Posted by 山崎富美 Developer Relations Team

[「ハングアウト」とは、最大10人が参加できるビデオチャット機能で、昨日、ハングアウトを一般公開でライブ配信できるオプション「ハングアウト オンエア 」機能がすべての方にお使い頂けるようになりました。それに先立ち、先日開発者の皆さん向けの Hangouts API が正式版としてリリースされています。本記事は、Google+ ハングアウトの Product Manager である Amit Fulay が The Google+ Developers Blog で書いた"Moving the Google+ Hangouts API Out of Preview"を元に翻訳・再構成しました。-山崎]

人がつながる最も重要な方法の一つは人と人が対面することです。Google+ ハングアウトがなぜ面白いのか、そして、Google がなぜ数カ月も前に Hangouts API のプレビューを開始したかの理由がここにあります。先日、この API がプレビュー版から正式版となり、皆さんが作るハングアウトアプリを Google+ コミュニティ全体に公開し、共有することが可能となりました。

ハングアウトアプリは、一般的なウェブアプリであり、ハングアウトの UI 内の大きなウィンドウで動作します。ユーザーにリアルタイムな対話性を与えるために、共有された API を利用することに加えて、以下のような機能も利用できます。

  • 最大 10 人までのグループビデオチャットを行う
  • ハングアウトのマイク、カメラ、スピーカーや音量をコントロールする
  • 音響効果を加えたり、画面にイメージを重ね合わせる
  • ビデオフィード、チャットウィンドウ、通知といった UI 要素をセットする

始めるのは簡単です。ドキュメントを読んで、アプリを作って公開し、ユーザーにお知らせください。お知らせの方法は 2つあります。Google+ 上でそのリンクをポストすること、そしてウェブサイトに「ハングアウトボタン」を追加することのいずれかです。どちらにしても、クリックするだけで、あなたのアプリが動いているハングアウトを始めることができます。なお、動かしたアプリは「最近」という名前のタブに追加されます。

また、Google+ ハングアウトページには、新たに「アプリ」というエリアを設けました(画面左上の「アプリ」をクリックします)。ここには以下のアプリが既に提供されています。

なお、この オンラインドローイングツール「+Cacoo」は、日本発のサービスです。

これをきっかけに、ぜひ新しいアプリを考えてみてください。