こんな感じで、お勧めの漫画紹介してください。

こうの史代の作品はいかがでしょうか。 大笑いする作風ではありませんが、深い叙情のある作品が多いです。 有名なのは『夕凪の街・桜の国』『この世界の片隅に』といった戦争と広島をめぐる作品（でも反戦漫画とは少し違います）。いずれも映画やドラマになっていますね。 他に、近作では古事記の記述をそのまま漫画にして、ボールペンのみで作画した『ぼおるぺん古事記』。 少し古くなりますが、ワケありの若夫婦を軽妙に、時にしっとりと描いた『長い道』や、男やもめの日々を描いた『さんさん録』辺りもお勧めです。 いずれも単行本1～3冊くらいで完結していますし、『この世界の～』以外は文庫化されています。 ご参考になれば幸いです。

「へうげもの」はどうでしょう。シリアスな＋ギャグで 一風変わった戦国漫画です。 質問者様に何かオタク的な趣味があれば、主人公の考え方や行動が 楽しめるかもと思います。 「シャーロッキアン」 基本一話完結で、毎回実際に存在するシャーロックホームズの 小説内の謎（主に作者の間違い）を ホームズファンの主人公たちがつじつまが合うように裏設定を考え出し、 それが人を幸せにしたりする漫画。何だか良くわからないかもしれませんが 実際にそんな漫画です。（汗） 「帝一の國」 主人公がエリート学園の生徒会長（ゆくゆくは総理大臣などになれる）になるために、 策略を駆使してのし上がっていく物語なんですが、 野望に燃える主人公やライバルたちの 真剣なんだけど馬鹿馬鹿し権力闘争が面白いです。

私も20世紀少年よりも浦沢さんなら 「MASTERキートン」がお勧めです。歴史も結構絡んできますし 巻数は多いのですが、ほとんどが一話完結型なので 読み進めやすいと思います。 時代物なら 山岸涼子さんの「日出処の天子」とかどうでしょうか。 同じ作者の「アラベスク」も名作だと思います。 寄生獣だと似た感じで「ARMS」という漫画もどうでしょうか。 手塚治虫の「どろろ」や「トリトン」も合いそうな気がします。