連日続く危険な暑さ。その影響は仕事場にも。 先月、仕事場で熱中症で死亡したり休業を余儀なくされたりした人は全国で188人にのぼり、7月としてはこの5年間で最も多くなったことが厚生労働省のまとめでわかりました。 これ以上の被害を食い止めるため、各業界では対応を迫られています。 未明から農作業 その訳は? 全国有数のオクラの産地、鹿児島県指宿市です。 日の出前の午前3時ごろ、周辺が暗い中、収穫を行う1人の男性、西中川祥並さん(36)です。高齢の両親とともにオクラを生産しています。 日中の時間帯を避けて日の出前から作業を始める西中川さん、理由は熱中症を防ぐためです。 オクラの収穫の最盛期は7月から8月にかけてで、西中川さんも5年ほど前までは朝6時ごろから収穫作業をしていましたが、暑さが厳しさを増す中、身の危険を感じるようになったといいます。 そこで、近隣農家からのアドバイスを受けたことをきっかけ