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JP2003341930A - 用紙後処理方法及び用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理方法及び用紙後処理装置

Info

Publication number
JP2003341930A
JP2003341930A JP2002147557A JP2002147557A JP2003341930A JP 2003341930 A JP2003341930 A JP 2003341930A JP 2002147557 A JP2002147557 A JP 2002147557A JP 2002147557 A JP2002147557 A JP 2002147557A JP 2003341930 A JP2003341930 A JP 2003341930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
folding
sheet bundle
roller
bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002147557A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kaneko
昌浩 金子
Toshio Shida
寿夫 志田
Mikihiko Yamakawa
幹彦 山川
Tadahiro Takahashi
忠寛 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2002147557A priority Critical patent/JP2003341930A/ja
Publication of JP2003341930A publication Critical patent/JP2003341930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/18Oscillating or reciprocating blade folders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/30Folding in combination with creasing, smoothing or application of adhesive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/512Changing form of handled material
    • B65H2301/5123Compressing, i.e. diminishing thickness
    • B65H2301/51232Compressing, i.e. diminishing thickness for flattening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/13Parts concerned of the handled material
    • B65H2701/132Side portions
    • B65H2701/1321Side portions of folded article or web
    • B65H2701/13212Fold, spine portion of folded article

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数枚の用紙から成る分厚い用紙束を中折り
処理する際に、用紙束の膨らみにより折り目部が不十分
となり、作製された製本の外観品質が低下する。 【解決手段】 画像形成装置Aから排出された用紙Sを
複数枚集積して、中綴じ処理と中折り処理を行う用紙後
処理方法において、中綴じ処理された用紙束Saの搬送
方向中央部を、折り板72により押圧しつつ第1折りロ
ーラ対71の挟持位置Nに押し込み、折り目部aを形成
した後、中折り処理された用紙束Saを所定位置に停止
させ、回転軸73Aが折り目部aに対して斜交するよう
に支持され、用紙搬送方向に直交する方向に移動可能な
第2折りローラ73を折り目部a上を加圧しつつ走行さ
せて、折り目部aを強化する用紙後処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を有する
複合機等の画像形成装置から排出される用紙に対して、
穿孔処理、綴じ処理、折り処理等の後処理を行う用紙後
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ、これ
らの複合機等の画像形成装置本体により画像が記録され
た多数枚の用紙を、プリント部数毎に丁合して、綴じ手
段(ステイプラ)により綴じ合わせて製本する用紙後処
理装置が提供されている。この用紙後処理装置は、画像
形成装置本体のプリント機能と接続されて駆動される。
【0003】複数枚で1セットになる用紙束に対して綴
じ処理を行う用紙後処理装置として、特開平2−276
691号、同8−319054号、特公平5−4199
1号各公報等が開示されている。
【0004】特開昭59−230965号公報に記載の
紙折り機は、紙折り機構及び該紙折り機構によって折ら
れた用紙の折り目部を押し潰す機構を具備したものであ
り、この折り目部を押し潰す機構は、ベースと、該ベー
ス上を折り目部方向へ移動する加圧ローラとを有するも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】用紙束を折り処理する
従来の用紙後処理装置においては、中綴じ処理された用
紙束を中折りローラ対により中折り処理する際に、用紙
束の膨らみにより折り目部の平坦化が不十分となる事が
ある。特に、多数枚の用紙から成る分厚い用紙束を中折
り処理する場合には、折り目部近傍の用紙の膨らみが大
きい。
【0006】また、折り目部を強化するため、中折りロ
ーラの加圧力を増大させると、用紙束に皺や、汚れなど
が発生し、作製された冊子の外観品質が低下する。
【0007】特に、中綴じと中折りの後処理が行われた
用紙束の折り目を、折り目強化手段により加圧しつつ移
動させる時、用紙束の綴じ針付近に破れが発生しやす
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の下
記の用紙後処理方法及び用紙後処理装置により解決され
る。
【0009】(1) 画像形成装置から排出された用紙
を複数枚集積して、中綴じ処理と中折り処理を行う用紙
後処理方法において、前記中綴じ処理された用紙束の搬
送方向中央部を、中折り板部材により押圧しつつ第1折
りローラ対の挟持位置に押し込み、折り目部を形成した
後、前記中折り処理された用紙束を所定位置に停止さ
せ、回転軸が前記折り目部に対して斜交するように支持
され、用紙搬送方向に直交する方向に移動可能な第2折
りローラを前記折り目部を加圧しつつ走行させて、前記
折り目部を強化することを特徴とする用紙後処理方法。
【0010】(2) 画像形成装置から排出される用紙
を複数枚集積して、中綴じ処理と中折り処理を行う用紙
後処理装置において、前記中綴じ処理された用紙束の搬
送方向中央部を押し込む中折り板部材と、前記中折り板
部材により押し込まれた用紙束を挟持、搬送して折り目
部を形成させる第1折りローラ対と、用紙搬送方向に斜
交する方向の回転軸に支持され、前記中折り板部材と前
記第1折りローラ対とにより、前記中折り処理された用
紙束の折り目部を加圧しながら走行して、前記折り目部
を強化する第2折りローラと、を有することを特徴とす
る用紙後処理装置。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の用紙後処理方法、
及び用紙後処理装置を図面に基づいて説明する。
【0012】[画像形成システム]図1は画像形成装置
A、用紙後処理装置(以下、後処理装置と称す)Bから
成る画像形成システムの全体構成図である。図2は画像
形成システムの外観斜視図である。
【0013】[画像形成装置]画像形成装置Aは、回転
する静電潜像担持体(以下、像担持体と称す)1の周囲
に、帯電装置2、像露光装置(画像書込部)3、現像装
置4、転写装置5A、除電装置5B、及びクリーニング
装置6を配置した画像形成部を有する。画像形成部は、
帯電装置2によって像担持体1の表面に一様帯電を行っ
た後に、像露光装置3のレーザビームによって原稿から
読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像
を形成し、該潜像を現像装置4により反転現像して像担
持体1の表面にトナー像を形成する。
【0014】一方、画像形成装置Aの中段に配置された
給紙カセット7A,7B、下段に配置された大容量給紙
トレイ7C,7D、側方に配置された手差し給紙トレイ
7E等から給紙された記録用紙Sは、レジストローラ7
Fを経由して転写位置へ送られる。
【0015】転写位置において転写装置5Aにより前記
トナー像が記録用紙S上に転写される。その後に、記録
用紙Sは除電装置5Bにより裏面の電荷が消去されて像
担持体1から分離され、反転搬送部9Cにより搬送さ
れ、引き続き定着装置8により加熱定着され、排紙ロー
ラ9Aにより排出される。
【0016】記録用紙Sの両面に画像形成を行う場合に
は、定着装置8により加熱定着された記録用紙Sを、搬
送路切り換え板9Bにより通常の排紙通路から分岐し、
反転搬送部9Cにおいてスイッチバックして表裏反転し
た後、再び画像形成部を通過し、記録用紙Sの裏面に画
像を形成し、定着装置8を経て、排紙ローラ9Aにより
装置外に排出される。
【0017】一方、像担持体1の画像処理後の表面は、
クリーニング装置6により表面に残留している現像剤が
除去され、次の画像形成に備える。
【0018】[後処理装置]図3は、本発明に係る後処
理装置Bの全体構成図である。
【0019】後処理装置Bは、受入部10、直接排紙部
20、表紙用紙給紙部30、穿孔処理部40、用紙折り
処理部50、綴じ処理部60、用紙束中折り処理部7
0、排紙部80から構成されている。
【0020】・受入部10 受入部10の入口11は、画像形成装置Aの排紙ローラ
9Aと合致するような位置と高さに設置されている。
【0021】受入部10には、画像形成装置Aから画像
形成処理された記録用紙Sと、表紙用紙給紙部30から
供給される表紙用紙Kとが導入される。
【0022】入口11に導入された記録用紙Sは、搬送
路切換手段G1によって直接排紙部20と穿孔処理部4
0の何れかに分岐される。
【0023】・直接排紙部20 この用紙搬送が設定されると、搬送路切換手段G1は穿
孔処理部40への搬送路を遮断し、直接排紙部20への
搬送路を開放する。
【0024】直接排紙部20の搬送路を通過する記録用
紙Sは、搬送ローラ21に挟持されて上昇し、排紙ロー
ラ22により排出され、固定排紙台23上に載置され、
順次積載される。固定排紙台23には最大約200枚の
記録用紙Sを積載することができる。
【0025】・表紙用紙給紙部30 表紙用紙給紙部30の給紙皿内に収容された表紙用紙K
は、給紙手段31により分離、給送され、搬送ローラ3
2,33,34に挟持されて、受入部10に導入され
る。以下、記録用紙Sと表紙用紙Kとを一括して用紙S
と総称する。
【0026】・穿孔処理部40受入部10の搬送路切換
手段G1により分岐された用紙Sは、後処理装置Bの最
上段に配置された穿孔処理部40に搬送される。用紙S
は、入口ローラ41を通過し、入口ローラ41の外周面
の線速と同一線速で移動するグリッパ42に保持されて
進行する。
【0027】用紙Sの後端部が入口ローラ41の挟持位
置を通過すると、用紙Sの後端部は自由になり用紙載置
台43上に落下する。その後、移動するグリッパ42に
よって保持された用紙Sの先端部が用紙先端規制部材4
4に突き当たる事により、グリッパ42は用紙Sの先端
部保持を解除する。先端部保持を解除された用紙Sの先
端部は自重落下し、傾斜配置された用紙載置台43上を
速やかに下降する。
【0028】用紙載置台43上に載置された用紙Sは、
用紙先端規制部材44により押圧されて穿孔器46の用
紙突当部47に当接して停止する。この用紙搬送方向の
整合過程で、用紙幅整合手段45により用紙Sの幅方向
の位置決めが行われる。引き続き、穿孔器46により用
紙Sの先端部付近にファイル用の孔hがあけられる。
【0029】穿孔器46は、駆動手段により昇降駆動さ
れるパンチと、パンチの刃部に嵌合するダイスとから成
る。
【0030】穿孔処理された用紙Sの後端部は、回動す
る排紙ベルト48に固定された排紙爪48Aに押圧され
て用紙載置台43上を図示左方向に移動し、排紙ローラ
81に挟持されて昇降排紙台82上に載置される。又
は、搬送路切換手段G2により分岐された用紙Sは、綴
じ、折り等の後処理が行われる。
【0031】穿孔処理部40において、用紙Sを用紙幅
方向に移動させるシフト処理も可能である。
【0032】図4(a)は、穿孔器46により穿孔処理
された用紙Sの斜視図である。 ・中間搬送路部 綴じ処理、折り処理が施される用紙Sは、搬送路切換手
段G2により下方に方向変換されて、更に複数の搬送ロ
ーラR1,R2,R3によって図示右方向に移動する。
搬送路切換手段G3は、用紙Sを用紙折り処理部50と
綴じ処理部60の何れかの搬送路に切り換える。
【0033】・用紙折り処理部50 搬送路切換手段G3の上方の搬送路を通り、用紙折り処
理部50に進行した用紙Sには、複数の折りローラ5
1,52,53,54によって各種の折り処理が行われ
る。
【0034】折り処理が行われた用紙Sは、綴じ処理部
60内の用紙載置台63上に搬送され、回動する排紙ベ
ルト68に固定された排紙爪68Aに押圧されて用紙載
置台63上を図示左方向に移動し、排紙ローラ83に挟
持されて昇降排紙台82上に載置される。
【0035】図4(b)は、中折り処理された用紙Sの
斜視図、図4(c)は、Z折り処理された用紙Sの斜視
図、図4(d)は、内巻き三折り処理された用紙Sの斜
視図である。
【0036】・綴じ処理部60 綴じ処理部60は、用紙Sを積重して整合し、平綴じ処
理又は中綴じ処理を行う。
【0037】図4(e)は、平綴じ処理された用紙束S
aの斜視図、図4(f)は、中綴じ処理された用紙束S
aの斜視図である。
【0038】・・平綴じ処理 搬送路切換手段G3の下方の搬送路を通り、綴じ処理部
60に進行した用紙Sは、搬送ローラR4,R5,R
6,R7、入口ローラ61を通過し、入口ローラ61の
外周面の線速と同一線速で移動するグリッパ62に保持
されて進行する。
【0039】用紙Sの後端部が入口ローラ61の挟持位
置を通過すると、用紙Sの後端部は自由になり用紙載置
台63上に落下する。その後、移動するグリッパ62に
よって保持された用紙Sの先端部が用紙先端規制部材6
4に突き当たる事により、グリッパ62は、用紙Sの先
端部保持を解除する。先端部保持を解除された用紙Sの
先端部は自重落下し、傾斜配置された用紙載置台63上
を速やかに下降する。
【0040】用紙載置台63上に載置された用紙Sは、
用紙先端規制部材64により押圧されて平綴じ用の平綴
じ器(平綴じ手段)66Aの用紙突当部67に当接して
停止する。この用紙搬送方向の整合過程で、用紙幅整合
手段65により用紙Sの幅方向の位置決めが行われる。
【0041】用紙載置台63上に後続の複数の用紙Sが
逐次積載されて搬入される都度、用紙搬送方向の整合
と、用紙幅方向の整合とが行われる。所定の用紙枚数が
積載完了すると、平綴じ器66Aにより用紙Sの先端部
付近に綴じ針SPが打針されて用紙束Saが形成される
(図4(e)参照)。
【0042】平綴じ処理された用紙束Saの後端部は、
回動する排紙ベルト68に固定された排紙爪68Aに押
圧されて用紙載置台63上を図示左方向に移動し、排紙
ローラ83に挟持されて昇降排紙台82上に載置され
る。
【0043】・・中綴じ処理 中綴じ用の中綴じ器(中綴じ手段)66Bは、下方の打
針機構66B1と上方の受針機構66B2との2分割構
造に構成され、その中間に用紙Sが通過可能な通紙路を
形成している。
【0044】中綴じ処理が指定されると、用紙先端規制
部材64が用紙サイズに対応する用紙搬送下流方向の所
定位置に移動して停止する。
【0045】綴じ処理部60に進行した用紙Sは、搬送
ローラR4,R5,R6,R7、入口ローラ61を通過
し、入口ローラ61の外周面の線速と同一線速で移動す
るグリッパ62に保持されて進行する。
【0046】用紙Sの後端部が入口ローラ61の挟持位
置を通過すると、用紙Sの後端部は用紙載置台63上に
落下する。その後、移動するグリッパ62によって保持
された用紙Sの先端部が用紙先端規制部材64に突き当
たる事により、グリッパ62は用紙Sの先端部保持を解
除する。先端部保持を解除された用紙Sの先端部は自重
落下し、傾斜配置された用紙載置台63上を速やかに下
降する。
【0047】用紙載置台63上に載置された用紙Sは、
傾斜配置された用紙載置台63上を滑落して、用紙突当
部67に当接して停止する。この用紙Sの停止位置にお
いて、用紙幅整合手段65により用紙Sの幅方向の位置
決めが行われる。
【0048】用紙載置台63上に後続の複数の用紙Sが
逐次積載されて、搬入の都度、用紙搬送方向の整合と、
幅整合が行われ、所定の用紙枚数が積載完了すると、中
綴じ器66Bにより用紙Sの中央部に綴じ針SPが打針
されて用紙束Saが形成される(図4(f)参照)。
【0049】中綴じ処理された用紙束Saの後端部は、
回動する排紙ベルト68に固定された排紙爪68Aに押
圧されて用紙載置台63上を図示左方向に移動し、搬送
路切換手段G4の下方の搬送路を進行し、用紙束中折り
処理部70に搬送される。
【0050】・用紙束中折り処理部70 用紙束中折り処理部70においては、中綴じ処理された
用紙束Saが第1折りローラ対71、中折り板部材(以
下、折り板と称す)72により中折り処理される。
【0051】中折り処理された用紙束Saは、第2折り
ローラ(強化折りローラ)73により折り目部aが強化
される。中折り処理された用紙束Saは排紙ベルト84
により機外に排出される。
【0052】[用紙束の中折り処理] ・用紙束中折り処理部の構成 図5は、用紙束中折り処理部70の正面図である。
【0053】用紙束中折り処理部70に搬送された中綴
じ処理済みの用紙束Saは、一対の案内板74により形
成される通紙路74A内を落下して、用紙束Saの先端
部が突当部材74Bに当接して停止する。突当部材74
Bは用紙サイズに対応して移動され、中折り処理時の用
紙束Saの停止位置を規制する。
【0054】用紙束中折り処理部70の第1折りローラ
対71は、第1折り上ローラ(以下、上ローラと称す)
71Aと第1折り下ローラ(以下、下ローラと称す)7
1Bとから成る。
【0055】上ローラ71Aと下ローラ71Bとは、ほ
ぼ対称形をなす左右一対の押圧手段により支持されてい
る。一方の押圧手段は、上ローラ71Aと、この上ロー
ラ71Aを回転可能に支持し、支軸75Aを中心に揺動
可能な支持板76Aと、この支持板76Aの一端に係止
され、上ローラ71Aを挟持位置方向に付勢するバネ7
7Aとから成る。
【0056】下ローラ71Bの押圧手段は、支軸75
B、支持板76B、バネ77Bから成り、これらの部材
は上ローラ71Aの押圧手段とほぼ線対称形を成す。上
ローラ71A、下ローラ71Bの各外周面は、高摩擦抵
抗材により形成されている。上ローラ71A、下ローラ
71Bは、後述の折りローラ駆動手段701により駆動
回転される。
【0057】・用紙束中折り処理部の駆動機構 図6は用紙束中折り処理部70の上ローラ71A、下ロ
ーラ71Bを回転させる折りローラ駆動手段(以下、第
1駆動手段と称す)701と、折り板72を移動させる
折り板駆動手段(以下、第2駆動手段と称す)702の
構成図である。なお、図示の一点鎖線は歯車のピッチ円
を示す。
【0058】モータM1は、歯車g1,g2A,g2
B,g3A,g3B,g4,g5,g6から成る歯車列
を介して下ローラ71Bを駆動回転させる。また、モー
タM1は、歯車g1,g2A,g2B,g3A,g3
B,g4,g7,g8,g9から成る歯車列を介して上
ローラ71Aを駆動回転させる。
【0059】モータM2は、歯車g10から駆動伝達手
段を介して偏芯円筒部材723を回転させる。偏芯円筒
部材723は偏芯軸724を回転中心にして偏芯運動を
する。偏芯円筒部材723の内壁部には、可動保持部材
721に植設されたコロ725が移動可能に転設する。
【0060】可動保持部材721は、固定基板に平行に
配置された2本の案内部材722に沿って直進往復動可
能に支持されている。歯車g10の回転により、偏芯円
筒部材723が偏芯運動する事により、コロ725が移
動して、可動保持部材721が2本の案内部材722に
沿って直進往復動する。可動保持部材721に固定され
た折り板72も一体となって直進往復動する。
【0061】・用紙束の中折り処理 図7は用紙束中折り処理部70による中折り処理工程を
示す断面図である。
【0062】図7(a)は、折り板72が用紙束Saを
押圧して上ローラ71A、下ローラ71Bに圧接させる
状態を示す断面図である。
【0063】中折り処理開始信号により、駆動源に接続
する折り板72は、用紙載置面より図示の左方向に突出
する。折り板72は例えば厚さ約0.3mmの薄型のナ
イフ状をなし、その先端部は鋭角をなす。
【0064】図7(b)は、折り板72が上ローラ71
A、下ローラ71Bの挟持位置Nを越えた位置に進入し
て用紙束Saを中折り処理した状態を示す。図示の左方
向に直進して突出した折り板72の先端部は、用紙束S
aの中央部を押し込み、用紙束Saを介して上ローラ7
1A、下ローラ71Bの挟持位置Nを押し広げて離間さ
せる。
【0065】図7(c)は、折り板72が上ローラ71
A、下ローラ71Bの挟持位置Nから退避して初期位置
に戻るとともに、中折り処理された用紙束Saが上ロー
ラ71A、下ローラ71Bにより排出される状態を示
す。
【0066】折り板72の先端部が上ローラ71A、下
ローラ72Bの挟持位置Nを通過後、折り板72が後退
して、用紙束Saの中央部は、上ローラ71A、下ロー
ラ71Bにより挟圧されて、折り目部aが形成される。
この折り目部aは、中綴じ処理による用紙束Saへの綴
じ針SPの打ち込み位置とほぼ一致する。
【0067】図8(a)は中綴じと中折りの後処理を施
した用紙束Saの斜視図、図8(b)は後処理済みの用
紙束Saを両開きした状態を示す斜視図、図8(c)は
用紙束Saの模式断面図である。中綴じ処理と二つ折り
処理により作成された用紙束Saは、用紙Sの第1面を
外側に向け、その裏面側に第2面、更にその内側に用紙
Sの第1面、その内側に用紙Sの第2面が配置され、図
示のように8頁から成る用紙束(冊子)Saの頁揃えが
できる。
【0068】折り目部aを形成された用紙束Saは、駆
動回転する上ローラ71A、下ローラ71Bにより搬出
され、排紙ベルト84により機外に排出される。
【0069】・用紙束中折り処理の制御 中綴じ処理が行われていない少数枚(1〜3枚)の用紙
束Saに対して、中折り処理を行う場合には、最初に、
図6に示す第1駆動手段701のモータM1の駆動を停
止して、上ローラ71A、下ローラ71Bの回転を停止
状態に保持する。この状態で第2駆動手段702のモー
タM2を駆動開始して、折り板72を待機位置から前進
させる。
【0070】折り板72の先端部は、少数枚の用紙束S
aの折り目部aを突き出し、回転を停止している上ロー
ラ71A、下ローラ71Bの外周面に用紙表面を摺接さ
せながら挟持位置N近傍に押し込み、用紙束Saを同時
に折り、折り目部aを形成する(図7参照)。
【0071】折り板72の先端部が、用紙束Saの折り
目部aを突き出して、上ローラ71A,下ローラ71B
の外周面に摺接して挟持位置N近傍に送り込むとき、上
ローラ71A、下ローラ71Bの各軸端に設けられた一
方向回転クラッチCA,CBにより、上ローラ71A、
下ローラ71Bは移動する用紙Sと摺接して、用紙搬送
方向にのみ従動回転する(図6参照)。
【0072】中綴じ処理が行われた少数枚(2〜5枚)
の用紙束Saの束に対して、中折り処理を行う場合に
は、中綴じ処理された用紙束Saの折り処理時の用紙間
のずれは、中綴じされていない用紙束Saに比して少な
いが、綴じ部以外の用紙ずれが発生するから、少数枚
(2〜5枚)の用紙束Saに対して、上述の折り処理制
御を適用する。
【0073】中綴じ処理された多数枚(6〜20枚)の
用紙束Saの束に対して、中折り処理を行う場合には、
上述の少数枚用紙束Saの折り制御のような、回転を停
止している上ローラ71A、下ローラ71Bの挟持位置
Nの近傍に、厚い用紙束Saを押し込む事は困難であ
る。多数枚の中綴じ処理された用紙束Saの束に対し
て、折り板72を前進させて押し進め、回転している上
ローラ71A、下ローラ71Bの挟持位置Nの近傍に押
し込み、折り目部aを形成させ用紙束Saを作製する。
【0074】少数枚の用紙束Saの折り処理、又は多数
枚の用紙束Saの折り処理の各モード切り換えは、画像
形成装置Aの用紙枚数信号、後処理装置Bの用紙通過検
知手段により行われる。
【0075】[折り目部の強化]図9〜図12は、中折
り処理による折り目部aの形成と強化工程を示す斜視
図、断面図、平面図である。
【0076】図9(a)は、用紙束中折り処理部70の
上ローラ71Aと下ローラ71Bの挟持位置Nを通過す
る用紙束Saの中折り工程を示す斜視図であり、図9
(b)は断面図、図9(c)は平面図である。
【0077】図7(c)において説明したように、折り
板72が上ローラ71A、下ローラ71Bの挟持位置N
から退避して初期位置に戻るとともに、中折り処理され
た用紙束Saが上ローラ71A、下ローラ71Bから成
る第1折りローラ対71より排出され、用紙束載置台7
8(図9(b)参照)上に搬送される。用紙束Saの進
行方向の前方で用紙幅方向の外側には、第2折りローラ
73と第2折りローラ案内部材79が配置されている。
【0078】用紙束Saの先端部通過がセンサPS1に
より検知されると、モータM1の駆動が停止され、上ロ
ーラ71Aと下ローラ71Bから成る第1折りローラ対
71の回転が停止され、用紙束Saは所定位置に停止さ
れる。
【0079】ほぼ同時に、モータM3の駆動が開始さ
れ、第2折りローラ案内部材79が上方に揺動される。
第2折りローラ案内部材79の上面に保持された第2折
りローラ73は、用紙束Saの折り目部aの上方に移動
され、更に、図示しない駆動手段により用紙幅方向に移
動して折り目部aの端部に移動する。
【0080】図10は、第2折りローラが退避位置から
上昇して用紙束の折り目部の端部に移動する状態を示す
斜視図、断面図、平面図である。
【0081】図11は、第2折りローラが用紙束の折り
目部を加圧しながら走行する状態を示す斜視図、断面
図、平面図である。
【0082】第2折りローラ73が用紙束Saの折り目
部aを押圧しながら用紙幅方向に走行する事により、折
り目部aがしっかりと付けられて強化される。
【0083】図12(a)は、第2折りローラ73によ
る加圧工程後に用紙束Saを排出する状態を示す斜視図
であり、図12(b)は平面図である。
【0084】第2折りローラ73が用紙束Saの折り目
部aを加圧して強化処理した後、モータM1の駆動が開
始され、上ローラ71Aと下ローラ71Bが回転し、用
紙束Saが排出される。
【0085】[第2折りローラの制御]用紙束Saの用
紙枚数が所定枚数以上(例えば、4枚以上)に設定され
た場合に、第2折りローラ73を走行させて用紙束Sa
の折り目部aを加圧する。用紙束Saの用紙枚数が例え
ば、3枚以下の少数枚の場合には、上ローラ71Aと下
ローラ71Bのみにより、折り目部aを形成する。
【0086】また、用紙束Saの用紙枚数に対応して、
第2折りローラ73の走行速度を可変に制御する。即
ち、前記の少数枚の用紙束Saの場合には、第2折りロ
ーラ73の走行速度を速く、多数枚の用紙束Saの場合
には、第2折りローラ73の走行速度を遅くするように
制御する。
【0087】更に、多数枚の用紙束Saの場合には、第
2折りローラ73を用紙幅方向に1往復、または複数回
往復動させて折り目部aを強化する。
【0088】用紙束Saの用紙枚数が多くなる程、折り
目部aが付きにくくなるが、次の用紙束Saが用紙束中
折り処理部70に積載完了するまでの時間が長くなるか
ら、その間に、用紙束中折り処理部70において、第2
折りローラ73の走行速度や往復動を任意に設定して、
充分折り処理を行う事ができる。
【0089】[第2折りローラの駆動機構]図13は、
第2折りローラ73の駆動機構を示す斜視図である。
【0090】・回転機構 第2折りローラ73は、保持体731に回転可能に保持
されている。保持体731に固定されたモータM4は、
歯車列を介して第2折りローラ73の回転軸を回転させ
る(第1駆動手段)。
【0091】保持体731は、押圧バネ732を介して
走行体733に係止されている。押圧バネ732は、保
持体731を介して第2折りローラ73を押圧する。第
2折りローラ73、保持体731、押圧バネ732、走
行体733等により第2折りローラユニットが形成され
ている。
【0092】・走行機構 走行体733は、2本の案内棒734に摺動し、用紙束
Saの幅方向に直線往復移動可能に支持されている。2
本の案内棒734の両軸端部は、側板735A,735
Bに固定されている。
【0093】一方の側板735Aに固設されたモータM
5は、駆動ローラ736Aを駆動回転させる。他方の側
板735Bには、従動ローラ736Bが回転可能に支持
されている。駆動ローラ736Aと従動ローラ736B
とを巻回するタイミングベルト737の一部には、係止
部材737Aにより走行体733が固定されている。
【0094】モータM5の駆動により、駆動ローラ73
6Aが駆動回転し、タイミングベルト737が回動し、
走行体733が2本の案内棒734に沿って直線往復移
動し、保持体731に保持された第2折りローラ73が
用紙幅方向に往復移動する。
【0095】・昇降機構 側板735Aは、モータM6により回動されるタイミン
グベルト738Aの一部に係止部材738Aaにより固
定され、案内棒739Aにより案内されて、上下の直線
方向に昇降される。
【0096】側板735Bは、モータM6に同期するモ
ータM7により回動されるタイミングベルト738Bの
一部に係止部材738Baにより固定され、案内棒73
9Bにより案内されて、上下の直線方向に昇降される。
【0097】この昇降機構により、第2折りローラユニ
ットを昇降させ、第2折りローラ73を用紙束Saの上
方から下降させて、用紙束Saの上層面を圧接する。
【0098】[第2折りローラユニットの走行速度制
御]モータM4による第2折りローラ73の回転周速度
V1と、第2折りローラ73等から構成された第2折り
ローラユニットをモータM5により用紙搬送方向に直交
する方向に走行させる線速度V2とが等しくなるように
制御する事により、用紙束Saと第2折りローラ73と
のスリップを防止し、第2折りローラ73による用紙束
Saの折り目部aを強化する際に、用紙束Saに皺や損
傷が発生することを防止する。
【0099】[第2折りローラによる用紙束の折り目部
強化] ・第2折りローラの第1の実施の形態 図14(a)は用紙束Saと第1の実施の形態の第2折
りローラ73の配置を示す平面図である。
【0100】第2折りローラ73の回転軸73Aは、用
紙束Saの折り目部aに直交する方向の基準線bに対し
て傾斜角θで軸受により回転可能に支持されている。第
2折りローラ73は、図13に示す押圧バネ732によ
って付勢され、用紙束載置台78上に載置された中綴
じ、中折りの後処理済みの用紙束Saの折り目部aを加
圧する。第2折りローラ73は図示しない駆動手段によ
り回転されつつ、用紙束Saの折り目部aに平行して、
図示の白抜き矢印方向に直線移動する。
【0101】第2折りローラ73は、硬質の樹脂材料、
又は金属材料により形成され、折り目部aを強く押圧す
る。
【0102】図14(b)は第2折りローラ73の回転
と直線移動時に用紙束Saに作用する押圧力Fの説明図
である。
【0103】傾斜配置された第2折りローラ73の回転
と、直線移動とにより、用紙束Saの折り目部aを押圧
する押圧力Fは、折り目部aに平行する水平分力Fa
と、折り目部aに直交する垂直分力Fbとに分解され
る。水平分力Faにより、第2折りローラ73は折り目
部aに沿って移動しつつ折り目部aを押圧する。垂直分
力Fbにより、折り目部aを外方に押し出す作用が働
き、用紙束Saに皺を発生させず、折り目部aを押圧す
る事ができる。
【0104】・第2折りローラの第2の実施の形態 第2折りローラの第2の実施の形態では、図14(a)
に示す第2折りローラ73が第2折りローラユニットに
固定され、回転不可能な状態に支持されている。この第
2折りローラユニットに支持された第2折りローラ73
を用紙束Saの折り目部aに平行して、図示の白抜き矢
印方向に直線移動させる。移動する第2折りローラ73
は、用紙束載置台78上に載置された中綴じ、中折りの
後処理済みの用紙束Saの折り目部aを外方に押し出す
ようにしごきながら直線移動して押圧し、折り目部aを
強化して平坦化する。
【0105】・第2折りローラの第3の実施の形態 図14(c)は、用紙束Saと第3の実施の形態の第2
折りローラ73の配置を示す平面図である。
【0106】第2折りローラ73の回転軸73Aは、用
紙束Saの折り目部aに直交する方向の基準線bに対し
て傾斜角θで軸受により回転可能に支持されている。第
2折りローラ73は、図13に示す押圧バネ732によ
って付勢され、用紙束載置台78上に載置された中綴
じ、中折りの後処理済みの用紙束Saの折り目部aを加
圧する。
【0107】第2折りローラ73の回転体の回転軸方向
の長さは、第2折りローラ73の回転体が折り目部aを
傾斜角θ方向に移動する軌跡幅cが、用紙束Saの折り
目部aを余裕をもって包括する長さに形成されている。
【0108】第2折りローラ73は図示しない駆動手段
により回転されつつ、折り目部aに対して傾斜角θ方向
の図示の白抜き矢印方向に直線移動する。傾斜角θ方向
の押圧力Fにより、折り目部aの全域は、折り目部aを
外方に押し出しながら押圧されるから、用紙束Saに皺
が発生せず、折り目部aが強化される。
【0109】なお、本発明の実施の形態では、複写機本
体に接続した用紙後処理装置について説明したが、プリ
ンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に接続し
て使用する用紙後処理装置にも適用可能である。
【0110】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の用紙後処理装置により、以下の効果が奏せられる。
【0111】第1折りローラ対により用紙束を二つ折り
処理して折り目部を形成した後、第2折りローラによっ
て折り目部を加圧する用紙後処理装置において、第2折
りローラの回転軸を折り目部の形成方向にして傾斜角に
配置して、折り目部と平行又は傾斜角で移動させる事に
より、折り目部を強化して平坦化することが可能になっ
た。また、折り目部を強化する際に、用紙束に皺、汚
れ、折り目部のずれ等が発生する事が解消され、作製さ
れた冊子の外観品質が向上下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置、用紙後処理装置から成る画像形
成システムの全体構成図。
【図2】画像形成システムの外観斜視図。
【図3】本発明に係る用紙後処理装置の全体構成図。
【図4】穿孔器により穿孔処理された用紙の斜視図、中
折り処理された用紙の斜視図、Z折り処理された用紙の
斜視図、内巻き三折り処理された用紙の斜視図、平綴じ
処理された用紙束の斜視図、中綴じ処理された用紙束の
斜視図。
【図5】用紙束中折り処理部の正面図。
【図6】折りローラ駆動手段と折り板駆動手段の構成
図。
【図7】折り処理部による中折り処理の工程を示す断面
図。
【図8】中綴じと中折りの後処理を施した用紙束の斜視
図、両開きした状態の用紙束の斜視図、用紙束の模式断
面図。
【図9】折り処理部における用紙束の中折り工程を示す
斜視図、断面図、平面図。
【図10】第2折りローラが退避位置から上昇して用紙
束の折り目部の端部に移動する状態を示す斜視図、断面
図、平面図。
【図11】第2折りローラが用紙束の折り目部を加圧し
ながら走行する状態を示す斜視図、断面図、平面図。
【図12】第2折りローラによる加圧工程後に用紙束を
排出する状態を示す斜視図及び平面図。
【図13】第2折りローラの駆動機構を示す斜視図。
【図14】用紙束と第1の実施の形態の第2折りローラ
の配置を示す平面図、第2折りローラの回転と直線移動
時に用紙束に作用する押圧力の説明図、用紙束と第3の
実施の形態の第2折りローラの配置を示す平面図。
【符号の説明】
60 綴じ処理部 70 用紙束中折り処理部 701 折りローラ駆動手段(第1駆動手段) 702 折り板駆動手段(第2駆動手段) 71 第1折りローラ対 71A 第1折り上ローラ(上ローラ) 71B 第1折り下ローラ(下ローラ) 72 中折り板部材(折り板) 73 第2折りローラ(強化折りローラ) 73A 回転軸 731 保持体 732 押圧バネ 74 案内板 78 用紙束載置台 79 第2折りローラ案内部材 B 用紙後処理装置(後処理装置) a 折り目部 θ 傾斜角
フロントページの続き (72)発明者 高橋 忠寛 東京都西東京市ひばりが丘3丁目3番 Fターム(参考) 3F108 AA01 AB01 AC02 AC03 BA07 BA09 CA02 CB03 CD07 GA03 GB03 HA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置から排出された用紙を複数
    枚集積して、中綴じ処理と中折り処理を行う用紙後処理
    方法において、前記中綴じ処理された用紙束の搬送方向
    中央部を、中折り板部材により押圧しつつ第1折りロー
    ラ対の挟持位置に押し込み、折り目部を形成した後、前
    記中折り処理された用紙束を所定位置に停止させ、回転
    軸が前記折り目部に対して斜交するように支持され、用
    紙搬送方向に直交する方向に移動可能な第2折りローラ
    を前記折り目部を加圧しつつ走行させて、前記折り目部
    を強化することを特徴とする用紙後処理方法。
  2. 【請求項2】 画像形成装置から排出される用紙を複数
    枚集積して、中綴じ処理と中折り処理を行う用紙後処理
    装置において、前記中綴じ処理された用紙束の搬送方向
    中央部を押し込む中折り板部材と、前記中折り板部材に
    より押し込まれた用紙束を挟持、搬送して折り目部を形
    成させる第1折りローラ対と、用紙搬送方向に斜交する
    方向の回転軸に支持され、前記中折り板部材と前記第1
    折りローラ対とにより、前記中折り処理された用紙束の
    折り目部を加圧しながら走行して、前記折り目部を強化
    する第2折りローラと、を有することを特徴とする用紙
    後処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2折りローラを用紙束の幅方向の
    外方に退避した位置で、前記第2折りローラを用紙束の
    厚さ方向に昇降可能に案内する第2折りローラ案内部材
    を設けたことを特徴とする請求項2に記載の用紙後処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1折りローラ対により挟持、搬送
    される用紙束の先端部を検知して前記第2折りローラ近
    傍に停止させる制御手段を有することを特徴とする請求
    項2に記載の用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙束の枚数が所定枚数以上に設定
    された場合に、前記第2折りローラを走行させて用紙束
    の折り目部を加圧することを特徴とする請求項2に記載
    の用紙後処理装置。
  6. 【請求項6】 前記中折り処理される用紙束の用紙枚数
    に対応して、前記第2折りローラの走行速度を可変に制
    御することを特徴とする請求項2に記載の用紙後処理装
    置。
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