目標 ・ワインづくりの始まりから現代まで、ワインの歴史の概略的知識を身につける。 ・特に近代以降のワインの歴史について、社会や経済のうごきのなかでのワインの発展についての理解を深める。 ・歴史における人間と自然の相互作用の観点から、現代におけるワイン文化のありかたについて理解を深める。 講義概要 このコースでは、グローバルな観点からのワインの世界史をテーマとして講義を行います。ワイン生産の起源と進化、ワイン製造技術、ブドウ品種、そして世界の様々な地域におけるワインを例にとりつつ、歴史を通じてワインが与えた社会的、文化的、経済的影響について学びます。歴史的背景を知ることでワインの楽しみや味わいの理解は深まります。受講にあたって、ワインについての技術的知識やワインのスタイルについての体系的知識などの予備知識は一切問いません。ふだんからワインをお飲みになる方から、たまにワインを飲まれる方まで幅広
私が古代コーカサス人を目指すようになるまで「職場からそれなりに近い」というだけの理由で住んでいた六本木の街は、暮らすには最悪の場所で、当時、私の住んでいたアパートは、古くて汚くて治安の悪い、スラムのような場所だった。 週末は特に最悪で、土曜日の朝には、朝日がきらきらと光る街道の植え込みに、ゲロにまみれた人間たちがゾンビのように倒れていた。 ◇ 職場の同僚たちは、どういうわけか六本木に完全適応していて、ある日、誘われて行った飲み会では、テキーラが300杯も出てきて、明け方には、割れたグラスの破片でいっぱいの床に、酔いつぶれた人々が死体のように転がっていた。 「この前の会では、オーパスワンを60本並べて一気飲みしたんだ」 誰かが、誇らしそうにそう言った。 ◇ 文明がどれだけ発展しても、人間にとって最高の娯楽は酒とセックスで、お金があっても一気飲みする酒の種類が変わるだけ。それは、あまりにも夢が
ワインを愛し、米国・ナパやフランス・ボルドーなどの産地を訪れたことがある人なら、一度は「こんな美しい場所でいつかワインを造ってみたい」と思ったことがあるのではないだろうか。実際、米国では富を築いた人がワイナリーを買い、第二の人生をワインの造り手として過ごすという例がある。だが一方で、畑も施設も持たず、まったく経験がなくともワインが造れる仕組みが存在し、ここ10年ほどで需要を増してワイン産業の一
こんにちは、編集部 石川です。 毎月1回、当サイトのライターに専門分野や得意分野の話を聞いています。今回は、ワインエキスパートの資格を持つJUNERAYさん。 あらためて、お酒って何が面白いの?聞いてみました。 酒について知ることは電話帳を覚えるような作業 石川:ワインエキスパートってなんですか? JUNERAY:一般社団法人日本ソムリエ協会というものがありまして、そこが認定している資格に「ソムリエ」「ワインエキスパート」の2種類があるんです。どっちが上ということはないのですが、ソムリエのほうは受験資格に職業の指定があって。 石川:経験者採用みたいな? JUNERAY:そうです。それで私は受けられないんですよ。以前バーテンダーをやっていたんですけど、昼に花屋、夜にバーテンダーっていう生活だったので、月に何時間以上という条件を満たせなくて。 石川:JUNERAYさん基本的にワーカホリックです
突然ですが、皆さんはワインについてどんなイメージをお持ちですか? さまざまなイメージを持たれがちなワインですが、実際、奥が深過ぎてワインを解説する「ソムリエ」という職業が誕生したほど。 ちょっとだけハードルが高めのお酒ですし、ワインといったら厚めの肉とか、チーズとかに合わせるやつでしょ? と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、ワインのおつまみって、もっと手軽なもので大丈夫なんです。 実は駄菓子だって、ワインと合わせておいしく食べることができるんです! ワインそのものも、最近はお手頃な価格でおいしいものを、ネットショップなどで手軽に買えるようになりました。 ……自己紹介が遅れました。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの、JUNERAY(ジューンレイ)と申します。ワインボトルを持ち過ぎて、二の腕の巨大化が止まらないのがここ数年の悩みです。 ワインはもちろん、駄菓子も小さい頃から大好き
イナダシュンスケ @inadashunsuke エリックサウスとかの中の人/変態料理人/ナチュラルボーン食いしん坊/近著『現代調理道具論』(講談社)/質問soudanbako.com/user4589b5b342… (相談箱)mond.how/ja/inadashunsu… (mond) イナダシュンスケ @inadashunsuke 某城石井にて。 「君たちの商売は誠意というものが無いんじゃないか?」 という声が聞こえてきた。 すわモンスタークレーマーかとそちらを見ると、初老の男性。 若い男性スタッフを捕まえて曰く 「このワインには『2016年は当たり年』と買いてあるけどこの辺りはその年は霜の被害が酷かった筈だろ」。 イナダシュンスケ @inadashunsuke 「何? そんなことも知らずに物を売ってるの?」と、声を荒げるでもなく懇々と続ける。「これを見たワインを知らないお客さんは20
●企画内容:あなたの好きな南アフリカワインを教えてください。 ●応募方法:あなたの好きな南アフリカワインのボトル(ラベル)が分かる写真/動画を #ilovesawine_japan を付けてSNS(ツイッター、フェイスブック、インスタグラム)に 投稿して下さい。 ●企画趣旨:「コロナに負けるな!私達は元気だよ!南アフリカワインが大好きです!」 というメッセージを南アフリカの人達に伝えたい。 ●プレゼント/当選基準: 印象に残るような面白い、カッコいい、可愛い、料理と一緒に、など何でもOK、 そのような写真/動画、コメントの中から選びます。 当選者には、春なので下記のロゼワイン(4/13以降入荷)をプレゼントします。 ドルニエ・ココアヒル・ロゼ ●プレゼントの追加(4/24追記) ・ジュリアンスカール・ウォーカーベイ・シラー ・グレネリー・エステートリザーブ・シャルドネ ・ヴィラフォンテ・シ
岩田健太郎(いわた・けんたろう)/1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現島根大学)卒業。神戸大学医学研究科感染治療学分野教授、神戸大学医学部附属病院感染症内科診療科長。沖縄、米国、中国などでの勤務を経て現職。専門は感染症など。微生物から派生して発酵、さらにはワインへ、というのはただの言い訳なワイン・ラバー。日本ソムリエ協会認定シニア・ワインエキスパート。共著に『もやしもんと感染症屋の気になる菌辞典』などこの記事の写真をすべて見る ワイン造りには、原料となるブドウにも、発酵時に用いる微生物に対しても十分なケアが必要だ。ブドウも微生物も病気になる。病気には薬が必要だ。「農薬」も「薬」なのだから、無碍(むげ)に全否定するのは間違いだ。 とはいえ、やはり農薬は使いたくないよ、という意見もある。 (ボルドー液以外の)農薬、つまり化学肥料、除草剤、殺虫剤などを一切使用しない農法を「有機農法」という
今日はワインの話をします。それも、シャルドネの話です。 シャルドネは、世界でいちばん有名な白ワイン用のブドウ品種で、お手頃価格から高級品まで、ものすごい数のワインがつくられています。 缶チューハイやノンアルコール飲料にも「シャルドネ味」があるぐらいですから、ワインをあまり飲まない人でも名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。 ところがこのシャルドネ、作られている地域によって味やフレーバーがてんでバラバラのため、ワイン初心者泣かせだったりします。 世界でいちばん有名で、そこらじゅうのワインショップで幅をきかせているくせに、期待どおりの味やフレーバーのものを掴み損ねやすいのです。 この文章では、「期待どおりの味やフレーバーのシャルドネを選ぶためのコツ」を紹介します。ワインの価格は1000円~3000円くらいを想定していますので、そのつもりでお読みください。 シャルドネは、揺れ幅の大き
仏北東部クリュジーユに所有するワインセラーで、自らのワインコミック本を手に撮影に応じるエマニュエル・ギヨ氏(2018年3月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPE DESMAZES 【8月4日 AFP】フランス人がワインを愛していることは誰でも知っている。そしてフランスは、日本に次ぐ世界第2位の漫画大国でもある。今、この二つの情熱を掛け合わせた新たな文芸が、フランスでブームを巻き起こしている。 それは、ワインが主役の大人向けコミックだ。10年あまり前にはまったく耳にすることのなかったジャンルだが、いまや書店の棚をにぎわし、南仏ボルドー(Bordeaux)周辺のワイン農園で関連イベントが開かれるほどだ。 「BD & Vin(漫画とワイン)」と呼ばれる新ジャンルの火付け役は、ワイン醸造家のロマン・スー(Romain Sou)氏。有名なシャトー・マルゴー(Chateau Ma
流行りの「酢コショウ」以外にもおいしい餃子のタレがある 餃子といえば、酢醤油、そしてビール。 ただ最近は、 「塩コショウで食べると世界が変わる」 「味噌ダレで餃子を食べると日本酒に合う」 など、オリジナルのアレンジ餃子を追及している餃子マニアも少なくない。 とはいえ、未だ“究極のアレンジ餃子”にはたどり着けていないようだ。 しかしそんなマニアをしり目に、常識を覆すアレンジ餃子を出す餃子専門店が東京・三軒茶屋に現れた! それが、「GYOZA SHACK」だ。 ▲山小屋をイメージした店内は、餃子屋さんとは思えないイマドキな内装 「ビールと餃子」という定番を打ち砕くべく、ソムリエの資格を持つオーナーが“ワインと餃子のマリアージュ”をもとに考案したそうで、一見すると餃子とは思えないようなオリジナルメニューがずらりと並ぶ。 ▲餃子にはニラやニンニク、化学調味料は一切使用していない ワインはもちろん、
はじめに:ワイン選びはめんどう 赤ワイン 【BEST BUY】ウマニ ロンキ ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ(¥1,000台) 入門用:コノスル ヴァラエタル(¥1,000以下) ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン(¥2,000前後) ダーレンベルグ ダリーズ・オリジナル・シラーズ・グルナッシュ(¥2,000前後) ドメーヌ・ショオ Simply remember my favorite things(¥2,800) 白ワイン 【BEST BUY】レ・コンテッセ ヴェルドゥツオ フリザンテ NV(¥1,000台) 入門用:コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル(¥1,000以下) シャトーメルシャン 甲州きいろ香(¥2,000台) ドメーヌ・ジュリアン・メイエー メール・エ・コキヤージュ(¥2,000台) 蒼龍 勝沼の甲州 樽熟成(¥1,000台) 泡(スパークリングワ
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