のうち少なくとも1つの光源は、他の光源の点灯タイミングと同一であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  9. 複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、
    第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、
    前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、
    前記照明手段と、前記透過型表示素子との間に配置され、前記照明手段からの第1、第2の光束を拡散する拡散機能と、該第1、第2の光束を透過する透過機能とを備えた拡散透過素子と、
    前記拡散透過素子の前記拡散機能と透過機能とを切り替える切り替え手段と、
    を具備することを特徴とする映像表示装置。
  10. 前記拡散透過素子はネマティック液晶からなり、前記切り替え手段での切り替えは、印加する電圧のON/OFFに基づいて行われることを特徴とする請求項9に記載の映像表示装置。
  11. 前記拡散透過素子が拡散素子として機能しているときは、前記第1の光束と、第2の光束とは同時に射出されることを特徴とする請求項9に記載の映像表示装置。
  12. 複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、
    第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する第1の照明手段と、
    前記第1の照明手段の背後に配置され、前記第1の照明手段を透過可能であって指向性を持たない光束を射出する第2の照明手段と、
    を具備することを特徴とする映像表示装置。
  13. 複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、
    第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、
    前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、
    前記照明手段と、前記透過型表示素子との間に配置され、前記第1の導光板からの第1の光束と、前記第2の導光板からの第2の光束とで、拡散の度合いを異ならせることが可能な視野選択素子と、
    を具備することを特徴とする映像表示装置。
  14. 複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、
    第1の光源と、第1の照明レンズと、該第1の光源と該第1の照明レンズの組み合わせにより所定のNAで入射された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板とを備えた第1の照明手段と、
    第2の光源と、第2の照明レンズと、該第2の光源と該第2の照明レンズの組み合わせにより前記所定のNAとは異なるNAで入射された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを備えた第2の照明手段と、
    前記第1の照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の照明手段から射出された前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、
    を具備することを特徴とする映像表示装置。
  15. 複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、
    第1の光源と、所定の形状を有する斜面部を有し、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、前記所定の形状とは異なる形状を有する斜面部を有し、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、
    前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、
    を具備することを特徴とする映像表示装置。
  16. 複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、
    第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、
    前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、
    を具備し、
    前記第1の導光板及び前記第2の導光板は、射出角度の異なる他の導光板と交換可能であることを特徴とする映像表示装置。
  17. 複数の観察者のそれぞれに対応する映像を表示可能な1つの表示画面を有する映像表示装置であって、
    第1の光源と、該第1の光源から射出された第1の光束を第1の観察者の方向のみに射出する第1の導光板と、第2の光源と、該第2の光源から射出された第2の光束を第2の観察者の方向のみに射出する第2の導光板とを少なくとも備え、前記第1、第2の光束を時分割で少なくとも2つの異なる方向にそれぞれ射出する照明手段と、
    前記照明手段から射出された前記第1の光束を照明光とする第1の映像と、前記第2の光束を照明光とする第2の映像とを時分割で表示可能な透過型表示素子と、
    前記照明手段と、前記透過型表示素子との間に配置され、前記第1の光束の射出角度と前記第2の光束の射出角度とを変化させる作用を有するプリズムシートと、
    を具備することを特徴とする映像表示装置。
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