JP2001015155A - リチウム二次電池 - Google Patents
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Abstract
の電池特性に悪影響を及ぼさなく、かつ過充電に対して
は有効に作用する添加剤を用いて電池の安全性を確保で
きるようにする。 【解決手段】 本発明の電解液は、有機溶媒にフェニル
基に隣接する第3級炭素を有するアルキルベンゼン誘導
体またはシクロアルキルベンゼン誘導体が含有されてい
る。そして、アルキルベンゼン誘導体は、クメン、1,
3−ジイソプロピルベンゼン、1,4−ジイソプロピル
ベンゼン、1−メチルプロピルベンゼン、1,3−ビス
(1−メチルプロピル)ベンゼン、1,4−ビス(1−
メチルプロピル)ベンゼンのいずれかから選択され、シ
クロアルキルベンゼン誘導体は、シクロヘキシルベンゼ
ン、シクロペンチルベンゼンのいずれかから選択され
る。
Description
てリチウム塩を溶解したリチウム二次電池用電解液およ
びこの電解液を用いたリチウム二次電池に係り、特に、
過充電しても安全性が確保できる電解液およびこの電解
液を用いたリチウム二次電池に関する。
ましく、それに伴い、電源となる電池に対しても小型軽
量化の要望が非常に大きい。そこで、小型軽量でかつ高
容量で充放電可能な電池としてリチウムイオン電池で代
表されるリチウム二次電池が実用化されるようになり、
小型ビデオカメラ、携帯電話、ノートパソコン等の携帯
用電子・通信機器等に用いられるようになった。
としてリチウムイオンを吸蔵・脱離し得るカーボン系材
料を用い、正極活物質として、LiCoO2,LiNi
O2,LiMn2O4,LiFeO2等のリチウム含有遷移
金属酸化物を用い、有機溶媒に溶質としてリチウム塩を
溶解した電解液を用い、電池として組み立てた後、初回
の充電により正極活物質から出たリチウムイオンがカー
ボン粒子内に入って充放電可能となる電池である。
過充電を行うと、過充電状態になるに伴い、正極からは
過剰なリチウムが抽出され、負極ではリチウムの過剰な
挿入が生じて、正・負極の両極が熱的に不安定化する。
正・負極の両極が熱的に不安定になると、やがては電解
液の有機溶媒を分解するように作用し、急激な発熱反応
が生じて、電池が異常に発熱するという事態を生じ、電
池の安全性が損なわれるという問題を生じた。このよう
な状況は、リチウム二次電池のエネルギー密度が増加す
るほど重要な問題となる。
に添加剤として少量の芳香族化合物を添加することによ
って、過充電に対して安全性を確保できるようにしたも
のが、例えば、特開平7−302614号公報において
提案された。この特開平7−302614号公報におい
て提案されたものにあっては、負極に炭素材料を用い、
電解液の添加剤として、分子量500以下で満充電時の
正極電位よりも貴な電位に可逆性酸化還元電位を有する
ようなπ電子軌道をもつアニソール誘導体などの芳香族
化合物を使用するようにしている。このような芳香族化
合物は、過充電を防止することで電池が保護される。
よって、過充電に対して安全性を確保できるようにした
ものが、例えば、特開平9−106835号公報におい
も提案されている。この特開平9−106835号公報
において提案されたものにあっては、負極に炭素材料を
用い、電解液の添加剤としてビフェニル、3−R−チオ
フェン、3−クロロ−チオフェン、フランなどを少量使
用して、電池の最大動作電圧以上の電池電圧で重合する
ことによって、電池の内部電圧を高くし、過充電時に電
池を保護することができるようにしている。
7−302614号公報において提案されたものにあっ
ては、アニソール誘導体は過充電に対しては有効に作用
するのに対して、サイクル特性や保存特性などの電池特
性に悪影響を及ぼすという問題を生じた。また、芳香族
化合物は4.5V程度の電位で酸化分解されて、ガスを
発生するとともに、重合物を形成することにより、過充
電を防止して電池を保護する反面、電解液組成によって
は、その重合物が溶解して過充電を防止できない場合も
生じる。結局、π電子軌道をもつアニソール誘導体など
の芳香族化合物は必ずしも過充電を抑制するとはいえな
いものである。
いて提案されたものにあっては、電解液の添加剤として
使用するビフェニルは、極性が低く、かつ電解液に対す
る溶解性が低いため、低温作動時に添加剤が一部析出し
て電池特性の低下を惹起するという問題を生じた。ま
た、3−クロロ−チオフェンは刺激性があり、しかも悪
臭が強くて取り扱いが難しく、さらに酸化分解されやす
いという問題点があり、フランも酸化分解されやすく、
いずれの化合物も電池特性に悪影響を及ぼすという問題
点がある。
れたものであり、電解液に添加しても低温特性や保存特
性などの電池特性に悪影響を及ぼさなく、かつ過充電に
対しては有効に作用する添加剤を用いて電池の安全性を
確保できるようにすることを目的とするものである。
のような目的を達成するため、本発明のリチウム二次電
池用電解液においては、有機溶媒にフェニル基に隣接す
る第3級炭素を有するアルキルベンゼン誘導体またはシ
クロアルキルベンゼン誘導体からなる添加剤を添加する
ようにしている。ここで、フェニル基に隣接する第3級
炭素を有するアルキルベンゼン誘導体またはシクロアル
キルベンゼン誘導体は、フェニル基に隣接する第3級炭
素が活性で反応性が高いため、第3級炭素上の水素原子
は過充電状態において引き抜かれやすい。このため、過
充電状態に達すると分解反応が素早く起こり、水素ガス
を発生するようになるとともに、重合反応が優先的に起
こって重合物が生成される。
を添加することにより、電解液の分解は未然に防止さ
れ、安全な状態が確保されるものと考えられる。そし
て、過充電状態において生成された重合物は抵抗体とし
て作用するとともに、この重合物は電解液中で再溶解が
起こりにくい物質であるため、過充電に対しては有効に
作用することとなる。
剤は常温で液体であって、極性が高く、電解液に対する
溶解性が高いので、電池の低温動作時に添加剤が電解液
中に析出することはない。このため、このような添加剤
を電解液中に添加しても電池特性を低下させることはな
い。結局、このような添加剤がリチウム塩とともに有機
溶媒中に添加された電解液を用いると、低温特性や保存
特性などの電池特性に悪影響を及ぼすことなく、即ち、
電池性能を劣化させることなく電池の安全性を確保でき
るようになる。
しては、クメン、1,3−ジイソプロピルベンゼン、
1,4−ジイソプロピルベンゼン、1−メチルプロピル
ベンゼン、1,3−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼンのい
ずれかから選択して用いることが好ましい。また、上記
のシクロアルキルベンゼン誘導体としては、シクロヘキ
シルベンゼン、シクロペンチルベンゼンのいずれかから
選択して用いることが好ましい。
池の一実施形態を図1および図2に基づいて説明する。
なお、図1は、セパレータを介して重ね合わせた正・負
極板を卷回して外装缶内に収納した状態を示す本実施形
態のリチウム二次電池の断面を示す図であり、図2は、
外装缶の開口部に装着される電流遮断封口体を示す一部
破断図である。
ビニリデンフルオライド(PVdF)よりなる結着剤等
とを、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)からなる
有機溶剤等に溶解したものを混合して、スラリーあるい
はペーストとする。これらのスラリーあるいはペースト
を、スラリーの場合はダイコーター、ドクターブレード
等を用いて、ペーストの場合はローラコーティング法等
により金属芯体(例えば、厚みが20μmの銅箔)の両
面の全面にわたって均一に塗布して、活物質層を塗布し
た負極板を形成した。この後、活物質層を塗布した負極
板を乾燥機中を通過させて、スラリーあるいはペースト
作製時に必要であった有機溶剤を除去して乾燥させた。
この後、この乾燥負極板10をロールプレス機により圧
延して、厚みが0.14mmの負極板10とした。
ブラック、グラファイト等の炭素系導電剤と、ポリビニ
リデンフルオライド(PVdF)よりなる結着剤等と
を、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)からなる有
機溶剤等に溶解したものを混合して、スラリーあるいは
ペーストとした。これらのスラリーあるいはペースト
を、スラリーの場合はダイコーター、ドクターブレード
等を用いて、ペーストの場合はローラコーティング法等
により金属芯体(例えば、厚みが20μmのアルミニウ
ム箔)の両面に均一に塗布して、活物質層を塗布した正
極板を形成した。この後、活物質層を塗布した正極板を
乾燥機中を通過させて、スラリーあるいはペースト作製
時に必要であった有機溶剤を除去して乾燥させた。乾燥
後、この乾燥正極板をロールプレス機により圧延して、
厚みが0.17mmの正極板20とした。
を、有機溶媒との反応性が低く、かつ安価なポリオレフ
ィン系樹脂からなる微多孔膜、好適にはポリエチレン製
微多孔膜(例えば、厚みが0.025mm)30を間に
し、かつ、各極板10,20の幅方向の中心線を一致さ
せて重ね合わせた。この後、図示しない巻き取り機によ
り卷回した。この後、最外周をテープ止めして渦巻状電
極体とした。
ーボネート(DEC)60重量部よりなる混合溶媒に、
電解質塩としてLiPF6を1モル/リットル添加して
混合し、さらに下記の化1の構造式で表されるクメンを
2重量%添加混合して電解液を調製し、実施例1の電解
液aとした。
合溶媒に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合
し、さらに下記の化2の構造式で表される1,3−ジイ
ソプロピルベンゼンを2重量%添加混合して電解液を調
製し、実施例2の電解液bとした。
合溶媒に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合
し、さらに下記の化3の構造式で表される1,4−ジイ
ソプロピルベンゼンを2重量%添加混合して電解液を調
製し、実施例3の電解液cとした。
合溶媒に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合
し、さらに下記の化4の構造式で表される1−メチルプ
ロピルベンゼンを2重量%添加混合して電解液を調製
し、実施例4の電解液dとした。
合溶媒に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合
し、さらに下記の化5の構造式で表される1,3−ビス
(1−メチルプロピル)ベンゼンを2重量%添加混合し
て電解液を調製し、実施例5の電解液eとした。
合溶媒に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合
し、さらに下記の化6の構造式で表される1,4−ビス
(1−メチルプロピル)ベンゼンを2重量%添加混合し
て電解液を調製し、実施例6の電解液fとした。
合溶媒に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合
し、さらに下記の化7の構造式で表されるシクロヘキシ
ルベンゼンを2重量%添加混合して電解液を調製し、実
施例7の電解液gとした。
合溶媒に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合
し、さらに下記の化8の構造式で表されるシクロペンチ
ルベンゼンを2重量%添加混合して電解液を調製し、実
施例8の電解液hとした。
に、LiPF6を1モル/リットル添加混合して、添加
剤が無添加の電解液を調製し、比較例1の電解液xとし
た。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合し、さ
らにビフェニル(C12H10)を2重量%添加混合して電
解液を調製し、比較例2の電解液yとした。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合し、さ
らに4−クロロアニソールを2重量%添加混合して電解
液を調製し、比較例3の電解液zとした。
電極体の上下にそれぞれ絶縁板41を配置した後、1枚
板からプレス加工により円筒状に成形した負極端子を兼
ねるスチール製の外装缶40の開口部より、この電極体
を挿入した。ついで、電極体の負極板10より延出する
負極集電タブ10aを外装缶40の内底部に溶接すると
ともに、電極体の正極板20より延出する正極集電タブ
20aを電流遮断封口体50の底板54の底部とを溶接
した。
ように、逆皿状(キャップ状)に形成されたステンレス
製の正極キャップ51と、皿状に形成されたステンレス
製の底板54とから構成される。正極キャップ51は、
電池外部に向けて膨出する凸部52と、この凸部52の
底辺部を構成する平板状のフランジ部53とからなり、
凸部52の角部には複数のガス抜き孔52aを設けてい
る。一方、底板54は、電池内部に向けて膨出する凹部
55と、この凹部55の底辺部を構成する平板状のフラ
ンジ部56とからなる。凹部55の角部にはガス抜き孔
55aが設けられている。
内部には、電池内部のガス圧が上昇して所定の圧力以上
になると変形する電力導出板57が収容されている。こ
の電力導出板57は凹部57aとフランジ部57bとか
らなり、例えば、厚みが0.2mmで表面の凹凸が0.
005mmのアルミニウム箔から構成される。凹部57
aの最低部は底板54の凹部55の上表面に接触して配
設されており、フランジ部57bは正極キャップ51の
フランジ部53と底板54のフランジ部56との間に狭
持される。なお、正極キャップ51と底板54とはポリ
プロピレン(PP)製の封口体用絶縁ガスケット59に
より液密に封口されている。
C(Positive Temperature Coefficient)サーミスタ素
子58が配設され、電池内に過電流が流れて異常な発熱
現象を生じると、このPTCサーミスタ素子58の抵抗
値が増大して過電流を減少させる。そして、電池内部の
ガス圧が上昇して所定の圧力以上になると電力導出板5
7の凹部57aは変形するため、電力導出板57と底板
54の凹部55との接触が遮断されて過電流あるいは短
絡電流が遮断されるようになる。
解液a〜hおよびx,y,zをそれぞれ注入した後、外
装缶40の開口部にポリプロピレン(PP)製の外装缶
用絶縁ガスケット42を介して電流遮断封口体50を載
置し、外装缶40の開口部の上端部を電流遮断封口体5
0側にカシメて液密に封口して、11種類の円筒形のリ
チウム二次電池をそれぞれ作製した。このようにして作
製した各リチウム二次電池A〜HおよびX,Y,Zの公
称容量は1350mAhであった。
したものであり、電池Bは実施例2の電解液bを注入し
たものであり、電池Cは実施例3の電解液cを注入した
ものであり、電池Dは実施例4の電解液dを注入したも
のであり、電池Eは実施例5の電解液eを注入したもの
であり、電池Fは実施例6の電解液fを注入したもので
あり、電池Gは実施例7の電解液gを注入したものであ
り、電池Hは実施例8の電解液hを注入したものであ
り、電池Xは比較例1の電解液xを注入したものであ
り、電池Yは比較例2の電解液yを注入したものであ
り、電池Zは比較例3の電解液zを注入したものであ
る。
〜HおよびX,Y,Zを1350mA(1C)の充電々
流で電池電圧が4.1Vになるまで充電し、その後、
4.1Vの定電圧で3時間充電して満充電状態とする。
このように満充電された11種類の各リチウム二次電池
の各正・負極端子間に2700mA(2C)の充電電流
を流して過充電を行い、過充電開始から電流遮断封口体
50が作動するまでの時間と、そのときの各電池の最高
温度を測定すると、下記の表1に示すような結果となっ
た。
〜HおよびX,Y,Zを、室温(25℃)で1350m
A(1C)の充電々流で電池電圧が4.1Vになるまで
充電し、その後、4.1Vの定電圧で3時間充電して満
充電状態とする。その後、室温で3時間休止させた後、
室温で1350mA(1C)の放電々流で終止電圧が
2.75Vになるまで放電させ、放電時間から室温での
放電容量(mAh)を求めた。
リチウム二次電池A〜HおよびX,Y,Zを、室温(2
5℃)で1350mA(1C)の充電々流で電池電圧が
4.1Vになるまで充電し、その後、4.1Vの定電圧
で3時間充電して満充電状態とする。その後、0℃の温
度で3時間休止させた後、0℃の温度で1350mA
(1C)の放電々流で終止電圧が2.75Vになるまで
放電させ、放電時間から低温での放電容量(mAh)を
求めた。
量に基づいて、室温での放電容量(mAh)に対する低
温での放電容量(mAh)の割合を低温特性として下記
の(1)式に示す数式に基づいて算出すると、下記の表
1に示すような結果となった。 低温特性=(低温での放電容量/室温での放電容量)×100%・・・(1)
〜HおよびX,Y,Zを室温(25℃)で1350mA
(1C)の充電々流で電池電圧が4.1Vになるまで充
電し、その後、4.1Vの定電圧で3時間充電して満充
電状態とする。その後、60℃の雰囲気中に20日間保
存した後、1350mA(1C)の放電々流で電池電圧
が2.75Vになるまで放電させ、放電時間から高温保
存後の放電容量を求めた。ついで、上記で求めた室温で
の放電容量に対する高温保存後の放電容量の割合を保存
特性として下記の(2)式の数式に基づいて算出する
と、下記の表1に示すような結果となった。 保存特性=(高温保存後の放電容量/室温での放電容量)×100%・・(2)
添加の比較例1の電解液xを用いた電池Xは、過充電を
開始してから32分後に破裂が発生したが、低温特性お
よび保存特性は共に良好であった。また、従来例の添加
剤であるビフェニルを添加した比較例2の電解液yを用
いた電池Yは、過充電を開始してから20分後に充電電
流が遮断され、そのときの最高温度は88℃であった。
そして、低温特性および保存特性は共に低い値となっ
た。さらに、従来例の添加剤である4−クロロアニソー
ルを添加した比較例3の電解液zを用いた電池Zは、過
充電を開始してから21分後に充電電流が遮断され、そ
のときの最高温度は90℃であった。そして、低温特性
および保存特性は共に低い値となった。
造式で表されるクメン、上記化2の構造式で表される
1,3−ジイソプロピルベンゼン、上記化3の構造式で
表される1,4−ジイソプロピルベンゼン、上記化4の
構造式で表される1−メチルプロピルベンゼン、上記化
5の構造式で表される1,3−ビス(1−メチルプロピ
ル)ベンゼン、上記化6の構造式で表される1,4−ビ
ス(1−メチルプロピル)ベンゼン、上記化7の構造式
で表されるシクロヘキシルベンゼン、上記化8の構造式
で表されるシクロペンチルベンゼンを添加した実施例1
〜実施例8の電解液a〜hを用いた電池A〜Hは、過充
電を開始してから15〜19分後に充電電流が遮断さ
れ、そのときの最高温度も72〜83℃と低く、かつ低
温特性および保存特性も共に良好であった。
過充電を行って過充電状態になると、クメン、1,3−
ジイソプロピルベンゼン、1,4−ジイソプロピルベン
ゼン、1−メチルプロピルベンゼン、1,3−ビス(1
−メチルプロピル)ベンゼン、1,4−ビス(1−メチ
ルプロピル)ベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、シク
ロペンチルベンゼンなどの添加剤は分解反応を開始して
ガスを発生するようになる。これと同時に重合反応を開
始して重合熱を発生する。この状態で過充電をさらに続
けると、ガスの発生量が増大し、過充電を開始してから
15〜19分後に電流遮断封口体50が作動して過充電
電流を遮断する。これにより、電池温度も徐々に低下す
ることとなる。
なように、添加剤を代えても格別の差異が認められない
ことが分かる。このことから、上記化1の構造式で表さ
れるクメン、上記化2の構造式で表される1,3−ジイ
ソプロピルベンゼン、上記化3の構造式で表される1,
4−ジイソプロピルベンゼン、上記化4の構造式で表さ
れる1−メチルプロピルベンゼン、上記化5の構造式で
表される1,3−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼ
ン、上記化6の構造式で表される1,4−ビス(1−メ
チルプロピル)ベンゼン、上記化7の構造式で表される
シクロヘキシルベンゼン、上記化8の構造式で表される
シクロペンチルベンゼンから選択した少なくとも1種の
添加剤を用いるのが好ましいということができる。特
に、シクロヘキシルベンゼンは、過充電開始から電流遮
断封口体50が作動するときの最高温度が低く、低温特
性に優れ、しかも保存特性が良好であり、好ましいとい
うことができる。
た。 (1)実施例9 EC40重量部とジメチルカーボネート(DMC)60
重量部よりなる混合溶媒に、LiPF6を1モル/リッ
トル添加して混合し、さらに上述した化7の構造式で表
されるシクロヘキシルベンゼンを2重量%添加混合して
電解液を調製し、実施例9の電解液iとした。
60重量部よりなる混合溶媒に、LiPF6を1モル/
リットル添加して混合し、さらに上述した化7の構造式
で表されるシクロヘキシルベンゼンを2重量%添加混合
して電解液を調製し、実施例10の電解液jとした。
よりなる混合溶媒に、LiPF6を1モル/リットル添
加して混合し、さらに上述した化7の構造式で表される
シクロヘキシルベンゼンを2重量%添加混合して電解液
を調製し、実施例11の電解液kとした。
に、電解質塩としてLiPF6を0.5モル/リットル
とLiBF4を0.5モル/リットルとを添加して混合
し、さらに上述した化7の構造式で表されるシクロヘキ
シルベンゼンを2重量%添加混合して電解液を調製し、
実施例12の電解液lとした。
上述した電解液i〜lをそれぞれ注入し、外装缶40の
開口部の上端部を電流遮断封口体50側にカシメて液密
に封口して、実施例9〜12のリチウム二次電池I〜L
を作製した。なお、電解液iを注入したものをリチウム
二次電池Iとし、電解液jを注入したものをリチウム二
次電池Jとし、電解液kを注入したものをリチウム二次
電池Kとし、電解液lを注入したものをリチウム二次電
池Lとした。
池I〜Lを用いて、上述と同様に過充電を施して、過充
電を開始してから電流遮断封口体50が作動するまでの
時間と、そのときの各電池I〜Lの最高温度を測定する
と、下記の表2に示すような結果となった。また、上述
と同様にして、低温特性および保存特性を測定すると、
下記の表2に示すような結果となった。
機溶媒の種類あるいは溶質の種類を代えても、電流遮断
時間、最高温度、低温特性および保存特性に格別の差異
が認められないので、シクロヘキシルベンゼンからなる
添加剤は電解液の種類に関わらず同様な効果を発揮する
ということができる。なお、表2には示していないが、
シクロヘキシルベンゼン以外の添加剤、即ち、クメン、
1,3ジイソプロピルベンゼン、1,4ジイソプロピル
ベンゼン、1−メチルプロピルベンゼン、1,3ビス
(1−メチルプロピル)ベンゼン、1,4ビス(1−メ
チルプロピル)ベンゼン、シクロペンチルベンゼンなど
の他の添加剤を用いてもほぼ同様な結果が得られた。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合し、さ
らに添加剤としてシクロヘキシルベンゼンを1重量%添
加混合して電解液を調製し、実施例13の電解液mとし
た。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合し、さ
らに添加剤としてシクロヘキシルベンゼンを3重量%添
加混合して電解液を調製し、実施例14の電解液nとし
た。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合し、さ
らに添加剤としてシクロヘキシルベンゼンを5重量%添
加混合して電解液を調製し、実施例15の電解液oとし
た。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合し、さ
らに添加剤としてシクロヘキシルベンゼンを10重量%
添加混合して電解液を調製し、実施例16の電解液pと
した。
上述した電解液m〜pをそれぞれ注入し、外装缶40の
開口部の上端部を電流遮断封口体50側にカシメて液密
に封口して、実施例13〜16のリチウム二次電池を作
製した。なお、電解液mを注入したものをリチウム二次
電池Mとし、電解液nを注入したものをリチウム二次電
池Nとし、電解液oを注入したものをリチウム二次電池
Oとし、電解液pを注入したものをリチウム二次電池P
とした。
池M〜Pを用意し、上述と同様にして各電池M〜Pに過
充電を施して、過充電を開始してから電流遮断封口体5
0が作動するまでの時間と、そのときの各電池M〜Pの
最高温度を測定すると、下記の表3に示すような結果と
なった。また、上述と同様にして、低温特性および保存
特性を測定すると、下記の表3に示すような結果となっ
た。なお、下記の表3にはシクロヘキシルベンゼンを2
重量%添加した電池Gも示している。
加量が1〜10重量%の範囲であれば、電流遮断時間、
最高温度、低温特性および保存特性において格別の差異
が認められなかった。このことから、添加剤の添加量は
1〜10重量%の範囲にするのが望ましく、好ましくは
1〜5重量%とするのが望ましい。なお、表3には示し
ていないが、シクロヘキシルベンゼン以外の添加剤、即
ち、クメン、1,3−ジイソプロピルベンゼン、1,4
−ジイソプロピルベンゼン、1−メチルプロピルベンゼ
ン、1,3−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼン、
1,4−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼン、シクロ
ペンチルベンゼンなどの他の添加剤を用いてもほぼ同様
な結果が得られた。
えたリチウム二次電池に本発明の添加剤を添加した電解
液を注入した例について説明したが、電流遮断封口体を
備えていない角形リチウム二次電池に本発明の添加剤を
添加した電解液を注入した場合についても検討した。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合し、さ
らにシクロヘキシルベンゼンを2重量%添加混合して電
解液を調製し、実施例17の電解液qとした。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して混合し、さ
らにシクロヘキシルベンゼンを2重量%添加混合して電
解液を調製し、実施例18の電解液rとした。
に、LiPF6を1モル/リットル添加して、混合し、
添加剤が無添加の電解液を調製し、比較例4の電解液w
とした。
板とをポリエチレン製微多孔膜を間にし、図示しない巻
き取り機により卷回した後、最外周をテープ止めし、プ
レス機で角形外装缶に挿入できるような形に成形して電
極体とし、図示しない角形外装缶の開口部に上述した電
解液q,r,wをそれぞれ注入した。なお、電解液qを
注入したものをリチウム二次電池Qとし、電解液rを注
入したものをリチウム二次電池Rとし、電解液wを注入
したものをリチウム二次電池Wとした。このようにして
作製した角形の各リチウム二次電池Q,R,Wの公称容
量は600mAhであった。
二次電池Q,R,Wを600mA(1C)の充電々流で
電池電圧が4.1Vになるまで充電し、その後4.1V
の定電圧で3時間充電して満充電状態とする。このよう
に満充電された3種類の各リチウム二次電池Q,R,W
の各正・負極端子間に1200mA(2C)の充電電流
を流して過充電を行い、各電池Q,R,Wの最高温度を
測定する過充電試験を行った。この結果は下記の表4に
示すような結果となった。
リチウム二次電池Q,R,Wを、室温(25℃)で60
0mA(1C)の充電々流で電池電圧が4.1Vになる
まで充電し、その後4.1Vの定電圧で3時間充電して
満充電状態とする。その後、室温で3時間休止させた
後、室温で600mA(1C)の放電々流で終止電圧が
2.75Vになるまで放電させ、放電時間から室温での
放電容量(mAh)を求めた。
チウム二次電池Q,R,Wを、室温(25℃)で600
mA(1C)の充電々流で電池電圧が4.1Vになるま
で充電し、その後4.1Vの定電圧で3時間充電して満
充電状態とする。その後、0℃の温度で3時間休止させ
た後、0℃の温度で600mA(1C)の放電々流で終
止電圧が2.75Vになるまで放電させ、放電時間から
低温での放電容量(mAh)を求めた。
づいて、室温での放電容量(mAh)に対する低温での
放電容量(mAh)の割合を低温特性として上述した
(1)式に基づいて算出すると、下記の表4に示すよう
な結果となった。
チウム二次電池Q,R,Wを、室温(25℃)で600
mA(1C)の充電々流で電池電圧が4.1Vになるま
で充電し、その後4.1Vの定電圧で3時間充電して満
充電状態とする。その後、60℃の雰囲気中に20日間
保存した後、600mA(1C)の放電々流で電池電圧
が2.75Vになるまで放電させ、放電時間から高温保
存後の放電容量を求めた。ついで、上記で求めた室温で
の放電容量に対する高温保存後の放電容量の割合を保存
特性として、上述した(2)式に基づいて算出すると、
下記の表4に示すような結果となった。
シルベンゼンが無添加の比較例4の電解液wを用いた電
池Wは、過充電により破裂が発生したが、低温特性およ
び保存特性は共に良好であった。一方、シクロヘキシル
ベンゼンを添加した実施例17の電解液qを用いた電池
Qおよび実施例18の電解液rを用いた電池Rは、過充
電を行うと温度上昇は高いが破裂に至ることはなかっ
た。また、添加剤が無添加のものと比較しても、低温特
性および保存特性も共に良好であった。なお、表4には
示していないが、シクロヘキシルベンゼン以外の添加
剤、即ち、クメン、1,3−ジイソプロピルベンゼン、
1,4−ジイソプロピルベンゼン、1−メチルプロピル
ベンゼン、1,3−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼン、シ
クロペンチルベンゼンなどの他の添加剤を用いてもほぼ
同様な結果が得られた。
れるクメン、上記化2の構造式で表される1,3−ジイ
ソプロピルベンゼン、上記化3の構造式で表される1,
4−ジイソプロピルベンゼン、上記化4の構造式で表さ
れる1−メチルプロピルベンゼン、上記化5の構造式で
表される1,3−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼ
ン、上記化6の構造式で表される1,4−ビス(1−メ
チルプロピル)ベンゼンなどのフェニル基に隣接する第
3級炭素を有するアルキルベンゼン誘導体、または、上
記化7の構造式で表されるシクロヘキシルベンゼン、上
記化8の構造式で表されるシクロペンチルベンゼンなど
のフェニル基に隣接する第3級炭素を有するシクロアル
キルベンゼン誘導体からなる添加剤を電解液に添加して
用いると、サイクル特性や保存特性などの電池特性に悪
影響を及ぼすことなく過充電に対しては有効に作用し
て、電池性能を劣化させることなく電池の安全性を確保
できるようになる。
物質として天然黒鉛(d=3.36Å)を用いる例につ
いて説明したが、天然黒鉛以外に、リチウムイオンを吸
蔵・脱離し得るカーボン系材料、例えば、カーボンブラ
ック、コークス、ガラス状炭素、炭素繊維、またはこれ
らの焼成体等が好適である。
物質としてLiCoO2を用いる例について説明した
が、LiCoO2以外に、リチウムイオンをゲストとし
て受け入れ得るリチウム含有遷移金属化合物、例えば、
LiNiO2、LiCoXNi(1 -X)O2、LiCrO2、
LiVO2、LiMnO2、αLiFeO2、LiTi
O2、LiScO2、LiYO2、LiMn2O4等が好ま
しいが、特に、LiNiO2、LiCoXNi(1-X)O2を
単独で用いるかあるいはこれらの二種以上を混合して用
いるのが好適である。
としてリチウム塩を溶解したイオン伝導体であって、イ
オン伝導率が高く、正・負の各電極に対して化学的、電
気化学的に安定で、使用可能温度範囲が広くかつ安全性
が高く、安価なものであれば使用することができる。例
えば、上記した有機溶媒以外に、プロピレンカーボネー
ト(PC)、スルフォラン(SL)、テトラハイドロフ
ラン(THF)、γブチロラクトン(GBL)、等ある
いはこれらの混合溶媒が好適である。また、溶質として
は電子吸引性の強いリチウム塩を使用し、上記したLi
PF6あるいはLiBF4以外に、例えば、LiCl
O4、LiAsF6、LiCF3SO3、Li(CF3S
O2)2N、Li(C2F5SO2)2N、LiC4F9SO3
等が好適である。
セパレータを介して重ね合わせた正・負極板を卷回して
外装缶内に収納した状態を示す断面図である。
封口体を示す一部破断図である。
20a…正極集電タブ、30…セパレータ、40…外装
缶、41…スペーサ、42…外装缶用絶縁ガスケット、
50…電流遮断封口体
5)
てリチウム塩を溶解した電解液を用いたリチウム二次電
池に係り、特に、過充電しても安全性が確保できる電解
液を用いたリチウム二次電池に関する。
のような目的を達成するため、本発明のリチウム二次電
池は、電池内部のガス圧力が所定圧力以上になると充電
を遮断する電流遮断封口体を電池容器に備え、有機溶媒
にフェニル基に隣接する第3級炭素を有するアルキルベ
ンゼン誘導体またはシクロアルキルベンゼン誘導体を含
有するようにしている。ここで、フェニル基に隣接する
第3級炭素を有するアルキルベンゼン誘導体またはシク
ロアルキルベンゼン誘導体は、フェニル基に隣接する第
3級炭素が活性で反応性が高いため、第3級炭素上の水
素原子は過充電状態において引き抜かれやすい。このた
め、過充電状態に達すると分解反応が素早く起こり、水
素ガスを発生するようになるとともに、重合反応が優先
的に起こって重合物が生成される。そして、水素ガスが
発生して電池内部のガス圧力が所定圧力以上になると、
電流遮断封口体が作動して充電を遮断するため、過充電
が防止できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 有機溶媒に溶質としてリチウム塩を溶解
したリチウム二次電池用電解液であって、 前記有機溶媒にフェニル基に隣接する第3級炭素を有す
るアルキルベンゼン誘導体またはシクロアルキルベンゼ
ン誘導体が含有されていることを特徴とするリチウム二
次電池用電解液。 - 【請求項2】 前記アルキルベンゼン誘導体は、クメ
ン、1,3−ジイソプロピルベンゼン、1,4−ジイソ
プロピルベンゼン、1−メチルプロピルベンゼン、1,
3−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼン、1,4−ビ
ス(1−メチルプロピル)ベンゼンのいずれかから選択
され、 前記シクロアルキルベンゼン誘導体は、シクロヘキシル
ベンゼン、シクロペンチルベンゼンのいずれかから選択
されることを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次
電池用電解液。 - 【請求項3】 リチウム含有金属酸化物を正極活物質と
する正極と炭素材料を負極活物質とする負極とをセパレ
ータを介して積層して構成された電極体を電池容器内に
備えるとともに、有機溶媒に溶質としてリチウム塩を溶
解した電解液を備えたリチウム二次電池であって、 前記有機溶媒にフェニル基に隣接する第3級炭素を有す
るアルキルベンゼン誘導体またはシクロアルキルベンゼ
ン誘導体が含有されていることを特徴とするリチウム二
次電池。 - 【請求項4】 前記アルキルベンゼン誘導体は、クメ
ン、1,3−ジイソプロピルベンゼン、1,4−ジイソ
プロピルベンゼン、1−メチルプロピルベンゼン、1,
3−ビス(1−メチルプロピル)ベンゼン、1,4−ビ
ス(1−メチルプロピル)ベンゼンのいずれかから選択
され、 前記シクロアルキルベンゼン誘導体は、シクロヘキシル
ベンゼン、シクロペンチルベンゼンのいずれかから選択
されることを特徴とする請求項3に記載のリチウム二次
電池。
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