日本時間10月29日深夜の報道では、ガザの死者数が8005人となった(ロイター)。イスラエル軍は戦車など数百台をガザ地区に侵入させ、北部に進駐したまま攻撃を続けていて、事実上、地上侵攻が始まっている。どこまで犠牲者が増えるか想像もできない。ミサイルや白リン弾等の空爆だけで7000人を殺害した。その半分が子どもである。2014年の地上侵攻の死者数が2143人だったが、空爆だけでその3倍以上を殺し、地上の建物を破壊した。過去のイスラエルのガザ攻撃の絵と比較して、今回はミサイル爆撃の破壊力の度合と態様が違う。音が違う。昔はドーンという爆弾らしい轟音だったが、今回はシャッという鋭い金属音に変わっている。破壊力と殺傷力が大きくなった印象だ。建物の残骸が四方に飛び散らず、黒煙と共に高速で真上に上がる。(写真は ABC News) 明らかに爆弾の性能が向上している。ガザを攻撃破壊するイスラエル軍の武器火