無料の学校・教室

学校、教室でなければならないのでしょうか？　人と触れる機会が欲しいのであれば、人が集う場所でなければならないでしょうが、勉強したいだけなら、図書館でも興味をひくものは随分揃っています。私は専門職で、月に２～３冊の書籍は購入しますが、図書館にあるものは図書館で済ませています。１冊読めば関連図書を読みたくなり、読書欲にはキリがないのだと思い知らされます。

オーストラリアにもありますが、あなたが住んでいるのはオーストラリアでもヨーロッパでもなく日本ですから、制度がまったく違います。義務教育が12年で無償というような国々（中には国立大学なら無償という国さえある）と、義務教育は9年という日本が同じだと思い込むのは大間違いです。 日本の場合、義務教育が中学校までなので、事情があって名目では卒業しているものの、実際には通えていない、というような人は無料で「夜間中学校」で学ぶ事ができます。それ以外には、法的に「学校」と認められた無料のところはありません。 「不労所得でそれなりに生活していますが」 「生活保護なので、お金がない」 こういう生活ぶりの方にぴったりの制度はありません。なのでどうしても「何かしないと気が済まない」のであれば、ラジオやテレビで放送されている教育番組を見るなり、図書館で本を借りて勉強するなり、NPOを探したりすることです。 「なおハローワークの職業訓練は拒否されました」 公共職業訓練は、失業保険を受給している求職者を対象とする職業訓練ですからニートは対象外です。求職者支援訓練は、ハローワークに求職の申し込みをしていて、真に求職の意志と能力がある人が対象です。障害者であっても該当して訓練を受けている人は沢山いますよ。

定時制高校や通信制高校は授業料が掛かりますが、生活保護家庭には「援助」が出ます それで相殺できるかもしれません 年齢制限とか学歴にもよってくると思うので、ご自身の地域の情報を調べてみてください ※本来は子供達の高校進学のための制度なので、ダメだったとしても不満には思わないでくださいね。