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JP2000143104A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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Publication number
JP2000143104A
JP2000143104A JP11257762A JP25776299A JP2000143104A JP 2000143104 A JP2000143104 A JP 2000143104A JP 11257762 A JP11257762 A JP 11257762A JP 25776299 A JP25776299 A JP 25776299A JP 2000143104 A JP2000143104 A JP 2000143104A
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JP
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JP11257762A
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Takashi Taruki
隆志 樽木
Shinji Imoto
晋司 井本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/393,678 priority patent/US6354589B1/en
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像品質を保持しつつ原稿表裏面を連続して
効率的に読み取ると共に、その構成が簡素(低コスト)
で小型化及び軽量化を図るのに好適な自動原稿搬送装置
を提供する。 【解決手段】 排紙センサ13が3回目の読取位置通過
後(表裏面読取り及び反転後)の先行長尺原稿P1の後
端を検知するタイミングで次長尺原稿P2を給紙する。
また、スイッチバック経路20と反転経路22をそれぞ
れ一つ有し、スイッチバック経路20上で正逆転コロ1
8に離接可能に構成された従動コロ19を設ける。この
従動コロ19の離隔動作によって、表裏面読取り後の原
稿P1と表面読取り時の次原稿P2がスイッチバック経
路20内で一部重なりながらそれぞれ反対方向へ搬送さ
れるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面原稿の読取り
に好適なシートスルータイプの自動原稿搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、読取位置で停止して原稿を読取可
能な画像読取手段を有する画像形成装置の上部に装着さ
れ、記読取位置に原稿を搬送しながら読取らせるように
したシートスルータイプの自動原稿搬送装置において
は、両面原稿の読取時間を短縮するため、原稿テーブル
から読取位置へ搬送される原稿の第1面(表面)の画像
読取りとスイッチバックパスから読取位置へ再搬送され
る原稿の第2面(裏面)の読取りとを交互に連続して行
い、その読取時間内に原稿の給紙、排出動作を完了する
ように工夫がなされている。例えば、特開平7−109
060号公報に記載されている装置では、二つの排出経
路(排出パス)と二つの反転経路(反転パス)を設け、
両面読取り時の搬送時間を短縮すると共に排紙時の頁順
を揃えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
二つの排出経路と二つの反転経路を設けているので、搬
送経路が長くて部品構成が複雑になり、自動原稿搬送装
置が大型化・高重量化して製造コストが増大してしまう
という問題がある。なお、装置を小型化して長尺原稿に
対応するため、先行原稿の読取り終了前に次原稿を分離
給紙するように構成したものが提案されているが、この
ものは読取り中に分離給紙動作を行うことによってピッ
クアップローラ(呼出しコロ)当接時の衝撃が読取り品
質に悪影響を及ぼすという点について配慮がなされてい
ない。本発明の目的は、このような問題点を改善し、画
像品質を保持しつつ原稿表裏面を連続して効率的に読み
取ると共に、構成が簡素(低コスト)で小型化及び軽量
化を図るのに好適な自動原稿搬送装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
読取位置で停止して原稿を読取可能な画像読取手段を有
する画像形成装置の上部に装着され、第1面読取り、第
2面読取り、及び頁順揃えのために両面原稿が読取位置
を3回通過するように搬送するシートスルータイプの自
動原稿搬送装置であって、複数の原稿からなる原稿束を
載置可能な原稿載置台と、原稿載置台から原稿を1枚ず
つ分離し、分離後の原稿を反転させて読取位置へ搬送す
る分離・搬送手段と、前記分離・搬送手段を駆動制御す
る制御手段と、を備え、両面原稿の搬送方向長さが所定
値より短い場合は、先行原稿の3回目の読取位置通過に
先立ち、次原稿が1回目の読取位置通過を行うように搬
送し、両面原稿の搬送方向長さが所定値以上長い場合に
は、先行原稿の3回目の読取位置通過後、次原稿が1回
目の読取位置通過を行うように搬送することに特徴があ
る。
【0005】請求項2記載の発明は、読取位置で停止し
て原稿を読取可能な画像読取手段を有する画像形成装置
の上部に装着され、第1面読取り、第2面読取り、及び
頁順揃えのために両面原稿が読取位置を3回通過するよ
うに搬送するシートスルータイプの自動原稿搬送装置で
あって、複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載
置台と、原稿載置台から原稿を1枚ずつ分離し、分離後
の原稿を反転させて読取位置へ搬送する分離・搬送手段
と、原稿載置台の下方で、読取り後の原稿を反転するた
めの反転経路と連通するスイッチバック経路内に設けら
れ、正逆回転すると共に接離可能な一対のスイッチバッ
ク部材と、前記分離・搬送手段及びスイッチバック部材
を駆動制御する制御手段と、を備え、スイッチバック部
材に先行原稿がニップされた状態で該スイッチバック部
材を離間させて次原稿をスイッチバック経路内に搬送
し、先行原稿と次原稿の一部が重なった状態でスイッチ
バック部材を当接させることに特徴がある。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項2において
前記第1面読取り、第2面読取り後の原稿を排出するた
めの原稿排紙台をスイッチバック経路の下方に配置し、
該スイッチバック経路内でスイッチバック部材の搬送方
向上流から原稿排紙台に、読取り後の原稿を排出するよ
うに構成したことに特徴がある。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項2又は3に
おいて前記スイッチバック部材は、正逆回転可能な駆動
コロと該駆動コロに接離可能な従動コロからなることに
特徴がある。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項4において
前記駆動コロは、スイッチバック経路上で従動コロの下
方に設けられたことに特徴がある。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項2〜5のい
ずれかにおいて前記両面原稿の搬送方向長さが所定値以
上長い場合には、スイッチバック部材に先行原稿がニッ
プされた状態で次原稿をスイッチバック経路内に搬送
し、スイッチバック部材を接離制御することに特徴があ
る。
【0010】請求項7記載の発明は、読取位置で停止し
て原稿を読取可能な画像読取手段を有する画像形成装置
の上部に装着され、第1面読取り、第2面読取り、及び
頁順揃えのために両面原稿が読取位置を3回通過するよ
うに搬送するシートスルータイプの自動原稿搬送装置で
あって、複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載
置台と、原稿載置台から原稿を1枚ずつ分離し、分離後
の原稿を反転させて読取位置へ搬送する分離・搬送手段
と、前記分離・搬送手段を駆動制御する制御手段と、を
備え、先行原稿の1、2回目の読取位置通過タイミング
と次原稿の分離給紙タイミングとが異なるように設定す
ることで、読取り動作中は分離給紙動作を行わないよう
にしたことに特徴がある。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項7において
前記第1面読取り、第2面読取り後の原稿を排出するた
めの原稿排紙台と、読取位置を通過して読取りが終了し
た原稿を第2搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、第
2搬送経路の搬送方向下流側に設けられ、第2搬送経路
と原稿排紙台を連通する第1切換位置、第2搬送経路の
搬送方向下流で、かつ原稿載置台の下方に設けられたス
イッチバック経路と第2搬送経路を連通する第2切換位
置、及び第2搬送経路の上方にあってスイッチバック経
路と第1搬送経路の所定箇所を連通する反転経路とスイ
ッチバック経路を連通する第3切換位置、に切換可能な
切換手段と、スイッチバック経路内に設けられ、正逆回
転して原稿を搬送可能な一対のスイッチバック部材と、
前記搬送手段、切換手段及びスイッチバック部材を駆動
制御する制御手段と、を備え、先行原稿の第1面読取り
後、第2面読取りのために先行原稿を反転する際、次原
稿を分離し、該次原稿を反転経路と第1搬送経路の合流
点より搬送方向上流で待機させることに特徴がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明する。 [第1の実施形態]図1、図2は本発明の第1の実施の
形態における自動原稿搬送装置を示す図であり、自動原
稿搬送装置を複写機等の画像形成装置に装着した例を示
している。本実施形態の自動原稿搬送装置は、従来の装
置に従動コロ19と正逆転コロ18を接離するための接
離ソレノイド57を設け、原稿の長さに応じて従動コロ
19を接離制御するように構成したものである。まず、
構成を説明する。図1、2において、30は画像形成装
置としての複写機であり、この複写機30の上面にはス
リットガラス(読取位置)9とコンタクトガラス(図示
せず)が設けられている。このスリットガラス9とコン
タクトガラスの下方には画像読取手段としての露光ラン
プ10と第1ミラー11等が設けられており、この露光
ランプ10と第1ミラー11はコンタクトガラスに載置
された原稿を読取る際には、コンタクトガラスの下方で
図1中、左右方向に移動し、スリットガラス9上で原稿
を読取る際には、スリットガラス9の下方で停止し、露
光ランプ10によって原稿面を露光した後、この反射光
を公知のように第1ミラー11及び図示しないレンズを
介してCCDに結像するようになっている。
【0013】また、複写機30の上部には自動原稿搬送
装置(以下、単にADFという)40が装着されてお
り、このADF40の下面(スリットガラス9の上方)
には原稿の読取時の白基準となる白色ガイド板8が設け
られている。また、ADF40の上部には原稿載置台と
しての原稿テーブル1が設けられており、この原稿テー
ブル1には複数の原稿からなる原稿束Pが載置されるよ
うになっている。この原稿テーブル1に載置された原稿
束Pはこの原稿束Pに当接・離隔可能な呼び出しコロ4
によって給紙された後、分離コロ対5によって分離され
るようになっている。この分離コロ対5は共に時計方向
に回転するようになっており、原稿束Pから最上位に位
置する原稿を分離するようになっている。この分離され
た原稿は第1搬送経路31上のプルアウトコロ対6及び
搬送コロ対12によって反転されてスリットガラス9に
搬送される。
【0014】本実施形態では、前述の呼び出しコロ4、
分離コロ対5、プルアウトコロ対6及び搬送コロ対12
が分離・搬送手段を構成しており、給紙モータ51(例
えば、ステッピングモータ)によって駆動される。ま
た、分離コロ対5の下方側のコロ5aは給紙クラッチ5
5に連結されており、この給紙クラッチ55はコントロ
ーラ(制御手段)50からの信号に基づいて駆動され、
先行原稿が分離されたときに、コロ5aに給紙モータ5
1の駆動力を伝達させずに分離原稿に対して空回りする
ようになっている。
【0015】また、原稿テーブル1上には原稿セットセ
ンサ3が設けられており、このセンサ3は原稿テーブル
1上の原稿の有無を検知してコントローラ50に信号を
出力するようになっている。また、分離コロ対5とプル
アウトコロ対6の間には分離センサ26が設けられてお
り、このセンサ26は原稿が分離されたことを検知して
コントローラ50に信号を出力するようになっている。
そして、コントローラ50はこの信号が入力すると前述
のように給紙クラッチ55を制御してコロ5aに給紙モ
ータ51の駆動力を伝達しないようにしている。
【0016】また、スリットガラス9の原稿搬送方向下
流には搬送手段としての搬送コロ対12が設けられてお
り、この搬送コロ対12は給紙モータ51によって駆動
され、スリットガラス9で読取りが終了した原稿を搬送
コロ対12へと搬送するようになっている。また、この
搬送コロ対12の原稿搬送方向下流には同じく搬送手段
としての排紙コロ対14が設けられており、排紙コロ対
14は搬送モータ53(例えば、ステッピングモータ)
によって1方向に駆動される。
【0017】また、この排紙コロ対14の原稿の搬送方
向下流には切換爪(切換手段)16が設けられており、
この切換爪16は第2搬送経路17上に設けられた排紙
コロ対14と原稿排紙台としての排紙トレイ15を連通
する第1切換位置(破線で示す)、第2搬送経路17と
スイッチバック経路20を連通する第2切換位置(実線
で示す)、反転経路22とスイッチバック経路20を連
通する第3切換位置(実線で示す)に切換可能になって
いる。また、この切換爪16は切換ソレノイド54によ
って切換えられるようになっており、この切換ソレノイ
ド54は通常吸引動作によって切換爪16を破線で示す
ホームポジションに位置させ、コントローラ50から信
号が入力すると、解除して切換爪16を実線で示す位置
に切換えるようになっている。
【0018】また、反転経路22は第2搬送経路17と
共に1対のスイッチバック部材としての正逆転コロ18
(駆動コロ)及び従動コロ19を通って、スイッチバッ
ク経路20と連通している。反転経路22の反転コロ対
23の下側のコロ23aは搬送クラッチ58に連結され
ており、この搬送クラッチ58はコントローラ(制御手
段)50からの信号に基づいて駆動され、反転経路22
及びスイッチバック経路20に長尺の先行原稿が待機し
ているときに、コロ23aに搬送モータ53の駆動力を
伝達させずに待機中の先行原稿に対して空回りするよう
になっている。また、スイッチバック経路20内の正逆
転コロ18はスイッチバックモータ56(例えば、ステ
ッピングモータ)によって正逆回転されるようになって
いる。また、従動コロ19は、接離ソレノイド57、レ
バー等の接離手段によって正逆転コロ18と当接・離隔
可能に構成されており、コントローラ50からの信号で
接離ソレノイド57が吸引動作を行い、正逆転コロ18
から離隔するようになっている。
【0019】また、プルアウトコロ対6の原稿搬送方向
下流にはレジストセンサ7が設けられており、このセン
サ7は原稿の前後端を検知してコントローラ50に信号
を出力するようになっている。また、排紙コロ対14の
原稿の搬送方向上流側には排紙センサ13が設けられて
おり、この排紙センサ13は原稿の前後端を検知してコ
ントローラ50に信号を出力するようになっている。
【0020】コントローラ50は原稿セットセンサ3及
び分離センサ26に基づいて給紙モータ51及び給紙ク
ラッチ55を駆動すると共に、レジストセンサ7、反転
センサ21、24及び排紙センサ13からの検知信号に
基づいて給紙モータ51、搬送モータ53、接離ソレノ
イド57、切換ソレノイド54、スイッチバックモータ
56、等を制御するようになっている。なお、図1中、
21は第2搬送経路17あるいは反転経路22上でスイ
ッチバック原稿の前後端を検知してコントローラ50に
信号を出力する反転センサである。
【0021】ここで、図3、図4を用いて大サイズ及び
大サイズ以外の両面原稿を搬送する場合の各センサ、ソ
レノイド、駆動モータの出力タイミングを説明する。な
お、簡単のため、原稿テーブル1上に2枚の原稿P1、
P2が載置されているものとする。さらに、搬送される
原稿の向きは原稿テーブル1上での方向(先後端)に拘
らず、搬送方向側を先端、その反対側を後端として説明
する。
【0022】まず、図3を参照しながら2枚の大サイズ
両面原稿(長い原稿)P1、P2を搬送する場合につい
て説明する。この長い原稿(搬送方向長さが所定値以上
長い原稿)とは、次原稿P2の表面読取り動作中、反転
経路22上の反転センサ24より搬送方向下流側で表裏
面読取り後の先行原稿P1が待機する際、スイッチバッ
ク経路20で原稿P1の後部と原稿P2の前部が重なり
ながら搬送されるような長さの原稿である。
【0023】原稿セットセンサ3は、原稿テーブル1上
に表面を上にしてセットされた先行原稿P1、次原稿P
2を検知(オン)し、次原稿P2の給紙後に未検知(オ
フ)となる。
【0024】レジストセンサ7は、給紙分離されてきた
原稿P1、P2の先端を検知し、後端通過後に未検知と
なる。また、レジストセンサ7は、表面読取り後及び表
裏面読取り後の原稿P1、P2の先端を検知し、後端通
過後に未検知となる。このレジストセンサ7が分離給紙
されてきた原稿P2後端を検知するタイミングで、反転
経路22に待機中の表裏面読取り後の原稿P1は排紙さ
れる。
【0025】排紙センサ13は、レジストセンサ7の下
流で、給紙分離されてきた原稿P1、P2の先端を検知
し、後端通過後に未検知となる。また、排紙センサ13
は、表面読取り後及び表裏面読取り後の原稿P1、P2
の先端を検知し、後端通過後に未検知となる。この排紙
センサ13が表裏面読取り後の原稿P1後端を検知した
タイミングで、次原稿P2は原稿テーブル1から呼び出
され、分離給紙される。
【0026】切換ソレノイド54は、排紙センサ13が
表面読取り後の原稿P1、P2の先端を検知したタイミ
ング、等で吸引駆動(オン)し、切換爪16をホームポ
ジションから点線位置へ移動する。また、切換ソレノイ
ド54は、排紙センサ13が表面読取り後の原稿P1、
P2の後端を検知し、さらに搬送モータ53が所定量駆
動したタイミング(あるいは反転センサ21が原稿後端
を検知するタイミング)、等で吸引解除(オフ)し、切
換爪16を点線位置からホームポジションへ移動する。
【0027】接離ソレノイド57は、排紙センサ13が
表面読取り後の原稿P2の先端を検知するタイミングで
吸引駆動し、従動コロ19と正逆転コロ18を離間させ
る。また、接離ソレノイド57は、排紙センサ13が表
面読取り後の原稿P2の後端を検知するタイミングで吸
引解除し、従動コロ19と正逆転コロ18を当接させ
る。
【0028】反転センサ21、24は、表面読取り後及
び表裏面読取り後のスイッチバック動作時に原稿P1、
P2の先端を検知し、後端通過後に未検知となる。ま
た、反転センサ21は、第2搬送経路17を通過する原
稿P1、P2の先端を検知し、後端通過後に未検知とな
る。
【0029】搬送クラッチ58は、分離センサ26が分
離給紙された原稿先端を検知するタイミングで駆動さ
れ、全ての原稿搬送が終了すると駆動停止する。また、
搬送クラッチ58は、反転センサ24がスイッチバック
時の表裏面読み取り後の原稿P1の先端を検知するタイ
ミングで、搬送モータ53の駆動力を反転コロ対23に
伝達させないように空回りする。この後、搬送クラッチ
58は、表裏面読み取り後の原稿P1の待機中、レジス
トセンサ7が分離給紙されてきた原稿P2後端を検知す
るタイミングで、搬送モータ53の駆動力を反転コロ対
23に伝達する。
【0030】給紙モータ51は、給紙動作開始時に駆動
し、先行原稿P1を分離搬送する。駆動後、給紙モータ
51は分離搬送した先行原稿P1の先端がレジストセン
サ7で検知されるタイミンで停止する。その後、給紙モ
ータ51は、排紙センサ13が表裏面読み取り後の先行
原稿P1の後端を検知したタイミングで再度駆動し、次
原稿P2を分離搬送する。再度駆動した給紙モータ51
は、分離搬送された次原稿P2の先端がレジストセンサ
7で検知されるタイミングで停止する。また、給紙モー
タ51は、排紙センサ13が表面読み取り後の先行原稿
P1の後端を検知したタイミングで再度駆動し、次原稿
P2を分離搬送することも可能である(先行分離)。こ
の場合、次原稿P2の先端が分離センサ26に検知され
るタイミングで給紙モータ51は駆動停止し、次原稿P
2は分離センサ26の近傍で待機となる。引き続いて、
待機する次原稿P2を搬送するために、排紙センサ13
が表裏面読み取り後の先行原稿P1の後端を検知したタ
イミングで給紙モータ51は再度駆動され、次原稿P2
の先端がレジストセンサ7で検知されるタイミングで停
止する。
【0031】搬送モータ53は、分離センサ26が分離
給紙された原稿先端を検知するタイミングで駆動され、
全ての原稿搬送が終了すると駆動停止する。
【0032】スイッチバックモータ56は、反転センサ
21(あるいは排紙センサ13)が表面及び裏面読取り
後の原稿P1、P2の先端を検知するタイミング等で正
転駆動する。また、スイッチバックモータ56は、反転
センサ21が表面読取り後の原稿P1の後端を検知する
タイミング(あるいは、排紙センサ13がその原稿後端
を検知し、さらに搬送モータ53が所定量駆動するタイ
ミング)等で一時停止してから逆転駆動する。
【0033】次に、図4を参照しながら大サイズ以外の
2枚の両面原稿(短い原稿)P1、P2を搬送する場合
の各センサ、ソレノイド、駆動モータの出力タイミング
について説明する。この短い原稿(搬送方向長さが所定
値より短い原稿)とは、次原稿P2の表面読取り動作
中、反転経路22上の反転センサ24より搬送方向下流
側で表裏面読取り後の先行原稿P1が待機する際、スイ
ッチバック経路20で原稿P1の後部と原稿P2の前部
が重ならない程度の長さを有するものである。
【0034】原稿セットセンサ3は、原稿テーブル1上
に表面を上にしてセットされた先行原稿P1、次原稿P
2を検知(オン)し、次原稿P2の給紙後に未検知(オ
フ)となる。分離センサ26は、分離搬送される先行原
稿P1及び次原稿P2の先端を検知し、後端通過により
未検知となる。
【0035】レジストセンサ7は、原稿セットセンサ3
検知後に給紙分離された原稿P1、P2の先端を検知
し、先端通過後に未検知となる。また、レジストセンサ
7は、表面読取り後及び表裏面読取り後の原稿先端を検
知し、後端通過後に未検知となる。このレジストセンサ
7が分離給紙されてきた原稿P2後端を検知するタイミ
ングで、搬送クラッチ58はコロ23に搬送モータ53
からの駆動力を伝達し、反転経路22に待機中の表裏面
読取り後の原稿P1を搬送・排紙する。
【0036】排紙センサ13は、レジストセンサ7の下
流で、分離給紙されてきた原稿P1、P2の先端を検知
し、後端通過後に未検知となる。また、排紙センサ13
は、表面読取り後及び表裏面読取り後の原稿先端を検知
し、後端通過後に未検知となる。この排紙センサ13が
表裏面読取り後の原稿P1後端を検知したタイミング
で、給紙モータ51が駆動し、次原稿P2が原稿テーブ
ル1から呼び出されて分離給紙される。
【0037】切換ソレノイド54は、排紙センサ13が
分離給紙されてきた原稿先端、表面読取り後及び表裏面
読取り後の原稿先端を検知したタイミングで、吸引駆動
(オン)し、切換爪16をホームポジションから点線位
置へ移動する。また、切換ソレノイド54は、排紙セン
サ13が表面読取り後の原稿P1、P2の後端を検知
し、さらに反転センサ21が原稿後端を検知したタイミ
ング(あるいは、排紙センサ13による原稿後端検知
後、搬送モータ53が所定量駆動したタイミング)で、
吸引解除(オフ)し、切換爪16を点線位置からホーム
ポジションへ移動する。
【0038】反転センサ21、24は、表面読取り後及
び表裏面読取り後のスイッチバック動作時に原稿P1、
P2の先端を検知し、原稿通過後に未検知となる。ま
た、反転センサ21は、第2搬送経路17を通過する原
稿P1、P2の先端を検知し、後端通過後に未検知とな
る。
【0039】搬送クラッチ58は、分離センサ26が分
離給紙された原稿先端を検知するタイミングで駆動さ
れ、全ての原稿搬送が終了すると駆動停止する。また、
搬送クラッチ58は、反転センサ24がスイッチバック
時の表裏面読み取り後の原稿P1の先端を検知するタイ
ミングで、搬送モータ53の駆動力を反転コロ23に伝
達させないように空回りする。この後、搬送クラッチ5
8は、表裏面読み取り後の原稿P1の待機中、レジスト
センサ7が分離給紙されてきた原稿P2後端を検知する
タイミングで、搬送モータ53の駆動力を反転コロ対2
3に伝達する。
【0040】給紙モータ51は、給紙動作開始時に駆動
し、先行原稿P1を分離搬送する。駆動後、給紙モータ
51は分離搬送した先行原稿P1の先端がレジストセン
サ7で検知されるタイミングで停止する。その後、給紙
モータ51は、排紙センサ13が表裏面読み取り後の先
行原稿P1の後端を検知したタイミングで再度駆動し、
次原稿P2を分離搬送する。再度駆動した給紙モータ5
1は、分離搬送された次原稿P2の先端がレジストセン
サ7で検知されるタイミングで停止する。また、給紙モ
ータ51は、排紙センサ13が表面読み取り後の先行原
稿P1の後端を検知したタイミングで再度駆動し、次原
稿P2を分離搬送することも可能である。このように先
行分離を行う場合、次原稿P2の先端が分離センサ26
に検知されるタイミングで給紙モータ51は駆動停止
し、次原稿P2は分離センサ26の近傍で待機となる。
引き続いて、待機する次原稿P2を搬送するために、排
紙センサ13が表裏面読み取り後の先行原稿P1の後端
を検知したタイミングで給紙モータ51は再度駆動さ
れ、次原稿P2の先端がレジストセンサ7で検知される
タイミングで停止する。
【0041】搬送モータ53は、分離センサ26が分離
給紙された原稿P1の先端を検知するタイミングで駆動
され、全ての原稿搬送が終了すると駆動停止する。
【0042】スイッチバックモータ56は、反転センサ
21(あるいは排紙センサ13)が表面及び裏面読取り
後の原稿P1の先端を検知するタイミングで正転駆動
(時計方向回転)し、さらに反転センサ21が原稿後端
を検知したタイミングで停止した後、逆転駆動(反時計
方向回転)する。この後、反転センサ21がスイッチバ
ックされている表面読取り後の原稿P1の後端を検知す
るタイミングで正転駆動し、反転センサ21が表裏面読
取り後の原稿P1の後端を検知するタイミングで逆転駆
動し、さらに反転センサ24がスイッチバック時の表裏
面読取り後の原稿P1の先端を検知するタイミング で
停止する。また、スイッチバックモータ56は、反転セ
ンサ21が表面読取り後の原稿P2の先端を検知するタ
イミングで正転駆動し、反転センサ21が原稿後端を検
知するタイミングで一時停止した後、逆転駆動する。図
示しないが、この後、反転センサ21が表面読取り後の
原稿P2の先端を検知するタイミングで正転駆動し、反
転センサ21が原稿後端を検知するタイミングで一時停
止した後、逆転駆動する。
【0043】なお、接離ソレノイド57はオフ状態(従
動コロ19と正逆転コロ18を当接した状態)を保つ。
【0044】次に、図5を参照しながら本実施形態にお
ける原稿搬送動作について説明する。原稿テーブル1に
複数の片面原稿からなる原稿束Pを表面(画像面)を上
向きにして載置すると、原稿セットセンサ3が原稿が載
置されたことを検知してコントローラ50に信号を出力
する(ステップs101の有)。そして、複写機30の
図示しない操作パネルに設けられた複写スタートスイッ
チを押下すると、コントローラ50は給紙モータ51を
駆動して分離・搬送手段を作動させる(ステップs10
2)。
【0045】すなわち、原稿束Pに当接した呼び出しコ
ロ4で原稿束Pの最上位からピックアップされて給紙さ
れた後、分離コロ対5によって分離され、次いで、プル
アウトコロ対6及び搬送コロ対12によって挟持搬送さ
れる。このとき、原稿P1の前端部が分離センサ26に
検知されると、給紙クラッチ55によってコロ5aが空
回りして、後続する原稿が分離されることが防止され
る。
【0046】次いで、原稿P1の前端がレジストセンサ
7によって検知されると、給紙モータ51の駆動を一旦
停止する。そして、複写機30から同期タイミング信号
が入力すると、コントローラ50は予めその操作パネル
のキー操作等で設定された動作モード(片面/両面モー
ド)で(ステップs103の片面)、その同期タイミン
グ信号に従い、給紙モータ51を再駆動して搬送コロ対
12によって原稿P1を搬送する。このとき、複写機3
0により露光ランプ10が駆動されるので、原稿P1の
表面(片面)が読取られる(ステップs104)。
【0047】次いで、コントローラ50は排紙コロ対1
4を駆動すると共に、切換ソレノイド54を解除して切
換爪16を実線で示す位置に切換える。このため、露光
が終了した原稿P1は搬送コロ対12及び排紙コロ対1
4によって搬送され、排紙トレイ15上に裏面を上向き
にして排紙される(ステップs105)。この後、原稿
テーブル1に残っている原稿P2が給紙され、前述のよ
うに表面が読み取られて搬送動作が終了する(ステップ
s106の有、s102〜s105)。以上のステップ
s101〜s106が、片面モードでの原稿搬送動作で
ある。
【0048】また、ステップs103で両面モードの場
合は、片面モードと同様に最上位の原稿P1を第1搬送
経路31に沿って読取位置に反転・搬送してその表面を
読み取った後(ステップs107)、スイッチバックモ
ータ56を駆動して正逆転コロ18を正転(時計方向回
転)させ、表面読取り後の原稿P1を第2搬送経路17
を通してスイッチバック経路20へ搬送した後、スイッ
チバックモータ56を駆動して正逆転コロ18を逆転
(反時計方向回転)させ、反転経路22を通して原稿P
1を読取位置へ再度反転・搬送してその裏面を読み取る
(ステップs108、s109)。
【0049】表裏面読取り後の原稿P1は再度第2搬送
経路17を通ってスイッチバック経路20へ搬送され、
このとき原稿P1の後端検知後に排紙センサ13はオフ
状態となる(ステップs110のYES)。排紙センサ
13オフのタイミングで、給紙モータ51を駆動して後
続の原稿P2(次原稿)を給紙するとともに(ステップ
s111の有、s112)、先行の原稿P1をスイッチ
バック経路20で待機させる。
【0050】ここで原稿P1、P2が予め設定された大
サイズかそれ以外のサイズかを、搬送方向の原稿の長さ
によって判断する(ステップs113)。この判断ステ
ップs113を設けたのは、原稿の長さに応じ、スイッ
チバック経路20での原稿待機時に従動コロ19が正逆
転コロ18と当接あるいは離隔するように制御し、大サ
イズの原稿(例えば、A3縦サイズ以上)とそれ以外の
原稿に分けて効率的な搬送動作を行うためである。な
お、原稿の長さは、コントローラ50において、レジス
トセンサ7あるいは排紙センサ13による原稿前後端の
検知情報に基づき、給紙モータ51や搬送モータ53を
構成するステッピングモータの駆動ステップ数(パルス
数)をカウントし、これに1ステップ当りの搬送量(原
稿送り量)を乗じることにより、原稿ごとあるいは原稿
束Pごとに容易に算出することができる。
【0051】原稿サイズが大の場合は(ステップs11
3の大)、先行の原稿P1がスイッチバック経路20で
待機した状態で、後続の原稿P2を第1搬送経路31に
沿って読取位置に反転・搬送し、その表面の読取りを開
始する(ステップs114)。表面読取り時に原稿P2
は第2搬送路17に沿って切換爪16に案内され、スイ
ッチバック経路20へ搬送されるが、その原稿P2の先
端が排紙センサ13によって検知されると、従動コロ1
9が正逆転コロ18から離隔される(ステップs11
5)。この離隔動作は、前記接離手段を構成する接離ソ
レノイド57が排紙センサ13の先端検知タイミングで
励磁されることにより行われ、この離隔動作によって、
前述のようにスイッチバック経路20で原稿P1の後部
と原稿P2の前部が重なりながらそれぞれ反対方向に搬
送される。
【0052】さらに、原稿P2の表面読取り時に原稿P
2の後端がレジストセンサ7に検知されるタイミングで
(ステップs116のYES)、搬送クラッチ58を駆
動し、反転コロ対23を介して反転経路22に待機中の
先行原稿P1を第1搬送経路31を通じて反転・搬送す
る(ステップs117)。次いで、原稿P2の表面読取
り時に原稿P2の後端が排紙センサ13によって検知さ
れるタイミングで(ステップs118のYES)、前記
接離手段を構成する接離ソレノイド57が解除されるこ
とにより、従動コロ19が正逆転コロ18に再度当接す
る(ステップs119)。
【0053】この当接動作により、表裏面読取り後の原
稿P1の後端側と表面読取り後の原稿P2の後端側とが
正逆転コロ18と従動コロ19に加圧された状態で重な
り合いながら、原稿P1、P2はそれぞれ反対方向へ搬
送され、原稿P1は第2搬送経路17を通って排紙トレ
イ15に排出される(ステップs120)。
【0054】一方、表面読取り後の原稿P2は、正逆転
コロ18と従動コロ19に加圧された状態でスイッチバ
ック経路20へ搬送され、その後端が排紙センサ13で
検知され反転センサ21近傍に達すると、スイッチバッ
クモータ56の駆動で正逆転コロ18が逆転され、原稿
P2は反転経路22を通って読取位置へ反転・搬送され
(ステップs108)、その裏面を読み取られる(ステ
ップs109)。
【0055】次いで、表裏面読取り後の原稿P2は、第
2搬送経路17を通り切換爪16の案内でスイッチバッ
ク経路20へ搬送され、その原稿P2の後端が排紙セン
サ13を通過すると排紙センサ13はオフ状態になる
(ステップs110のYES)。本実施形態では次原稿
は検知されないので(ステップs111の無)、排紙セ
ンサ13による原稿P2の後端検知後、その後端が反転
センサ21近傍に達すると、スイッチバックモータ56
の駆動で正逆転コロ18が逆転され、原稿P2は反転経
路22を通って読取位置へ反転・搬送され(ステップs
125)、そのまま第2搬送経路17に沿って搬送さ
れ、切換爪16の案内で排紙トレイ15に排出される
(ステップs126)。以上のステップs107〜s1
20、s125、s126が、両面モードでの大サイズ
の原稿(長い原稿)の搬送動作である。
【0056】また、ステップs113でその他サイズの
両面原稿(短い原稿)の場合は、先行の原稿P1がスイ
ッチバック経路20で待機した状態で、後続の原稿P2
を第1搬送経路31に沿って読取位置に反転・搬送し、
その表面を読み取る(ステップs121)。この原稿P
2の表面読取り時にその後端がレジストセンサ7に検知
されるタイミングで(ステップs122のYES)、ス
イッチバックモータ56を駆動して正逆転コロ18を逆
転させ、待機していた先行原稿P1を、反転経路22、
第2搬送経路17を通して反転・搬送し(ステップs1
23)、排紙トレイ15に排出する(ステップs12
4)。
【0057】一方、原稿P2の表面読取り時にその先端
が排紙センサ13によって検知されるタイミングで、コ
ントローラ50はスイッチバックモータ56を駆動して
正逆転コロ18を正転させ、切換爪16を点線位置に切
り換えて原稿P2をスイッチバック経路20に導いた
後、さらに正逆転コロ18を逆転させ、切換爪16をホ
ームポジションに切り換えて原稿P2を反転経路22に
導いて反転させる(ステップs108)。表裏反転され
た原稿P2は再度読取位置へと搬送されて、その裏面が
読み取られ(ステップs109)、前述と同様に排紙ト
レイ15に排出される(ステップs110のYES、ス
テップs111の無、s125、s126)。以上のス
テップs107〜s113、s121〜s126が、両
面モードでのその他サイズの原稿(短い原稿)の搬送動
作である。
【0058】次に、図6〜図11を参照しながら、大サ
イズの両面原稿を搬送する場合の動作について詳細に説
明する。本実施形態では、先行原稿P1の2回目の読取
位置通過後(表裏面読取り後)に次原稿P2の表面が読
取位置を通過するように制御する。
【0059】すなわち、長い両面原稿の搬送時には、表
面上向きに載置された原稿束Pの最上位原稿P1が片面
原稿の場合と同様に給紙され、第1搬送経路31から読
取位置へと搬送されて表面を読み取られる。このとき、
コントローラ50は切換ソレノイド54を励磁し、1回
目の露光(表面の読取り)が終了した原稿P1は、排紙
コロ対14によって挟持されて破線位置にある切換爪1
6に案内されて第2搬送経路17に沿って搬送される。
また、前記接離手段によって従動コロ19は正逆転コロ
18に当接している。この第2搬送経路17に沿って搬
送された原稿P1はスイッチバックモータ56によって
正転駆動される正逆転コロ18及びそれに当接する従動
コロ19によって挟持され加圧された状態で、スイッチ
バック経路20に搬送される。そして、反転センサ21
が原稿P1の後端を検知すると、図6(a)に示すよう
に、コントローラ50は正逆転コロ18の駆動を一時停
止すると共に、切換ソレノイド54を解除して切換爪1
6を実線位置へ移動させる。
【0060】次いで、コントローラ50はスイッチバッ
クモータ56を逆転駆動して正逆転コロ18を逆転し、
原稿P1を反転経路22へ搬送する。原稿P1は反転経
路22上の反転コロ対23と第1搬送経路31上のプル
アウトコロ対6を介して、表面読取り時と同様にスリッ
トガラス9上の読取位置へ再度搬送され、裏面の読取り
が行われる。なお、原稿P1が反転経路22に沿って搬
送される際、反転センサ21がその後端を検知すると、
コントローラ50は切換ソレノイド54を励磁して切換
爪16を破線位置に戻すと共に、スイッチバックモータ
56を駆動して正逆転コロ18を正転する。このような
制御により、表裏面読取り後の原稿P1は再度、第2搬
送経路17を通りスイッチバック経路20へ搬送され
る。そして、表裏面読取り後の原稿P1の後端を反転セ
ンサ21が検知すると、コントローラ50は正逆転コロ
18の正転駆動を停止するので、裏面読取り後の原稿P
1は正逆転コロ18及び従動コロ19に後端を挟持され
た状態でスイッチバック経路20にて待機する。
【0061】一方、裏面読取り中の原稿P1の後端を排
紙センサ13が検知すると、コントローラ50は給紙モ
ータ51を駆動して呼び出しコロ4、分離コロ対5等を
回転し、原稿テーブル1にセットされている後続の原稿
P2の給紙動作を行う。さらに、原稿P2はプルアウト
コロ対6によって読取位置まで搬送され、図6(b)に
示すようにその表面を読み取られる。この原稿P2の先
端がレジストセンサ7によって検知されると、コントロ
ーラ50は切換ソレノイド54を解除して切換爪16を
実線位置に移動すると共に、スイッチバックモータ56
を逆転駆動して正逆転コロ18を逆転する。
【0062】このスイッチバックモータ56の逆転制御
により、スイッチバック経路20に待機していた原稿P
1は反転経路22へ搬送される。この原稿P1の先端が
反転センサ24によって検知されると、コントローラ5
0は搬送クラッチ58を解除して反転コロ対23への駆
動力伝達を停止すると共に、前記接離手段を駆動して従
動コロ19を正逆転コロ18から離隔する。従って、図
7(a)に示すように従動コロ19は破線位置に移動
し、原稿P1は反転経路22で待機状態になる。
【0063】一方、表面読取り中の原稿P2の先端が排
紙センサ13によって検知されると、コントローラ50
は切換ソレノイド54を励磁して切換爪16を破線位置
に戻すと共に、スイッチバックモータ56を駆動して正
逆転コロ18を正転する。このような制御により、表面
読取り中の原稿P2は第2搬送経路17を通って正逆転
コロ18と従動コロ19の隙間に進入し、スイッチバッ
ク経路20へと搬送される。従って、図7(b)に示す
ように、反転経路22で待機している原稿P1の下方に
原稿P2が位置し、原稿P2は原稿P1と一部重なった
状態で搬送される。
【0064】図7(b)に示す状態を経て、表面読取り
中の原稿P2の後端がレジストセンサ7によって検知さ
れると、コントローラ50は搬送クラッチ58によって
搬送モータ53の駆動力を反転コロ対23に伝達し、反
転経路22に待機中の原稿P1はプルアウトコロ対6へ
と搬送される(図8(a))。一方、前述のようにスイ
ッチバック経路20へ進入した表面読取り後の原稿P2
の後端が排紙センサ13によって検知されると、コント
ローラ50は前記接離手段を駆動して従動コロ19を実
線位置に移動し、正逆転コロ18に当接させる。この当
接動作によって、従動コロ19は前述のように正転して
いる正逆転コロ18に連れ回りし、先行原稿P1と後続
の原稿P2が重なった状態で加圧される。このとき、先
行原稿P1は従動コロ19に圧接すると共に反転コロ対
23によって挟持搬送され、後続の原稿P2は反転コロ
対23と逆方向に回転する正逆転コロ18に圧接する
が、正逆転コロ18の摩擦係数が従動コロ19より高く
設定されているので、表面読取り後の原稿P2はスイッ
バック経路20への進入を続け、表裏面読取り後の原稿
P1はプルアウトコロ対6を介して読取位置へと搬送さ
れる(図8(b))。
【0065】さらに、コントローラ50は排紙センサ1
3の検知情報(表面読取り後の原稿P2の後端検知)及
び検知後のスイッチバックモータ56の原稿送り量か
ら、原稿P2の後端が反転センサ21の近傍で停止する
タイミングで正逆転コロ18の駆動を停止すると共に、
切換ソレノイド54を解除して切換爪16を実線位置に
移動する(図9(a))。この後、前述のように読取位
置へと搬送された原稿P1の後端が反転センサ24によ
って検知されると、コントローラ50はスイッチバック
モータ56を逆転駆動して正逆転コロ18を逆転する
(図9(b))。このような制御によって、先行原稿P
1は読取位置を通過して切換爪16により排紙トレイ1
5へと搬送され、表面読取り後の次原稿P2は切換爪1
6により反転経路22へ搬送される。
【0066】この表面読取り後の原稿P2の先端が反転
センサ24によって検知されると、コントローラ50は
スイッチバックモータ56及び搬送モータ53を駆動停
止して正逆転コロ18及び反転コロ対23を停止する
(図10(a))。このような制御によって、先行原稿
P1は前述のように排紙トレイ15へと搬送され、裏面
を上向きにして排紙トレイ15に排出される一方、後続
の原稿P2は反転経路22で待機状態となる。
【0067】また、排紙トレイ15へ搬送中の原稿P1
の後端がレジストセンサ7によって検知されると、コン
トローラ7は原稿P2の裏面読取り動作を開始する。こ
の裏面読取り中の原稿P2の先端が排紙センサ13によ
って検知されると、コントローラ50は切換ソレノイド
54を励磁して切換爪16を破線位置に戻すと共に、ス
イッチバックモータ56を正転駆動して正逆転コロ18
を正転する(図10(b))。この正転制御によって、
表裏面読取り後の原稿P2は第2搬送経路17を通って
正逆転コロ18と従動コロ19に加圧されながらスイッ
チバック経路20へと搬送される。
【0068】コントローラ50は、反転センサ21が表
裏面読取り後の原稿P2の後端を検知するタイミング
(あるいは、排紙センサ13による後端検知後のスイッ
チバックモータ56の原稿送り量から、原稿P2の後端
が反転センサ21の近傍で停止するタイミング)で、正
逆転コロ18の駆動を一時停止すると共に、切換ソレノ
イド54を解除して切換爪16を実線位置に移動する
(図11(b))。この後、コントローラ50はスイッ
チバックモータ56を駆動して正逆転コロ18を逆転す
る。このような制御によって、前述の原稿P1と同様に
原稿P2は反転経路22を通って読取位置へと搬送さ
れ、読取位置を通過して切換爪16に案内されて、裏面
上向きで原稿P1と頁順が整った状態で排紙トレイ15
に排出される。
【0069】次に、図12〜図14を参照しながら、短
い両面原稿(例えば、A4横サイズ)を搬送する場合の
動作を詳細に説明する。本実施形態では、先行原稿P1
の3回目の読取位置通過に先立ち、次原稿P2の表面が
読取位置を通過するように制御する。
【0070】すなわち、短い両面原稿の搬送時には、表
面上向きに載置された原稿束Pの最上位原稿P1が片面
原稿の場合と同様に給紙され、読取位置へと搬送されて
表面を読み取られる。このとき、コントローラ50は切
換ソレノイド54を励磁し、1回目の露光(表面の読取
り)が終了した原稿P1は、排紙コロ対14によって挟
持されて第1切換位置(破線位置)にある切換爪16に
案内されて第2搬送経路17に沿って搬送される。ま
た、前記接離手段によって従動コロ19は正逆転コロ1
8に当接している。この第2搬送経路17に沿って搬送
された表面読取り後の原稿P1はスイッチバックモータ
56によって正転駆動される正逆転コロ18及びそれに
当接する従動コロ19によって挟持されて、スイッチバ
ック経路20に搬送される。そして、反転センサ21が
表面読取り後の原稿P1の後端を検知すると、図12
(a)に示すように、コントローラ50は正逆転コロ1
8の正転(スイッチバックモータ56の正転駆動)を一
時停止すると共に、切換ソレノイド54を解除して切換
爪16を実線位置へ移動させる。この正逆転コロ18の
一時停止によって、表面読取り後の原稿P1はスイッチ
バック経路20上で正逆転コロ18及び従動コロ19に
後端を挟持されて停止する。
【0071】次いで、コントローラ50はスイッチバッ
クモータ56を逆転駆動して正逆転コロ18を逆転し、
表面読取り後の原稿P1を反転経路22へ搬送する。原
稿P1は反転コロ対23とプルアウトコロ対6を介し
て、表面読取り時と同様にスリットガラス9上の読取位
置へ再度搬送され、裏面の読取りが行われる。表裏面読
取り後の原稿P1の先端を排紙センサ13が検知する
と、コントローラ50は切換ソレノイド54を励磁して
切換爪16を破線位置に移動すると共に、スイッチバッ
クモータ56を正転駆動して正逆転コロ18を正転す
る。この正転駆動制御により、表裏面読取り後の原稿P
1は再度、第2搬送経路17を通りスイッチバック経路
20へ搬送される。
【0072】一方、裏面読取り中の原稿P1の後端を排
紙センサ13が検知すると、コントローラ50は給紙モ
ータ51を駆動して呼び出しコロ4、分離コロ対5等を
回転し、原稿テーブル1に載置されている後続の原稿P
2の給紙動作を行う。さらに、原稿P2はプルアウトコ
ロ対6によって読取位置まで搬送され、図12(b)に
示すようにその表面を読み取られる。
【0073】また、スイッチバックモータ56の正転駆
動により、表裏面読取り後にスイッチバック経路20へ
搬送された原稿P1は、前述と同様にスイッチバック動
作によって反転経路22へ搬送される。この原稿P1の
先端が反転センサ24によって検知されると、コントロ
ーラ50は搬送モータ53を駆動停止して反転コロ対2
3を停止し、図13(a)に示すように原稿P1は反転
経路22で待機状態になる。
【0074】この後、分離搬送されてきた原稿P2の後
端がレジストセンサ7によって検知されると、コントロ
ーラ50は切換ソレノイド54を解除して切換爪16を
実線位置に移動すると共に、スイッチバックモータ56
を逆転駆動して正逆転コロ18を逆転する。このスイッ
チバック制御により、スイッチバック経路20に待機し
ていた原稿P1は反転経路22へ搬送される。
【0075】一方、表面読取り後の原稿P2の先端が排
紙センサ13によって検知されると、コントローラ50
は切換ソレノイド54を励磁して切換爪16を破線位置
に戻し、スイッチバックモータ56を正転駆動して正逆
転コロ18を正転する。この正転駆動制御により、表面
読取り後の原稿P2は第2搬送経路17を通ってスイッ
チバック経路20へと搬送され、前述のように反転経路
22で待機していた原稿P1は読取位置へと搬送され
る。
【0076】この原稿P2が第2搬送経路17を通って
スイッチバック経路20へと搬送される途中で、その後
端が反転センサ21によって検知されると、コントロー
ラ50は切換ソレノイド54を解除して切換爪16を実
線位置に移動し、正逆転コロ18を逆転する(図13
(b))。このような制御により、表裏面読取り後の原
稿P1は読取位置を通過して排紙トレイ15に排出さ
れ、原稿P2は反転経路22を通って再度、読取位置へ
搬送され、その裏面が読み取られる(図14(a))。
【0077】裏面読取り中の原稿P2の先端が排紙セン
サ13によって検知されると、コントローラ50は切換
ソレノイド54を励磁して切換爪16を破線位置に戻
し、スイッチバックモータ56を駆動して正逆転コロ1
8を正転する。このような制御により、表裏面読取り後
の原稿P2はスイッチバック経路20へと搬送される。
【0078】さらに、表裏面読取り後の原稿P2の後端
が反転センサ21によって検知されると、コントローラ
50は切換ソレノイド54を解除して切換爪16を実線
位置に移動すると共に、スイッチバックモータ56を駆
動して正逆転コロ18を逆転する。こうして、原稿P2
は、裏面上向きで原稿P1と頁順が整った状態で排紙ト
レイ15に排出される(図14(b))。
【0079】本実施形態によれば、先行原稿P1の表面
読取り終了後、その裏面読取り時に、排紙センサ13が
原稿P1の後端を検知するタイミングで、次原稿P2を
給紙し、排紙時の頁順を整えるために再度スイッチバッ
ク経路20から反転経路22へ表裏面読取り後の原稿P
1を搬送する途中で、次原稿P2の表面読取りを終了さ
せ、原稿P2の裏面読取り前に表面読取り後の原稿P2
の後端をレジストセンサ7が検知するタイミングで、反
転経路22上に待機させた表裏面読取り後の原稿P1を
排紙するので、排紙時の頁順を整えるための反転動作を
原稿P2の裏面読取り動作中に終了させることができ
る。従って、先行原稿P1と次原稿P2を入れ替える時
間を削減し、両面原稿P1、P2の表裏面を連続して効
率よく読取り、読取り後の原稿を頁順に排紙することが
可能である。
【0080】また、本実施形態によれば、スイッチバッ
ク経路20上の従動コロ19は正逆転コロ18に対して
離接可能に構成されているので、原稿が長い場合は、従
動コロ19を離隔することにより、反転経路22上で待
機中の先行原稿P1の後部と表面読取り時にスイッチバ
ック経路20に進入した次原稿P2の前部とがスイッチ
バック経路20内で重なりながら搬送される。すなわ
ち、正逆転コロ18と従動コロ19に原稿P1がニップ
された状態で、従動コロ19を離間させて次原稿P2を
スイッチバック経路20内に搬送し、原稿P1、P2の
一部が重なった状態で従動コロ19を正逆転コロ18に
当接する。なお、原稿P1、P2が重なった状態で従動
コロ19を当接させても、正逆転コロ18の摩擦係数が
従動コロ19よりも高いので、正逆転コロ18に接する
次原稿P2は容易にスイッチバック経路20に進入でき
る。
【0081】しかも、前述のように先行原稿P1の裏面
読取り時に排紙センサ13の後端検知タイミングで次原
稿P2を給紙するので、長尺原稿であっても先行原稿P
1の後端と次原稿P2の先端との間隔に余裕を持たせる
ことができ、搬送ジャムを抑制できる。すなわち、原稿
の長さに応じ、1対のスイッチバック部材で前述の搬送
制御を行うことができる。従って、小型化しても長尺原
稿に対応可能で、先行原稿P1と次原稿P2を入れ替え
る時間を削減し、両面原稿P1、P2の表裏面を連続し
て効率よく読取り、読取り後の原稿を頁順に排紙するこ
とが可能である。また、次原稿P2の呼出し動作による
衝撃が先行原稿P1の読取り中に生じることはなく、読
取り画像品質を保持することができる。
【0082】また、本実施形態によれば、排紙経路(第
2搬送経路17)及び反転経路22はそれぞれ一つであ
るため、搬送経路全体が短くて済む。なお、搬送経路全
体を短くできるので、ジャム処理用の開閉部も従来より
少なくなり、使い勝手がよい。従って、装置の構成が簡
素で小型及び軽量化に適し、コスト低減に役立つ。
【0083】また、本実施形態によれば、排紙トレイ1
5をスイッチバック経路20の下方に配置し、そのスイ
ッチバック経路20内で正逆転コロ18と従動コロ19
の搬送方向上流から排紙トレイ15に読取り後の原稿を
排出するようにしたので、搬送経路を簡素化して読取り
後の原稿を速やかに排出し、待機動作とスイッチバック
動作を容易に行うことができる。
【0084】[第2の実施形態]図15は、本発明の第
2の実施の形態における自動原稿搬送装置の原稿搬送動
作を示す。本実施形態の装置構成は第1の実施形態と概
ね同様であるため、図1、図2を用いるとともに同一構
成には同一符号を付与して説明を省略する。
【0085】本実施形態では、長い原稿(搬送方向長さ
が所定値以上の両面原稿)を搬送する場合、排紙センサ
13が3回目の読取位置通過後(表裏面読取り及び反転
後)の原稿P1の後端を検知するタイミングで原稿P2
を給紙する。この場合、原稿P2の表面読取り終了に先
立って原稿P1は排紙されるので、接離ソレノイド57
を駆動して従動コロ19を接離制御する必要はなくな
る。本実施形態では、第1の実施形態から接離ソレノイ
ド57を除いた構成(従来の装置構成)とし、また、従
動コロ19の接離制御(図5のステップs115s〜1
19等)を省略する。
【0086】ここで、図15を参照しながら本実施形態
における原稿搬送動作について説明する。なお、本実施
形態でも2枚の原稿P1、P2を搬送するものとし、片
面モード時の動作及び両面モード時の先行原稿P1の表
裏面読取りは、第1の実施形態(ステップs101〜s
109)と同様である。
【0087】表裏面読取り後の原稿P1は再度第2搬送
経路17を通ってスイッチバック経路20へ搬送され、
このとき原稿P1の後端検知後に排紙センサ13はオフ
状態となる(ステップs110のYES)。ここで、次
原稿の有無を判断し(ステップs111)、次原稿がな
い場合は表裏面読取り後の原稿を再度、反転経路22を
通して反転させ(ステップs125)、頁順を揃えてか
ら排紙する(ステップs126)。また、次原稿P2が
ある場合には、その原稿P2が予め設定された大サイズ
かそれ以外のサイズかを、搬送方向の原稿の長さによっ
て判断する(ステップs201)。
【0088】その結果、原稿サイズが大の場合は(ステ
ップs201の大)、表裏面読取り後の先行原稿P1を
再度、反転経路22を通して反転・排紙した後(ステッ
プs207、s208)、次原稿P2を給紙して(ステ
ップs102)、前述と同様に表裏面を読取って排紙す
る(ステップs103、s107〜s111、s12
5、s126)。なお、原稿サイズが大(長い原稿)の
場合の動作タイミングは図16に示すとおりである。
【0089】一方、原稿サイズがその他の場合は(ステ
ップs201のその他)、先行原稿P1による排紙セン
サ13オフのタイミングで、給紙モータ51を駆動して
次原稿P2を給紙するとともに先行原稿P1をスイッチ
バック経路20で待機させる(ステップs202)。こ
の状態で、原稿P2を第1搬送経路31に沿って読取位
置に反転・搬送し、その表面の読取りを開始する(ステ
ップs203)。表面読取り時に原稿P2の後端をレジ
ストセンサ7が検知するタイミングで(ステップs20
4のYES)、スイッチバックモータ56を逆転駆動し
てスイッチバック動作を実行し、待機中の原稿P1を反
転経路22、第2搬送経路17を通して反転・搬送し、
排紙トレイ15に排出する(ステップs205、s20
6)。
【0090】また、原稿P2の表面読取り時にその先端
が排紙センサ13によって検知されるタイミングで、コ
ントローラ50はスイッチバックモータ56を正転駆動
して正逆転コロ18を正転させ、切換爪16を点線位置
に切り換えて原稿P2をスイッチバック経路20に導い
た後、スイッチバックモータ56を逆転駆動してスイッ
チバック動作を実行し、切換爪16をホームポジション
に切り換えて原稿P2を反転経路22に導いて反転させ
てから再度、読取位置へ搬送して、その裏面の読取りを
開始する(ステップs108、s109)。本実施形態
では、2枚の原稿P1、P2をセットしたので、表裏面
読取り後の原稿P2は頁順を揃えるために再度、反転さ
れた後、前述と同様に排紙トレイ15に排出される(ス
テップs110、s111、s125、s126)。
【0091】本実施形態は第1の実施形態に比べ、接離
ソレノイドを必要としないことから部品点数が削減さ
れ、また、接離制御を行わないことから搬送制御がより
簡単になる。さらに、本実施形態では先行原稿P1の読
取り中に次原稿P2が分離給紙されることはないので、
第1の実施形態と同様に原稿呼出し動作による衝撃が読
取り中に生じることはなく、読取り画像品質を保持する
ことができる。
【0092】また、他の実施形態として、表面読取り後
の先行原稿P1を反転経路22で反転させる時(第1面
読取りから第2面読取りへの反転時)に次原稿P2を分
離し、原稿P1の第2面読取り中はその分離した原稿P
2を、反転経路22と第1搬送経路31の合流点(図1
ではプルアウトコロ対6)より搬送方向上流で待機させ
てもよい。例えば、分離され原稿P2の先端を分離セン
サ26が検知し、さらに給紙モータ51が所定量駆動し
てから給紙モータ51を停止する。この後、レジストセ
ンサ7が表裏面読取り後の原稿P1の後端を検知するタ
イミングで、待機中の原稿P2を読取位置へ搬送して表
面を読取らせ、前述のように従動コロ19を接離制御す
る。この場合は、表面読取り後の原稿P1の反転時にそ
の原稿P1と原稿P2の間隔を詰めることができる。ま
た、原稿P1の読取り中に原稿P2が分離給紙されるこ
とはないので、本実施形態と同様に原稿呼出し動作によ
る衝撃が読取り中に生じることはなく、読取り画像品質
を保持することができる。
【0093】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、両面原稿
の搬送方向長さが所定値より短い場合は、先行原稿の3
回目の読取位置通過に先立ち、次原稿が1回目の読取位
置通過を行うように搬送し、両面原稿の搬送方向長さが
所定値以上長い場合には、先行原稿の3回目の読取位置
通過後、次原稿が1回目の読取位置通過を行うように搬
送するので、特に長尺原稿の画像品質を保持し、両面原
稿の表裏面を連続して効率的に読み取ると共に、構成が
簡素(低コスト)で小型及び軽量化を図ることができ
る。
【0094】請求項2〜6記載の発明によれば、スイッ
チバック部材(正逆転コロ、従動コロ)に先行原稿がニ
ップされた状態でそのスイッチバック部材を離間させ、
搬送されてきた次原稿と先行原稿の一部が重なった状態
でスイッチバック部材を当接させるように接離制御する
ので、装置を小型化するのに好適であり、特に長尺両面
原稿を連続して効率的に読み取ることができる。なお、
次原稿の分離給紙タイミングを適宜設定することで、画
像品質を保持しつつ長尺両面原稿を効率的に読み取るこ
とができる。
【0095】請求項7記載の発明によれば、先行原稿の
1、2回目の読取位置通過タイミングと次原稿の分離給
紙タイミングとが異なるように設定することで、読取り
動作中は分離給紙動作を行わないようにしたので、次原
稿の分離給紙タイミングを適宜設定すると、画像品質を
保持しつつ両面原稿を連続して効率的に読み取ることが
できる。
【0096】請求項8記載の発明によれば、前記先行原
稿の第1面読取り後、第2面読取りのために先行原稿を
反転する際、次原稿を分離し、その次原稿を反転経路と
第1搬送経路の合流点より搬送方向上流で待機させるの
で、画像品質を保持しつつ両面原稿を連続して効率的に
読み取ることができる。
【0097】以上述べたように本発明によれば、画像品
質を保持しつつ原稿表裏面を連続して効率的に読み取る
と共に、その構成が簡素(低コスト)で小型化及び軽量
化を図るのに好適な自動原稿搬送装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における自動原稿搬
送装置の概略構成図である。
【図2】図1の自動原稿搬送装置の制御系のブロック図
である。
【図3】図1の自動原稿搬送装置の長い原稿を搬送する
場合の動作タイミングを示す図である。
【図4】図1の自動原稿搬送装置の短い原稿を搬送する
場合の動作タイミングを示す図である。
【図5】図1の自動原稿搬送装置の原稿搬送動作を示す
フローチャートである。
【図6】図1の自動原稿搬送装置の長い原稿の搬送動作
を示す図の一部である。
【図7】図1の自動原稿搬送装置の長い原稿の搬送動作
を示す図の一部である。
【図8】図1の自動原稿搬送装置の長い原稿の搬送動作
を示す図の一部である。
【図9】図1の自動原稿搬送装置の長い原稿の搬送動作
を示す図の一部である。
【図10】図1の自動原稿搬送装置の長い原稿の搬送動
作を示す図の一部である。
【図11】図1の自動原稿搬送装置の長い原稿を搬送す
る場合の動作タイミングを示す図である。
【図12】図1の自動原稿搬送装置の短い原稿の搬送動
作を示す図の一部である。
【図13】図1の自動原稿搬送装置の短い原稿の搬送動
作を示す図の一部である。
【図14】図1の自動原稿搬送装置の短い原稿の搬送動
作を示す図の一部である。
【図15】本発明の第2の実施の形態における自動原稿
搬送装置の原稿搬送動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第2の実施の形態における自動原稿
搬送装置の長い原稿を搬送する場合の動作タイミングを
示す図である。
【符号の説明】
1 原稿テーブル(原稿載置台) 4 呼出しコロ(分離・搬送手段) 5 分離コロ対(分離・搬送手段) 6 プルアウトコロ対(分離・搬送手段) 9 スリットガラス(読取位置) 10 露光ランプ 11 第1ミラー 12 搬送コロ対(搬送手段) 14 排紙コロ対(搬送手段) 15 排紙トレイ(原稿排紙台) 16 切換爪(切換手段) 17 第2搬送経路 18 正逆転コロ(駆動コロ、スイッチバック部材) 19 従動コロ(スイッチバック部材) 20 スイッチバック経路 22 反転経路 26 分離センサ 30 複写機(画像形成装置) 31 第1搬送経路 40 ADF(自動原稿搬送装置) 50 コントローラ(制御手段) P 原稿束 P1 原稿(先行原稿) P2 原稿(次原稿)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取位置で停止して原稿を読取可能な画像
    読取手段を有する画像形成装置の上部に装着され、第1
    面読取り、第2面読取り、及び頁順揃えのために両面原
    稿が読取位置を3回通過するように搬送するシートスル
    ータイプの自動原稿搬送装置であって、 複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台と、 原稿載置台から原稿を1枚ずつ分離し、分離後の原稿を
    反転させて読取位置へ搬送する分離・搬送手段と、 前記分離・搬送手段を駆動制御する制御手段と、 を備え、両面原稿の搬送方向長さが所定値より短い場合
    は、先行原稿の3回目の読取位置通過に先立ち、次原稿
    が1回目の読取位置通過を行うように搬送し、両面原稿
    の搬送方向長さが所定値以上長い場合には、先行原稿の
    3回目の読取位置通過後、次原稿が1回目の読取位置通
    過を行うように搬送することを特徴とする自動原稿搬送
    装置。
  2. 【請求項2】読取位置で停止して原稿を読取可能な画像
    読取手段を有する画像形成装置の上部に装着され、第1
    面読取り、第2面読取り、及び頁順揃えのために両面原
    稿が読取位置を3回通過するように搬送するシートスル
    ータイプの自動原稿搬送装置であって、 複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台と、 原稿載置台から原稿を1枚ずつ分離し、分離後の原稿を
    反転させて読取位置へ搬送する分離・搬送手段と、 原稿載置台の下方で、読取り後の原稿を反転するための
    反転経路と連通するスイッチバック経路内に設けられ、
    正逆回転すると共に接離可能な一対のスイッチバック部
    材と、 前記分離・搬送手段及びスイッチバック部材を駆動制御
    する制御手段と、 を備え、スイッチバック部材に先行原稿がニップされた
    状態で該スイッチバック部材を離間させて次原稿をスイ
    ッチバック経路内に搬送し、先行原稿と次原稿の一部が
    重なった状態でスイッチバック部材を当接させることを
    特徴とする自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】前記第1面読取り、第2面読取り後の原稿
    を排出するための原稿排紙台をスイッチバック経路の下
    方に配置し、該スイッチバック経路内でスイッチバック
    部材の搬送方向上流から原稿排紙台に、読取り後の原稿
    を排出するように構成したことを特徴とする請求項2に
    記載の自動原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】前記スイッチバック部材は、正逆回転可能
    な駆動コロと該駆動コロに接離可能な従動コロからなる
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の自動原稿搬送
    装置。
  5. 【請求項5】前記駆動コロは、スイッチバック経路上で
    従動コロの下方に設けられたことを特徴とする請求項4
    に記載の自動原稿搬送装置。
  6. 【請求項6】前記両面原稿の搬送方向長さが所定値以上
    長い場合には、スイッチバック部材に先行原稿がニップ
    された状態で次原稿をスイッチバック経路内に搬送し、
    スイッチバック部材を接離制御することを特徴とする請
    求項2〜5のいずれかに記載の自動原稿搬送装置。
  7. 【請求項7】読取位置で停止して原稿を読取可能な画像
    読取手段を有する画像形成装置の上部に装着され、第1
    面読取り、第2面読取り、及び頁順揃えのために両面原
    稿が読取位置を3回通過するように搬送するシートスル
    ータイプの自動原稿搬送装置であって、 複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台と、 原稿載置台から原稿を1枚ずつ分離し、分離後の原稿を
    反転させて読取位置へ搬送する分離・搬送手段と、 前記分離・搬送手段を駆動制御する制御手段と、 を備え、先行原稿の1、2回目の読取位置通過タイミン
    グと次原稿の分離給紙タイミングとが異なるように設定
    することで、読取り動作中は分離給紙動作を行わないよ
    うにしたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
  8. 【請求項8】前記第1面読取り、第2面読取り後の原稿
    を排出するための原稿排紙台と、 読取位置を通過して読取りが終了した原稿を第2搬送経
    路に沿って搬送する搬送手段と、 第2搬送経路の搬送方向下流側に設けられ、第2搬送経
    路と原稿排紙台を連通する第1切換位置、第2搬送経路
    の搬送方向下流で、かつ原稿載置台の下方に設けられた
    スイッチバック経路と第2搬送経路を連通する第2切換
    位置、及び第2搬送経路の上方にあってスイッチバック
    経路と第1搬送経路の所定箇所を連通する反転経路とス
    イッチバック経路を連通する第3切換位置、に切換可能
    な切換手段と、 スイッチバック経路内に設けられ、正逆回転して原稿を
    搬送可能な一対のスイッチバック部材と、 前記搬送手段、切換手段及びスイッチバック部材を駆動
    制御する制御手段と、を備え、 先行原稿の第1面読取り後、第2面読取りのために先行
    原稿を反転する際、次原稿を分離し、該次原稿を反転経
    路と第1搬送経路の合流点より搬送方向上流で待機させ
    ることを特徴とする請求項7に記載の自動原稿搬送装
    置。
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