JP2003184775A - アンモニア系冷媒用スクロール圧縮機及び冷凍装置 - Google Patents
アンモニア系冷媒用スクロール圧縮機及び冷凍装置Info
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Abstract
く、且つ高い効率を実現できるスクロール圧縮機及び冷
凍装置を得る。 【解決手段】スクロール圧縮機は、旋回スクロール6と
固定スクロール7からなるスクロール圧縮機構部、圧縮
機構部を支持するフレーム1、旋回スクロールに取付け
られた回転軸4、回転軸に取付けられた電動機部、及び
これらを収容する耐圧力容器2等から構成されている。
電動機部の固定子12の巻線は弗素系化合物によりコー
ティングされたアルミニウム電線16が用いられ、この
アルミニウム電線は弗素樹脂17で被覆され且つ樹脂材
料14でモールドされている。冷媒はアンモニア系を使
用する。また、このスクロール圧縮機を用いて冷凍装置
を構成し、その圧縮機構部の圧縮室にアンモニア系液冷
媒を液インジェクションする回路29が備えられてい
る。
Description
ニア系を用いるアンモニア系冷媒用スクロール圧縮機及
び冷凍装置(空気調和機や冷凍機など)に関する。
は、地球のオゾン層の破壊や地球温暖化の原因となるこ
とから、アンモニア等の自然冷媒の使用が考えられてい
る。しかし、アンモニアは可燃性や有毒性を有する上
に、腐食性も強いため、銅線や有機絶縁材料では使用に
耐えない。
は、圧縮機構部と電動機部をカップリングで結合し、圧
縮機構部の回転軸には機械的な軸封装置を使用して回転
軸と機体との間に冷媒が漏洩するのを防止し、外気との
遮断を行っていた。しかし、完全に冷媒ガスの漏洩を阻
止し、外気との遮断を行うことは難しく、また機械損失
も大きかった。
83339号公報に示されるように、圧縮機部と電動機
部を一体化したハーメチック型の密封構造とし、電動機
の巻線に高純度のアルミニウムを用い、かつアンモニア
に対して化学的に安定な弗素樹脂で被覆するものが提案
されている。また、特開平10−112949号公報に
示されるように、圧縮部と裸型の電動機を密閉容器に収
納した圧縮装置で、前記電動機の各部を樹脂材料で絶縁
し、前記電動機の巻線の素線をニッケルめっき銅線また
は錫めっき銅線を用いて形成し、前記巻線をアンモニア
と相溶性のあるエーテル系の潤滑油中に浸漬させてアン
モニアとの直接接触を遮断するものも提案されている。
用する上記従来技術では、スクリュー形やロータリ形の
圧縮機を使用し、圧縮機を密閉形にする開発が進められ
ているが、密閉形圧縮機では電動機の巻線をアンモニア
から保護する被覆材や振動を抑えるためのモールド材を
必要とするため、電動機部の冷却が難しい。また、機械
側の負荷トルク脈動と電動機側の電磁加振力によるトル
ク脈動が影響し合って軸のねじり振動が生じ、これによ
る電磁脈動(振動)によって電動機部を焼損する恐れが
あった。さらに、アンモニア系冷媒では従来のフロン系
冷媒よりも吐出冷媒温度が高温となるため、冷凍機油が
劣化する恐れもあり、実用化には至っていないのが現状
である。
使用した場合、アルミニウム電線は銅線より導電性が悪
く、その分電動機巻線の発熱量が大きくなるため、電動
機部が高温になる問題がある。
脂を使用する場合、弗素樹脂は高い離型性と非粘着性を
持つため、電動機巻線との密着性が悪く、電動機部を焼
損する恐れがあることもわかった。
形圧縮機で問題となる電動機の信頼性を確保でき、アン
モニア雰囲気下での使用に耐え得るアンモニア系冷媒用
スクロール圧縮機及び冷凍装置を得ることにある。
るアンモニア系冷媒用スクロール圧縮機及び冷凍装置を
得ることにある。
め、本発明の第1の特徴は、耐圧力容器内に、旋回スク
ロールと固定スクロールを組み合わせたスクロール圧縮
機構部と、この圧縮機構部を駆動するための電動機部
と、前記圧縮機構部を支持するフレームとを設け、この
フレームまたは前記電動機部の固定子の少なくともいず
れかを前記耐圧力容器の内壁に密着させた構成のスクロ
ール圧縮機において、冷媒としてアンモニア系冷媒を使
用し、かつ前記電動機部の巻線に弗素樹脂で被覆したア
ルミニウム電線を用いたアンモニア系冷媒用スクロール
圧縮機にある。
合物の化成処理コーティングを施したアルミニウム電線
に弗素樹脂を被覆したものを用いると良く、特に化成処
理コーティングを施したアルミニウム電線の表面の精度
を粗くし、アルミニウム電線に被覆される弗素樹脂の密
着性を向上させるようにすると良い。或いは、アルミニ
ウム電線に被覆される弗素樹脂にアミン化合物を利用し
た光化学反応を施し、該被覆材である弗素樹脂に表面改
質を施すことにより、アルミニウム電線と被覆材の密着
性を向上させるようにしても良い。
クロペンタジエン樹脂でモールドすると、電動機巻線の
振動を押さえることができる。さらに、電動機部固定子
巻線を集中巻きとすれば、コイルエンドのモールド作業
効率を向上させることができる。また、前記電動機をD
Cブラシレスモータとすることにより、より高い効率が
得られ、電動機部の発熱も抑えることができる。
及び凝縮器を備え、冷媒としてアンモニア系を使用する
冷凍装置において、前記スクロール圧縮機として上述し
たものを用い、且つ前記スクロール圧縮機の圧縮機構部
の圧縮室にアンモニア系の液冷媒を供給する液インジェ
クション回路を備えたアンモニア系冷媒用冷凍装置にあ
る。
旋回スクロールと固定スクロールを組み合わせたスクロ
ール圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動するための電
動機部とを備え、前記電動機部の巻線に弗素樹脂で被覆
したアルミニウム電線を用いると共に、前記圧縮機構部
からの吐出冷媒ガスは前記電動機部を冷却した後前記耐
圧力容器外に供給される構成のスクロール圧縮機と、前
記スクロール圧縮機から吐出された冷媒を凝縮させる凝
縮器と、この凝縮器の下流側に設けられた受液器と、こ
の受液器内の液冷媒を前記スクロール圧縮機の圧縮室に
注入するための液インジェクション回路とを備え、冷媒
としてアンモニア系冷媒を使用する冷凍装置にある。
インジェクションバルブまたは電子式膨張弁を設け、ス
クロール圧縮機の吐出側温度に関連して液インジェクシ
ョンの量を制御するように前記インジェクションバルブ
または電子式膨張弁を制御するようにすると良い。
する構成とすることにより、圧縮過程における冷媒流体
の温度上昇を押さえることができ、アンモニア系冷媒使
用の圧縮機では吐出冷媒温度が高温になり易いという傾
向があるのを、本発明により高温になるのを抑制し、圧
縮機効率を向上させることができる。特に、アルミ電線
を用いた電動機を使用する場合、その発熱量が大きくな
るが、例えば電動機を密閉型圧縮機に組み込み、圧縮機
の吐出ガスで電動機を冷却する構造とすれば、液インジ
ェクションでより低温となった吐出ガスで電動機を冷却
でき、電動機を効率良く冷却できる効果がある。さら
に、本発明では圧縮機としてスクロール型を使用してい
るので、他の圧縮機構に比べてインジェクションが容易
であるという効果がある。また、スクロール圧縮機を用
いることにより、圧縮機のトルク変動を小さくでき、電
磁振動を低減して電動機の信頼性も向上できる。
基づき説明する。◆ 本実施例に使用されるアンモニア系冷媒用スクロール圧
縮機を図1に示す。スクロール圧縮機は、旋回スクロー
ル6と固定スクロール7をかみ合わせて構成される圧縮
機構部、この圧縮機構部を支持するフレーム1、前記旋
回スクロールの自転を防止するためのオルダムリング
5、前記旋回スクロールに取付けられた回転軸4、この
回転軸に取付けられ該回転軸を駆動する電動機部等から
構成され、耐圧力容器2内に密閉され収納されている。
前記固定スクロール7の鏡板部には液インジェクション
回路29(図3参照)からの液インジェクション配管1
0が取付けられ、冷凍サイクルにおける凝縮器下流側の
液冷媒を前記圧縮機構部の圧縮室に供給できるようにし
ている。これにより冷媒の圧縮過程における冷媒流体の
温度上昇を抑えることができる。固定子12と回転子1
1からなる前記電動機部は次のような構成となってい
る。すなわち、固定子12の電線(巻線)には弗素系化
合物の化成処理コーティングを施したアルミニウム電線
16を弗素樹脂の被覆材17で被覆したものを使用して
いる(図2参照)。なお、前記巻線の素線の表面精度を
粗くしたり、或いはアミン化合物を利用した光化学反応
により被覆材17の弗素樹脂に表面改質を施し、巻線の
素線と被覆材との密着性を向上させるようにすると良
い。このように、電動機部の巻線と被覆材の密着性を向
上させることにより、アンモニア冷媒用の密閉形圧縮機
で問題となる電動機の信頼性を確保することができる。
フェニレンサルファイドで形成した縛りテープで纏めた
上、ジシクロペンタジエン樹脂で樹脂モールド14が形
成されている。さらに、前記耐圧力容器2は溶接により
外気と完全に遮断するように構成されている。
支承するコロ軸受、8は吸入パイプ、9は吐出パイプ、
13は電源端子部である。図1に示す電源端子部13と
電動機口出し線部の詳細構成を図2で説明する。電動機
の口出し線は、弗素化合物の化成処理コーティングを施
したアルミニウム電線16に弗素樹脂17を被覆したも
のが使用されている。また、電源端子部13の電源端子
15は、アンモニアに耐性のあるニッケル端子15が使
用されている。
ブラシレスモータを採用している。このように、高効率
のスクロール圧縮機に高効率の自然冷媒であるアンモニ
アと高効率のDCブラシレスモータを組合わせたアンモ
ニア系冷媒用スクロール圧縮機を実現でき、これまでに
ない高効率の圧縮機が得られ、地球温暖化防止や省電力
化にも貢献できるものである。
例を図3により説明する。◆ 吸入配管19から吸入パイプ8を介してスクロール圧縮
機18に吸入された冷媒ガスは、旋回スクロール6と固
定スクロール7で形成された圧縮室で圧縮される。圧縮
された冷媒ガスは電動機部を冷却した後、吐出パイプ9
から吐出配管32に吐出され、逆止弁33を経て凝縮器
31で凝縮される。その後、凝縮された冷媒ガスは、受
液器30、冷媒液配管26、ドライヤ25を通り、膨張
弁24で膨張されて蒸発器23に送られ、蒸発してガス
となる。そして、冷媒ガス配管22、ストレーナ21、
アキュームレータ20を通り再び吸入配管19から圧縮
機18に戻るような冷凍サイクルが構成されている。
0とスクロール圧縮機18の圧縮室とは液インジェクシ
ョン回路29で接続されており、凝縮された液冷媒の一
部が液インジェクション回路29に設けられたストレー
ナ27及び電子式膨張弁28を通り、スクロール圧縮機
18の圧縮室に注入できるように構成されている。液イ
ンジェクション配管29は受液器30内の下部液溜り部
に接続するようにすれば、液冷媒を常に安定して液イン
ジェクションすることが可能となる。
ロール圧縮機の吐出側温度に関連して電子式膨張弁28
の開度が制御され、液インジェクション量が調整され
る。例えば、圧縮機からの吐出ガス温度をサーミスタ3
4で検知し、予め記憶されている吐出温度の設定値と、
検知された吐出温度とを比較し、設定値より高ければ電
子式膨張弁28の弁開度を大きくし、低ければ開度を小
さくする。この制御のため制御装置36及び制御信号出
力装置35が設けられており、連続的に電子膨張弁28
の開度調整を行なうことができる。このように圧縮機の
吐出側温度を制御することにより、圧縮機の過熱防止を
図ることができる。また、本実施例では、図1に示すよ
うに、圧縮機構部からの吐出冷媒ガスは電動機部を冷却
した後、吐出パイプ9から耐圧力容器2外に供給される
構成としているから、電動機部の冷却もより低い吐出ガ
ス温度で良好に行うことができ、潤滑油(冷凍機油)の
劣化を防ぎ、効率良く且つ安定した冷凍サイクルの運転
が可能になる。なお、前記電子式膨張弁28の代わり
に、流量調整が可能なインジェクションバルブを設ける
ようにしても良い。
系冷媒を使用し且つ電動機部の巻線に弗素樹脂で被覆し
たアルミニウム電線を用いたスクロール圧縮機の構成と
したことにより、アンモニア冷媒用の密閉形圧縮機で問
題となる電動機の信頼性を確保でき、アンモニア雰囲気
下での使用に耐え得るアンモニア系冷媒用スクロール圧
縮機を得ることができる。
ミニウム電線の表面の精度を粗くしたり、アルミニウム
電線に被覆される弗素樹脂にアミン化合物を利用した光
化学反応を施し、被覆材である弗素樹脂に表面改質を施
すようにすれば、アルミニウム電線と被覆材の密着性を
向上させることができ、電動機の信頼性をより一層向上
することができる。
縮機とアンモニア系冷媒を使用した冷凍装置において、
前記スクロール圧縮機の圧縮機構部の圧縮室にアンモニ
ア系の液冷媒を供給する液インジェクション回路を備え
た構成としたことにより、圧縮過程における冷媒流体の
温度上昇を押さえることができ、吐出冷媒温度が高温に
なり易いアンモニア系冷媒を使用し且つ発熱量が大きく
なるアルミ電線を用いた電動機を使用する場合でも、高
い効率を実現できるアンモニア系冷媒用冷凍装置を得る
ことができる。また、圧縮機としてスクロール型を採用
したことにより、他の圧縮機構に比べてインジェクショ
ンを容易に実現できる効果がある。さらに、スクロール
圧縮機を用いたことにより、圧縮機のトルク変動を小さ
くでき、電磁振動を低減して電動機の信頼性も向上でき
る。
み込み、圧縮機の吐出ガスで電動機を冷却する構造とす
れば、液インジェクションでより低温となった吐出ガス
で電動機を冷却でき、電動機を効率良く冷却でき、更に
電動機をDCブラシレスモータとすれば、より高い効率
が得られ、電動機部の発熱も抑えてより高効率なアンモ
ニア系冷媒用冷凍装置を得ることができる。
の一実施例を示す縦断面図。
び電動機口出し線部の詳細構成示す図。
例を示すサイクル構成図。
ランク軸、5…オルダムリング、6…旋回スクロール、
7…固定スクロール、8…吸入パイプ、9…吐出パイ
プ、10…液インジェクション配管、11…電動機回転
子、12…電動機固定子、13…電源端子部、14…樹
脂モールド(樹脂材料)、15…電源端子、16…アル
ミニウム電線、17…弗素樹脂(被覆材)、18…スク
ロール圧縮機、19…吸入配管、20…アキュームレー
タ、21…ストレーナ、22…冷媒ガス配管、23…蒸
発器、24…膨張弁、25…ドライヤ、26…冷媒液配
管、27…ストレーナ、28…電子式膨張弁、29…液
インジェクション回路、30…受液器、31…凝縮器、
32…吐出配管、33…逆止弁、34…サーミスタ、3
5…制御信号出力装置、36…制御装置。
Claims (10)
- 【請求項1】耐圧力容器内に、旋回スクロールと固定ス
クロールを組み合わせたスクロール圧縮機構部と、この
圧縮機構部を駆動するための電動機部と、前記圧縮機構
部を支持するフレームとを設け、このフレームまたは前
記電動機部の固定子の少なくともいずれかを前記耐圧力
容器の内壁に密着させた構成のスクロール圧縮機におい
て、 冷媒としてアンモニア系冷媒を使用し、 かつ前記電動機部の巻線に弗素樹脂で被覆したアルミニ
ウム電線を用いたことを特徴とするアンモニア系冷媒用
スクロール圧縮機。 - 【請求項2】請求項1において、前記電動機部の巻線
は、弗素系化合物の化成処理コーティングを施したアル
ミニウム電線に弗素樹脂を被覆したものを用いたことを
特徴とするアンモニア系冷媒用スクロール圧縮機。 - 【請求項3】請求項1または2において、前記電動機部
の巻線は、アルミニウム電線の表面、または弗素系化合
物の化成処理コーティングを施したアルミニウム電線の
表面の精度を粗くし、アルミニウム電線に被覆される弗
素樹脂の密着性を向上させるようにして構成されている
ことを特徴とするアンモニア系冷媒用スクロール圧縮
機。 - 【請求項4】請求項1または2において、アルミニウム
電線に被覆される弗素樹脂にアミン化合物を利用した光
化学反応を施し、該被覆材である弗素樹脂に表面改質を
施すことにより、アルミニウム電線と被覆材の密着性を
向上させたことを特徴とするアンモニア系冷媒用スクロ
ール圧縮機。 - 【請求項5】請求項1〜4の何れかにおいて、前記電動
機部のコイルエンドをジシクロペンタジエン樹脂でモー
ルドしたことを特徴とするアンモニア系冷媒用スクロー
ル圧縮機。 - 【請求項6】請求項1〜5の何れかにおいて、前記電動
機をDCブラシレスモータとしたことを特徴とするアン
モニア系冷媒用スクロール圧縮機。 - 【請求項7】請求項6において、前記電動機部の固定子
巻線を集中巻きとし、コイルエンドのモールド作業効率
を向上させたことを特徴とするアンモニア系冷媒用スク
ロール圧縮機。 - 【請求項8】スクロール圧縮機及び凝縮器を備え、冷媒
としてアンモニア系を使用する冷凍装置において、前記
スクロール圧縮機として前記請求項1〜7に記載の何れ
かのものを用い、且つ前記スクロール圧縮機の圧縮機構
部の圧縮室に前記アンモニア系の液冷媒を供給する液イ
ンジェクション回路を備えたことを特徴とするアンモニ
ア系冷媒用冷凍装置。 - 【請求項9】耐圧力容器内に、旋回スクロールと固定ス
クロールを組み合わせたスクロール圧縮機構部と、この
圧縮機構部を駆動するための電動機部とを備え、前記電
動機部の巻線に弗素樹脂で被覆したアルミニウム電線を
用いると共に、前記圧縮機構部からの吐出冷媒ガスは前
記電動機部を冷却した後、前記耐圧力容器外に供給され
る構成のスクロール圧縮機と、 前記スクロール圧縮機から吐出された冷媒を凝縮させる
凝縮器と、 この凝縮器の下流側に設けられた受液器と、 この受液器内の液冷媒を前記スクロール圧縮機の圧縮室
に注入するための液インジェクション回路と、を備え、 冷媒としてアンモニア系冷媒を使用することを特徴とす
るアンモニア系冷媒用冷凍装置。 - 【請求項10】請求項9において、前記液インジェクシ
ョン回路に、インジェクションバルブまたは電子式膨張
弁を設け、スクロール圧縮機の吐出側温度に関連して液
インジェクションの量を制御するように前記インジェク
ションバルブまたは電子式膨張弁を制御することを特徴
とするアンモニア系冷媒用冷凍装置。
Priority Applications (12)
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