Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!神社でお詣りするのが好きな男、さすライダーです。

これって恐らく日本人のDNAだと思いますが、なぜか神社でお詣りすると心が落ち着くんですよね。

特に新年一発目の初詣は特別な意味合いがあるので、ライダーならぜひ「バイク神社とオートバイ神社」に行ってみませんか?

ということで、最近よく耳にする「バイク神社、オートバイ神社」とは一体どんな場所なのかを解説します。

https://news.webike.net/touring/231159/

安全祈願、愛車のお祓い、お守りの購入

ライダーがバイク神社やオートバイ神社に行ってやることは主に3つ「安全祈願、愛車のお祓い、お守りの購入」です。

安全祈願は普通の神社のようにお祈りをしたり、願いを絵馬や紙に書いたりすることで、基本的にはいつでも自由に参拝できます。

神社によってはライダーなら思わずニヤリとしてしまう演出があるので、純粋に祈願をしに行くだけでも十分楽しめます!

これは北海道のバイク神社「川上神社」です

ライダーならニヤリとする演出(浦幌神社)

 

愛車のお祓いは主にバイク神社で行っており、受付と料金の支払いが必要ですが、宮司さんが専用スペースでしっかりと祈願してくれます。

ちなみに人気のあるバイク神社の週末のお祓いは混雑するので、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

そして、バイク神社やオートバイ神社でお詣りやお祓いを済ませたら、記念にバイク用のお守りを買っていきましょう!

ライダー向けにバイクのイラストが描かれたお守りや、場所によってはキーホルダーなどのグッズも販売しているので、思わず散財してしまうかもしれませんが・・・

川上神社のお守り、キーホルダー、ステッカー

 

バイク神社やオートバイ神社には、バイクのイラストが描かれた旗が立っていたり、バイクのオブジェが飾ってあったり、今まで訪れたライダーのサインや写真が飾ってあったり、場所によってはライダーズカフェが併設されているケースもあります。

中には境内にバイクを乗り入れできる神社もあるので、その場合は愛車を入れての記念撮影が可能です。

このようにバイク神社やオートバイ神社は、ライダーの初詣スポットとしてもちろん、新年一発目のツーリングスポットとしても優秀な場所です!

バイク神社とオートバイ神社って同じもの?

さてこのバイクに関連する神社ですが、バイク神社、オートバイ神社と2つの呼び方に分けられているようです。

そこで、あくまで一例として、ライダーが多く訪れるバイク神社、それから主にオートバイ神社という呼び方を使っている「AMAC:一般社団法人 日本二輪車文化協会」のケースを紹介します。

バイク神社

埼玉県にある「小鹿神社」には、日本武尊(ヤマトタケル)を導いたとされる「神鹿」の伝説があり、その神鹿の角をバイクのハンドルに見立て、ライダーの交通安全を願う「バイク神社」としてアピールを始めたと言われています。

実は小鹿神社がある小鹿野町は、町おこしの一環としてライダーの誘致に力を入れており、その実行委員会の「ウエルカムライダーズ」が中心となってバイク神社としてのPRや運営を行なっているようです。

公式HP:小鹿神社

小鹿神社は町おこしの一環としてのバイク神社

ライダー向けの交通安全祈願やお守りがある

 

バイク神社として最も有名な場所は、栃木県の安住神社」で、2008年に交通安全を司る「中筒男尊」をご祭神とする末社(小さな神社=バイク神社)を設置したのが始まりと言われています。

その後、バイク好きな神主さんが、当時はまだ定着していなかった「バイク神社」という呼び名を使ってライダーにアピールしたところ、徐々にバイク乗った参拝者が来るようになり、あの人気バイク漫画「ばくおん!!」にも安住神社が登場したことから、今ではライダーミーティングが開催されるほどの人気です!

つまり安住神社は、自らバイクというコンテンツを取り入れ、それをアピールして発展したバイク神社なのかもしれません。

ちなみに安住神社はなんと「バイク神社」で商標登録もしています!

公式HP:安住神社

バイク神社として最も有名な「安住神社」

 

先に登場した北海道の「川上神社」の場合は「Kawakami」と書かれた某バイクメーカーのタンクが祀ってある・・・というもはや駄洒落のような成り立ち?ではありますが、

このように「もともとある神社に、何らかのバイク的要素をプラスした結果、自然とライダーが集まるようになった神社」がバイク神社には多いようです。

公式HP:川上神社

か、Kawakami!?

オートバイ神社

オートバイ神社とは「AMAC:一般社団法人 日本二輪車文化協会」が提唱する「ツーリングライダーのランドマーク」としての呼び方のようです。

バイクによる地域活性化を目指した「ツーリングスポット」としての意味合いが強い場所で、例えば観光地の一角にあったり、ライダーズカフェの敷地内にあるケースもあります。

2014年10月7日に島根県浜田市に設置された「金城オートバイ神社」を皮切りに、現在は全国19ヶ所(2022年12月現在)にまで広がっています。

ちなみに最終的には、各都道府県に1ヶ所以上のオートバイ神社を設置することがAMACの目標のようです。

公式HP:AMAC 一般社団法人 日本二輪車文化協会

出典:AMAC 一般社団法人 日本二輪車文化協会

新年一発目のツーリングはバイク神社とオートバイ神社で!

バイク神社やオートバイ神社は、例えばライダーが大好きな絶景スポットやご当地グルメと並ぶ「ツーリング中の新しい立ち寄りスポット」です!

純正に安全祈願をしに行くのも良いですし、バイク用のお守りを買いに行くのも良いですし、記念撮影スポットや待ち合わせスポットとしても活用できます。

毎年、新年一発目のツーリングの行き先は迷うところですが、次回はぜひバイク神社とオートバイ神社に行ってみませんか?

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