JP2003228205A - 用紙断裁装置及び画像形成システム - Google Patents
用紙断裁装置及び画像形成システムInfo
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- JP2003228205A JP2003228205A JP2002027916A JP2002027916A JP2003228205A JP 2003228205 A JP2003228205 A JP 2003228205A JP 2002027916 A JP2002027916 A JP 2002027916A JP 2002027916 A JP2002027916 A JP 2002027916A JP 2003228205 A JP2003228205 A JP 2003228205A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中綴じ、二つ折り処理された用紙束に対し
て、小口断裁処理と穿孔処理とを同時に行う断裁装置を
提供する。 【解決手段】 用紙束Saを搬送する第2搬送手段30
0と、第2搬送手段300上に載置された用紙束Saの
上面を押圧及び離間させる昇降可能な押圧手段と、押圧
手段を昇降駆動する駆動手段と、用紙束Saにファイル
用の透孔hをあける穿孔手段400と、を有し、押圧手
段の押圧部材312を駆動手段により下降させて用紙束
Saの上面を押圧して用紙束Saの膨らみを規制すると
ともに、穿孔手段400を作動させて、用紙束Saに透
孔をあける用紙断裁装置。
て、小口断裁処理と穿孔処理とを同時に行う断裁装置を
提供する。 【解決手段】 用紙束Saを搬送する第2搬送手段30
0と、第2搬送手段300上に載置された用紙束Saの
上面を押圧及び離間させる昇降可能な押圧手段と、押圧
手段を昇降駆動する駆動手段と、用紙束Saにファイル
用の透孔hをあける穿孔手段400と、を有し、押圧手
段の押圧部材312を駆動手段により下降させて用紙束
Saの上面を押圧して用紙束Saの膨らみを規制すると
ともに、穿孔手段400を作動させて、用紙束Saに透
孔をあける用紙断裁装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置から
排出される用紙に対して、用紙後処理装置において中綴
じ処理、二つ折り処理を行い用紙束を作製した後、用紙
断裁装置の穿孔手段により用紙束の二つ折り部の近傍の
所定位置にファイル用の透孔をあけるとともに、用紙束
の小口を揃えるため小口を断裁する画像形成システムに
関するものである。
排出される用紙に対して、用紙後処理装置において中綴
じ処理、二つ折り処理を行い用紙束を作製した後、用紙
断裁装置の穿孔手段により用紙束の二つ折り部の近傍の
所定位置にファイル用の透孔をあけるとともに、用紙束
の小口を揃えるため小口を断裁する画像形成システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚で1セットになる用紙束に対して
中綴じ処理を行う用紙後処理装置として、従来、特開平
6−72064号、特開平7−187479号、特開平
8−192951号公報等が知られている。
中綴じ処理を行う用紙後処理装置として、従来、特開平
6−72064号、特開平7−187479号、特開平
8−192951号公報等が知られている。
【0003】また、二つ折り処理を可能にする用紙後処
理装置として、特開平10−148983号、特開平1
0−167562号各公報等が提案されている。
理装置として、特開平10−148983号、特開平1
0−167562号各公報等が提案されている。
【0004】用紙束に対して、中綴じ処理、二つ折り処
理を行い製本化した後、用紙の小口を揃えるため小口を
断裁する用紙断裁装置がある。また、近年、複写機、プ
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置により画像が
記録された用紙束に対して、用紙後処理装置により中綴
じ処理、二つ折り処理を行い週刊誌のように製本化した
後、用紙断裁装置により用紙の小口を揃えるため小口を
断裁する用紙断裁装置を備えた用紙後処理装置が提供さ
れている。
理を行い製本化した後、用紙の小口を揃えるため小口を
断裁する用紙断裁装置がある。また、近年、複写機、プ
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置により画像が
記録された用紙束に対して、用紙後処理装置により中綴
じ処理、二つ折り処理を行い週刊誌のように製本化した
後、用紙断裁装置により用紙の小口を揃えるため小口を
断裁する用紙断裁装置を備えた用紙後処理装置が提供さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の穿孔手段は、1
枚の用紙に対して穿孔処理を行っている。また、中綴じ
処理及び二つ折り処理された用紙束に対して穿孔処理を
行う場合には、一般には、手動の穿孔器を用いているた
め、多数枚の用紙から成る用紙束や、大量の用紙束に穿
孔処理を行うことは、多大な労力と時間を要する。
枚の用紙に対して穿孔処理を行っている。また、中綴じ
処理及び二つ折り処理された用紙束に対して穿孔処理を
行う場合には、一般には、手動の穿孔器を用いているた
め、多数枚の用紙から成る用紙束や、大量の用紙束に穿
孔処理を行うことは、多大な労力と時間を要する。
【0006】用紙後処理装置と、自動の穿孔装置、断裁
装置とを直列配置すると、機械全体が大型化し、設置床
面積が増大する。
装置とを直列配置すると、機械全体が大型化し、設置床
面積が増大する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の本発
明の用紙断裁装置及び画像形成システムにより達成され
る。
明の用紙断裁装置及び画像形成システムにより達成され
る。
【0008】(1) 用紙後処理装置において中綴じ処
理及び二つ折り処理した用紙束を受容して、用紙束の小
口を断裁手段により断裁して冊子を仕上げる用紙断裁装
置において、前記用紙束を搬送する搬送手段と、前記搬
送手段上に載置された用紙束の上面を押圧及び離間させ
る昇降可能な押圧手段と、前記押圧手段を昇降駆動する
駆動手段と、前記用紙束にファイル用の透孔をあける穿
孔手段と、を有することを特徴とする用紙断裁装置。
理及び二つ折り処理した用紙束を受容して、用紙束の小
口を断裁手段により断裁して冊子を仕上げる用紙断裁装
置において、前記用紙束を搬送する搬送手段と、前記搬
送手段上に載置された用紙束の上面を押圧及び離間させ
る昇降可能な押圧手段と、前記押圧手段を昇降駆動する
駆動手段と、前記用紙束にファイル用の透孔をあける穿
孔手段と、を有することを特徴とする用紙断裁装置。
【0009】(2) 用紙後処理装置において中綴じ処
理及び二つ折り処理した用紙束を受容して、用紙束の小
口を断裁手段により断裁して冊子を仕上げる用紙断裁装
置において、前記用紙束を搬送する搬送手段と、前記搬
送手段上に載置された用紙束の上面を押圧する昇降可能
な押圧手段と、前記用紙束にファイル用の透孔をあける
穿孔手段と、前記押圧手段と前記穿孔手段とを移動させ
る移動手段と、前記搬送手段により搬送される用紙束の
先端部を突き当てる位置決め部材と、前記用紙束の先端
部通過を検知するセンサと、前記移動手段の駆動を制御
する制御手段と、を有し、前記制御手段は、用紙束のサ
イズが入力されると、前記搬送手段を作動させて前記用
紙束を搬送し、前記位置決め部材と前記センサとにより
前記用紙束を所定位置に停止させるとともに、前記移動
手段により前記押圧手段と前記穿孔手段とを用紙束搬送
方向に移動させ前記用紙束のサイズに対応した所定位置
に停止させ、穿孔処理を行うことを特徴とする用紙断裁
装置。
理及び二つ折り処理した用紙束を受容して、用紙束の小
口を断裁手段により断裁して冊子を仕上げる用紙断裁装
置において、前記用紙束を搬送する搬送手段と、前記搬
送手段上に載置された用紙束の上面を押圧する昇降可能
な押圧手段と、前記用紙束にファイル用の透孔をあける
穿孔手段と、前記押圧手段と前記穿孔手段とを移動させ
る移動手段と、前記搬送手段により搬送される用紙束の
先端部を突き当てる位置決め部材と、前記用紙束の先端
部通過を検知するセンサと、前記移動手段の駆動を制御
する制御手段と、を有し、前記制御手段は、用紙束のサ
イズが入力されると、前記搬送手段を作動させて前記用
紙束を搬送し、前記位置決め部材と前記センサとにより
前記用紙束を所定位置に停止させるとともに、前記移動
手段により前記押圧手段と前記穿孔手段とを用紙束搬送
方向に移動させ前記用紙束のサイズに対応した所定位置
に停止させ、穿孔処理を行うことを特徴とする用紙断裁
装置。
【0010】(3) 用紙給送手段により給送された用
紙に、画像情報に応じて画像を形成する画像形成装置
と、画像形成された用紙束を、中綴じ処理する綴じ手
段、中綴じ処理された冊子を二つ折り処理する折り手段
を備えた用紙後処理装置と、前記(1)又は(2)に記
載の押圧手段、穿孔手段、断裁手段から成る用紙断裁装
置と、を有し、画像形成された用紙を中綴じ処理及び二
つ折り処理して用紙束を形成し、昇降可能な前記押圧手
段により前記用紙束を押圧し、前記穿孔手段により前記
用紙束の二つ折り部の近傍の所定位置にファイル用の透
孔をあけるとともに、前記断裁手段により前記用紙束の
小口を断裁して冊子を仕上げることを特徴とする画像形
成システム。
紙に、画像情報に応じて画像を形成する画像形成装置
と、画像形成された用紙束を、中綴じ処理する綴じ手
段、中綴じ処理された冊子を二つ折り処理する折り手段
を備えた用紙後処理装置と、前記(1)又は(2)に記
載の押圧手段、穿孔手段、断裁手段から成る用紙断裁装
置と、を有し、画像形成された用紙を中綴じ処理及び二
つ折り処理して用紙束を形成し、昇降可能な前記押圧手
段により前記用紙束を押圧し、前記穿孔手段により前記
用紙束の二つ折り部の近傍の所定位置にファイル用の透
孔をあけるとともに、前記断裁手段により前記用紙束の
小口を断裁して冊子を仕上げることを特徴とする画像形
成システム。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の用紙断裁装置、用
紙後処理装置、画像形成装置から成る画像形成システム
を図面に基づいて説明する。
紙後処理装置、画像形成装置から成る画像形成システム
を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は画像形成装置A、用紙後処理装置
(以下、後処理装置と称す)FS、用紙断裁装置Bを備
えた画像形成システムの全体構成図である。
(以下、後処理装置と称す)FS、用紙断裁装置Bを備
えた画像形成システムの全体構成図である。
【0013】[画像形成システム]図示の画像形成装置
Aは、画像読み取り部1、画像処理部2、画像書き込み
部3、画像形成部4、給紙カセット5、給紙手段6、定
着装置7、排紙部8、自動両面コピー給紙部(ADU)
9を備えている。
Aは、画像読み取り部1、画像処理部2、画像書き込み
部3、画像形成部4、給紙カセット5、給紙手段6、定
着装置7、排紙部8、自動両面コピー給紙部(ADU)
9を備えている。
【0014】画像形成装置Aの上部には、自動原稿送り
装置DFが搭載されている。画像形成装置Aの図示の左
側面の排紙部8側には、用紙断裁装置Bを備えた後処理
装置FSが連結されている。
装置DFが搭載されている。画像形成装置Aの図示の左
側面の排紙部8側には、用紙断裁装置Bを備えた後処理
装置FSが連結されている。
【0015】自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置さ
れた原稿dは矢印方向に搬送され画像読み取り部1の光
学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、C
CDイメージセンサ1Aに読み込まれる。
れた原稿dは矢印方向に搬送され画像読み取り部1の光
学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、C
CDイメージセンサ1Aに読み込まれる。
【0016】CCDイメージセンサ1Aにより光電変換
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0017】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照
射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われる。給紙カセット5から給紙手段6により給送さ
れた用紙Sは転写手段4Bにより画像が用紙Sに転写さ
れる。画像を担持した用紙Sは、定着装置7により定着
され、排紙部8から後処理装置FSに送り込まれる。或
いは搬送路切り換え板8Aにより自動両面コピー給紙部
9に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画像
形成部4において、両面画像処理後、排紙部8から排出
される。
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照
射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われる。給紙カセット5から給紙手段6により給送さ
れた用紙Sは転写手段4Bにより画像が用紙Sに転写さ
れる。画像を担持した用紙Sは、定着装置7により定着
され、排紙部8から後処理装置FSに送り込まれる。或
いは搬送路切り換え板8Aにより自動両面コピー給紙部
9に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画像
形成部4において、両面画像処理後、排紙部8から排出
される。
【0018】画像形成装置Aの排紙部8から排出された
用紙Sは、後処理装置FSにおいて、中綴じ処理、二つ
折り処理された後、用紙断裁装置Bに送り込まれる。
用紙Sは、後処理装置FSにおいて、中綴じ処理、二つ
折り処理された後、用紙断裁装置Bに送り込まれる。
【0019】用紙断裁装置Bは、後処理装置FSにより
中綴じ処理、二つ折り処理された用紙束Saの折り目部
近傍にファイル用の透孔を穿孔処理するとともに、用紙
束Saの小口近傍を、断裁して小口を揃えるもので、図
4以降において詳述する。
中綴じ処理、二つ折り処理された用紙束Saの折り目部
近傍にファイル用の透孔を穿孔処理するとともに、用紙
束Saの小口近傍を、断裁して小口を揃えるもので、図
4以降において詳述する。
【0020】後処理装置FSには、図示の上段から、固
定排紙皿71、表紙給紙手段40、シフト処理搬送部2
0、第1積載部30、綴じ手段50、折り手段60が、
ほぼ垂直方向に縦列配置されている。
定排紙皿71、表紙給紙手段40、シフト処理搬送部2
0、第1積載部30、綴じ手段50、折り手段60が、
ほぼ垂直方向に縦列配置されている。
【0021】後処理装置FSの図示右上方には入口搬送
部10が配置されている。また、後処理装置FSの図示
左側面には、端綴じ及びシフト処理済みの用紙を積載す
る昇降排紙皿72が配置されている。
部10が配置されている。また、後処理装置FSの図示
左側面には、端綴じ及びシフト処理済みの用紙を積載す
る昇降排紙皿72が配置されている。
【0022】用紙断裁装置Bは、第1搬送手段100、
断裁手段200、第2搬送手段300、穿孔手段40
0、冊子収納手段500から構成されている。
断裁手段200、第2搬送手段300、穿孔手段40
0、冊子収納手段500から構成されている。
【0023】[後処理装置]図2は、後処理装置FSの
用紙搬送経路を示す模式図である。
用紙搬送経路を示す模式図である。
【0024】後処理装置FSは画像形成装置Aから搬出
された用紙Sの入口部11が画像形成装置Aの排紙部8
と合致するよう位置と高さを調節して設置されている。
された用紙Sの入口部11が画像形成装置Aの排紙部8
と合致するよう位置と高さを調節して設置されている。
【0025】入口部11の入口部ローラ対12の用紙搬
送下流に接続する用紙Sの搬送路は、上段の第1搬送路
と中段の第2搬送路および下段の第3搬送路の3
系統に分岐されていて、切り換えゲートG1,G2の占
める角度の選択により用紙Sが何れかの搬送路に給送さ
れる。
送下流に接続する用紙Sの搬送路は、上段の第1搬送路
と中段の第2搬送路および下段の第3搬送路の3
系統に分岐されていて、切り換えゲートG1,G2の占
める角度の選択により用紙Sが何れかの搬送路に給送さ
れる。
【0026】・ノンステープル、ノンソートモード(第
1搬送路) 画像形成装置Aから排出された用紙Sは、入口部11に
導入され、入口部ローラ対12により搬送されて、入り
口通過センサPS1により用紙Sの搬送方向長さが検知
される。用紙Sは第1の切り換えゲートG1の右方の通
路13を通過して、上方の搬送ローラ対14及び搬送ロ
ーラ対15に挟持されて上昇搬送され、更に排出ローラ
対16に挟持されて固定排紙皿71上に排出される。
1搬送路) 画像形成装置Aから排出された用紙Sは、入口部11に
導入され、入口部ローラ対12により搬送されて、入り
口通過センサPS1により用紙Sの搬送方向長さが検知
される。用紙Sは第1の切り換えゲートG1の右方の通
路13を通過して、上方の搬送ローラ対14及び搬送ロ
ーラ対15に挟持されて上昇搬送され、更に排出ローラ
対16に挟持されて固定排紙皿71上に排出される。
【0027】この用紙搬送過程では、切り換えゲートG
1はソレノイドSD1の駆動により揺動され、通路17
を閉止し、通路13を開放状態にして、用紙Sの固定排
紙皿71への通過を可能にする。
1はソレノイドSD1の駆動により揺動され、通路17
を閉止し、通路13を開放状態にして、用紙Sの固定排
紙皿71への通過を可能にする。
【0028】・シフト処理又はノンソート(第2搬送路
) この搬送モードに設定されると、切り換えゲートG1は
ソレノイドSD1がオフの状態で、通路13を閉止し、
通路17を開放状態に保持し、用紙Sの通路17の通過
を可能にする。
) この搬送モードに設定されると、切り換えゲートG1は
ソレノイドSD1がオフの状態で、通路13を閉止し、
通路17を開放状態に保持し、用紙Sの通路17の通過
を可能にする。
【0029】画像形成装置Aから排出された画像形成済
みの用紙Sは、入口部11、入口部ローラ対12を通過
し、切り換えゲートG1の下方に開放状態に形成された
通路17を通過して、搬送ローラ対18に挟持されて、
第2搬送路である斜め下方の第2の切り換えゲートG
2の上方の通路21を通過して、搬送ローラ対22に挟
持され、通路23を経て、シフト手段25、シフトロー
ラ対24に挟持され、排出ローラ対26により排出さ
れ、大量の用紙(例えば、約2000枚の用紙)を収納
し、昇降可能な昇降排紙皿72上に積載される。
みの用紙Sは、入口部11、入口部ローラ対12を通過
し、切り換えゲートG1の下方に開放状態に形成された
通路17を通過して、搬送ローラ対18に挟持されて、
第2搬送路である斜め下方の第2の切り換えゲートG
2の上方の通路21を通過して、搬送ローラ対22に挟
持され、通路23を経て、シフト手段25、シフトロー
ラ対24に挟持され、排出ローラ対26により排出さ
れ、大量の用紙(例えば、約2000枚の用紙)を収納
し、昇降可能な昇降排紙皿72上に積載される。
【0030】・端綴じ処理(第3搬送路)
端綴じ処理又は中綴じ処理を施す用紙Sは、入口部ロー
ラ対12、第1の切り換えゲートG1の下方の通路17
を通過して、搬送ローラ対18に挟持されて、第3搬送
路に搬送される。
ラ対12、第1の切り換えゲートG1の下方の通路17
を通過して、搬送ローラ対18に挟持されて、第3搬送
路に搬送される。
【0031】第3搬送路において、用紙Sは、切り換
えゲートG2の下方の通路31を通過して、搬送ローラ
対32、搬送ローラ対34により挟持されて送り出さ
れ、第1積載部30の傾斜配置された中間スタッカ35
の上方空間に排出され、中間スタッカ35または中間ス
タッカ35上に積載された用紙Sの上面に接し、滑走上
昇したのち、搬送ローラ対34から用紙Sの進行方向後
端部が排出されたのちには、用紙Sの自重により下降に
転じ、中間スタッカ35の傾斜面上を滑落し、綴じ手段
50近傍の端綴じ用可動ストッパ部材(以下、端綴じス
トッパと称す)51の用紙突き当て面に用紙Sの進行方
向先端部が当接して停止する。
えゲートG2の下方の通路31を通過して、搬送ローラ
対32、搬送ローラ対34により挟持されて送り出さ
れ、第1積載部30の傾斜配置された中間スタッカ35
の上方空間に排出され、中間スタッカ35または中間ス
タッカ35上に積載された用紙Sの上面に接し、滑走上
昇したのち、搬送ローラ対34から用紙Sの進行方向後
端部が排出されたのちには、用紙Sの自重により下降に
転じ、中間スタッカ35の傾斜面上を滑落し、綴じ手段
50近傍の端綴じ用可動ストッパ部材(以下、端綴じス
トッパと称す)51の用紙突き当て面に用紙Sの進行方
向先端部が当接して停止する。
【0032】36は中間スタッカ35の両側面に移動可
能に設けた一対の上流側幅整合手段である。上流側幅整
合手段36は用紙搬送方向と直交する方向に移動可能で
あり、用紙Sが中間スタッカ35上に排出される用紙受
け入れ時には、用紙幅より広く開放され、中間スタッカ
35上を搬送されて、端綴じストッパ51に当接して停
止するときには、用紙Sの幅方向の側縁を軽打して用紙
束Saの幅揃え(幅整合)を行う。
能に設けた一対の上流側幅整合手段である。上流側幅整
合手段36は用紙搬送方向と直交する方向に移動可能で
あり、用紙Sが中間スタッカ35上に排出される用紙受
け入れ時には、用紙幅より広く開放され、中間スタッカ
35上を搬送されて、端綴じストッパ51に当接して停
止するときには、用紙Sの幅方向の側縁を軽打して用紙
束Saの幅揃え(幅整合)を行う。
【0033】この停止位置において、中間スタッカ35
上に所定枚数の用紙Sが積載、整合されると、綴じ手段
50により綴じ合わせ処理が行われ、用紙束Saが綴じ
合わされる。
上に所定枚数の用紙Sが積載、整合されると、綴じ手段
50により綴じ合わせ処理が行われ、用紙束Saが綴じ
合わされる。
【0034】前記中間スタッカ35の用紙積載面の一部
には、駆動ローラ37Aと従動ローラ37Bに巻回され
た複数の排出ベルト38が回動可能に配置されている。
綴じ処理された用紙束Saは、排出ベルト38の排出爪
38aにより用紙Sの後端部を保持されて、排出ベルト
38上に載せられ、中間スタッカ35の載置面上を滑走
して斜め上方に押し上げられ、排出ローラ対26のニッ
プ位置に進行する。回転する排出ローラ対26に挟持さ
れた用紙束Saは、昇降排紙皿72上に排出、積載され
る。
には、駆動ローラ37Aと従動ローラ37Bに巻回され
た複数の排出ベルト38が回動可能に配置されている。
綴じ処理された用紙束Saは、排出ベルト38の排出爪
38aにより用紙Sの後端部を保持されて、排出ベルト
38上に載せられ、中間スタッカ35の載置面上を滑走
して斜め上方に押し上げられ、排出ローラ対26のニッ
プ位置に進行する。回転する排出ローラ対26に挟持さ
れた用紙束Saは、昇降排紙皿72上に排出、積載され
る。
【0035】・表紙給紙(第4搬送路)
表紙給紙手段40は、表紙載置部41、表紙送り部42
から構成されている。
から構成されている。
【0036】表紙給紙手段40から給紙された1枚の表
紙Kは、通路43を通過して、搬送ローラ対14の他の
ニップ位置を通過し、通路19、搬送ローラ対18を通
過した後、第3搬送路の搬送ローラ対32、通路3
3、搬送ローラ対34を経て、中間スタッカ35上に到
達する。
紙Kは、通路43を通過して、搬送ローラ対14の他の
ニップ位置を通過し、通路19、搬送ローラ対18を通
過した後、第3搬送路の搬送ローラ対32、通路3
3、搬送ローラ対34を経て、中間スタッカ35上に到
達する。
【0037】・中綴じ処理(第5搬送路)
綴じ手段50は、上部機構50Aと下部機構50Bとの
2分割構造に構成され、その中間に、用紙Sが通過可能
な通路52を形成している。
2分割構造に構成され、その中間に、用紙Sが通過可能
な通路52を形成している。
【0038】綴じ手段50は、用紙搬送方向に直交する
方向に2組配置され、図示しない駆動手段により、用紙
搬送方向に直交する方向に移動可能である。この綴じ手
段50により、用紙幅方向の中央振り分け2箇所に綴じ
針を打つ。
方向に2組配置され、図示しない駆動手段により、用紙
搬送方向に直交する方向に移動可能である。この綴じ手
段50により、用紙幅方向の中央振り分け2箇所に綴じ
針を打つ。
【0039】中綴じモードに設定され、表紙K及び用紙
Sのサイズ(搬送方向の長さ)が設定又は検知される
と、中綴じ用可動ストッパ部材(以下、中綴じストッパ
と称す)53は所定位置に移動して停止する。中綴じス
トッパ53の起動に連動して端綴じストッパ51が退避
し、通路52を開放する。
Sのサイズ(搬送方向の長さ)が設定又は検知される
と、中綴じ用可動ストッパ部材(以下、中綴じストッパ
と称す)53は所定位置に移動して停止する。中綴じス
トッパ53の起動に連動して端綴じストッパ51が退避
し、通路52を開放する。
【0040】表紙Kが中間スタッカ35上の所定位置に
載置された後、画像形成装置Aから搬出された用紙S
が、後処理装置FSの入口搬送部10から第3搬送路
を通過して、中間スタッカ35上に載置された表紙Kの
上面に順次積載され、用紙Sの端部が中綴じストッパ5
3に当接して位置決めされる。56は中綴じ処理時に用
紙Sの幅方向を規制する下流側幅整合手段であり、前記
上流側幅整合手段36と同様に1枚の用紙Sが搬入され
る都度、用紙Sの幅方向の側端を叩いて幅整合を行う。
載置された後、画像形成装置Aから搬出された用紙S
が、後処理装置FSの入口搬送部10から第3搬送路
を通過して、中間スタッカ35上に載置された表紙Kの
上面に順次積載され、用紙Sの端部が中綴じストッパ5
3に当接して位置決めされる。56は中綴じ処理時に用
紙Sの幅方向を規制する下流側幅整合手段であり、前記
上流側幅整合手段36と同様に1枚の用紙Sが搬入され
る都度、用紙Sの幅方向の側端を叩いて幅整合を行う。
【0041】また、中綴じ処理時に、中間スタッカ35
上を搬送して綴じ手段50の上流側を進行する用紙Sに
対して、用紙Sが中綴じストッパ53に突き当たる頃を
見計らって、上流側幅整合手段36と下流側幅整合手段
56とを同時に作動させて、用紙幅整合を行って用紙揃
えする。
上を搬送して綴じ手段50の上流側を進行する用紙Sに
対して、用紙Sが中綴じストッパ53に突き当たる頃を
見計らって、上流側幅整合手段36と下流側幅整合手段
56とを同時に作動させて、用紙幅整合を行って用紙揃
えする。
【0042】このようにして、中間スタッカ35上を進
行し、綴じ手段50を中心にして上流側と下流側に亘っ
て延長して積載される用紙S及び表紙Kは、上流側幅整
合手段36と下流側幅整合手段56とにより、用紙Sの
全長に亘り正確に幅整合される。
行し、綴じ手段50を中心にして上流側と下流側に亘っ
て延長して積載される用紙S及び表紙Kは、上流側幅整
合手段36と下流側幅整合手段56とにより、用紙Sの
全長に亘り正確に幅整合される。
【0043】最終の用紙Sが中間スタッカ35上に位置
決め載置された後、表紙Kと用紙Sの全頁とから成る用
紙束Saに綴じ手段50による中綴じ処理を行う。この
中綴じ処理により、表紙K及び用紙Sから成る用紙束S
aの搬送方向の中央部に綴じ針が打ち込まれる。綴じ針
は綴じ針打ち込み駆動側を有する下部機構50Bから、
綴じ針クリンチ側を有する上部機構50Aに向けて打ち
込まれる。
決め載置された後、表紙Kと用紙Sの全頁とから成る用
紙束Saに綴じ手段50による中綴じ処理を行う。この
中綴じ処理により、表紙K及び用紙Sから成る用紙束S
aの搬送方向の中央部に綴じ針が打ち込まれる。綴じ針
は綴じ針打ち込み駆動側を有する下部機構50Bから、
綴じ針クリンチ側を有する上部機構50Aに向けて打ち
込まれる。
【0044】・二つ折り処理(第6搬送路)
中綴じ処理後、中綴じストッパ53が揺動して、通路5
2の下流の通路を開放する。中綴じ処理された表紙Kと
用紙Sから成る用紙束Saは、湾曲した通路と中間搬送
ローラ対61を通過して斜め下方の搬送ベルト62によ
り案内板63に案内されて搬送され、更に、第2積載部
(スタック台)64上を搬送されて、折り部可動ストッ
パ手段65に用紙束Saの搬送方向の先端部が当接し
て、所定位置に停止する。折り部可動ストッパ手段65
は用紙サイズの設定又は検知と駆動手段により所定位置
に移動可能である。
2の下流の通路を開放する。中綴じ処理された表紙Kと
用紙Sから成る用紙束Saは、湾曲した通路と中間搬送
ローラ対61を通過して斜め下方の搬送ベルト62によ
り案内板63に案内されて搬送され、更に、第2積載部
(スタック台)64上を搬送されて、折り部可動ストッ
パ手段65に用紙束Saの搬送方向の先端部が当接し
て、所定位置に停止する。折り部可動ストッパ手段65
は用紙サイズの設定又は検知と駆動手段により所定位置
に移動可能である。
【0045】折り手段60は、第2積載部64の下方に
設置された用紙突き出し手段66と突き出し板67、第
2積載部64の上方に設置された折りローラ対68と加
圧ローラ対69とから構成されている。
設置された用紙突き出し手段66と突き出し板67、第
2積載部64の上方に設置された折りローラ対68と加
圧ローラ対69とから構成されている。
【0046】二つ折り開始信号により、用紙突き出し手
段66が作動し、突き出し板67が斜め上方に直進す
る。突き出し板67の先端部は、表紙Kと用紙Sから成
る用紙束Saの中央部を押し上げ、用紙束Saを介して
折りローラ対68の挟持部を押し広げて揺動、離間させ
る。
段66が作動し、突き出し板67が斜め上方に直進す
る。突き出し板67の先端部は、表紙Kと用紙Sから成
る用紙束Saの中央部を押し上げ、用紙束Saを介して
折りローラ対68の挟持部を押し広げて揺動、離間させ
る。
【0047】突き出し板67の先端部が前記挟持部を通
過後、突き出し板67が後退して、用紙束Saの中央部
は、折りローラ対68により挟圧されて、折り目部a
(図3参照)が形成される。この折り目部は、前述の中
綴じ処理による用紙束Saへの綴じ針の打ち込み位置と
同一線上に形成される。
過後、突き出し板67が後退して、用紙束Saの中央部
は、折りローラ対68により挟圧されて、折り目部a
(図3参照)が形成される。この折り目部は、前述の中
綴じ処理による用紙束Saへの綴じ針の打ち込み位置と
同一線上に形成される。
【0048】回転する折りローラ対68により挟圧され
て折り目部を形成された用紙束Saの中央部は、一対の
加圧ローラ対69の挟持位置に送り込まれ、この位置で
折り目部aが更にしっかり付けられ、二つ折り処理され
た用紙束Saは機外の用紙断裁装置Bに排出される。
て折り目部を形成された用紙束Saの中央部は、一対の
加圧ローラ対69の挟持位置に送り込まれ、この位置で
折り目部aが更にしっかり付けられ、二つ折り処理され
た用紙束Saは機外の用紙断裁装置Bに排出される。
【0049】図3(a)は用紙Sの二つ折りする折り目
部aに沿って中央振り分け2箇所に綴じ針SPを打針し
た用紙束Saの平面図、図3(b)は中綴じ処理と二つ
折り処理された用紙束Saの斜視図、図3(c)は中綴
じ処理と二つ折り処理された用紙束Saを両開きした状
態を示す斜視図である。
部aに沿って中央振り分け2箇所に綴じ針SPを打針し
た用紙束Saの平面図、図3(b)は中綴じ処理と二つ
折り処理された用紙束Saの斜視図、図3(c)は中綴
じ処理と二つ折り処理された用紙束Saを両開きした状
態を示す斜視図である。
【0050】中綴じ処理と二つ折り処理により作製され
た用紙束Saは、表紙Kの第1面(p1,p8)を外側
に向け、その裏面側に第2面(p2,p7)、更にその
内側に中身である用紙Sの第1面(p3,p6)、その
内側に用紙Sの第2面(p4,p5)が配置され、図示
のように8頁(p1〜p8)から成る用紙束Saの頁揃
えができる。
た用紙束Saは、表紙Kの第1面(p1,p8)を外側
に向け、その裏面側に第2面(p2,p7)、更にその
内側に中身である用紙Sの第1面(p3,p6)、その
内側に用紙Sの第2面(p4,p5)が配置され、図示
のように8頁(p1〜p8)から成る用紙束Saの頁揃
えができる。
【0051】画像形成装置Aの操作部において、冊子作
製オートモード(オンライン処理)を選択、設定し、表
紙載置部41上に表紙Kを積載し、プリントを開始する
と、画像形成装置Aの制御部により、前記の画像プロセ
スが実行され、画像を担持した用紙Sは後処理装置FS
により、中綴じ処理と二つ折り処理とが行われて、連続
して用紙束Saが作製、排出される。
製オートモード(オンライン処理)を選択、設定し、表
紙載置部41上に表紙Kを積載し、プリントを開始する
と、画像形成装置Aの制御部により、前記の画像プロセ
スが実行され、画像を担持した用紙Sは後処理装置FS
により、中綴じ処理と二つ折り処理とが行われて、連続
して用紙束Saが作製、排出される。
【0052】後処理装置FSの操作部において、冊子作
製マニュアルモード(オフライン処理)を選択、設定
し、表紙載置部41上に、表紙Kとその下に画像形成済
みの1冊分の用紙Sとを積載し、送り出し動作を開始す
ると、後処理装置FSの制御部により、表紙Kと用紙S
は後処理装置FSにより、中綴じ処理と二つ折り処理と
が行われて、1冊分の用紙束Saが作製、排出される。
製マニュアルモード(オフライン処理)を選択、設定
し、表紙載置部41上に、表紙Kとその下に画像形成済
みの1冊分の用紙Sとを積載し、送り出し動作を開始す
ると、後処理装置FSの制御部により、表紙Kと用紙S
は後処理装置FSにより、中綴じ処理と二つ折り処理と
が行われて、1冊分の用紙束Saが作製、排出される。
【0053】[用紙断裁装置]図4は、本発明の用紙断
裁装置Bの全体構成図である。図5は、用紙断裁装置B
の断裁手段200、第2搬送手段300、穿孔手段40
0を示す断面図である。
裁装置Bの全体構成図である。図5は、用紙断裁装置B
の断裁手段200、第2搬送手段300、穿孔手段40
0を示す断面図である。
【0054】用紙断裁装置Bは、第1搬送手段100、
断裁手段200、第2搬送手段300、穿孔手段40
0、冊子収納手段500から構成されている。
断裁手段200、第2搬送手段300、穿孔手段40
0、冊子収納手段500から構成されている。
【0055】・第1搬送手段
後処理装置FSの折り手段60により二つ折り処理され
た用紙束Saは、用紙断裁装置Bの用紙束入口部に配置
された搬送ベルト101上に排出される。搬送ベルト1
01は、駆動ローラ103と従動ローラ102を巻回し
て回動される。搬送ベルト101の上方の押圧ローラ1
04は、搬送ベルト101上に導入される用紙束Saを
押圧して搬送する。
た用紙束Saは、用紙断裁装置Bの用紙束入口部に配置
された搬送ベルト101上に排出される。搬送ベルト1
01は、駆動ローラ103と従動ローラ102を巻回し
て回動される。搬送ベルト101の上方の押圧ローラ1
04は、搬送ベルト101上に導入される用紙束Saを
押圧して搬送する。
【0056】搬送ベルト101の用紙搬送方向下流側に
は、駆動ローラ112と従動ローラ113に巻回された
下搬送ベルト111が回動可能に配置されている。下搬
送ベルト111の上方には、上搬送ベルト114が圧接
し、従動して回動される。
は、駆動ローラ112と従動ローラ113に巻回された
下搬送ベルト111が回動可能に配置されている。下搬
送ベルト111の上方には、上搬送ベルト114が圧接
し、従動して回動される。
【0057】ローラ115,116を巻回する上搬送ベ
ルト114は、支持部材117に回動可能に支持されて
いる。支持部材117は、バネ118により付勢され、
上搬送ベルト114を下搬送ベルト111に圧接する。
搬送ベルト101により搬送された用紙束Saは、下搬
送ベルト111と上搬送ベルト114により圧接、挟持
されて搬送される。
ルト114は、支持部材117に回動可能に支持されて
いる。支持部材117は、バネ118により付勢され、
上搬送ベルト114を下搬送ベルト111に圧接する。
搬送ベルト101により搬送された用紙束Saは、下搬
送ベルト111と上搬送ベルト114により圧接、挟持
されて搬送される。
【0058】駆動ローラ112の近傍に配置されたセン
サPS2は、用紙束Saの先端部通過と、後端部通過を
検知する。
サPS2は、用紙束Saの先端部通過と、後端部通過を
検知する。
【0059】下搬送ベルト111の用紙搬送方向下流側
には、駆動手段に接続する駆動ローラ121と、駆動ロ
ーラ121に圧接して回動する従動ローラ122が配置
されている。下搬送ベルト111と上搬送ベルト114
とに挟持されて搬送される用紙束Saは、案内板123
を通過して、駆動ローラ121と従動ローラ122に挟
持されて搬送され、断裁手段200、第2搬送手段30
0に搬送される。
には、駆動手段に接続する駆動ローラ121と、駆動ロ
ーラ121に圧接して回動する従動ローラ122が配置
されている。下搬送ベルト111と上搬送ベルト114
とに挟持されて搬送される用紙束Saは、案内板123
を通過して、駆動ローラ121と従動ローラ122に挟
持されて搬送され、断裁手段200、第2搬送手段30
0に搬送される。
【0060】・断裁手段
駆動ローラ121の用紙搬送方向下流側には、断裁上刃
201、断裁下刃202、可動板203、押圧ローラ2
04、屑箱210及び駆動手段から成る断裁手段200
が配置されている。
201、断裁下刃202、可動板203、押圧ローラ2
04、屑箱210及び駆動手段から成る断裁手段200
が配置されている。
【0061】中綴じ、二つ折り処理された用紙束Sa
は、断裁手段200により用紙束Saの小口b(図3参
照)が断裁されて、用紙束Saが仕上げられる。
は、断裁手段200により用紙束Saの小口b(図3参
照)が断裁されて、用紙束Saが仕上げられる。
【0062】・第2搬送手段
断裁手段200により小口bを断裁されて仕上げられた
用紙束Saは、第2搬送手段300において、駆動回転
する上ローラ305により下搬送ベルト301上に導入
され、回動する下搬送ベルト301と、従動回転する押
圧ローラ306とにより挟持されて搬送される。
用紙束Saは、第2搬送手段300において、駆動回転
する上ローラ305により下搬送ベルト301上に導入
され、回動する下搬送ベルト301と、従動回転する押
圧ローラ306とにより挟持されて搬送される。
【0063】下搬送ベルト301は、駆動手段に接続す
る駆動ローラ302により回動される。従動ローラ30
3は、下搬送ベルト301により従動回転する。下搬送
ベルト301内方で用紙束搬送路近傍には、搬送支持板
304が固設されている。
る駆動ローラ302により回動される。従動ローラ30
3は、下搬送ベルト301により従動回転する。下搬送
ベルト301内方で用紙束搬送路近傍には、搬送支持板
304が固設されている。
【0064】押圧ローラ306は、移動部材309に支
持されている。移動部材309は、バネ付勢され、押圧
ローラ306を下搬送ベルト301を介して搬送支持板
304に圧接する。断裁処理された用紙束Saは、第2
搬送手段300の下搬送ベルト301と上ローラ305
との間隙を通過し、更に、下搬送ベルト301と押圧ロ
ーラ306により圧接、挟持されて搬送される。
持されている。移動部材309は、バネ付勢され、押圧
ローラ306を下搬送ベルト301を介して搬送支持板
304に圧接する。断裁処理された用紙束Saは、第2
搬送手段300の下搬送ベルト301と上ローラ305
との間隙を通過し、更に、下搬送ベルト301と押圧ロ
ーラ306により圧接、挟持されて搬送される。
【0065】下搬送ベルト301の一部に係止された移
動体307は、下搬送ベルト301の回動により、用紙
束Saの搬送方向に直進移動する。移動体307には、
搬送される用紙束Saの先端部を突き当てて停止させる
突き当て部材308が揺動自在に支持されている。突き
当て部材308の起立時には、突き当て部材308の上
端部の突き当て面が用紙束Saの先端部を突き当てて停
止させる。突き当て部材308を揺動させて突き当て面
をほぼ水平にした時には、断裁処理及び穿孔処理後の用
紙束Saを通過可能にする。
動体307は、下搬送ベルト301の回動により、用紙
束Saの搬送方向に直進移動する。移動体307には、
搬送される用紙束Saの先端部を突き当てて停止させる
突き当て部材308が揺動自在に支持されている。突き
当て部材308の起立時には、突き当て部材308の上
端部の突き当て面が用紙束Saの先端部を突き当てて停
止させる。突き当て部材308を揺動させて突き当て面
をほぼ水平にした時には、断裁処理及び穿孔処理後の用
紙束Saを通過可能にする。
【0066】突き当て部材308下端部は、センサPS
3の検知光路をオン、オフする。センサPS4及びアク
チュエータ310は、用紙束Saの先端部通過を検知す
る。
3の検知光路をオン、オフする。センサPS4及びアク
チュエータ310は、用紙束Saの先端部通過を検知す
る。
【0067】・第2搬送手段300、突き当て部材30
8、穿孔手段400の駆動手段 図6は、第2搬送手段300の下搬送ベルト301と突
き当て部材308、及び穿孔手段の駆動手段を示す断面
図である。
8、穿孔手段400の駆動手段 図6は、第2搬送手段300の下搬送ベルト301と突
き当て部材308、及び穿孔手段の駆動手段を示す断面
図である。
【0068】ストッパ移動用のモータM1は、歯車g
1,g2、タイミングベルトTB1を介し突き当て部材
308、押圧ローラ306、及び穿孔手段400を用紙
サイズに対応した所定位置に移動させる(図5参照)。
1,g2、タイミングベルトTB1を介し突き当て部材
308、押圧ローラ306、及び穿孔手段400を用紙
サイズに対応した所定位置に移動させる(図5参照)。
【0069】突き当て解除用のモータM2は、歯車g
3,g4を介してカム311を駆動回転させ、突き当て
部材308を起倒させる。突き当て部材308は用紙束
Saの先端部の突き当て時には、起立した初期状態に保
持され、用紙束Saの排紙時には、モータM2の駆動に
より倒された状態になる。
3,g4を介してカム311を駆動回転させ、突き当て
部材308を起倒させる。突き当て部材308は用紙束
Saの先端部の突き当て時には、起立した初期状態に保
持され、用紙束Saの排紙時には、モータM2の駆動に
より倒された状態になる。
【0070】用紙束Saの厚さ、即ち、1枚の用紙の厚
さと用紙束Saの枚数とにより、用紙束Saの断裁前の
小口の突出量が異なるから、突き当て部材308の設定
位置は、これらの数値設定、又は用紙束Saの厚さ検知
により、制御手段が最適値を選択する。
さと用紙束Saの枚数とにより、用紙束Saの断裁前の
小口の突出量が異なるから、突き当て部材308の設定
位置は、これらの数値設定、又は用紙束Saの厚さ検知
により、制御手段が最適値を選択する。
【0071】・用紙束押圧手段
図7は、用紙束押圧手段の駆動手段の正面図である。
【0072】用紙束押圧用のモータM3は、歯車g1
1,g12,g13,g14,g15,g16を介し
て、回転円板321を回転させる。回転円板321に植
設された偏心ピン322は、クランク323の下端部に
接続し、クランク323を揺動させる。クランク323
の上端部は、連結板324に接続し、連結板324を昇
降させる。クランク323は各2本のバネ325により
図示下方に付勢されている。
1,g12,g13,g14,g15,g16を介し
て、回転円板321を回転させる。回転円板321に植
設された偏心ピン322は、クランク323の下端部に
接続し、クランク323を揺動させる。クランク323
の上端部は、連結板324に接続し、連結板324を昇
降させる。クランク323は各2本のバネ325により
図示下方に付勢されている。
【0073】連結板324の両側部に固定された2本の
連結桿326は、固定枠体327に固定された軸受32
8に嵌合し、昇降可能に支持されている。連結桿326
の上端部は、押圧部材312に固定されている。押圧部
材312は、連結桿326に固定されて昇降可能に支持
されている。
連結桿326は、固定枠体327に固定された軸受32
8に嵌合し、昇降可能に支持されている。連結桿326
の上端部は、押圧部材312に固定されている。押圧部
材312は、連結桿326に固定されて昇降可能に支持
されている。
【0074】搬送支持板304上を回動する下搬送ベル
ト301の面上に載置された用紙束Saの小口を断裁手
段200により断裁する時に、押圧部材312は、回転
円板321の駆動回転により、クランク323、連結板
324、連結桿326を介して昇降する。
ト301の面上に載置された用紙束Saの小口を断裁手
段200により断裁する時に、押圧部材312は、回転
円板321の駆動回転により、クランク323、連結板
324、連結桿326を介して昇降する。
【0075】押圧部材312の内面側には、移動部材3
09が用紙束搬送方向に移動可能に搭載されている。移
動部材309に昇降可能に支持された押圧ローラ306
は、自重またはバネ付勢されて用紙束Saを押圧する。
また、移動部材309には、穿孔手段400の上部パン
チ機構が固定されている。移動部材309に搭載された
上部パンチ部材401は、下部ダイス部材402(図5
参照)とともに、用紙束Saの厚さに応じて移動する。
09が用紙束搬送方向に移動可能に搭載されている。移
動部材309に昇降可能に支持された押圧ローラ306
は、自重またはバネ付勢されて用紙束Saを押圧する。
また、移動部材309には、穿孔手段400の上部パン
チ機構が固定されている。移動部材309に搭載された
上部パンチ部材401は、下部ダイス部材402(図5
参照)とともに、用紙束Saの厚さに応じて移動する。
【0076】・穿孔手段
押圧ローラ306の近傍には、穿孔手段400が配置さ
れている(図5、図6参照)。穿孔手段400は、上部
パンチ部材401と下部ダイス部材402とから成る。
上部パンチ部材401と下部ダイス部材402は、移動
部材309に支持され、モータM1により回動される下
搬送ベルト301によって用紙束搬送方向に移動可能で
ある。穿孔手段400の下方には屑箱410が設置され
ている。
れている(図5、図6参照)。穿孔手段400は、上部
パンチ部材401と下部ダイス部材402とから成る。
上部パンチ部材401と下部ダイス部材402は、移動
部材309に支持され、モータM1により回動される下
搬送ベルト301によって用紙束搬送方向に移動可能で
ある。穿孔手段400の下方には屑箱410が設置され
ている。
【0077】図8(a)は、中綴じ、二つ折り、断裁、
穿孔の後処理を施した用紙束Saの平面図、図8(b)
は模式断面図である。
穿孔の後処理を施した用紙束Saの平面図、図8(b)
は模式断面図である。
【0078】穿孔手段400により用紙束Saの折り目
部aに平行して2個の透孔hがあけられる。また、断裁
手段200により用紙束Saの小口bの近傍に断裁線c
が形成される。
部aに平行して2個の透孔hがあけられる。また、断裁
手段200により用紙束Saの小口bの近傍に断裁線c
が形成される。
【0079】・断裁処理及び穿孔処理
図9は、用紙断裁装置Bにより用紙束Saの小口bを断
裁するとともに、透孔hをあける工程を示す模式図であ
る。図10は、用紙断裁装置Bの制御を示すブロック図
である。
裁するとともに、透孔hをあける工程を示す模式図であ
る。図10は、用紙断裁装置Bの制御を示すブロック図
である。
【0080】用紙束Saの小口断裁工程及び穿孔工程を
以下に示す。 (1)後処理装置FSにより中綴じ処理及び二つ折り処
理された用紙束Saに対して小口断裁処理を行う設定信
号を入力する。
以下に示す。 (1)後処理装置FSにより中綴じ処理及び二つ折り処
理された用紙束Saに対して小口断裁処理を行う設定信
号を入力する。
【0081】(2)画像形成装置A又は後処理装置FS
による用紙サイズ検知信号、或いは画像形成装置Aの操
作部に設定される用紙サイズ信号が用紙断裁装置Bに入
力されると、突き当て部材308を含む移動ユニットが
モータM1により駆動されて移動し、設定された用紙サ
イズ位置に停止する。
による用紙サイズ検知信号、或いは画像形成装置Aの操
作部に設定される用紙サイズ信号が用紙断裁装置Bに入
力されると、突き当て部材308を含む移動ユニットが
モータM1により駆動されて移動し、設定された用紙サ
イズ位置に停止する。
【0082】(3)後処理装置FSから排出された中綴
じ、二つ折り処理された用紙束Saは、用紙断裁装置B
の第1搬送手段100に送り込まれ、更に、第2搬送手
段300に送り込まれる。
じ、二つ折り処理された用紙束Saは、用紙断裁装置B
の第1搬送手段100に送り込まれ、更に、第2搬送手
段300に送り込まれる。
【0083】(4)第2搬送手段300に搬入された用
紙束Saは、回動する下搬送ベルト301と、定位置で
駆動回転する上ローラ305とが対向する所定間隔(例
えば8mm)の空間を、用紙束Saの折り部近傍の膨ら
みを押さえるようにして搬送される。突き当て部材30
8の近傍に配置されたセンサPS4が、用紙束Saの先
端部通過を検知すると、制御手段90は、用紙束Saの
先端部が突き当て部材308に当接して停止するよう
に、下搬送ベルト301の回動を制御して停止させる
(図9(a)参照)。
紙束Saは、回動する下搬送ベルト301と、定位置で
駆動回転する上ローラ305とが対向する所定間隔(例
えば8mm)の空間を、用紙束Saの折り部近傍の膨ら
みを押さえるようにして搬送される。突き当て部材30
8の近傍に配置されたセンサPS4が、用紙束Saの先
端部通過を検知すると、制御手段90は、用紙束Saの
先端部が突き当て部材308に当接して停止するよう
に、下搬送ベルト301の回動を制御して停止させる
(図9(a)参照)。
【0084】(5)センサPS4による用紙束Saの先
端部通過検知後、制御手段90によりモータM3が駆動
開始し、押圧部材312を下降させる。押圧部材312
は下降して用紙束Saの上面を強く押圧する。押圧部材
312の押圧力により、中綴じ二つ折り処理された用紙
束Saは、図9(a)に示す膨らみが圧縮されて、平坦
化される(図9(b)参照)。
端部通過検知後、制御手段90によりモータM3が駆動
開始し、押圧部材312を下降させる。押圧部材312
は下降して用紙束Saの上面を強く押圧する。押圧部材
312の押圧力により、中綴じ二つ折り処理された用紙
束Saは、図9(a)に示す膨らみが圧縮されて、平坦
化される(図9(b)参照)。
【0085】(6)制御手段90は所定時間経過後、上
部パンチ部材401内の図示しないモータを駆動して、
パンチを下降させ、用紙束Saの折り目部a近傍の所定
位置に2個の透孔hを穿孔する。制御手段90は更に、
図示しないモータを駆動して、バネ付勢された押圧板2
05を用紙束Saの上面を押圧して用紙束Saの端部の
反りを矯正して密着させる。引き続き、断裁上刃201
は下降して用紙束Saの小口bを断裁する(図9(c)
参照)。
部パンチ部材401内の図示しないモータを駆動して、
パンチを下降させ、用紙束Saの折り目部a近傍の所定
位置に2個の透孔hを穿孔する。制御手段90は更に、
図示しないモータを駆動して、バネ付勢された押圧板2
05を用紙束Saの上面を押圧して用紙束Saの端部の
反りを矯正して密着させる。引き続き、断裁上刃201
は下降して用紙束Saの小口bを断裁する(図9(c)
参照)。
【0086】(7)小口断裁処理後、断裁上刃201と
押圧板205が上昇し、断裁上刃201の上限が図示し
ないセンサにより検知された時点で、駆動が停止され
る。
押圧板205が上昇し、断裁上刃201の上限が図示し
ないセンサにより検知された時点で、駆動が停止され
る。
【0087】断裁上刃201の上限検知信号により、制
御手段90はモータM3,M1の駆動を開始させる。モ
ータM3の駆動により、押圧部材312、上部パンチ部
材401、押圧ローラ306、移動部材309から成る
上部ユニットが上昇する。モータM1の駆動により、突
き当て部材308が倒されてその先端部は用紙束Saの
搬送面の下方に埋没され、排紙路が開放される。
御手段90はモータM3,M1の駆動を開始させる。モ
ータM3の駆動により、押圧部材312、上部パンチ部
材401、押圧ローラ306、移動部材309から成る
上部ユニットが上昇する。モータM1の駆動により、突
き当て部材308が倒されてその先端部は用紙束Saの
搬送面の下方に埋没され、排紙路が開放される。
【0088】その後、下搬送ベルト301を回動させ、
用紙束Saを搬送し、冊子収納手段500に排出する
(図9(d)参照)。
用紙束Saを搬送し、冊子収納手段500に排出する
(図9(d)参照)。
【0089】・断裁、穿孔処理後の用紙束の収納
下搬送ベルト301により水平方向に搬送される用紙束
Saは、回転する大径ローラ313と、固定配置された
案内板314に案内されて、垂直上方に約90°偏向さ
れて上昇搬送される。用紙束Saは、更に大径ローラ3
13とピンチローラ315とに挟持されて排出され、用
紙束Saの折り目部aを上に、小口bを下にして、冊子
収納手段500の冊子積載台501上に縦列に収容され
る(図4参照)。
Saは、回転する大径ローラ313と、固定配置された
案内板314に案内されて、垂直上方に約90°偏向さ
れて上昇搬送される。用紙束Saは、更に大径ローラ3
13とピンチローラ315とに挟持されて排出され、用
紙束Saの折り目部aを上に、小口bを下にして、冊子
収納手段500の冊子積載台501上に縦列に収容され
る(図4参照)。
【0090】
【発明の効果】本発明の用紙断裁装置及び画像形成シス
テムにより以下の効果が奏せられる。
テムにより以下の効果が奏せられる。
【0091】(1) 本発明の用紙断裁装置は、中綴じ
と二つ折り処理された冊子の折り部付近の膨らみを、押
圧手段により押圧して除去し平坦化して、小口断裁処理
と穿孔処理とを同時に行う事が可能であるから、断裁穿
孔の処理時間の短縮と、装置の小型化が達成される。
と二つ折り処理された冊子の折り部付近の膨らみを、押
圧手段により押圧して除去し平坦化して、小口断裁処理
と穿孔処理とを同時に行う事が可能であるから、断裁穿
孔の処理時間の短縮と、装置の小型化が達成される。
【0092】(2) 本発明の用紙断裁装置を後処理装
置、画像形成装置に接続した画像形成システムにより、
画像形成された用紙を中綴じ処理及び二つ折り処理して
用紙束を形成し、穿孔手段により前記用紙束の二つ折り
部の近傍の所定位置にファイル用の透孔をあけるととも
に、断裁手段により前記用紙束の小口を断裁して製本化
された冊子を仕上げる工程が一貫して行われ、連続して
安定した冊子仕上げ処理が達成される。
置、画像形成装置に接続した画像形成システムにより、
画像形成された用紙を中綴じ処理及び二つ折り処理して
用紙束を形成し、穿孔手段により前記用紙束の二つ折り
部の近傍の所定位置にファイル用の透孔をあけるととも
に、断裁手段により前記用紙束の小口を断裁して製本化
された冊子を仕上げる工程が一貫して行われ、連続して
安定した冊子仕上げ処理が達成される。
【図1】画像形成装置、用紙後処理装置、用紙断裁装置
を備えた画像形成システムの全体構成図。
を備えた画像形成システムの全体構成図。
【図2】後処理装置の用紙搬送経路を示す模式図。
【図3】用紙の二つ折りする折り目部に沿って中央振り
分け2箇所に綴じ針を打針した用紙束の平面図、中綴じ
処理と二つ折り処理された用紙束の斜視図、中綴じ処理
と二つ折り処理された用紙束を両開きした状態を示す斜
視図。
分け2箇所に綴じ針を打針した用紙束の平面図、中綴じ
処理と二つ折り処理された用紙束の斜視図、中綴じ処理
と二つ折り処理された用紙束を両開きした状態を示す斜
視図。
【図4】本発明の用紙断裁装置の全体構成図。
【図5】用紙断裁装置の断裁手段、第2搬送手段、穿孔
手段を示す断面図。
手段を示す断面図。
【図6】第2搬送手段の下搬送ベルトと突き当て部材、
及び穿孔手段の駆動手段を示す断面図。
及び穿孔手段の駆動手段を示す断面図。
【図7】用紙束押圧手段の駆動手段の正面図。
【図8】中綴じ、二つ折り、断裁、穿孔の後処理を施し
た用紙束の平面図、及び模式断面図。
た用紙束の平面図、及び模式断面図。
【図9】用紙断裁装置による用紙束の小口断裁工程と、
穿孔工程を示す模式図。
穿孔工程を示す模式図。
【図10】用紙断裁装置の制御を示すブロック図。
50 綴じ手段
60 折り手段
90 制御手段
100 第1搬送手段
111 下搬送ベルト
114 上搬送ベルト
200 断裁手段
201 断裁上刃
202 断裁下刃
300 第2搬送手段
301 下搬送ベルト
305 上ローラ
306 押圧ローラ
3O7 移動体
308 突き当て部材
309 移動部材
312 押圧部材
400 穿孔手段
401 上部パンチ部材
402 下部ダイス部材
500 冊子収納手段
A 画像形成装置
B 用紙断裁装置
FS 用紙後処理装置(後処理装置)
Sa 用紙束
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山川 幹彦
東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式
会社内
(72)発明者 金子 昌浩
東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式
会社内
(72)発明者 高橋 忠寛
東京都西東京市ひばりが丘3丁目3番
(72)発明者 中村 泰昌
東京都昭島市松原町1丁目2番26号
Fターム(参考) 2H072 GA01 GA02 GA07
3F108 GA02 GA04 GB03 GB06 GB07
HA02 HA32
Claims (7)
- 【請求項1】 用紙後処理装置において中綴じ処理及び
二つ折り処理した用紙束を受容して、用紙束の小口を断
裁手段により断裁して冊子を仕上げる用紙断裁装置にお
いて、前記用紙束を搬送する搬送手段と、前記搬送手段
上に載置された用紙束の上面を押圧及び離間させる昇降
可能な押圧手段と、前記押圧手段を昇降駆動する駆動手
段と、前記用紙束にファイル用の透孔をあける穿孔手段
と、を有することを特徴とする用紙断裁装置。 - 【請求項2】 用紙後処理装置において中綴じ処理及び
二つ折り処理した用紙束を受容して、用紙束の小口を断
裁手段により断裁して冊子を仕上げる用紙断裁装置にお
いて、前記用紙束を搬送する搬送手段と、前記搬送手段
上に載置された用紙束の上面を押圧する昇降可能な押圧
手段と、前記用紙束にファイル用の透孔をあける穿孔手
段と、前記押圧手段と前記穿孔手段とを移動させる移動
手段と、前記搬送手段により搬送される用紙束の先端部
を突き当てる位置決め部材と、前記用紙束の先端部通過
を検知するセンサと、前記移動手段の駆動を制御する制
御手段と、を有し、前記制御手段は、用紙束のサイズが
入力されると、前記搬送手段を作動させて前記用紙束を
搬送し、前記位置決め部材と前記センサとにより前記用
紙束を所定位置に停止させるとともに、前記移動手段に
より前記押圧手段と前記穿孔手段とを用紙束搬送方向に
移動させ前記用紙束のサイズに対応した所定位置に停止
させ、穿孔処理を行うことを特徴とする用紙断裁装置。 - 【請求項3】 前記穿孔手段の用紙束搬送方向上流側
に、用紙束の小口を断裁する断裁手段を配置し、前記穿
孔手段による穿孔処理に前後して、所定位置に停止され
た前記用紙束に前記断裁手段により断裁処理を行うこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の用紙断裁装置。 - 【請求項4】 前記位置決め部材は、用紙サイズに対応
して駆動手段により移動可能であることを特徴とする請
求項2に記載の用紙断裁装置。 - 【請求項5】 前記押圧手段の押圧部材を前記駆動手段
により下降させて用紙束の上面を押圧して用紙束の膨ら
みを規制するとともに、前記穿孔手段を作動させて、前
記用紙束に透孔をあけることを特徴とする請求項1に記
載の用紙断裁装置。 - 【請求項6】 所定位置に停止された前記用紙束に対し
て、穿孔処理、及び断裁処理を行うことを特徴とする請
求項1〜5の何れか1項に記載の用紙断裁装置。 - 【請求項7】 用紙給送手段により給送された用紙に、
画像情報に応じて画像を形成する画像形成装置と、画像
形成された用紙束を、中綴じ処理する綴じ手段、中綴じ
処理された冊子を二つ折り処理する折り手段を備えた用
紙後処理装置と、請求項1〜4に記載の押圧手段、穿孔
手段、断裁手段から成る用紙断裁装置と、を有し、画像
形成された用紙を中綴じ処理及び二つ折り処理して用紙
束を形成し、昇降可能な前記押圧手段により前記用紙束
を押圧し、前記穿孔手段により前記用紙束の二つ折り部
の近傍の所定位置にファイル用の透孔をあけるととも
に、前記断裁手段により前記用紙束の小口を断裁して冊
子を仕上げることを特徴とする画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002027916A JP2003228205A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 用紙断裁装置及び画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002027916A JP2003228205A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 用紙断裁装置及び画像形成システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003228205A true JP2003228205A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27749297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002027916A Pending JP2003228205A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 用紙断裁装置及び画像形成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003228205A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007031095A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Ricoh Co Ltd | 用紙後処理装置、用紙折り装置及び画像形成装置 |
JP2009208952A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録材処理装置 |
US7616924B2 (en) | 2004-07-16 | 2009-11-10 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet post-processing and image forming system with a sheet-trimming apparatus containing a blade and blade-receiving member driving mechanisms |
JP2010018396A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Canon Inc | シート処理装置及び画像形成装置 |
US7886643B2 (en) | 2004-10-14 | 2011-02-15 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Sheet cutting apparatus, sheet finisher provided therewith and image forming system equipped therewith |
US8459629B2 (en) | 2009-12-16 | 2013-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus and image forming apparatus |
-
2002
- 2002-02-05 JP JP2002027916A patent/JP2003228205A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4521328B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2010-08-11 | 株式会社リコー | 用紙後処理装置、用紙折り装置及び画像形成装置 |
JP2009208952A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録材処理装置 |
JP4497217B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2010-07-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録材処理装置 |
US8078093B2 (en) | 2008-03-06 | 2011-12-13 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Recording material processing apparatus having image forming apparatus and post processing device |
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US8459629B2 (en) | 2009-12-16 | 2013-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus and image forming apparatus |
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