ホンダから、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」のブース出展内容が発表された。この中に、ライダー注目の新型情報があったのでお伝えしたい。その名は「SC e: Concept(エスシー イー コンセプト)」。以前から予定されていた「原付2種クラスの新型EV」である可能性が高いのだ! 詳細情報はモビリティショーにて世界初公開される。
ホンダモバイルパワーパックe:を2基搭載する「SC e: Concept(エスシー イー コンセプト)」
ホンダは既に今年6月より、脱着可能なバッテリー「ホンダモバイルパワーパックe:」を搭載したフルEVモデルを発売中。8月には一般ユーザー向けスクーター「EM1e:」も登場し、現在は4車種、全7タイプがラインナップされている。
今回新発表されるコンセプトモデル「SC e: Concept」もこのラインナップを踏襲してホンダモバイルパワーパックe:を搭載。搭載個数は2個で、これは「BENLY e:」「GYRO CANOPY e:」と同様だ。出力、スペックは現在未発表となるが、公開されたイラストは「リード125」に似たシルエットのスタンダードなスクータータイプ。従来のパワーパック2個搭載モデルはあくまでビジネスユースがメインだったところ、「SC e: Concept」は一般ユーザー向けとして登場する可能性が高い。
また、ホンダは過去の事業説明会において、個人向けの新型コミューターEVを2024~2025年までに2機種発売すると予告。この時はシルエットのみが公開されていた。このシルエットが今回の「SC e: Concept」を指すものと思われる。とすれば、現状はコンセプトモデルであっても、一般発売が近いのは間違いない。そして現在のラインナップに一般向け原付2種クラスのEVがないことを考えると、「SC e: Concept」が原付2種として登場する期待も大きい。
詳細な情報は2023年10月28日(土)~11月5日(日)に開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」会場にてワールドプレミア。当日はこのほかにも「SUSTAINA-C Concept(サステナ・シー コンセプト)/Pocket Concept(ポケット コンセプト)」といった新型EVコンセプトや、人工知能搭載の四輪モビリティなど、幅広い新技術活用のモデルが公開予定となっている。注目必至だ!
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原付は速度のわりに騒音が酷い。構造上どうしようもないかもしれませんが年々静かになる車に比べて酷い。esp+は静かと言われても回すとそれなりにうるさい。静かに走らせるには繊細なスロットルコントロールが要求されるも、学生と主婦はそんなものおかまいなしで狭い道でもグイッと捻る。趣味として中型大型のエンジンはアリだと思いますが、足となる原付は全部電動のみにすればいいのではと思う。