JP2005060067A - エレベーター遠隔故障監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】故障復旧の迅速化を可能にするエレベーター遠隔故障監視システムの提供を目的とする。
【解決手段】上記目的は、エレベーター制御手段6と、エレベーター診断手段7、監視センター8と、サポートセンター9とを備え、該エレベーター診断手段7を、故障兆候を捕捉する故障兆候捕捉部16と該サポートセンター9からの指示によって詳細異常データを捕捉する故障調査用異常捕捉部20を含む構成とし、かつ、該故障兆候の内容及び該詳細異常データを該監視センター8から該サポートセンター9に送信して、該サポートセンター9で該故障兆候の内容及び該詳細異常データを分析調査して該故障兆候の発生の原因を判定し、かつ、エレベーター点検方法を決定する構成とすることで、達成できる。
【選択図】図1
【解決手段】上記目的は、エレベーター制御手段6と、エレベーター診断手段7、監視センター8と、サポートセンター9とを備え、該エレベーター診断手段7を、故障兆候を捕捉する故障兆候捕捉部16と該サポートセンター9からの指示によって詳細異常データを捕捉する故障調査用異常捕捉部20を含む構成とし、かつ、該故障兆候の内容及び該詳細異常データを該監視センター8から該サポートセンター9に送信して、該サポートセンター9で該故障兆候の内容及び該詳細異常データを分析調査して該故障兆候の発生の原因を判定し、かつ、エレベーター点検方法を決定する構成とすることで、達成できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、エレベーター遠隔故障監視システムに関する。
この種の従来技術として、エレベーターの制御装置(以下、エレベーター制御装置と称す)からの制御信号のデータを予め組み込まれたプログラムによって処理することにより故障を検出して故障信号を発する故障検出装置及び前記制御信号のデータを記憶する記憶装置を有する端末装置と、この端末装置の故障検出装置から発せられた故障信号を受信してその故障信号に基づきエレベーターを遠隔的に監視する監視センターとを備え、前記故障信号の発生時に、前記端末装置の記憶装置に記憶された前記制御信号のデータを前記監視センターに取り込んで前記監視センターにて調査分析することにより、前記故障の発生原因を判定し、かつ、前記故障に係るエレベーター処置方法やエレベーター点検方法を決定することにより、エレベーターの故障復旧を行うようにしたエレベーター遠隔故障監視システムが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−201637号公報(2頁右段の23行〜40行、図1)
しかしながら、上述した従来技術のエレベーター遠隔故障監視システムでは、端末装置の記憶装置に記憶された前記制御信号のデータでは、監視センターにおいて、故障の発生原因並びに故障復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法が判明できない場合があり、エレベーターの故障復旧を行うことができないという問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的とするところは、端末装置の記憶装置に記憶された前記制御信号のデータのみでは、監視センターにおいて、故障の発生原因並びに故障復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法が判明できない場合であっても、その故障の発生原因を判定し、かつ、その故障の復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法を決定することを可能にしたエレベーター遠隔故障監視システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、エレベーターの動作を制御するエレベーター制御手段と、エレベーター診断手段と、監視センターと、サポートセンターとを備え、前記エレベーター制御手段を、エレベーターの故障を捕捉する故障捕捉部と、前記故障の内容に応じて処置方法テーブルからエレベーター処置方法を選択するエレベーター処置方法選択部と、このエレベーター処置方法選択部により選択されたエレベーター処置方法による処置をエレベーターに対して指示するエレベーター処置指示部とから構成するとともに、前記エレベーター診断手段を、前記エレベーター制御手段から得られるエレベーター制御データを格納する制御データ格納部と、この制御データ格納部に格納されたエレベーター制御データとエレベーター正常運転時のエレベーター制御データとを比較することで故障兆候を捕捉する故障兆候捕捉部と、前記故障兆候の内容を前記監視センターに通報する通報指示部と、前記ポートセンターからの指示によって前記故障兆候に関連するエレベーター制御データを詳細に診断することによって得られる詳細異常データを捕捉する故障調査用異常捕捉部とから構成し、しかも、前記監視センターを、前記故障兆候の内容及び前記詳細異常データでは前記故障兆候の発生原因並びに前記故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法が判明できない場合に、前記故障兆候の内容及び前記詳細異常データを前記サポートセンターに送信できる構成にするとともに、前記サポートセンターを、前記故障兆候の内容及び前記詳細異常データを分析調査して、前記故障兆候の発生の原因を判定し、かつ、前記故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法を決定する異常内容調査部と、前記故障調査用異常捕捉部に対して詳細異常データを捕捉するよう指示しその捕捉された詳細異常データを異常内容調査部に送信させる遠隔操作部と、前記異常内容調査部で決定したエレベーター点検方法の内容を前記監視センターから最寄りの営業所に指示する作業内容指示部とから構成したこと特徴としている。
このように構成した本発明では、前記監視センターで前記故障兆候の発生原因並びに故障復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法が判明できない場合には、前記サポートセンターで前記故障兆候の内容及び前記詳細異常データを分析調査して、前記故障兆候の発生の原因を判定し、かつ、前記故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法を決定することができる。
本発明によれば、監視センターで故障兆候の発生原因並びに故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法が判明できない場合であっても、サポートセンターで前記故障兆候の内容及び前記詳細異常データを分析調査して、前記故障兆候の発生の原因を的確に判定し、かつ、その故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法を的確に決定することができ、エレベーターの復旧作業を常に迅速に行わせることができる。
以下,本発明に係るエレベーター遠隔故障監視システムの実施形態例を、図に基づいて説明する。
図1において、エレベーター1は、乗りかご2と、釣り合いおもり3と、一端側を乗りかご2に連結し、かつ、他端側を釣り合いおもり3側に連結したロープ4と、このロープ4を駆動させて乗りかご2を昇降させる巻上機5とを、少なくとも備えている。
エレベーター遠隔故障監視システムは、図1に示すように、エレベーター1の動作を制御するエレベーター制御手段6と、エレベーター診断手段7と、監視センター8と、サポートセンター9とを備えている。エレベーター制御手段6及びエレベーター診断手段7はエレベーター1が設置されたビル内に配設されている。監視センター8は、エレベーター1が設置されたビルから遠く離れた場所に設置されており、エレベーター1を遠隔的に監視する。サポートセンター9は、監視センター8に近接した場所あるいは監視センター8内に設置される。
エレベーター制御手段6は、図1に示すように、エレベーター1の故障を捕捉する故障捕捉部10と、この故障捕捉部10によって捕捉された故障の内容を記憶する故障内容記憶部11と、故障捕捉部10によって捕捉された故障の内容に応じて処置方法テーブル12からエレベーター処置方法(図2参照)を選択するエレベーター処置方法選択部13とこのエレベーター処置方法選択部13により選択されたエレベーター処置方法による処置をエレベーター1に対して指示するエレベーター処置指示部14とから少なくとも構成されており、エレベーター1に故障が発生すると、その故障による危険を回避するためのエレベーター処置方法を、処置方法テーブル12から自動的に選択して、エレベーター1に指示するようにしたものである。
故障捕捉部10は、正常運転時と比較して故障が発生したときに起こるエレベーターの変化を捉えるための故障捕捉プログラム10A及び故障の発生の有無を判定するための故障判定値10Bが予め組み込まれて、故障の発生が有りと判定した場合に、すなわち、故障を捕捉した場合に、故障の内容を、故障内容記憶部11、エレベーター処置方法選択部13及びエレベーター診断手段7側に送信する機能を有している。
処置方法テーブル12には、複数個のエレベーター処置方法、例えば、図2に示すように、1番テーブルに「走行禁止(非常停止)―再起動不可」が、2番テーブルに「走行禁止(非常停止)―再起動可―低速運転可」が、3番テーブルに「単独運転」が、4番テーブルに「各階運転」が、5番テーブルに「高速ストレート運転」が、それぞれ書き込まれている。
エレベーター診断手段7は、図1に示すように、エレベーター制御手段6から得られる全てのエレベーター制御データを格納する制御データ格納部15と、この制御データ格納部15に格納されたエレベーター制御データとエレベーター正常運転時のエレベーター制御データとを比較することで故障兆候を捕捉する故障兆候捕捉部16と、この故障兆候捕捉部16によって捕捉された故障兆候の内容を記憶する故障兆候内容記憶部17と、通報要否判定部18と、通報指示部19と、故障調査用異常捕捉部20と、この故障調査用異常捕捉部20で捕捉した詳細異常データを記憶する異常内容記憶部21と、前記通報要否判定部18により故障兆候捕捉部16によって捕捉された故障兆候が次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された場合にその故障兆候の内容に応じて点検内容テーブル22からエレベーター点検内容を選択する点検内容選択部23と、この点検内容選択部23により選択されたエレベーター点検内容(図3参照)による点検を監視センター8に通信回線で送信する点検内容指示部24とから少なくとも構成されている。監視センター8では、点検内容指示部24から送信されたエレベーター点検内容を最寄りの営業所25に送信して保守員に点検を指示する。
故障兆候捕捉部16は、図1に示すように、正常運転時と比較して故障兆候と思われる異常現象が発生したときに起こるエレベーターの変化を捉えるための故障兆候捕捉プログラム16Aと、故障兆候の発生の有無を判定するための故障兆候判定値16Bとが組み込まれ、故障兆候の発生が有りと判定した場合に、すなわち、故障兆候を捕捉した場合に、故障兆候の内容を故障兆候内容記憶部17及び通報要否判定部18に送信する機能を有している。制御データ格納部15には、エレベーター制御手段6の故障内容記憶部11に記憶されているところの故障捕捉部10によって捕捉された故障の内容も記憶される。
通報要否判定部18は、故障兆候捕捉部16によって捕捉された故障兆候の内容につき監視センター8に即時に通報すべきものであるか、次回定期点検時に再点検すべきものであるかを判定する機能、並びにその通報要否判定部18で故障兆候の内容が即時に通報すべきものであると判定された場合にはその故障兆候の内容を通報指示部19に送信し、かつ、通報要否判定部18で故障兆候が次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された場合にはその故障兆候の内容を点検内容選択部23に送信する機能を有している。通報指示部19は、通報要否判定部18から送信されてきた故障兆候の内容を監視センター8に通信回線を利用して通報する機能を有している。
故障調査用異常捕捉部20は、図1に示すように、制御データ選択部20Aを有し、かつ、異常捕捉プログラム20B及び異常を判定するための異常判定値20Cが組み込まれサポートセンター9で故障兆候の発生原因及び故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が判明できない場合に、ポートセンター9からの指示によって制御データ選択部20Aで必要なエレベーター制御項目並びにこのエレベーター制御項目に対応する異常捕捉プログラム20B及び異常を判定するための異常判定値20Cを選択して、故障兆候に関連するエレベーター制御データを詳細に診断することによって得られる詳細異常データを捕捉する機能を有している。故障調査用異常捕捉部20で捕捉された詳細異常データは、異常内容記憶部21に記憶され、しかも、通信回線を利用して監視センター8に送信される。監視センター8に送信された詳細異常データは、サポートセンター9に送信される。
点検内容テーブル22には、複数個のエレベーター点検内容(次回点検項目)、例えば、図3に示すように、1番テーブルに「体感による加速度の確認」が、2番テーブルに「起動時間計測確認」が、3番テーブルに「バランスセンサの位置確認」が、4番テーブルに「遮蔽板の取り付け位置確認」が、それぞれ書き込まれている。
点検内容指示部24は、通報要否判定部18で次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候の発生原因が判明であって点検内容テーブル22から次回定期点検時のエレベーター点検内容を選択することができない場合に、次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候の内容を、通信回線を利用して監視センター8に送信する機能を有している。
監視センター8は、通報指示部19から送信されてきた故障兆候の内容のみでは、故障兆候の発生原因及び故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が判明できない場合は、通報指示部19から通報されてきた故障兆候の内容をサポートセンター9に送信するとともに、通報指示部19から通報されてきた故障兆候の内容のみで、故障兆候の発生原因及び故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が判明できる場合は、それらの方法でエレベーター復旧作業する旨の指示(指令)を最寄りの営業所25に対して送信する機能を有している。
サポートセンター9は、図1に示すように、異常内容調査部26と、遠隔操作部27と作業内容指示部28とから少なくとも構成されている。異常内容調査部26は、故障兆候の発生原因及び故障復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法が判明できないとして、監視センター8から送信されてきた故障兆候の内容を調査分析してその故障兆候の発生原因を判定し、かつ、エレベーター処置方法やエレベーター点検方法を決定するとともに、監視センター8から送信されてきた故障兆候の内容のみの調査分析ではその故障兆候の発生原因及び故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法が判明できない場合に、監視センター8から送信されてきた故障兆候の内容及び詳細異常データを分析調査して、故障兆候の発生の原因を判定し、かつ、故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法及び次回点検方法を含むエレベーター点検方法を決定する機能を有している。
遠隔操作部27は、異常内容調査部26で故障兆候の内容及び詳細異常データを調査分析して決定した次回点検方法が点検内容テーブル22に書き込まれている場合には、点検内容選択部23を作動させることで、その異常内容調査部26で決定した次回点検方法の内容に対応するエレベーター点検内容を点検内容テーブル22から選択して監視センター8に送信させる機能と、故障調査用異常捕捉部20の制御データ選択部20Aにより必要なエレベーター制御項目並びにこのエレベーター制御項目に対応する異常捕捉プログラム20B及び異常を判定するための異常判定値20Cを選択するための指示を、通信回線で故障調査用異常捕捉部20に監視センター8を経由して送信する機能を有している。遠隔操作部27の指示により故障調査用異常捕捉部20で捕捉された詳細異常データは、通信回線で故障調査用異常捕捉部20から監視センター8を経由して異常内容調査部26に送信される。
さらに、遠隔操作部27は、故障捕捉部10の故障捕捉プログラム10A及び故障判定値10B、故障兆候捕捉部16の故障兆候捕捉プログラム16A及び故障兆候判定値16B、故障調査用異常捕捉部20の異常捕捉プログラム20B及び異常を判定するための異常判定値20C、処置方法テーブル12に書き込まれたエレベーター処置方法及び点検内容テーブル22に書き込まれたエレベーター点検内容についての、変更、追加及び削除をすることができる機能を有している。
作業内容指示部28は、異常内容調査部26で故障兆候の内容を分析調査して次回点検方法を決定した際、あるいは異常内容調査部26で故障兆候及び詳細異常データを分析調査して次回点検方法を決定した際に、その次回点検方法が点検内容テーブル22に書き込まれていない場合には、その異常内容調査部26で決定した次回点検方法の内容を監視センター8から最寄りの営業所25に指示する機能を有している。
次に、上記本実施形態のエレベーター遠隔故障監視システムによる故障処理手順例を、図4のフローチャートを用いて具体的に説明する。
まず、図4の手順S1において、例えば、ブレーキ温度異常というエレベーター異常が発生すると、そのブレーキ温度異常の発生時のエレベーター制御データとエレベーター正常運転時のエレベーター制御データとを比較することで故障兆候捕捉部16により、ブレーキ温度異常が故障兆候として手順S2で捕捉される。故障兆候捕捉部16により捕捉された故障兆候の内容(ブレーキ温度異常の内容)は、手順S3で故障兆候内容記憶部17に記憶されるとともに、ブレーキ温度異常がエレベーター1を制御する上で安全に係る重大な故障であることから、通報要否判定部18で監視センター8に即時に通報すべきものであると判定されて通報指示部19により、手順S4に示すように、監視センター8に通報される。
次に、監視センター8に通報されたブレーキ温度異常についての、発生原因及びエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が、監視センター8にて明確になっているか否かを、手順S5に示すように、判断する。
次に、手順S5で、発生原因及びエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が明確になっていないと判断された場合には、手順S6に示すように、故障兆候捕捉部16により捕捉された故障兆候の内容、すなわち、ブレーキ温度異常のデータが監視センター8からサポートセンター9の異常内容調査部26に通報(送信)される。
次に、サポートセンター9の異常内容調査部26では、故障兆候捕捉部16により捕捉されたブレーキ温度異常のデータが通報されると、そのブレーキ温度異常のデータのみでは発生原因が判明しないので、手順S7に示すように、そのブレーキ温度異常のデータを調査して、そのブレーキ温度異常に関連するエレベーター制御データで、故障調査用異常捕捉部20により詳細に診断して入手したい詳細異常データを決定する。
次に、ブレーキ温度異常に関連するエレベーター制御データで、故障調査用異常捕捉部20により詳細に診断して入手したい詳細異常データが決定したならば、手順S8に示すように、サポートセンター9の遠隔操作部27を操作することにより、故障調査用異常捕捉部20で、必要なエレベーター制御項目並びにこのエレベーター制御項目に対応する異常捕捉プログラム20B及び異常を判定するための異常判定値20Cを選択した後、手順S9に示すように、ブレーキ温度異常に関連するエレベーター制御データを詳細に診断することによって得られる詳細異常データを捕捉する。その詳細異常データは、異常内容記憶部21に記憶される。
その後、異常内容記憶部21に記憶された詳細異常データは、手順S10に示すようにサポートセンター9の遠隔操作部27を操作することにより、監視センター8を介してサポートセンター9の異常内容調査部26に送信される。そして、サポートセンター9の異常内容調査部26では、手順S11に示すように、ブレーキ温度異常のデータや詳細異常データを調査分析して、ブレーキ温度異常の発生原因を判定し、かつ、エレベーター処置方法やエレベーター点検方法を決定する。例えば、故障兆候捕捉部16により捕捉されたブレーキ温度異常時のエレベーター速度特性が、図5に示すように、時間T1で起動し、かつ、時間T2で定格速度V2に円滑に達して、特に、異常がないように見えても、故障調査用異常捕捉部20で、図5の時間t1‐αから時間t1+αのエレベーター速度特性を詳細に診断すると、図6に示すように、速度変化の乱れ、すなわち、加速度の乱れが発生していることが判る。サポートセンター9の異常内容調査部26では、図6の加速度の乱れを調査分析することで、ブレーキの半固渋が発生している判断し、ブレーキに負担をかけない各階運転といったエレベーター処置方法を決定するとともに、ブレーキライニングの点検・取替えといったエレベーター点検方法を決定する。
次に、手順S12に示すように、遠隔操作部27を操作することにより、サポートセンター9の異常内容調査部26で決定したエレベーター処置方法でエレベーター1が処置されるように、例えば、エレベーター1が各階運転するように、エレベーター制御手段6を指示すると同時に、作業内容指示部28により、サポートセンター9の異常内容調査部26で決定したエレベーター点検方法、例えば、ブレーキライニングの点検・取替えを、手順S13に示すように、監視センター8から最寄りの営業所25あるいはブレーキ温度異常が発生した現場に急行中の保守員に指示する。その後、手順S14に示すように、サポートセンター9の異常内容調査部26で決定したエレベーター点検方法に基づいて現場で復旧作業を行い、最後に、手順S15に示すように、エレベーター1を正常運転に復帰させれば、エレベーター1の復旧作業がすべて完了する。
一方、手順S5で、監視センター8に通報されたブレーキ温度異常についての、発生原因及びエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が判明している場合には、直ちに、手順S13に示すように、最寄りの営業所25あるいはブレーキ温度異常が発生した現場に急行中の保守員に指示して、手順S14に示すように、通報指示部19から監視センター8に通報されたブレーキ温度異常についての復旧作業を現場にて行い、最後に、手順S15に示すように、エレベーター1を正常運転に復帰させれば、エレベーター1の復旧作業がすべて完了する。
上記本実施形態例によれば、故障兆候捕捉部16によって、捕捉された故障兆候の内容につき、通報要否判定部18により、監視センター8に即時に通報すべきものであるか、次回定期点検時に再点検すべきものであるかのいずれかに該当するかが判定され、即時に通報すべきもの以外は、次回定期点検時に再点検するようにすることができるので、監視センター8の繁雑化が抑制されるため、監視センター8から最寄りの営業所25に対するエレベーター点検方法等の連絡が、的確に、かつ、迅速に行われるようになる。
さらに、上記本実施形態例によれば、監視センター8において、通報指示部19から送信されてきた故障兆候の内容のみでは、故障兆候の発生原因及び故障兆候の復旧のためのエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が判明できない場合には、その故障兆候の内容をサポートセンター9の異常内容調査部26で調査分析して、その故障兆候の発生原因を判定し、かつ、故障兆候の復旧のためのエレベーター処置方法やエレベーター点検方法を決定し、その決定したエレベーター点検方法で点検するようサポートセンター9から監視センター8を介して最寄りの営業所25に連絡することができるし、かつ、その決定したエレベーター処置方法でエレベーター1が処置されるようにサポートセンター9からエレベーター制御手段6に指示することができるので、故障兆候の発生したときの、エレベーター1の不稼動時間が長くなるのを阻止でき、エレベーター1の長時間不稼動による乗客への迷惑を軽減できる。
さらに、上記本実施形態例によれば、サポートセンター9において、監視センター8から送信されてきた故障兆候の内容のみの調査分析ではその故障兆候の発生原因及び故障兆候の復旧のためのエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が判明できない場合には故障兆候に関連するエレベーター制御データを詳細に診断して詳細異常データを捕捉するように故障調査用異常捕捉部20にサポートセンター9から指示し、その詳細異常データをサポートセンター9で入手することができるので、その入手した詳細異常データ及び故障兆候の内容をサポートセンター9の異常内容調査部26で調査分析することができるため、その故障兆候の発生原因を的確に判定することができ、かつ、エレベーター処置方法やエレベーター点検方法を的確に決定することができる。
さらに、上記本実施形態例によれば、通報要否判定部18で次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候の発生原因が判明できず、点検内容テーブル22から次回定期点検時のエレベーター点検内容を選択することができない場合には、その次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候の内容が点検内容指示部24により、通信回線を利用して監視センター8に送信されるので、監視センター8で次回定期点検時のエレベーター点検内容を決定することができ、その決定した次回定期点検時のエレベーター点検内容を監視センター8から最寄りの営業所25に連絡することができる。しかも、点検内容指示部24により、監視センター8に送信されてきた次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候の内容では、監視センター8で次回定期点検時のエレベーター点検内容を決定することができない場合には、次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候の内容をサポートセンター9の異常内容調査部26で調査分析して、サポートセンター9の異常内容調査部26で次回定期点検時のエレベーター点検内容を決定することができ、その決定した次回定期点検時のエレベーター点検内容で点検するように、監視センター8を介して最寄りの営業所25に連絡することができる。
さらに、監視センター8からサポートセンター9へ送信されてきた次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候の内容のみによる調査分析では、サポートセンター9において、その次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候の発生原因及び故障兆候の復旧のためのエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が判明できない場合に、次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候のエレベーター制御データを詳細に診断することによって得られる詳細異常データを捕捉するように故障調査用異常捕捉部20に指示して、その故障調査用異常捕捉部20で捕捉した詳細異常データをサポートセンター9で入手することができるので、その入手した詳細異常データ及び次回定期点検時に再点検すべきものであると判定された故障兆候を、サポートセンター9の異常内容調査部26で調査分析することで、その故障兆候の発生の原因を的確に判定することができ、かつ、次回点検方法を的確に決定することできるため、その決定した次回定期点検時のエレベーター点検内容を、サポートセンター9から監視センター8を介して最寄りの営業所25に迅速に連絡することができる。
さらに、上記本実施形態例によれば、遠隔操作部27により、サポートセンター9の異常内容調査部26で調査分析して決定したエレベーター処置方法が処置方法テーブル12にない場合にはその処置方法テーブル12に異常内容調査部26で決定したエレベーター処置方法を適宜に書き込むことができ、かつ、サポートセンター9の異常内容調査部26で調査分析して決定したエレベーター点検方法が点検内容テーブル22にない場合にはその点検内容テーブル22に異常内容調査部26で決定したエレベーター点検方法を適宜に書き込むことができるとともに、故障捕捉部10の故障捕捉プログラム10A及び故障判定値10Bと、故障兆候捕捉部16の故障兆候捕捉プログラム16A及び故障兆候判定値16Bと、故障調査用異常捕捉部20の異常捕捉プログラム20B及び異常判定値20Cと、処置方法テーブル12に書き込まれたエレベーター処置方法と、点検内容テーブル22に書き込まれたエレベーター点検内容についての、変更、及び削除をすることができるので、エレベーター1の点検実績に応じてエレベーター1の復旧作業をするのに最適となるように、エレベーター処置方法を処置方法テーブル12に、かつ、エレベーター点検内容を点検内容テーブル22に、それぞれ書き込んでおくことが可能であるため、エレベーター1の復旧作業を常に迅速に行わせることができる。
1 エレベーター
2 乗りかご
3 釣り合いおもり
4 ロープ
5 巻上機
6 エレベーター制御手段
7 エレベーター診断手段
8 監視センター
9 サポートセンター
10 故障捕捉部
10A 故障捕捉プログラム
10B 故障判定値
11 故障内容記憶部
12 処置方法テーブル
13 エレベーター処置方法選択部
14 エレベーター処置指示部
15 制御データ格納部
16 故障兆候捕捉部
16A 故障兆候捕捉プログラム
16B 故障兆候判定値
17 故障兆候内容記憶部
18 通報要否判定部
19 通報指示部
20 故障調査用異常捕捉部
20A 制御データ選択部
20B 異常捕捉プログラム
20C 異常判定値
21 異常内容記憶部
22 点検内容テーブル
23 点検内容選択部
24 点検内容指示部
25 最寄りの営業所
26 異常内容調査部
27 遠隔操作部
28 作業内容指示部
2 乗りかご
3 釣り合いおもり
4 ロープ
5 巻上機
6 エレベーター制御手段
7 エレベーター診断手段
8 監視センター
9 サポートセンター
10 故障捕捉部
10A 故障捕捉プログラム
10B 故障判定値
11 故障内容記憶部
12 処置方法テーブル
13 エレベーター処置方法選択部
14 エレベーター処置指示部
15 制御データ格納部
16 故障兆候捕捉部
16A 故障兆候捕捉プログラム
16B 故障兆候判定値
17 故障兆候内容記憶部
18 通報要否判定部
19 通報指示部
20 故障調査用異常捕捉部
20A 制御データ選択部
20B 異常捕捉プログラム
20C 異常判定値
21 異常内容記憶部
22 点検内容テーブル
23 点検内容選択部
24 点検内容指示部
25 最寄りの営業所
26 異常内容調査部
27 遠隔操作部
28 作業内容指示部
Claims (4)
- エレベーターの動作を制御するエレベーター制御手段と、エレベーター診断手段と、監視センターと、サポートセンターとを備え、前記エレベーター制御手段を、エレベーターの故障を捕捉する故障捕捉部と、前記故障の内容に応じて処置方法テーブルからエレベーター処置方法を選択するエレベーター処置方法選択部と、このエレベーター処置方法選択部により選択されたエレベーター処置方法による処置をエレベーターに対して指示するエレベーター処置指示部とから構成するとともに、前記エレベーター診断手段を、前記エレベーター制御手段から得られるエレベーター制御データを格納する制御データ格納部と、この制御データ格納部に格納されたエレベーター制御データとエレベーター正常運転時のエレベーター制御データとを比較することで故障兆候を捕捉する故障兆候捕捉部と、前記故障兆候の内容を前記監視センターに通報する通報指示部と、前記サポートセンターからの指示によって前記故障兆候に関連するエレベーター制御データを詳細に診断することによって得られる詳細異常データを捕捉する故障調査用異常捕捉部とから構成し、しかも、前記監視センターを、前記故障兆候の内容及び前記詳細異常データでは前記故障兆候の発生原因及び前記故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法やエレベーター点検方法が判明できない場合に、前記故障兆候の内容及び前記詳細異常データを前記サポートセンターに送信できる構成にするとともに、前記サポートセンターを、前記故障兆候の内容及び前記詳細異常データを分析調査して前記故障兆候の発生の原因を判定し、かつ、前記故障兆候の復旧を図るためのエレベーター処置方法及びエレベーター点検方法を決定する異常内容調査部と、前記故障調査用異常捕捉部に対して詳細異常データを捕捉するよう指示しその捕捉された詳細異常データを異常内容調査部に送信させる遠隔操作部と、前記異常内容調査部で決定したエレベーター点検方法の内容を前記監視センターから最寄りの営業所に指示する作業内容指示部とから構成したこと特徴とするエレベーター遠隔故障監視システム。
- 上記エレベーター診断手段を、前記故障兆候の内容につき、前記監視センターに即時に通報すべきものであるか、次回定期点検時に再点検すべきものであるかを判定する通報要否判定部と、この通報要否判定部から次回定期点検時に再点検すべきものであるとして送信されてきた前記故障兆候の内容に応じて点検内容テーブルからエレベーター点検内容を選択する点検内容選択部と、この点検内容選択部により選択されたエレベーター点検内容による点検を前記監視センターに指示する点検内容指示部を含む構成にするとともに、前記通報指示部を、前記通報要否判定部から即時に通報すべきものであるとして送信されてきた前記故障兆候の内容を監視センターに通報する構成としたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター遠隔故障監視システム。
- 前記異常内容調査部で故障兆候の内容及び詳細異常データを調査分析して決定した次回点検方法が前記点検内容テーブルに書き込まれている場合には、前記遠隔操作部により、前記点検内容選択部を作動させることで、その異常内容調査部で決定した次回点検方法の内容に対応するエレベーター点検内容を前記点検内容テーブルから選択して前記監視センターに送信させる構成にし、前記異常内容調査部で前記故障兆候及び詳細異常データを分析調査して決定した次回点検方法が前記点検内容テーブルに書き込まれていない場合には、その異常内容調査部で決定した次回点検方法の内容を前記作業内容指示部により前記監視センターに指示する構成にしたこと特徴とする請求項2記載のエレベーター遠隔故障監視システム。
- 前記遠隔操作部により、前記処置方法テーブルに書き込まれたエレベーター処置方法及び前記点検内容テーブルに書き込まれたエレベーター点検内容についての、変更、追加及び削除をすることができる構成にしたこと特徴とする請求項2若しくは3記載エレベーター遠隔故障監視システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2003
- 2003-08-18 JP JP2003294477A patent/JP2005060067A/ja active Pending
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